2013-09-12(Thu)

ドキドキ!プリキュア #31 大貝町大ピンチ!誕生!ラブリーパッド

本当の悲しみを知ったハートの慟哭、復活、諦めない思い。

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新アイテム「マジカルラブリーパッド」、新必殺技「プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ」初披露です。

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ストーリー後半に入って早々「二つの世界を滅ぼしてきた」と鳴り物入りで登場した追加幹部の保毛尾田保毛男&大食い大将。しかしその割に図抜けた強さも見せず、パワーアップのカマセにすらなっておらず、どうすんのこの人たち?と思っていたら今回ようやく存在意義を確立させました。まあその代償として消滅しちゃったわけですが。もうね、煽りに対してニヤマリの横顔が死亡フラグ以外の何物にも見えません(笑

その自信の根拠はジコチュー植物が放出するジコチューの種でした。無数に放出されたジコチューの種は人のプシュケーに入り込んで蝕み、芽を出した時にはジコチュー化完了という、これまでチマチマ一人ずつ指パッチンしていたジコチュー発動シーケンスを根底から覆す効率の良さであります。こんな便利アイテムがあるなら最初から…とも思いますが、おそらくここまで育てるのに相応の時間が掛かった?と好意的解釈。今回に至る前に水やりの1カットくらい挟んでおけば印象が違ったとは思うけれども。

一方プリキュア組はせっかく入手した「マジカルラブリーパッド」の使い方が判らず四苦八苦、床がせり上がって昭和のコンピウタが現れて調べるも解析不能、困った時のきゅぴらっぱー!も効かず…「きゅぴらっぱーでもダメかあ」には笑った。作中キャラがそれ言っちゃオシマイですよ?(笑。答えが出ずとも腹は減り、前回に続いてハラペコキャラのマナのお誘いでみなさん揃ってぶたのしっぽ亭へ。何でも揃うありす邸からわざわざ移動せんでもと思わなくもないと言ってあg(中略)ですが、各キャラの身近な人々が巻き込まれないと後の展開に繋がらなくなるため少々強引でも舞台を移す必要があったのでしょう。その店には「偶然」都合よく全員の身内が揃うし、本作はつくづく展開ありきの作りだなあと。

そういや店での会話でアイちゃんについて誰一人ツッコまない所を見ると、以前の記憶操作きゅぴらっぱー!は依然有効で、しかもマナ母以外にも効いている事が判ります。

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街で起きてる市民昏睡事件の報道を見つめるみなさんの裏側で伸びる魔の手。ふよふよと飛んできたジコチューの種に襲われた大人たちは報道同様眠りに落ち…意識を失いかけながらも「黒い物体」の報告を果たすセバスチャンは執事の鑑です。そしてTVを通した保毛尾田保毛男の犯行声明、真琴ライブの時といいモニタジャックが好きだなあ。

お誘いを受けてさっそくピンクカーを飛ばすみなさん。セバスチャンが倒れてしまったので運転はDBさんです。それはそうとリアシートに4人並んでいる絵面がどうにも気になる。前回のピンクプレーンもそうですが、ヨツバの乗り物は外見サイズ以上のキャビンサイズを実現する異次元技術が標準装備なのかもしれない(笑

「止める方法はただ一つ、私たちを倒す事だけ」

移動しながら説明ナレから現場に着くと保毛尾田保毛男のご高説。止める方法をわざわざ教えてくれるなんて親切な人です。とはいえ幹部二名から独立した「ジコチュー植物」の被害を幹部を倒す事で止められるというロジックがよう判りません。二人のジャネジーを元に作られたからと解釈するのが妥当でしょうが、作中でそういう説明は全くありませんし、結果的に二人を倒していないのに種騒動が解決してしまったのもスッキリしない。

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ラブリンクからアクションスタートの四人に対し五分制限を見越して待機を命じられる亜久里さんは何だかすっかりおミソな子っぽい(笑。ハート&ロゼッタの珍しいペアで連打連打からソード&ダイヤモンドのバンク技連携アクションはなかなかの迫力、吹っ飛ぶピンクカーの壊れ方も痛々しい! もちろん効かない必殺技×2に追い撃ったフォースアローもあっさり返され、頼みの綱のばっきゅーん!も効かずいきなり大ピンチ。そしていつの間にか合体ジコチューに奪われているラブリーパッドは目の前で粉々に。あらら。あれほど大騒ぎで手に入れた神器を使う前に壊されちゃった!?

