2014-01-28(Tue)
そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION- #04 デイドリーム
ギターに詰まっているたくさんの思い出。

約束の曲を今ここに。

まずは前回沖縄ロケの写真をぱらぱら。ちゃんと水族館行けたようで良かった良かった(笑。沖縄を満喫してきたそに子にジェラジェラジェラシーの鈴、一方フウリは注文どおりのお土産に満足顔でありました。あはは。本当にあの数を買ってきたのか! 海ブドウ紛失の理由を話すにイカ星人とのアレコレを思い出してもじもじしてる仕草もかわいい。いきなりあざとい! だがそこがいい。
Aパート冒頭は自前のSGを抱えたグラビア撮影、やはりぱっつんぱっつんのオンナノコとギターは相性がよろしいなあ。食い込んだニーソもまた(略。ここでマネージャー氏がギターの話題を振り、帰宅後つぇっぺりんお手伝いにて雨の中お見送り、そして謎の人物「トマ」さんから届いた絵はがきをしみじみ眺めるそに子は昔の事を思い出し…というテイで今回のお話「雨の学校での出会い(ギターを始めたきっかけ)」「デイドリームに関する経緯」が描かれていきます。
などと何としっとりした綺麗&見事な導入パート、と思ったら今回コンテはベテラン三條なみみ(難波日登志)氏でした。YATの監督さんですよ! つい先日スペース☆ダンディ第4話(ゾンビ回)で驚喜したってのにまさか続けて難波映像を見られるとは!



繋ぐの大変だからスクロールにズーム+回転は勘弁してくれと(笑

彩度が落とされた雨の回想。画面全体を覆うどんよりした空気感は小心そに子の胸中を見事に映し出しています。彩度演出のお手本みたい。黒板に書かれた「日直:すーぱー」はちょっと笑った。本当に「すーぱー」が名字だったのか!(笑。同級生に敬語でおどおどの中二そに子が小動物かわいい。でも身体のパーツはちっちゃくないよ!
そんなそに子は雨の校舎にてどこからか聞こえてきたギターの音に誘われ、今回のキーキャラ・高等部の先輩「苫野恭子(CV.御前)」と出会うのでした。部室入り口でおどおど覗くそに子を引っ張り込み、とりゃー!の一声で気合一発、キョドるそに子をいつの間にかペースに乗せて今回のテーマ曲である「MOONLIGHT STAR」を一緒に演り始め…このガラッパチで男前な先輩キャラに御前の声がドンズバすぎて笑うやら唸るやら。


「私もあんな風にギターが弾けたら、きっと…」
先輩との楽しかった時間を思い出し、格好良くギターを弾く先輩に思いを馳せ、気弱な自分からの脱却を夢見る。風呂シーンは荒れない程度にスチームジャミングを消してみたけどやはり肝心な所は(以下自重。しかし中二でこのサイズは凄い、というかトレードマークのヘッドホンか隠れていると普通のオンナノコですね。ボディラインは普通じゃないけど(笑

翌日そに子はお礼を兼ねて軽音部へ差し入れを持ち、しかしさすが小動物そに子は中の賑わいに圧されて戸を開けられません。ってな所でいきなり戸が開いてこの表情→退けた腰でのご対面カットも美味しすぎ、芸コマすぎ。ああもういちいち!(笑。トマ先輩と対面しても言いたい事が上手く言えず、しかしトマ先輩の気さくな声&鋭い指摘にそに子は少しずつ心を開きはじめ、緊張して紅潮した顔で声を震わせ――
「私もギターが弾けるようになりたいです。軽音部に入れて頂けないでしょうか?」
「いいよ~」
二つ返事でウエルカムのトマ先輩は昨日の即席セッションにてすっかりそに子を気に入ってしまわれた? 名前を教えていない事すら忘れて普通に接していたのはそに子を親しく思っているゆえ、トマ先輩的には既に仲間扱いなのでしょう。そに子の象徴であるSGをナメたカットはいかにも「何かの始まり」を思わせ、ギター人生のスタート地点を綺麗に印象付けています。上手いなあ。

トマ先輩のSGを借りて軽音部カツドウを始めたそに子。性格どおり遠慮がちで弱々しい音にボディランゲージ全開でハッパを掛ける先輩がいかにもロックしてます。あはは。その後楽器屋巡りや先輩たちの見学、そして海水浴→花火などなど、先輩たちとの日々を楽しく過ごす中学そに子をダイジェストで。小心MAXだったそに子が自然に笑顔を見せられるようになっていく過程はじつに微笑ましく、と同時にトマ先輩を慕う気持ちが溢れるほど伝わってきます。それにしても中二とは思えないグラマラスボディ(略

