2013-04-16(Tue)

ドキドキ!プリキュア #11 めざめよ!プリキュアの新たなる力!

アイちゃんをさらわれて大ピンチ! 

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新アイテム「ラブハートアロー」登場です。

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「ダメよ! 絶対にダメ!」

腕を吊った女子と立ち話のマナを遠目に見つけた瞬間、厄介事センサーを振り切らせて駆け寄る奥さん。マナ本人が話を聞く前っからダメ!ダメ!と釘を刺しまくり、腕のケガとケガ人の所属から依頼内容を言い当て、再びジト目で釘を刺すカットもいい顔してます。あはは。何だかんだでもちろん引き受けちゃうマナを見送る呆れ顔も良し(笑

予選突破が掛かった大事な試合を前にケガしてしまったエースの代役。って事でさっそくソフト部の練習に参加したマナは剛速球をビュンビュン飛ばし、靴紐が切れた子への優しい気配りも見せて硬軟共にオールラウンダーっぷりを発揮しまくり。そんな様子を見ていた京田ちゃんは超人マナに憧れ、ソフト部全体の雰囲気も神様仏様マナ様的に。というわけでマナの超人設定がストーリーに組み込まれたのは良いのだけれど…普通は「人数が足りなくて1人欠けたら出場できない」みたいな緊急避難的状況=本当に困っている状態のはずで、控え選手が4人もいるのに助っ人を頼むという展開は少々違和感を覚えたり。

まあ結果的に控え選手たちの決起が今回のテーマ「誰かに頼ってばかりではなく一人一人が自分を信じて頑張れば以下略」に繋がり、その裏返しとして「一人で全て背負い込まず仲間に頼る事も大切」というマナへの教訓に繋がるのですが、至る行程の「控え選手がいる中で部外者頼み」という点についてもう少し説得力が欲しかった。ケガした先輩に登板を指名された京田ちゃんがビビって使い物にならず、みたいなワンクッションがあれば印象がかなり違ったと思う。

こぼれたボールを拾って投げ返す真琴。ぎこちない投げ方はボール投げに慣れていない表れ? その後マナの練習風景をじっと見つめて一つの疑問を浮かべます。

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「お手伝いで呼ばれただけなのにどうしてそこまで真剣に打ち込めるのかな」

マナが助っ人に走ったおかげで本業の仕事を一手に引き受けるハメになった六花は不機嫌フルスロットル、これもツバメの宿命か(笑。そういやいつの間にか本人の前でもまこぴー呼びになってますね。一方真琴は怒ってはいないものの助っ人稼業に全力全開のマナの考えが理解できず、帰り道のダビィとの会話でもいまいちピンと来ない様子でした。歌姫時代の事を言われても「よくわからない」と返す真琴。つまり彼女は王女様に仕え歌を捧げる事が「歌姫(自分)の使命」と考えていて、結果的にみんなのためになっていたけれどそこまで意識していなかった。それほどソードにとって王女様は特別な存在だったのでしょう。

「私一人が頑張ってもチームは強くならないよ?」

明けて翌日のソフト部練習ではユニフォームの洗濯まで片付けてしまうマナに一年生たちは至極恐縮。雑用担当の一年生としてこれは気まずい。ところがマナは消極的な一年生たちに熱いチーム論でハッパ掛け…そこまで判っているのに自分は独断専行ってのがマナらしい。なるほど自分の事は見えないのだなあ。

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帰り道にてジョーさん&アイちゃんとバッタリ行き会い。アイちゃんは粉ミルク保育? ラビーズで出したミルクじゃなくても良いの? ソフトの試合の話から「勝利の女神のお守り」というテイで新しいラビーズを進呈するもアイちゃんに横取りされ…プリキュア側が特にピンチに陥っている訳でもないタイミングでいきなり新アイテムの素を差し出す不自然さはちょっと笑ってしまった。いくら販促が迫っているとはいえ至る経緯をきちんと描かないと新アイテム(新技)のありがたみも薄く、ひいては販促効果も薄まってしまうのでは?

てな所へ現れたベールさんはビーム攻撃を乱射しながらアイちゃんを捕捉。直撃を受けて倒れたジョーさんはそのまま病院送り…彼が地球人かトランプ王国人か未だ不明なれど普通の病院にいた所を見ると普通の人間? まあトランプ王国人確定のソードのDNAも地球人と同じみたいなので大した問題では無いか(笑

しかしプリキュアへ変身するアイテムをくれた当人を前に「これじゃ変身できない」ってのは無理筋だったような。マナはベールさんの「トランプ王国の惨状云々」にも普通に受け答えしていて、横で聞いてるジョーさんが終始無言だったのも不自然。かと思ったらいきなり捨て身でマナを庇って意識不明とシュールな最期、つくづくジョーさんの秘密主義が本作をおかしな流れにしている感じです。

