2013-03-24(Sun)

プリティーリズム ディアマイフューチャー #50 未来の私がいっちばーん!

未来の事を考えると笑顔になれる。

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グレイトフルシンフォニア、グランドフィナーレです。

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「お前がいっちばーん!になるために蹴落としてきた仲間たちだ」

さてOP映像どおりの絶望に包まれた女神のステージを眺めて高笑いの欽太郎は呆然と立ち尽くすみあの所へ歩み寄り、顎を取って速贄状態の蝶を我が物顔で見せ付ける。みんなの犠牲の上で自分はここにいる、タダでさえそんな罪悪感に駆られていたみあは欽太郎に返す言葉もありません。すると欽太郎は速贄から悲しみのエネルギーを吸い上げてヘイン&みあまでも枝に取り込み、磔状態の二人へご高説を続行。自身のグレイトフルシンフォニアへの思い、そして信念を追い続けた末に受けた嘲笑・冷視…この欽太郎の心理変化こそ悪役としてのアイデンティティであり、本ストーリーの核心部分と思っていたのですが、話を聞くにどうにも案外あっさりというか、これじゃチキンメンタル男のただの逆恨みじゃなイカ?

また速贄ドレスから「負けた悲しみ」が浮かび上がり二人を責めるという構図もイマイチ説得力が無かった。ピュリティの4人は滅私覚悟でヘインを押し上げ、前回のプリズミーも同様の心境でみあを宇宙へ押し出し、また状況は違えどMARsやせれのんKも「負けた悲しみ」など内包しているはずがなく、つまりこの一連はシンフォニアドレスの怨念(かつてあいらが取り込まれたのと同様?)ってだけなので欽太郎の言葉に力が無い。千葉さんの演技力だけはメーター振り切っていたけど。

「うるさい!」

すると欽太郎の演説を伏せ顔で聞いていたみあが突然再起動。先ほどまで絶望MAXだったのにいきなりどうした? 薬が回ってきた? と思うくらい突然のスイッチオンに唖然とするしかない私。そして「綺麗事をほざくな!」の一喝に対し絡まる枝をぶち折りながら――

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「私たちはプリズムスターだ!」
「みんなが進む道は明るいって、未来は美しく輝いてるって、私たちが言わなきゃ誰が言うんだ!」

これまでの落ち込みや理屈など軽々とガッ飛ばすみあのパワーおそるべし!…なのだけれどこの脈絡の無さには唖然呆然、言わんとする事は判るのですがちょっといきなりすぎなんじゃ? 思わず「?」と欽太郎と同じ表情になってしまいましたよ(笑。というアサッテなやり取り全てが全世界の空に配信されているってのもシュールすぎる。

「私がみんなを未来へ連れて行く」

見事復活し瞳に☆を輝かせるみあ&ヘインにたじろいだ欽太郎は悲しみの感情を操って「明日への扉」を閉ざしにかかり、するとみあはヘインの手を取り…全てを背負ってみんなを導く事とヘインをいきなりぶん回して扉へ放り投げる事(一番を譲る事)の繋がりがよく判らない。現にこの後「一番なんでしょ?」の声に自ら扉を突き破ってカチ込んで行く訳で、中の人の熱演と絵面のトンデモさに心打たれながら「みあにとっての一番」が何なのか混乱するシーンでした。

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Bパート冒頭は扉の中で戸惑うヘインから。有無を言わせず扉に放り込まれて獲得したトップの座、しかしそこは周りに誰もいない孤独な場所でした。真っ白な背景に七色トレスの線画で描かれた演出は立場への戸惑いと絶対的な孤独が伝わってきて、またいかにも最終段階っぽい。手のひらの温もりからみあの思いを蘇らせたヘインは扉の向こう側に残ったみあを気にし――

「私が一緒にいてあげる」

一方扉の外側ではみあ&欽太郎がスポットを浴びて寸劇中でした。狼狽する欽太郎の手を取りいきなり聖母のみあは誰コレ?レベル。というかこの時のスポットライトがいかにも「演劇」を演出しているためステージでのやり取り全てお芝居に見えて、全てが嘘っぽく感じてしまう。結果どこまでが台本でどこまでが本音なのか判らないのでキャラの言動に感動するタイミングも掴めません。

