2013-10-10(Thu)
ドキドキ!プリキュア #35 いやいやアイちゃん!歯みがき大作戦!
歯が痛~い! 歯医者さん怖~い!

プリキュア五つの誓い。ひとつ、毎日きちんと歯を磨くこと!(違

前回引きにて現れた鏡の王女様から今回はいよいよアイちゃんの謎が明らかに!? と思ったら、不自然に説明調のセリフを凄い勢いで畳み掛ける二人の声にアイちゃんがグズり始め…というテイで質問タイムは即斬。結局マナたちが訊きたい事は完全スルーのまま、「アイちゃんはジャネジーのシールド」「機嫌が悪いのはイヤイヤ期」「明るく元気な子に育てよ」と王女様の一方的な情報だけで鏡から消滅。あらら。あまりにお話の都合すぎる流れに暫し唖然と。
そもそもこれらの事を以前からのパートナーであるエース(亜久里さん)が知らないってのも妙な話です。今さら「イヤイヤ期」がどうのこうのと、ではエースが一旦負ける前のアイちゃんはどんな状態だったのか? イヤイヤ期は無かったのか? それともとっくに赤子状態を過ぎた成体形態で出会ったのか? アイちゃんが卵状態だった時期のシールドはどうなっていたのか? とモヤモヤするのも結局その辺の事情が一向に明らかにされないせい。さらにそれらを誰一人問い詰めない状況にもモヤモヤが止まらない。鏡の王女様に問い詰めた勢いで亜久里さんを問い詰めてくれ!と切に思う。
その結果亜久里さんが「私もよく判らない(覚えていない)のです」と答え、事情が明らかにならないオチでもいいんですよ。作中人物が当然疑問に思うべき事を疑問として表現した結果が「謎」ならば見ている方もストレスが溜まらない。ところが本作は本筋に関わる部分が尽く不自然に流されてしまうため謎を謎として楽しめない節があります。ストーリーの核心部分を大ヤマに持っていくのは常套で、特に本作はその傾向が強いとはいえ、謎の隠し方が不自然すぎるゆえ肝心の本筋を全く楽しめなくなってしまったのは非常に残念です。
で、前回ラストの思わせぶりな引きから虫歯騒動にとう持っていくのか? と思ったらアイちゃんに初めての歯を見つけ…という力技な展開へ。引っ張ったネタと何の脈絡もなく始まった虫歯騒動のシーム感には笑うしかなかった。
グーラさんのジャネジーから作られた(?)指輪で食欲魔人と化したマーモさん。甘いモノをたらふく食べて体型を気にするのはよいけれど、今回のテーマ的には体型よりも虫歯に気をつけたほうが(笑。まあトランプ王国に虫歯が無いって事でジコチュー勢にもミュータンス菌が存在しないのかも。しかしマーモさんがグーラさん化したって事は、イーラくんもいずれ保毛尾田保毛男に…。

というわけで真琴の虫歯騒動へ。虫歯のことを知らなかった真琴の口内不衛生疑惑を歯磨き粉のCM出演=歯磨きはしていたという流れで回避したのはなかなか曲芸的(笑。ここは未知なる病「虫歯」に怯える真琴の表情が見どころで、不安MAXからエースティズッキューン!で虫歯発覚の衝撃度もお約束急展開とはいえなかなかいい味出してました。あはは。
虫歯は自然に治らないのでさっそく歯医者さんへゴー! は良いのだけれど…何も全員付いてこなくとも(笑。しかもマナはアイちゃん連れて処置室まで入って来てアレコレと、これまた展開ありきでキャラの動きが大変不自然(非常識)な状態になってしまっています。細かい事だけれど待合室でグズるアイちゃんを宥めるため太鼓を出してトントン→キャッキャ→微笑ましい雰囲気ってのも私の目には不自然に映った。ガラガラならともかく待合室で太鼓叩いて騒いでいたら普通は注意されませんか?
そして治療台に乗せられた真琴の恐怖体験へ。タービンの響きをBGMにさんざん脅され、恐怖心を煽る無影灯の光、それをバックにミラー&探針を構えた歯科医の表情などなど、歯科治療初体験の真琴がビビリまくるのも無理はありません。いいおっさんでも歯医者は怖いもの(笑

