2014-02-10(Mon)
プリティーリズム・レインボーライブ #44 虹の救世主は君ジャ!
ペアともが七匹集まって七面鳥になっちゃった~!

プリズムの煌めきを失い始めたこの世界を救うには?

アバン冒頭はプリズムショーができなくなった世界。小さいお友達に混ざって堂々と並ぶ田中さんの逞しさ、しかし列の先の筐体はエラーを吐いて動かず…これまでいちいち描写されなかったけれど一般人もこの筐体を通してコーデを変えてプリズムショーをしていたのか! それはともかく自宅で静養中のジュネ様。前回手のひらのシミのように描かれていたダメージはキラキラ輝き全身に広がり、いかにも「プリズムの力が弱まっている」感がアリアリです。闇のシミのようだったダメージが今回キラキラに変わった。これはダメージを補修(姿を維持)すべく空中のプリズム粒子(?)が集まっている→結果的に世の中のプリズム粒子が減ってしまったということ?
さて前回引きで光って回った7匹のペアともは1つの光となり、大方の予想どおり光の中からピコック先生が現れました。というかあまりにマンマでちょっと笑った。そしてピコック先生によるご教示のテイで一気に経緯説明に入ります。注目のジュネの正体は「ジュネもりんね」というもの、りんねと同じ姿形で舞い降りたプリズムの使者はモーフィングの如くジュネ様の姿と化し、以降その姿でこの世界を導いた。つまり失われた(本体と分離した)りんねの記憶が「地球人ジュネ」に憑依して云々という推測はこれにて完全否定ということ。いやそうすれば「使者としての記憶は失っても聖さんへの思いはジュネのムネに永遠に残る」みたいな綺麗なオチになると思ったんですよ(笑。あの歌詞のとおりに。

ダメージをキラキラさせたジュネ様の繋ぎ。聖さんとのツーショットの待ち受け画像をしみじみ見つめる表情、そしてほどなく掛かってきた聖さんからのコールに頬を染めて俯く表情などなどオトメすぎて辛い。本当に好きなのだなあ。一方聖さんは何よりまず「Over thr Rainbow Session」への出場可否を気にし、奈津子GMの「大丈夫」の声に「それならいい」と安堵…つまりこの状態でも聖さんはジュネ様を「プリズムスターのジュネ」としてしか見ていないのだなあ。ああ辛い。
「プリズムの煌めきが失われ、世界に危機が訪れた時、七色の羽根を持つ鳥が自らの身を七つに分け、七人の救世主を捜す。やがてその七人の救世主は心を極限まで輝かせ、暗闇に煌めきを取り戻し、天にとき渡る虹の橋を掛けるだろう」

シーン再びプリズムストーンでの説明会。ここで突然モモガッパが思い出した(笑)伝説は経緯マンマで、続いてピコック先生曰く「りんねの命は次の満月の晩まで」「それまでにジュネに勝ち、りんねと共にプリズムライブを行う」「満月が浮かび虹の橋が掛かりりんねは帰れる」、そしてスケジューラーおとはによって「次の満月はオーバーザレインボーセッション当日」となり、最終決戦への大まかなレールが敷かれました。
「この世界でジュネのお供をしている者がいるはずなのに…」
消え際のピコック先生が呟いた疑問。普通に考えるとスタンがその役っぽかったけれど、よう考えればピコック先生の一部なわけで、つまり他に「本来の仕事をしていないお供(ペアとも)」が存在する? プリズムワールドの記憶を都合よく失った、普段は何もしていないペアともの成れの果て…1匹しかいないじゃないか(笑。または色違いの鳥類か? ともあれ使命を受けた六人娘は円陣を組んでみんな行くよ! やはり円陣描写はこのアングルのが見栄えしますね。
さて笑顔の円陣で気合い十二分だったべる様でしたが、やはりプリズム粒子の欠乏にはあがなえずプリズムジャンプを出せず、法月主宰が見つめる前でリンクへビッターン! いたたたた。「プリズムショーは点取りゲーム」と相変わらずの主宰へべる様は「心の煌めき」を説くもこの顔…いやはやじつにいいヒール顔です。さらに「ジュネはオーバーザレインボーセッションに出場できません」と続けていかにも悪巧みの顔を見せます。普通に考えると「ジュネが出ている大会で勝たなければ意味が無い」はずが、主宰の考えは「相手を貶めて出場阻止→不戦勝でも勝ちは勝ち」なのでオケオケオッケー。実力で潰す事など考えない、つまりべる様に対する特訓は単に自己満足の道具作り(&反抗者への懲罰)という事か。

