2014-07-02(Wed)

ソウルイーターノット! #12 魂の共鳴!

今は私たち、三人一緒が一番強い。

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大団円の最終回でした。

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大詰めの盛り上がり所で1週お預けを食らった最終回はもちろんラスボスシャウラとの対峙から。隣に控えるめめは暗示マシマシでシャウラの思うまま、魂の抜けた瞳は虚空を彷徨い、命令とあらば自害も厭わぬ状態=エターナルフェザー先輩の例もあって駆け付けた二人は身動き取れず。ぐぬぬ。歯軋るアーニャ姫を見下げながらシャウラはソウルプロテクトを解除し魔術を発動、黒い雷鳴と共に空は魔法陣に覆われ、魔術を受信したNOT生たちは次々と完全なる操り人形と化し…デスシティ内でこれだけ派手に魔法を使ったら死神様が黙ってないだろうし、そうでなくてもマカが受信してEAT生による討伐隊が編成されて詰み? と思いきやまったくそんな展開はありませんでした。ほんまかいな。

そんなこんなで女子寮は操られたNOT生のカチ込みを受け、寮生たちはいつになく厳しい表情で迎撃を構える。エターナルフェザー先輩かっこいい。そして伏せ目キャラが目を開くと本気の定説どおり目を開いた寮長。こええ(笑

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死武祭会場では引き続きマカたちEAT生が暴徒のお相手、とはいえ生かさず殺さずの加減をしながら感情レスの人間兵器を制圧するのは大変なシゴトであります。それはそうと椿ちゃんのムネがえらい事に。こんなばいんばいんだっけか。その反面マカは動きやすそう(酷。などなど加減が難しい戦闘もシャウラの命令一つで自害に走られては全てが水の泡、なーんて歯軋りを狂気の高笑いで見下ろすシャウラの悪人顔ったら。でも露骨に悪者すぎてどうにも小物感が(笑

鐘塔によじ登らんとする姫様に気付いたシャウラはめめに「コロセ」と命令を下してサッサとドコかへ。もちろんめめは命令どおり二人に襲いかかり、寸での所で避けた二人をさらに追い詰める。光の無い瞳でユラユラと迫るヒトコマはいかにも操られている感アリアリで、どれほど叫んでも説得は不可能、こうなったら力ずくでどうにかするしかない。その覚悟を示すべくドレスの裾を破る姫様がじつに凛々しく格好よろしい。

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ロングドレス改めミニスカファイターと化した姫様はロイヤル空手を駆使し果敢に戦うも地力の差は如何ともし難く、そんなこんなでつぐみは屋根から落ち、続いて姫様&めめも屋根から落ち、するとめめはバイオレンスの定番小道具を引きずって二人の前に現れるのでした。チェンソーとは何故これほど気分を高揚させるのだろう。毒ナイフとチェンソーを振り回しながら再び襲いかかるめめ、様子を見るとどうやら声がするほうへ向かっていくようです。また羽交い締めをチェンソーを宙へ放り投げて逃れる=自爆を全く恐れない辺りも無意識の戦闘ロボットっぽい。

そんなめめを見たつぐみは気合い一発奮い立ち、解毒剤を口に含むと手足を武器に変えながらめめへ迫り、姫様が拘束した一瞬を突いて口移し投与…経口薬の時点で何となく予感しましたがこれほど思いっきりとは!

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さて無事にゴックンさせたはいいけれどめめの意識が戻りません。シュタイン博士ダメじゃん! 相変わらず光を失った瞳のままゾンビの如く向かってくるめめ、しかしその目にはうっすらと涙を浮かべ…これまで重ねた思い出を語るつぐみの言葉に半狂乱となり刃を突き立て、一方つぐみは痛みに耐えてめめを包み込む。ここでカボチャ栽培の歌はいい感じに涙腺を刺激した。ベタな展開だけどおっさんはこういうのに弱いのです。

