2014-02-06(Thu)
いなり、こんこん、恋いろは。 #04 緋色、宵宮、恋模様。
思いが巡る宵宮の夜。

神社が、祭りが、真っ赤でよかった…。

母ちゃんへの変身直後にちょうど帰ってきた燈日とバッタリ! とはいえ変身現場を見られた訳ではないのでキョドりながら何とか切り抜け、しかし階下に降りた燈日は本物と遭遇し即バレ?
「父さん、母さん。もしかしたらいなりは神の力を授かっているのかもしれない」
「そうゆうんマジで卒業したほうがいいで、ほんま」
直球で正解をあっさり受け流される燈日。なるほど折からの中二病設定はこの狼少年的な流れ(異能について両親へ何を言っても相手にされない)の下地でしたか。まあ軽く流された所で燈日の疑念はまったく消えず、これをきっかけにいなりを執拗に見張り始め…今回の掻き回し役となるのでした。
「はいはい、もちろん行きますよ~」
相変わらず乙女ゲーにグフフのうか様の所へ駆け込んできたいなりは、先の高天原での一件&神通力を返す意志を伝えるも、うか様は明日の「宵宮」の話題を振って話を逸らす。まあ深刻に考え込んでもどうにもなりませんし、いろいろ沈んじゃってるいなりを気遣う優しい切り返しにほっこり。それはそうとここのいなりの「はいはい~」のイントネーションが思いっきりツボに入ってしまった。毎回毎回こういう何気ないセリフにズッキューン射貫かれてしまいます(笑

浴衣を着付けて髪飾りを付けて、ピンクのリップをキュッと付けてちょっとだけおめかし。宵宮への期待がキラキラ溢れる出撃シーンは思わず頬が緩みます。そして出掛けの新しい下駄、足袋なしで新品の下駄は判りやすい前振りでした。
駅で待ち合わせた墨染さんと合流してあれこれ。今やすっかり仲良しの二人はマンガの話で泣き笑い…相変わらず大人っぽい墨染さんも中身はいなりと同じ中学生、美人を鼻に掛けるでもなく屈託無く盛り上がる様子はじつにほっこり。いい子だなあ。またこの何気ないマンガの話題が後の布石になっているという段取りの良さ。

人混みを避けて寂しい裏道を歩く二人を追う怪しい影。いかにもサスペンスを煽るBGM&映像は浴衣娘ズの危機を演出し、逃げてー!と思う間も無く襲いかかった変質者…を一蹴りで蹴散らした京子ちゃん男前! しかしまさかこのシーンで墨染さんズッキューン!展開は予想すらしていませんでした。そうか墨染さんはそっちの人だったのか。まあ確かに京子ちゃんはバレンタインデーにチョコもらうタイプの子っぽいけど(笑
その怪しい男の正体は燈日でした。墨染さんのストーカー?と思ったらいなりの監視だったというオチ、そしてこれをスイッチに墨染さんの百合の花が咲き乱れる流れは、結構ジェットコースターな展開をコメディを交えて上手く纏めた感じ。一撃KOの燈日から流れ出るキラキラにちょっと笑った。出崎か!(笑。助けられた後上手く言葉を発せない墨染さんのオンナノコっぷり、対する京子ちゃんの男前っぷり、などなどを見たいなりのハテナ顔も良い良い。

四人揃っての宵宮にて墨染さんは京子ちゃんを見つめ、丸ちゃんは墨染さんを歓迎しない。これを示す視線の流れ、さりげない会話がこれまた奥深い。射的屋の前にて落ち着かないいなりへズバリ丹波橋くんの話を振る墨染さんの直球攻撃はすなわち「墨染さんは丹波橋くんに気がない」表れで、さらに京子ちゃんの援護射撃(笑)によっていなりは無事丹波橋くんと合流できて順風満帆。
「いなりにあげたら喜びそうやし」
一方墨染さんの射的屋でのヒトコマの何と切ない事か。欲しいと思ったぬいぐるみに偶然当たって色めき立つも、京子ちゃんは墨染さんを視界の端にも入れず「いなりに~」と呟いてサッサと移動。あああ。欲しいものを欲しいと言えず一人取り残されてしょんぼりする墨染さんのオンナノコっぷりったら! このワンカットで丼飯三杯いけそう。

