2014-05-21(Wed)
ソウルイーターノット! #07 デスバザー日和!
楽しいデスバザーから一転血の惨劇に。

魔女シャウラ本格参戦です。

アバン&Aパート冒頭はTRAITOR騒動の元凶たる魔女について。夜の鐘楼から死武専を眺めてニヤリのいかにも不敵な悪役顔、派手な蛇三つ編みにセーラー服を纏った彼女はクレイくんの分析によって炙り出された魔女「シャウラ・ゴーゴン(CV.小清水亜美)」。OP含めこれまで本編でもチラチラ姿を見せて来たヒールの元締めが今回から本格参戦、いよいよソウルイーターらしくなってきた! と思ったら予想以上に殺伐化して笑った。いや笑えない。
「人を洗脳する魔道具を作ろうとしていた」と魔女アラクネのデータシートをチラリ。本編ファンにはお馴染みというか懐かしい名前です。フルネームで言うとアラクネ・ゴーゴン…ゴーゴン三姉妹の長女アラクネ、次女メデューサ、つまりシャウラは末妹って事か。
などとシド先生を交えて捜査会議の一方で「地下で近道」に賑やかな三人娘。つぐみを中心にあっちこっちと手を引く様はまるで大岡捌きのようであります。本当のパートナーなら手を離すはず!(笑。結局つぐみはどちらも選べず灯りが点いてる部屋を見つけてヘルプミー! もちろんそこは件の部屋で…ボードに貼られた各資料をじっと見つめるめめが怪しい、というか大ボケの振りして本当は切れ者なんじゃ? と思わせるヒトコマ。そして相変わらずパートナーを選べないつぐみへ茜のモーションがこれまた。純なオンナノコを惑わせてはいけません。

「昔家族を皆殺しにされて、それから笑えなくなってしまったんだ」
「え…」
シーン変わって勉強会の舞台なるデスカフェ。客が来なくてヒマ全開のトンプソン姉妹は前回の一件にて別人のようにカドが取れ…ナプキン彫刻の腕を上げてるパティかわいい、一方無愛想マスターの冗談を真に受けて凹むリズは本来の優しさをチラリ。ていうか冗談判りにくいってば(笑
そんなこんなでいつもの三人娘が勉強会に訪れ、ジャクリーンに手を引かれてキムも登場。何だかすっかり溶け込んでます。ほどなく五人でテーブルに収まりジャクリーン先生主導の勉強会が始まるも――
「めめさんは試験範囲を覚える所からですわね」
「え? 試験なんてあるんですか!?」
そこからかよ!(笑。めめのボケは想定外の外すぎて予測が付かない。てな所へマジメにウエイトレスしているトンプソン姉妹がオーダー取りに。
アーニャ:ロイヤルミルクティ
めめ:アイスカフェオレ
ジャクリーン:カプチーノ
つぐみ:アイスレモンティ
キム:アイスカフェモカ
各々飲み物をオーダーする声に虚空を見つめて「何か人数分テキトウに持ってくるわ」と立ち去る姉妹はやっぱりダメじゃん(笑

ジャクリーン先生の堅物講義にブー垂れるキム。するとすかさずジャクリーンの反撃であります。
「だったらオックスくんに教えてもらえば?」
思わぬ返しに固まるキム、さらに続く反撃に頬を染めて目を逸らすキムが…あああ…もう…何というか…思わずつぐみと同じ表情になってしまいます。つぐみいい顔しすぎ。その後のつぐみ攻撃もニマニマが止まらない(笑
「最近客の顔見たら何を注文するか判るようになってきたんだ。カンペキ!」
自信満々にテーブルに置かれた飲み物をサッと交換のヒトコマに笑った。品物的には大体合ってたのね。そんな中何をオーダーしたか忘れたのかめめだけ不動という芸コマ。

さて勉強会が進むにつれて店内の客が増え、NOTの男子生徒が我が物顔で騒ぎ始めて微妙な雰囲気に。てな迷惑連中へリズ&パティが物申し、一方連中は女相手とナメまくり。何と命知らずな。そんな一触即発の睨み合いを一睨みで片付けるマスターは何者なのか。まあこれくらいじゃないと死武専カフェのマスターなんてやってられないだろうけど。
引き続き混み合う店内につぐみたちは手伝いの申し出、あの制服を着られる!って事でもじもじ喜ぶジャクリーンがオトメかわいい。もちろんキムはあんなひらひらの服なんて着てられない! カウンターをヒラリと越えてキッチンに収まるもまたしてもつぐみの視線ががが! もう全部読まれているのだなあ(笑

