2013-04-01(Mon)
ラブライブ! School idol project #13 μ'sミュージックスタート!
変わる事を恐れないで突き進む勇気。

明日よ変われ! 希望に変われ!
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明日よ変われ! 希望に変われ!
衝撃のビンタ引きからモヤモヤの一週間を経てついに迎えた最終回はまず前回の余韻を痛いほど感じさせる二年生組の様子から。海未は口も利かずに部活へ向かい、ことりは留学準備でお休み、穂乃果は沈み顔で一人帰り支度。あれほど仲が良かった三人なのに見事バラバラになってしまいました。ああ辛い。

「学校を守るためにアイドル始めて、その目的が達成できたからやめた」
てな具合にズンドコMAXの穂乃果を元気付けようと帰り道を誘うクラスメイト三人娘。この「クラスメイト」という絶妙な外野距離から発せられた言葉は確かにそのとおり。事の発端は言うまでもなく廃校騒動で、穂乃果たちはそれを阻止すべくスクールアイドル活動を始めた。つまり学校存続が決まった今となってはスクールアイドルを続ける理由も無く、目的は達成されて生徒みんな感謝しているのだから穂乃果が気にする事などない。まったくもってその通り。でもそれはあくまで一緒に汗や涙を流した事がない「外野」からの見え方なのです。
穂乃果は何故スクールアイドルをやってきたのか。もちろん起点は前述の理由ですが、アイドル活動にのめり込むに連れて「やりたいから」となり、九人揃ってラブライブ出場に燃えていた辺りでは「廃校阻止」など副次的な目標になっていたはず。つまり穂乃果は純粋に「アイドルをやりたかった」からやっていた。自分自身その事が判っているのに先のクラスメイトの言葉で自分を誤魔化す様子がじつに切ない。
「今のままで続けても意味があるとは思えないわ」
当初の目的は達成され、ラブライブ出場の道も無くなり、みんなを引っ張ってきた穂乃果がいなくなったμ's。存在意義を失ったスクールアイドルを続ける意味があるのか? この真姫の問いかけは同じく第三話の会長の問いかけにシンクロし、真っ正面からの正論に拳を震わせ答えたのはもちろん「やりたい意志」を持つ者という熱さ。誰よりも「アイドルをやりたい」にこにーはこの逆境でも諦めない負けない、そして花陽&凜ちゃんを誘い「にこりんぱな」としてアイドル活動を続ける覚悟を決めます。相変わらずの正論で考えを巡らせるエリチカ、穂乃果との初対面を思い出して音楽室の戸を見つめる真姫も切ない。

「ことり、本当に留学するのですか?」
留学準備も終えてすっかり空っぽのことり部屋を訪れた海未は言外に引き留め、しかし察したことりも「無理だよ、今からなんて」と海未の押しの弱さが辛い辛い。結局海未も「引っ張られる」側の子ですからね。
その頃穂乃果はゲーセンでキャッキャ。DDRの画面を見てμ'sの日々を思い出し、さすが日頃の鍛錬の成果かAAAでクリアすると結果画面から999位のあの日を思い出し…などなど全く振り切れておりません。一曲踊ってハァハァしている奧の子に対して手前の穂乃果は余裕のキメポーズ、この辺も練習の成果を感じさせますね。楽しく遊んだ別れ際に笑顔で手を振る穂乃果は今だ自在に動く脚を見つめて複雑な思い。この脚はゲームのために鍛えたんじゃないのに。