「何してんの!? みあがいっちばーんでしょ!」

孤独を叫ぶ欽太郎に呼応するように扉内のヘインもみあの名を叫び、するとその声に振り返ったみあへ世界中(デブ先生やらオタクマネやら懐かしい顔ぶれ!)からファンコールが集まり、みあを包み込んだ無数のファンコールはやがて光を放ち…「太陽」のタロットカードに驚愕の月影先生はいつも通りのノリでここ一番の賑やかし、一方欽太郎はこの事態に取り乱してファンコールを遮り――

「何なんだこれは!?」

こう言ってはアレだけれど、この展開には私も同じ言葉が浮かんでしまいました。

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「みあ…みあさん…私たちだって!」
「もうヘインをひとりぼっちにはさせられないのです!」

無数のファンコールは絶望の淵に落ちた速贄たちにも降り注ぎ、やがて覚醒したみなさんは羽根に突き刺さっていた枝を砕いて空へ! 次々と崩れていく絶望の世界に絶望する欽太郎(ややこしい)、そしてみなさん揃ってステージのみあを囲んで「行っけー!」と送り出してドッカーン! ついさっき欽太郎に「一緒にいてあげる」って言ってたのに(笑

「みあがいっちばーん!」

フューチャースターの勢いマンマに未来の扉をぶち破って線画のヘインと再会、と同時に世界に色が着きオーロラが輝く演出はベタながら綺麗でした。そのオーロラから降ってきた「永遠なるシンフォニアティアラ」は二つに増殖し各々の頭に輝く。つまりセンター二人というオチは予想の範囲内ではありましたが…イマイチすっきりしないけれどこうするのが一番当たり障りがないのかも。ううむ。今回のヘインにセンターを張る要素・気概が全く見えず、一方みあは自分の思いで扉をぶち破り未来を手にした訳で、この一連の後で二人共センターと言われても何か微妙な。3rdOPでチラリと見せた「みあvsヘイン」の熱い最終決戦をそれなりに期待していた私は少々拍子抜けでもあります。

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「クライマックス!」

ともあれ二人センターに大歓喜の社長、その傍らの純さんは相変わらず超テンションであります。いい顔してるなあ(笑。プリズミー、ピュリティ、MARs、せれのんKの全員で天高く舞いながら描く世界樹(?)は4thOPのラストカットそのもので…これは「未来へ伸びる木」の体現かと思いきや「私たちは一人で立ってる訳じゃない」と友情・絆の象徴となり、さらに「根っこだって枝の先っちょだってみんな一番」と平等意識を打ち出していました。まあこれはBGMとして流れている「Life is Just a Miracle ~生きてるって素晴らしい~」」の歌詞とシンクロしているのでしょう。それはそうと一緒に枝に吊されていたってのにやっぱりこの見せ場からグランドフィナーレまでラブミックスの出番は無し。男はつらいよ。

「未来よ、花開け!」

輝く世界樹から飛び出した二人の一声で四方八方へ散ったみなさんは世界中に花=輝く未来を運び、花に囲まれた子供たちは笑顔で未来の夢を語り、開かれた未来に思いを馳せる。しかしその中で一人だけ未来を否定する人がいました。

「やめろ! 未来など何も見たくない!」

頭を抱えて絶叫する欽太郎の前へ現れた若き日のケイ&ミョンジャ。手を繋ぎ楽しそうに微笑みかける二人に欽太郎は心奪われ、しかし手を伸ばすと空しく消え散ってしまいました。最初目指していた(欽太郎が思い浮かべた理想)はずの二人の笑顔、それを見る観客の笑顔を自ら葬ってしまった事への深い慚愧が欽太郎を襲います。

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すると現れたケイ&ミョンジャ。先ほど仲良く微笑んでいた二人の未来の姿が今ここにリアルで! 厳しい現実にさらに愕然の欽太郎!(違。ともあれケイが指し示した先にはプリズムスターたちの笑顔が溢れていました。