アイちゃんをさらうより時空移動技でマナをトランプ王国へ飛ばしてしまえば勝利確定なのに、あえて卑怯な人質作戦をとるベールさんに悪役の美学を見た(笑。というか瞬間移動みたいなチート技は扱いが難しいので使うなら慎重に考えないと展開の落とし穴になってしまいがち。最強すぎるアカルンを持て余してしまったように(笑

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ベールさんに指定された時間はソフト部の試合に重なり、もちろんアイちゃん救出を選んだマナはグラウンドに行けず、そんな事情など知らないソフト部の面々は待ちぼうけを食らってえらいこっちゃ! 「急用で行けなくなった」と電話一本入れておけば済む話と言ってしまえばシマイ(笑。いやそれ以前にオンタイムで起きている事件ならともかく前日夕方に起きたアイちゃん誘拐の連絡を他のプリキュアメンツが誰も受けていないってのはどういう事だろう。マナを待つ先輩たちが怒るばかりでマナの心配を全くせず、控え選手がいるのにマナが来なければ試合放棄みたいな流れも妙でした。今回の作劇の歪みがここで一気に表面化してしまった感じ。

「これは罠だ。マイスイートハート、行ってはいけない…」

気絶していたのに何故人質話を知っているのか?はともかく、「行ってはいけない」というセリフは乳飲み子の人質よりマナの身を案じている=アイちゃんはわざわざ助けに行かなくても大丈夫と確信しているから? 実際そうでしたけれども(笑

「一番頼りにしていたものが急に消えてしまった」

約束どおりベールさんとタイマンのマナはプリキュアに変身し独りの戦い。一方ソフト部は頼りのマナが来ない事で浮き足立って絶望の表情に。その様子を見た真琴はおそらく王女様を失った時の事を思い出していたのでしょう。祖国は滅亡し、再興のため一緒に逃げた王女様と生き別れ…今のソフト部とは比べものにならないくらい絶望し、きっとその気持ちはマナたちと出会った今でもココロの奧に残っていたはず。しかし件の一年生の決起、「みんなで力を合わせればどんな困難だって突破できる」というマナの思いをきっかけにした決起は真琴に勇気を与え、それは巡り巡ってマナを救うというプロットは良かった。

そんなこんなで試合が始まるとセバスチャンがスッと現れマナの居場所をありすに耳打ち。久々に四葉監視網が仕事をしました(笑

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パンチキックを余裕でかわされ、足払いで吹っ飛ばされ、コンテナ攻撃に逃げ惑うキュアハート。敵幹部とのタイマン勝負でこれは別に罠でも卑怯でも無いような? ともあれベールさんは小娘相手に不敵な悪役っぷりを発揮し、指パッチンで無人トラックを突っ走らせてトドメの一撃! やっぱり肝心なときに動けずトラックを待つキュアハート! コンテナに挟まれて動けないならともかく、こういう場面で何故逃げないのか毎度不思議。

するとどこからともなくダイヤモンドの声が響いて暴走トラックは氷漬け緊急停止! 全速力のトラックのタイヤを凍らせたらスリップして余計悲惨な事になりそうだけど…それ以前にあまりにチープな絵面に唖然としてしまった。駆け付けた他三名からチーム論を諭されソフト部の頑張りを知らされて奮起するキュアハートのシーンは非常に良かっただけに、三人の登場に「待たせたな!」的な盛り上がりが欲しかった。こういう時こそお得意のヒーロー演出を駆使すべきでしょうに。

などなど相変わらず地味なアクションと思っていたら次のシーンでとんでもない事に! 黒プシュケーを飲み込んだベールさんが自らジコチュー化、しかしその姿は先ほどまでの不敵な悪役から一気にお笑い方向へ…せっかくの新商品販促回をコメディアクションに振りますか。

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見た目が微妙なら攻撃も微妙で、特にソードを挟んだバイブ攻撃は見ていて変な笑いが出るほど。くるくる回るベールさんに揃って吹っ飛ばされ、揃って地べたに伏せ、アイちゃん抹殺の槍を放つベールさんを揃って見上げるプリキュアたち。すると危機を察したアイちゃんはいつもの「きゅぴらっぱー!」の声と共に自力でピンチを脱し、続いて新アイテムラビーズをきちんと四人分用意し、地上の四人は揃って手を伸ばし、揃って手元のラビーズを見つめ、揃って「ラブハートアロー!」と召喚し…アイちゃん無双のため新アイテムゲットの意味付けも無く、そもそもプリキュアたちが自ら頑張って手に入れた訳ではない(まさに降って湧いた状態)のでカタルシスも無く、その描写も始終シンクロした動きがハンパなく残念で、相当贔屓目に見ても新アイテム登場シーンでコレは無いんじゃないの?と思わざるを得ません。

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新アイテム「ラブハートアロー」は基本形が同じながらキャラによって形態と攻撃パターンが変わるというもの。防御技の「プリキュア・ロゼッタリフレクション」、氷結技の「プリキュア・ダイヤモンドシャワー」、連射攻撃技の「プリキュア・スパークルソード」と技自体は各々の基本技と大差ないのでイマイチ新鮮味が無い、というか浄化機能が無さそうなので基本技よりむしろ劣化しているかも?