「自分勝手にならずに済んで、でも楽しくて、たくさんの人を笑顔にするために、頑張る事ができて…そんなものあるのかな?」
通りすがりに見た「A-RISE ラブライブ優勝」の映像に格の違いを叩き付けられ、かといってアイドルに代わる次の目標も見えずしょんぼり歩く穂乃果はμ's所縁の神田明神の階段を上がり…そこにはライブへ向けて練習を続けるにこりんぱなの姿が。息を切らして駆け上がる花陽ちゃんかわいい!
「みんなの前で歌って、ダンスして、みんなと一緒に盛り上がって、また明日から頑張ろうって、そういう気持ちにさせる事ができるアイドルが私は大好きなの」
りんぱなとの立ち話に割って入ったにこにーの語りはまるで先の穂乃果の呟きへの回答のようでした。スクールアイドルを続ける理由を思い入れ一杯に語るにこにーに私の涙腺は抵抗できず画面が見づらくて困った。ここ数回にこにー株爆上げです。オモチャ担当オチ担当の名ばかり先輩扱いはこの爆発へ至る圧縮行程だったのか!?
「穂乃果みたいないい加減な『好き』とは違うの!」
「違う! あたしだって!」
にこにーの煽りに思わず本音をチラリと出しちゃう穂乃果。やっぱり穂乃果はアイドルをやりたい、たくさんの人を笑顔にしたい。でも自分からやめると言ってしまった手前にこにーへ言い返せない。ああもう! 素直になっちゃえ! そして講堂ライブへの前振りをチラリ。にこにーも厳しい事を言いながら穂乃果の復活を待っている感アリアリ。いい先輩です。

雪穂ちゃんを送ったついでに穂乃果部屋へ上がり込むシーン。そうか亜里沙ちゃんもこれで見納めか。妹ズももれなくかわいかった。それはともかく上がり込んだエリチカはμ's休止のゴメンナサイから自分の弱さについて語り…こういうエリチカをもっと見たかったなあ。まあ8話までの会長モードもあれはあれで良かったけれど(笑
「変わる事を恐れないで突き進む勇気」
思い立ったら即動く、思考と行動が直結している穂乃果にエリチカは救われた。あのエリチカにそこまで言われていつまでもウジウジしている訳にはいきません。μ'sの名が無いスクールアイドルランキングをじっと見つめた穂乃果は練習着を引っ張り出し、二年生組のトレードマークだったリストバンドを着けると気合い入れ! もう迷わない!
その頃ことりは今だ絶賛迷子中でした。旅立ちの連絡すら入れられず俯くことり、と対称的に気合い十二分で胸を張る穂乃果。背中合わせのカットは互いの胸中を強調していますね。

そしてことり旅立ちの日。誰も見送りがない羽田空港にて一人涙を堪えて出発ロビーへ向かうことり。そうか今どきは海外便も一周回って羽田なのだなあ。その頃穂乃果は海未を講堂に呼び出してついに正直な思いを叫び…「スクールアイドルをやっていたい!」「これからもきっと迷惑を掛ける、わがままなのは判っているけど追いかけていたい!」ってな大真面目な叫びに思わず吹き出す海未はさすが付き合いの長さを感じさせ、返す刀で迷惑三昧の日々を笑って話し――
「私が怒ったのは穂乃果が自分の気持ちに嘘を吐いているのがわかったからです」
前回ラストのビンタはやはり迷走する穂乃果への気合い入れでした。穂乃果自身にブレーキなんて要らない、振り回されるのはもう慣れっこ。だからその代わり「私たちの知らない世界」へ連れて行って。

「だって可能性感じたんだ、そうだススメ」
「後悔したくない 目の前に」
「僕らの道がある」
講堂と空港の二元中継、出発ロビーで突然歌い出すことりには少々笑ってしまいましたが、「ススメ→トゥモロウ」に乗ったここからの盛り上がりは凄かった。有名デザイナーに誘われたのに残れ、なんてわがままは穂乃果しか言えない。でも穂乃果に言われたら…。
一方のことりも本心では行きたくなくて穂乃果が止めてくれるのを待っていた。ドラマチックに手を引かれギュッと抱きしめられてようやくことりも本音を話し、二人はみんなが待つ講堂へスタートダッシュ!
「今日みんなを一番の笑顔にするわよ!」
学習した(笑)にこ部長のキメからピースサインの円陣で気合いを入れ、TVアニメ版μ's最後のステージ「START:DASH!!」スタートです。


