2013-05-07(Tue)

ドキドキ!プリキュア #14 夢か約束か!六花おおいに悩む!

畳の上の白熱アクション!? 

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キュアダイヤモンド、あなたの努力の成果を見せてあげて!

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「ママみたいなお医者さんになりたい!」

幼い六花が抱いた夢に目を細めるお母さん。そりゃ愛娘にそんなん言われたら親としてこれほど嬉しい事はありません。「大変なんだぞ~」と父ちゃんの煽りも一瞥で跳ね返し「頑張って勉強する!」と満面笑顔で宣言…この時の六花にとって医者になる事は「夢」であると同時にお母さんと交わした「約束」でもあった。一方お母さんは娘の「夢」を嬉しく思いながらも将来を縛る「約束」とは思っていないのです。

夢へ向かって頑張っている娘を見守りながら「自分(六花)が熱中できるもの」を他に見つけたならそれもまた良しという親心と、その親心を知らず「約束」への拘りから(成績低下の原因である)かるたの事を言い出せない六花のすれ違いと解消が今回のテーマ。なるほどサブタイトルである「夢か約束か」はありがちな「夢を選ぶか約束を選ぶか」の選択ではなく、幼い頃の純粋な「夢」だった医者への憧れがいつしか「約束」のためになってしまったのではないか?…つまり六花にとって医者になる事は「夢なのか? 約束なのか?」という意味でしょう。そのきっかけとして第3の要素「今やりたい事」をぶつけ、可能性を縛らず見守る暖かい親心・親子の繋がりを描いた今回は綺麗に纏まっていたと思います。過去と現在を親子の手繋ぎカットで重ねた演出も綺麗でしたが、つい先日の第12話で同様の手法を見たばかりなので少々感慨が薄かったかも。意味合いが全く違うとはいえ花も被ってしまったし。

というわけで幼少六花の満面笑顔から眉をひそめた現在の六花へ。この急転直下クロスフェードは六花の焦りを強調しまくりでした。首位陥落の張り紙を見たマナの表情も事の大きさを表していますね。あはは。そういや今回はこのような漫符的表情が多かったような? 第8話もそうでしたが稲上氏作監回は表情が多彩でオモシロかわいい。

ソリティア店内へ移動しても人魂を浮かべてどよんどMAXの六花、その店前を歩く母ちゃんはまさか娘がそんな事になってるとは思わなかったでしょう(笑。店外のベンチに座ってる兄ちゃん、珍しくマナ軍団以外の客が来ている!? そういや店内ソファーの上座はありす様の指定席かと思ったら今回は真琴が着席、傍から見て何となく落ち着かない(笑

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前回ラストで現れた黄色い宝石は5つ揃うと凄い事が起こる「ロイヤルクリスタル」に「似ている」とあくまでボカし…これは別に断言しちゃっても良いと思うけどなあ。正確な形を覚えていないってのはもしかしたらニセモノ騒動フラグかもしれないので暫し様子見か。イメージとして現れた5つのクリスタルはいかにもプリキュアカラーに対応していて、前回の黄色、今回の青、おそらく次回は紫、次々回はピンクが出現し、残った赤のクリスタルは噂の追加メンツ用?

それはともかくこれほどトランプ王国に縁がありそうなアイテム出現時の状況について誰も触れない不自然さはどうにかならないものか。特に王女様捜しの僅かな手掛かりでも欲しい真琴が「アイちゃんがロイヤルイエローに触れたら光と共に王家アイテムが現れた」事を追及しないのは不自然というレベルではありません。展開の都合で視聴者に謎を伏せておいたり、神視点の視聴者には判っていても登場人物は気付かないような作劇は多々ありますが、本作の場合は登場人物視点でも「気付かなければおかしい」レベルの話なので見ていてどうにもモニョモニョ。アイちゃん関連をもう少し自然に見せてくれればもっと没頭できるのに!と登場以来毎回思います。

「六花に何があったんですか!?」

腹を空かせたマナのお誘いを沈み顔で断るどよんど六花はサッサと何処へ。てな様子に心配が止まらないマナは自宅の店で六花母ちゃんのぼやきを聞くと全力で詰め寄り…カエラー六花は部屋のネームプレートまでカエル! 部屋から聞こえる異様な叫び声や朝食時の謎の寝言などなど後の展開を見ればいかにもな奇行です。あはは。というか母ちゃんかわいい! 今どきおひつでご飯ってのも新しい(笑

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なーんて六花の変化を「グレた?」と危機感を煽るダビィ&シャルル。総長六花はどんな昭和ヤンキーかと…ひらがなの「よろしく」がかわいい(笑。てな所へ慌てて飛んできたランスを顔面キャッチのマナは報告を聞いて大慌て! 言われたとおりの建物へガッ飛んで障子をガラッと開け―

