2014-02-27(Thu)

いなり、こんこん、恋いろは。 #07 おとめ、ときめく、あかね色。

三者三様の想いの自覚。

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好きってたぶん夢中になること。

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「どうか、どうか、丹波橋くんと恋人役に!」

めらめら超燃えの勢いで配役くじへ手を突っ込んだいなりは見事本懐を遂げて超テンションの幕開け。隅っこで祝う墨染さんかわいい(笑。いなりが望む役どころは「お姫様役」ではなくあくまで「恋人役」で、王子様・お姫様ともに空欄の状態から望む「恋人役」を成立させるためには、自身がお姫様役を当てるだけではなく、後から引いたであろう丹波橋くんのくじにも幸運が宿らなければならないわけで…通常のパターンだと先に丹波橋くんが王子様役を当てた所で「お姫様役」を望む=自分のくじ運の話になるのですが、引く順番を入れ替えた事でシーンの意味が大きく変わるのですね。初見時にはこのテのお話によくあるご都合展開か~と思いきや、なるほどこのくじ自体を今回ストーリーの鍵にするとはなかなか上手い仕込みでありました。

望み通りの配役をうか様に報告するいなりは嬉しさを溢れさせ、しかしあまりの幸運に漠然と不安を覚えたりなかなか鋭い? てな所へ久々にミヤちゃん登場、相変わらず脚が(そういう所ばかり見ない。手にした神大市比売(かむおおいちひめ・うか様のご母堂)様からの手紙は凄い勢いの見合いの催促でした。ガラクタ(笑)を人質に取られてテンパるうか様を始めとして今回はうか様の崩し顔がたくさん見られて面白かったかも(笑。ともあれそんなうか様へミヤちゃんは「意中の男神」の有無を問い、いないと返されると「一緒にいて楽しい殿方」の有無を問い、するとうか様の脳裏に浮かぶ燈日との楽しい時間…ここでうか様は自分の気持ちに気付くのですね。

という具合に今回は主要キャラたちが各々自分の恋心に気付くお話、いかにも一昔前の少女マンガみたいな初々しいノリはおっさんには少々照れくさかったかも(笑

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さっそく始まった稽古にてキスシーンの存在を聞いてフットーしちゃういなりかわいい。そりゃ気持ちを伝える事すらできないシャイガールがいきなり思い人とのキスなんてハードル高すぎ、いくら真似事とはいえドキのムネムネが天元突破しちゃうでしょう。あはは。すんなり受け入れる丹波橋くんに白目で驚きつつ、夢のような展開にふわふわ浮いてたいなりは、しかし女子生徒に囲まれるイケメンに気付いてどよんど顔に一転。まったくこの子は表情が豊かすぎます(笑

白昼堂々学校内でナンパに興じるトシ様とさっそく丁々発止を始めるいなり。事情を知らない子がこの情況を遠目に見れば「仲が良い」ように見えない事も無いけれど、これをして彼氏認定は少々短絡っぽい? まあ男子中学生的には男子と女子がこれほど接近(笑)していればイチャイチャに見えるのかもしれないけれど。ともあれ丹波橋くんはこのヒトコマにて「いなりに彼氏がいる」と間違った認識を持ってしまい、不幸の連鎖の仕込みが完了。

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一方伏見神社のうか様&燈日。先のお見合い話を打ち明けてドッキリ!の流れは何だか懐かしさすら覚えます。昭和のラブコメみたい(笑。最近はお見合い自体が珍しいイベントなのでこういうラブコメテンプレも廃れてしまったか。うか様からの恋愛相談に茶を濁し、見合い話を知っての不機嫌かそれとも照れ隠しか燈日は口の悪さに拍車が掛かり、売り言葉に買い言葉で大喧嘩を始め…ここもまたうか様の崩し顔がいい味出しまくり。つまり燈日に対しては素の顔を見せられるって事なのだろうなあ。ぐぬぬ。

「お前の女らしい所なんて乳くらいやろが! 揉んだろか~っ!」
「キャッ!」

勢いのまま襲いかかった次の瞬間ムネを押さえて縮こまるうか様。あらかわいい。一方いきなり素に戻られてバツが悪い燈日が小学生男子すぎてもう(笑。バツの悪さをごまかすためか煽り全開の捨て台詞を投げて立ち去る燈日、するとうか様は当てつけの見合い宣言を投げ返して結局二人はケンカ別れに。あらら。これまたじつにテンプレな流れです(笑