その悪巧みは聖さん&ジュネ様のでっち上げスキャンダルでした。すっかり具合が悪いジュネ様は訪れた聖さんに応答もせずヒキコモリ、引き返した所をパパラッチされてあれよあれよとスキャンダラスに祭り上げられ…この二人って公認の仲じゃなかったのか! プライベートも大会見物もたいてい1セットで描かれてきただけに、今になって仲を騒がれる事にまず驚いた。パパラッチに撮られる直前、マンションを振り返る聖さんを照らすドアからの光がすっと閉まって影が落ちるカットは、聖さんが抱える不安と先の不穏をヒトコマで表す好演出。本作はこういう小技が厳しい尺を上手く補っていると思います。
「キングの隣にはクイーンこそ相応しい」
「あなたは偽りのキング。人を貶めてまで上に立とうとする最低の人間」
何故主宰は聖さん&ジュネ様へあれほど敵愾心を持っているのか? について判りやすい回想。主宰小っちぇええええ! なるほどヒロくんへの「恋愛」に関するご高説は童貞を拗らせた末のお言葉でした(笑。ともあれこれは時系列的に聖さんの事故の後、つまりジュネ様は件の事故の「原因」をきちんと判っていて、しかも「心の煌めき全否定」の人物がプリズムショー界の頂点とすれば、そりゃ使者として「プリズムの煌めきをもっと広めなければ」と考えるのも止む無し…と考えれば、この一連ストーリーの根源をエーデルローズの闇に求める事も可能か。いや結局はジュネ様の恋愛感情こそが最たる原因なのだけれど。

べる様の苦境をチラ見しながら爪を噛むしかないヒロくんとカヅキ先輩の対面から、今度は二人の対峙のテイで男子組の過去について、そして謎のプリズムスター「黒川 冷」についての説明が入りました。ストリート系のカリスマのショーは気合一発ブレイクスピンから炎を背負った分身の術「EZ DO バーニング」と誰か同様やたら熱い。このトーマス旋回にて「ブレード以外が接地している」と物言いが付き得点は抑えられ…そんなルールがあったのか!? ところが実際は宙に浮いていてルールに抵触しておらず、しかし冷は反論せず、「お前だけ判っていればいい」と言わんばかりに聖と視線を交わし、受けた聖は四連続に挑戦するも…という一連はなかなか熱い。一方法月のクレームは結局「浮いていた事を見抜けないマヌケさ」に繋がり、それ以前に冷の視界に入っていないという小物っぷりを引き立てます。
「最近そういう馬鹿が多くて困りますねえ」
そしてカヅキ先輩のエーデルローズ入試についてあれこれ。尊敬するプリズムスターとして冷の名を挙げたら拗ねた主宰がイヤミ全開とか、いきなり圧迫とか判りやすく小っさい男で大笑い。こんな扱いを受けたらそりゃ入学辞退もするでしょう。しかしヒロくんはこれをして「逃げた」と指摘。するとカヅキ先輩は――
「プリズムショーはどこでもできる!」

「しかし黒川冷は表舞台に上がったぞ!」
即切り返されてグゥの音も出せず。これでスイッチ入った? などとカヅキ先輩に正面からガチンコのヒロくんは、じつは誰より勇者脳・熱い男なのかもしれない。今だ部屋に貼られている「PRIDE」のポスターにも燻り続ける熱い思いが見え隠れ、残り尺が限られてきた中でこれら燻りを燃やし尽くす男子のバーニングショーがどんな形で描かれるか楽しみです。ちょ!
そして件の熱愛スキャンダル発覚→法月主宰ドヤ顔で批判→何故かプリズムストーン組が大会エントリー取り消しという謎コンボで引き。次回はサブタイ「薔薇の革命」からして話が大きく動きそうです。楽しみ。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

プリズムの煌めきを失い始めたこの世界を救うには?