季節が移り変わってそれなりにギターを弾けるようになってきた頃、トマ先輩は例のSG「デイドリーム」の曰くを語りながらそに子へ継承。当然そに子はそんな畏れ多いギターを受け取ることはできず、一方トマ先輩は見どころのある後輩へ代々受け継がれたデイドリームを「私がそに子を選んだ」と続け、しかし譲り渡すにあたって一つの条件を提示したのでした。
「MOONLIGHT STARを完コピできるようになったら正式にそに子にあげる」
二人の出会いのきっかけとなった曲を条件に出す辺りニクいなあ。今のそに子には高いハードルも「この曲を弾けるように気合い入れて練習しなさい」という親心&期待が込められ、焦るそに子を優しく見守るお母さんみたいなトマ先輩の表情がじつに良い良い。
しかしそんな楽しい日々は突然の終わりを告げます。大切なギターを託した後 黙って転校とはまたベッタベタな展開だなあと思いつつ、報せを聞いたそに子の表情変化→目をカッと見開いた横顔アップ→絶望・喪失感を示す引きアングル→先輩たちの言葉にボーゼン&焦燥を見せ→行かなきゃ!→優等生そに子が先生の注意も聞かず廊下を走る、という一連の心理描写(演出)の見事さに暫し見入ってしまった。これってほんわかお色気癒し系アニメ「すーぱーそに子」だよねえ?(笑

「私、MOONLIGHT STARを弾く事が…」
「それも夢さ。叶えなよ」
「戻ってきたら聴かせてくれる? そに子のMOONLIGHT STARを。デイドリームと一緒に」
ギター背負って雨中走りはコケたら大変!と思いつつ、そに子は出発間際のトマ先輩宅へ到着。なのに家の前まで行けず遠くからじっと見つめている辺りそに子らしいなあ。かわいいなああ。そこから公園の東屋にてギターを返す返さないの話になるわけですが、言ってしまえばこのテの展開のお約束というかベタというか、そういう直球な話を演出一つでここまで魅せてしまうのは凄い。そに子の思い、トマ先輩の思い、各々の思いが通じ合った事を示すように雨が上がって日が射すシーンの締めも綺麗でした。
回想終わってそに子の部屋。冒頭の絵はがきを見て思い出した「約束」をいざ果たさん!と定期ライブのセットリストに加える流れも静かに熱い。


「次に聴いてもらう曲は、なーんと私の中学時代の思い出の曲です」
いつものハコにて始まった定期ライブ。演奏シーンが止め絵で残念だなあ。まあそのうち鈴&フウリの当番回も来るだろうからそっちに期待か。パッパッパと映し出される客席にいかにもな姿、そしてそに子は約束の曲をコール。

という流れから始まったソニアニ名物週替わりのEDはもちろん「MOONLIGHT STAR」。この曲ってば曲調からリフからどこかで聴いた気がするのにそれが何だかあと一歩思い出せない。ぐぬぬ。曲頭と同時に足のアップから大ジャンプのそに子、ここから始まる映像は…トレンチをひっくり返したそに子の時間が止まり、サイケな色彩空間を駆け巡り、巨大メガホンの回り込み、傘を差したクマヘッドの水着娘などなどまさに「デイドリーム」であります。冒頭で止まっていたトレンチそに子の時間が巻き戻り、もう一人のそに子がボトルを宙に放り投げ――

するとムービー冒頭の大ジャンプへまた巻き戻り、かと思ったらリアルそに子の手に収まり、つまり全てが夢想だったというオチ。いいなあ、こういうの大好き。曲が終わって現実に戻り、大盛り上がりの客席へ元気なMCを向け熱いステージを続けるそに子。その様子を黙って見ていた謎の人物はマジックのキャップをポンと外し、一人ハコを後にする。
ギリ合格!!
デイドリームは正式にそに子のものだよ!
トマ
先ほどからチラチラ映った謎の人物はもちろんトマ先輩。これまた九分九厘予想が付くベッタベタご都合なオチだけれど、きちんと約束を果たしたそに子、それを密かに見届け去っていくトマ先輩にドラマチックが止まらない締めでした。いやはやソニアニを見ているとは思えないほど映像に見入ってしまった。上でも書きましたが先のダンディといい二日連チャンで難波映像にやられまくるとは。至福。
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約束の曲を今ここに。

