2014-05-15(Thu)

ソウルイーターノット! #06 ここはリアルファイト!

ブルックリンの悪魔、リズ&パティ登場。

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どうせ私らの事を判ってくれるヤツなんていない。

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女の子らしいピンクの部屋、赤いリボンとワンピース、テーブルいっぱいのご馳走、そして暖かいベッド。自分たちが裕福な家庭に生まれ普通の女の子として暮らしていたら、かわいい妹はきっとこんな笑顔を見せてくれただろう。でもそれはリズの儚い夢。現実の二人は暗い路地裏を追われ、目映い摩天楼を恨めしげに見つめ、冷たい雨に打たれるまま肩を寄せて眠る不遇の日々を送っていた。

などと笑顔溢れる夢の合間にインサートされた辛い現実はその厳しさを一層強く印象付けます。特に路地裏のゴミ箱並びから暖かいベッドルームへのシーンチェンジは破壊力絶大でした。ここで初めて描かれる夢空間でのリズは現実の姿=これがリズの夢である事を示しながら、すやすや眠るパティの表情と傷だらけの手の対比によって夢と現実の相容れ無さをことさら強調し、と同時に何を置いても一番大切な妹に対する愛情を表し…ほどなく地下鉄のベンチで目を覚まし、引き戻された現実にて夢と変わらぬパティの笑顔に微笑む一連もまた、たった二人で生き延びてきた姉妹だけに通じる強い絆・愛情を感じさせました。どん底の境遇でもお姉ちゃんに全幅の信頼を置いて懐く妹、そんな妹を目の中に入れても痛くないほどかわいがる姉…というわけで今回本編でさんざ描かれたやさぐれシスターズの真の姿を見せたところで後半の暴力騒動への仕込みは完了。

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Aパート冒頭は何故かヤンキー言葉で言い合うめめ&アーニャ。めめはともかく姫様は何事!? と思ったらつぐみが見せたスケ○ン刑事の影響とか(笑。新しいのか古いのかようわからない角丸ブラウン管のステレオTVも良い味出してます。今日はお客のデスカフェ店内にて賑やかな三人娘、てな所へホンモノが来ちゃってさあ大変です。客を客と思わない尊大な態度に圧倒されつつオーダーするアーニャ、全く気にしていないめめ、ビビって言葉を詰まらせるつぐみと、いかにもなリアクションを見せつつ、続くシーンではオーダー取りに勝るとも劣らぬやさぐれウエイトレス(笑)に圧倒され…マスターに泣きつく三人のテイでトンプソン姉妹についての説明タイムへ。あらかわいい。

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ソウルイーター本編では登場時からキッド君に懐いていましたがノットで描かれるのはそれ以前の話、幼い頃に親に捨てられた武器姉妹は生き延びるためとはいえ無法の限りを尽くし、死武専の要人(死神様の息子:キッドくん)に拘束され現在保護観察&社会奉仕中とのこと。あの瞬間沸騰うぽって姉妹を一人で拘束しちゃうキッドくんはさすがハンパありません。いかにも要人っぽい逆光の登場シーンも格好良かった。

なんて話をしながらアーニャが食べ損ねたナポリタンを奢りで出してフォローするマスター。無愛想&不器用ながら保護観察中の二人をあくまで「見守る」大人のポジション、彼女たちの事情を知り姉妹愛(内面の優しさ)を知り彼女たちなりの頑張りを知り、だからこそ更正を信じて見守る=彼女たち自身が変わる事を待っている…と、これまた暴行騒動の顛末へ繋がるのですね。

「もしかして武器の力のせいで? (子供の頃に捨てられた?)」
「武器の力のおかげで彼女たちは二人だけで戦ってこれた」
「武器のせい? おかげ?」

大盛りナポリタンを受け取ってテーブルへ急ぐアーニャ&めめ、から離れて話を続けるつぐみ。自分と同じ「武器」という立場なれど住む世界があまりに違いすぎて想像が追い付かない。何不自由なくのほほんと暮らしていた普通の女子中学生には少々難度が高い問題でありましょう。つぐみ的に「武器」とは平穏な生活を奪った言うなれば「好まざる才能」であるため「捨てられた原因」と考え、もちろんその可能性は否定できないけれど、どちらにせよその能力が無ければ生き残れない境遇など想像できず混乱するばかり。だから恐い思いをしながらもリズ&パティへの興味を止められない。

