2014-05-07(Wed)
ソウルイーターノット! #05 お誘いふぁいてぃんぐ!
私あなたの言うとおり堅物女だから口も堅いの。

捻くれ者&堅物女、凸凹コンビ結成の一席。

アバンはいきなりキムvsジャクリーンのガチバトル。キムはミニスカの脚を思いっきり突き出して正面蹴り、一方ジャクリーンはランタンの炎を上げて反撃し、ぱんつをチラチラさせながらのバトルはジャクリーンのタックルで二人とも倒れ込んで引き分けに。ここは何処? いったい何で戦ってんの?? と思う間もなくキムの鼻ピンから突如妖しげな雰囲気に変わり、赤くなって戸惑うジャクリーンの手を取ったキムはグッと顔を寄せ…今回のアバンも夢オチかい! というわけで今回は突然発動したジャクリーンの恋心(?)が成就するまで、ソウルイーター本編では既定事項であるキム&ジャクリーンコンビの馴れ初め話であります。

Aパート冒頭は寮部屋にてあっち向いてホイでキャッキャ盛り上がるつぐみ&めめ、その様子に呆れながらも仲間外れが面白くないアーニャのいつも通りのヒトコマから。ベッドに押し倒され開いた脚の間にめめが覆い被さる絵面はなかなかイケナイ。続いてアーニャを誘って叩いてかぶってジャンケンポン! ジャンケンすら不慣れなアーニャ相手なら楽勝? 何一つ勝てないつぐみがついに勝つ日が来た? と思いきや、慌てるあまり盾の本を頭に落として自滅、振り上げた剣の下ろし所が無いアーニャは不完全燃焼この上ありません。あはは。
「いい仕事見つけた。濡れてもいい格好に着替えな!」
なーんてイチャイチャ空間に突然割り込んで来た淫らな格好の美少女は不敵な笑みを浮かべて仕事のお誘い。開いたパーカーから覗く肌色渓谷を見るに、キムってば美少女ってだけではなくボディもなかなか良いものをお持ちのようで(81cm)。というわけでみなさん揃ってプール掃除のアルバイトへ。って季節はいつの間にか夏だったのか。なら私服も半袖にすればいいのに。

てな所へ乱入してきた堅物女の健気なアプローチが微笑ましいやら切ないやら。露骨に避けられても強引に仕切りに入り込み、道具準備の暗い物置ではランタンを点けて「どう?…私って結構便利でしょ?」とさりげなくアピールするも「熱いから近寄らないで」と一斬されてしょんぼり。あああ。
続いてプール掃除の現場はホースの水でお戯れ。思いっきり水を掛けられてシャツが透けてもキャッキャ盛り上がる二人を羨ましそうに見つめるアーニャはもはやテンプレであります。するとつぐみはホースをアーニャに向け、「キャッ!」と嬉しそうに身構えるアーニャでしたが…高そうなワンピースに遠慮して足元へちょろちょろと茶を濁し、一方期待が外れたアーニャは涙を浮かべて膨れ顔に。この辺の微妙な温度差が二人の関係性を表している感じ。とはいえお姫様のワンピースにホースの水ぶっ掛けられんわなあ(笑