「早まらないで六花!」

取り札が並ぶ畳部屋にてジャージ姿で唖然の六花、そりゃいきなりあの勢いでカチ込まれては時間も止まります(笑。勉強の一環として百人一首の本を読んだら切ない恋の歌に目ぇキラキラさせてドハマリ、どうやら六花には年相応のオンナノコの感情があるようで微笑ましい。歌だけではなくリアルで仄かなオトメゴコロ話もやってくれないだろうか。この4人だったら六花が一番恋愛話に向いていそうですし(笑。ともあれ百人一首にハマった挙げ句の競技かるた入門、それが高じて成績低下、判っちゃいるけどやめられない! ってのは視野狭窄気味の六花らしいかもしれない。

「でももうやめるつもり。私にとってはママとの約束が一番だもの」

マナをシェイクするほど楽しくてたまらないかるた。それをやめる理由はお母さんとの「約束」を守るため、つまり自分の夢は無意識のうちに約束遂行の義務感に上書きされていたのです。もちろん医者になる事自体は今の六花の夢でもあるけれど、それ以上に「約束」である事をを重視している。これがもし自分の夢(意志)が最優先だったなら「私にとってはお医者さんになる事が一番の夢だもの」と言ったはず。

「王女様はかるたが好きでよく遊ばれていたわ」
「トランプ王国なのにかるたまで嗜まれてたんですね」

ありす様の地味なツッコミにまず笑った。ともあれかるたクイーンとの対戦で自分の実力を試したら潔く引退と六花、すると真琴は「クイーン」から王女様を連想し…クイーンは女王様、王女様はプリンセスじゃ? まさかとは思うけど制作スタッフは混同してないよね? そんな引退試合(?)に向けて協力を惜しまないマナ、目を伏せて肩をポンの仕草は大物っぽいけどかるたはド素人です(笑

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何でも揃ってる四葉邸の大広間にて始まったかるた特訓はランス受難すぎ、ふくれる真琴かわいすぎ。というかありすvs真琴の対戦が「六花の実力アップ」に無関係すぎて笑った。そして当然のように同席しているアイちゃんはもう触れないでおこう。その後体力作りのランニングで自転車を転がすありす様は超レア映像かも。

疎かにしていた勉強を頑張る二人は練習疲れかいつしか突っ伏し、てな所を覗いた母ちゃんは床に散らばるかるた札に気付いて全てを察した? 奇行の原因に気付いても何も言わない辺り娘の思いを尊重する親心が窺えます。

さて鳴り物入りで登場したキングジコチューの娘「レジーナ」は今回もチラ見せ程度の出番であります。ふぬぬ! 引っ張りも結構だけれどせっかく登場したのだからもっと活躍させないと出てきた意味が無いような。さっそくゴマ擦ってるベールさんは中間管理職の悲哀を感じさせますが登場当初のキャラ性の崩壊は免れず、何だかよう判らんキャラになってしまった感じ。そもそも自己中精神が売りのジコチュー幹部が他人に気を遣ってどうすんの?(笑

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ほどなく始まった手合わせ会。読手の口元からクイーンの超反応→取り札ビシィ!の演出はじつにからくれなゐであります。マンマと言っていいほど(笑。あまりの迫力・実力に顔面蒼白の六花は対戦前からすっかり自信を失って俯き、一方真琴はクイーンのオーラに何か感じ入るものがあったようで…まさかこれが青クリスタル出現の伏線になっているとは。

「今こむといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな」

そのクイーンはコドモ相手に笑顔で接するも男からのサインはお断り。サインを求めてくるような軟弱な男なんて! みたいな。クイーンの私が惹かれるような強い男を待っているうちに有明の月が出てしまった=待ち人来たらずの歌はなかなか面白みがありました。例によってジコチュー化は唐突でしたが(笑

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というわけで今回のジコチューはかるたクイーンモチーフで、プリキュアたちとの戦いは当然のようにかるた勝負であります。巨大取り札が並ぶ大広間はいかにもな光景、とはいえ畳のサイズがおかしいためプリキュアたちが異様に小さく見えてちょっと笑った。これではプリキュアの身長が80cmくらいですよ(笑。仕方ないとはいえ畳の上を靴履きで立っていたのはどうにも落ち着かなかった。あと細かい事を言うと某かるたアニメで有名な取り札が脱字していて笑った。ちなみに正解は「みつくくるとは」です。よりによってこの札を…。

ここから暫しクイーンのかるた技が炸裂しまくり。飛んできた取り札にビッターン!はともかく、お手つきの送り札でドッカーン!はルール知らないと意味が判らんかも。ミスったソードの表情がかわいい! コメディアクションらしくキャラの表情変化も面白く、嫌々付き合っている(というか振り回されている)イーラくんもかわいかった(笑。続く勝負もロゼッタは囲い手に吹っ飛ばされ、ダイヤモンドも歯が立たず、クイーンジコチューの前に倒れたダイヤモンドはあまりの実力差に諦め顔。あらら。

「大丈夫だよ」
「キュアダイヤモンド、あなたの努力の成果を見せてあげて!」

そんなダイヤモンドにそっと手を重ねて勇気づけるキュアハート。努力は裏切らない!みたいないい話風の流れと巨大かるた勝負のミスマッチがシュールな化学反応を起こし、感動していいのか笑っていいのかよく判らないダイヤモンド復活シーンでした。

