2013-09-22(Sun)
プリティーリズム・レインボーライブ #25 さよなら、べる
愛の香りが優しい風に乗って私の心に心地よくそよいでいる。

愛に飢えた子供のべるにさようなら。
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愛に飢えた子供のべるにさようなら。
八方塞がりの状態でプリズムライブに挑むも奇跡は起きず、周囲の嘲笑に晒され、唯一の拠り所だったお母様からは無慈悲に叱責され、プリズムショーを取り上げられた挙げ句に夜の歩道橋で慟哭エンドは、小さいお友達ならトラウマに残りそうな、近年まれに見るレベルの強烈な転落劇で視聴者もろともズンドコに突き落としてくれました。もう潔いほどに。
で、墜ちるトコまで墜ちたら後は上がるだけな訳で、今回の復活展開もまあ予想どおりで、その描かれ方にしても特に目新しい演出も無い、それどころか何十年にも渡って使い古されたドラマパターンの総合カタログ状態だったのだけれど…ダメだ目の幅涙が止まらない。まるで事前にシナリオを読んでいるかの如く先が読めるド定番な展開、あまりにパターンどおりなので各キャラのセリフがクサクサに聞こえるほどだったのに、ふと気付けば「べる様、良かったなああああ!」と思い出しただけでモニタの文字が滲むほど、このクッサイドラマに入り込んでしまった。王道の王道たる所以、いや使い古された王道できっちりカタルシスを取りに来るガチンコな姿勢に感動が止まらない、じつに見事な復活劇でした。もう今回のレビューはこれでいいかと思えるほど胸がいっぱいであります。

「前回のプリズムダイブは!(違」からのアバンは閉店後のプリズムストーン。お向かいの店で繰り広げられた地獄絵図も知らず、明日からのトリオ練習について呑気に語らうみなさん…この時点でクロスさんは困った状態になっており、今回のメインディッシュであるべる様復活劇と並行して、オトメモード全開のクロスさんがまさに二元中継の如く描かれていきます。コウジくんへの思いを募らせココロの制御が効かなくなってる様子はじつに微笑ましいけれど、本作の事だからもちろんすんなり成就するはずもなく、シリーズ後半にて強烈なゼツボードラマが待っているであろう事は想像に易い。ううう。
ホットミルクを持ってきたりんねは持ってきた側なのに「ありがとう」。これまでも何度か描かれていますがりんねは他人のココロ(感情)が読めるようで、この描写にしてもおそらく相手の気持ちに反応して無意識に発した言葉=後の公園シーンの前振りになっているという心憎さ。
そんなほっこり空間へわかな&おとはが駆け込んで店内の雰囲気は一変、その頃べる様はモモガッパの映画を見に夜の繁華街に立ち尽くしていました。これだけ人がいるのにべる様の事を気に掛ける者は誰一人いない…という雑踏の中の孤独ってのは使い古された演出ですが、それ以前にあんなミニワンピで夜の街に立っていたら変な男に攫われて以下略な心配をしてしまいます。ただでさえハートフルボッコなのに危なっかしさブーストが凄い。

「私、べるさんの事、大好きですよ」
りんねに導かれての公園シーンはなる店長の太平洋なココロにまず涙。ドリーミングセッションの時に受けた言葉を丸ごとポジティブに捉え、受けたショックを反省・研鑽に振り向け、べる様に感謝し憧れ愛情を向ける。暖かい家庭で真っ直ぐに育ったなる店長は個人が背負うドラマに乏しいのですが、重い荷物が無い分自由に動き回れ、また無垢ゆえの懐の深さによって他キャラの救済を自然に行える。濃いぃキャラが揃っている本作にて影の薄さを危惧しますが、肝心な所はきっちり押さえ、解決の糸口を示した後はスッと退いてドラマ進行の障害とならない潔さ。まさに本作の主人公として絶妙なポジションでありましょう。そしてアバンでの振りをさっそく回収する、ココロの動きを察知したりんねの「ありがとう」も感涙ポイントでした。もはや開始数分で涙が涸れそうな勢い(笑
それはそうとブランコに揺られて涙するべる様がかわいすぎてどうしたものか。特徴的なささくれ髪はストンとストレートと化し、まるでしょげた猫のように弱々しい姿は、これまで描かれて来た高飛車キャラ=ハリボテの強さが取り払われた「素のべる様」を見ているようで庇護欲にかられます。ああかわいいなあああ。

