2013-11-15(Fri)
アイカツ! #57 ゆるキャ蘭ウェイ!
えびポン大好き! お茶目な紫吹蘭さん。

新プレミアムドレス「キングレオコーデ」&獅子座アピール初披露です。

キャラの掘り下げが進む度にゆるさが増していく蘭の久々のお当番回はサブタイからしてゆるさ炸裂。前回のベッドシーン(語弊がある言い方)でチラリと振ったゆるキャラ「えびポン」を絡めて蘭の隠された一面を描いた一本は、いつものグラウンドにてさっそく今回のネタ振り「ゆるキャラ」の話題で盛り上がるみなさんから。
北大路劇場にて存在アピールのさくら、蘭のイメージ崩壊を嘆くおとめ&ユリカ様と、こんな風にスターライト組が揃って話が始まると妙な安心感があります。ゆるキャラの話を振られて答え難そうな蘭は、クールイメージとの違いに若干照れながらもえびポン好きを別に隠すつもりは無かっただろうに、おとめ&ユリカ様の先制攻撃(笑)によって言うに言えなくなってしまった。こういう間の悪さというか、言うタイミングを外してしまい結果黙秘になっちゃう事ってリアルでもよくありますよね(笑
1年間日本から離れていたためゆるキャラを知らないってのはなるほど。みうらじゅん氏が提唱したゆるキャラの概念は結構前からあるけれど目に見えて一般化したのはここ最近ですからねえ。それにしてこの「えびポン」ってどこのゆるキャラなのだろう。たぬきをベースにエビ天&温泉…温泉はともかくエビ天ってどこの名物なのかわからん。えびふりゃあならにゃごやだろけど。それはそうとスマホを眺める向こうの脚がナントモ(そういう所ばかり見ない
蘭が思わず隠した謎の物体がスマホ画像と一致する事に気付いたいちごが人間スピーカーと化し、意外な情報に姐さんのスイッチが入り、てな所へやって来た蘭。するとジャストタイミングで蘭の電話が鳴り…主役に被るほど身を乗り出して蘭のスマホを凝視する姐さん食い付きすぎです(笑

以前ならばプレミアムドレスゲットだけで一エピソード作れたものですが、最近では特に苦労せずともオケオケオッケーになってしまって何だか寂しいというか、こうもカンタンに入手してしまうとプレミアムのありがたみ(価値)が薄まってしまった感あり。今やオファーが途切れぬ売れっ子アイドルの域に達し、各ブランドトップデザイナーとの繋がりもある彼女たちがカードゲットに奔走するってのもそれはそれでおかしな話とはいえ。
ともあれスパイシーアゲハのビルに参上した蘭は新プレミアムドレス「キングレオコーデ」とご対面。トップデザイナーの杏奈さん曰く「百獣の王」「王冠」「サバンナの野鳥」をモチーフとしたというデザインは…何というかパッと見だとコメントに困るデザインであります。金色に輝くドレス本体はゴージャスvs下品の鬩ぎ合い、腰から下げたライオンのファーしっぽもオシャレとは言い難く、何より全てから浮いている七色の羽根が上級者すぎてナントモ。まあ後のCGステージにて実際に着用&動きが加わるとそう悪く無かったのが救い。
「次のファッションショーではこのドレスで星座アピールを出してほしい」
トップデザイナー直々のお言葉にミューズの責任を噛みしめる蘭。星座アピール発動を義務付けられたプレッシャーは生真面目な蘭にはかなり重そうです。いちごみたく「出せちゃうかも☆」くらいのスタンスでいられたらどんだけシアワセか(笑。それはそうと衣装のカード化がリモコン一発に進化していて笑った。空白の一年で技術革新があったようです。

