2013-09-29(Sun)
プリティーリズム・レインボーライブ #26 虹を呼ぶハッピーレイン
ついに発動したべる様のプリズムライブ!

さらにハッピーレイン初ステージ&トリオセッションライブへ。
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さらにハッピーレイン初ステージ&トリオセッションライブへ。
前回ラストで寸止めぐぬぬ!のべる様プリズムライブ初披露から始まった今回は、本編尺約18分の本作にてプリズムショー×2(約5分)を披露しながら、つまりストーリー描写に割ける約13分間に「浄化後のべる様」「プリズムストーンチーム新曲のドタバタ&顛末」「クロスさんツンツントロトロ問題の一応の決着」「ラブトライアングルの前振り」「ジュネ様スイッチオン」「職業体験のまとめ」「大会終了後の大団円」「ヒロくん黒化」「ジュネ様とりんねの対面」などなど、毎度詰め込み気味の本作にして今回ばかりは曲芸的とも思えるほどてんこ盛りの内容をギッチギチに詰め込んできました。一瞬目を離したら置いて行かれる過密っぷりに笑いと涙と驚きをしっかり絡め、よくもまあこれだけ…と感心するやら呆れるやら。

まずは前回美味しい所でお預けを食らったべる様のプリズムライブ初披露。セシニ発毛のカットから予想はできましたが、べる様の衣装はライブ発動と同時にセブンスコーデフェイズ2に進化。OPでチラリと映るフェイズ1を飛ばしたのはココロの飛躍の大きさを示しているのか、それともデザイン上の問題か(笑。ともあれわかな&おとはの愛を知って地獄の底から蘇ったべる様が奏でるプリズムライブは想像を遥かに超えたスケールでステージを彩り、何というかもう感無量でありました。優雅かつ華やかに響くヴァイオリンの旋律、辛い因縁から解放された笑顔を湛え伸びやかに弓を振るべる様を見ているとこっちのココロまで浄化されていく気がします、と言ったら褒めすぎ?
ほどなくプリズムジャンプシーケンスに入ると「セクシースプラッシュ」「情熱のミリオンローズ」「夢幻カレイドスコープ」と順調に三連続をキメ、せっかくの機会に新ジャンプは無しか…と思ったのも束の間、まさかまさかの四発目発動! フェザー発動と共にジュネ様の境地へついに到達した新ジャンプは、愛を知って蘇ったべる様を象徴するような「夢幻プリズムフェニックス」。夢幻に加えてフェニックスまで大技二つをべる様が伝承してしまわれました。さすが器が違う(笑
キメでパッと映った様々なべる様はプリティーリズムシリーズにて過去登場したコーデによるもの。後列左はピアピアのHIPHOPコーデ(DMF第28話ほか)、後列右と前列右二はカイワレーズのバトラー&メイドコーデ(DMF第27話ほか)、前列左は撫子着物をアジアンキューティーにプリティーリメイク(AD第36話)、前列左二はあいらに着せ替え人形にされたみあのコーデ(DMF第7話)、そして前列右は感動のピュアプレミアムウェディングコーデ(AD第41話ほか)です。どれを着ても似合うけれど…ピアピアコーデのウエストラインが私の視線をロックオンして止みません。べる様のスタイルの良さが際立っている感じ。ウェディングの麗しさも良し良し。

「よろしくね、セシニさん」
さてステージ後のべる様は別人のように浄化され過ぎてて辛い。あの高飛車MAXだったべる様がペアともを「さん」付けで呼び、目を細めて頬をすりすりしているカットは何事かと。まあベッドサイドのクマさんを見るに素質は十二分にあったのかもしれませんが(笑。てな超次元映像と並行してチラチラ映されるクロスさんvsコウジくんの痴話ゲンカ…を心配気に見守るみなさんと合流。さすがりんねはべる様相手でも挨拶は「よっ」ですか(笑
復活のスイッチを入れてくれた店長&りんねへ丁寧にお礼するべる様。ここですっかり置いてけぼりのあんは、引き続きべる様の愛センサーによる「どしゃぶりHAPPY!」のネタバラシにも反応できず、置いてけぼりキャラ朴念仁キャラの地位を不動のものに。あはは。しかしあのべる様が「これは愛ね」なんてドヤ顔で言う子になるとは(笑
この時点のなる店長はコウジくんのクロスさんに対する愛情を素直に喜び、その愛情が込められた曲にもハピなる全開で、つまりこれだけのモノを目の当たりにしても自分の気持ちに全く気付いていない事が判ります。あああ。