「プリズムショーもエーデルローズもやめられて清々するわ!」
なる店長の導きによってココロの隙間が埋められた?と思いきやそう簡単にはいきません。自宅へ戻ればあのお母様がいるわけで、周囲の愛情に気付きかけてはいてもまだ確信には至らず、最も近い場所で「愛情を与えてくれる」お母様の呪縛から抜け出せないのも無理は無いでしょう。心配して訪れた二人を冷たい言葉で突き放したのは明らかに「逃げ」で、その後おとはからのメールにも魂が抜けたように放心状態。自分の本当の気持ちを抑え付けて殻に閉じこもる、ココロの壁の深刻さを窺わせます。
荷造りを終えた部屋のベッドに1つだけ置かれたクマぬいさん。きっとこの子がいないと夜も眠れないんだろうなあ。このヒトコマだけでもべる様の依存体質が判ろうというものです。

さて「TRY! グルーヴィンセッション」が開幕するもべる様は会場に姿を現しません。来ないべる様をいつもどおり軽口であしらうわかな、それでも信じ続けるおとは…ってな所から王道中のド王道な展開が始まります。まずは蓮城寺邸の前でヒロくんとのやり取り。ヒロくんは何故こんな所に!(野暮。掴んだ手を振り切って無言でロールスに乗り込んだべる様はわかな&おとはへの謝罪を呟いて発車、するとヒロくんは某JUNさんの如く謎ポエムを呟きながら「でも…」と駆け出す。
一方会場の控え室にてべる様待ちの二人。相変わらず軽口三昧のわかながドアのノック音に満面笑顔で振り返る辺り本音が丸見えです。ああもう! そして訪れたヒロくんから事情を聞くと軽口はヒートアップ…ココロの動揺をごまかすべく饒舌になっているわかながじつにリアルで辛い。
「うそつき!」
おとはの叫びを聞いて無意識に溢れ出す涙から本心を抑えきれずに立ち上がるわかな。ああもう! 1000%判りきってる展開なのにこっちも涙が止まらず困った。
「ようし、俺に付いてこい!」
女の子の前ではいつも「僕」だったヒロくんが思わず本音をさらけ出した瞬間。何この熱い男。ヒロくんってばコウジくんが絡まなければ普通に超絶イケメンなのでイジりようがありません(笑

「愛は目に見えない。だから信じるしかないの」
「でもそれを乗り越えて誰かを大切に思う事が愛なの」
チームS控え室での出来事を感じ取ったが如くジュネ様のお言葉。やはり全てお見通しなのでしょう。以前べる様のショーを見た時もココロを見透かしていましたし、おそらく聖会長の本音も見透かしていて、つまりりんねと同様の能力を持っている?
そして空港での花嫁奪取へ。
「トップになれない私には何の価値もないのよ…」
「勝つとか負けるとか関係ない、ただ一緒にプリズムショーができたらそれだけでいいんだよ!」
「べるさんは、べるさんでいてくださればいいんです!」
お母様に刷り込まれた「自分の価値」に拘るあまり近くにある愛に気付けなかったべる様は「在るがまま」を受け入れてくれる仲間の涙についに本音をさらけ出せた。あなたたちと一緒にプリズムショーを続けたい。正直な思いを叫びながら涙を流すべる様は続いてお母様へ自分の意志を伝え…近くの愛に気付けた事で母親依存からの脱却=親離れの展開は少々劇的ではありますがこの年頃の子供の内面変化を結構リアルに描いていたと思います。ただ難を言えばおとはの「本当の気持ちを~!」が少々クドかったか。王道展開丸わかりのせいか結果ありきのリードみたいに見えてしまった。これはおとは覚醒のキーワードなので仕方ない所もありますが言い回しにもう一工夫欲しかったかも。
「私はママの操り人形じゃない!」
フランス行きをきっぱり拒絶したべる様へ「はぁぁぁぁ?」からガッガーン!のお母様は、さすがモノクロショック芸が光るべる様の親だけあるというか、この劇的空間は遺伝だったのか!と(笑
「あなたがいないとママには何にも無くなっちゃうのよ…」
サッサと立ち去るべる様に放心状態で項垂れるお母様。旦那に認められるため娘に依存していたという依存の連鎖…私的予想ではお父様はマトモな人かと思っていたけれど、どうやら蓮城寺家の歪みはお父様が根源っぽい? とりあえず今回はこれにて一応落着しましたが問題の根は深そうで、完全な解決にはまだ遠い感じ。