「あの笑顔はアクトが見せた幻では無いのよ」

月影先生がやっと実のある事を言った! そして一気に改心する欽太郎。まあいろいろ思う所はありますが、数々の試練を乗り越え大舞台を演じきったプリズムスターたちの輝ける笑顔だからこそ、絶望に囚われていた欽太郎の心を浄化できたと綺麗に解釈しときましょうか。そして憑き物が落ちて力なく崩れる欽太郎を支える今日子さん、涙を流しながら「すまない…」と嗚咽のラストは千葉さんの情感こもった芝居に少々目頭が熱く(ちょろい

欽太郎ストーリーについてはパッチワークでいろいろ風呂敷を広げてみたものの縫い目がほつれて収拾つかず、最終的には丸めてクシャポイゴメンナサイみたいな印象を拭えませんが、極悪人が最終ターンで善人に一変するのはドラマのお約束ですし、至る本編含めて粗がグロス単位の超次元展開とはいえこれはこれで大団円、というかこう纏めるしか無さそう。

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後はプリティートップのみなさんのトゥザフューチャー! かなめは実の両親と再会? 良かったなあ。ホント良かった。りずむ夫妻には二世が誕生した様子? この子もまた修羅の道を…。練習着の子たちに囲まれているみおんはプリティートップの教官にでもなったのかな。後ろの男は誰? ついにデザイナーとなったあいらにはショウさんが寄り添い、そしてプリズミー&ピュリティの未来予想図はプリズムワールドカップの決勝戦。

「プリズムショーを続けていれば私たちだって繋がっていられるね」

未来の自分を輝かせるために今を頑張ろう。今の自分から未来の自分へのエール、プリズムアクト「ディアマイフューチャー」を全員(除:男子)で飛んでフィナーレ、そしてみんなで一列に並んでグランドフィナーレへ。

一年間引っ張り続け、この最終段階で満を持して開演された「最高のプリズムショー」がこれ? と正直戸惑いを隠せない私。結局プリズムアクトの何たるか?もよく判らず、グレイトフルシンフォニアの崇高さもイマイチ実感できないまま、言ってしまえばDMF一年のまとめ寸劇を「演じていた」ステージ。その悪役である欽太郎は阿世知一族を絡めた壮大なドラマがあるかと思いきや蓋を開けたらそうでもなく、最終的には単なる舞台装置になってしまった感じ。思えばADは大人のドラマを本筋に見事に絡め、ラスト数話はカタルシスの固まりだったなあ。奇跡的な出来だったADと比べてどうこうはあまり言いたくないのだけれど、事実上の続編であるDMFももう少し頑張ってほしかった。

次回最終回は全て丸く収まったエピローグでしょうか。次作のプリティーリズム レインボーライブは世界観から完全一新らしいのでシリーズが続くとはいえ現キャラを見られるのは次が最後です。何だかんだ一年間(ADキャラは丸二年)見守ってきた子たちなのでお別れは少々寂しい。

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なのに公式サイトでは既にオワコン扱い。まだ終わってねーし!

     

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みあ 怒りの体力全回復!?

(みあ)うるさい…

(唖世知欽太郎)?

(みあ)うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさ~い!!(怒りの体力全回復)

絶望を押さえ付けた!?

(コンボ発動!!)

(ダッシュ!!→側転→ジャンプ!!)

(みあ)どっかーん!きらめき!!フューチャースター!!(パンチ)

おりゃぁぁぁ!!(強烈なキック)

(チェギョンロボ)(プリズムオーロラ返し!!)

(パンチ→キック→斬撃!!)

(コンボが決まった!!)

(唖世知欽太郎)(9999のダメージ!!)ぎゃぁぁぁぁぁ!!(大爆発四散!!)