「あのキュイーンって音を聞くだけで足がすくむのよ」
至極ごもっとも。実際歯医者へ通い始めてしまえばあの音もすぐ慣れ、最近は歯医処置で痛い目に遭うこともほぼ無いと判っていながら、それでもやはり初回だけはダメだ。というか歯が痛くなる→歯医者に行かねば→あの音を思い出す→歯医者が遠のく→重症化、ってな駄目サイクルをこれまで何度繰り返した事か。ともあれその後かなりアクロバティックな説得にて歯医者へ行く事を決意した真琴、しかし決意と裏腹に足が動かないってのもまた妙にリアルだったり(笑
その頃件の歯科にマーモさんが現れてジコチュー発動。例によって即座に否定するとはいえ「もっと虫歯の人が増えたら商売繁盛するのにな」とかセンセイぶっちゃけすぎです(笑。歯科道具フル装備の虫歯ジコチューは妙に広い処置室にて暴れ始め、異変に気付いたみなさんはさっそくラブリンク&ドレスアップ!

プリキュアに変身してキメ! と思ったら約一名足りません。タービン音にビビって固まる真琴がある意味かわいいけれどそんなん言うてる場合ではなく…振り返って呆れるプリキュアたちと同じ顔でTV画面を見ていたかも(笑
仕方ないので四人でアクションスタート。ここは重心高めのボディバランスを見て即座に足払いをキメるハートの動きがかっこよかった。何だかんだで少しずつアクションが良くなってきているかもしれない。するとアイちゃんが泣き始めてジャネジーブーストからプリキュアお約束の壁磔へ、しかしそんなピンチを前にしても真琴はまだ動かれず。
「こんな所で諦めてはいけません。さあ両脚で大地を踏みしめて立ち上がりなさい」
ビビってへたり込む真琴へエースの説教は今回突然王女様に重なり、登場時っから丸わかりだった両者の類似にようやく切り込んでくれました。とはいえ一万年プリキュアの存在が明らかになった今、その系譜を考えると槍使いの古代プリキュア=アン王女=エースとなりそうで、とはいえ今さら「似てる」と言われても何やら座りが悪いというか、「1度ジコチューに敗れた」というエースの経験談とどう辻褄を合わせるのか謎は深まるばかりです。またエースは先のシルエットから冠使いの古代プリキュアの末裔(関係者)と予想していたのだけれど、するとそちらの末裔(関係者)が別に存在するという事? それこそレジーナ? まあその辺が大ヤマの見どころなのかも。

さてエースの説教に王女様をダブらせた真琴は見る見る復活しソードに変身。ドリルを素手で掴んで放り投げ、すると泣いてるアイちゃんへ「虫歯なんかに負けない! 一緒に頑張ろう!」と脈絡があるのか無いのかよう判らんセリフを向けて笑顔を回復→ジコチュー弱体化からソードの販促技「ソードハリケーン」の発動へ。手刀をバシッ!バシッ!とキメるアクションはともかく、発動した技自体の地味さはこれで販促になるの?と余計な心配をしてしまうほど。バンク技がメインの本作にてラブリーパッド個人技のパワーの無さは少々辛いな。結局フィナーレはストレートフラッシュ頼みってのも。
フィナーレ後にエースのカラータイマーが発動し強制変身解除。ラブリーパッドの不思議な力でキャンセルされたと勝手に思っていたけれど、つまり彼女の5分縛りはまだ有効だったという事か。その後ソードへ「鏡のアン王女と会った時 初めて会ったと思えなかった」と王女様との関係を仄めかし。とはいえ取って付けたようなセリフだけの前振りはあまり上手いやり方と思えないなあ。またこの意味深なセリフをナニゲに流してしまうみなさんの物分かりの良さにちょっと笑った。もう少し食い付いてよ(笑
次のヒトコマで虫歯を治した真琴は治療跡を見せて「アイちゃんも虫歯にならないように、これからも私と一緒に歯磨きしよう!」と今回のまとめ。そして笑顔のアイちゃんと握手を交わすと煌びやかな光に包まれ…仰々しい演出に何が出たのか!? と構えたらパジャマ&歯磨きセットで力抜け。一緒に歯磨き!と言いながら最後の仕上げがマナってのも何が何だか。ここは真琴に磨かせてあげる所でしょうに。
次回は人間モードラケルと八嶋さんの初恋話!? ここへ来てまさか八嶋さんがターゲットになるとは!(笑
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プリキュア五つの誓い。ひとつ、毎日きちんと歯を磨くこと!(違

