2014-02-17(Mon)
プリティーリズム・レインボーライブ #45 薔薇の革命
全てを明かし全ての決着へ。

偽りのHEROが今、真の勇者に。

まずは前回引きの衝撃情報「プリズムストーン組のエントリー取り消し」についての詳細から。冬季五輪真っ最中の時節柄ではないけれど、四年に一度のクイーン戦への出場資格云々という理由は、リアルに照らし合わせるとなるほど理に適っているかも。ソロでの成績や実績など評価基準を飛び越え、選手の人気を根拠に出場資格を与えるってのは競技としてフェアではありませんし。つまりこのエントリー取り消し騒動はガチンコの正論なので、プリズムストーン組を大会に参加させるためには何らかの「ねじ込み」が必要になるということ。
その騒動を伝える街頭ビジョンの風景が、Jounouchiビルに「マジカルみおん」の看板、他「ジンギスカン」「PRETTY-HOME」「七色湿布」「ゴミはゴミ箱に@モモガッパ」「虹盛書店」「RAINBOW CD・DVD」「STARDUST★COFFEE」などなどツッコミが追い付かない小ネタだらけで笑う。プリズムストーン組の名が綺麗に消えてるエントリーリストも小ネタだらけで、愛すべき大会モブキャラ「ビフチキ」の本名が明かされていたり、足切りでエーデルローズを退学させられた「岩木雅美」が別の所属でエントリーしていたり、この怒濤の終盤にて遊び心を忘れない作風に感心感心(笑。そんなリストを見たCooさんはグラサンを透けさせいつになく厳しい表情…覚醒の前振りをチラリと。
まあエントリーに関する正論も法月主宰が裏で糸を引いているとすれば胡散臭い事この上なし。とはいえ表面上は正論なので一選手たるべる様ではひっくり返すに至らず、しかも逆らえばエーデルローズ追放…これも自身だけの事なら構わず突っ走るでしょうけれどわかな&おとはを人質に取られては歯軋りするしかありません。ぐぬぬ。

「貴様の母に似て、だらしない」
てな所へ今回の立役者たるヒロくんが乱入。法月主催にコマのように扱われるべる様に自分の現状を重ね、その理不尽から救い出すべくついに立ち上がったのですが…歩道橋での一分ハグをネタにあっさり反撃され、ゲスの極みの言葉を吐かれて追い返されるだけでした。
「男の子は人生で一度くらい、牢屋に閉じ込められたプリンセスを助ける王子様になってみたいと思ってるんだ」
しかし今回のヒロくんは一味違います。おそらく理事長室へ飛び込んだ時点で覚悟完了していたのでしょう。窮地のべる様に対しいつもの軽い調子で王子様を気取るもその瞳には確固たる決意を秘め…前回問答にて茶を濁したカヅキ先輩へも声を掛け、ついに全てを精算する時が来たのです。自分自身の誇りのために。

そしてもう一つの前回からの引っ張りネタである「聖さん&ジュネ様のスキャンダル」騒動の顛末へ。話があるから協会へ来てくれ、と言われて頬を染めるジュネ様のCM引きがオトメすぎて辛い。もはやイヤな予感しかしません。
はたしてCM明けで描かれた協会での風景は、オトメ全開のCM引きから一転したフラッシュ眩しい記者会見の席でした。この物々しい雰囲気と聖さんの神妙な表情に戸惑うジュネ様、すると聖さんはおもむろに――
「私 氷室聖は今回の騒動の一切の責任を取り、プリズムショー協会会長を辞任いたします」
会長就任を誰よりも喜んでいたジュネ様はガッガーン! そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・イイ・がッ!
「私とジュネさんの間にそのような関係は一切ありません」
「昔、コーチと選手の関係だった。それだけです」
聖さんの朴念仁っぷりからしてこうなる事はある程度予想できましたが、まさかこれほどド直球で抉ってくるとは。聖さんから愛されている事を確信していたジュネ様は、この瞬間この世界に存在する意味を失ってしまったのです。あああ。聖さんの体面を守るため必死に笑顔を作って話を合わせるジュネ様の痛々しさ、引き続く新会長・法月皇氏の就任挨拶も上の空で魂抜けてる様子がナントモ辛い、辛すぎる。地味にヘビィで見てられん。クリスマスイブに彼氏から神妙な口調で呼び出され、プロポーズと思って内心浮かれて出掛けたら別れ話だったアラサーOLみたいな、これでジュネ様が闇落ちしても誰が責められようか。まあおそらく「聖さんは本当はジュネ様を愛していた」ってオチだろうけど、現時点の描写はシャレにならない容赦の無さであります。
なーんて会見の裏側で法月主催のさらなる悪巧みをチラリと描きつつ、それに気付いたCooさんの姿をチラリと見せつつ、ストーリーは今回のハイライト、ヒロくんのラストステージ「Hiro's Night」へ。

