2014-01-27(Mon)
プリティーリズム・レインボーライブ #42 なるピンチ!消えたラブリン
りんねが去り、ラブリンが消え、失われる心のキラメキ。

りんねは何を期待しているのか? そしてその答えは?

デュオ大会の三組目は各チームのセンターペア、なる店長&べる様が出撃…の前にもう一度だけりんねに会いに行きたい。突然プリズムストーンを離脱しジュネ様と組んだりんねと会う事すら叶わない。そんななる店長にとって大会前の最後の望みは、しかし「さよなら」の一言で脆くも崩れ去るのでした。子離れできない母親の如くあれこれまくし立てていた表情が一瞬で奈落に落ちる本作名物モノクロ演出はなる店長が受けた衝撃を痛いほど伝え、今回描かれた落胆・キラメキ消失のトリガーを強く印象付けます。
「きっとりんねちゃん、私の事嫌いになっちゃったんだ…」
「私がプリズムショー下手だからイヤになってジュネさんの所へ行っちゃったんだよ…」
控え室に戻ったなる店長は自分を責めて涙を流す。あれほど仲良しだった子に突然嫌われたらいくら鋼鉄メンタルの店長でも崩れてしまうのだなあ。常にポジティブなだけにネガティブ思考が始まるとブレーキが掛からないのかもしれない。なーんてうちにキラメキゲージがガンガン下がり、止める間も無くラブリンが消えてしまうのでした。またしてもガッガーン! 店長のかつてない落ち込みを示すワンシーンですが、心のキラメキが消えるとペアともが消えるってならクルンなんて何回消えれば…と言ってはイケナイ(笑
「いいの? あんな事言ってしまって」
「あのままでは心のキラメキを失って二度とプリズムショーができなくなる」
その頃りんね組の控え室ではジュネ様がりんねの胸中を探っていました。柔らかい物腰で語られる窓映しのカットは欺瞞含みというか明らかにカマ掛けで、依然無反応のりんねに対し胸中を覗き込むべく横顔カットの視線にジュネ様の本心(猜疑心)が現れています。さすがのジュネ様もりんねが何考えてるのか判らんのでしょう(笑

消えたラブリンを手分けして探す最中も大会は地味に続いております。晴れの大会なのにエーデルローズの練習着より地味なコーデのモブ選手、とはいえこれはこれで(略。みんなして会場内外を駆けて探す中、例の像の前でべる様が視線を止めたのは、おそらく会場へ向かうヒロくんの姿を見つけたからでしょう。芸コマ。
そのヒロくんはカヅキ先輩&コウジくんをさんざ煽ってサッサとお帰り…かと思えば煽りに乗ったカヅキ先輩の「ちょ!待てよ!」で試合続行。これら一連の煽りから「助けを求めているんじゃないか?」と返すカヅキ先輩は洞察力パネエというかエスパーなみ(笑。それはともかくカヅキ先輩の「エーデルローズを受験し合格し入学を蹴った」過去が明らかになりました。痛いところを突かれたような表情変化を見るに、これはカヅキ先輩の「逃げ」に関わる大きなネタ振りでしょう。つまり男子三人は各々が「逃げ」ていて、そこから逃げずに立ち向かう真の勇者となるのが彼ら共通のゴールでありスタート地点という事か。

「なるが泣いているのを見ると私も辛い」
ラブリンが見つからずしょぼんと座り込むなる店長の傍にそっと座ると自責の涙を流すべる様。何度も助けてもらったのにこんな時に助けてあげられない…数々の回想を含め、このシーンのべる様には見ているこっちも思わずもらい泣きしてしまいます。というかあの夜の公園からもう4ヶ月も経つのか…。
一方その頃会場内通路では大人組のやり取り、偶然カチ合った弦さんvs奈津子さんの修羅場であります。泣き叫びのDOGEZAにて若いカップルの許しを請う弦さん、しかし奈津子さんは頑なにそれを許さない。全ての罪を認めDOGEZAまでする弦さんの親心に免じて…と思いながらも「クロスさんの顔を見る度に最愛の人を亡くした悲しみを思い出す」事になる奈津子さんの気持ちも判るので始末が悪い。ううむ。仮に一時の情で許した所で解決には至らず、奈津子さん自身が悲しみを乗り越えないと全てが先に進まないのですね。などなど大の男のDOGEZAでも揺るがない奈津子さんの心情描写は逆転劇の布石、ほんと着々と石を積むものです。感心。
それはそうと今回はみなさん号泣しすぎ。特にべる様&奈津子さんは涙描写がクドすぎてリアリティが薄まってしまったかも。