星座アピール初挑戦にも大船に乗ってる学園マザー&ジョニー先生の根拠は蘭のモデルとしての頑張り。一見華やかな仕事も裏の苦労は計り知れず、それらを乗り越え今やミューズとなった蘭ならばきっと成功してくれるはず、と。何せこの衣装で木の上に寝そべって笑顔を湛えるとはそこらのモデルとレベルが違う。まあ冬山伐採や崖登りが日常のスターライト生にとっては鼻歌でしょうけれど(笑。そしてミューズとなった日の回想をチラリ…ほんとにチラリで残念。ブランドの看板を背負い、杏奈さんの期待を背負い、ファンの期待を背負い、各々の重みを噛み締めながら宵の明星に誓う凛々しい表情は不安の裏返しか。
一方スターライト寮では星座ドレスゲットを祝う会に集うみなさん。テーブルに並ぶスイーツバイキングはぽわプリカツドウの成果とか…無意味なカツドウのようで地味に役に立ってる!? とはいえ甘いモノが苦手な蘭にこれは、要するに祝いにかこつけて自分たちが食べたいだけだろう?(笑。そんな中で蘭好みのお婆ちゃんのお茶請け(笑)を用意するさくらちゃんは年下なのに気が利いてます。というかおとめの私服が上級者すぎ。
「わかった、て言うよりわかってる」
みんなの心遣いは嬉しいけれど祝うにはまだ早い。とはいかにも蘭のリアクションで、さすが姐さんはその辺わかってらっしゃった。なのでここは塩昆布で軽く前祝い…満面笑顔で塩昆布を食べるアイドルってイマサラだけど新しいな。その流れから件のゆるキャラ疑惑について遠回しにリサーチを試み、外してごまかし、悔しがる姐さんの表情変化が良し(笑

星座アピールの重圧から夢でうなされ飛び起きる蘭。相変わらず一人部屋なのね。悪夢に目が醒めた上、寝なきゃ寝なきゃと焦るとますます眠れないのは世の常で…そんな蘭が取りい出したる黄色いアイツ、えびポンをギュッと抱き締めてこの笑顔は一人部屋ならではか(笑
明けて翌朝、蘭を起こしに部屋を訪れた二人は蘭のベッドの不自然な膨らみに気付き、布団をめくってあらビックリ! さらにクローゼットを開けてビックリ! っていくら親しくても不在中に人の部屋で勝手に何やってんの? と思わなくもないと言ってあg(略。今回のプロット上 蘭が気付かない所で秘密をゲットという流れが必要とは思いますが、留守中の家捜しは如何なものかと。これもう少しスマートにできなかったのかな。それはそうとさりげなくサンライズ立ちのえびポンが紛れていて笑った。
今回のドリアカ組は前回のネコ騒動の顛末をきいが語ってオシマイ。素の自分を見せた事は結果的にオケオケオッケーで、それはイメージ崩れを危惧したきいへ姐さんの言葉「ファンはアイドルのいろいろな顔を知りたいもの」が正しかった事を意味し…これは今回の蘭とマンマ同じ構造で――

「まずい、美しき刃のイメージが!」
――にも関わらず、今回の姐さんは蘭のイメージ崩れを危惧し、特大えびポンの宅配テロを阻止しようと走るのでした。ここまでの描写から状況的に「蘭が隠したがっている」と勘違いした上の行動で、言わば友情(当人の意思尊重)が信念を上回った表れだけれど、結果的に言う事やる事が直前回と180度違ってしまったのはパッと見の印象があまりよろしくなかったかも。というか各キャラの胸中をきちんと追わないと前回と今回の違いが判りにくく、それを本作のメイン視聴者層に求めるのは難しいような気がする。
「お届け物でーす!」
特大えびポン宅配テロの一連は久しぶりにアイカツらしい狂気に溢れていた感じ。そもそもこれを裸で配達は無い(笑。えびポンを抱えて一心不乱に東屋へ走る配送人、それを追ういちごたちの勢い、いいタイミングで邪魔に入るジョニー先生(お約束)、それらドタバタの一方で迫る危機(笑)に気付かない蘭、ついにえびポンが迫って緊迫の記者たちなどなど、言ってしまえばしょうもない話を全員が大マジメにやっている絵面の面白さ・シュールさは本作ならではでしょう。こういう場面に欠かせない例のBGMもばっちり(笑