丹波橋くん一家と合流したいなりはお母様の粋な計らいによってツーショットで宵宮へ。口が汚れない食べ物を一生懸命考えたり、かわいいと言われてズッキューン!だったり、はぐれかけて見つけてもらってバッキューン!だったり、手を繋いでドッキューン!だったり、その後の鳥居シーンまで全力で少女マンガな「恋する女の子」の描写にニマニマが止まらず。これ見てる私の表情は決して他人には見せられん(笑

カップルだらけのシチュエーションにて嫌が応にも意識しまくり、玄関先での前振りどおり下駄で躓き鼻緒が擦れて歩けなくなったいなり…の前に丹波橋くんの背中。ああもうどんだけイケメンなのか。
「無理したらあかんで。伏見さん女の子なんやから」
災い転じてナントヤラ、思わぬタイミングの女の子扱いから丹波橋くんの背中に体を預けて宵宮の鳥居参道を進むヒトコマは転がる床が足りないレベル。
「神社が、祭りが、真っ赤でよかった…」
このオンナノコ全開のセリフに私の脳幹は痺れが止まらない。ぐああ! シアワセ者め! 会話の流れで半分コクっちゃったいなりは大慌てで茶を濁し、しかし丹波橋くんにはしっかり伝わり、彼は彼でまた…わきわきする指が足りないってば!

そんなシアワセカップルの一方でうか様はトシ様の狼藉(笑)に苦慮。ところがこれをきっかけに自身の神通力の減少に気付き、神通力について問い詰める燈日へ嘘を吐き、さらに神様と人間の関係を咎められ、うか様にとっては辛い宵宮になってしまいました。神様に対し人間は一瞬で寿命を迎えてしまう、入れ込めば入れ込むほど確実に来る別れが辛くなる。とはいえ別れの辛さに臆して関係を断つ、係る楽しく暖かい時間を否定するってのは寂しい限りで、ましてやそれが乙女のトキメキを伴うものなら…って、これではうか様がヒロインみたいじゃないか!(いまさら
ラストシーンは賑わう宵宮にて合流したみなさんの様子。こちらはこちらでビミョーな人間関係をチラ見せして今後の興味を引きまくり、さて墨染さんの参入によってバランスが崩れ始めた仲良しグループにどんな波乱が起きますやらお楽しみ。ここで「岡田脚本なら丹波橋くんの思い人を京子ちゃんに設定するだろうなあ」とふと思ったり(笑
「いなり、こんこん、恋いろは。」第5話予告
次回は水着回!?
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神社が、祭りが、真っ赤でよかった…。

母ちゃんへの変身直後にちょうど帰ってきた燈日とバッタリ! とはいえ変身現場を見られた訳ではないのでキョドりながら何とか切り抜け、しかし階下に降りた燈日は本物と遭遇し即バレ?
「父さん、母さん。もしかしたらいなりは神の力を授かっているのかもしれない」
「そうゆうんマジで卒業したほうがいいで、ほんま」
直球で正解をあっさり受け流される燈日。なるほど折からの中二病設定はこの狼少年的な流れ(異能について両親へ何を言っても相手にされない)の下地でしたか。まあ軽く流された所で燈日の疑念はまったく消えず、これをきっかけにいなりを執拗に見張り始め…今回の掻き回し役となるのでした。
「はいはい、もちろん行きますよ~」
相変わらず乙女ゲーにグフフのうか様の所へ駆け込んできたいなりは、先の高天原での一件&神通力を返す意志を伝えるも、うか様は明日の「宵宮」の話題を振って話を逸らす。まあ深刻に考え込んでもどうにもなりませんし、いろいろ沈んじゃってるいなりを気遣う優しい切り返しにほっこり。それはそうとここのいなりの「はいはい~」のイントネーションが思いっきりツボに入ってしまった。毎回毎回こういう何気ないセリフにズッキューン射貫かれてしまいます(笑

浴衣を着付けて髪飾りを付けて、ピンクのリップをキュッと付けてちょっとだけおめかし。宵宮への期待がキラキラ溢れる出撃シーンは思わず頬が緩みます。そして出掛けの新しい下駄、足袋なしで新品の下駄は判りやすい前振りでした。
駅で待ち合わせた墨染さんと合流してあれこれ。今やすっかり仲良しの二人はマンガの話で泣き笑い…相変わらず大人っぽい墨染さんも中身はいなりと同じ中学生、美人を鼻に掛けるでもなく屈託無く盛り上がる様子はじつにほっこり。いい子だなあ。またこの何気ないマンガの話題が後の布石になっているという段取りの良さ。