シーン戻って店長&べる様。二人で泣いてる所へ通りがかったヒロくんはいつもの調子で軽く声を掛けるも、振り返ったべる様を見た瞬間に表情を変え、先ほどのヒール役とは別人のようになるを優しく導くのでした。というか水面のキラキラに浮かぶヒロくん視点のべる様が弱々すぎ綺麗すぎ、例えこれまでナントモ思っていなかったとしてもこの瞬間に惚れるレベルでしょう。
「嫌うっていうのは、りんねちゃんがなるちゃんに何かを期待しているんだよ」
なる店長へのアドバイスが自分の立ち位置マンマってのは皮肉というか上手い作りというか。いろいろ達観しているヒロくんも自分の事は見えないのだなあ。
「おそらくあいつは俺たちの力を必要としている」
なーんて店長へのアドバイスシーンに男組の会話を続けてヒロくんの立ち位置を示唆&強調。さすがカヅキ先輩は「期待」を判ってらっしゃった。ここから具体的にどう進んでどう解決に至るのか? やっぱりコウジくんの胸キュンか!?(笑

「りんねちゃんが笑顔になってくれるようなショーをやってみる!」
りんねが何を期待しているのか? の答えを見つけた店長は一気に気持ちを切り替えて復活、続いて一緒に泣いてくれた感謝をべる様へ伝え…「それ位の事しかできないから」と照れ顔のべる様がかわいすぎてたまりません。ホントいい子になったなあ。そんなやり取りに「パートナーが苦しんでいる時、ただ側にいてやればいい」と呟くヒロくんの寂しそうな表情は意味深というか見たマンマですね。
「ヒロさんっていつも変な事ばっかり言ってますけど、本当はとーっても優しい人ですね」
なる店長の直球すぎるコメントに笑い、それを聞いて照れるヒロくんに頬の緩みが止まらない。調子を戻した店長は全ての人をハピなるにしてしまうなあ。続いてべる様の大好きコールで完全復活のシーンもベタながら泣かせどころ。握手を求めた手を叩き返した子が手を取ってステージへ導くってのもじつに感慨深い。

というわけでなる店長&べる様のデュオプリズムショーがスタート、曲はもちろん「Little Wing & Beautiful Pride」です。この曲はスポットライト演出、「ぬかるんだ大地から~」の引きアングルから大胆に回り込んで客席へ向かうバックショット、サビ入りにて視線を交わしながらローアングルの回り込み、タイミング良く入るキャッチーなアップなどなど京極演出の極み。そういやこの4月からラブライブ2期が始まりますが、いよいよ佳境の本作残り分や、劇場版のステージ演出など京極氏は参加してくれているのだろうか?

そしてラブリン復活からデュオプリズムライブへ。ラブリンが服着てる! これはジュネ様曰くペアとも(セブンスコーデ)の究極進化らしいけれど、彼女にとっては「必要無い」…「プリズムの煌めきは私が広める」との呟きは本筋大詰めへの布石か。ともあれ発動した棹モノ二本のプリズムライブは予想以上に美しく感動的、というかべる様のバイオリンを見ただけで反射的に涙が浮かんでしまうのだけれど(笑
続くプリズムジャンプは「ラブリー&セクシースプラッシュ」→「100%ピュアピュアアロー」→「夢幻プリズムフェニックス」→「レインボーアーチファンタジー」→「スターライトフェザーメモリー」と五連続! べる様のピュアピュアアローは破壊力が大きすぎでしょう(笑。これで連続ジャンプは現状のジュネ様ペアに並んだ訳ですが、まあこのままドローのはずもなく、ジュネ様ペアにおかれましては一気に八連続くらい跳んでアットー的な差を見せ付けていただきたいところ。
ともあれ現時点では16800カラットを叩き出し店長&べる様ペアがトップ。四連続と五連続で1000カラットしか差が付かないのが意外っちゃ意外だったかも。

「私、待ってるから!」
素晴らしいステージに笑顔の店長は、しかし偶然カチ合ったりんねの変わらぬ様子に涙を浮かべて叫ぶのでした。「さよならなんて言わないで」。すると向き合ったりんねは厳しい表情へキッと変わって――
「行ってきます」
りんねには店長の思いがきちんと伝わっていた。厳しい表情は「店長の所へ戻る」決意の表れだったのですね。そんな一部始終を傍観していたジュネ様の表情がまた見どころで、りんねの心境変化に対する動揺が思いっきり見て取れます。聖戦直前のこのヒトコマがはたしてどのような結果を導くのか? 次回いよいよりんね&ジュネ様デュオのステージはまさに「瞬き禁止」でありましょう。
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りんねは何を期待しているのか? そしてその答えは?