つぐみの歌と頬を撫でる手に誘われるようにソウルワールドへ。鎖で雁字搦めにされ目を閉じるめめを抱き締め魂で照らす=魂の共鳴によってめめは目を覚まし、現実に戻ってつぐみの呼び掛けに再び開いた目には光が戻っているというベタな演出、だがそれがいい。

さて意識を戻しためめを加えて三人娘のパートナー決着、そして魔女捜しが始まります。シャウラの鎖のイメージカットから未だ切れぬ魔女との繋がりを恐れるめめ。するとつぐみはめめを傍目に「誰をパートナーにするか決めた」と立ち上がり姫様の手を取る。それを見てしょんぼりするめめでしたが次の瞬間つぐみの手はめめへも伸び――

「二人をパートナーにします!」

武器一人に職人二人という前例のない宣言に二人は戸惑うばかり。しかしこれまでの経験から「三人でも共鳴できる」ことを確信したつぐみは「三人一緒が一番強い」と続け、その強い意志にココロを一つにするのでした。言ってしまえばこの落とし所は大概予想でき、最初から用意されてた結論と言えなくもなくなく(略 だけれど、その都合良い結論もこれまでの三人を見れば何となく納得できてしまう辺り地味に上手く作っていたのだなあと。

魔女との繋がりを利用し「逆探知」にてシャウラを捜すアイデアを浮かべ、さあ急いで死武専へ戻らなきゃ! という段に過積載で飛び立てないワンクッションはじつに本作らしい。

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その頃女子寮はシャウラの魔術によってえらい事になっていました。ハンマー振り上げる寮長の図は結構シャレになってません(笑。そんな惨事につぐみが言っていた「助っ人」が参戦…パティ大胆な!

一方空中の三人娘。魔女の目を通じてシャウラを見つけたは良いけれど、窓に映った姿から覗き見に気付かれちゃってさあ大変です。急いで逃げるもあっさり追い付かれロックオン、デスシティ内でこれだけ派手に魔術を使ったら死神様以下略。というわけでいよいよ最終決戦へ。するとシャウラは例によってめめを惑わし、シド先生の一件を囁き――

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「辛い事も楽しい事も、私はもう大切な事を忘れたりしない」

シャウラの囁きへ強い瞳を返すめめ、それに呼応するように三人娘は強い意志を持って魂の共鳴に入る。魂を燃え上がらせるつぐみを中心に手を取り合った全裸の三人…このテのシーンで光り渡しも湯気も無いのは珍しい? このシーンで比べるのも何ですがめめの持ち物がやっぱり凄い(笑

魂の共鳴と共に武器へ変身したつぐみ(ハルバード)を構える職人二人、覚悟の表れである刃も煌めいています。これまた予想どおりの流れなれど、ついに表れた刃はなかなか感慨深いものがありました。槍術を得意とする姫様が構えると槍に特化し、パワーファイターのめめが構えると斧に変わる順応性も凄い。ひょっとしてつぐみってかなり優秀なんじゃ? それはそうと鉄壁だった姫様のぱ(略。などなど自在に変わるハルバードと体術を駆使してシャウラを攻めるもそこはNOTの限界か、ほとんどダメージを与えられず吹き飛ばされてしまいます。あらら。この辺のアクションはもう少し頑張って頂きたかった。作画自体は悪くないのにアクションゲージがユルユルでスピード感・迫力が感じられず残念。

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素人同然の三人娘を嘲笑うように凱旋門の上に立ったシャウラは高い所から大量の魔砲を構え、すると職人二人は豪快な助走を付けてハルバードへ飛び乗り、門上のシャウラ討伐へ飛び立ちます。なるほど初飛行時の助走ネタはこの前振り、先の過積載(笑)にて助走無しで飛び立てるほど強まったハルバードへ助走を付ければターボ全開であります。それはそうとめめはぱんつ見せすぎ(笑。容赦無く襲いかかるシャウラの魔砲に巨大化&バリアで対抗するハルバード、そしてお約束の如くシャウラビーム(笑)と力比べの一騎打ち。

「スプリングバードアタック!」

必殺技の叫びと共にシャウラを射貫いたハルバード。おいおいNOT生が魔女を一撃で仕留めちゃった? 確かにシャウラはビミョーに小物感を滲ませていたけれど、まさか死神様もEAT生も全く絡まず三人娘だけで片付けてしまうなんて、こんなあっさり決着が付くなんてさすがに拍子が抜けた。強さレベルとしてはメデューサの蛇一本にも満たないんじゃ?