エース変身直後にパッドを持ってたのはアイちゃん。こんなお宝を赤ん坊一人に持たせとくのはあまりに不自然で、そのパッドが遠く離れた敵方の手にあっさり渡ってるのも不自然。これだけ不自然だとアイちゃんわざとやってんじゃ?とすら思ってしまう(笑。成田氏はオンナノコらしい日常の機微や感情変化によるストーリー展開は上手いけれど、アクションを絡めた展開は相変わらず以下略。ガシャン!と割られてゼツボーMAXなれどキレイに五つに割れているのがミソで、これは商品版のラブリーパッドと神器のそれが全く別デザインであるカラクリを上手く絡めました。そもそもこのタイミングでキングジコチューを倒せる神器を手に入れたら話が終わってしまうため、いざ決戦のタイミングまで「封印」しとかないといけないのだなあ。今回の新必殺技も鏡本来の力ではなく、おそらく終盤山場にて五つのパッドが一つに集まり…みたいな?

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そんな大人の事情に構わず割れた鏡を拾い集めて抱き締め悲しむハート。メランへの思いを叫び、するとエースが激しい攻撃に飛び、しかし猛攻の最中に時間切れで落下終了と熱くカッコイイけれど肝心の所で力及ばず。続いてロゼッタリフレクションも破られ、ほどなく芽吹くジコチューの種に合体ジコチューは高笑いで飛び去り、万策尽きたプリキュア組はがっくり肩を落としてゼツボーの淵へ。

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「私、トランプ王国を失ったみんなの気持ちを判ったつもりでいた」
「でも、本当には判ってなかった」

肩越しのダイヤモンドのカットが妙に色っぽい(そういう所ばかり見ない。それはそうとキュアハートの叫び。見て聞いて想像力で隙間を埋めてもそれはあくまで知識の範疇で、実際に自分が体験しないと本当の気持ちなんて判らない。同情や上辺だけではない本当の悲しみを知って泣き叫ぶハートの生々しさは幼年アニメにしては少々挑戦的ではありますが、TVやネットの普及で「判ったつもり」になりがちな現代人全てへのメッセージにすら感じました。かくいう私もハートの叫びを見て「判ったつもり」でいるだけでしょうけれども。

ハートが泣き叫ぶ間にもジコチューの種は街を襲い、ここから暫く倒れて眠る人々の描写が続きます。街に続いて学校の様子、おなじみモブの八嶋さんや副会長、ソフト部の後輩ちゃん、亜久里さんの友達エルちゃんなどなど見知った顔を次々と映して危機感を強調しています。八嶋さんをもっと見たい! 二階堂くんはもっと絡むかと思ったけど最近はすっかり出番もなく久しぶりに見たと思ったら昏睡役とかお気の毒(笑

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「ああ泣いた泣いた、スッキリした」
「うん、落ち込むのはもうお終い」
「さあ、反撃だよ!」

なんてシビアな状況を気合い一発で吹き飛ばすハートの強さ。トランプ王国民の悲しみを心底判って涙を流すハートは、しかしいつまで泣いていても先に進めない事も判っている。この切り替えを一瞬で自己解決してしまう図抜けた強さはまさにヒーロー然としたもので、普段指導者ポジションたる亜久里さんすら唖然とさせるものでした。あはは。とはいえこれとてハート一人の強さで立ち上がったわけではなく仲間への信頼があればこそ、その強い意志にぐいぐい引っ張られ互いに高みに昇っていく構図は少女アニメと言うより熱血スポ根ヒーローモノのノリかも。

エースの成長変身になぞえて「強い思いがあれば成長できる」と自信満々の強い笑顔から五つの誓いを六つ唱えていざ出陣! ビル屋上の合体ジコチューと対峙にて「守りたい思い」を煌めかせ、諦めない負けないプリキュア魂を叫び…まあこの辺は良くも悪くもお約束の展開ですね。

プリキュアたちの思いに呼応してポッドの破片がキラキラと光を放つと、それはやがて市販型ポッドと化して販促タイムスタート(笑。一方亜久里さんはポッドの力にて再び変身、これにて五分制限は終了なのかな?