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そんな騒動の帰り道にてリズ&パティと再会し一悶着。アーニャ煽り耐性低すぎ(笑。いいように釣られた挙げ句、お約束どおり裏路地へ誘い込まれての睨み合いからリズがまた煽る煽る。

「私たち死武専って言ってもNOTなんでケンカはからっきし…」
「役に立たないほうの死武専か」

日和るつぐみにリズの煽りは絶好調、するとアーニャはピッキーン!と堪忍袋の緒を切って瞬間沸騰から武器化命令。つぐみは自在に武器化できるようになったのね。変形完了したハルバード春鳥を構えてビシッとキメるアーニャ、ところが対峙の相手は半笑いを浮かべながら刃が入っていない槍へツッコむ余裕のよっちゃん…痛いところを突かれてしょんぼりしちゃうつぐみかわいい。

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リズの一声で武器化したパティの形態は銃。変形するや稲やためらいなく銃口を向けトリガーを引き容赦無い威嚇はさすが本場仕込みと言ったところ。

「私は刃も生え揃ってない近接武器で、そっちは銃。これじゃ不公平だよ…」

ルール無用のリアルファイトでこんなセリフが出てくる辺りつぐみ(NOT組)の甘さが窺えます。これは「試合」じゃないんだから。リズは出自による不公平を絡めながら「世間知らずのお嬢さん」を煽りまくり…これって足を踏まれて怒ったアーニャマンマじゃん? と思ったら本人も自覚していてヒートアップ全開! ほんと煽り耐性無いな(笑

そんなヒヨコ相手に半笑いで銃も構えず両手を広げて待っててあげる優しいリズ、対するアーニャは躊躇なくハルバードを振り下ろし…胴体真っ二つの後にパティと交代しあっさりチェックメイト→ズドン!は世間知らずのお嬢さんの鼻っ柱を叩き折るに十二分すぎる結末でした。ホンモノ相手に実力差を叩き付けられて愕然のアーニャ、を鼻で笑って帰って行くリズ&パティ、の後姿を見つめるつぐみが印象的。修羅場をくぐり抜けてきた武器姉妹の強さを目の当たりにし、その強さに惹かれ憧れた瞬間か。

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「あ、アーニャさんとめめちゃんはちょっと忙しくて…」

あんな怖い目に遭ったのに興味が止まらない。アーニャ&めめから離れてデスカフェを訪れたつぐみは挨拶もそこそこに訊かれもしない言い訳に慌て…見るからに挙動不審、何かあったと言わんばかりのつぐみが店へ来た意味をマスターは何となく察している感じ。

一方リズはあれほどビビらせた相手がビビりながらも顔を見せた事にムカ付きMAXです。ヤンキーの思考パターン的につぐみの行動は「ナメてる?」としか思えず、メニューを広げて昨日以上にあわあわしている間に「MILK」と勝手に決められてジョッキをドン! 歯(刃)も生えそろってないお子様にはミルクがお似合いだぜ! AHAHAHAHAHA!的な、相手を小馬鹿にする常套ネタであります。

「カフェで好きなモノ注文したっていいじゃないですか!」

小馬鹿にされて火が着いた意地、カフェへ行く目的がいつの間にか変わっちゃってるつぐみかわいい。慌てないように手の平へ「ピラフ」と書いて準備万端、怒って出てきた客を見て気合い十分、そして今回はリズを前にビビリながらもオーダーを伝え…る前にミルクを突き出されて終了。あははは。

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「あそこが今、私のストリートなんです! リアルファイトです!」

今やすっかり仲良くなってるキム&ジャクリーンとすれ違いざまのヒトコマ。気合い上げ上げのつぐみはかわいくヒートアップし戦う気まんまん、そして今回は「ピラフをください!」とオーダーに成功するも…どんだけビビらせてもしつこく纏わり付いてくる相手にリズはついにキレて危険が危ない! てなタイミングでパティと客のモメる声が。

「おい気をつけろ、靴にかかっただろ。さっさと拭くものを持ってこい」
「テメエで拭けよ、雑巾みたいな顔しやがって」
「何だと! 客に向かって! このクズが!」

つぐみがカフェの席に着いた時件のおっさんが騒動の辺りにいない=おそらく通路の通りすがりにぶつかってグラスを落としてこの騒動か。水が靴にかかって怒った客は初手から命令口調のケンカ腰でいかにも面倒な客、日本の店ならそれでも平身低頭にあしらうのが鉄の掟だろうけどここはデスカフェ、しかもパティなのだからこの流れも必然か。すると客はグラスの水をパティの顔面へ叩き付けてのクズ宣言、もうこの時点でどうなっても自己責任(先に手を出したほうが悪い)としか。