「ほーんとつまんねえヤツ」
などと遊んでいる三人娘へカミナリを落とす堅物女を心底つまらなそうな表情で斬って捨てるキム。早く終わらせて遊んだ方がいいと考えてのカミナリでしたがキムは聞く耳持たず、「お前とコンビ組むヤツは最悪」と憎まれ口を零しながらサッサとどこかへ行ってしまってジャクリーンはまたまたしょんぼり。とはいえ日陰で一人佇むキムの表情からジャクリーンへの当てつけに対する罪悪感が窺え、つまりあの態度が本意ではない事を予想させます。きっと悪い素行を繰り返す度にこういう顔で一人落ち込んでいたのでしょう。
掃除が終わって受け取ったバイト代をピンハネし、サッサとお帰りのキムの前へ立ちはだかったジャクリーン。てっきりピンハネを指摘してくるかと思いきや――
「せっかくバイト早く終わったんだし、美味しいアイスクリーム屋さん知ってるから一緒に行かない?」
あれだけ袖にされてもアプローチを止めない堅物女の一途さが辛い。もちろんキムは「お金もらっても無理」とケンもホロロに帰ってしまい、残されたジャクリーンはまたしてもしょんぼりの淵へ。てな様子を後から見つめる三人娘。まあこんなシーンを何度も見せ付けられたらジャクリーンの気持ちなどたいてい判ります、判りやすすぎます(笑
「先輩ってもしかして…」
着替えのロッカールームにて肩を震わせるジャクリーンへつぐみが声を掛けると、目の辺りを二度三度こすってからいつもの厳しい表情で振り向く。邪険にされて悲しいオトメゴコロを直接の描写無しで判りやすく表すヒトコマです。ベタだけど上手いな。せっかく堅物を貫いているのにお構いなしで踏み込んでくるつぐみに取り乱す表情も良かった。「もしかして…」からのタメも意味深で良し(笑

寮部屋に鎮座在す信楽狸を見てキム狸の想像は「化けてる」事を見透かして? そんなこんなで仲を取り持つ約束の第一歩目はカナ先輩による相性占い。
「いくらキム先輩とくっつけようとしても相性が良くなければ意味無いですもんね」
「意外にシビアな事言うのね」
何も考えないのんびりおっとり娘かと思ったら意外にシビアだっためめ、に対するジャクリーンの冷静なツッコミに笑った。続く「どてかぼちゃ」の小ネタに瞬間沸騰するアーニャも良い味(笑。ともあれキム&ジャクリーンの相性占いで出たカードは「THE LOVERS」、キムの事を思い浮かべてカードを選ぶ際から結果が出た後まで頬染めっぱなしのジャクリーンが本気すぎる。
てな所へエターナル先輩が合流して「キムさんを墜とす必勝法」シリーズ開幕。まずはアングラでキムのストーカーファンクラブカツドウをしている人(寮母さんじゃねーか!)から得た情報により、キムの好物「卵焼き」で餌付けする流れに。しかし料理にイマイチ自信がないジャクリーンは不安の表情を浮かべ、するとつぐみの頼もしいヒトコト。
「地味な料理は得意なんです」
じつに庶民らしい、つぐみらしいセリフに思わず頬が緩んでしまった。「地味な料理」という大雑把ながらよく判る括りも良し良し。キンピラとか芋の煮っ転がしとか彩度低めの料理が得意そう。そんなつぐみをエタ先輩は「一途そうだしお嫁さんにしたい度高い」と評し、「コンビも決められないのに?」と反発するめめ&アーニャへ「恋愛とパートナーは別!」という流れからジャクリーンのキムへの微妙な思いをつらつらと。気になったら一緒にいたいと思った、キムがボーイッシュだから? でもキムのほうがグラマーだし、だいたい私たちは女同士だし…と考えるうちに炎が上がっちゃってさあ大変、ランタンだけに! どう見ても恋愛感情だけれど認められない、さすが堅物女のモラルの壁は高い? そんな片隅で淡々と卵液を作るアーニャが劇物料理の前振りすぎ(笑
さすがランタン女は火の扱いが上手く綺麗に焼き上がった卵焼きをあとは食べてもらうだけ、てな所へタイミング良く通りがかったキムが以下テンプレどおり。

続いて濡れる黒髪作戦「綺麗な髪をアピール、からの湯船でゆっくり語り合おう作戦」へ。脱衣籠へ下着を放り込んで風呂場へ向かうキム…こういうぱんつ描写はテレ東ガードの対象にならないのだろうか。いや本作は普通にぱんつ見せてくるけど。キムが浴室に入ると湯船で構えるみなさんは続々と洗い場に並んでジャクリーンの髪アピールをサポート、ところがショートカットのキムはそれを当てつけと受け取ってご立腹からサッサと出て行ってしまいました。あらら。というかみなさん堂々とした入浴シーンだけに画面が白い白い、そんな中 姫様のアーニャだけはタオルを巻いて恥じらいを見せていたり良い良い。湯に浸かって心底寛いでいるエタ先輩は意外とダイナマイツかも。