会場に飛び込んだべる様ご一行はさっそくめが姉ぇ時空にてコーデチェンジ。おとはデザインの衣装を見てニッコリ→絶頂の流れで思わず吹いた(笑。そういやべる様がおとはを褒めるのって回想以外だとこれが初めてかも? 改めてユニット名は「ベルローズ」、とはいえ以前の衣装もベルローズなんだよねえ。まあいいけど。
わかなが示す楽譜にあるタイトルは「Rosette Nebula」。これは有名な「ばら星雲」の事で、NASAの天体写真を見ると赤い薔薇に無数の星が散りばめられ、なるほど今の三人を祝福するかの如く華やかさであります。三人の繋がりを歌詞に表したというわかな、譜面の見えてる分だけ書き出してみると…
孤独の中に生まれ落ちたピュアなサラブレッドシード
輝きの真ん中を進みここに来たけど
まるで偽りのステージ
初めて本当に欲しいものやっと気付いたの
ここだけ見ると思いっきりべる様の曲だなあ(笑


そしてセシニが現れないまま挑んだベルローズの初ステージ。突然の新曲「Rosette Nebula」に乗ったステージは大人っぽい入りからしてじつに私好みで、やっぱりイントロがきちんとある曲は良いなあとしみじみ。盛り上がる観客を入れ込んだ回り込みや要所要所のキャッチーなカット、曲サビで変化する舞台演出など京極演出も冴えまくりです。べる様回だけどあえて言いましょう…おとはの投げキッスかわいすぎ!
「私はべるさんの気持ちを癒す香りになりたい」
「私はべるの悲しい涙を吹き飛ばす風になる」
各属性はこういう意味がありましたか。この二人の思いを聞いてるだけで画面が歪んで困った困った。そんな思いを受け入れられるようになったべる様は二人への愛を叫び、どこぞに潜んでいたセシニの殻がついに割れ、そのまま一気に発毛(笑)まで済ませ(=セブンスコーデも一気に進化?)、おとは&わかなの叫びに乗って――
「プリズムラーイブ!」
何なのこのカタルシス。しかもここで寸止め、憎らしいほどハート鷲掴みの引きです(笑。美しく舞う赤い薔薇のプリズムライブが楽しみすぎる。
で、墜ちるトコまで墜ちたら後は上がるだけな訳で、今回の復活展開もまあ予想どおりで、その描かれ方にしても特に目新しい演出も無い、それどころか何十年にも渡って使い古されたドラマパターンの総合カタログ状態だったのだけれど…ダメだ目の幅涙が止まらない。まるで事前にシナリオを読んでいるかの如く先が読めるド定番な展開、あまりにパターンどおりなので各キャラのセリフがクサクサに聞こえるほどだったのに、ふと気付けば「べる様、良かったなああああ!」と思い出しただけでモニタの文字が滲むほど、このクッサイドラマに入り込んでしまった。王道の王道たる所以、いや使い古された王道できっちりカタルシスを取りに来るガチンコな姿勢に感動が止まらない、じつに見事な復活劇でした。もう今回のレビューはこれでいいかと思えるほど胸がいっぱいであります。

「前回のプリズムダイブは!(違」からのアバンは閉店後のプリズムストーン。お向かいの店で繰り広げられた地獄絵図も知らず、明日からのトリオ練習について呑気に語らうみなさん…この時点でクロスさんは困った状態になっており、今回のメインディッシュであるべる様復活劇と並行して、オトメモード全開のクロスさんがまさに二元中継の如く描かれていきます。コウジくんへの思いを募らせココロの制御が効かなくなってる様子はじつに微笑ましいけれど、本作の事だからもちろんすんなり成就するはずもなく、シリーズ後半にて強烈なゼツボードラマが待っているであろう事は想像に易い。ううう。
ホットミルクを持ってきたりんねは持ってきた側なのに「ありがとう」。これまでも何度か描かれていますがりんねは他人のココロ(感情)が読めるようで、この描写にしてもおそらく相手の気持ちに反応して無意識に発した言葉=後の公園シーンの前振りになっているという心憎さ。
そんなほっこり空間へわかな&おとはが駆け込んで店内の雰囲気は一変、その頃べる様は