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五人バージョンとなった名乗りのキメは早くもエースが後列送りでちょっと笑った。それにしてもキュアハートの主役アピールが凄い。主役がセンターに立つのは通例として、立ち位置自体にこれほど差を付けるのはちょっと珍しいのでは?

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新商品マジカルラブリーパッドのバンクはきゅぴらっぱー!によって唐突に現れたLOVEラビーズが起動キー、やはりきゅぴらっぱー!依存ですか。もうそろそろアイちゃんのネタバラシしてくれないとモヤモヤばかり募ります。

ラビーズセットで光と共にカードが現れるカットはバンクなのに止め絵! 本作は各バンクの省力化が見受けられますがついにここまで来ましたか。そこからカードをクルッと広げ、各スートのカード(「A」はスートじゃないけど)をハートへ飛ばし、五枚のカードを一枚に集め気合い一発カードスローで「プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ」の発動です。ううむ、オモチャのアクションとしてはアリだろうけれど新必殺技の映像としてはイマイチ強く見えないかも? 正直フォースアローの方が強力に見えます。あとフィニッシュビームが飛んで行く時、プリキュアのロゴ(キューピッドの弓矢みたいなマーク)が進行方向を向いていないのが非常に気になった(笑

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「みんなと一緒にご飯を食べる。それが嬉しくて」

そんなこんなで戦い済んでぶたのしっぽ亭にてオムライス会の続き。危機的状況を体験し、何てコト無い毎日の掛けがえの無さを実感する言葉はなかなか深いけれど、亜久里さんは一度負けて絶望に落ちているはずなのにイマサラ? という気がしないでもないと言ってあg(以下略。何せ亜久里さん(キュアエース)の真実が依然ボカされたままなのでセリフがココロに響きにくいのだなあ。引っ張るべき謎と早々に明らかにすべき謎は使い分けたほうがいいと思う。

一方ジコチューボウルではベールさんが牙を剥いていました。冒頭での煽りの回収、ストレートフラッシュを受けて弱っている幹部二人からジャネジーを吸い取ってニヤマリ…いつも含んでいるチュッパキャンディにそんな機能があったのか! とはいえ荒ぶるケータイの悪夢を思い出すとどんだけ格好付けても以下略。できればこのままダークなヒールとして一花咲かせていただきたい。

       

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No title

あの頬パチンは、自分に気合を入れなおすという意味以上に、折れかかっている周囲に見せつけるための物だったのかもしれない。
7話の時の「あーっはっは!」の時といい、今回といい、
マナは突拍子もない行動で周りを再起させることが得意なようです。
そういう所からも「あくまでドキドキの主役はマナである」ということを再認識させられます。
エース出始めの頃は亜久里が主役を食ってしまうのではないかと不安でしたが、今は逆に亜久里が目立たなくなりすぎてしまうのではないかと不安ですw

ベール氏は、あのコンビの作戦は失敗に終わるだろうと悟っていたようでした。
そして戦闘後弱っている所で吸収しようともう考え付いていたのではないかと。
今回から真面目な大物幹部になってしまうようなので、携帯のようなサービスをしてくれなくなるのはそれはそれで寂しいです笑

れすれす

>御るあさん
確かにあの気合い入れは周囲への喚起に繋がりました。しょんぼりした雰囲気のままでは勝てる勝負も勝てませんし、気持ちをパッと切り替えてみんなをリードする牽引力は主役らしいと思えますね。ベールさんは完全に当て馬狙いで煽っていた感じ。今後はキングジコチューに忠誠を貫くか、はたまた謀反を企むか見どころかも。
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