デュオ大会の三組目は各チームのセンターペア、なる店長&べる様が出撃…の前にもう一度だけりんねに会いに行きたい。突然プリズムストーンを離脱しジュネ様と組んだりんねと会う事すら叶わない。そんななる店長にとって大会前の最後の望みは、しかし「さよなら」の一言で脆くも崩れ去るのでした。子離れできない母親の如くあれこれまくし立てていた表情が一瞬で奈落に落ちる本作名物モノクロ演出はなる店長が受けた衝撃を痛いほど伝え、今回描かれた落胆・キラメキ消失のトリガーを強く印象付けます。
「きっとりんねちゃん、私の事嫌いになっちゃったんだ…」
「私がプリズムショー下手だからイヤになってジュネさんの所へ行っちゃったんだよ…」
控え室に戻ったなる店長は自分を責めて涙を流す。あれほど仲良しだった子に突然嫌われたらいくら鋼鉄メンタルの店長でも崩れてしまうのだなあ。常にポジティブなだけにネガティブ思考が始まるとブレーキが掛からないのかもしれない。なーんてうちにキラメキゲージがガンガン下がり、止める間も無くラブリンが消えてしまうのでした。またしてもガッガーン! 店長のかつてない落ち込みを示すワンシーンですが、心のキラメキが消えるとペアともが消えるってならクルンなんて何回消えれば…と言ってはイケナイ(笑
「いいの? あんな事言ってしまって」
「あのままでは心のキラメキを失って二度とプリズムショーができなくなる」
その頃りんね組の控え室ではジュネ様がりんねの胸中を探っていました。柔らかい物腰で語られる窓映しのカットは欺瞞含みというか明らかにカマ掛けで、依然無反応のりんねに対し胸中を覗き込むべく横顔カットの視線にジュネ様の本心(猜疑心)が現れています。さすがのジュネ様もりんねが何考えてるのか判らんのでしょう(笑

消えたラブリンを手分けして探す最中も大会は地味に続いております。晴れの大会なのにエーデルローズの練習着より地味なコーデのモブ選手、とはいえこれはこれで(略。みんなして会場内外を駆けて探す中、例の像の前でべる様が視線を止めたのは、おそらく会場へ向かうヒロくんの姿を見つけたからでしょう。芸コマ。
そのヒロくんはカヅキ先輩&コウジくんをさんざ煽ってサッサとお帰り…かと思えば煽りに乗ったカヅキ先輩の「ちょ!待てよ!」で試合続行。これら一連の煽りから「助けを求めているんじゃないか?」と返すカヅキ先輩は洞察力パネエというかエスパーなみ(笑。それはともかくカヅキ先輩の「エーデルローズを受験し合格し入学を蹴った」過去が明らかになりました。痛いところを突かれたような表情変化を見るに、これはカヅキ先輩の「逃げ」に関わる大きなネタ振りでしょう。つまり男子三人は各々が「逃げ」ていて、そこから逃げずに立ち向かう真の勇者となるのが彼ら共通のゴールでありスタート地点という事か。

「なるが泣いているのを見ると私も辛い」
ラブリンが見つからずしょぼんと座り込むなる店長の傍にそっと座ると自責の涙を流すべる様。何度も助けてもらったのにこんな時に助けてあげられない…数々の回想を含め、このシーンのべる様には見ているこっちも思わずもらい泣きしてしまいます。というかあの夜の公園からもう4ヶ月も経つのか…。
一方その頃会場内通路では大人組のやり取り、偶然カチ合った弦さんvs奈津子さんの修羅場であります。泣き叫びのDOGEZAにて若いカップルの許しを請う弦さん、しかし奈津子さんは頑なにそれを許さない。全ての罪を認めDOGEZAまでする弦さんの親心に免じて…と思いながらも「クロスさんの顔を見る度に最愛の人を亡くした悲しみを思い出す」事になる奈津子さんの気持ちも判るので始末が悪い。ううむ。仮に一時の情で許した所で解決には至らず、奈津子さん自身が悲しみを乗り越えないと全てが先に進まないのですね。などなど大の男のDOGEZAでも揺るがない奈津子さんの心情描写は逆転劇の布石、ほんと着々と石を積むものです。感心。
それはそうと今回はみなさん号泣しすぎ。特にべる様&奈津子さんは涙描写がクドすぎてリアリティが薄まってしまったかも。