「僕は今までみなさんに嘘を吐いてきました」
黄色いサイリウムで埋め尽くされた大盛り上がりのツアーファイナル終盤、ついにヒロくんは全てを明らかにするのでした。PRIDEの作曲者の事、デビューに関するエーデルローズの闇、辛い生い立ち、そして親友への思い、母親への思い。ここまで一年近くこじれにこじれたコウジくんとの軋轢描写を意外とあっさり片付けてしまった感はありますが、彼がこの場で真実を晒し「ごめんなさい」と素直に謝れるようになったのはプリズムストーン組との関わり・それによって変化した仲間との関わりがあってのもの…と見ればあながち取って付け急変とは言えますまい。
それより何より突然再登場したヒロ母が別人のように綺麗になっていてちょっと笑ってしまった。まーた更生後(?)の職場が老人ホームの介護職ってのがビミョーにリアルなのだなあ。しかし私としてはこのテのテンプレ、寂れた温泉旅館の仲居パターンで見たかったかも(笑。五ッ星温泉とか。
「ヒロ、行かないで!」
「ヒロ、やめないで!」
「私たちはこんな事で嫌いにならないよ!」
「ヒロ! ヒロ! ヒロ!」
全てを暴露しステージを去るヒロくんを呼び戻す叫び、やがて客席は目映い黄色い光に埋め尽くされ、浮かび上がる「Hiro」の人文字…様々な嘘を纏った偽りのヒーロー、しかしそのスター性に嘘は無かった。全てを受け入れてくれたファンの声援に応え再びステージに立つヒロくんはこの時真のHiroとなり、姫を守る勇者となったのです。しかしまあヒロくん関連の作曲者詐称ネタは神がかり的にタイムリーでした。スタッフに予言者でもいるのかと(笑

「みんな教えてくれ! 作詞作曲は!?」
「「「コウジ!」」」
あああ、これまで幾度となく描かれたヒロくんお約束の曲振りにこんな仕込みがありましたか。もう「みんな教えてくれ!」の時点で客のリアクションが瞬時に浮かんで不覚にも画面が見えなかった。やられた。
「カネさえあれば何でも手に入れられると思ってた。でもそうじゃないものがあるって俺はお前から教えてもらったんだ。誇り、プライドってやつを」
おそらくこれがシリーズ中最後になるであろうヒロくんのステージ「PRIDE」。いやまだ男子トリオのステージがあるかも? ともあれ因縁を浄化し誇りを取り戻したヒロくんのステージは、以前と同じ映像のはずがやたら気高く見える不思議。とはいえ「ライトニングスプラッシュ」→「シャイニングスパイラル」→「情熱熱風スターライトキッス」からの四連続「スターライトエクスプレス」には盛大に吹いた。もう、何というか、ヒロくんのジャンプはいろんな意味で予想外の外すぎる。ハライテエ。
「情熱熱風~」を除いた3本のジャンプシーケンスは第32話の聖さん事故シーンにて跳んだ構成マンマってのはいろいろ深いけれど、まさか「スターライトエクスプレス」があんな異次元ジャンプ(しかも星座アピール付き)だったとは。これはぜひ聖さん仕様の痛電車も見てみたかった(笑。それはそうとジュネ様が全力でお曇りだというのに何故普通にプリズムショーができたのだろう…考えない考えない。