完璧プリズムスターのターンでしたね
唖世知欽太郎ここに己の敗北を宣言そして(ワッパーを取り出す)シンフォニア財団に警察の立ち入り捜査のメスが入った
従って唖世知欽太郎 貴様を独占禁止法違反容疑で逮捕する!!(ワッパーをうつ)

No title

物語の最後の展開である今回を、みあの言動に委ねたのは、悪くなかったと思います。見てて爽快さもあったし。欽太郎に対してあそこまで向き合い、ガツンと言ってやり、孤独を理解してやったのが、ほとんど面識の無いみあだけだったというのはどういうことなのだろう。大人は何をやってたんだw強さと温かさを兼ね備え、あまねく人をその光に照らす・・・太陽というカードも合ってた気がします。みあの中での「一番」の意味が定まったくだりもよかったです。ヘインを一番へとブン投げる自分の方が、一番カッコイイと思ってるのでしょうw
しかし、DMF全体から見ると、今回の話で、結局このアニメはみあの物語になってしまったという感が否めません。グレイトフルシンフォニアにしてもそうですが、プリズミー・ピュリティー・1期キャラと数多く揃えて、やってることは一見大きく見えるけど、実質は何か小さくまとまっちゃったみたいな感じがします。根本的には、プリズミー・ピュリティーという実写リンクのユニットがまずありきでアニメが最初から始まったという構造的な問題があるんだと思います。
あと、最後に使われた曲が「life is just a Miracle」というのも当然かなあと。DMFを象徴しうる曲は、やっぱりこれしかないでしょう。
DMFの反省を踏まえ、キャラ個人重視・声優曲重視という方針は、多分、3期で生かされてくるんじゃないかと期待・予想しています。個人的に、3期への期待は何かもう本当に大きいですw

プリズムアクトについて

はじめまして、いつもDMFのレビューを見させてもらってました。
今回が事実上の最終回という事で、以前からレビューにてよく言われていた
『プリズムアクトの何たるか?』と、その極地たるグレイトフルシンフォニアについて
自分なりに考えてみましたので、よかったら読んでやってください。


まず、『プリズムアクトとは何か』を定義するのは『プリズムジャンプとは何か』を
定義するようなもので、かなり難解だと思います。ですが大きく分類すると、
(分類が難しいアクトもかなり有りますが)以下の3種類に分けられるのではないでしょうか。
プリズムジャンプも例に出して分類、考察してみました。


①洗練された美しさを表現するアクト
・・・難度が高く、美しさで見る者に感動を与える。見ている者への直接的なメッセージ性は無い場合も有り。

たぶんこれがアクトの中では一番少数派な気がします(理由は後述)。
ピュリティのナイトフラワーフィーバーくらいしかぱっと思い浮かびません。

逆にプリズムジャンプは、フレッシュフルーツバスケットやスターダストシャワー等の
代表的なジャンプを筆頭に、多くのジャンプがここに当て嵌まると思います。
この美しさを最高まで極めたのがオーロラライジングではないかとも感じますし。


②自己の内面・気持ちを表現するアクト
・・・自分の想いを表現。それが結果として見ている者へのメッセージとなる場合も。

この②はアクト、ジャンプ共にかなりの物が当て嵌まると思います。

プリズミーの、これから未来へと飛び出す溢れる想いを表現したミラクルアイドル Wake Up!や、
まだ見ぬ世界へ到達する事への憧れ・渇望を表現するロードトゥandスカイハイシンフォニア、
みあの情熱のシンフォニアがこれに該当します。(星空のシンフォニアは微妙に①かも)

プリズムジャンプで言うと、きらめきフューチャースターやシャイニングラブキューピット、
無限ハグエターナル、アンリミテッドラブシャワー、ビューティフルワールド等など。
挙げればキリがないですね。


③見ている者へ自分のメッセージを伝えるためのアクト
・・・アクトを通して自分の考えを相手に伝えるための物。場合によっては見る者を巻き込む事も多々。

この③がアクトの真骨頂。みんなの夢を応援するコスモスのドリームフラワーレボリューションや、
不安になっているあやみを応援するせれのんKのスーパーヒロインタイム、
りずむとヒビキを応援するピアピアの大好きチュチュラブサンキュー等多数が当て嵌まります。
(というか、振り返るとシャッフルチームのアクトはだいたいこれですね)。