シーン戻って店長&べる様。二人で泣いてる所へ通りがかったヒロくんはいつもの調子で軽く声を掛けるも、振り返ったべる様を見た瞬間に表情を変え、先ほどのヒール役とは別人のようになるを優しく導くのでした。というか水面のキラキラに浮かぶヒロくん視点のべる様が弱々すぎ綺麗すぎ、例えこれまでナントモ思っていなかったとしてもこの瞬間に惚れるレベルでしょう。
「嫌うっていうのは、りんねちゃんがなるちゃんに何かを期待しているんだよ」
なる店長へのアドバイスが自分の立ち位置マンマってのは皮肉というか上手い作りというか。いろいろ達観しているヒロくんも自分の事は見えないのだなあ。
「おそらくあいつは俺たちの力を必要としている」
なーんて店長へのアドバイスシーンに男組の会話を続けてヒロくんの立ち位置を示唆&強調。さすがカヅキ先輩は「期待」を判ってらっしゃった。ここから具体的にどう進んでどう解決に至るのか? やっぱりコウジくんの胸キュンか!?(笑

「りんねちゃんが笑顔になってくれるようなショーをやってみる!」
りんねが何を期待しているのか? の答えを見つけた店長は一気に気持ちを切り替えて復活、続いて一緒に泣いてくれた感謝をべる様へ伝え…「それ位の事しかできないから」と照れ顔のべる様がかわいすぎてたまりません。ホントいい子になったなあ。そんなやり取りに「パートナーが苦しんでいる時、ただ側にいてやればいい」と呟くヒロくんの寂しそうな表情は意味深というか見たマンマですね。
「ヒロさんっていつも変な事ばっかり言ってますけど、本当はとーっても優しい人ですね」
なる店長の直球すぎるコメントに笑い、それを聞いて照れるヒロくんに頬の緩みが止まらない。調子を戻した店長は全ての人をハピなるにしてしまうなあ。続いてべる様の大好きコールで完全復活のシーンもベタながら泣かせどころ。握手を求めた手を叩き返した子が手を取ってステージへ導くってのもじつに感慨深い。

というわけでなる店長&べる様のデュオプリズムショーがスタート、曲はもちろん「Little Wing & Beautiful Pride」です。この曲はスポットライト演出、「ぬかるんだ大地から~」の引きアングルから大胆に回り込んで客席へ向かうバックショット、サビ入りにて視線を交わしながらローアングルの回り込み、タイミング良く入るキャッチーなアップなどなど京極演出の極み。そういやこの4月からラブライブ2期が始まりますが、いよいよ佳境の本作残り分や、劇場版のステージ演出など京極氏は参加してくれているのだろうか?

そしてラブリン復活からデュオプリズムライブへ。ラブリンが服着てる! これはジュネ様曰くペアとも(セブンスコーデ)の究極進化らしいけれど、彼女にとっては「必要無い」…「プリズムの煌めきは私が広める」との呟きは本筋大詰めへの布石か。ともあれ発動した棹モノ二本のプリズムライブは予想以上に美しく感動的、というかべる様のバイオリンを見ただけで反射的に涙が浮かんでしまうのだけれど(笑
続くプリズムジャンプは「ラブリー&セクシースプラッシュ」→「100%ピュアピュアアロー」→「夢幻プリズムフェニックス」→「レインボーアーチファンタジー」→「スターライトフェザーメモリー」と五連続! べる様のピュアピュアアローは破壊力が大きすぎでしょう(笑。これで連続ジャンプは現状のジュネ様ペアに並んだ訳ですが、まあこのままドローのはずもなく、ジュネ様ペアにおかれましては一気に八連続くらい跳んでアットー的な差を見せ付けていただきたいところ。
ともあれ現時点では16800カラットを叩き出し店長&べる様ペアがトップ。四連続と五連続で1000カラットしか差が付かないのが意外っちゃ意外だったかも。

「私、待ってるから!」
素晴らしいステージに笑顔の店長は、しかし偶然カチ合ったりんねの変わらぬ様子に涙を浮かべて叫ぶのでした。「さよならなんて言わないで」。すると向き合ったりんねは厳しい表情へキッと変わって――
「行ってきます」
りんねには店長の思いがきちんと伝わっていた。厳しい表情は「店長の所へ戻る」決意の表れだったのですね。そんな一部始終を傍観していたジュネ様の表情がまた見どころで、りんねの心境変化に対する動揺が思いっきり見て取れます。聖戦直前のこのヒトコマがはたしてどのような結果を導くのか? 次回いよいよりんね&ジュネ様デュオのステージはまさに「瞬き禁止」でありましょう。
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