2013-07-09(Tue)
神のみぞ知るセカイ 女神篇 #01 When the Sun Goes Down
光を! この世界に光を! ときめきを!

かのんの告白、アポロ顕現からTVアニメ第三期・女神篇開幕です。
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かのんの告白、アポロ顕現からTVアニメ第三期・女神篇開幕です。
2010年10月期のTV第一期、2011年4月期のTV第二期、その後OVA3本(?)を挟んで久しぶりの神にーさまTVアニメ第三期は満を持しての女神篇です。制作体制は前シリーズからほぼ引き継ぎですが、監督はOVA「天理編 (前・後編)」から担当されている大脊戸聡氏が今回TV編も続投…などともっともらしく書いてますが、じつは私はOVAを見ていないのでナントモ。キャストはもちろん続投、というかこれを変えちゃダメですね。
原作はイマサラ言うまでもなく若木民喜氏著の「神のみぞ知るセカイ」。小学館少年サンデー連載、既刊コミックスは第22巻まで刊行されている人気シリーズです。ちなみに私は第二期アニメが終わった後にレンタルコミックで一気読み、その後の女神篇もレンタルや雑誌立ち読みで一通り追っており、つまり今シリーズは以前と違って原作既読で迎える事となりました。とはいえカネかけずに読破したため記憶が結構怪しく、今回のアニメ化は記憶掘り起こしとの戦いになりそう。

例によってギャルゲー世界にダイブしちゃってる我らが神にーさまのお出ましから始まった第三期、まずは神にーさまの立ち位置を軽く紹介しながら第二期終わりから女神篇導入までの間に攻略されたヒロインたちのダイジェストをチラリ…って結&月夜までダイジェストって!? この二人の攻略ってせめてOVAで少しは触れたのかな。しかし第二期ラストでチラリと見せた水泳娘やラーメン娘やお婆ちゃんなどなど、尺的にアレなのでしょうけれどこの扱いは気の毒だなあ。
などなど超特急のダイジェストからエルシィ&ハクアに声を掛けられた神にーさまが光の扉を開けてOPへ。いよいよ本作の要である女神篇の開幕に気分が盛り上がる演出です。

OPテーマはOratorio The World God Only Knows歌唱の「God only knows -Secrets of the Goddess- (Extract)」、例によってやたら荘厳であります。前シリーズまではギャルゲー的女の子攻略アニメのテーマに荘厳な曲がミスマッチ的な面白さを感じさせましたが、今シリーズに関しては内容にシンクロしているかも? それはともかくエルシィかわいい。
電脳セカイをダイブする神にーさまに続いて恒例の登場キャラ見返りカットは天理、かのん、栞、月夜、歩美、結、そしてちひろ…ううむ、これはどうしたものか。何故この子たちなのか? は勘が良い人なら(以下自重

Aパート冒頭はかのんに宿る女神「アポロ」の顕現。目映い光と共に鏡に現れたアポロはノーテンキなお馬鹿キャラで、高貴さなど感じさせない親しみやすい女神様です(笑。お疲れ気味のかのんとのテンション差も面白い。東山さんの一人二役も冴えてます。
続いて朝の通学風景にて女神「ディアナ」の顕現シーン。いつも通りのスタイルで学校へ向かう神にーさま、を出迎える小動物天理。ゲームに入り込んで天理を華麗にスルー、すると背後で目映い光が放たれて現れたディアナはこれまた名塚さんの二役がいい感じ。ディアナは顕現早々「天理と結婚してください」と無茶をおっしゃり、さらにズバズバと神にーさまを攻めまくり。いいなあ。名塚さんのキッツイ口調は脳幹にキます。

「妾は馬鹿ぞ!」
久しぶりに登校してきたかのんに学校中大騒ぎ、しかしかのんの瞳にはあの男しか映っていない? ああもう! ここでアポロとディアナの関係が語られ、かのんに「以前の記憶」が残っている事が語られ、そしてかのんの思いも明らかに。それにしてもアポロが馬鹿すぎてかわいすぎる(笑
神にーさまへの思いが残る中で「振られた」事も思い起こし、そんな気持ちを振り切ってステージに立つかのん…をじっと見つめる影ががが!