まずは前回沖縄ロケの写真をぱらぱら。ちゃんと水族館行けたようで良かった良かった(笑。沖縄を満喫してきたそに子にジェラジェラジェラシーの鈴、一方フウリは注文どおりのお土産に満足顔でありました。あはは。本当にあの数を買ってきたのか! 海ブドウ紛失の理由を話すにイカ星人とのアレコレを思い出してもじもじしてる仕草もかわいい。いきなりあざとい! だがそこがいい。
Aパート冒頭は自前のSGを抱えたグラビア撮影、やはりぱっつんぱっつんのオンナノコとギターは相性がよろしいなあ。食い込んだニーソもまた(略。ここでマネージャー氏がギターの話題を振り、帰宅後つぇっぺりんお手伝いにて雨の中お見送り、そして謎の人物「トマ」さんから届いた絵はがきをしみじみ眺めるそに子は昔の事を思い出し…というテイで今回のお話「雨の学校での出会い(ギターを始めたきっかけ)」「デイドリームに関する経緯」が描かれていきます。
などと何としっとりした綺麗&見事な導入パート、と思ったら今回コンテはベテラン三條なみみ(難波日登志)氏でした。YATの監督さんですよ! つい先日スペース☆ダンディ第4話(ゾンビ回)で驚喜したってのにまさか続けて難波映像を見られるとは!



繋ぐの大変だからスクロールにズーム+回転は勘弁してくれと(笑

彩度が落とされた雨の回想。画面全体を覆うどんよりした空気感は小心そに子の胸中を見事に映し出しています。彩度演出のお手本みたい。黒板に書かれた「日直:すーぱー」はちょっと笑った。本当に「すーぱー」が名字だったのか!(笑。同級生に敬語でおどおどの中二そに子が小動物かわいい。でも身体のパーツはちっちゃくないよ!
そんなそに子は雨の校舎にてどこからか聞こえてきたギターの音に誘われ、今回のキーキャラ・高等部の先輩「苫野恭子(CV.御前)」と出会うのでした。部室入り口でおどおど覗くそに子を引っ張り込み、とりゃー!の一声で気合一発、キョドるそに子をいつの間にかペースに乗せて今回のテーマ曲である「MOONLIGHT STAR」を一緒に演り始め…このガラッパチで男前な先輩キャラに御前の声がドンズバすぎて笑うやら唸るやら。


「私もあんな風にギターが弾けたら、きっと…」
先輩との楽しかった時間を思い出し、格好良くギターを弾く先輩に思いを馳せ、気弱な自分からの脱却を夢見る。風呂シーンは荒れない程度にスチームジャミングを消してみたけどやはり肝心な所は(以下自重。しかし中二でこのサイズは凄い、というかトレードマークのヘッドホンか隠れていると普通のオンナノコですね。ボディラインは普通じゃないけど(笑

翌日そに子はお礼を兼ねて軽音部へ差し入れを持ち、しかしさすが小動物そに子は中の賑わいに圧されて戸を開けられません。ってな所でいきなり戸が開いてこの表情→退けた腰でのご対面カットも美味しすぎ、芸コマすぎ。ああもういちいち!(笑。トマ先輩と対面しても言いたい事が上手く言えず、しかしトマ先輩の気さくな声&鋭い指摘にそに子は少しずつ心を開きはじめ、緊張して紅潮した顔で声を震わせ――
「私もギターが弾けるようになりたいです。軽音部に入れて頂けないでしょうか?」
「いいよ~」
二つ返事でウエルカムのトマ先輩は昨日の即席セッションにてすっかりそに子を気に入ってしまわれた? 名前を教えていない事すら忘れて普通に接していたのはそに子を親しく思っているゆえ、トマ先輩的には既に仲間扱いなのでしょう。そに子の象徴であるSGをナメたカットはいかにも「何かの始まり」を思わせ、ギター人生のスタート地点を綺麗に印象付けています。上手いなあ。

トマ先輩のSGを借りて軽音部カツドウを始めたそに子。性格どおり遠慮がちで弱々しい音にボディランゲージ全開でハッパを掛ける先輩がいかにもロックしてます。あはは。その後楽器屋巡りや先輩たちの見学、そして海水浴→花火などなど、先輩たちとの日々を楽しく過ごす中学そに子をダイジェストで。小心MAXだったそに子が自然に笑顔を見せられるようになっていく過程はじつに微笑ましく、と同時にトマ先輩を慕う気持ちが溢れるほど伝わってきます。それにしても中二とは思えないグラマラスボディ(略

