2014-06-02(Mon)

ラブライブ! School idol project #09 心のメロディ

思わぬピンチを乗り越えて最終予選のステージへ。

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それはμ's が大好きだったから。

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「前回のラブライブ!」無しで始まった今回はハレーションを起こしそうな白に包まれたラブライブ最終予選の朝の風景から。雪かき母ちゃんへ茶々入れ雪穂ちゃん、そんな賑やかな店頭に穂乃果は未だ姿を見せません。というのも第1期終盤での失敗を繰り返すまいと早寝して万全→二度寝上等…いつも薄着の雪穂ちゃんですらダウンを着込む寒さゆえ穂乃果が布団と愛を誓うのも無理は無し、なーんて緩んだ箍を階下から見抜いて許さない雪穂ちゃんエスパーすぎ(笑。ともあれもうこの時点で展開の大枠が見えるけれど気にしない気にしない。

「穂乃果たちは学校説明会で挨拶しなきゃいけないから一度学校に行ってそれから会場に来るのよ」

穂乃果組がもう出たと聞いた亜里沙ちゃんはゆっくりしているお姉ちゃんを心配、するとエリチカは今回の鍵である「生徒会組との別行動の理由」をサラリと説明。よりによって最終決戦当日に学校説明会(生徒会として外せない仕事)が重なり、しかも狙ったように大雪とは、もうこの時点で展開の大筋が見え(以下同文。平静を装うエリチカの胸中、本当は緊張している?を顔見ただけでズバリ見抜く亜里沙ちゃんもエスパー。

「エリチ、もしかして緊張してる?」

てな所へオムカエデゴンスの希もまたエリチカの顔を見るなりこのセリフです。エリチカが分かりやすすぎるのか、それとも愛されすぎてる結果なのかは各自ご判断を。スピリチュアルやね~。

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続いて一年生組の集合シーン。西木野邸の門前で寒さと戦いながら姫のお出ましを待つ花陽&凜ちゃん、寒さに弱い猫らしくにゃーにゃー鳴きながら体を震わせる凜ちゃんかわいい。ほどなく出てきた真姫の頬を冷たい手でムギュ!は待たせた罰、こんなやり取りを自然に出来るようになったんだなあ。なーんてじゃれ合う二人を暖かく見守る花陽、さらに真姫が待たせた理由も含め、寒さ全開の雪景色に反して気分はほっこり。カツサンド真姫かわいい。それにしても真冬のジョシコーセーの制服姿、上半身は防寒フル装備なのに下はミニスカ生脚ってのが不思議でならない。これが若さか。

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にっこにっこにー!×3で景気付けの矢澤家は徳井さんようがんばった。あれ一人足りない? と思ったら虎太郎くんはベランダ手すりにずらっと並んだμ's だるまで応援。シンプルな中に個性溢れる雪だるまはゲージツ家の素質がありそう? μ's だるまを前に「全員がセンター」の気合い入れは弟妹たちへの妙な見栄をきっちり振り払っていて清々しいヒトコマ。そんな柄でもない所でメンバー(エリチカ&希)の顔を見たらバツが悪い(照れくさい)事この上なく、不機嫌MAXでの応対からドアをバシーン!のにこにー→すかさず靴を挟む希がプロすぎて笑った。

「一度くらい三人で行かないと後悔が残るかもしれないって」

行動原理をいちいちカードに被せる希が相変わらず素直じゃないかわいい(笑。卒業前の最後の花道を三人で渡りたい…素直じゃない三人が各々の形で思いを合わせるこのシーンはまたしてもほっこり。

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さてその頃音ノ木坂では説明会参加者が続々と集まり始め、しかし窓から見える雪の勢いは増し増し、結局降雪の影響で開始が一時間遅れとなり、生徒会組のピンチに具体性が出てまいりました。というか冒頭っからあまりに判りやすいテンプレピンチすぎるので、逆に予想外の外から別のピンチが来る?とすら。

「穂乃果たちは学校のためにラブライブに出て、生徒会もやって、音ノ木坂のために働いてきたんでしょ?」
「だから今日は私たちが助ける番」

会場内の準備を終えた生徒会組は外へ出て雪かきの手伝いを申し出るも雪かき隊にあっさり却下。そりゃそうだ。「ここは任せろ!」とフル装備で雪をかくクラスメイトたちの逞しさはなかなか熱いシーンでしたが、まさかこれがクライマックスへの前振りだったとは。

超ゴッツい最終予選会場に驚き魅入る現場組がA-RISEと火花を散らしている頃、生徒会組は説明会を開始→CM挟んで終了。ところが外の雪はついに電車を止めるまで勢いを増し、クルマで行くにも道路が動かないという、さんざの前振りどおり絵に描いたような足止めピンチが襲いかかります。何と直球ストレート捻り無し。