そんなこんなでメイド服にそそくさとお着替え。相変わらず短いスカートに赤面のアーニャ、鏡を眺めてまんざらでもなさすぎるジャクリーン、そしてその姿に声を上げるつぐみ。
「ジャクリーン先輩かわいいですね! 細~い!」
「そんな!? つぐみだって…」
「私は全体的に薄いだけですから」
格差社会にジト目で拗ねるつぐみが辛いかわいい。そんな厳しい現実(笑)を突き付ける着替えシーンから店に出るといつの間にか客足は引いていて何もせぬまま仕事終了。なーんてドタバタからみんなが帰った後こっそり悦に入るキムにニマニマが止まらない。そしてまたつぐみが!

Bパートは打って変わってデスペイン広場にて催されるデスバザーのお話。行きたくてたまらないのに素直に誘えず破顔と涙目を往復するアーニャが面倒くさいかわいい。その表情から意図を汲んだつぐみは遠回しにお誘い、するとパァッと笑顔が弾けるアーニャったら。確かにこの笑顔はずるい(笑
そんなこんなでデスバザーを散策する三人は物乞いの少女(違)とご対面。キムに売りつけられた超センスな服を売って「おしゃれな服を買いに行ける普通の服を買いたい」とは不遇にも程があります。そしてもちろん売れずにしょんぼり(笑。てな所へお向かいスペースに明らかに怪しい三つ編み女がやってきて…白昼堂々シャウラの登場です。おそらくこの時点で標的は決まっていたのでしょう。

満面笑顔でデスバザーを楽しむアーニャ、するとどこからともなく男女の怒号が聞こえてきました。部屋に山積みの本を片付けるテイでフリマに参加のマカ&ソウルを見せて終盤バトル参戦の布石をサラリと。ここは訪れたつぐみとのやり取りにて「本好き?」「あっ…はい」「…そっか」の微妙な間で本音を察するマカの描写が良かった。普通の女子中学生にこの分厚い洋書は難しい、でも嬉しそうに尋ねるマカの手前思わず「はい」と答えてしまうつぐみ、だから「ゆっくりでいいから読んでみて」なんですね。
さてそんな優しい機微を見せる一方で不幸街道爆進中のエンドレスワルツ先輩。超センスな服は誰からも見向きもされず呼び込みの声も次第にしょんぼり→店じまいの流れから、お向かいのアクセサリーが気になって…蠍モチーフのアクセサリーを気に入った先輩は勧められるまま指輪をご購入、ニヤマリ。あああああ!

さっそく指にはめた指輪をプチッと押されて軽い痛みから次の瞬間エキスポランド先輩は自我を失い地獄への直行便へ。輝きを失った瞳ににニヤマリのシャウラは耳元で呪文を唱え、すると先輩の瞳に例のマークが現れ…この人ってばどんだけ不幸なのか、そしてどんだけ不幸が似合うのか。Aパートのほんわか勉強会からほんわか楽しいデスバザー情景が続いただけにこの急転直下は強烈。いやこの時点では操られた先輩が女子寮で暗躍展開? 程度に考えていたのですが――

まさかいきなりガチの通り魔とは。肘を支点のバタフライナイフは柄の長さと刃渡りが合わないような気がするけど気にしない。というかエスプレッソマシン先輩って武器だったんだ。デスバザーに賑わっていた広場は刃物を振り回す通り魔の出現に阿鼻叫喚、その悲鳴を聞いて駆け付ける三人娘…先行するつぐみをあっさり追い抜くアーニャ&めめ、しかもつぐみは逃げる群衆にぶつかって転けちゃったり素人丸出しです。フォローに引き返しためめを置いて先に現着のアーニャは惨状広場の中心人物に驚き、そして振り返った先輩の瞳に二度驚くのでした。あまりの事態に固まるアーニャを先輩の凶刃が襲い、反射的にバッグで受け止めるも次第に刃が進んでこのままではやられてしまう!
「横にいなして!」
駆け付けたマカの叫びの次の瞬間めめが飛び掛かって九死に一生。この情況でこの行動を取れるめめはどう見ても素人ではありません。ほどなく現着したマカに襲いかかる先輩、しかしマカは微動だにせず睨み付け…その刃をカキーン!と受け止めたのはソウルの鎌でした。
「俺の職人に手は出させねえよ」
ソウルに対するマカの絶対的な信頼、何があってもマカを守るソウルの覚悟。ソウルイーターらしい中二心溢るるワンシーンでしたが嫌いじゃありません。やっぱりソウルイーターはこうでないと。そのやり取りを見たつぐみが自身の非力さに気付くヒトコマも良かった。
「エターナルフェザー先輩!」
通り魔との関係を問うマカへめめの返答はきっちり名前を呼んだもの。先輩の名前を正確に覚えていた=極端な健忘はやはり芝居という事か。