季節が移り変わってそれなりにギターを弾けるようになってきた頃、トマ先輩は例のSG「デイドリーム」の曰くを語りながらそに子へ継承。当然そに子はそんな畏れ多いギターを受け取ることはできず、一方トマ先輩は見どころのある後輩へ代々受け継がれたデイドリームを「私がそに子を選んだ」と続け、しかし譲り渡すにあたって一つの条件を提示したのでした。
「MOONLIGHT STARを完コピできるようになったら正式にそに子にあげる」
二人の出会いのきっかけとなった曲を条件に出す辺りニクいなあ。今のそに子には高いハードルも「この曲を弾けるように気合い入れて練習しなさい」という親心&期待が込められ、焦るそに子を優しく見守るお母さんみたいなトマ先輩の表情がじつに良い良い。
しかしそんな楽しい日々は突然の終わりを告げます。大切なギターを託した後 黙って転校とはまたベッタベタな展開だなあと思いつつ、報せを聞いたそに子の表情変化→目をカッと見開いた横顔アップ→絶望・喪失感を示す引きアングル→先輩たちの言葉にボーゼン&焦燥を見せ→行かなきゃ!→優等生そに子が先生の注意も聞かず廊下を走る、という一連の心理描写(演出)の見事さに暫し見入ってしまった。これってほんわかお色気癒し系アニメ「すーぱーそに子」だよねえ?(笑

「私、MOONLIGHT STARを弾く事が…」
「それも夢さ。叶えなよ」
「戻ってきたら聴かせてくれる? そに子のMOONLIGHT STARを。デイドリームと一緒に」
ギター背負って雨中走りはコケたら大変!と思いつつ、そに子は出発間際のトマ先輩宅へ到着。なのに家の前まで行けず遠くからじっと見つめている辺りそに子らしいなあ。かわいいなああ。そこから公園の東屋にてギターを返す返さないの話になるわけですが、言ってしまえばこのテの展開のお約束というかベタというか、そういう直球な話を演出一つでここまで魅せてしまうのは凄い。そに子の思い、トマ先輩の思い、各々の思いが通じ合った事を示すように雨が上がって日が射すシーンの締めも綺麗でした。
回想終わってそに子の部屋。冒頭の絵はがきを見て思い出した「約束」をいざ果たさん!と定期ライブのセットリストに加える流れも静かに熱い。


「次に聴いてもらう曲は、なーんと私の中学時代の思い出の曲です」
いつものハコにて始まった定期ライブ。演奏シーンが止め絵で残念だなあ。まあそのうち鈴&フウリの当番回も来るだろうからそっちに期待か。パッパッパと映し出される客席にいかにもな姿、そしてそに子は約束の曲をコール。

という流れから始まったソニアニ名物週替わりのEDはもちろん「MOONLIGHT STAR」。この曲ってば曲調からリフからどこかで聴いた気がするのにそれが何だかあと一歩思い出せない。ぐぬぬ。曲頭と同時に足のアップから大ジャンプのそに子、ここから始まる映像は…トレンチをひっくり返したそに子の時間が止まり、サイケな色彩空間を駆け巡り、巨大メガホンの回り込み、傘を差したクマヘッドの水着娘などなどまさに「デイドリーム」であります。冒頭で止まっていたトレンチそに子の時間が巻き戻り、もう一人のそに子がボトルを宙に放り投げ――

するとムービー冒頭の大ジャンプへまた巻き戻り、かと思ったらリアルそに子の手に収まり、つまり全てが夢想だったというオチ。いいなあ、こういうの大好き。曲が終わって現実に戻り、大盛り上がりの客席へ元気なMCを向け熱いステージを続けるそに子。その様子を黙って見ていた謎の人物はマジックのキャップをポンと外し、一人ハコを後にする。
ギリ合格!!
デイドリームは正式にそに子のものだよ!
トマ
先ほどからチラチラ映った謎の人物はもちろんトマ先輩。これまた九分九厘予想が付くベッタベタご都合なオチだけれど、きちんと約束を果たしたそに子、それを密かに見届け去っていくトマ先輩にドラマチックが止まらない締めでした。いやはやソニアニを見ているとは思えないほど映像に見入ってしまった。上でも書きましたが先のダンディといい二日連チャンで難波映像にやられまくるとは。至福。
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