第三話での三人バージョンから九人バージョンとなった「START:DASH!! 」、スクールアイドルの原点たる制服姿でのステージはこの1クールでの成長も感じさせじつに感慨深い。以前は超シンプルだったセットもキラキラの星が散りばめられた豪華版に進化しました。それにしても今回のステージもウィンクが多い(笑
しかしタダでさえ超ミニスカの制服でこのダンスは以下自重。客席をナメながらグーッとズームアップやチラリチラリとキャッチーなカットを挟む京極演出を堪能しつつ、サビ回し辺りにはいよいよ終わりが見えてきてじつに複雑な気分でした。

「μ'sミュージックスタート!」
九人揃ってのキメから穂乃果の一声で締め。NEW ENTRYの音ノ木坂学院 アイドル研究部に「μ's」の文字が加わり、μ'sの新たなる日々を匂わせてオシマイ。EDはこれまでの名(迷?)シーンをダイジェストで。懐かしいシーンの数々を見ていると終わってしまう寂しさに襲われてうぐぐぐぐ!
私的に今期一の期待作は期待以上に楽しませていただきました。初期のメンバー集め開始から一人二人と揃っていくμ's、ついに九人揃っての第8話「僕らのLIVE 君とのLIFE」はあまりに感激し画面が見づらくて困った事すら懐かしい。終盤のことり留学騒動は少々アレだったとはいえ、穂乃果暴走によるLOVELIVE!辞退&当初の目的だった「廃校騒動」をパッと解決させて「それでもスクールアイドルを続ける意味」に繋げる仕掛けも面白かった。そこへ至るまでの各話も熱さ成分とコメディ成分がいい感じにブレンドされて毎回楽しかったです。
見どころであるステージ映像もハズレ無しの大満足、作画面もほぼ安定しており時には「美人すぎ?」とさえ思えるほどの美麗さに息を呑む事も多々ありました。全体的に京極監督をはじめとするスタッフ諸氏の作品愛が伝わってきて、ちょっとした演出一つにも感心する事しきり。レビューも書き甲斐がありました(笑
最大の残念ポイントは本作が1クール作という事。何せメインキャラだけで九人もいるのでどうしても各々の掘り下げが限られてしまい、これほど魅力的なキャラが揃っているのにその一部しか描写できずに終わってしまうのは心底残念です。肝心の「LOVELIVE!」のステージもお預けのままですし、これはぜひ第2期を期待したいところ。
待ち望んだTVアニメ化がもう終わってしまったなんで信じられませんが、これにて「ラブライブ! School idol project」はおしまい、レビューもおしまいです。おつかれさまでした。

「学校を守るためにアイドル始めて、その目的が達成できたからやめた」
てな具合にズンドコMAXの穂乃果を元気付けようと帰り道を誘うクラスメイト三人娘。この「クラスメイト」という絶妙な外野距離から発せられた言葉は確かにそのとおり。事の発端は言うまでもなく廃校騒動で、穂乃果たちはそれを阻止すべくスクールアイドル活動を始めた。つまり学校存続が決まった今となってはスクールアイドルを続ける理由も無く、目的は達成されて生徒みんな感謝しているのだから穂乃果が気にする事などない。まったくもってその通り。でもそれはあくまで一緒に汗や涙を流した事がない「外野」からの見え方なのです。
穂乃果は何故スクールアイドルをやってきたのか。もちろん起点は前述の理由ですが、アイドル活動にのめり込むに連れて「やりたいから」となり、九人揃ってラブライブ出場に燃えていた辺りでは「廃校阻止」など副次的な目標になっていたはず。つまり穂乃果は純粋に「アイドルをやりたかった」からやっていた。自分自身その事が判っているのに先のクラスメイトの言葉で自分を誤魔化す様子がじつに切ない。
「今のままで続けても意味があるとは思えないわ」
当初の目的は達成され、ラブライブ出場の道も無くなり、みんなを引っ張ってきた穂乃果がいなくなったμ's。存在意義を失ったスクールアイドルを続ける意味があるのか? この真姫の問いかけは同じく第三話の会長の問いかけにシンクロし、真っ正面からの正論に拳を震わせ答えたのはもちろん「やりたい意志」を持つ者という熱さ。誰よりも「アイドルをやりたい」にこにーはこの逆境でも諦めない負けない、そして花陽&凜ちゃんを誘い「にこりんぱな」としてアイドル活動を続ける覚悟を決めます。相変わらずの正論で考えを巡らせるエリチカ、穂乃果との初対面を思い出して音楽室の戸を見つめる真姫も切ない。