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「走って行くしかない!」

交通手段を断たれた今 頼りになるのはミニスカから伸びる二本のダイ○ンだけ、というわけでコートを着込んで傘を構えていざ雪中行軍へ。やはりアイドルに雪中行軍は避けて通れぬ道なのか。後は神田明神の御神木でもぶった切って階段を御柱の如く滑り降り最終予選会場へ突き立てればカンペキ!(違。などと子供(コメディ)アニメならともかく、それなりにリアリティを持たせた世界観にてホワイトアウト寸前の猛吹雪へ生脚ミニスカ+スクールシューズのまま飛び込んでいくのはいくら大人の都合があろうと無茶振りすぎると申しましょうか…傘をしならせ歩き続け、止まない吹雪に折れそうな心へ三人の思いが迸るシーンなど熱き名シーンのはずが、あまりのテンプレ+無茶振り(過剰演出)にちょっと笑ってしまったのが正直なところ。もはやコントの一歩手前みたいな。

そんなこんなで真冬の八甲田山なみの猛吹雪に進路を遮られながらようやく校門へ辿り着いた三人。するとにわかに吹雪が止み、開けた視界に除雪済みの道が映り、そしてふと掛けられた声――

「遅いわよ!」

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雪かき隊によるルートフォローは穂乃果たちの頑張りに対する全校生徒からの回答をここぞ!の場面で示したもの。廃校回避という生徒レベルではどうしようもない道を切り拓いてくれたμ'sへ、交通手段八方塞がりの道を拓く返しはなかなか気が利いています。思えば第1期第1話の冒頭で一人で滑り降りた階段を、今や全校生徒に支えられて三人で駆けるってのはなかなか感慨深いかも。

これをしてオンタイム視聴時には「女子だけで全ルート雪かきってまた無茶振りを!?」と一瞬戸惑いましたが、後のシーンでゴール地点が神田橋と判明し、つまり移動距離自体は約1km程度、音ノ木坂の全校生徒は3学年で6クラス→1クラス30人として180人、なので欠員分を考慮し参加者150人としても1人辺り6mちょっと。計算してみたら普通に可能っぽくてしてやられた感じ(笑

まあこのシーンから降雪が明らかに緩くなっていますし、フルコース除雪しなくてもスノーブーツだけ借りればゆっくり歩いても十分間に合いそう…と言ったらシマイか。

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全校生徒のサポートによってμ's メンバーが待つ神田橋へ無事到着。エリチカの顔を見て思わず飛び付く穂乃果はここへ来てまさか大転倒やらかし!? と思ったら、起きたアクシデントは抱き付いてのハナミズとか(笑。それまで我慢していた感情を溢れさせ、泣きじゃくりながら思いを叫ぶ様子はなかなか真に迫っていましたが、至る経緯にそれほどの重みを感じられなかったためもらい泣きには至らず。ううむ。やっぱりいろいろ力技すぎたか。この大会がラストチャンスの三年生組にとって穂乃果の思いはココロに響き、珍しく涙を浮かべる希がかわいかったので良しとしましょう。

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てな所からEDテロップが表示され始めて特殊EDへ。白い衣装へ着替えたμ's がずらっと並んで最終予選ステージ、お待ちかねの「Snow halation」が始まります。

「学校が大好きで…」
「音楽が大好きで…」
「アイドルが大好きで…」
「踊るのが大好きで…」
「メンバーが大好きで…」
「この毎日が大好きで…」
「頑張るのが大好きで…」
「歌う事が大好きで…」
「μ's が大好きだったから」

曲入り直前の「大好き」は各メンバーの思いが詰まった言葉だったけれど曲テーマ的にはその「大好き」とちょっと違うような? まあキュンキュン全開の旧PVと違って恋愛要素ゼロからのラブソング捻り出しを「μ's への思い」へシフトして無難に纏めたと言ったところ。それはそうと希の髪型がきちんと旧PV仕様になってて感激、曲を待つ気分も盛り上がってまいりました。

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目に焼き付くほど見た「Snow halation」の旧PVから背景もキャラも進化した新作映像に感涙…という以前にこの曲をTVアニメの劇中歌として見られる現実にイントロ入りの瞬間涙腺が爆裂してしまった。何せμ's をチェックするきっかけになった曲なので、自分的にはある意味「ぼららら」より思い入れが深いかもしれない。

曲はもちろん振り付けも旧PVマンマなれど進化した映像技術とステージ演出の見直しによって実質別モノへ生まれ変わった感じ。そもそもキャラデザ自体が違うのでキャラによってはほとんど別人、落ち着いた雰囲気でしっとり見せる旧PVは非常にお気に入りなれど、翻って新作はキラッキラのかわいらしさが眩しくどちらも甲乙付けがたい。とはいえ希のソロ抜きショットがオミットされちゃったのは残念というかぐぬぬ! 大げさではなく件のカットのブラッシュアップを最も楽しみにしていたのに。

