2013-08-20(Tue)
神のみぞ知るセカイ 女神篇 #07 Bad Medicine
女神捜索もいよいよ大詰め。

末妹メルクリウスが宿るのはどっちだ?
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末妹メルクリウスが宿るのはどっちだ?
七人の宿主候補から毎回順調に見つけた女神は五人を数え、早くも残り一人(メルクリウス)となりました。この女神篇スタートの時点でディアナは顕現しており、アポロもあっさり出て、続く三人も電車道の如く見つかり…まあ原作既読のせいも多々あるとは思いますが「女神捜索」という観点からするとハズレ無しの鉄板展開はドキワクハラハラ感に乏しく、正直ここまでのお話は私的には長い長いプロローグとさえ。
という所で今回からいよいよ歩美&ちひろの再攻略が始まります。二人のどちらかにメルクリウスが宿り、片方には宿っていない。つまり片方は攻略時の記憶が無いにも関わらず二人共神にーさまへオトメゴコロが止まらない=どちらに女神が宿っているか判らないまま、さらに親友同士の微妙な心理が絡んでややこしくなっていく展開はドキドキ感に溢れ、その泥沼を絶妙にコントロールしながら同時再攻略のスロットルを踏み続ける神にーさまの手腕に感心し、そして全てが明らかになる結末に以下ネタバレ自重。

アバン冒頭は久しぶりのエルシィかのん。風邪薬(新カノヌウァールX)のCMにて今回の風邪話を軽く前振った後、仕事の合間で素に戻るカットをちらほらと。消防車で遊ぶエルシィかわいい&久しぶり。でもこれってマネージャーさんからどんな風に見えてるんだろ?(笑。などなどきちんと任務をこなしながら神にーさまを心配するカットからパッと切り替わった桂木家では、まさにエルシィの心配が的中して神にーさまがバッタリ倒れてます! 前回チラリと振った風邪が悪化し意識は朦朧、この大変な時に間が悪い! けれどこの悪条件さえ「お見舞いイベント」として再攻略に活かす神にーさまの逞しさよ。
てな所へやってきた金髪兄ちゃんはノーラのバディである浅間亮。イケメンな外見と裏腹に全開アホキャラなのだけれど…アニメ派の人は完全に初見ですよね。まあ彼については本編中の雰囲気から察していただけばそのマンマなので(笑

お見舞いイベントの仕込みとしてエルシィのケータイから歩美へお電話。着信表示に油断している所へ突然神にーさまの声が聞こえてドッキン!の歩美がまずかわいい。ちひろたちの目を避けるようにベランダへ飛び出て、会話中も教室内を気にして小声で話し、「風邪で寝込み中」「今日は誰もいない」と聞いて物思う横顔もいろいろ意識しまくってる様子が窺えます。教室内に戻ってちひろにあれこれ訊かれてももちろんダンマリ。あらかわいい。
これにて仕込み完了という所で今度はちひろから入電。エルシィにかけたはずなのに何故か神にーさまが出て戸惑うちひろの横顔がこれまた。ここで神にーさまは鉢合わせを避けるべく冷たく突き放し、一方「バ~カ」と言われたちひろは不機嫌の顔を見せ、全ては計画通りと思われましたが。

けいおんぶ練習後のお誘いを断って誰にも内緒で向かった先は桂木家の前。勢いで来たはいいけど入るに入れずモジモジしてる表情はいかにもだけれど良し良し。結局入るきっかけが掴めないままお帰りコースへ向かった瞬間、家の中からガッシャーン!&助けを求める声が聞こえ…じつにベタな作戦ですが倒れている神にーさまは本物の病人なのでこの上ない迫真の演技(?)となり、歩美が至近距離で見ても触れても疑う余地が無いカンペキな作戦に。神にーさま身体張ってるなあ(笑
不本意を装いながらも神にーさまの部屋演出&会話で頬を染めて脚をモジモジさせる歩美。さらに水コップ受け止めイベント(笑)のリアクションからして、この時点で好感度は相当高い事が見込まれ…体調最悪なれど再攻略のスロットルを床まで踏み抜く神にーさまの不敵な笑み、しかしそんなにーさまを絶体絶命のアクシデントが襲います。