極端なコミュ障男vs面倒くさい女の痴話ゲンカは気持ちいいほどすれ違い、ろくに説明できぬまま追い出されてしょんぼり帰って行くコウジくんの一方で、激おこぷんぷん丸のクロスさんは新曲ステージを絶対にノゥ! ホントに面倒くさい子だなあ(笑。すると普段ハピなる全開な店長がついに立ち上がり…いつまでもグジグジ言うてるクロスさんへの喝入れ、いざとなったら本気で怒れる店長の思いやりはやはり太平洋クラスでした。それにしても教室の隣の席に座っただけで涙目になっていたなる店長がクロスさん相手にここまで言えるようになったのは凄い。本人以外は全員知ってる曲の秘密を叩き付けてクロスさんの手を引き、次の瞬間ハピなる笑顔で送り出すカットも良かった。でもこの笑顔は二周目に見ると辛すぎる。
コウジくんを追って飛び出すクロスさんを笑顔で見送るあん&カヅキさん、をフクザツな表情で見つめるわかな。そして無意識の涙に戸惑うなる店長。などなどシリーズ後半の穏やかじゃない展開を予感させる人間模様をチラリと。なる店長は自分が無意識のうちにコウジくんに思いを寄せていたのだなあ。なるほど事あるごとに何でもかんでもコウジくんに話してしまったのは無意識の好意の表れでしたか。他の男キャラは「さん」付けなのにコウジだけ「くん」付けだったのもそういう事。無意識に溢れる大粒の涙=深層の表れに戸惑うカットはこのテの展開の定番なれど、人のココロの動きを察知できるりんねが先に異変に気付き、落涙を止められない店長を優しく包み込むシーンにはちょっとやられた。

一方コウジくんに追い付いたクロスさんの顛末は、ジェットコースターというかイプシロン打ち上げというか、あまりの急展開に私の脳髄が緊急停止してしまうレベルでした。散々コミュ障で引っ張った挙げ句いきなり抱き締めるコウジくんも大概ですが、これまたいきなり蕩けてるクロスさんも凄い。そして花火ならぬ噴水シルエットの演出からマウストゥマウスへリニア新幹線より速い超速展開には、せっかくのロマンティックな絵面に申し訳ないけれどリアルで大笑いしてしまった。ともあれこの時点でラブゲージがMAXなのはどう考えても後半の修羅場の前振りでしょう。
そんな一部始終をピーピングヒロくんの闇も深そう。クロスさんを寝取るか、はたまたなる店長を嗾けるか、なる店長の思いを仄めかしてコウジくんに罪悪感を植え付けるか、はたまた父親関係のネタで感情を縺れさせるか、いろんなルートが考えられるけれどそれはまた後のお楽しみで。

CM明けてBパートはシリーズおなじみの「ビーフorチキンorフィッシュ」のステージ。DMFの時の着ぐるみ状態と顔が違うのはご愛敬って事で。このチームもそのうちプリズムライブやるのだろうか?(笑
そんなこんなで大会は進行し、次が出番となってもクロスさんは戻って来ず…来ました! すっかり艶々の顔で。すると千里オーナーはプリズムストーン組のカツドウ目的を「店の宣伝」から「独立したチーム」へシフト。つまり今までのような半強制的なプリズムカツドウではなく、三人の意志に任せる段階まで成長を認めたという事でしょう。吸った揉んだ(誤字)の後に新チーム名は「ハッピーレインボー」に決まり、オーナーは先にデザインしていたトリオ用新コーデをプレゼント…ペンギン先生印の袋が意味深?
「みんなに幸せの雨、降り注ぎますように!」
というわけでプリズムストーン改めハッピーレインのデビューステージへ。