そしてマカ組vsエニシングエルス先輩のバトルへ続くわけですが、私的に超期待したこのバトルは作画がトホホすぎてキャプ取る気にすらならない残念の極み。ソウルイーターでここを崩しちゃダメでしょう。久しぶりにマカの超絶鎌捌きを見られると思ったのに、ストーリー的にも「さすがEATの先輩は違う!」と別格のバトル能力を見せるチャンスだったのに何たる。シーンの節々でコントロールに抵抗するカットが入ったり作劇的にはいい感じだっただけにバトルシーンの崩れはほんともったいない。
騒ぎを取り巻く群衆の後方で毒の効力に満足し微笑むシャウラ。後は命令範囲の確認と証拠隠滅のため、残忍な表情へ一転し最後の命令を下すのでした。
「自害しろ」
命令と同時に体が跳ね、自身の刃を首に当て…無表情の中で見せる必死の抵抗が地味にキツいキツすぎる。そして次の瞬間宙を舞うお下げ髪と血飛沫。なんたるちあ! 音声無し&スロー演出は突然の惨劇に対する非現実感をブーストしまくり、かく言う私もアーニャたちと同じ表情になってしまった。
倒れた先輩の所へ走るマカ&アーニャ&めめの悲鳴、その一方で身動き取れぬまま瞳孔が締まり過呼吸で倒れるつぐみで引き。そりゃ普通の女子中学生にこれは衝撃的すぎ、つい5分前までのニヨニヨMAXからこの壮絶な引きは完全に予想外でした。シビアな戦いの現実を突き付けられたつぐみは死武専生活を続けられるのか? そしてエンジェリーシュガー先輩はどうなってしまうのか? 王道ならば正体バレの葛藤を絡めてキムの回復魔法による復活、しかし予告にシュタイン先生が出てくる辺りまさかのゾンビ化?
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魔女シャウラ本格参戦です。

アバン&Aパート冒頭はTRAITOR騒動の元凶たる魔女について。夜の鐘楼から死武専を眺めてニヤリのいかにも不敵な悪役顔、派手な蛇三つ編みにセーラー服を纏った彼女はクレイくんの分析によって炙り出された魔女「シャウラ・ゴーゴン(CV.小清水亜美)」。OP含めこれまで本編でもチラチラ姿を見せて来たヒールの元締めが今回から本格参戦、いよいよソウルイーターらしくなってきた! と思ったら予想以上に殺伐化して笑った。いや笑えない。
「人を洗脳する魔道具を作ろうとしていた」と魔女アラクネのデータシートをチラリ。本編ファンにはお馴染みというか懐かしい名前です。フルネームで言うとアラクネ・ゴーゴン…ゴーゴン三姉妹の長女アラクネ、次女メデューサ、つまりシャウラは末妹って事か。
などとシド先生を交えて捜査会議の一方で「地下で近道」に賑やかな三人娘。つぐみを中心にあっちこっちと手を引く様はまるで大岡捌きのようであります。本当のパートナーなら手を離すはず!(笑。結局つぐみはどちらも選べず灯りが点いてる部屋を見つけてヘルプミー! もちろんそこは件の部屋で…ボードに貼られた各資料をじっと見つめるめめが怪しい、というか大ボケの振りして本当は切れ者なんじゃ? と思わせるヒトコマ。そして相変わらずパートナーを選べないつぐみへ茜のモーションがこれまた。純なオンナノコを惑わせてはいけません。