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マナの言葉で立ち上がったダイヤモンドは全力全壊! 読手の声に先のお手つき札「わかみよにふる」へ飛び、1枚の札を取り合う攻防をなかなか熱く見せてくれます。ここもイーラくんの表情が良かった。そしてダイヤモンドの脚が綺麗(そういう所ばかり見ない。激しい攻防を勝ち取ったダイヤモンドは札を飛ばし、生じた隙にラブハートアローをぶち込んでフィニッシュ。せっかくの当番回なのだからダイヤモンドにフィニッシュさせてあげたかったかも。というかビーストジコチューなのにラブハートアロー一発で浄化できるのね。これではますます他三名の立場が…。まあ自信を取り戻したダイヤモンドの表情が良かったので良しとしましょう。

その後クイーンとの対戦は13-0と大負けなれど六花の表情は清々しいものでした。自信を失い萎縮したままで試合に臨んだらこの表情は見られなかったでしょう。みんなと重ねた努力を全て出し切れた笑顔は六花の何よりの財産だと思います。というか現役クイーン相手に12枚も取れた事は誇っていい。この結果をして六花の将来性を見抜いたクイーンは取り札セットをプレゼントしさらなる精進を期待…判りにくいけれど一応筋は通っています。

というわけでクイーンからもらった青い取り札にアイちゃんが触れると以下略。王女様が「自分が好きだった物」にクリスタルを忍ばせてアイちゃんが復元という流れっぽいけれど…前回のロイヤルイエローはともかく今回は力技すぎるような。というか頼むから誰かこの超現象にツッコんでください。

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そしてお母さんの親心が炸裂するエピローグへ。かるたがバレて気まずい中 六花は心配掛けまいと空元気の笑顔を見せます。ところがそんな気質など全てお見通しのお母さんは健気な娘をギュッと抱きしめ―

「楽しい事が見つかって良かったね」

「約束」に囚われずやりたい事が見つかったら全力でやってみればいい、夢はいくつあってもいい、あなたなら何だってできる。これは我が子を一個人として認め信頼しているからこそ言える言葉で、その思いは言われた六花にも伝わり…こういう絶対的な信頼関係を実感すると子供心に何より嬉しいもの。また見方によっては良い意味での親離れ・子離れの瞬間と捉えられるかもしれません。子供は親の所有物ではなく、親は子供の檻ではない。互いに自立しながらも親子の絆・愛情をしっかり感じられる関係は、両親が留守がちな六花にとって心強いものでしょう。

それはそうとほどなく現れたフリーダム父ちゃんに手を繋がれて焦る表情がいかにも年頃の娘っぽくて微笑ましかったり。てな六花のリアクションに構わず反対の手を握る母ちゃんもさすが(笑。そこからアバンと絡めたラストシーンは年月を経ても変わらない仲良し親子の愛情を感じさせる綺麗な締めでした。

次回は久しぶりに真琴のアイドルモードが見られそうです。紫クリスタルが何から発生するやらお楽しみ。

       

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No title

今回は11話以降のストーリー・構成の低落傾向にようやく歯止めが
かかった気がします。

10話に続き六花メインの話ですが、のめり込む性質の六花とそれを優しく見守りつつフォローする
母親の構図がそれ以上に生かされていたのが良。六花いい子だよ。
かるたクイーンモチーフのジコチューやそれに半ばいやいや付き合せられるイーラ君とか
コメディ・アクションもキレが良く、さすが黒田演出と感心。楽しめる一作でした。

しかし、低落傾向の根本原因たるアイちゃん関連の矛盾や謎、そして触れねばいけない事実を
まるで見えていないかのようにふるまうヒロインたちの行動のおかしさはいったいいつ是正されるのか。
ジョー岡田関連かアイちゃん関連の謎のいくつかを早々に開示しないとストーリの陳腐化と
視聴者のドキ離れが加速しないか心配しています。

No title

とりあえず、六花はこういう時こそ眼鏡をかけるべきだと思うんだ。

ベールさんとブンビーさんとは気が合いそう。

れすれす

>通りすがりさん
じつは長年の競技かるたファンなので今回エピソードはかなりご褒美でした(笑。作画も良く表情も豊かで、おっしゃるとおり黒田演出も冴えて全体的に出来が良かったと思います。とはいえやはりアイちゃん関連だけはどうにも不自然で、この点さえ上手く片付けてくれれば…と毎回毎回溜息が。謎を引っ張るのはいいのだけれど引っ張り方が無理すぎ、そのせいで全体のイメージがおかしくなってしまうのは残念でなりません。

>オルタフォースさん
思えばメガネ無しで取り札を判別できるのはおかしいかも(笑。そして上司の愚痴を肴に焼き鳥屋台で一杯やってるベールさん&ブンビーさんの図が想像しやすすぎ。いつの世もしがらみの皺寄せは中間管理職へ行くのでしょう(笑
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