そしてステージ後の修羅場へ。全てを晒したヒロくんへ凄み蔑む法月主宰を襲った一陣の黒い影! ついにDJ.Cooの正体が明らかになった瞬間であります。えええ! まさかまさかCooさんがあの黒川冷だったとは!(棒読み。聖さんの事故の件を調べ上げて真実を知るもキングの名誉のため仕舞い込み、しかし目に余る法月主宰の蛮行についに堪忍袋の緒が切れて…という正体晒しはまさにここ一番のタイミングでした。それでもシラを切り続ける主宰にフットーした冷が大きく振りかぶり、すると聖さんが止めに入って奇しくも旧世代男子組が勢揃いです。二人に追い詰められた挙げ句自身の破滅にプリズムショー界を道連れ宣言の主宰は三木さんの演技が光り、いい感じに逝っちゃってます(笑
「そこまでだ」
などと半狂人相手のどうにもこうにもな時間に楔を打ち込んだのはエーデルローズ財団理事長でありプリズムショー協会新会長たる法月皇でした。若者たちの未来を潰す事で自分の憂さを晴らす、法月主宰の腐れた考えを一刀両断の末に主宰職解任&プリズムショー界追放…印籠をかざした黄門様の如く有無を言わさぬ一発逆転劇は痛快なれど、少々力技すぎたような気がしなくなくもn(略。また前述の「正論」をひっくり返すには理屈を超える力が必要で、皇氏のポジションはまさにそれだったわけですが、多少前振りがあったとはいえパッと出てきた絶対的権力者の鶴の一声でオールクリアの決着はどうもスッキリしない感じ。みなさんへのDOGEZA&「出来る限りの事はさせてもらう」からプリズムストーン組エントリー復活は馬鹿息子の詫び代わりに出場枠提供=大会の私物化に見えてしまう。代わりに弾き出されたエーデルローズの子たちだって毎日練習を重ね実績を積み重ねた上で出場権を得ただろうに、このドサクサで本来出場資格が無い子たちに枠を取られるのはどう見ても理不尽でしょう。トリオやデュオでの成績から総合的に判断して特別枠を追加、という形ならばまだしも。甲子園の21世紀枠みたいな。
などなど現役組がすっかりカヤの外のまま修羅場は万事収まり、いよいよシリーズ最終局面たるプリズムクイーンカップ「Over the Rainbow Session」の開幕です。歯軋りギリギリの法月仁もおそらくこのままでは済まないでしょうし、それより何より聖さんの爆弾発言によってますます存在が危うくなってるジュネ様はどうなってしまうのか?
「プリティーリズム 劇場版」特報
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偽りのHEROが今、真の勇者に。

まずは前回引きの衝撃情報「プリズムストーン組のエントリー取り消し」についての詳細から。冬季五輪真っ最中の時節柄ではないけれど、四年に一度のクイーン戦への出場資格云々という理由は、リアルに照らし合わせるとなるほど理に適っているかも。ソロでの成績や実績など評価基準を飛び越え、選手の人気を根拠に出場資格を与えるってのは競技としてフェアではありませんし。つまりこのエントリー取り消し騒動はガチンコの正論なので、プリズムストーン組を大会に参加させるためには何らかの「ねじ込み」が必要になるということ。
その騒動を伝える街頭ビジョンの風景が、Jounouchiビルに「マジカルみおん」の看板、他「ジンギスカン」「PRETTY-HOME」「七色湿布」「ゴミはゴミ箱に@モモガッパ」「虹盛書店」「RAINBOW CD・DVD」「STARDUST★COFFEE」などなどツッコミが追い付かない小ネタだらけで笑う。プリズムストーン組の名が綺麗に消えてるエントリーリストも小ネタだらけで、愛すべき大会モブキャラ「ビフチキ」の本名が明かされていたり、足切りでエーデルローズを退学させられた「岩木雅美」が別の所属でエントリーしていたり、この怒濤の終盤にて遊び心を忘れない作風に感心感心(笑。そんなリストを見たCooさんはグラサンを透けさせいつになく厳しい表情…覚醒の前振りをチラリと。
まあエントリーに関する正論も法月主宰が裏で糸を引いているとすれば胡散臭い事この上なし。とはいえ表面上は正論なので一選手たるべる様ではひっくり返すに至らず、しかも逆らえばエーデルローズ追放…これも自身だけの事なら構わず突っ走るでしょうけれどわかな&おとはを人質に取られては歯軋りするしかありません。ぐぬぬ。