前回のベルローズに続いてのトリオステージは、シングルのステージでも相当魅せてくる本作ながら華やかさが段違い。やはりステージ上の人数が増えると見応えがありますね。曲はもちろん「どしゃぶりHAPPY!」、軽やかに熱いギターリフの入りから三人揃ってのキメで私の視線はもう釘付けです。そこからあんのアップをパッと映して観客ナメの曲入り、そしてキャッチーなカットを挟みながら上から下から回り込むアングルチェンジなどなど安心の京極演出が続きます。フォーメーションチェンジのない三人横並びのポジショニング&キュートに振った振り付けは昭和アイドルっぽい?
プリズムジャンプシーケンスに入るとポップ→クール→ラブリーと三人続けてスプラッシュ系を飛び、つまり先のライブのべる様四連続に並ぶ連続ジャンプは無し? と思いきや、ほどなく始まったライブ発動シーケンスにて三人並んで胸のストーンが光り、三匹並んで出てきたペアともたちは揃って発毛し…そりゃトリオ展開になれば追々来るとは思っていましたが、まさか最初のトリオステージから三人セッションライブが発動するとは!

ペアともの発毛に合わせて三人揃ってセブンスコーデも進化、千里オーナーは「セブンスコーデなんかに負けられないモモ」と気合いを入れてデザインしたのにいきなりこの有様か(笑。なーんて小ネタ(?)を吹き飛ばす三人セッションライブのド迫力には痺れました。まずはドラム→キーボードと続いたソロのしんがりを務めるギターソロ、後腿に定評があるなる店長が腰溜めで弾きまくるギターアクションの熱さったら! 音に合わせたアクションがまた格好良さをブーストしていますね。ソロのプリズムライブだとギターぶら下げて滑ってるだけみたいですが、こちらの映像はきちんと「弾いている」感じが出ていて段違いに格好いい。そこからのセッション風景も曲の間奏に合わせたライブ感あふるる映像で頬が緩みっぱなし。これを見たかったんですよ!
揃ってフェザーを発動させたプリズムジャンプはもちろんトリオ技です。雷鳴轟く雨雲を抜けた青空にて絆を確かめた三人が自由落下の後にメリーポピンズの如く落下傘(文字通り)で虹のシャワーを舞い降りる「未来へハッピーレイン」、ショーやライブもそうだけれど、レインボーライブにてついに発動したトリオジャンプは感慨深いものがありました。

大盛り上がりのステージ袖、プリズムショーに対し今までずっと興味無さ気だった千里オーナーが笑顔を見せていたのが印象的でした。これも三人の成長を認めたゆえ? 冒頭の四連続に続いてテンション上がりっぱなしの会長、対するジュネ様はスイッチが入ったのかよう判らん笑顔を湛えていました。それはそれとしてジュネ様ってば喋るようになってからかわいさレベル爆上げなので「ジュネちゃん」と呼びたくなるなる(笑。なーんて言ってられるのも今のうちだけかもだけど。
ほどなく発表されたトリオ大会の結果は16200カラットでハッピーレインの優勝、ベルローズは15900カラットと僅差で二位…連続ジャンプが重要視される本作にてべる様の四連続は現状至高の技なれど、トリオ大会を銘打った今回に於いては開催主旨に合った三人ライブ&ジャンプが上回った感じ。心情的には前々回前回今回とあれだけのドラマを見せてくれたベルローズに勝たせてあげたい所でしたが、わかな&おとはへの愛がリミッターオーバーしているべる様を見ているとこれで良かったのかも(笑
続く表彰式では第13話での握手拒否を埋め合わせてお釣りが来るべる様からの握手、すっかり和解モードというかべる様が浄化されすぎてちょっと怖い。度々描かれて来た子供時代の回想からべる様本来の気質がこれというのは判りながら、それでもこの別人のような変貌には今後の再黒化の前振りとしか思えない、と思わせてしまう本作おそるべし。

――と、綺麗に纏まった本編ラストに落ちた闇。
おめでとうべる。キミはたくさんの仲間に囲まれて天に羽ばたき始めたね。
だが…道ばたに咲く名もなき花は、決して高貴なバラの園に咲くことはできない。
ならば俺は、決して誰の手も届かない、山の頂に咲く花になってやるまでさ。
PSAビルを遠目に眺めるヒロくんが路傍の花を踏みつけて語る意味深なセリフの数々。これらが何を指すのかは推して知るべし。環境に恵まれ才能に恵まれて咲き誇る薔薇の花、しかしそれらを持たない者は自ら高みへ這い上がっていくしかない。踏みつけられても立ち上がり、形振り構わず孤高の頂点を目指す。この語りから察するにひょとしたらヒロくんは不遇の出なのかも? ともあれ「同じ修羅を行く者」と認めていた彼女の門出に散らす決別の涙、しぶとく立ち上がる花も印象的なシーンでした。先のピーピングニヤマリを含め後半の活躍が楽しみ、のような怖いような。
「あなたは誰?」
「スター」
そして同じ月の下、PSAビルの屋上庭園にて繰り広げられた一組の対面劇。ジュネ様とりんねは既知の仲かと思いきやどうやら初対面っぽい? 少なくともジュネ様はりんねの事を知らないようです。スタンがりんねのペアともである事は周知として、ではジュネ様とはいったいどんな存在なのか? ついに動き始めた本筋の進展に期待が止まない締めでした。