映像的にはラブハートアローを構えてチラッチラッと顔を覗かせるロゼッタ、くるりとターンのダイヤモンドは相変わらず美人、凛々しい表情で構えるソードと、短い映像に各々の個性が見えます。コミューン技より発動までのテンポが良くなったため通常アクションの流れを止めなさそう。

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そしてトドメの「プリキュア・ハートシュート」。クロスボー型のスパークルソードと違ってアーチェリーのように縦に構え、本体後ろのグリップをグッと引くアクションも弓マンマですが、引いた手を離しても発射されずハート型の光が現れ、その光弾が相手を包み込んで浄化するという少々変わったアクションを見せます。発射直前のウインク顔はかわいいけれどキュアハートのキャラじゃないような(笑

ベールビーストさん浄化後に戻ったプシュケーはケータイ構えたトラックの運ちゃんでした。運転中のケータイ使用が自己中の原因? ストーリーと無関係な自己中描写はもう慣れた(笑)けれど、このトラックと先の暴走トラックも無関係(トラックの色が違う)だったのには驚いた。

ともあれ戦い済んで駆け付けたソフト部の試合は1点リードながら最終回ツーアウト満塁というお約束どおりの大ピンチを迎え、マナの声援に気合い全開の京田ちゃんが打ち取る所までテンプレでしたがこれは良いテンプレ。というか京田ちゃん良いピッチャーじゃないですか。試合に間に合わなかった事を謝るマナへ逆に感謝するソフト部のみなさん、人数を数えたら13人いるのでやはり控えが4人いたようです。そしてマナの考えに共鳴した真琴も気持ちを新たに…そろそろ王女様捜しの続報が欲しいなあ。アイちゃんはともかくジョーさんの正体についてせめてシッポの先くらいは見せてくれないと辛くなってきました。

      

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ドキドキ! プリキュア 第11話「めざめよ!プリキュアの新たなる力! 」

ソフトボール部の助っ人を引き受けたマナ。 マナの頑張りがソフト部の1年生たちの心も変える。 再び襲ってきたベールがアイちゃんを連れ去ってしまう…。 マナは試合の時間にベー

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No title

1年生控えがいるのにマナに助っ人を頼んだのは
普通に3年生キャプテンが予選突破のかかった大事な試合を
経験のない1年生には任せられないと思っていただけではないでしょうか。

作中時間が何月なのかは判りませんが、実力未知数な上に経験もない1年生に任せるよりは
実力も度胸もあるマナに助っ人を頼んだほうが勝算があると考えるのは
特段不自然ではないと私は思います。

No title

六花のプリキュアになるための過程を2話分けて
丁寧にやっていたあの頃はどこへ行ったのか。

アクションシーンは今までよりはよく動いていた方
だったと思います。

No title

やはりそろそろ何らかの情報や進展が欲しい限り。
ここ数週はちょっと雑かなぁ・・・と感じてしまいます。

といってもまだまだ面白い領域ですが。

次回の新キャラの女の子が何らかの進展をもたらしてくれるのでしょうか?
期待がかかります。

No title

ベールさんのネタキャラ化が激しすぎて…この前絆創膏だらけの顔で登場した時点でなんか怪しかったけど、プリキュアでは珍しいクール系ナイスミドル風だった(過去形)のでちょっともったいないなーという気がしないでもないです。

ベールビーストの見た目がアレでもやっていることはえげつなかったし、新武器お披露目もあってもうちょっと緊迫感がある展開になればよかったんですけどね。

れすれす

>通りがかりさん
私も基本的にその解釈です。というかそう解釈するしかありませんし。とはいえ「一年生に任せられない」や「(実力はあるのに)京田さんがビビって使えない」など、一言で良いから助っ人を頼むまでの経緯描写があれば印象が相当違ったと思います。つまりソフト部キャプテンの考え方ではなく、助っ人頼みに至る描写が不自然だったという事です。

>海かめさん
本作は初期の印象からかなり変わってきました。上手く持ちこたえてくれると良いのですが。

>通りすがりさん
雑というか、アイちゃん登場以来話運びに相当無理を感じます。トランプ王国情報の具現化(笑)のような存在を前にして毎度毎度ただ「かわいい~」では…。

>リンドさん
ニチアサ少女枠であまりシビアな戦いもアレですが、渋いおっさん悪役で進めてきたベールさんが捨て身のビースト化にも関わらずケータイぱっこん!ではいくらなんでも。新アイテムの出し方ももう少し熱さが欲しかったです。
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