先の筋から入手したキムの身上書。身長154cm、体重43kg、スリーサイズは上から81-56-79と見たとおりナイスバディなれど意外と身長が低い? それより何より「4月31日生まれ」という胡散臭さはキムのデータの信憑性を逆の意味で裏付けています。
「意外とキムさんも覚えてないのかもですよ?」
「めめさんじゃないんだから!」
この即ツッコミが妙にツボに入った(笑。そんなこんなでいかにも裏がありそうなキムの身辺調査へ走るみなさん、ところが聞き込みの結果は相手によって全く違っていよいよ正体が判らなくなってしまいました。
「私はキムに、私の魂を感じてほしい」
裏でコソコソ調べてもキムには近づけない、まずは私からぶつからなきゃ! と正面突破の覚悟を決めるジャクリーンは良い意味でも堅物です。そんなジャクリーンへ「もう失う物は無いですもんね!」とめめ…「それ私たちのせいですよね」とつぐみの呟きどおりの事を私も思った(笑。しかしジャクリーンはつぐみへ笑顔で礼を言い、キムを探しに走るのでした。
「我々が味わってきた絶望と孤独。思い知るがいい…」
などなど恋の花咲く女子寮の一方で着々と進む黒い画策。いったい何が起きるんです?

「はぁ…好きで魔女に生まれたわけじゃないのに…」
路地裏で佇むキムの呟きにてさりげなく正体バラシの後、ベッタベタのお約束感が溢れて止まない子犬のシーンへ。子犬が懐く人に悪人はいない的な、そしてお約束どおり瀕死となった子犬を見捨てられず、隠し通した回復魔法を思わず使って…という一部始終を見られて魔女バレ&本性バレまでがテンプレです。
「あなた、もしかして本物の魔女なの?」

「魔女の世界がイヤで抜け出して、死武専にいれば魔女との縁も絶つ事が出来ると思った」
「自慢の髪の毛も切って、男の子みたいな格好して、人を避けてきたのに」
「よりによって何であんたみたいな堅物女に…」
姿を隠したいなら素行の悪さで悪目立ちするのは逆効果じゃ?と思いながらもそれはそれ、涙声で経緯を語るキムはいつもの居丈高な態度も消えてすっかり普通の女の子に。そして逃げるように走り去るキム…の手をアバンのお返しとばかりにがっちり握って離さないジャクリーン。なるほど。
「大丈夫! 大丈夫よ。私あなたの言うとおり堅物女だから口も堅いの」
「ばか、そんなの信じられるわけない…」
「それじゃ、口止め料として何か奢って?」
抵抗するキムを有無を言わさずぎゅっと抱き締め、迷う子狸の全てを受け入れる。その暖かい抱擁は無理して悪ぶって人を遠ざけてきた日々の軋みを解きほぐし、これをして捻くれ者&堅物女の凸凹コンビは魂の共鳴へ至った。キムが拘る「カネ」を盾にした口説き文句、プールの時に誘ったアイスクリーム屋さんの回収をここで持ってくるとは。
「さっきの事、二人だけの秘密だよ?」
その後三馬鹿(笑)を引き連れてのアイスクリーム屋さんにて「やっぱり恋愛感情じゃなかった」と一息のジャクリーンへ放たれた超破壊力の一撃。誰だよこれ!?(笑。そしてきゅんきゅんが止まらない堅物女へパートナー宣言はもはや原形を留めぬほどの破壊力をもたらしました。あははは。
キムとジャクリーンのコンビ結成は当初の温度差から何かドラマがあると予想したけれど、蓋を開けたら脈絡無く唐突な恋愛話(?)で少々拍子抜け。人を好きになるのに理屈は要らない、反目しているうちにいつの間にか…と言えばそれもアリ、としても思いのきっかけ・スイッチ描写が無いとストーリーとして説得力に欠けるような。魔女バレでも揺るがないほどの一途さは堅物らしさに溢れていたので、そのきっかけを回想シーン二つ三つで済ませてしまったのは何というかもったいなかった感じ。ベッタベタでも1回くらい大喧嘩させてからのほうが今回展開が映えたと思う。アバンの夢がその代わりかもしれませんが。
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捻くれ者&堅物女、凸凹コンビ結成の一席。