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ともあれ大仕事を終えて一息の三人。思わず叫んだ必殺技に職人二人は照れ笑い、つぐみはそれにツッコみながら安堵の笑みを浮かべる。このヒトコマだけで三人の関係が以前どおりに戻った事を窺わせますね。ほっこり。一方死武専ではいつの間にか解決した魔女騒動にEAT生はボーゼン…本作はつぐみたちのストーリーなので仕方ないとはいえEAT生が完全裏方になってしまったのはファンとしてちょっと寂しかったかも。とはいえあまり出張られると主役たちの立場が無くなってしまうため難しいところではありますが。

魔術が解けた被害者たちが一斉に眠り始めたのは「No one shall sleep」の裏返し? なるほど。眠る顔面武器を嬉しそうに突っつくパティかわいい。気に入ったのかな? 同じく眠ったままの寮長の足を掴んで引きずるキムが地味にいい味。魔女騒ぎは収まったものの多数のケガ人への対処を要請されたシュタイン博士はいつものように愚痴を吐き「先生だけは絶対やらないからね」と念を押す…というテイの本編前振りですか(笑

「私、パートナー決めました!」
「「私です!」」

シャウラの魂を手土産に死武専へ戻った三人娘は出迎えた茜くんへ笑顔でパートナー宣言。茜くん的には予想以上の顛末にいろんな意味で驚いたでしょう。そんな戸惑いへいたずらっぽい満面笑顔を返す三人娘からEDへの繋がりも綺麗でした。

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EDは魔女騒動の後日談。姫様は実家のお城(笑)に戻って事件を報告し、めめは暫く入院して検査の日々を送り、せっかくパートナーを決めたのに一人残されたつぐみは寂しい中で自己研鑽に励む。足速くなったね(笑。そしてオーラスのCパートはリズ&パティとキッドくんのパートナー結成ネタをチラリと見せた後、ようやく戻ってきた二人とイチャイチャ&ガガントス!で締め…と思ったら後提供でシド先生ががが! 桜の木の陰でシュタイン博士がこっそり見てるし! これは不意を突かれた(笑


本家ソウルイーターのノリからえらく離れたほんわかムード。とはいえさすがソウルイーターの名を冠するだけあってほんわかゆるゆるだけでは終わらず、前半の緩さも相まって後半のシリアスはなかなか胸に迫るものがありました。特にその口火となったエターナルフェザー先輩の自害引きは作品の雰囲気を一気に塗り替える壮絶さで、殺伐なソウルイーターが大好物の私としては「ついにきたきたきたー!」と、不幸を極めた先輩をして歓喜に震えたものです。ゴメンナサイ先輩。その後仲良し三人娘が各々絶望に墜ち、各々への思いによって立ち上がり、最終的に大団円を迎えた作りはいろいろご都合を匂わせながらも上手く纏まっていたと思います。この辺はさすが橋本監督の仕事としか。

ただソウルイーターの系譜だけに期待していた壮絶アクションが数えるほどしか見られなかったのは残念。日常シーンでも作画の不安定さを散見し、Bonesさんどうしちゃったの?と思わせるシーンもちらほらありました。まあ騒ぐほどの崩れはデスバザー回でのマカvs先輩の戦闘シーンくらいで、キメるべきカットはきっちり描かれていたため言うほど悪印象は無かったり。劇伴の使い方も良かった。特に終盤の盛り上がり所は劇伴の功績もかなり高かったと思います。

というわけで「ソウルイーターノット!」は今回でおしまい、レビューもおしまいです。おつかれさまでした。

  

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