「ことり、本当に留学するのですか?」
留学準備も終えてすっかり空っぽのことり部屋を訪れた海未は言外に引き留め、しかし察したことりも「無理だよ、今からなんて」と海未の押しの弱さが辛い辛い。結局海未も「引っ張られる」側の子ですからね。
その頃穂乃果はゲーセンでキャッキャ。DDRの画面を見てμ'sの日々を思い出し、さすが日頃の鍛錬の成果かAAAでクリアすると結果画面から999位のあの日を思い出し…などなど全く振り切れておりません。一曲踊ってハァハァしている奧の子に対して手前の穂乃果は余裕のキメポーズ、この辺も練習の成果を感じさせますね。楽しく遊んだ別れ際に笑顔で手を振る穂乃果は今だ自在に動く脚を見つめて複雑な思い。この脚はゲームのために鍛えたんじゃないのに。

「自分勝手にならずに済んで、でも楽しくて、たくさんの人を笑顔にするために、頑張る事ができて…そんなものあるのかな?」
通りすがりに見た「A-RISE ラブライブ優勝」の映像に格の違いを叩き付けられ、かといってアイドルに代わる次の目標も見えずしょんぼり歩く穂乃果はμ's所縁の神田明神の階段を上がり…そこにはライブへ向けて練習を続けるにこりんぱなの姿が。息を切らして駆け上がる花陽ちゃんかわいい!
「みんなの前で歌って、ダンスして、みんなと一緒に盛り上がって、また明日から頑張ろうって、そういう気持ちにさせる事ができるアイドルが私は大好きなの」
りんぱなとの立ち話に割って入ったにこにーの語りはまるで先の穂乃果の呟きへの回答のようでした。スクールアイドルを続ける理由を思い入れ一杯に語るにこにーに私の涙腺は抵抗できず画面が見づらくて困った。ここ数回にこにー株爆上げです。オモチャ担当オチ担当の名ばかり先輩扱いはこの爆発へ至る圧縮行程だったのか!?
「穂乃果みたいないい加減な『好き』とは違うの!」
「違う! あたしだって!」
にこにーの煽りに思わず本音をチラリと出しちゃう穂乃果。やっぱり穂乃果はアイドルをやりたい、たくさんの人を笑顔にしたい。でも自分からやめると言ってしまった手前にこにーへ言い返せない。ああもう! 素直になっちゃえ! そして講堂ライブへの前振りをチラリ。にこにーも厳しい事を言いながら穂乃果の復活を待っている感アリアリ。いい先輩です。

雪穂ちゃんを送ったついでに穂乃果部屋へ上がり込むシーン。そうか亜里沙ちゃんもこれで見納めか。妹ズももれなくかわいかった。それはともかく上がり込んだエリチカはμ's休止のゴメンナサイから自分の弱さについて語り…こういうエリチカをもっと見たかったなあ。まあ8話までの会長モードもあれはあれで良かったけれど(笑
「変わる事を恐れないで突き進む勇気」
思い立ったら即動く、思考と行動が直結している穂乃果にエリチカは救われた。あのエリチカにそこまで言われていつまでもウジウジしている訳にはいきません。μ'sの名が無いスクールアイドルランキングをじっと見つめた穂乃果は練習着を引っ張り出し、二年生組のトレードマークだったリストバンドを着けると気合い入れ! もう迷わない!
その頃ことりは今だ絶賛迷子中でした。旅立ちの連絡すら入れられず俯くことり、と対称的に気合い十二分で胸を張る穂乃果。背中合わせのカットは互いの胸中を強調していますね。