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間奏での各キメは旧PVどおりのキャラ&ポーズなれど、アングル変更と作画ブラッシュアップによってかなり印象が変わっています(画像右列が旧PVの同カット)。絵面的には新作の方が当然今風なんだけど、私的には旧PVの絵も嫌いじゃないんだなあ。

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雪の結晶をモチーフとしたイルミネーションステージ全景(ミレナリオっぽい?)は雰囲気アリアリとはいえ土台含めてCG臭が少々気になった。間奏明けの大サビ前カラーチェンジ以降(黄色くなってから)はそうでも無かったので色の印象ってのは結構なモノだと実感。この演出は旧PVにもあって、個人的にはクリスマスツリーを中心に街路樹のイルミがバーッと変わっていく旧PVのが断然好き、というか新映像のは巨大ロボットでも発進しそうでどうも(笑

それにしてもキャラ絵のブラッシュアップが凄い。特に真姫と希の作画は気合い入っていたような? この二人ばっかり見ているせい? 大サビの真姫は顔も動きもかわいくムネもおっきく、ラス前の希の表情が穏やかじゃなさすぎてどちらも何事かと。

さて私的には新スノハレを見られただけで満足でしたが、作中人物たちにはこの先分水嶺が待っているわけで…困難を乗り越え渾身の一曲を披露したμ's の明日はどっちだ?






       
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ラブライブ! 第2期 第9話「心のメロディ」 キャプ付感想

ラストで流れるスノハレのシーンには感動ですね! 穂乃果たち三人で始まったμ'sがついにここまで来たって。 全校生徒が会場まで道を案内するのも良いですね。 最終予選の日、雪で学院の説明会が遅れた穂乃果たち。 電車も止まってしまうが、穂乃果は雪の中を歩いて会場に向かおうとする。 その穂乃果たちを行かせようと、全校生徒が雪かきと案内をしてくれる…   

ラブライブ! 第2期 第9話「心のメロディ」

評価 ★★★☆ 誰かたすけて~\ちょっとまってて~/                        

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No title

矢澤邸のμ’s雪だるまは昨年のSSAライブの際、豪雪の中会場を待っていたファンが現地で作成したもののオマージュだと思われます。
とりわけ今回の演出は都心部の降雪による交通網の緊張感が強く押し出されていて、
昨年SSAの豪雪ライブを経験されたファンの方々にはまた違った印象を受ける内容だったんじゃないかなと思っています。

脚本的に少々無理があるように感じたのはその体験の有無も大きいのかなぁと。それだけ今回の話がこれまでのファンに強く向けた一話だったのだと感じました。

No title

ミューズが決めてくれましたね。終盤の締めがあまりに見事で、次回が最終回でいいんじゃないかって感じですね。どういう展開になるかはよくわかりませんが、これで見納めになるかと思うと少しさびしいですね。いや、アライズが(笑)

いろいろなサイトを見る限り、二年生の雪中行軍は一般的には絶不評だったようですが(笑)、個人的にああいう荒唐無稽な演出は嫌いじゃないですね。まあ、さすがにあれだけ降ったら大会中止になるんじゃ、という心の声は消せませんでしたが……w
人死にの出そうな吹雪とか、その後の全校生徒登場とか、やり過ぎな演出がポロッと顔を出すところがラブライブの好きなところではありますね。

ライブですが、なぜかラブライブはプリリズやアイカツと比べて、手書きシーンの方がゴージャス感を感じてしまいますね…。作風の差なのか、それとも作画予算の差なのか(笑)

れすれす

>通りすがりさん
あの過剰演出が一部コアファンの選民意識を満足させるためだけのものならば、なるほどそこから外れた私が違和感を覚えたのも頷けます。全体的に見れば降雪足止めを全校生徒からのお返しに繋げるプロットは割と感心したんですけどね。

>tamanoさん
前回引きから一週間、曲との出会いから考えれば数年単位で待ったスノハレTV版堪能しました。さすが3DCGも進化の跡が見え、何より予想以上にみんなかわいくなってて驚き。放映以来もう何回リピートしたやら(笑

うちの記事を常々読んでる方なら判ると思いますが、私的にも件の雪中行軍シーン(無茶振り)は嫌いじゃない、というかむしろ好物だったり。ただそれがストレートな感動に繋がるか?と問われたら今回はそうならなかった。感動より先にシュールな笑いが来てしまったのです。神田橋でのジャンピング抱擁も穂乃果の心境を想像すれば号泣モノの感動シーン…と頭では理解していても、感情を揺さぶるほどの火薬量が無かった。

ライブシーンでの手描きvsCGについては明らかにコンセプト差によるものかと。例に挙げられた二作と違って本作はあくまで2D作画が主軸で、3DCGは群舞の省力化&カメラアングルの自由度追及くらいの位置づけと見ています。そもそも例の二作は「ライブシーン自体」に2D作画はほぼ割り込んで来ませんし(笑。アイカツのライブはMCまでフル3DCG、レインボーライブでは松浦氏監修回に渾身の抜き絵が入るくらい?
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