前回引きにて現れた鏡の王女様から今回はいよいよアイちゃんの謎が明らかに!? と思ったら、不自然に説明調のセリフを凄い勢いで畳み掛ける二人の声にアイちゃんがグズり始め…というテイで質問タイムは即斬。結局マナたちが訊きたい事は完全スルーのまま、「アイちゃんはジャネジーのシールド」「機嫌が悪いのはイヤイヤ期」「明るく元気な子に育てよ」と王女様の一方的な情報だけで鏡から消滅。あらら。あまりにお話の都合すぎる流れに暫し唖然と。
そもそもこれらの事を以前からのパートナーであるエース(亜久里さん)が知らないってのも妙な話です。今さら「イヤイヤ期」がどうのこうのと、ではエースが一旦負ける前のアイちゃんはどんな状態だったのか? イヤイヤ期は無かったのか? それともとっくに赤子状態を過ぎた成体形態で出会ったのか? アイちゃんが卵状態だった時期のシールドはどうなっていたのか? とモヤモヤするのも結局その辺の事情が一向に明らかにされないせい。さらにそれらを誰一人問い詰めない状況にもモヤモヤが止まらない。鏡の王女様に問い詰めた勢いで亜久里さんを問い詰めてくれ!と切に思う。
その結果亜久里さんが「私もよく判らない(覚えていない)のです」と答え、事情が明らかにならないオチでもいいんですよ。作中人物が当然疑問に思うべき事を疑問として表現した結果が「謎」ならば見ている方もストレスが溜まらない。ところが本作は本筋に関わる部分が尽く不自然に流されてしまうため謎を謎として楽しめない節があります。ストーリーの核心部分を大ヤマに持っていくのは常套で、特に本作はその傾向が強いとはいえ、謎の隠し方が不自然すぎるゆえ肝心の本筋を全く楽しめなくなってしまったのは非常に残念です。
で、前回ラストの思わせぶりな引きから虫歯騒動にとう持っていくのか? と思ったらアイちゃんに初めての歯を見つけ…という力技な展開へ。引っ張ったネタと何の脈絡もなく始まった虫歯騒動のシーム感には笑うしかなかった。
グーラさんのジャネジーから作られた(?)指輪で食欲魔人と化したマーモさん。甘いモノをたらふく食べて体型を気にするのはよいけれど、今回のテーマ的には体型よりも虫歯に気をつけたほうが(笑。まあトランプ王国に虫歯が無いって事でジコチュー勢にもミュータンス菌が存在しないのかも。しかしマーモさんがグーラさん化したって事は、イーラくんもいずれ保毛尾田保毛男に…。

というわけで真琴の虫歯騒動へ。虫歯のことを知らなかった真琴の口内不衛生疑惑を歯磨き粉のCM出演=歯磨きはしていたという流れで回避したのはなかなか曲芸的(笑。ここは未知なる病「虫歯」に怯える真琴の表情が見どころで、不安MAXからエースティズッキューン!で虫歯発覚の衝撃度もお約束急展開とはいえなかなかいい味出してました。あはは。
虫歯は自然に治らないのでさっそく歯医者さんへゴー! は良いのだけれど…何も全員付いてこなくとも(笑。しかもマナはアイちゃん連れて処置室まで入って来てアレコレと、これまた展開ありきでキャラの動きが大変不自然(非常識)な状態になってしまっています。細かい事だけれど待合室でグズるアイちゃんを宥めるため太鼓を出してトントン→キャッキャ→微笑ましい雰囲気ってのも私の目には不自然に映った。ガラガラならともかく待合室で太鼓叩いて騒いでいたら普通は注意されませんか?
そして治療台に乗せられた真琴の恐怖体験へ。タービンの響きをBGMにさんざん脅され、恐怖心を煽る無影灯の光、それをバックにミラー&探針を構えた歯科医の表情などなど、歯科治療初体験の真琴がビビリまくるのも無理はありません。いいおっさんでも歯医者は怖いもの(笑