まずは前回美味しい所でお預けを食らったべる様のプリズムライブ初披露。セシニ発毛のカットから予想はできましたが、べる様の衣装はライブ発動と同時にセブンスコーデフェイズ2に進化。OPでチラリと映るフェイズ1を飛ばしたのはココロの飛躍の大きさを示しているのか、それともデザイン上の問題か(笑。ともあれわかな&おとはの愛を知って地獄の底から蘇ったべる様が奏でるプリズムライブは想像を遥かに超えたスケールでステージを彩り、何というかもう感無量でありました。優雅かつ華やかに響くヴァイオリンの旋律、辛い因縁から解放された笑顔を湛え伸びやかに弓を振るべる様を見ているとこっちのココロまで浄化されていく気がします、と言ったら褒めすぎ?
ほどなくプリズムジャンプシーケンスに入ると「セクシースプラッシュ」「情熱のミリオンローズ」「夢幻カレイドスコープ」と順調に三連続をキメ、せっかくの機会に新ジャンプは無しか…と思ったのも束の間、まさかまさかの四発目発動! フェザー発動と共にジュネ様の境地へついに到達した新ジャンプは、愛を知って蘇ったべる様を象徴するような「夢幻プリズムフェニックス」。夢幻に加えてフェニックスまで大技二つをべる様が伝承してしまわれました。さすが器が違う(笑
キメでパッと映った様々なべる様はプリティーリズムシリーズにて過去登場したコーデによるもの。後列左はピアピアのHIPHOPコーデ(DMF第28話ほか)、後列右と前列右二はカイワレーズのバトラー&メイドコーデ(DMF第27話ほか)、前列左は撫子着物をアジアンキューティーにプリティーリメイク(AD第36話)、前列左二はあいらに着せ替え人形にされたみあのコーデ(DMF第7話)、そして前列右は感動のピュアプレミアムウェディングコーデ(AD第41話ほか)です。どれを着ても似合うけれど…ピアピアコーデのウエストラインが私の視線をロックオンして止みません。べる様のスタイルの良さが際立っている感じ。ウェディングの麗しさも良し良し。

「よろしくね、セシニさん」
さてステージ後のべる様は別人のように浄化され過ぎてて辛い。あの高飛車MAXだったべる様がペアともを「さん」付けで呼び、目を細めて頬をすりすりしているカットは何事かと。まあベッドサイドのクマさんを見るに素質は十二分にあったのかもしれませんが(笑。てな超次元映像と並行してチラチラ映されるクロスさんvsコウジくんの痴話ゲンカ…を心配気に見守るみなさんと合流。さすがりんねはべる様相手でも挨拶は「よっ」ですか(笑
復活のスイッチを入れてくれた店長&りんねへ丁寧にお礼するべる様。ここですっかり置いてけぼりのあんは、引き続きべる様の愛センサーによる「どしゃぶりHAPPY!」のネタバラシにも反応できず、
この時点のなる店長はコウジくんのクロスさんに対する愛情を素直に喜び、その愛情が込められた曲にもハピなる全開で、つまりこれだけのモノを目の当たりにしても自分の気持ちに全く気付いていない事が判ります。あああ。