一方プリズムジャンプでは、オーロラライジングファイナル&ドリームを除くと、
あまり無いんじゃないかと思います。もちろん恋愛系のジャンプ等、例外もありますが。





上記の分類を踏まえると、プリズムジャンプは主として①を中心として>②>③という構成、
対してプリズムアクトは③を中心として②>①という構成になっています。

これはプリズムジャンプが、鍛錬により美しさを極めてそれを観客の前で表現する『競技』を出発点としているのに対し、
プリズムアクトは劇を通じて自らの想い、主張を観客に伝える『演劇』が出発点となっているからではないかと。
そのため、アクトには①に分類されるものが少ないのだと思います。


以上を考慮したうえで『グレイトフルシンフォニア』について振り返ってみると、グレイトフルシンフォニアは完全に③に当て嵌まります。
全世界を舞台にした壮大な劇であり、かつて欽太郎はそれを通じて自分の想いを観客に伝え、皆を笑顔にしたいと願っていた。

ケイの話によれば、『欽太郎は挫折を繰り返し最終楽章を何度も書き直した』ということでした。裏を返せば
第3楽章までは欽太郎が構成した物語の土台が守られているので、当初は金太郎も『止まった時』を動かすことで
輝く未来の素晴らしさを観客に伝えるようなアクト(劇)を考えていたのだと思います。

しかし理想を求めるあまり周りが見えなくなり、数々のスターを犠牲にしたばかりか自分の娘まで利用し、
やがて理想(未来)を求める事へ絶望し、美しい過去(思い出)へ逃げ込むような結末を望むようになってしまった。

みあが絶望した状態から急に怒りに転じたのは、この欽太郎の考えが許せなかったからだと思います。みあは1話から一貫して
常に理想(未来)への想いを強く持っており、どんな精神状態であってもそれを否定されることは我慢ならなかった。
それと同時に、自分の仲間達を傷つけた理由がそのような『かっこわるい』ものであったことも許せなかったのかと。

そして、ここでみあはずっと拘ってきた『自分が一番になる』ということよりも、自分がセンターになれなくとも
『未来を取り戻す』ことを優先した。これはいつも自分がいっちばーんだったみあの成長の表れだと思います。
そんな成長したみあを見たからこそ、ファン達はファンコールを送ったのでしょう。

そんな成長したみあに対し、扉の向こうで『待っていただけ』のヘインにも何故ティアラが輝いたのか。ここについて考えてみたのですが、
『頂点にたどり着いた状態で、まさに手の中にあるトップの地位よりも、そこに連れてきてくれた仲間たちに価値を見出せた』ことが
ヘインの成長ではないのかなと。

ヘインは常に一番を目指すみあに隠れがちですが、実は頂点への渇望・想いは随所ではみあを
上回るような描写がありました。代表的なのは第20話『ラストノートは情熱の香り』にて、
ストーンがあることをみあ達に知らせる事を躊躇うというシーン。些細な描写ですが、
こういう描写を主人公格の女の子が行うというのは、結構珍しいかと思います(よくあったらすいません)。

また、直近では第46話『センター争奪!ライバルは友達?』の回でも、最初に別々に練習をするよう決意したのはヘインでした。
みあの『友達やめるの?』という否定してほしい気持ちを込めた言葉にも『センターになるためなら』と半分肯定さえしています。

このように、ヘインは争い事に関してはある意味みあ以上にシビアで、38話であいらのロードトゥシンフォニアに
完敗した際の反応にもそれは現れています。落ち込むのもだいたいは『トップになれないふがいない自分』に
対してであり、落ち込みやすさも裏を返せば頂点への渇望の強さの表れだと思います。

このように、頂点へ立つことを長く強く望んでいたヘインが、憧れていたトップの地位についにたどり着いた中で
『連れてきてくれた仲間たちに価値を見出し、みあを呼ぶことができ』というのは、大きな成長だったのではないかと。

1番になるよりも大切な事がある、と口で言うのは簡単ですが、1番になることに誰よりも拘ってきたみあとヘインが
その言葉の本当の意味を知れたからこそ、2人が揃った時にティアラが祝福を与えたのではないかと思います。

そして2人のセンターが描くクライマックス!(JUNさん風に)は、2人の想いを表したように、
皆が皆を支え合い、それぞれの『1番』を持っているということを伝えると共に、観客達に
それぞれが心に描く『理想の未来』を見せ、それに向かって努力する事を促すアクトでした。