アバンはいきなりキムvsジャクリーンのガチバトル。キムはミニスカの脚を思いっきり突き出して正面蹴り、一方ジャクリーンはランタンの炎を上げて反撃し、ぱんつをチラチラさせながらのバトルはジャクリーンのタックルで二人とも倒れ込んで引き分けに。ここは何処? いったい何で戦ってんの?? と思う間もなくキムの鼻ピンから突如妖しげな雰囲気に変わり、赤くなって戸惑うジャクリーンの手を取ったキムはグッと顔を寄せ…今回のアバンも夢オチかい! というわけで今回は突然発動したジャクリーンの恋心(?)が成就するまで、ソウルイーター本編では既定事項であるキム&ジャクリーンコンビの馴れ初め話であります。

Aパート冒頭は寮部屋にてあっち向いてホイでキャッキャ盛り上がるつぐみ&めめ、その様子に呆れながらも仲間外れが面白くないアーニャのいつも通りのヒトコマから。ベッドに押し倒され開いた脚の間にめめが覆い被さる絵面はなかなかイケナイ。続いてアーニャを誘って叩いてかぶってジャンケンポン! ジャンケンすら不慣れなアーニャ相手なら楽勝? 何一つ勝てないつぐみがついに勝つ日が来た? と思いきや、慌てるあまり盾の本を頭に落として自滅、振り上げた剣の下ろし所が無いアーニャは不完全燃焼この上ありません。あはは。
「いい仕事見つけた。濡れてもいい格好に着替えな!」
なーんてイチャイチャ空間に突然割り込んで来た淫らな格好の美少女は不敵な笑みを浮かべて仕事のお誘い。開いたパーカーから覗く肌色渓谷を見るに、キムってば美少女ってだけではなくボディもなかなか良いものをお持ちのようで(81cm)。というわけでみなさん揃ってプール掃除のアルバイトへ。って季節はいつの間にか夏だったのか。なら私服も半袖にすればいいのに。

てな所へ乱入してきた堅物女の健気なアプローチが微笑ましいやら切ないやら。露骨に避けられても強引に仕切りに入り込み、道具準備の暗い物置ではランタンを点けて「どう?…私って結構便利でしょ?」とさりげなくアピールするも「熱いから近寄らないで」と一斬されてしょんぼり。あああ。
続いてプール掃除の現場はホースの水でお戯れ。思いっきり水を掛けられてシャツが透けてもキャッキャ盛り上がる二人を羨ましそうに見つめるアーニャはもはやテンプレであります。するとつぐみはホースをアーニャに向け、「キャッ!」と嬉しそうに身構えるアーニャでしたが…高そうなワンピースに遠慮して足元へちょろちょろと茶を濁し、一方期待が外れたアーニャは涙を浮かべて膨れ顔に。この辺の微妙な温度差が二人の関係性を表している感じ。とはいえお姫様のワンピースにホースの水ぶっ掛けられんわなあ(笑