アバン冒頭はプリズムショーができなくなった世界。小さいお友達に混ざって堂々と並ぶ田中さんの逞しさ、しかし列の先の筐体はエラーを吐いて動かず…これまでいちいち描写されなかったけれど一般人もこの筐体を通してコーデを変えてプリズムショーをしていたのか! それはともかく自宅で静養中のジュネ様。前回手のひらのシミのように描かれていたダメージはキラキラ輝き全身に広がり、いかにも「プリズムの力が弱まっている」感がアリアリです。闇のシミのようだったダメージが今回キラキラに変わった。これはダメージを補修(姿を維持)すべく空中のプリズム粒子(?)が集まっている→結果的に世の中のプリズム粒子が減ってしまったということ?
さて前回引きで光って回った7匹のペアともは1つの光となり、大方の予想どおり光の中からピコック先生が現れました。というかあまりにマンマでちょっと笑った。そしてピコック先生によるご教示のテイで一気に経緯説明に入ります。注目のジュネの正体は「ジュネもりんね」というもの、りんねと同じ姿形で舞い降りたプリズムの使者はモーフィングの如くジュネ様の姿と化し、以降その姿でこの世界を導いた。つまり失われた(本体と分離した)りんねの記憶が「地球人ジュネ」に憑依して云々という推測はこれにて完全否定ということ。いやそうすれば「使者としての記憶は失っても聖さんへの思いはジュネのムネに永遠に残る」みたいな綺麗なオチになると思ったんですよ(笑。あの歌詞のとおりに。

ダメージをキラキラさせたジュネ様の繋ぎ。聖さんとのツーショットの待ち受け画像をしみじみ見つめる表情、そしてほどなく掛かってきた聖さんからのコールに頬を染めて俯く表情などなどオトメすぎて辛い。本当に好きなのだなあ。一方聖さんは何よりまず「Over thr Rainbow Session」への出場可否を気にし、奈津子GMの「大丈夫」の声に「それならいい」と安堵…つまりこの状態でも聖さんはジュネ様を「プリズムスターのジュネ」としてしか見ていないのだなあ。ああ辛い。
「プリズムの煌めきが失われ、世界に危機が訪れた時、七色の羽根を持つ鳥が自らの身を七つに分け、七人の救世主を捜す。やがてその七人の救世主は心を極限まで輝かせ、暗闇に煌めきを取り戻し、天にとき渡る虹の橋を掛けるだろう」

シーン再びプリズムストーンでの説明会。ここで突然モモガッパが思い出した(笑)伝説は経緯マンマで、続いてピコック先生曰く「りんねの命は次の満月の晩まで」「それまでにジュネに勝ち、りんねと共にプリズムライブを行う」「満月が浮かび虹の橋が掛かりりんねは帰れる」、そしてスケジューラーおとはによって「次の満月はオーバーザレインボーセッション当日」となり、最終決戦への大まかなレールが敷かれました。
「この世界でジュネのお供をしている者がいるはずなのに…」
消え際のピコック先生が呟いた疑問。普通に考えるとスタンがその役っぽかったけれど、よう考えればピコック先生の一部なわけで、つまり他に「本来の仕事をしていないお供(ペアとも)」が存在する? プリズムワールドの記憶を都合よく失った、普段は何もしていないペアともの成れの果て…1匹しかいないじゃないか(笑。または色違いの鳥類か? ともあれ使命を受けた六人娘は円陣を組んでみんな行くよ! やはり円陣描写はこのアングルのが見栄えしますね。
さて笑顔の円陣で気合い十二分だったべる様でしたが、やはりプリズム粒子の欠乏にはあがなえずプリズムジャンプを出せず、法月主宰が見つめる前でリンクへビッターン! いたたたた。「プリズムショーは点取りゲーム」と相変わらずの主宰へべる様は「心の煌めき」を説くもこの顔…いやはやじつにいいヒール顔です。さらに「ジュネはオーバーザレインボーセッションに出場できません」と続けていかにも悪巧みの顔を見せます。普通に考えると「ジュネが出ている大会で勝たなければ意味が無い」はずが、主宰の考えは「相手を貶めて出場阻止→不戦勝でも勝ちは勝ち」なのでオケオケオッケー。実力で潰す事など考えない、つまりべる様に対する特訓は単に自己満足の道具作り(&反抗者への懲罰)という事か。