「おめでとうございまーす!」
「ありがとうございまーす!」
記者の目の前で蘭はどうする? と思いきや、巨大えびポンを迷うことなく抱き締めて満面笑顔で大喜び。この迷いの無さはいちごたちの空回り感をフルブーストしていますね。あはは。ヘタって座り込んだ脚が!(そういう所(略
ここから先は蘭のノロケを暫しご堪能あれ。半年前のプレッシャーを癒してくれたえびポンへの思い語り、二人の世界へ入り込んで愛を語る蘭の蕩けっぷりを見ていたらいちごたちと同じ表情になってしまいました(笑。そんな意外な一面はさっそく芸能マスコミに取り上げられて話題に。てなニュースを見てニヤマリのユリカ様はさすがスキャンダルの先輩、マスコミの使い方が判っておられる。
星座ドレスのコーデチェンジは先の止め絵のイメージと違ってキンキラがゴージャス感を醸し、隙間に覗く肌色効果もあっていい感じにセクシーであります。獅子座の背景に浮かび上がる黄金のクロスコーデはコントラストも効いてじつに煌びやか。思ったよりは悪くないかも。

というわけで始まった蘭のステージ曲は懐かしの「Trap of Love」。今回もファッションショーステージのBGM扱いのためリバーブを掛けたアレンジで、歌唱はオリジナルどおり わか・ふうり・すなお のバージョンです。星座プレミアムって事で新曲来る?と思ったけれどあっさり空振り。でもこの曲大好きだから問題なしなっしー!
例によって振り付けは過去のムービー(第13話・第15話)のマンマなれど、元々が大幅改修後の映像なのでモーションも(prism spiralに比べて)不自然さはあまり感じません。もちろんCGモデルの改修によって表情は豊かになり、進化したステージ演出と共に曲の雰囲気を十二分に表現した非常に見応えあるステージに仕上がっています。暗い背景にキングレオコーデが良く映えて絵面的にもキレイキレイ。
大人の雰囲気アリアリなこの曲にて、時に少女の、時にオンナの顔を見せる蘭。こういう絶妙な表情変化をCGで見られるようになったのはイマサラながら凄いと思う。特に本作は初期がアレだったのでなおさら。蘭の懸念だった髪の描写もセカンドシーズンから大きく手が入れられ、ロングヘアーのサラサラな流れに加えて前髪の揺れも自然となり、豊かになった表情芝居さらに盛り立てている感じ。

スペシャルアピールは宣言どおりの「獅子座アピール」を成功。と言っても映像的には「バタフライフリップ」の背景が差し替えられただけっぽく、大騒ぎした新機軸の割に正直言ってインパクト(特別感)が無い。蘭ほどの子が数多のプレッシャーを乗り越えて出した大技! というカタルシスが無いんですよね。これではセカンドシーズンのストーリー軸にするには弱すぎるでしょう。
ライバル校出現でバトル展開かと思えば早くも馴れ合い、星座ドレスは渡りに船、元々ストーリー上の意味がほとんど無かったスペシャルアピールの強化策と思われた星座アピールは背景を差し替えただけ…何だかセカンドシーズンにて投入された新機軸が尽く空回りしているような。まあドリアカ関連についてはまだ始まったばかりなので先の期待も持てますが、星座アピールは本編ストーリーとの絡みを含めてもう少しインパクトある演出を付けないと盛り上げ要素に成り得ないと思う。
ともあれ懸念だった星座アピールも無事に発動し、例の特大えびポンを囲んで改めてお祝い会へ。先のお祝い会シーンもそうでしたが今回は何故かレギュラーキャラの輪の中にかえでの姿が無く、しかしてこの状況で誰一人として気にすらしないのはさすがに寂しいというか露骨というか。このままフェードアウトしてしまうのだろうか。その後学園マザーに呼び出され、えびポンとのユニット結成(?)に満面笑顔で締め。

