2014-04-30(Wed)
ソウルイーターノット! #04 迷って、走って!
先が見えずに迷走するつぐみへ茜くんの導き。

僕のものになりませんか?

まずはソウルイーターらしいダーカーな絵面にて先のTRAITOR騒動のトラウマ描写。怯えるアーニャの悲鳴も虚しく血飛沫が舞い、武器化を急かす声に体は動かず、狼狽えているうちにめめも倒れ、そしてTRAITORの狂爪はつぐみに迫り…というタイミングでお約束どおり目を覚ますつぐみ。こういうシーンだとたいてい夢の中と同様「うわーっ!」とでも叫びながら脂汗ダラダラで飛び起きるマンガ的演出が入るものですが…ごく自然にふっと目を開ける辺り妙に生々しかったり。悪夢から目覚める時って確かにこんな感じで、暫しボーッとした後に「夢か…」と安堵したりして。なーんて目覚めたつぐみの隣に寝ぼけて同衾のめめ、大きくはだけたシャツの胸元がえらい絶景であります。えっち。その後洗顔に向かうめめにさりげなくタッチするつぐみの描写も芸コマ。ここでアーニャさんにはタッチしない=距離感を詰め切れていないってのも細かいな。何だかんだお互いまだ「さん」付けですし。

「武器の私はしょうがなく何となくですけど、職人の二人はどうしてかな?って」
前回レビューでも気になった死武専入学のきっかけについて。つぐみのセリフどおり「武器」は仕方ないけれど、とりあえず日常生活に何の不都合もない「職人」は何故わざわざこんな殺伐とした学校へ来たのか。そもそも「職人」となる絶対的な適性(武器と魂の共鳴ができる能力)などの発現が入学資格なのか? それともそんなん関係なしに入試に合格すれば誰でも「職人候補」として入学できるのか?
その理由についてめめは忘れ、アーニャは口を閉ざし、てな所で行き会った茜くんから職人の事情について詳細を聞いたつぐみ。曰く「キャリアのため」や「世界を守るヒーローになりたい」という人がほとんどとか…とはいえ第1話での顔面武器くんペアのように入学前からペアを組んでいる例もあり、いよいよ「職人」の立ち位置(才能の要否)がようわからない。新人職人めめ・アーニャ・茜くん(彼は新人じゃないけど名目上)の共通点を挙げれば「格闘術に長けている」事くらいで、とりあえず魂の共鳴云々は置いといて武器を操る能力さえあれば良しという基準なのかも。
そんな会話のオープンカフェでは慣れぬ情況に落ち着かないつぐみの挙動がいちいちかわいい。この二人でテーブルを囲めば店員は迷わずつぐみ側にケーキを置き、しかしそのケーキは茜くんが注文したもの…などと、つぐみがケーキを移動するまでの一連をわざわざ入れて茜くんの甘い物好きを強く印象付ける演出に感心しきり。原作にあるのか知らんしほんの些細なカットだけれどこの芸コマさには感動すら覚えた。こんな見せ方があるのだなあ。
「僕が普段メガネを掛けているのは…」
メガネを外して前髪を上げた茜くんの左目に☆がキラリ。さらにブラックスターの家系である星族は茜くん家の流派の分家と語り…これまでの物腰からしてタダのイケメンではないと思っていましたがまさか宗家の御曹司とは。その殺人武術の象徴たる凶星をして「綺麗な目…」と見とれるつぐみは、純真さゆえにモノの本質を見抜く力があるのかもしれない。