人混みを避けて寂しい裏道を歩く二人を追う怪しい影。いかにもサスペンスを煽るBGM&映像は浴衣娘ズの危機を演出し、逃げてー!と思う間も無く襲いかかった変質者…を一蹴りで蹴散らした京子ちゃん男前! しかしまさかこのシーンで墨染さんズッキューン!展開は予想すらしていませんでした。そうか墨染さんはそっちの人だったのか。まあ確かに京子ちゃんはバレンタインデーにチョコもらうタイプの子っぽいけど(笑
その怪しい男の正体は燈日でした。墨染さんのストーカー?と思ったらいなりの監視だったというオチ、そしてこれをスイッチに墨染さんの百合の花が咲き乱れる流れは、結構ジェットコースターな展開をコメディを交えて上手く纏めた感じ。一撃KOの燈日から流れ出るキラキラにちょっと笑った。出崎か!(笑。助けられた後上手く言葉を発せない墨染さんのオンナノコっぷり、対する京子ちゃんの男前っぷり、などなどを見たいなりのハテナ顔も良い良い。

四人揃っての宵宮にて墨染さんは京子ちゃんを見つめ、丸ちゃんは墨染さんを歓迎しない。これを示す視線の流れ、さりげない会話がこれまた奥深い。射的屋の前にて落ち着かないいなりへズバリ丹波橋くんの話を振る墨染さんの直球攻撃はすなわち「墨染さんは丹波橋くんに気がない」表れで、さらに京子ちゃんの援護射撃(笑)によっていなりは無事丹波橋くんと合流できて順風満帆。
「いなりにあげたら喜びそうやし」
一方墨染さんの射的屋でのヒトコマの何と切ない事か。欲しいと思ったぬいぐるみに偶然当たって色めき立つも、京子ちゃんは墨染さんを視界の端にも入れず「いなりに~」と呟いてサッサと移動。あああ。欲しいものを欲しいと言えず一人取り残されてしょんぼりする墨染さんのオンナノコっぷりったら! このワンカットで丼飯三杯いけそう。

丹波橋くん一家と合流したいなりはお母様の粋な計らいによってツーショットで宵宮へ。口が汚れない食べ物を一生懸命考えたり、かわいいと言われてズッキューン!だったり、はぐれかけて見つけてもらってバッキューン!だったり、手を繋いでドッキューン!だったり、その後の鳥居シーンまで全力で少女マンガな「恋する女の子」の描写にニマニマが止まらず。これ見てる私の表情は決して他人には見せられん(笑

カップルだらけのシチュエーションにて嫌が応にも意識しまくり、玄関先での前振りどおり下駄で躓き鼻緒が擦れて歩けなくなったいなり…の前に丹波橋くんの背中。ああもうどんだけイケメンなのか。
「無理したらあかんで。伏見さん女の子なんやから」
災い転じてナントヤラ、思わぬタイミングの女の子扱いから丹波橋くんの背中に体を預けて宵宮の鳥居参道を進むヒトコマは転がる床が足りないレベル。
「神社が、祭りが、真っ赤でよかった…」
このオンナノコ全開のセリフに私の脳幹は痺れが止まらない。ぐああ! シアワセ者め! 会話の流れで半分コクっちゃったいなりは大慌てで茶を濁し、しかし丹波橋くんにはしっかり伝わり、彼は彼でまた…わきわきする指が足りないってば!

そんなシアワセカップルの一方でうか様はトシ様の狼藉(笑)に苦慮。ところがこれをきっかけに自身の神通力の減少に気付き、神通力について問い詰める燈日へ嘘を吐き、さらに神様と人間の関係を咎められ、うか様にとっては辛い宵宮になってしまいました。神様に対し人間は一瞬で寿命を迎えてしまう、入れ込めば入れ込むほど確実に来る別れが辛くなる。とはいえ別れの辛さに臆して関係を断つ、係る楽しく暖かい時間を否定するってのは寂しい限りで、ましてやそれが乙女のトキメキを伴うものなら…って、これではうか様がヒロインみたいじゃないか!(いまさら
ラストシーンは賑わう宵宮にて合流したみなさんの様子。こちらはこちらでビミョーな人間関係をチラ見せして今後の興味を引きまくり、さて墨染さんの参入によってバランスが崩れ始めた仲良しグループにどんな波乱が起きますやらお楽しみ。ここで「岡田脚本なら丹波橋くんの思い人を京子ちゃんに設定するだろうなあ」とふと思ったり(笑
「いなり、こんこん、恋いろは。」第5話予告
次回は水着回!?
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