2014-01-24(Fri)
アイカツ! #66 ステキな両思い
オーディション終わるまで私の事考えるの禁止!

あなたの事が好きだから。
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あなたの事が好きだから。
スタライ三人娘は元より美月さんも認め、ドリアカ一般生徒たちにも大評判のセイラのリップグロスCM。これもセイラの魅力に気付き引き出し輝かせるプロデューサーあってこそ、そして他人の素敵に気付けるなら自分も素敵に輝けるはず。というわけで今回はセイラとの友情に絡めたプロデューサーきいのアイドル覚醒回であります。
プロデューサーとアイドルの二足の草鞋にて優先すべきは何なのか? きいは何のためにアイドル道を進むのか? とテーマ的にはなかなか奥深いものがありますが、友情表現の一環とはいえプロデュース対象のセイラ自ら「私(セイラ)は私で頑張るからきいもオーディション頑張んなって!」(=ひとりでできるもん宣言)みたいな事を言っては「プロデューサー」の存在意義を問われるというか、じゃあ別にきいによるプロデュースなど要らなくね? セイラもきいも従来どおり各々アイカツすればいいんじゃね? とチラリ感じてしまったり。そもそも自己プロデュースが原則だったアイカツ時空にポッと出てきた「プロデューサーコース」という設定自体が蛇の足、制作サイドも料理法を試行錯誤→扱いあぐねているようで、今回もそうですがプロデューサー云々の話はどうにもスッと落ちてくれないのだなあ。
また意識変化のスイッチであるセイラ&きいの友情話も「セイラはきいが大好き」「きいはセイラが大好き」とセリフ上では言っていますが、何故それほど仲良しなのか?について作中ほぼ完全オミットされているため感情移入し難く、いい話のはずなのにイマイチ心に響かない。せめて仲良くなったきっかけくらいチラリとでも見せてくれれば印象が全然違うだろうに。

なーんてマクラがダラダラと長くなってしまった。では本編レビューを始めましょう。前述のリップグロスCMを見て感心した初代CMキャラクターはきいの能力に目を付けて伸びしろを期待、するとティアラ学園長も同様の期待を掛け「ブレインサンダーガールオーディション」の話をきいへ持ちかけて今回ストーリーの仕込みはオケオケオッケー。
「アイドルのきいも大好きだから!」
セイラ2本目のCMプロデュースに掛かりきりのきいでしたが、セイラの言葉に頬を染めつつオーディションにガンガンガンバ! 満面笑顔でぴょんぴょん跳ねる仕草がかわいい。一方スタライでは三人娘+ユリカ様へ同オーディションのおしらせ。まあ大人の都合か大それた力かスタライ側は揃って不参加な訳ですが…三人娘は「それぞれ仕事」と理由をあっさり流され、しかしユリカ様は競合他社のCM映像付きでNG理由をきっちり描写。相変わらず優遇されてますね(笑

クルクルキャワワのメイク中に聞いたマジカルトイトップデザイナーの来日情報。デザイナー繋がりで来日情報が入ってきたのかな。在米のマジカルトイとどう接触させるのか?と思っていたらあっちから来てくれました(笑。その情報にセイラは「きいがどれだけマジカルトイの事が好きか伝えるチャンス」とテンションを上げますが、これもまた「きいはマジカルトイが好き」の根拠が作中ほぼ描かれていないため気分の盛り上がりがイマイチ伝わって来ず、その後ラボでの会話を見ても「きいはマジカルトイにそれほど思い入れ無いんじゃ?」と思わざるを得ず、というかプロデューサーとして頑張るきいへアイドルを押し付けているようにすら見えなくなくもないと(略

プロデューサー稼業を禁止されてじたばたかわいいきいの所へ美月さんが登場してセイラのフォロー。きいプロデューサーの才能の源は「セイラが大好き」という思いで、大好きなセイラが素敵に輝くと嬉しいからプロデュースに頑張っている。一方アイドルとしての輝きをきいに求め続けるセイラもまた「きいが大好き」だからこそ輝いてほしい、つまり「自分(きい)が輝けば大好きな人(セイラ)が喜んでくれる」というハピハピハッピーなサイクルであり…「誰かの喜びのためにステージに立つ」アイドルの基本姿勢と友情を絡めた流れは悪くないけど、姿勢自体は第55話でやってる事なので少々イマサラ感を覚え、というかまだその段階なの!? と思ってしまった。今回の流れを描くなら、まずこれまで描写不足だった二人の馴れ初めや関係性について一歩ツッコんでほしかったかも。