「私、べるさんの事、大好きですよ」
りんねに導かれての公園シーンはなる店長の太平洋なココロにまず涙。ドリーミングセッションの時に受けた言葉を丸ごとポジティブに捉え、受けたショックを反省・研鑽に振り向け、べる様に感謝し憧れ愛情を向ける。暖かい家庭で真っ直ぐに育ったなる店長は個人が背負うドラマに乏しいのですが、重い荷物が無い分自由に動き回れ、また無垢ゆえの懐の深さによって他キャラの救済を自然に行える。濃いぃキャラが揃っている本作にて影の薄さを危惧しますが、肝心な所はきっちり押さえ、解決の糸口を示した後はスッと退いてドラマ進行の障害とならない潔さ。まさに本作の主人公として絶妙なポジションでありましょう。そしてアバンでの振りをさっそく回収する、ココロの動きを察知したりんねの「ありがとう」も感涙ポイントでした。もはや開始数分で涙が涸れそうな勢い(笑
それはそうとブランコに揺られて涙するべる様がかわいすぎてどうしたものか。特徴的なささくれ髪はストンとストレートと化し、まるでしょげた猫のように弱々しい姿は、これまで描かれて来た高飛車キャラ=ハリボテの強さが取り払われた「素のべる様」を見ているようで庇護欲にかられます。ああかわいいなあああ。

「プリズムショーもエーデルローズもやめられて清々するわ!」
なる店長の導きによってココロの隙間が埋められた?と思いきやそう簡単にはいきません。自宅へ戻ればあのお母様がいるわけで、周囲の愛情に気付きかけてはいてもまだ確信には至らず、最も近い場所で「愛情を与えてくれる」お母様の呪縛から抜け出せないのも無理は無いでしょう。心配して訪れた二人を冷たい言葉で突き放したのは明らかに「逃げ」で、その後おとはからのメールにも魂が抜けたように放心状態。自分の本当の気持ちを抑え付けて殻に閉じこもる、ココロの壁の深刻さを窺わせます。
荷造りを終えた部屋のベッドに1つだけ置かれたクマぬいさん。きっとこの子がいないと夜も眠れないんだろうなあ。このヒトコマだけでもべる様の依存体質が判ろうというものです。

さて「TRY! グルーヴィンセッション」が開幕するもべる様は会場に姿を現しません。来ないべる様をいつもどおり軽口であしらうわかな、それでも信じ続けるおとは…ってな所から王道中のド王道な展開が始まります。まずは蓮城寺邸の前でヒロくんとのやり取り。ヒロくんは何故こんな所に!(野暮。掴んだ手を振り切って無言でロールスに乗り込んだべる様はわかな&おとはへの謝罪を呟いて発車、するとヒロくんは某JUNさんの如く謎ポエムを呟きながら「でも…」と駆け出す。
一方会場の控え室にてべる様待ちの二人。相変わらず軽口三昧のわかながドアのノック音に満面笑顔で振り返る辺り本音が丸見えです。ああもう! そして訪れたヒロくんから事情を聞くと軽口はヒートアップ…ココロの動揺をごまかすべく饒舌になっているわかながじつにリアルで辛い。
「うそつき!」
おとはの叫びを聞いて無意識に溢れ出す涙から本心を抑えきれずに立ち上がるわかな。ああもう! 1000%判りきってる展開なのにこっちも涙が止まらず困った。
「ようし、俺に付いてこい!」
女の子の前ではいつも「僕」だったヒロくんが思わず本音をさらけ出した瞬間。何この熱い男。ヒロくんってばコウジくんが絡まなければ普通に超絶イケメンなのでイジりようがありません(笑