極端なコミュ障男vs面倒くさい女の痴話ゲンカは気持ちいいほどすれ違い、ろくに説明できぬまま追い出されてしょんぼり帰って行くコウジくんの一方で、激おこぷんぷん丸のクロスさんは新曲ステージを絶対にノゥ! ホントに面倒くさい子だなあ(笑。すると普段ハピなる全開な店長がついに立ち上がり…いつまでもグジグジ言うてるクロスさんへの喝入れ、いざとなったら本気で怒れる店長の思いやりはやはり太平洋クラスでした。それにしても教室の隣の席に座っただけで涙目になっていたなる店長がクロスさん相手にここまで言えるようになったのは凄い。本人以外は全員知ってる曲の秘密を叩き付けてクロスさんの手を引き、次の瞬間ハピなる笑顔で送り出すカットも良かった。でもこの笑顔は二周目に見ると辛すぎる。
コウジくんを追って飛び出すクロスさんを笑顔で見送るあん&カヅキさん、をフクザツな表情で見つめるわかな。そして無意識の涙に戸惑うなる店長。などなどシリーズ後半の穏やかじゃない展開を予感させる人間模様をチラリと。なる店長は自分が無意識のうちにコウジくんに思いを寄せていたのだなあ。なるほど事あるごとに何でもかんでもコウジくんに話してしまったのは無意識の好意の表れでしたか。他の男キャラは「さん」付けなのにコウジだけ「くん」付けだったのもそういう事。無意識に溢れる大粒の涙=深層の表れに戸惑うカットはこのテの展開の定番なれど、人のココロの動きを察知できるりんねが先に異変に気付き、落涙を止められない店長を優しく包み込むシーンにはちょっとやられた。

一方コウジくんに追い付いたクロスさんの顛末は、ジェットコースターというかイプシロン打ち上げというか、あまりの急展開に私の脳髄が緊急停止してしまうレベルでした。散々コミュ障で引っ張った挙げ句いきなり抱き締めるコウジくんも大概ですが、これまたいきなり蕩けてるクロスさんも凄い。そして花火ならぬ噴水シルエットの演出からマウストゥマウスへリニア新幹線より速い超速展開には、せっかくのロマンティックな絵面に申し訳ないけれどリアルで大笑いしてしまった。ともあれこの時点でラブゲージがMAXなのはどう考えても後半の修羅場の前振りでしょう。
そんな一部始終をピーピングヒロくんの闇も深そう。クロスさんを寝取るか、はたまたなる店長を嗾けるか、なる店長の思いを仄めかしてコウジくんに罪悪感を植え付けるか、はたまた父親関係のネタで感情を縺れさせるか、いろんなルートが考えられるけれどそれはまた後のお楽しみで。

CM明けてBパートはシリーズおなじみの「ビーフorチキンorフィッシュ」のステージ。DMFの時の着ぐるみ状態と顔が違うのはご愛敬って事で。このチームもそのうちプリズムライブやるのだろうか?(笑
そんなこんなで大会は進行し、次が出番となってもクロスさんは戻って来ず…来ました! すっかり艶々の顔で。すると千里オーナーはプリズムストーン組のカツドウ目的を「店の宣伝」から「独立したチーム」へシフト。つまり今までのような半強制的なプリズムカツドウではなく、三人の意志に任せる段階まで成長を認めたという事でしょう。吸った揉んだ(誤字)の後に新チーム名は「ハッピーレインボー」に決まり、オーナーは先にデザインしていたトリオ用新コーデをプレゼント…ペンギン先生印の袋が意味深?
「みんなに幸せの雨、降り注ぎますように!」
というわけでプリズムストーン改めハッピーレインのデビューステージへ。

前回のベルローズに続いてのトリオステージは、シングルのステージでも相当魅せてくる本作ながら華やかさが段違い。やはりステージ上の人数が増えると見応えがありますね。曲はもちろん「どしゃぶりHAPPY!」、軽やかに熱いギターリフの入りから三人揃ってのキメで私の視線はもう釘付けです。そこからあんのアップをパッと映して観客ナメの曲入り、そしてキャッチーなカットを挟みながら上から下から回り込むアングルチェンジなどなど安心の京極演出が続きます。フォーメーションチェンジのない三人横並びのポジショニング&キュートに振った振り付けは昭和アイドルっぽい?
プリズムジャンプシーケンスに入るとポップ→クール→ラブリーと三人続けてスプラッシュ系を飛び、つまり先のライブのべる様四連続に並ぶ連続ジャンプは無し? と思いきや、ほどなく始まったライブ発動シーケンスにて三人並んで胸のストーンが光り、三匹並んで出てきたペアともたちは揃って発毛し…そりゃトリオ展開になれば追々来るとは思っていましたが、まさか最初のトリオステージから三人セッションライブが発動するとは!