「昔家族を皆殺しにされて、それから笑えなくなってしまったんだ」
「え…」
シーン変わって勉強会の舞台なるデスカフェ。客が来なくてヒマ全開のトンプソン姉妹は前回の一件にて別人のようにカドが取れ…ナプキン彫刻の腕を上げてるパティかわいい、一方無愛想マスターの冗談を真に受けて凹むリズは本来の優しさをチラリ。ていうか冗談判りにくいってば(笑
そんなこんなでいつもの三人娘が勉強会に訪れ、ジャクリーンに手を引かれてキムも登場。何だかすっかり溶け込んでます。ほどなく五人でテーブルに収まりジャクリーン先生主導の勉強会が始まるも――
「めめさんは試験範囲を覚える所からですわね」
「え? 試験なんてあるんですか!?」
そこからかよ!(笑。めめのボケは想定外の外すぎて予測が付かない。てな所へマジメにウエイトレスしているトンプソン姉妹がオーダー取りに。
アーニャ:ロイヤルミルクティ
めめ:アイスカフェオレ
ジャクリーン:カプチーノ
つぐみ:アイスレモンティ
キム:アイスカフェモカ
各々飲み物をオーダーする声に虚空を見つめて「何か人数分テキトウに持ってくるわ」と立ち去る姉妹はやっぱりダメじゃん(笑

ジャクリーン先生の堅物講義にブー垂れるキム。するとすかさずジャクリーンの反撃であります。
「だったらオックスくんに教えてもらえば?」
思わぬ返しに固まるキム、さらに続く反撃に頬を染めて目を逸らすキムが…あああ…もう…何というか…思わずつぐみと同じ表情になってしまいます。つぐみいい顔しすぎ。その後のつぐみ攻撃もニマニマが止まらない(笑
「最近客の顔見たら何を注文するか判るようになってきたんだ。カンペキ!」
自信満々にテーブルに置かれた飲み物をサッと交換のヒトコマに笑った。品物的には大体合ってたのね。そんな中何をオーダーしたか忘れたのかめめだけ不動という芸コマ。

さて勉強会が進むにつれて店内の客が増え、NOTの男子生徒が我が物顔で騒ぎ始めて微妙な雰囲気に。てな迷惑連中へリズ&パティが物申し、一方連中は女相手とナメまくり。何と命知らずな。そんな一触即発の睨み合いを一睨みで片付けるマスターは何者なのか。まあこれくらいじゃないと死武専カフェのマスターなんてやってられないだろうけど。
引き続き混み合う店内につぐみたちは手伝いの申し出、あの制服を着られる!って事でもじもじ喜ぶジャクリーンがオトメかわいい。もちろんキムはあんなひらひらの服なんて着てられない! カウンターをヒラリと越えてキッチンに収まるもまたしてもつぐみの視線ががが! もう全部読まれているのだなあ(笑

そんなこんなでメイド服にそそくさとお着替え。相変わらず短いスカートに赤面のアーニャ、鏡を眺めてまんざらでもなさすぎるジャクリーン、そしてその姿に声を上げるつぐみ。
「ジャクリーン先輩かわいいですね! 細~い!」
「そんな!? つぐみだって…」
「私は全体的に薄いだけですから」
格差社会にジト目で拗ねるつぐみが辛いかわいい。そんな厳しい現実(笑)を突き付ける着替えシーンから店に出るといつの間にか客足は引いていて何もせぬまま仕事終了。なーんてドタバタからみんなが帰った後こっそり悦に入るキムにニマニマが止まらない。そしてまたつぐみが!

Bパートは打って変わってデスペイン広場にて催されるデスバザーのお話。行きたくてたまらないのに素直に誘えず破顔と涙目を往復するアーニャが面倒くさいかわいい。その表情から意図を汲んだつぐみは遠回しにお誘い、するとパァッと笑顔が弾けるアーニャったら。確かにこの笑顔はずるい(笑
そんなこんなでデスバザーを散策する三人は物乞いの少女(違)とご対面。キムに売りつけられた超センスな服を売って「おしゃれな服を買いに行ける普通の服を買いたい」とは不遇にも程があります。そしてもちろん売れずにしょんぼり(笑。てな所へお向かいスペースに明らかに怪しい三つ編み女がやってきて…白昼堂々シャウラの登場です。おそらくこの時点で標的は決まっていたのでしょう。

満面笑顔でデスバザーを楽しむアーニャ、するとどこからともなく男女の怒号が聞こえてきました。部屋に山積みの本を片付けるテイでフリマに参加のマカ&ソウルを見せて終盤バトル参戦の布石をサラリと。ここは訪れたつぐみとのやり取りにて「本好き?」「あっ…はい」「…そっか」の微妙な間で本音を察するマカの描写が良かった。普通の女子中学生にこの分厚い洋書は難しい、でも嬉しそうに尋ねるマカの手前思わず「はい」と答えてしまうつぐみ、だから「ゆっくりでいいから読んでみて」なんですね。
さてそんな優しい機微を見せる一方で不幸街道爆進中のエンドレスワルツ先輩。超センスな服は誰からも見向きもされず呼び込みの声も次第にしょんぼり→店じまいの流れから、お向かいのアクセサリーが気になって…蠍モチーフのアクセサリーを気に入った先輩は勧められるまま指輪をご購入、ニヤマリ。あああああ!