玄関のピンポンに窓外を見るとそこに立っていたのは何とちひろ。先の電話で釘を刺しておいたのに何故!? と思いながらも来てしまった事はどうにもならず、後は亮の機転で上手く帰してくれれば…なーんて期待はするだけ無駄でした(笑。あっさり玄関を通過し二階の部屋へ迫るちひろ、このままだと最悪の鉢合わせです。さあどうする!?
すると神にーさまは歩美をベッドへ放り投げ、馬乗りから血走った目で口を押さえ付け…いつも勝ち気な歩美が瞳をキュッと絞って怯えた表情は危機感の演出が効き、足元からのアングルでは両脚をぴたりと閉じて藻掻く辺りじつに生々しい(笑
ベッド上の組んずほぐれつの一方で部屋前のちひろは前髪を整える仕草。いかにも神にーさまを意識しまくるオンナノコ的描写は普段とのギャップが効きまくり、何というかちひろかわいいな! そして部屋に入るとベッドに寝込むにーさまとご対面。最悪のバッティングをとりあえず回避して一息のにーさま、意外な人物の訪問に布団の中で動揺が止まらない歩美の表情変化も見どころです。

ここから暫く歩美を布団に隠した神にーさまとちひろの攻防戦。楽譜を返しに来たテイで上がり込んだちひろは寝込むにーさまへかいがいしく世話を焼き、心配している素振りを見せ、一方にーさまはちひろに合わせながら合間合間で歩美のフォローをこなす。
「このダブルお見舞いイベント、僕なら上手くやれるぞ!」
災い転じてナントヤラ、最悪の状況から文字通りの同時攻略にスロットルを踏み込むにーさまの落とし神っぷりは凄い。とはいえ結構キワキワですよねこれ。同衾がバレた瞬間に回復不可能なダブルゲームオーバーという諸刃の剣。

ちひろ的には気を利かせた暖房オンから、部屋を出た隙に布団をめくってプハー!の一息。布団に潜ってただでさえ暑苦しいのに暖房まで入ったら汗っかきの歩美は…この時点で既に半透けのシャツが!シャツが!(落ち着け。ちひろ訪問に拗ね、楽器店での出来事を知って動揺し、ちひろ訪問の真意を知って肘鉄一撃、そして歌に関するにーさまのリアクションを聞いてしょんぼり…などなど布団の中の歩美の変化が全力で女の子しててニマニマが止まりません。
一方布団の外ではちひろのアピール、そのミニスカで床に座ってギター弾きはじつに際どい(そういう所ばかり見ない。ほどなく始まったちひろの歌はにーさまに攻略時の風景を思い出させ…てな具合にどちらが「本命」なのかいい感じに紛らわしいままダブルお見舞いイベントは佳境へ。

歌い終わったちひろが帰ると布団内で茹で上がった歩美を救出、先のとおり汗っかきの歩美は全身ずぶ濡れの様相となり、汗で透けたシャツはピッタリと張り付き…もはや何も申しますまい。このグラマラスボディ+ピンクのブラ+上気した表情を前にして理性を保てるにーさまはさすが神を名乗るだけの事はあります。
「どうして歩美はいつも怒ってるんだ?」
「あんたが悪いんでしょう!?」
不機嫌MAXの歩美の真意を一瞬で見抜いたにーさまは肩へのボディタッチから一気にフィナーレへ! というジャストタイミングで――

「私さ…あんたの事…好きなんだ」
戻ってきたちひろによるドア越しの告白。室内のにーさまは聞こえないふりでごまかすも、隣に座る歩美にバッチリ聞かれてさあ大変です。あくまでも「聞いてない」と押し通すにーさま、この気まずさに帰ろうとする歩美をどうにか足止めして作戦変更は「どちらか先に落とすしかない!」。というわけで、向こうから告白してくるほど好感度が上がりきっているちひろに照準を合わせて電話を掛け、着信音に気付いたちひろはケータイを開き、
「聞いてたの…私…」
しかしてちひろが取った電話の相手は歩美だったという、ナントモ胃が痛くなる展開であります。まあ親友だけに以前から薄々勘付いてはいただろうけど、告白をナマで聞き、さらに居場所をごまかしながらの通話にてちひろの気持ちに確信を持った歩美は…恋愛と友情を秤に掛けて友情を取ってしまう子なのですね。ああもう!
「ちひろと仲良くするんだよ」
身を引く覚悟を決めた事で嫉妬や怒りの表情は消え、にーさまの腹痛芝居にも乗らず、すっきりとした表情でサッサとお帰りの歩美。ちひろのゲージは上がりっぱなしだけれど、歩美再攻略はもはや絶望的となり、さてさて神にーさまはここからどう巻き返すのかお楽しみ。
さすが歩美&ちひろ編は制作側も気合いが入っているのか作画も上々で表情描写もサービス(笑)も極上、また結果に繋がる各演出の芸の細かさに唸らされますが…ネタバレ自重のためその点について何も言及できない現状が辛い。未読の方は結果が出た後にもう一度見直してみる事をオススメします、としか。
という所で今回からいよいよ歩美&ちひろの再攻略が始まります。二人のどちらかにメルクリウスが宿り、片方には宿っていない。つまり片方は攻略時の記憶が無いにも関わらず二人共神にーさまへオトメゴコロが止まらない=どちらに女神が宿っているか判らないまま、さらに親友同士の微妙な心理が絡んでややこしくなっていく展開はドキドキ感に溢れ、その泥沼を絶妙にコントロールしながら同時再攻略のスロットルを踏み続ける神にーさまの手腕に感心し、そして全てが明らかになる結末に以下ネタバレ自重。