「愛は目に見えない。だから信じるしかないの」
「でもそれを乗り越えて誰かを大切に思う事が愛なの」
チームS控え室での出来事を感じ取ったが如くジュネ様のお言葉。やはり全てお見通しなのでしょう。以前べる様のショーを見た時もココロを見透かしていましたし、おそらく聖会長の本音も見透かしていて、つまりりんねと同様の能力を持っている?
そして空港での花嫁奪取へ。
「トップになれない私には何の価値もないのよ…」
「勝つとか負けるとか関係ない、ただ一緒にプリズムショーができたらそれだけでいいんだよ!」
「べるさんは、べるさんでいてくださればいいんです!」
お母様に刷り込まれた「自分の価値」に拘るあまり近くにある愛に気付けなかったべる様は「在るがまま」を受け入れてくれる仲間の涙についに本音をさらけ出せた。あなたたちと一緒にプリズムショーを続けたい。正直な思いを叫びながら涙を流すべる様は続いてお母様へ自分の意志を伝え…近くの愛に気付けた事で母親依存からの脱却=親離れの展開は少々劇的ではありますがこの年頃の子供の内面変化を結構リアルに描いていたと思います。ただ難を言えばおとはの「本当の気持ちを~!」が少々クドかったか。王道展開丸わかりのせいか結果ありきのリードみたいに見えてしまった。これはおとは覚醒のキーワードなので仕方ない所もありますが言い回しにもう一工夫欲しかったかも。
「私はママの操り人形じゃない!」
フランス行きをきっぱり拒絶したべる様へ「はぁぁぁぁ?」からガッガーン!のお母様は、さすがモノクロショック芸が光るべる様の親だけあるというか、この劇的空間は遺伝だったのか!と(笑
「あなたがいないとママには何にも無くなっちゃうのよ…」
サッサと立ち去るべる様に放心状態で項垂れるお母様。旦那に認められるため娘に依存していたという依存の連鎖…私的予想ではお父様はマトモな人かと思っていたけれど、どうやら蓮城寺家の歪みはお父様が根源っぽい? とりあえず今回はこれにて一応落着しましたが問題の根は深そうで、完全な解決にはまだ遠い感じ。

会場に飛び込んだべる様ご一行はさっそくめが姉ぇ時空にてコーデチェンジ。おとはデザインの衣装を見てニッコリ→絶頂の流れで思わず吹いた(笑。そういやべる様がおとはを褒めるのって回想以外だとこれが初めてかも? 改めてユニット名は「ベルローズ」、とはいえ以前の衣装もベルローズなんだよねえ。まあいいけど。
わかなが示す楽譜にあるタイトルは「Rosette Nebula」。これは有名な「ばら星雲」の事で、NASAの天体写真を見ると赤い薔薇に無数の星が散りばめられ、なるほど今の三人を祝福するかの如く華やかさであります。三人の繋がりを歌詞に表したというわかな、譜面の見えてる分だけ書き出してみると…
孤独の中に生まれ落ちたピュアなサラブレッドシード
輝きの真ん中を進みここに来たけど
まるで偽りのステージ
初めて本当に欲しいものやっと気付いたの
ここだけ見ると思いっきりべる様の曲だなあ(笑


そしてセシニが現れないまま挑んだベルローズの初ステージ。突然の新曲「Rosette Nebula」に乗ったステージは大人っぽい入りからしてじつに私好みで、やっぱりイントロがきちんとある曲は良いなあとしみじみ。盛り上がる観客を入れ込んだ回り込みや要所要所のキャッチーなカット、曲サビで変化する舞台演出など京極演出も冴えまくりです。べる様回だけどあえて言いましょう…おとはの投げキッスかわいすぎ!
「私はべるさんの気持ちを癒す香りになりたい」
「私はべるの悲しい涙を吹き飛ばす風になる」
各属性はこういう意味がありましたか。この二人の思いを聞いてるだけで画面が歪んで困った困った。そんな思いを受け入れられるようになったべる様は二人への愛を叫び、どこぞに潜んでいたセシニの殻がついに割れ、そのまま一気に発毛(笑)まで済ませ(=セブンスコーデも一気に進化?)、おとは&わかなの叫びに乗って――
「プリズムラーイブ!」
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