さっそく指にはめた指輪をプチッと押されて軽い痛みから次の瞬間エキスポランド先輩は自我を失い地獄への直行便へ。輝きを失った瞳ににニヤマリのシャウラは耳元で呪文を唱え、すると先輩の瞳に例のマークが現れ…この人ってばどんだけ不幸なのか、そしてどんだけ不幸が似合うのか。Aパートのほんわか勉強会からほんわか楽しいデスバザー情景が続いただけにこの急転直下は強烈。いやこの時点では操られた先輩が女子寮で暗躍展開? 程度に考えていたのですが――

まさかいきなりガチの通り魔とは。肘を支点のバタフライナイフは柄の長さと刃渡りが合わないような気がするけど気にしない。というかエスプレッソマシン先輩って武器だったんだ。デスバザーに賑わっていた広場は刃物を振り回す通り魔の出現に阿鼻叫喚、その悲鳴を聞いて駆け付ける三人娘…先行するつぐみをあっさり追い抜くアーニャ&めめ、しかもつぐみは逃げる群衆にぶつかって転けちゃったり素人丸出しです。フォローに引き返しためめを置いて先に現着のアーニャは惨状広場の中心人物に驚き、そして振り返った先輩の瞳に二度驚くのでした。あまりの事態に固まるアーニャを先輩の凶刃が襲い、反射的にバッグで受け止めるも次第に刃が進んでこのままではやられてしまう!
「横にいなして!」
駆け付けたマカの叫びの次の瞬間めめが飛び掛かって九死に一生。この情況でこの行動を取れるめめはどう見ても素人ではありません。ほどなく現着したマカに襲いかかる先輩、しかしマカは微動だにせず睨み付け…その刃をカキーン!と受け止めたのはソウルの鎌でした。
「俺の職人に手は出させねえよ」
ソウルに対するマカの絶対的な信頼、何があってもマカを守るソウルの覚悟。ソウルイーターらしい中二心溢るるワンシーンでしたが嫌いじゃありません。やっぱりソウルイーターはこうでないと。そのやり取りを見たつぐみが自身の非力さに気付くヒトコマも良かった。
「エターナルフェザー先輩!」
通り魔との関係を問うマカへめめの返答はきっちり名前を呼んだもの。先輩の名前を正確に覚えていた=極端な健忘はやはり芝居という事か。

そしてマカ組vsエニシングエルス先輩のバトルへ続くわけですが、私的に超期待したこのバトルは作画がトホホすぎてキャプ取る気にすらならない残念の極み。ソウルイーターでここを崩しちゃダメでしょう。久しぶりにマカの超絶鎌捌きを見られると思ったのに、ストーリー的にも「さすがEATの先輩は違う!」と別格のバトル能力を見せるチャンスだったのに何たる。シーンの節々でコントロールに抵抗するカットが入ったり作劇的にはいい感じだっただけにバトルシーンの崩れはほんともったいない。
騒ぎを取り巻く群衆の後方で毒の効力に満足し微笑むシャウラ。後は命令範囲の確認と証拠隠滅のため、残忍な表情へ一転し最後の命令を下すのでした。
「自害しろ」
命令と同時に体が跳ね、自身の刃を首に当て…無表情の中で見せる必死の抵抗が地味にキツいキツすぎる。そして次の瞬間宙を舞うお下げ髪と血飛沫。なんたるちあ! 音声無し&スロー演出は突然の惨劇に対する非現実感をブーストしまくり、かく言う私もアーニャたちと同じ表情になってしまった。
倒れた先輩の所へ走るマカ&アーニャ&めめの悲鳴、その一方で身動き取れぬまま瞳孔が締まり過呼吸で倒れるつぐみで引き。そりゃ普通の女子中学生にこれは衝撃的すぎ、つい5分前までのニヨニヨMAXからこの壮絶な引きは完全に予想外でした。シビアな戦いの現実を突き付けられたつぐみは死武専生活を続けられるのか? そしてエンジェリーシュガー先輩はどうなってしまうのか? 王道ならば正体バレの葛藤を絡めてキムの回復魔法による復活、しかし予告にシュタイン先生が出てくる辺りまさかのゾンビ化?
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