アバン冒頭は久しぶりのエルシィかのん。風邪薬(新カノヌウァールX)のCMにて今回の風邪話を軽く前振った後、仕事の合間で素に戻るカットをちらほらと。消防車で遊ぶエルシィかわいい&久しぶり。でもこれってマネージャーさんからどんな風に見えてるんだろ?(笑。などなどきちんと任務をこなしながら神にーさまを心配するカットからパッと切り替わった桂木家では、まさにエルシィの心配が的中して神にーさまがバッタリ倒れてます! 前回チラリと振った風邪が悪化し意識は朦朧、この大変な時に間が悪い! けれどこの悪条件さえ「お見舞いイベント」として再攻略に活かす神にーさまの逞しさよ。
てな所へやってきた金髪兄ちゃんはノーラのバディである浅間亮。イケメンな外見と裏腹に全開アホキャラなのだけれど…アニメ派の人は完全に初見ですよね。まあ彼については本編中の雰囲気から察していただけばそのマンマなので(笑

お見舞いイベントの仕込みとしてエルシィのケータイから歩美へお電話。着信表示に油断している所へ突然神にーさまの声が聞こえてドッキン!の歩美がまずかわいい。ちひろたちの目を避けるようにベランダへ飛び出て、会話中も教室内を気にして小声で話し、「風邪で寝込み中」「今日は誰もいない」と聞いて物思う横顔もいろいろ意識しまくってる様子が窺えます。教室内に戻ってちひろにあれこれ訊かれてももちろんダンマリ。あらかわいい。
これにて仕込み完了という所で今度はちひろから入電。エルシィにかけたはずなのに何故か神にーさまが出て戸惑うちひろの横顔がこれまた。ここで神にーさまは鉢合わせを避けるべく冷たく突き放し、一方「バ~カ」と言われたちひろは不機嫌の顔を見せ、全ては計画通りと思われましたが。

けいおんぶ練習後のお誘いを断って誰にも内緒で向かった先は桂木家の前。勢いで来たはいいけど入るに入れずモジモジしてる表情はいかにもだけれど良し良し。結局入るきっかけが掴めないままお帰りコースへ向かった瞬間、家の中からガッシャーン!&助けを求める声が聞こえ…じつにベタな作戦ですが倒れている神にーさまは本物の病人なのでこの上ない迫真の演技(?)となり、歩美が至近距離で見ても触れても疑う余地が無いカンペキな作戦に。神にーさま身体張ってるなあ(笑
不本意を装いながらも神にーさまの部屋演出&会話で頬を染めて脚をモジモジさせる歩美。さらに水コップ受け止めイベント(笑)のリアクションからして、この時点で好感度は相当高い事が見込まれ…体調最悪なれど再攻略のスロットルを床まで踏み抜く神にーさまの不敵な笑み、しかしそんなにーさまを絶体絶命のアクシデントが襲います。

玄関のピンポンに窓外を見るとそこに立っていたのは何とちひろ。先の電話で釘を刺しておいたのに何故!? と思いながらも来てしまった事はどうにもならず、後は亮の機転で上手く帰してくれれば…なーんて期待はするだけ無駄でした(笑。あっさり玄関を通過し二階の部屋へ迫るちひろ、このままだと最悪の鉢合わせです。さあどうする!?
すると神にーさまは歩美をベッドへ放り投げ、馬乗りから血走った目で口を押さえ付け…いつも勝ち気な歩美が瞳をキュッと絞って怯えた表情は危機感の演出が効き、足元からのアングルでは両脚をぴたりと閉じて藻掻く辺りじつに生々しい(笑
ベッド上の組んずほぐれつの一方で部屋前のちひろは前髪を整える仕草。いかにも神にーさまを意識しまくるオンナノコ的描写は普段とのギャップが効きまくり、何というかちひろかわいいな! そして部屋に入るとベッドに寝込むにーさまとご対面。最悪のバッティングをとりあえず回避して一息のにーさま、意外な人物の訪問に布団の中で動揺が止まらない歩美の表情変化も見どころです。