「私はたまたま武器になったからここにいて、これから何を目的にすればいいか悩んじゃって…」
人生目標をしっかり見据えた茜くんを前につい悩みを呟いてしまったつぐみ。武器になったはいいけれど戦いなんて恐くて出来ない、ならばこの先どうすれば?と他人に訊いてもどうにもならない悩みの吐露を慌てて取り繕って暫し沈黙の間がこれまたかわいいです。中の人のリアクションがまたいちいち良い(笑
「かわいいね、春鳥は」
「かわ!…かわいくないです!」
「春鳥もEATを目指してみたら?」
「え!? 無理ですよ! あのTRAITORと遭遇しただけでビビってるのに…」
「僕が守ってあげますよ」
「そのためには僕の近くにいてもらわないと」
「僕のものになりませんか?」
「え~~~~っ!」
ほとんどプロポーズ的な茜くんの口説きセリフにリニアに反応するつぐみがかわいすぎ。手を取られて大赤面の脳内で繰り広げられる恋に恋する少女のファンタジー空間がこれまた(笑。てな所で茜くんは手をパッと離して「冗談です」、とはいえ一年後の約束を交わしちゃったりどこまで冗談なのかよく判りません。これだからイケメンは! なんてジェットコースターな展開に魂頂かれちゃってポカーンのつぐみがこれまた。
続いて武器の授業中もつぐみはポカーン、ほどなく授業が終わるとクレイくんの所へにじり寄って(この動きがまたかわいかった)茜くんの恋愛ベクトルについてご相談。一方クレイくんは突然の質問に諜報カツドウがバレた?と焦り、しかしつぐみの問いかけは純粋なる恋愛相談であり――
「茜が好きなのは多々音なんだ」
「うぇっっっ!?」
それをごまかすべく泥沼暴走はお約束の斜め上をガッ飛ぶ勢いでした。「男はみんな大きいおっぱいが好き」→「みんな…」としょんぼりのつぐみへフォローのつもりか「俺は春鳥の事が好きで…」と言えば言うほど泥沼にハマった挙げ句、

「いつの間に私たちこんな昼メロみたいな関係に…」
でっち上げの相関図で泥沼フィニッシュ。あははは。というか「青酸カリ」って何よ(笑

Bパートは頼れる先輩を求める旅へ。まずはパッと見で頼れそうなエタ先輩に相談するとここぞとばかりドヤ顔で理論的なアドバイス。
「恋愛や男性を理論的に語る女性ほど魅力が無いって事なのよ」
蒔いた地雷を端から即踏みのエタさんが愛おしすぎる。そんなエタさんへ「大丈夫、世の中カネだって」と実も蓋もない追い討ちのキム…ろくな先輩がいません(笑
打ちひしがれるつぐみの前に今度こそ頼れる先輩たるマカが登場。死武専入学と共に変わったつぐみの髪型はやはりマカリスペクトでしたか。おずおずと声を掛けると近寄ってきたマカはまず制服の話題…どうやら制服選びの基準についてシンクロする部分があったようです。そんなささやかゆえのささやかなコントにソウルは先を急かし、一方置いて行かれた迷子の子犬へマカは再び駆け寄ってドヤ顔から
「どんまい!」
「どんまい?」
やっぱり頼りにならねえ(笑

寮へ帰って今度はカナを頼るも「フラット」のカードに撃沈。何だか今回はテッテ的にペッタンコ責めであります。まったく繊細なオトメゴコロを…いいぞもっとやれ!
部屋に戻ると巨乳を強調するポーズで体を反らせるめめのヨガに遭遇し、表を見ればロイヤル空手の稽古に精を出すアーニャの姿。出るトコ出すぎている割に締まったボディのめめはいかにもポテンシャルが高そう。アーニャのサンドバッグに書かれた顔はお城の関係者(母親とか姉様とか)かな。
「私、今日一日何してたんだろ?」
自分の道を見据えた精進を進めるルームメイトの一方で、先が見えず何もしていない中途半端さに沈むつぐみ。それはそうとめめの寝相がえらいことになってます。と思ったら、

朝になったらもっとえらいことになってました。予告でチラリと見せた全裸の同衾はキワキワというか限界に挑戦というか、鏡餅の如く重なったムネの破壊力が凄い。全身が汚れているのは例の睡拳で何者かと戦った跡? 夜中に全裸で何と戦っていたのやら(笑
「今日はこれから体力測定ですよ。朝から体力使わないでください」
「それどういう意味ですか!?」
「ふん!」
アーニャってば箱入りお嬢かと思ったら、そんなオトナのジェラシーで拗ねちゃうなんてもう。
ほどなく始まった体力測定は予告どおりブルマ姿で。ところがアーニャはサイズが合わないのかそれ以上にケツがデカいのか、思いっきり肉がはみ出た扇情的スタイルにギブアップ。グラウンドで待つ二人の前へジャージを履いて現れるのでした。ダメじゃん! タンクトップ+ローライズブルマでいろんなものを晒して止まないめめを見習うべき。