「あのキュイーンって音を聞くだけで足がすくむのよ」
至極ごもっとも。実際歯医者へ通い始めてしまえばあの音もすぐ慣れ、最近は歯医処置で痛い目に遭うこともほぼ無いと判っていながら、それでもやはり初回だけはダメだ。というか歯が痛くなる→歯医者に行かねば→あの音を思い出す→歯医者が遠のく→重症化、ってな駄目サイクルをこれまで何度繰り返した事か。ともあれその後かなりアクロバティックな説得にて歯医者へ行く事を決意した真琴、しかし決意と裏腹に足が動かないってのもまた妙にリアルだったり(笑
その頃件の歯科にマーモさんが現れてジコチュー発動。例によって即座に否定するとはいえ「もっと虫歯の人が増えたら商売繁盛するのにな」とかセンセイぶっちゃけすぎです(笑。歯科道具フル装備の虫歯ジコチューは妙に広い処置室にて暴れ始め、異変に気付いたみなさんはさっそくラブリンク&ドレスアップ!

プリキュアに変身してキメ! と思ったら約一名足りません。タービン音にビビって固まる真琴がある意味かわいいけれどそんなん言うてる場合ではなく…振り返って呆れるプリキュアたちと同じ顔でTV画面を見ていたかも(笑
仕方ないので四人でアクションスタート。ここは重心高めのボディバランスを見て即座に足払いをキメるハートの動きがかっこよかった。何だかんだで少しずつアクションが良くなってきているかもしれない。するとアイちゃんが泣き始めてジャネジーブーストからプリキュアお約束の壁磔へ、しかしそんなピンチを前にしても真琴はまだ動かれず。
「こんな所で諦めてはいけません。さあ両脚で大地を踏みしめて立ち上がりなさい」
ビビってへたり込む真琴へエースの説教は今回突然王女様に重なり、登場時っから丸わかりだった両者の類似にようやく切り込んでくれました。とはいえ一万年プリキュアの存在が明らかになった今、その系譜を考えると槍使いの古代プリキュア=アン王女=エースとなりそうで、とはいえ今さら「似てる」と言われても何やら座りが悪いというか、「1度ジコチューに敗れた」というエースの経験談とどう辻褄を合わせるのか謎は深まるばかりです。またエースは先のシルエットから冠使いの古代プリキュアの末裔(関係者)と予想していたのだけれど、するとそちらの末裔(関係者)が別に存在するという事? それこそレジーナ? まあその辺が大ヤマの見どころなのかも。

さてエースの説教に王女様をダブらせた真琴は見る見る復活しソードに変身。ドリルを素手で掴んで放り投げ、すると泣いてるアイちゃんへ「虫歯なんかに負けない! 一緒に頑張ろう!」と脈絡があるのか無いのかよう判らんセリフを向けて笑顔を回復→ジコチュー弱体化からソードの販促技「ソードハリケーン」の発動へ。手刀をバシッ!バシッ!とキメるアクションはともかく、発動した技自体の地味さはこれで販促になるの?と余計な心配をしてしまうほど。バンク技がメインの本作にてラブリーパッド個人技のパワーの無さは少々辛いな。結局フィナーレはストレートフラッシュ頼みってのも。
フィナーレ後にエースのカラータイマーが発動し強制変身解除。ラブリーパッドの不思議な力でキャンセルされたと勝手に思っていたけれど、つまり彼女の5分縛りはまだ有効だったという事か。その後ソードへ「鏡のアン王女と会った時 初めて会ったと思えなかった」と王女様との関係を仄めかし。とはいえ取って付けたようなセリフだけの前振りはあまり上手いやり方と思えないなあ。またこの意味深なセリフをナニゲに流してしまうみなさんの物分かりの良さにちょっと笑った。もう少し食い付いてよ(笑
次のヒトコマで虫歯を治した真琴は治療跡を見せて「アイちゃんも虫歯にならないように、これからも私と一緒に歯磨きしよう!」と今回のまとめ。そして笑顔のアイちゃんと握手を交わすと煌びやかな光に包まれ…仰々しい演出に何が出たのか!? と構えたらパジャマ&歯磨きセットで力抜け。一緒に歯磨き!と言いながら最後の仕上げがマナってのも何が何だか。ここは真琴に磨かせてあげる所でしょうに。
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