欽太郎の場合はアクトの中で未来ではなく、美しい思い出とその時に描いていた未来を垣間見ましたが、
そこで見た2人の笑顔が
みあやあいら達の笑顔と重なり、自分の理想がすぐそこで実現していた事に気付けたのだと思います。

そして、最後のプリズムアクト・ディアマイフューチャーはこれまた完全に③ですが、
ゲームではシンフォニア系の究極のアクトは『グレイトフルシンフォニアワールド』らしいです。
ゲームはあまり知らないので(おい)、ゲームの画面をちらっと見ただけでの推測になってしまいますが、
おそらく後者は
それ以外のシンフォニアシリーズがそうであったように②だったのではないかと。

監督やスタッフが最後だけそれまで忠実に守ってきたゲームのアクト(②)ではなく、
③のアクト『ディアマイフューチャー』で輝く未来の素晴らしさを直接的に伝えたということ。
これはアニメのスタッフにとって『プリズムアクトやグレイトフルシンフォニアは③だった』という
ことの表れだったのではないかなと思いました。

長文失礼しました。

最終回前だけど全体の感想としてはオーロラドリームで築いた財産をことごとく踏み潰した印象
まぁその内二期何てなかったことになるんじゃないかな(笑)
私的評価としてはきらレボの悲劇より若干増しぐらいだったのかなぁと

No title

本筋の話はもう付いていけないので、少し気になった小さなことについてコメントさせていただきます。

個々の未来のシーンですが、かなめのシーンに不満を感じます。私だったら自分を捨てた親に会ってもあんなに好意的に接することができないし、逆に恨みのほうが大きいと思います。かなめの親がかなめを捨てた理由ってADで描かれていましたっけ?さらにDMFから見出した人はかなめが孤児って知りませんし…だったらかなめが好きな、アニメの実写に出演しているシーンとかにすればいいのに。残念です。

実写には少し驚きました。ソロ対決といいながらソロはみあになるものだと思っていたのに。

管理人さん、ミュージックコレクション買いましたか?ノンテロップの曲がADやつより多くなっていますが、実写の人の曲が多く、長いので……でもオーロラライジングのサントラは良かったです。

No title

実は前作からこっそり拝見だけさせていただいてましたが今回初投稿させてもらいます。

前作ADではよく後半怒涛のシナリオが絶賛されますが(自分も高く評価しております)逆に言えばメインの女児層は恐らく置いてけぼりだったわけで、だからこそDMFは全編に亘り単純明快な演出になったのかなぁと。
でもそれにしたって「わからず屋な大人を若者パワーでエイ・ヤァ・トォ!」なオチは安直過ぎ!正直未だにみあのキャラが掴めていません。一番に拘る理由とかその気になればいくらでも掘り下げられただろうに、もしそれで話が暗くなる事を恐れたとしたら話になりませんね。
結論を出すのはまだ1話早いのですが、商業的には成功したけど作品的には迷走してたと思います。「前半は露骨な販促で後半は大人顔負けのドラマ」がこのシリーズ定番の流れになる筈だったのに、過剰なコメディ描写でお茶を濁した所為もありその消化不良分がここにきて露呈した感じ。
個人的にこの世界観のまま3期で巻き返して欲しかったのですがどうやらほぼ一新するようで、それならば是非この経験を生かし願わくばADとDMFのいいとこどりであって欲しいです。

れすれす

>一輝さん
返ってそのくらいぶっ飛んだ演出のほうがDMFっぽかったかも(笑

>通りすがりさん
主役を立てるのは作劇上の常套とはいえ本作は個人よりグループ単位の動きを重点に置いていたため、この最終ターンにてみあ&ヘインを浮上させたのはどうしても唐突感がありました。特にみあはそれまで目立った活躍(印象的なシーン)が無く、彼女のアイデンティティである「一番」への意味付けもイマイチ伝わって来ず、その状態で開催されたグレイトフルシンフォニアが予想以上にこぢんまりしたスケールで…まあ正直言って昨年ほど気を入れて見ていなかったせいもありますが、私的には残念感ばかり残る作品でした。次作のレインボーライブはシリーズファンとして私も期待しています。タイトルどおり音楽との融合も期待。