その悪巧みは聖さん&ジュネ様のでっち上げスキャンダルでした。すっかり具合が悪いジュネ様は訪れた聖さんに応答もせずヒキコモリ、引き返した所をパパラッチされてあれよあれよとスキャンダラスに祭り上げられ…この二人って公認の仲じゃなかったのか! プライベートも大会見物もたいてい1セットで描かれてきただけに、今になって仲を騒がれる事にまず驚いた。パパラッチに撮られる直前、マンションを振り返る聖さんを照らすドアからの光がすっと閉まって影が落ちるカットは、聖さんが抱える不安と先の不穏をヒトコマで表す好演出。本作はこういう小技が厳しい尺を上手く補っていると思います。
「キングの隣にはクイーンこそ相応しい」
「あなたは偽りのキング。人を貶めてまで上に立とうとする最低の人間」
何故主宰は聖さん&ジュネ様へあれほど敵愾心を持っているのか? について判りやすい回想。主宰小っちぇええええ! なるほどヒロくんへの「恋愛」に関するご高説は童貞を拗らせた末のお言葉でした(笑。ともあれこれは時系列的に聖さんの事故の後、つまりジュネ様は件の事故の「原因」をきちんと判っていて、しかも「心の煌めき全否定」の人物がプリズムショー界の頂点とすれば、そりゃ使者として「プリズムの煌めきをもっと広めなければ」と考えるのも止む無し…と考えれば、この一連ストーリーの根源をエーデルローズの闇に求める事も可能か。いや結局はジュネ様の恋愛感情こそが最たる原因なのだけれど。

べる様の苦境をチラ見しながら爪を噛むしかないヒロくんとカヅキ先輩の対面から、今度は二人の対峙のテイで男子組の過去について、そして謎のプリズムスター「黒川 冷」についての説明が入りました。ストリート系のカリスマのショーは気合一発ブレイクスピンから炎を背負った分身の術「EZ DO バーニング」と誰か同様やたら熱い。このトーマス旋回にて「ブレード以外が接地している」と物言いが付き得点は抑えられ…そんなルールがあったのか!? ところが実際は宙に浮いていてルールに抵触しておらず、しかし冷は反論せず、「お前だけ判っていればいい」と言わんばかりに聖と視線を交わし、受けた聖は四連続に挑戦するも…という一連はなかなか熱い。一方法月のクレームは結局「浮いていた事を見抜けないマヌケさ」に繋がり、それ以前に冷の視界に入っていないという小物っぷりを引き立てます。
「最近そういう馬鹿が多くて困りますねえ」
そしてカヅキ先輩のエーデルローズ入試についてあれこれ。尊敬するプリズムスターとして冷の名を挙げたら拗ねた主宰がイヤミ全開とか、いきなり圧迫とか判りやすく小っさい男で大笑い。こんな扱いを受けたらそりゃ入学辞退もするでしょう。しかしヒロくんはこれをして「逃げた」と指摘。するとカヅキ先輩は――
「プリズムショーはどこでもできる!」

「しかし黒川冷は表舞台に上がったぞ!」
即切り返されてグゥの音も出せず。これでスイッチ入った? などとカヅキ先輩に正面からガチンコのヒロくんは、じつは誰より勇者脳・熱い男なのかもしれない。今だ部屋に貼られている「PRIDE」のポスターにも燻り続ける熱い思いが見え隠れ、残り尺が限られてきた中でこれら燻りを燃やし尽くす男子のバーニングショーがどんな形で描かれるか楽しみです。ちょ!
そして件の熱愛スキャンダル発覚→法月主宰ドヤ顔で批判→何故かプリズムストーン組が大会エントリー取り消しという謎コンボで引き。次回はサブタイ「薔薇の革命」からして話が大きく動きそうです。楽しみ。
- 関連記事
-
- プリティーリズム・レインボーライブ #46 開幕!オーバー・ザ・レインボーセッション
- プリティーリズム・レインボーライブ #45 薔薇の革命
- プリティーリズム・レインボーライブ #44 虹の救世主は君ジャ!
- プリティーリズム・レインボーライブ #43 天使の決意
- プリティーリズム・レインボーライブ #42 なるピンチ!消えたラブリン
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