さてセイラの思いに気付いたきいはマジカルトイのデザイナー捜しに街へ繰り出し、キラキラッターの写真を頼りにあちらの店へこちらの店へ。写真一枚から場所特定の流れは簡略化されているとはいえいかにも今風かも。いちごたちは情報どおりTKYテレビ近くのそば屋へ急ぐも時既に遅く、同情報にてカチ合ったきいと共に捜索を進め、局から出てきたピエロさんをついに発見するもギリギリ追い付かず…みんなでドタバタ追った挙げ句足が攣って座り込むきいかわいい。この辺は普段のアイカツ力の差か。どうでもいいけど服娘レースでブッチだったいちごは今回あまり足が速くないな(笑

すると颯爽と現れたピンクポニテのロック少女は一人ピエロカーをぐいぐい追ってついに追い付きピエロさんとご対面。喋らないピエロさんに通訳付いててちょっと笑った。ほどなく追い付いたきいは思いの丈をピエロさんへ伝え、すると特にハードルも無く星座プレミアムゲット!…1話丸々使ってデザイナーとの交流を描いた末にようやくプレミアムドレスを手に入れた1stシーズンと比べるとえらくイージーモードになったものです。まあ今回は攣った足を引きずり追い付き、自分自身で必死に思いを伝えた上でのゲットなので印象的には良かったけれど。

というわけで星座ドレス「ユニコーンサジットコーデ」へコーデチェンジで射手座のキメ。やっぱり羽根付きなのだね。例によって十二宮盤から始まる星座ドレスお披露目はデフォルメされたユニコーンが虹の橋を駆けてキメ、星座ドレスを着たきいがユニコーンに跨らずオンナノコ座りってのは私的にポイントが高いかもしれない(笑
ステージ曲は「マジカルタイム」。初登場の第58話ではセイラとのデュオでしたが今回はもちろんきいのソロ、歌唱もゆなさんのソロです。とはいえきいのキャラ声からあまりに離れているため違和感が拭えず、贔屓目に見てもきいが歌っているようには到底思えません。映像的には安定の破壊力なのでじつに惜しい。

スペシャルアピールの「射手座アピール」は他の星座アピール同様通常アピールの背景替えで、シーケンス自体はマジカルトイの「トリックトイボックス」マンマです。まあトリックトイボックス自体の見栄えが良いので多少救われるかな。というか手品と全く無関係のきいが出してる辺り諸行無常ああ無情を感じざるを得ない。もうかえでの出番は無いのか。
オーディション結果はお約束どおりきいが合格。それは良いとして、オーディション後のラストシーンで突然描かれた美月さんドリアカ離脱のヒトコマには思わず口あんぐりでした。2ndシーズンスタート以来意味ありげにチラチラ姿を見せていたにも関わらず、ドリアカでの活躍(暗躍)が何も描かれぬままあっさり離脱→第三勢力始動(?)とは斜め上展開すぎる。
プロデューサーとアイドルの二足の草鞋にて優先すべきは何なのか? きいは何のためにアイドル道を進むのか? とテーマ的にはなかなか奥深いものがありますが、友情表現の一環とはいえプロデュース対象のセイラ自ら「私(セイラ)は私で頑張るからきいもオーディション頑張んなって!」(=ひとりでできるもん宣言)みたいな事を言っては「プロデューサー」の存在意義を問われるというか、じゃあ別にきいによるプロデュースなど要らなくね? セイラもきいも従来どおり各々アイカツすればいいんじゃね? とチラリ感じてしまったり。そもそも自己プロデュースが原則だったアイカツ時空にポッと出てきた「プロデューサーコース」という設定自体が蛇の足、制作サイドも料理法を試行錯誤→扱いあぐねているようで、今回もそうですがプロデューサー云々の話はどうにもスッと落ちてくれないのだなあ。
また意識変化のスイッチであるセイラ&きいの友情話も「セイラはきいが大好き」「きいはセイラが大好き」とセリフ上では言っていますが、何故それほど仲良しなのか?について作中ほぼ完全オミットされているため感情移入し難く、いい話のはずなのにイマイチ心に響かない。せめて仲良くなったきっかけくらいチラリとでも見せてくれれば印象が全然違うだろうに。

なーんてマクラがダラダラと長くなってしまった。では本編レビューを始めましょう。前述のリップグロスCMを見て感心した初代CMキャラクターはきいの能力に目を付けて伸びしろを期待、するとティアラ学園長も同様の期待を掛け「ブレインサンダーガールオーディション」の話をきいへ持ちかけて今回ストーリーの仕込みはオケオケオッケー。
「アイドルのきいも大好きだから!」
セイラ2本目のCMプロデュースに掛かりきりのきいでしたが、セイラの言葉に頬を染めつつオーディションにガンガンガンバ! 満面笑顔でぴょんぴょん跳ねる仕草がかわいい。一方スタライでは三人娘+ユリカ様へ同オーディションのおしらせ。まあ大人の都合か大それた力かスタライ側は揃って不参加な訳ですが…三人娘は「それぞれ仕事」と理由をあっさり流され、しかしユリカ様は競合他社のCM映像付きでNG理由をきっちり描写。相変わらず優遇されてますね(笑