そんなこんなで始まった体力測定は各メンツの図抜けた運動能力を次々と。50mを6秒32で駆け抜ける茜くん、走り高跳びで1m87を飛ぶアーニャは背面跳びの回り込みから着地後の所作までリアルな描写にちょっと感動。続いてめめは砲丸を15m6投げ…飛距離も凄いがムネに付いてる砲丸も(以下自重
などなどアットーテキな運動能力を見せ付けられた普通の中学生女子はどんだけがんばっても普通の中学生女子であり、もちろんまったく追い付く事叶わず、仲間との能力差を叩き付けられ打ちひしがれるのみ。ああ辛い。でもつぐみには他の二人には絶対マネできない、つぐみしか持っていない能力があるわけで。

「これじゃパートナーとして誘われる価値がない」
「どうでもいいこと考えてばかりで何もしてなかった」
「いつか目的が見つかっても、こんな私じゃ何もできない…」
「あ~~~~~~~~~っ!!!」
夕陽に向かって膝を抱えて落ち込むつぐみは、しかしそんな鬱積を全て吐き出すように息いっぱいに叫んでスッキリ。やはり夕陽に向かったら叫ぶ、そして思いっきり叫んだらすっきり解決までがお約束でありましょう。内股からグッと力を振り絞るシルエットの後姿、叫び終わって息を切らせたつぐみがグッと強い表情に変わる流れも良かった。
「周りがどう思おうと自分の気持ちを大事にしたら?」
てな所へやってきた茜くんはつぐみの様子に一安心から、例の相関図をクシャっと丸めてこのセリフ。そして真正面からそんなん言われて頬を染めるつぐみ。ああもう! つぐみの仄かな思いを判った上でこれは「冗談」じゃ済みませんよ(笑
「二人とも凄かったんだね」
「何がですか?」
「つぐみさんのえっち!」
つぐみはほどなくやってきたアーニャ&めめの所へ駆け寄り改めて「凄い」と伝え、するとアーニャは恥ずかしい勘違いを…今回の姫様ってば三大欲求に正直すぎる。確かに凄いけど、いやホント凄いな。なーんて返されたつぐみの「違いますよ!もう!」がまたかわいい。そして更衣室まで競争!とばかりに駆け出すもあっさり抜かれ、それでも二人を追って走り続ける後姿で締め。がんばれつぐみ。
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まずはソウルイーターらしいダーカーな絵面にて先のTRAITOR騒動のトラウマ描写。怯えるアーニャの悲鳴も虚しく血飛沫が舞い、武器化を急かす声に体は動かず、狼狽えているうちにめめも倒れ、そしてTRAITORの狂爪はつぐみに迫り…というタイミングでお約束どおり目を覚ますつぐみ。こういうシーンだとたいてい夢の中と同様「うわーっ!」とでも叫びながら脂汗ダラダラで飛び起きるマンガ的演出が入るものですが…ごく自然にふっと目を開ける辺り妙に生々しかったり。悪夢から目覚める時って確かにこんな感じで、暫しボーッとした後に「夢か…」と安堵したりして。なーんて目覚めたつぐみの隣に寝ぼけて同衾のめめ、大きくはだけたシャツの胸元がえらい絶景であります。えっち。その後洗顔に向かうめめにさりげなくタッチするつぐみの描写も芸コマ。ここでアーニャさんにはタッチしない=距離感を詰め切れていないってのも細かいな。何だかんだお互いまだ「さん」付けですし。