「女神がいる娘は覚えています。あなたの事を」
天界・人間界・冥界の関係、そして旧悪魔による企みなどなど、ディアナによる状況説明はこれまでの本シリーズの空気感を一変させるもの。旧悪魔を封印した「ユピテルの姉妹」はダミーの駆け魂と共に人間界に来た、つまり神にーさまが攻略した(駆け魂を抜いた)女の子の中に女神がいるかも? という流れは、原作を読んだ時にちょっと感心しました。単なる女の子攻略、ターンごとに記憶が消えるご都合まんがではなく全てがここへ至る前振りだったのか!と。
「誰かが妾たちを見ておるぞよ」
てな会話を遠目に見ていたかのんはアポロからの声がけにトイレ直行、すると明らかに怪しい影がかのんを見張っていて恐怖感を煽ります。怯えるかのんもかわいい(酷。A終わりの影に続いてかのんの周囲の不穏な空気がブーストされまくりです。
一方先のディアナのお言葉に穏やかじゃない神にーさま。とりあえずクラス内の攻略済み女子を見回し、すると縋るような表情のかのんと視線交錯…そういやかのんは攻略後の再会時に記憶の残滓を窺わせていましたね。これもまた前振りだったのか。
マンションに帰宅したかのんはついに影から直接攻撃を受け、一人ベッドで怯えながら神にーさまの名に縋る。そして明けて翌日、怯えMAXのかのんはついに影の存在に気付きます。

「私、桂馬くんの事忘れてないよ。覚えてるよ」
授業中にも関わらずおもむろに抱き付き、ギュッとムネを押し当てながら顔を寄せ、熱っぽい表情で神にーさまに縋るかのん。顔近い! というかキス寸前です! この一部始終を見ている歩美、そしてちひろの胸中や如何に?…っと、この話はこの辺で。
「桂馬くんが好き!」
ざわめき沸き立つ教室を出た廊下での告白劇。いっぱいに溜めた涙を溢れさせ、かのんは神にーさまへ思いを伝える。このシーンはさすがここ一番の見せ場だけあって作画も極上、繊細な表情描写も素晴らしかった。しかしこの感動的な告白も神にーさまにとっては違うベクトルのインパクトがあったようで、事態を察した神にーさまはかのんの手を引きその場を離れ、するとまたしても目映い光が発せられ――

かのんの告白によってラブパワーがブーストされ、ついにアポロは実体(憑依)にて顕現。憑依体となっても軽いノリは変わらず、とはいえ係る事態の大きさに即座に離脱して対処に走る辺り女神としての自覚はしっかりしてます。
そしてアポロと影の対峙へ。不意を突かれて首を絞められ、次の瞬間四肢を抑えられ、禍々しい気を放つ剣に思いっきり刺されて大ピンチ! ってレベルじゃない大ピンチのアポロ。憑依体で刺されたという事はかのんの身体も貫いている訳で、さていきなりの大ピンチにどうするどうなる? ってな所で引き。
この流れは原作既読で判っていたとはいえ映像のインパクトに暫し絶句、前シリーズまでの呑気なラブコメの空気は微塵もありません。しかし原作未読でTVシリーズだけのユーザーは第三期初回のこの引きをどう感じただろう? と余計な心配をしながら私は次回を待ちます。もちろん視聴は継続、レビューはどうしようかな。同日放送の「きんいろモザイク」が予想以上に面白く、とりあえず今回は本作を書きましたが次回ははたして。
原作はイマサラ言うまでもなく若木民喜氏著の「神のみぞ知るセカイ」。小学館少年サンデー連載、既刊コミックスは第22巻まで刊行されている人気シリーズです。ちなみに私は第二期アニメが終わった後にレンタルコミックで一気読み、その後の女神篇もレンタルや雑誌立ち読みで一通り追っており、つまり今シリーズは以前と違って原作既読で迎える事となりました。とはいえカネかけずに読破したため記憶が結構怪しく、今回のアニメ化は記憶掘り起こしとの戦いになりそう。

例によってギャルゲー世界にダイブしちゃってる我らが神にーさまのお出ましから始まった第三期、まずは神にーさまの立ち位置を軽く紹介しながら第二期終わりから女神篇導入までの間に攻略されたヒロインたちのダイジェストをチラリ…って結&月夜までダイジェストって!? この二人の攻略ってせめてOVAで少しは触れたのかな。しかし第二期ラストでチラリと見せた水泳娘やラーメン娘やお婆ちゃんなどなど、尺的にアレなのでしょうけれどこの扱いは気の毒だなあ。
などなど超特急のダイジェストからエルシィ&ハクアに声を掛けられた神にーさまが光の扉を開けてOPへ。いよいよ本作の要である女神篇の開幕に気分が盛り上がる演出です。

OPテーマはOratorio The World God Only Knows歌唱の「God only knows -Secrets of the Goddess- (Extract)」、例によってやたら荘厳であります。前シリーズまではギャルゲー的女の子攻略アニメのテーマに荘厳な曲がミスマッチ的な面白さを感じさせましたが、今シリーズに関しては内容にシンクロしているかも? それはともかくエルシィかわいい。
電脳セカイをダイブする神にーさまに続いて恒例の登場キャラ見返りカットは天理、かのん、栞、月夜、歩美、結、そしてちひろ…ううむ、これはどうしたものか。何故この子たちなのか? は勘が良い人なら(以下自重