そしてことり旅立ちの日。誰も見送りがない羽田空港にて一人涙を堪えて出発ロビーへ向かうことり。そうか今どきは海外便も一周回って羽田なのだなあ。その頃穂乃果は海未を講堂に呼び出してついに正直な思いを叫び…「スクールアイドルをやっていたい!」「これからもきっと迷惑を掛ける、わがままなのは判っているけど追いかけていたい!」ってな大真面目な叫びに思わず吹き出す海未はさすが付き合いの長さを感じさせ、返す刀で迷惑三昧の日々を笑って話し――
「私が怒ったのは穂乃果が自分の気持ちに嘘を吐いているのがわかったからです」
前回ラストのビンタはやはり迷走する穂乃果への気合い入れでした。穂乃果自身にブレーキなんて要らない、振り回されるのはもう慣れっこ。だからその代わり「私たちの知らない世界」へ連れて行って。

「だって可能性感じたんだ、そうだススメ」
「後悔したくない 目の前に」
「僕らの道がある」
講堂と空港の二元中継、出発ロビーで突然歌い出すことりには少々笑ってしまいましたが、「ススメ→トゥモロウ」に乗ったここからの盛り上がりは凄かった。有名デザイナーに誘われたのに残れ、なんてわがままは穂乃果しか言えない。でも穂乃果に言われたら…。
一方のことりも本心では行きたくなくて穂乃果が止めてくれるのを待っていた。ドラマチックに手を引かれギュッと抱きしめられてようやくことりも本音を話し、二人はみんなが待つ講堂へスタートダッシュ!
「今日みんなを一番の笑顔にするわよ!」
学習した(笑)にこ部長のキメからピースサインの円陣で気合いを入れ、TVアニメ版μ's最後のステージ「START:DASH!!」スタートです。


第三話での三人バージョンから九人バージョンとなった「START:DASH!! 」、スクールアイドルの原点たる制服姿でのステージはこの1クールでの成長も感じさせじつに感慨深い。以前は超シンプルだったセットもキラキラの星が散りばめられた豪華版に進化しました。それにしても今回のステージもウィンクが多い(笑
しかしタダでさえ超ミニスカの制服でこのダンスは以下自重。客席をナメながらグーッとズームアップやチラリチラリとキャッチーなカットを挟む京極演出を堪能しつつ、サビ回し辺りにはいよいよ終わりが見えてきてじつに複雑な気分でした。

「μ'sミュージックスタート!」
九人揃ってのキメから穂乃果の一声で締め。NEW ENTRYの音ノ木坂学院 アイドル研究部に「μ's」の文字が加わり、μ'sの新たなる日々を匂わせてオシマイ。EDはこれまでの名(迷?)シーンをダイジェストで。懐かしいシーンの数々を見ていると終わってしまう寂しさに襲われてうぐぐぐぐ!
私的に今期一の期待作は期待以上に楽しませていただきました。初期のメンバー集め開始から一人二人と揃っていくμ's、ついに九人揃っての第8話「僕らのLIVE 君とのLIFE」はあまりに感激し画面が見づらくて困った事すら懐かしい。終盤のことり留学騒動は少々アレだったとはいえ、穂乃果暴走によるLOVELIVE!辞退&当初の目的だった「廃校騒動」をパッと解決させて「それでもスクールアイドルを続ける意味」に繋げる仕掛けも面白かった。そこへ至るまでの各話も熱さ成分とコメディ成分がいい感じにブレンドされて毎回楽しかったです。
見どころであるステージ映像もハズレ無しの大満足、作画面もほぼ安定しており時には「美人すぎ?」とさえ思えるほどの美麗さに息を呑む事も多々ありました。全体的に京極監督をはじめとするスタッフ諸氏の作品愛が伝わってきて、ちょっとした演出一つにも感心する事しきり。レビューも書き甲斐がありました(笑
最大の残念ポイントは本作が1クール作という事。何せメインキャラだけで九人もいるのでどうしても各々の掘り下げが限られてしまい、これほど魅力的なキャラが揃っているのにその一部しか描写できずに終わってしまうのは心底残念です。肝心の「LOVELIVE!」のステージもお預けのままですし、これはぜひ第2期を期待したいところ。
待ち望んだTVアニメ化がもう終わってしまったなんで信じられませんが、これにて「ラブライブ! School idol project」はおしまい、レビューもおしまいです。おつかれさまでした。
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