今回のアイキャッチは蘭。これで三人娘は新バージョンで揃いました。
※アイキャッチまとめ壁紙更新。

A尻 1440 1920

B頭 1440 1920
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新プレミアムドレス「キングレオコーデ」&獅子座アピール初披露です。

キャラの掘り下げが進む度にゆるさが増していく蘭の久々のお当番回はサブタイからしてゆるさ炸裂。前回のベッドシーン(語弊がある言い方)でチラリと振ったゆるキャラ「えびポン」を絡めて蘭の隠された一面を描いた一本は、いつものグラウンドにてさっそく今回のネタ振り「ゆるキャラ」の話題で盛り上がるみなさんから。
北大路劇場にて存在アピールのさくら、蘭のイメージ崩壊を嘆くおとめ&ユリカ様と、こんな風にスターライト組が揃って話が始まると妙な安心感があります。ゆるキャラの話を振られて答え難そうな蘭は、クールイメージとの違いに若干照れながらもえびポン好きを別に隠すつもりは無かっただろうに、おとめ&ユリカ様の先制攻撃(笑)によって言うに言えなくなってしまった。こういう間の悪さというか、言うタイミングを外してしまい結果黙秘になっちゃう事ってリアルでもよくありますよね(笑
1年間日本から離れていたためゆるキャラを知らないってのはなるほど。みうらじゅん氏が提唱したゆるキャラの概念は結構前からあるけれど目に見えて一般化したのはここ最近ですからねえ。それにしてこの「えびポン」ってどこのゆるキャラなのだろう。たぬきをベースにエビ天&温泉…温泉はともかくエビ天ってどこの名物なのかわからん。えびふりゃあならにゃごやだろけど。それはそうとスマホを眺める向こうの脚がナントモ(そういう所ばかり見ない
蘭が思わず隠した謎の物体がスマホ画像と一致する事に気付いたいちごが人間スピーカーと化し、意外な情報に姐さんのスイッチが入り、てな所へやって来た蘭。するとジャストタイミングで蘭の電話が鳴り…主役に被るほど身を乗り出して蘭のスマホを凝視する姐さん食い付きすぎです(笑

以前ならばプレミアムドレスゲットだけで一エピソード作れたものですが、最近では特に苦労せずともオケオケオッケーになってしまって何だか寂しいというか、こうもカンタンに入手してしまうとプレミアムのありがたみ(価値)が薄まってしまった感あり。今やオファーが途切れぬ売れっ子アイドルの域に達し、各ブランドトップデザイナーとの繋がりもある彼女たちがカードゲットに奔走するってのもそれはそれでおかしな話とはいえ。
ともあれスパイシーアゲハのビルに参上した蘭は新プレミアムドレス「キングレオコーデ」とご対面。トップデザイナーの杏奈さん曰く「百獣の王」「王冠」「サバンナの野鳥」をモチーフとしたというデザインは…何というかパッと見だとコメントに困るデザインであります。金色に輝くドレス本体はゴージャスvs下品の鬩ぎ合い、腰から下げたライオンのファーしっぽもオシャレとは言い難く、何より全てから浮いている七色の羽根が上級者すぎてナントモ。まあ後のCGステージにて実際に着用&動きが加わるとそう悪く無かったのが救い。
「次のファッションショーではこのドレスで星座アピールを出してほしい」
トップデザイナー直々のお言葉にミューズの責任を噛みしめる蘭。星座アピール発動を義務付けられたプレッシャーは生真面目な蘭にはかなり重そうです。いちごみたく「出せちゃうかも☆」くらいのスタンスでいられたらどんだけシアワセか(笑。それはそうと衣装のカード化がリモコン一発に進化していて笑った。空白の一年で技術革新があったようです。