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「これも神通力のおかげですね」

そんな騒ぎの一方でいなりは冒頭の配役くじのカラクリを知らされてどよんどの沼へ第一歩。無意識とはいえ神通力による願望成就は平たく言えば「ズル」であり、神様の力をこんな風に使ってしまった罪悪感に打ちひしがれ…ただでさえキスシーンを意識しすぎて失敗続きの所に「ズル」の意識が重なって稽古はボロボロ、頼りの丹波橋くんはキスシーンの中止を言い出すと顔を背け、会話もそこそこにモブ女子の所へ離れて行き、舞台での練習でもフォローは入らず、偶然行き会った京子も忙しく離れて一人ぽつーん。などなど辛い気持ちを吐き出せず一人で苦しみ弱り切ったところでトドメの一撃は、これまた少女マンガのテンプレたる「思い人への告白手伝い」であります。相手に向けた笑顔と裏腹に「ズル」に対する罪悪感をフルブーストのいなり、モノクロ化した背景に浮かぶ固まった姿・無理した笑顔はいなりの心象を表すにじつに効果的でした。きっつー。

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「ごめんなさい、私、役を降ります」

罪悪感に耐えきれなくなったいなりはあれほど望んだ恋人役を降り、丹波橋くんがフォローを入れるものの、またしても良いタイミングでモブ女子が割って入ってそのまま降板。ここはハシモの切り替えの早さにちょっと笑った。そして件のモブ女子はフェロモン出しすぎ、丹波橋くんモテモテすぎ。

「彼氏? 彼氏って誰の!?」
「そんな決めつけは他の男子は良くても丹波橋くんはしたらあかんと思うわ」
「いなりちゃんに彼氏なんていーひんの!」

などなど顛末を聞いて駆け付けた三人娘による詰め寄りは墨染さんが全力全壊。友達のために思わずブチ切れる美人優等生、詰め寄る京子に割って入ってこの表情&口調は墨染さんのイメージを一新させます。あはは。とはいえ普段おとなしい子が怒ると豹変ってのは量産されすぎて今やギャップ萌えに繋がらないかも。興奮しすぎて涙目になってるくらいだったらかわいかったのに。

「なんや、伏見さん彼氏いーひんかったんや。ほっ」

なーんて彼氏騒動の顛末にて自分の気持ちに気付き始める丹波橋くん。

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「ほんまは渡したくなんかないけど…」

一方屋上へ逃げ込んだいなりは預かったラブレターを手にぐるぐるが止まらず、すると突然一陣の風が吹いてラブレターは天空の彼方へ。手紙を渡したくない気持ちがまたしても無意識に神通力を発動させてしまったのでした。あらら。そんな「ズル」の連続に自己嫌悪が止まらず、制御できない力によってどよんどの深淵に沈むいなりが辛すぎる。夕暮れ空を背景に逆光の呆然立ちもキッツイ。

いなりは桃山さんへ変身し、失くした手紙の代わりに告白に走り、しかしコンちゃんに止められてどうすればいいのか判らず泣きじゃくり…てな所へいなりを探しに来た丹波橋くんとジャストタイミングの鉢合わせから感激の落涙。一方丹波橋くん視点だと泣かせるような事をしてないのにいきなり泣かれてアタフタ、しかも直後に突然告白とイベントの連続に戸惑いながら、それでも真摯に告白を聞いて即ゴメンナサイ→アリガトウは良い子すぎる。中学生男子でこの真摯さはそりゃモテるだろう。でも「好き」の何たるかはまだ判らない。ああ初々しい。

「好きってたぶん夢中になること」

丹波橋くんとの時間を思い起こしながら「好き」の定義を語るいなり、すると丹波橋くんはいなりとの時間を思い起こし――

「そっか、伏見さんの事が好きなんや」

すれ違いをスイッチに綺麗に両想いが確定しました。後は互いの思いを伝えればオケオケオッケー! だけれどそうカンタンには行かないんだろうなあ。ああ歯がゆい、甘酸っぱい。その後のうか様とのやり取りは互いの腹の探り合いがじつに絶妙。とはいえいなりの悩みは筒抜けで、自分が与えた神通力がいなりを悩ませている事を知ったうか様も辛いトコです。

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ほどなく始まった藤草祭は約束どおり四人で周り、墨染さんも楽しそうで何より。そしてクラスの出し物が始まると大道具担当のいなりはぐるぐる走り回り…本当に役を降りてしまったのか。劇中の小道具手渡しにて一瞬の通じ合いはキュンキュンフルスロットル、丹波橋くん王子様すぎ(笑

その晩一人で勉強中の燈日はうか様のお見合いが気になって気になって、無意識のうちにノートへ似顔絵をラクガキしちゃったり、ゲーム機を見てうか様との時間を思い出しちゃったり、じつにナントモ判りやすい。

「いなりの中に神の力がある限りいつでも会える…」
「神の力? いなりの中に? お前何もしてへんって言ったよな?」
「やっぱり俺を騙してたんか!」

神無月の神議へ出掛けるうか様との会話にて、先と違ってお見合い話を聞いたいなりはお別れの不安を伝え、うか様はギュッと抱き締めながら諭し…てな所へジャストタイミングで現れた燈日は神通力の云々を聞いてしまってさあ大変です。せっかく繋がりかかった互いの思いに生じた亀裂、言い訳の間も無く高天原へ旅立ってしまったうか様はどうするどうなる?



    

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