クルクルキャワワのメイク中に聞いたマジカルトイトップデザイナーの来日情報。デザイナー繋がりで来日情報が入ってきたのかな。在米のマジカルトイとどう接触させるのか?と思っていたらあっちから来てくれました(笑。その情報にセイラは「きいがどれだけマジカルトイの事が好きか伝えるチャンス」とテンションを上げますが、これもまた「きいはマジカルトイが好き」の根拠が作中ほぼ描かれていないため気分の盛り上がりがイマイチ伝わって来ず、その後ラボでの会話を見ても「きいはマジカルトイにそれほど思い入れ無いんじゃ?」と思わざるを得ず、というかプロデューサーとして頑張るきいへアイドルを押し付けているようにすら見えなくなくもないと(略

プロデューサー稼業を禁止されてじたばたかわいいきいの所へ美月さんが登場してセイラのフォロー。きいプロデューサーの才能の源は「セイラが大好き」という思いで、大好きなセイラが素敵に輝くと嬉しいからプロデュースに頑張っている。一方アイドルとしての輝きをきいに求め続けるセイラもまた「きいが大好き」だからこそ輝いてほしい、つまり「自分(きい)が輝けば大好きな人(セイラ)が喜んでくれる」というハピハピハッピーなサイクルであり…「誰かの喜びのためにステージに立つ」アイドルの基本姿勢と友情を絡めた流れは悪くないけど、姿勢自体は第55話でやってる事なので少々イマサラ感を覚え、というかまだその段階なの!? と思ってしまった。今回の流れを描くなら、まずこれまで描写不足だった二人の馴れ初めや関係性について一歩ツッコんでほしかったかも。

さてセイラの思いに気付いたきいはマジカルトイのデザイナー捜しに街へ繰り出し、キラキラッターの写真を頼りにあちらの店へこちらの店へ。写真一枚から場所特定の流れは簡略化されているとはいえいかにも今風かも。いちごたちは情報どおりTKYテレビ近くのそば屋へ急ぐも時既に遅く、同情報にてカチ合ったきいと共に捜索を進め、局から出てきたピエロさんをついに発見するもギリギリ追い付かず…みんなでドタバタ追った挙げ句足が攣って座り込むきいかわいい。この辺は普段のアイカツ力の差か。どうでもいいけど服娘レースでブッチだったいちごは今回あまり足が速くないな(笑

すると颯爽と現れたピンクポニテのロック少女は一人ピエロカーをぐいぐい追ってついに追い付きピエロさんとご対面。喋らないピエロさんに通訳付いててちょっと笑った。ほどなく追い付いたきいは思いの丈をピエロさんへ伝え、すると特にハードルも無く星座プレミアムゲット!…1話丸々使ってデザイナーとの交流を描いた末にようやくプレミアムドレスを手に入れた1stシーズンと比べるとえらくイージーモードになったものです。まあ今回は攣った足を引きずり追い付き、自分自身で必死に思いを伝えた上でのゲットなので印象的には良かったけれど。

というわけで星座ドレス「ユニコーンサジットコーデ」へコーデチェンジで射手座のキメ。やっぱり羽根付きなのだね。例によって十二宮盤から始まる星座ドレスお披露目はデフォルメされたユニコーンが虹の橋を駆けてキメ、星座ドレスを着たきいがユニコーンに跨らずオンナノコ座りってのは私的にポイントが高いかもしれない(笑
ステージ曲は「マジカルタイム」。初登場の第58話ではセイラとのデュオでしたが今回はもちろんきいのソロ、歌唱もゆなさんのソロです。とはいえきいのキャラ声からあまりに離れているため違和感が拭えず、贔屓目に見てもきいが歌っているようには到底思えません。映像的には安定の破壊力なのでじつに惜しい。

スペシャルアピールの「射手座アピール」は他の星座アピール同様通常アピールの背景替えで、シーケンス自体はマジカルトイの「トリックトイボックス」マンマです。まあトリックトイボックス自体の見栄えが良いので多少救われるかな。というか手品と全く無関係のきいが出してる辺り諸行無常ああ無情を感じざるを得ない。もうかえでの出番は無いのか。
オーディション結果はお約束どおりきいが合格。それは良いとして、オーディション後のラストシーンで突然描かれた美月さんドリアカ離脱のヒトコマには思わず口あんぐりでした。2ndシーズンスタート以来意味ありげにチラチラ姿を見せていたにも関わらず、ドリアカでの活躍(暗躍)が何も描かれぬままあっさり離脱→第三勢力始動(?)とは斜め上展開すぎる。
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