星座アピール初挑戦にも大船に乗ってる学園マザー&ジョニー先生の根拠は蘭のモデルとしての頑張り。一見華やかな仕事も裏の苦労は計り知れず、それらを乗り越え今やミューズとなった蘭ならばきっと成功してくれるはず、と。何せこの衣装で木の上に寝そべって笑顔を湛えるとはそこらのモデルとレベルが違う。まあ冬山伐採や崖登りが日常のスターライト生にとっては鼻歌でしょうけれど(笑。そしてミューズとなった日の回想をチラリ…ほんとにチラリで残念。ブランドの看板を背負い、杏奈さんの期待を背負い、ファンの期待を背負い、各々の重みを噛み締めながら宵の明星に誓う凛々しい表情は不安の裏返しか。
一方スターライト寮では星座ドレスゲットを祝う会に集うみなさん。テーブルに並ぶスイーツバイキングはぽわプリカツドウの成果とか…無意味なカツドウのようで地味に役に立ってる!? とはいえ甘いモノが苦手な蘭にこれは、要するに祝いにかこつけて自分たちが食べたいだけだろう?(笑。そんな中で蘭好みのお婆ちゃんのお茶請け(笑)を用意するさくらちゃんは年下なのに気が利いてます。というかおとめの私服が上級者すぎ。
「わかった、て言うよりわかってる」
みんなの心遣いは嬉しいけれど祝うにはまだ早い。とはいかにも蘭のリアクションで、さすが姐さんはその辺わかってらっしゃった。なのでここは塩昆布で軽く前祝い…満面笑顔で塩昆布を食べるアイドルってイマサラだけど新しいな。その流れから件のゆるキャラ疑惑について遠回しにリサーチを試み、外してごまかし、悔しがる姐さんの表情変化が良し(笑

星座アピールの重圧から夢でうなされ飛び起きる蘭。相変わらず一人部屋なのね。悪夢に目が醒めた上、寝なきゃ寝なきゃと焦るとますます眠れないのは世の常で…そんな蘭が取りい出したる黄色いアイツ、えびポンをギュッと抱き締めてこの笑顔は一人部屋ならではか(笑
明けて翌朝、蘭を起こしに部屋を訪れた二人は蘭のベッドの不自然な膨らみに気付き、布団をめくってあらビックリ! さらにクローゼットを開けてビックリ! っていくら親しくても不在中に人の部屋で勝手に何やってんの? と思わなくもないと言ってあg(略。今回のプロット上 蘭が気付かない所で秘密をゲットという流れが必要とは思いますが、留守中の家捜しは如何なものかと。これもう少しスマートにできなかったのかな。それはそうとさりげなくサンライズ立ちのえびポンが紛れていて笑った。
今回のドリアカ組は前回のネコ騒動の顛末をきいが語ってオシマイ。素の自分を見せた事は結果的にオケオケオッケーで、それはイメージ崩れを危惧したきいへ姐さんの言葉「ファンはアイドルのいろいろな顔を知りたいもの」が正しかった事を意味し…これは今回の蘭とマンマ同じ構造で――

「まずい、美しき刃のイメージが!」
――にも関わらず、今回の姐さんは蘭のイメージ崩れを危惧し、特大えびポンの宅配テロを阻止しようと走るのでした。ここまでの描写から状況的に「蘭が隠したがっている」と勘違いした上の行動で、言わば友情(当人の意思尊重)が信念を上回った表れだけれど、結果的に言う事やる事が直前回と180度違ってしまったのはパッと見の印象があまりよろしくなかったかも。というか各キャラの胸中をきちんと追わないと前回と今回の違いが判りにくく、それを本作のメイン視聴者層に求めるのは難しいような気がする。
「お届け物でーす!」
特大えびポン宅配テロの一連は久しぶりにアイカツらしい狂気に溢れていた感じ。そもそもこれを裸で配達は無い(笑。えびポンを抱えて一心不乱に東屋へ走る配送人、それを追ういちごたちの勢い、いいタイミングで邪魔に入るジョニー先生(お約束)、それらドタバタの一方で迫る危機(笑)に気付かない蘭、ついにえびポンが迫って緊迫の記者たちなどなど、言ってしまえばしょうもない話を全員が大マジメにやっている絵面の面白さ・シュールさは本作ならではでしょう。こういう場面に欠かせない例のBGMもばっちり(笑