>グレイトフルシンフォニアさん
詳細な考察ありがとうございます。なるほど「プリズムアクト」もそのように分類すると判りがいいかもしれませんね。ただ私が最も判らなかったのはアクト自体の根本的な位置づけで、例えばシャッフルチームのアクトでよく見られた「他人を巻き込んでのメッセージ」での出演者(オムライスカップルやダンス先生など)は実際の当人なのか? イメージ映像なのか? しかしイメージとしたら当人の劇中改心は真実なのかそれとも担当プリズムスターからの間接的メッセージなのか? そして個人的な悩み解決を観客はどう見ているのか? と言ったような「設定レベル」の事なのです。とはいえ「アクト」の意味を考えるとこれらプリズムアクトが最も本来の意味に近いものと思われ、見せ方についての違和感は拭えなかったけれど、私的には最も評価が高かったと記憶しています。

今回のグレイトフルシンフォニアについては出演者=当人のようですが、度々言われた「台本どおりね」のセリフに少々シラけてしまった感が。アクト=演劇なので台本の存在はむしろ当然とはいえ、ならば他のアクトにも台本が存在したのか? 台本なしの自己表現としたらそれは「アクト(演劇)」と呼べるものなのか? そもそも自己表現系アクト(特にCG系の初期アクト)はプリズムジャンプと根本的にどこが違うのか? などなど、それらまとめてプリズムアクトの何たるか?がピンと来ないまま50話まで来てしまった感じ。

グレイトフルシンフォニアの各節考察も参考になりました。正直私はそこまで情熱的に見ていなかったため各キャラの内面などもイマイチ汲み取れずお恥ずかしい限り。ただヘインに関してはトップへの渇望と並行して「仲間の支え」「思いを託される大切さ」「みあとの関係」に焦点を当ててきたのに何故今さらあんな描写を?とは思います。白背景でのヘインは既に「自分一人で来たのではない」事を判っているはずで、しかしいざトップに立ってみたら孤独に苛まれ…その孤独に耐えてこそ託された者の責任だと思うのは昭和スポ根脳なのかも?(笑。逆にあそこでみあを呼び仲間が続くクライマックスはいかにも今風の思想体現とも思いました。

>通りすがりさん
踏み潰したとまでは思いませんがADキャラに依存しすぎた感は拭えません。特にクライマックス導入にADキャラを多用し、タダでさえ薄いDMFキャラがモブ同然になってしまったのは痛い。

>りずむ好きさん
かなめはいきなりサーカス孤児として登場したような。親と別れた理由などは描かれていなかったと思います。なるほど言われてみればDMFから見始めた人はかなめがサーカス孤児という事を知らない訳で、そういう人にとってかなめの再会シーン自体が意味不明ですね。まあADから見ているファンへのサービス(?)程度に捉えておくのが吉でしょう。

DMFミュージックコレクションは保留というかおそらく買わないと思います。曲自体それほど思い入れが無いまま、最後のグレイトフルシンフォニアが予想以上にアレだったので予約キャンセルしてしまいました。オーロラライジングBGMのためだけに買うのもなあ…と。ADのステージ曲は今だヘビロテ中なんですけどね。

>B級プリズマーさん
監督自ら宣言していた「明るいコメディ路線」は基本的に全編通して守られていて、特に前半(2クールまで)はその傾向が強かったですね。まあその時期は私も付いて行けずレビューすら放ってしまったわけですが(笑。そして3クール目辺りからAD風のドラマ展開が始まり、しかし元々の世界観がコメディ路線の上におっしゃるとおり遊びすぎたツケが回ってドラマ自体に引き込まれるパワーが生まれず…最もDMFの持ち味を生かせたと思ったのが各チームバラけたシャッフル編というのは皮肉。

No title

確かにADに比べるとカタルシスが全然ないけど…

最終回で20分踊りっぱなしor15人でフルダンスがきたら満足しちゃう!!
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