ペアともの発毛に合わせて三人揃ってセブンスコーデも進化、千里オーナーは「セブンスコーデなんかに負けられないモモ」と気合いを入れてデザインしたのにいきなりこの有様か(笑。なーんて小ネタ(?)を吹き飛ばす三人セッションライブのド迫力には痺れました。まずはドラム→キーボードと続いたソロのしんがりを務めるギターソロ、後腿に定評があるなる店長が腰溜めで弾きまくるギターアクションの熱さったら! 音に合わせたアクションがまた格好良さをブーストしていますね。ソロのプリズムライブだとギターぶら下げて滑ってるだけみたいですが、こちらの映像はきちんと「弾いている」感じが出ていて段違いに格好いい。そこからのセッション風景も曲の間奏に合わせたライブ感あふるる映像で頬が緩みっぱなし。これを見たかったんですよ!
揃ってフェザーを発動させたプリズムジャンプはもちろんトリオ技です。雷鳴轟く雨雲を抜けた青空にて絆を確かめた三人が自由落下の後にメリーポピンズの如く落下傘(文字通り)で虹のシャワーを舞い降りる「未来へハッピーレイン」、ショーやライブもそうだけれど、レインボーライブにてついに発動したトリオジャンプは感慨深いものがありました。

大盛り上がりのステージ袖、プリズムショーに対し今までずっと興味無さ気だった千里オーナーが笑顔を見せていたのが印象的でした。これも三人の成長を認めたゆえ? 冒頭の四連続に続いてテンション上がりっぱなしの会長、対するジュネ様はスイッチが入ったのかよう判らん笑顔を湛えていました。それはそれとしてジュネ様ってば喋るようになってからかわいさレベル爆上げなので「ジュネちゃん」と呼びたくなるなる(笑。なーんて言ってられるのも今のうちだけかもだけど。
ほどなく発表されたトリオ大会の結果は16200カラットでハッピーレインの優勝、ベルローズは15900カラットと僅差で二位…連続ジャンプが重要視される本作にてべる様の四連続は現状至高の技なれど、トリオ大会を銘打った今回に於いては開催主旨に合った三人ライブ&ジャンプが上回った感じ。心情的には前々回前回今回とあれだけのドラマを見せてくれたベルローズに勝たせてあげたい所でしたが、わかな&おとはへの愛がリミッターオーバーしているべる様を見ているとこれで良かったのかも(笑
続く表彰式では第13話での握手拒否を埋め合わせてお釣りが来るべる様からの握手、すっかり和解モードというかべる様が浄化されすぎてちょっと怖い。度々描かれて来た子供時代の回想からべる様本来の気質がこれというのは判りながら、それでもこの別人のような変貌には今後の再黒化の前振りとしか思えない、と思わせてしまう本作おそるべし。

――と、綺麗に纏まった本編ラストに落ちた闇。
おめでとうべる。キミはたくさんの仲間に囲まれて天に羽ばたき始めたね。
だが…道ばたに咲く名もなき花は、決して高貴なバラの園に咲くことはできない。
ならば俺は、決して誰の手も届かない、山の頂に咲く花になってやるまでさ。
PSAビルを遠目に眺めるヒロくんが路傍の花を踏みつけて語る意味深なセリフの数々。これらが何を指すのかは推して知るべし。環境に恵まれ才能に恵まれて咲き誇る薔薇の花、しかしそれらを持たない者は自ら高みへ這い上がっていくしかない。踏みつけられても立ち上がり、形振り構わず孤高の頂点を目指す。この語りから察するにひょとしたらヒロくんは不遇の出なのかも? ともあれ「同じ修羅を行く者」と認めていた彼女の門出に散らす決別の涙、しぶとく立ち上がる花も印象的なシーンでした。先のピーピングニヤマリを含め後半の活躍が楽しみ、のような怖いような。
「あなたは誰?」
「スター」
そして同じ月の下、PSAビルの屋上庭園にて繰り広げられた一組の対面劇。ジュネ様とりんねは既知の仲かと思いきやどうやら初対面っぽい? 少なくともジュネ様はりんねの事を知らないようです。スタンがりんねのペアともである事は周知として、ではジュネ様とはいったいどんな存在なのか? ついに動き始めた本筋の進展に期待が止まない締めでした。
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