「貴様の母に似て、だらしない」
てな所へ今回の立役者たるヒロくんが乱入。法月主催にコマのように扱われるべる様に自分の現状を重ね、その理不尽から救い出すべくついに立ち上がったのですが…歩道橋での一分ハグをネタにあっさり反撃され、ゲスの極みの言葉を吐かれて追い返されるだけでした。
「男の子は人生で一度くらい、牢屋に閉じ込められたプリンセスを助ける王子様になってみたいと思ってるんだ」
しかし今回のヒロくんは一味違います。おそらく理事長室へ飛び込んだ時点で覚悟完了していたのでしょう。窮地のべる様に対しいつもの軽い調子で王子様を気取るもその瞳には確固たる決意を秘め…前回問答にて茶を濁したカヅキ先輩へも声を掛け、ついに全てを精算する時が来たのです。自分自身の誇りのために。

そしてもう一つの前回からの引っ張りネタである「聖さん&ジュネ様のスキャンダル」騒動の顛末へ。話があるから協会へ来てくれ、と言われて頬を染めるジュネ様のCM引きがオトメすぎて辛い。もはやイヤな予感しかしません。
はたしてCM明けで描かれた協会での風景は、オトメ全開のCM引きから一転したフラッシュ眩しい記者会見の席でした。この物々しい雰囲気と聖さんの神妙な表情に戸惑うジュネ様、すると聖さんはおもむろに――
「私 氷室聖は今回の騒動の一切の責任を取り、プリズムショー協会会長を辞任いたします」
会長就任を誰よりも喜んでいたジュネ様はガッガーン! そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・イイ・がッ!
「私とジュネさんの間にそのような関係は一切ありません」
「昔、コーチと選手の関係だった。それだけです」
聖さんの朴念仁っぷりからしてこうなる事はある程度予想できましたが、まさかこれほどド直球で抉ってくるとは。聖さんから愛されている事を確信していたジュネ様は、この瞬間この世界に存在する意味を失ってしまったのです。あああ。聖さんの体面を守るため必死に笑顔を作って話を合わせるジュネ様の痛々しさ、引き続く新会長・法月皇氏の就任挨拶も上の空で魂抜けてる様子がナントモ辛い、辛すぎる。地味にヘビィで見てられん。クリスマスイブに彼氏から神妙な口調で呼び出され、プロポーズと思って内心浮かれて出掛けたら別れ話だったアラサーOLみたいな、これでジュネ様が闇落ちしても誰が責められようか。まあおそらく「聖さんは本当はジュネ様を愛していた」ってオチだろうけど、現時点の描写はシャレにならない容赦の無さであります。
なーんて会見の裏側で法月主催のさらなる悪巧みをチラリと描きつつ、それに気付いたCooさんの姿をチラリと見せつつ、ストーリーは今回のハイライト、ヒロくんのラストステージ「Hiro's Night」へ。

「僕は今までみなさんに嘘を吐いてきました」
黄色いサイリウムで埋め尽くされた大盛り上がりのツアーファイナル終盤、ついにヒロくんは全てを明らかにするのでした。PRIDEの作曲者の事、デビューに関するエーデルローズの闇、辛い生い立ち、そして親友への思い、母親への思い。ここまで一年近くこじれにこじれたコウジくんとの軋轢描写を意外とあっさり片付けてしまった感はありますが、彼がこの場で真実を晒し「ごめんなさい」と素直に謝れるようになったのはプリズムストーン組との関わり・それによって変化した仲間との関わりがあってのもの…と見ればあながち取って付け急変とは言えますまい。
それより何より突然再登場したヒロ母が別人のように綺麗になっていてちょっと笑ってしまった。まーた更生後(?)の職場が老人ホームの介護職ってのがビミョーにリアルなのだなあ。しかし私としてはこのテのテンプレ、寂れた温泉旅館の仲居パターンで見たかったかも(笑。五ッ星温泉とか。
「ヒロ、行かないで!」
「ヒロ、やめないで!」
「私たちはこんな事で嫌いにならないよ!」
「ヒロ! ヒロ! ヒロ!」
全てを暴露しステージを去るヒロくんを呼び戻す叫び、やがて客席は目映い黄色い光に埋め尽くされ、浮かび上がる「Hiro」の人文字…様々な嘘を纏った偽りのヒーロー、しかしそのスター性に嘘は無かった。全てを受け入れてくれたファンの声援に応え再びステージに立つヒロくんはこの時真のHiroとなり、姫を守る勇者となったのです。しかしまあヒロくん関連の作曲者詐称ネタは神がかり的にタイムリーでした。スタッフに予言者でもいるのかと(笑