「武器の私はしょうがなく何となくですけど、職人の二人はどうしてかな?って」
前回レビューでも気になった死武専入学のきっかけについて。つぐみのセリフどおり「武器」は仕方ないけれど、とりあえず日常生活に何の不都合もない「職人」は何故わざわざこんな殺伐とした学校へ来たのか。そもそも「職人」となる絶対的な適性(武器と魂の共鳴ができる能力)などの発現が入学資格なのか? それともそんなん関係なしに入試に合格すれば誰でも「職人候補」として入学できるのか?
その理由についてめめは忘れ、アーニャは口を閉ざし、てな所で行き会った茜くんから職人の事情について詳細を聞いたつぐみ。曰く「キャリアのため」や「世界を守るヒーローになりたい」という人がほとんどとか…とはいえ第1話での顔面武器くんペアのように入学前からペアを組んでいる例もあり、いよいよ「職人」の立ち位置(才能の要否)がようわからない。新人職人めめ・アーニャ・茜くん(彼は新人じゃないけど名目上)の共通点を挙げれば「格闘術に長けている」事くらいで、とりあえず魂の共鳴云々は置いといて武器を操る能力さえあれば良しという基準なのかも。
そんな会話のオープンカフェでは慣れぬ情況に落ち着かないつぐみの挙動がいちいちかわいい。この二人でテーブルを囲めば店員は迷わずつぐみ側にケーキを置き、しかしそのケーキは茜くんが注文したもの…などと、つぐみがケーキを移動するまでの一連をわざわざ入れて茜くんの甘い物好きを強く印象付ける演出に感心しきり。原作にあるのか知らんしほんの些細なカットだけれどこの芸コマさには感動すら覚えた。こんな見せ方があるのだなあ。
「僕が普段メガネを掛けているのは…」
メガネを外して前髪を上げた茜くんの左目に☆がキラリ。さらにブラックスターの家系である星族は茜くん家の流派の分家と語り…これまでの物腰からしてタダのイケメンではないと思っていましたがまさか宗家の御曹司とは。その殺人武術の象徴たる凶星をして「綺麗な目…」と見とれるつぐみは、純真さゆえにモノの本質を見抜く力があるのかもしれない。

「私はたまたま武器になったからここにいて、これから何を目的にすればいいか悩んじゃって…」
人生目標をしっかり見据えた茜くんを前につい悩みを呟いてしまったつぐみ。武器になったはいいけれど戦いなんて恐くて出来ない、ならばこの先どうすれば?と他人に訊いてもどうにもならない悩みの吐露を慌てて取り繕って暫し沈黙の間がこれまたかわいいです。中の人のリアクションがまたいちいち良い(笑
「かわいいね、春鳥は」
「かわ!…かわいくないです!」
「春鳥もEATを目指してみたら?」
「え!? 無理ですよ! あのTRAITORと遭遇しただけでビビってるのに…」
「僕が守ってあげますよ」
「そのためには僕の近くにいてもらわないと」
「僕のものになりませんか?」
「え~~~~っ!」
ほとんどプロポーズ的な茜くんの口説きセリフにリニアに反応するつぐみがかわいすぎ。手を取られて大赤面の脳内で繰り広げられる恋に恋する少女のファンタジー空間がこれまた(笑。てな所で茜くんは手をパッと離して「冗談です」、とはいえ一年後の約束を交わしちゃったりどこまで冗談なのかよく判りません。これだからイケメンは! なんてジェットコースターな展開に魂頂かれちゃってポカーンのつぐみがこれまた。
続いて武器の授業中もつぐみはポカーン、ほどなく授業が終わるとクレイくんの所へにじり寄って(この動きがまたかわいかった)茜くんの恋愛ベクトルについてご相談。一方クレイくんは突然の質問に諜報カツドウがバレた?と焦り、しかしつぐみの問いかけは純粋なる恋愛相談であり――
「茜が好きなのは多々音なんだ」
「うぇっっっ!?」
それをごまかすべく泥沼暴走はお約束の斜め上をガッ飛ぶ勢いでした。「男はみんな大きいおっぱいが好き」→「みんな…」としょんぼりのつぐみへフォローのつもりか「俺は春鳥の事が好きで…」と言えば言うほど泥沼にハマった挙げ句、

「いつの間に私たちこんな昼メロみたいな関係に…」
でっち上げの相関図で泥沼フィニッシュ。あははは。というか「青酸カリ」って何よ(笑

Bパートは頼れる先輩を求める旅へ。まずはパッと見で頼れそうなエタ先輩に相談するとここぞとばかりドヤ顔で理論的なアドバイス。
「恋愛や男性を理論的に語る女性ほど魅力が無いって事なのよ」
蒔いた地雷を端から即踏みのエタさんが愛おしすぎる。そんなエタさんへ「大丈夫、世の中カネだって」と実も蓋もない追い討ちのキム…ろくな先輩がいません(笑
打ちひしがれるつぐみの前に今度こそ頼れる先輩たるマカが登場。死武専入学と共に変わったつぐみの髪型はやはりマカリスペクトでしたか。おずおずと声を掛けると近寄ってきたマカはまず制服の話題…どうやら制服選びの基準についてシンクロする部分があったようです。そんなささやかゆえのささやかなコントにソウルは先を急かし、一方置いて行かれた迷子の子犬へマカは再び駆け寄ってドヤ顔から
「どんまい!」
「どんまい?」
やっぱり頼りにならねえ(笑