ここから暫く歩美を布団に隠した神にーさまとちひろの攻防戦。楽譜を返しに来たテイで上がり込んだちひろは寝込むにーさまへかいがいしく世話を焼き、心配している素振りを見せ、一方にーさまはちひろに合わせながら合間合間で歩美のフォローをこなす。
「このダブルお見舞いイベント、僕なら上手くやれるぞ!」
災い転じてナントヤラ、最悪の状況から文字通りの同時攻略にスロットルを踏み込むにーさまの落とし神っぷりは凄い。とはいえ結構キワキワですよねこれ。同衾がバレた瞬間に回復不可能なダブルゲームオーバーという諸刃の剣。

ちひろ的には気を利かせた暖房オンから、部屋を出た隙に布団をめくってプハー!の一息。布団に潜ってただでさえ暑苦しいのに暖房まで入ったら汗っかきの歩美は…この時点で既に半透けのシャツが!シャツが!(落ち着け。ちひろ訪問に拗ね、楽器店での出来事を知って動揺し、ちひろ訪問の真意を知って肘鉄一撃、そして歌に関するにーさまのリアクションを聞いてしょんぼり…などなど布団の中の歩美の変化が全力で女の子しててニマニマが止まりません。
一方布団の外ではちひろのアピール、そのミニスカで床に座ってギター弾きはじつに際どい(そういう所ばかり見ない。ほどなく始まったちひろの歌はにーさまに攻略時の風景を思い出させ…てな具合にどちらが「本命」なのかいい感じに紛らわしいままダブルお見舞いイベントは佳境へ。

歌い終わったちひろが帰ると布団内で茹で上がった歩美を救出、先のとおり汗っかきの歩美は全身ずぶ濡れの様相となり、汗で透けたシャツはピッタリと張り付き…もはや何も申しますまい。このグラマラスボディ+ピンクのブラ+上気した表情を前にして理性を保てるにーさまはさすが神を名乗るだけの事はあります。
「どうして歩美はいつも怒ってるんだ?」
「あんたが悪いんでしょう!?」
不機嫌MAXの歩美の真意を一瞬で見抜いたにーさまは肩へのボディタッチから一気にフィナーレへ! というジャストタイミングで――

「私さ…あんたの事…好きなんだ」
戻ってきたちひろによるドア越しの告白。室内のにーさまは聞こえないふりでごまかすも、隣に座る歩美にバッチリ聞かれてさあ大変です。あくまでも「聞いてない」と押し通すにーさま、この気まずさに帰ろうとする歩美をどうにか足止めして作戦変更は「どちらか先に落とすしかない!」。というわけで、向こうから告白してくるほど好感度が上がりきっているちひろに照準を合わせて電話を掛け、着信音に気付いたちひろはケータイを開き、
「聞いてたの…私…」
しかしてちひろが取った電話の相手は歩美だったという、ナントモ胃が痛くなる展開であります。まあ親友だけに以前から薄々勘付いてはいただろうけど、告白をナマで聞き、さらに居場所をごまかしながらの通話にてちひろの気持ちに確信を持った歩美は…恋愛と友情を秤に掛けて友情を取ってしまう子なのですね。ああもう!
「ちひろと仲良くするんだよ」
身を引く覚悟を決めた事で嫉妬や怒りの表情は消え、にーさまの腹痛芝居にも乗らず、すっきりとした表情でサッサとお帰りの歩美。ちひろのゲージは上がりっぱなしだけれど、歩美再攻略はもはや絶望的となり、さてさて神にーさまはここからどう巻き返すのかお楽しみ。
さすが歩美&ちひろ編は制作側も気合いが入っているのか作画も上々で表情描写もサービス(笑)も極上、また結果に繋がる各演出の芸の細かさに唸らされますが…ネタバレ自重のためその点について何も言及できない現状が辛い。未読の方は結果が出た後にもう一度見直してみる事をオススメします、としか。
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