「おめでとうございまーす!」
「ありがとうございまーす!」
記者の目の前で蘭はどうする? と思いきや、巨大えびポンを迷うことなく抱き締めて満面笑顔で大喜び。この迷いの無さはいちごたちの空回り感をフルブーストしていますね。あはは。ヘタって座り込んだ脚が!(そういう所(略
ここから先は蘭のノロケを暫しご堪能あれ。半年前のプレッシャーを癒してくれたえびポンへの思い語り、二人の世界へ入り込んで愛を語る蘭の蕩けっぷりを見ていたらいちごたちと同じ表情になってしまいました(笑。そんな意外な一面はさっそく芸能マスコミに取り上げられて話題に。てなニュースを見てニヤマリのユリカ様はさすがスキャンダルの先輩、マスコミの使い方が判っておられる。
星座ドレスのコーデチェンジは先の止め絵のイメージと違ってキンキラがゴージャス感を醸し、隙間に覗く肌色効果もあっていい感じにセクシーであります。獅子座の背景に浮かび上がる黄金の

というわけで始まった蘭のステージ曲は懐かしの「Trap of Love」。今回もファッションショーステージのBGM扱いのためリバーブを掛けたアレンジで、歌唱はオリジナルどおり わか・ふうり・すなお のバージョンです。星座プレミアムって事で新曲来る?と思ったけれどあっさり空振り。でもこの曲大好きだから問題なしなっしー!
例によって振り付けは過去のムービー(第13話・第15話)のマンマなれど、元々が大幅改修後の映像なのでモーションも(prism spiralに比べて)不自然さはあまり感じません。もちろんCGモデルの改修によって表情は豊かになり、進化したステージ演出と共に曲の雰囲気を十二分に表現した非常に見応えあるステージに仕上がっています。暗い背景にキングレオコーデが良く映えて絵面的にもキレイキレイ。
大人の雰囲気アリアリなこの曲にて、時に少女の、時にオンナの顔を見せる蘭。こういう絶妙な表情変化をCGで見られるようになったのはイマサラながら凄いと思う。特に本作は初期がアレだったのでなおさら。蘭の懸念だった髪の描写もセカンドシーズンから大きく手が入れられ、ロングヘアーのサラサラな流れに加えて前髪の揺れも自然となり、豊かになった表情芝居さらに盛り立てている感じ。

スペシャルアピールは宣言どおりの「獅子座アピール」を成功。と言っても映像的には「バタフライフリップ」の背景が差し替えられただけっぽく、大騒ぎした新機軸の割に正直言ってインパクト(特別感)が無い。蘭ほどの子が数多のプレッシャーを乗り越えて出した大技! というカタルシスが無いんですよね。これではセカンドシーズンのストーリー軸にするには弱すぎるでしょう。
ライバル校出現でバトル展開かと思えば早くも馴れ合い、星座ドレスは渡りに船、元々ストーリー上の意味がほとんど無かったスペシャルアピールの強化策と思われた星座アピールは背景を差し替えただけ…何だかセカンドシーズンにて投入された新機軸が尽く空回りしているような。まあドリアカ関連についてはまだ始まったばかりなので先の期待も持てますが、星座アピールは本編ストーリーとの絡みを含めてもう少しインパクトある演出を付けないと盛り上げ要素に成り得ないと思う。
ともあれ懸念だった星座アピールも無事に発動し、例の特大えびポンを囲んで改めてお祝い会へ。先のお祝い会シーンもそうでしたが今回は何故かレギュラーキャラの輪の中にかえでの姿が無く、しかしてこの状況で誰一人として気にすらしないのはさすがに寂しいというか露骨というか。このままフェードアウトしてしまうのだろうか。その後学園マザーに呼び出され、えびポンとのユニット結成(?)に満面笑顔で締め。

今回のアイキャッチは蘭。これで三人娘は新バージョンで揃いました。
※アイキャッチまとめ壁紙更新。

A尻 1440 1920

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