Aパート冒頭はかのんに宿る女神「アポロ」の顕現。目映い光と共に鏡に現れたアポロはノーテンキなお馬鹿キャラで、高貴さなど感じさせない親しみやすい女神様です(笑。お疲れ気味のかのんとのテンション差も面白い。東山さんの一人二役も冴えてます。
続いて朝の通学風景にて女神「ディアナ」の顕現シーン。いつも通りのスタイルで学校へ向かう神にーさま、を出迎える小動物天理。ゲームに入り込んで天理を華麗にスルー、すると背後で目映い光が放たれて現れたディアナはこれまた名塚さんの二役がいい感じ。ディアナは顕現早々「天理と結婚してください」と無茶をおっしゃり、さらにズバズバと神にーさまを攻めまくり。いいなあ。名塚さんのキッツイ口調は脳幹にキます。

「妾は馬鹿ぞ!」
久しぶりに登校してきたかのんに学校中大騒ぎ、しかしかのんの瞳にはあの男しか映っていない? ああもう! ここでアポロとディアナの関係が語られ、かのんに「以前の記憶」が残っている事が語られ、そしてかのんの思いも明らかに。それにしてもアポロが馬鹿すぎてかわいすぎる(笑
神にーさまへの思いが残る中で「振られた」事も思い起こし、そんな気持ちを振り切ってステージに立つかのん…をじっと見つめる影ががが!

「女神がいる娘は覚えています。あなたの事を」
天界・人間界・冥界の関係、そして旧悪魔による企みなどなど、ディアナによる状況説明はこれまでの本シリーズの空気感を一変させるもの。旧悪魔を封印した「ユピテルの姉妹」はダミーの駆け魂と共に人間界に来た、つまり神にーさまが攻略した(駆け魂を抜いた)女の子の中に女神がいるかも? という流れは、原作を読んだ時にちょっと感心しました。単なる女の子攻略、ターンごとに記憶が消えるご都合まんがではなく全てがここへ至る前振りだったのか!と。
「誰かが妾たちを見ておるぞよ」
てな会話を遠目に見ていたかのんはアポロからの声がけにトイレ直行、すると明らかに怪しい影がかのんを見張っていて恐怖感を煽ります。怯えるかのんもかわいい(酷。A終わりの影に続いてかのんの周囲の不穏な空気がブーストされまくりです。
一方先のディアナのお言葉に穏やかじゃない神にーさま。とりあえずクラス内の攻略済み女子を見回し、すると縋るような表情のかのんと視線交錯…そういやかのんは攻略後の再会時に記憶の残滓を窺わせていましたね。これもまた前振りだったのか。
マンションに帰宅したかのんはついに影から直接攻撃を受け、一人ベッドで怯えながら神にーさまの名に縋る。そして明けて翌日、怯えMAXのかのんはついに影の存在に気付きます。

「私、桂馬くんの事忘れてないよ。覚えてるよ」
授業中にも関わらずおもむろに抱き付き、ギュッとムネを押し当てながら顔を寄せ、熱っぽい表情で神にーさまに縋るかのん。顔近い! というかキス寸前です! この一部始終を見ている歩美、そしてちひろの胸中や如何に?…っと、この話はこの辺で。
「桂馬くんが好き!」
ざわめき沸き立つ教室を出た廊下での告白劇。いっぱいに溜めた涙を溢れさせ、かのんは神にーさまへ思いを伝える。このシーンはさすがここ一番の見せ場だけあって作画も極上、繊細な表情描写も素晴らしかった。しかしこの感動的な告白も神にーさまにとっては違うベクトルのインパクトがあったようで、事態を察した神にーさまはかのんの手を引きその場を離れ、するとまたしても目映い光が発せられ――

かのんの告白によってラブパワーがブーストされ、ついにアポロは実体(憑依)にて顕現。憑依体となっても軽いノリは変わらず、とはいえ係る事態の大きさに即座に離脱して対処に走る辺り女神としての自覚はしっかりしてます。
そしてアポロと影の対峙へ。不意を突かれて首を絞められ、次の瞬間四肢を抑えられ、禍々しい気を放つ剣に思いっきり刺されて大ピンチ! ってレベルじゃない大ピンチのアポロ。憑依体で刺されたという事はかのんの身体も貫いている訳で、さていきなりの大ピンチにどうするどうなる? ってな所で引き。
この流れは原作既読で判っていたとはいえ映像のインパクトに暫し絶句、前シリーズまでの呑気なラブコメの空気は微塵もありません。しかし原作未読でTVシリーズだけのユーザーは第三期初回のこの引きをどう感じただろう? と余計な心配をしながら私は次回を待ちます。もちろん視聴は継続、レビューはどうしようかな。同日放送の「きんいろモザイク」が予想以上に面白く、とりあえず今回は本作を書きましたが次回ははたして。
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