寮へ帰って今度はカナを頼るも「フラット」のカードに撃沈。何だか今回はテッテ的にペッタンコ責めであります。まったく繊細なオトメゴコロを…いいぞもっとやれ!
部屋に戻ると巨乳を強調するポーズで体を反らせるめめのヨガに遭遇し、表を見ればロイヤル空手の稽古に精を出すアーニャの姿。出るトコ出すぎている割に締まったボディのめめはいかにもポテンシャルが高そう。アーニャのサンドバッグに書かれた顔はお城の関係者(母親とか姉様とか)かな。
「私、今日一日何してたんだろ?」
自分の道を見据えた精進を進めるルームメイトの一方で、先が見えず何もしていない中途半端さに沈むつぐみ。それはそうとめめの寝相がえらいことになってます。と思ったら、

朝になったらもっとえらいことになってました。予告でチラリと見せた全裸の同衾はキワキワというか限界に挑戦というか、鏡餅の如く重なったムネの破壊力が凄い。全身が汚れているのは例の睡拳で何者かと戦った跡? 夜中に全裸で何と戦っていたのやら(笑
「今日はこれから体力測定ですよ。朝から体力使わないでください」
「それどういう意味ですか!?」
「ふん!」
アーニャってば箱入りお嬢かと思ったら、そんなオトナのジェラシーで拗ねちゃうなんてもう。
ほどなく始まった体力測定は予告どおりブルマ姿で。ところがアーニャはサイズが合わないのかそれ以上にケツがデカいのか、思いっきり肉がはみ出た扇情的スタイルにギブアップ。グラウンドで待つ二人の前へジャージを履いて現れるのでした。ダメじゃん! タンクトップ+ローライズブルマでいろんなものを晒して止まないめめを見習うべき。

そんなこんなで始まった体力測定は各メンツの図抜けた運動能力を次々と。50mを6秒32で駆け抜ける茜くん、走り高跳びで1m87を飛ぶアーニャは背面跳びの回り込みから着地後の所作までリアルな描写にちょっと感動。続いてめめは砲丸を15m6投げ…飛距離も凄いがムネに付いてる砲丸も(以下自重
などなどアットーテキな運動能力を見せ付けられた普通の中学生女子はどんだけがんばっても普通の中学生女子であり、もちろんまったく追い付く事叶わず、仲間との能力差を叩き付けられ打ちひしがれるのみ。ああ辛い。でもつぐみには他の二人には絶対マネできない、つぐみしか持っていない能力があるわけで。

「これじゃパートナーとして誘われる価値がない」
「どうでもいいこと考えてばかりで何もしてなかった」
「いつか目的が見つかっても、こんな私じゃ何もできない…」
「あ~~~~~~~~~っ!!!」
夕陽に向かって膝を抱えて落ち込むつぐみは、しかしそんな鬱積を全て吐き出すように息いっぱいに叫んでスッキリ。やはり夕陽に向かったら叫ぶ、そして思いっきり叫んだらすっきり解決までがお約束でありましょう。内股からグッと力を振り絞るシルエットの後姿、叫び終わって息を切らせたつぐみがグッと強い表情に変わる流れも良かった。
「周りがどう思おうと自分の気持ちを大事にしたら?」
てな所へやってきた茜くんはつぐみの様子に一安心から、例の相関図をクシャっと丸めてこのセリフ。そして真正面からそんなん言われて頬を染めるつぐみ。ああもう! つぐみの仄かな思いを判った上でこれは「冗談」じゃ済みませんよ(笑
「二人とも凄かったんだね」
「何がですか?」
「つぐみさんのえっち!」
つぐみはほどなくやってきたアーニャ&めめの所へ駆け寄り改めて「凄い」と伝え、するとアーニャは恥ずかしい勘違いを…今回の姫様ってば三大欲求に正直すぎる。確かに凄いけど、いやホント凄いな。なーんて返されたつぐみの「違いますよ!もう!」がまたかわいい。そして更衣室まで競争!とばかりに駆け出すもあっさり抜かれ、それでも二人を追って走り続ける後姿で締め。がんばれつぐみ。
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