もちろんパティはおもむろに拳を振りかぶり…保護観察中の身で問題を起こしたらタダでは済まない、パティにそんな事をさせられない、そしてかわいいかわいい妹に手を出したおっさんを許せない、などなどの感情からすかさず割って入って凄んだリズは、後の処分を被るつもりで拳を構え――

そんな思いが見えたからこそつぐみはあの場へ飛び込み、身を挺してリズを守った。

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頭から血を流している女の子の前で何より保身に走るおっさんの下衆の追い討ちが素晴らしい。そんな様子にリズはキレ…君がキレる道理は無いけど気持ちは判ります。などなど全てを見通しているマスターはこれ以上の面倒を避ける(このままだと死人が出る&つぐみの手当て最優先)ため無愛想な対応でおっさんにお引き取り願い、初めてリズ&パティへ指示を出し、二人はその指示にドタバタと従い…やさぐれ姉妹の素の表情(ありのままの魂)を一瞬覗けた嬉しさか、つぐみは騒動の顛末に思い出し笑いが止まらない。まあケガ以外の事情を知らないアーニャ&めめが「打ち所が悪かった?」と思うのも無理はありません(笑

というわけでケガさせられてもデスカフェへ通い続けるつぐみは店の前で怪しい少年とご対面。黄金の瞳を輝かせながら相変わらずのシンメトリーへの拘りに笑った。ってか顔近いよ!

「君たちが頑張ってるのは知っている。別に無理して…」
「そんなの口だけだろ! どうせ私らの事を判ってくれるヤツなんていないんだ」

閑散としたカフェにてマスター&リズの会話。ブルックリンの路地裏で無法三昧だった二人が制服を着て曲がりなりにも接客業をしているというだけで相当な頑張りではあります。こんなの全盛期の北斗晶にメイド喫茶で萌え芸をしろと言うようなものですし(笑。体に染み付いた「生き方」などそう簡単に変えられるものではなく、またこれまでの境遇から他人への信頼などゼロに等しいリズは現在置かれた立場とのギャップに苦しみ藻掻き、すると、

「ごめんください」

リズのセリフ終わりと同時に現れたつぐみが天使すぎて画面が滲む。判ってくれるヤツはいたんですよ。

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「何でお前いつも来んの?」
「私たちに絡まれて、殴られて…ナメてんの?」

あれほどの目に遭ったというのにまた来たつぐみへ凄む姉妹、するとつぐみはビビりながらも二人への憧れを語るのでした。一見怖そうだけど格好良くて綺麗で…なんて言葉に照れるリズ、を黙って見守るマスター、と目が合ってパティに縋るリズの一連が良い味出しすぎてて辛い。いや辛くない。ちょろい!

それをスイッチに閑散とした店へ続々と客がやってくるのでした。美人に詰られて喜ぶ特殊性癖の兄ちゃん(笑)から、アーニャ&めめ、さらにキム&ジャクリーンも来店してつぐみを囲んで笑い合い、てな様子にマスターのお言葉。

「ここは君たちがいた場所とは違う。無理に突っ張ったり愛想を振りまく必要なんて無いんだよ」
「みんなありのままの魂を見てくれる。デスシティはそんな街さ」
「俺も愛想の良いほうじゃないしね」

ストリートなら三日で死んじゃうようなヘタレでも真っ直ぐな魂があれば人は集まる、同様に無愛想なマスターの店でも以下同文。まあその無愛想のおかげで要らぬ誤解も生じてしまうわけですが(笑。ともあれこれにてリズ&パティは一皮剥け、しつこく通ったつぐみは念願叶って笑顔でオーダー…なんて流れから置かれたガガントスミルクはいつもと一味違っていたに違いありません。あはは。とりあえず刃が生え揃うまではミルクで我慢かな(笑

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「お前らが寝ている間にも私たちは動いている」

などとほんのりハートウォームで終わったデスカフェ騒動から一転して不穏な振りへ。先のTRAITOR騒動にて拘束した男を護送に向かったシド先生・茜くん・クレイくんが遭遇した乱心職員は右目に例の印を示し、そして駆け付けた房には血塗れの死体&血文字の宣言とじつに穏やかじゃありません。いいねいいね、ソウルイーターはやっぱりこうでないと。狂気渦巻く殺伐バトルに三人娘がどう巻き込まれどう立ち向かうのか楽しみ。

  

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