「ほーんとつまんねえヤツ」
などと遊んでいる三人娘へカミナリを落とす堅物女を心底つまらなそうな表情で斬って捨てるキム。早く終わらせて遊んだ方がいいと考えてのカミナリでしたがキムは聞く耳持たず、「お前とコンビ組むヤツは最悪」と憎まれ口を零しながらサッサとどこかへ行ってしまってジャクリーンはまたまたしょんぼり。とはいえ日陰で一人佇むキムの表情からジャクリーンへの当てつけに対する罪悪感が窺え、つまりあの態度が本意ではない事を予想させます。きっと悪い素行を繰り返す度にこういう顔で一人落ち込んでいたのでしょう。
掃除が終わって受け取ったバイト代をピンハネし、サッサとお帰りのキムの前へ立ちはだかったジャクリーン。てっきりピンハネを指摘してくるかと思いきや――
「せっかくバイト早く終わったんだし、美味しいアイスクリーム屋さん知ってるから一緒に行かない?」
あれだけ袖にされてもアプローチを止めない堅物女の一途さが辛い。もちろんキムは「お金もらっても無理」とケンもホロロに帰ってしまい、残されたジャクリーンはまたしてもしょんぼりの淵へ。てな様子を後から見つめる三人娘。まあこんなシーンを何度も見せ付けられたらジャクリーンの気持ちなどたいてい判ります、判りやすすぎます(笑
「先輩ってもしかして…」
着替えのロッカールームにて肩を震わせるジャクリーンへつぐみが声を掛けると、目の辺りを二度三度こすってからいつもの厳しい表情で振り向く。邪険にされて悲しいオトメゴコロを直接の描写無しで判りやすく表すヒトコマです。ベタだけど上手いな。せっかく堅物を貫いているのにお構いなしで踏み込んでくるつぐみに取り乱す表情も良かった。「もしかして…」からのタメも意味深で良し(笑

寮部屋に鎮座在す信楽狸を見てキム狸の想像は「化けてる」事を見透かして? そんなこんなで仲を取り持つ約束の第一歩目はカナ先輩による相性占い。
「いくらキム先輩とくっつけようとしても相性が良くなければ意味無いですもんね」
「意外にシビアな事言うのね」
何も考えないのんびりおっとり娘かと思ったら意外にシビアだっためめ、に対するジャクリーンの冷静なツッコミに笑った。続く「どてかぼちゃ」の小ネタに瞬間沸騰するアーニャも良い味(笑。ともあれキム&ジャクリーンの相性占いで出たカードは「THE LOVERS」、キムの事を思い浮かべてカードを選ぶ際から結果が出た後まで頬染めっぱなしのジャクリーンが本気すぎる。
てな所へエターナル先輩が合流して「キムさんを墜とす必勝法」シリーズ開幕。まずはアングラでキムの
「地味な料理は得意なんです」
じつに庶民らしい、つぐみらしいセリフに思わず頬が緩んでしまった。「地味な料理」という大雑把ながらよく判る括りも良し良し。キンピラとか芋の煮っ転がしとか彩度低めの料理が得意そう。そんなつぐみをエタ先輩は「一途そうだしお嫁さんにしたい度高い」と評し、「コンビも決められないのに?」と反発するめめ&アーニャへ「恋愛とパートナーは別!」という流れからジャクリーンのキムへの微妙な思いをつらつらと。気になったら一緒にいたいと思った、キムがボーイッシュだから? でもキムのほうがグラマーだし、だいたい私たちは女同士だし…と考えるうちに炎が上がっちゃってさあ大変、ランタンだけに! どう見ても恋愛感情だけれど認められない、さすが堅物女のモラルの壁は高い? そんな片隅で淡々と卵液を作るアーニャが劇物料理の前振りすぎ(笑
さすがランタン女は火の扱いが上手く綺麗に焼き上がった卵焼きをあとは食べてもらうだけ、てな所へタイミング良く通りがかったキムが以下テンプレどおり。

続いて濡れる黒髪作戦「綺麗な髪をアピール、からの湯船でゆっくり語り合おう作戦」へ。脱衣籠へ下着を放り込んで風呂場へ向かうキム…こういうぱんつ描写はテレ東ガードの対象にならないのだろうか。いや本作は普通にぱんつ見せてくるけど。キムが浴室に入ると湯船で構えるみなさんは続々と洗い場に並んでジャクリーンの髪アピールをサポート、ところがショートカットのキムはそれを当てつけと受け取ってご立腹からサッサと出て行ってしまいました。あらら。というかみなさん堂々とした入浴シーンだけに画面が白い白い、そんな中 姫様のアーニャだけはタオルを巻いて恥じらいを見せていたり良い良い。湯に浸かって心底寛いでいるエタ先輩は意外とダイナマイツかも。