「みんな教えてくれ! 作詞作曲は!?」
「「「コウジ!」」」
あああ、これまで幾度となく描かれたヒロくんお約束の曲振りにこんな仕込みがありましたか。もう「みんな教えてくれ!」の時点で客のリアクションが瞬時に浮かんで不覚にも画面が見えなかった。やられた。
「カネさえあれば何でも手に入れられると思ってた。でもそうじゃないものがあるって俺はお前から教えてもらったんだ。誇り、プライドってやつを」
おそらくこれがシリーズ中最後になるであろうヒロくんのステージ「PRIDE」。いやまだ男子トリオのステージがあるかも? ともあれ因縁を浄化し誇りを取り戻したヒロくんのステージは、以前と同じ映像のはずがやたら気高く見える不思議。とはいえ「ライトニングスプラッシュ」→「シャイニングスパイラル」→「情熱熱風スターライトキッス」からの四連続「スターライトエクスプレス」には盛大に吹いた。もう、何というか、ヒロくんのジャンプはいろんな意味で予想外の外すぎる。ハライテエ。
「情熱熱風~」を除いた3本のジャンプシーケンスは第32話の聖さん事故シーンにて跳んだ構成マンマってのはいろいろ深いけれど、まさか「スターライトエクスプレス」があんな異次元ジャンプ(しかも星座アピール付き)だったとは。これはぜひ聖さん仕様の痛電車も見てみたかった(笑。それはそうとジュネ様が全力でお曇りだというのに何故普通にプリズムショーができたのだろう…考えない考えない。

そしてステージ後の修羅場へ。全てを晒したヒロくんへ凄み蔑む法月主宰を襲った一陣の黒い影! ついにDJ.Cooの正体が明らかになった瞬間であります。えええ! まさかまさかCooさんがあの黒川冷だったとは!(棒読み。聖さんの事故の件を調べ上げて真実を知るもキングの名誉のため仕舞い込み、しかし目に余る法月主宰の蛮行についに堪忍袋の緒が切れて…という正体晒しはまさにここ一番のタイミングでした。それでもシラを切り続ける主宰にフットーした冷が大きく振りかぶり、すると聖さんが止めに入って奇しくも旧世代男子組が勢揃いです。二人に追い詰められた挙げ句自身の破滅にプリズムショー界を道連れ宣言の主宰は三木さんの演技が光り、いい感じに逝っちゃってます(笑
「そこまでだ」
などと半狂人相手のどうにもこうにもな時間に楔を打ち込んだのはエーデルローズ財団理事長でありプリズムショー協会新会長たる法月皇でした。若者たちの未来を潰す事で自分の憂さを晴らす、法月主宰の腐れた考えを一刀両断の末に主宰職解任&プリズムショー界追放…印籠をかざした黄門様の如く有無を言わさぬ一発逆転劇は痛快なれど、少々力技すぎたような気がしなくなくもn(略。また前述の「正論」をひっくり返すには理屈を超える力が必要で、皇氏のポジションはまさにそれだったわけですが、多少前振りがあったとはいえパッと出てきた絶対的権力者の鶴の一声でオールクリアの決着はどうもスッキリしない感じ。みなさんへのDOGEZA&「出来る限りの事はさせてもらう」からプリズムストーン組エントリー復活は馬鹿息子の詫び代わりに出場枠提供=大会の私物化に見えてしまう。代わりに弾き出されたエーデルローズの子たちだって毎日練習を重ね実績を積み重ねた上で出場権を得ただろうに、このドサクサで本来出場資格が無い子たちに枠を取られるのはどう見ても理不尽でしょう。トリオやデュオでの成績から総合的に判断して特別枠を追加、という形ならばまだしも。甲子園の21世紀枠みたいな。
などなど現役組がすっかりカヤの外のまま修羅場は万事収まり、いよいよシリーズ最終局面たるプリズムクイーンカップ「Over the Rainbow Session」の開幕です。歯軋りギリギリの法月仁もおそらくこのままでは済まないでしょうし、それより何より聖さんの爆弾発言によってますます存在が危うくなってるジュネ様はどうなってしまうのか?
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