先の筋から入手したキムの身上書。身長154cm、体重43kg、スリーサイズは上から81-56-79と見たとおりナイスバディなれど意外と身長が低い? それより何より「4月31日生まれ」という胡散臭さはキムのデータの信憑性を逆の意味で裏付けています。
「意外とキムさんも覚えてないのかもですよ?」
「めめさんじゃないんだから!」
この即ツッコミが妙にツボに入った(笑。そんなこんなでいかにも裏がありそうなキムの身辺調査へ走るみなさん、ところが聞き込みの結果は相手によって全く違っていよいよ正体が判らなくなってしまいました。
「私はキムに、私の魂を感じてほしい」
裏でコソコソ調べてもキムには近づけない、まずは私からぶつからなきゃ! と正面突破の覚悟を決めるジャクリーンは良い意味でも堅物です。そんなジャクリーンへ「もう失う物は無いですもんね!」とめめ…「それ私たちのせいですよね」とつぐみの呟きどおりの事を私も思った(笑。しかしジャクリーンはつぐみへ笑顔で礼を言い、キムを探しに走るのでした。
「我々が味わってきた絶望と孤独。思い知るがいい…」
などなど恋の花咲く女子寮の一方で着々と進む黒い画策。いったい何が起きるんです?

「はぁ…好きで魔女に生まれたわけじゃないのに…」
路地裏で佇むキムの呟きにてさりげなく正体バラシの後、ベッタベタのお約束感が溢れて止まない子犬のシーンへ。子犬が懐く人に悪人はいない的な、そしてお約束どおり瀕死となった子犬を見捨てられず、隠し通した回復魔法を思わず使って…という一部始終を見られて魔女バレ&本性バレまでがテンプレです。
「あなた、もしかして本物の魔女なの?」

「魔女の世界がイヤで抜け出して、死武専にいれば魔女との縁も絶つ事が出来ると思った」
「自慢の髪の毛も切って、男の子みたいな格好して、人を避けてきたのに」
「よりによって何であんたみたいな堅物女に…」
姿を隠したいなら素行の悪さで悪目立ちするのは逆効果じゃ?と思いながらもそれはそれ、涙声で経緯を語るキムはいつもの居丈高な態度も消えてすっかり普通の女の子に。そして逃げるように走り去るキム…の手をアバンのお返しとばかりにがっちり握って離さないジャクリーン。なるほど。
「大丈夫! 大丈夫よ。私あなたの言うとおり堅物女だから口も堅いの」
「ばか、そんなの信じられるわけない…」
「それじゃ、口止め料として何か奢って?」
抵抗するキムを有無を言わさずぎゅっと抱き締め、迷う子狸の全てを受け入れる。その暖かい抱擁は無理して悪ぶって人を遠ざけてきた日々の軋みを解きほぐし、これをして捻くれ者&堅物女の凸凹コンビは魂の共鳴へ至った。キムが拘る「カネ」を盾にした口説き文句、プールの時に誘ったアイスクリーム屋さんの回収をここで持ってくるとは。
「さっきの事、二人だけの秘密だよ?」
その後三馬鹿(笑)を引き連れてのアイスクリーム屋さんにて「やっぱり恋愛感情じゃなかった」と一息のジャクリーンへ放たれた超破壊力の一撃。誰だよこれ!?(笑。そしてきゅんきゅんが止まらない堅物女へパートナー宣言はもはや原形を留めぬほどの破壊力をもたらしました。あははは。
キムとジャクリーンのコンビ結成は当初の温度差から何かドラマがあると予想したけれど、蓋を開けたら脈絡無く唐突な恋愛話(?)で少々拍子抜け。人を好きになるのに理屈は要らない、反目しているうちにいつの間にか…と言えばそれもアリ、としても思いのきっかけ・スイッチ描写が無いとストーリーとして説得力に欠けるような。魔女バレでも揺るがないほどの一途さは堅物らしさに溢れていたので、そのきっかけを回想シーン二つ三つで済ませてしまったのは何というかもったいなかった感じ。ベッタベタでも1回くらい大喧嘩させてからのほうが今回展開が映えたと思う。アバンの夢がその代わりかもしれませんが。
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