2014-08-13(Wed)
ハナヤマタ #06 トライ・トライ・トライ
ぱーっと、ぱーっと、晴れやかに。

咲かせましょう、花のように。

口下手でおとなしかった娘が最近妙に明るくなった。学校の帰りは遅くなり、休みとなればいそいそと出掛け、常に楽しそうにケータイをいじり、そしてトドメのラブレター!?を発見。意を決して遠回しにカマを掛けるも娘は赤面して「ないしょ!」と逃げられガガントス! などなど大切な娘の変化に気が気じゃないお父さん・関谷直正(56)のぐるぐるハートは年頃娘を持つ父親に共通の感情でしょう。ダークサイドに落ちっぱなしの演出も良い良い(笑。居合の師範にしては意外なトロトロ=少々過保護っぽいけれど厄年の時分に生まれた一人娘だけに目の中に入れても痛くない溺愛も道理、しかもなるのリアクションがいちいち紛らわしいのでなおさら。そんな繊細な父親視点はよくあるドタバタ描写だけではなく、後のよさこい部イメージのヒントに繋がる前振りになっていてなるほど。


CM明けてAパート冒頭はいつしか完成した部室の全景。OPで見せる部室風景からカメラをちょいと引くとそれが件の屋上踊り場だった事がよく判りますね。これにはやられた(笑。あとはマチが壁に花を掛ければ完成だけれどまだ暫くかかりそう?
そこから部のイメージを各々。なるはハートにクマ(?)、ハナは「夜殺弧威」と荒々しい当て字(笑)、そして多美さんは四葉が生えてるナマコ(?)とどれもなかなか個性的であります。あはは。なんてみなさんへドヤ顔ダメ出し&いつも通りツンツンのヤヤでしたがきちんとアイデア持ってきていてバレてテンパる所までテンプレかわいい(笑
「気弱なメルヘン少女と、おっとりおっぱいさんと、金髪幼女じゃないの?」
ヤヤが並べたよさこい部のコンセプトが的確すぎて笑った。おっとりおっぱいって(笑。多美さんはOPのスク水を見てもそれほどおっぱいキャラっぽくないけどこのメンツの中なら以下自重。いや今回を見るとサリーちゃん先生こそ以下自重。ヤヤ発のコンセプトは即ボツとなってみなさんやいのやいの、なんて様子を遠目に眺めるヤヤの脚が綺麗(そういう所ばかり見ない。あくまで名前を貸しただけと一歩距離を置いているようで、どっぷり入り込めない寂しさを感じさせるヤヤの距離感が相変わらずいい感じです。それにしても本作ってばやたら脚を映すね。


「今の私、人から見たらどんな感じなんだろう?」
さて自宅へ帰ったなるはパジャマに着替えてベッドに転がりあれこれ思案。輝いているよさこい衆に比べてイメージすら湧かない自分にしょんぼりであります。関係ないけどこの後父ちゃんが風呂を報せにくる辺り風呂の前からパジャマ着てるのか。そんな自分を打破すべくシーツを纏って鳴子を鳴らしてよさこいの真似事、踊り子になりきって満面笑顔を湛えるも突然父ちゃんが部屋に来て大慌て…一応ノックして入ったのに有無を言わさず怒られ追い出されちゃう父ちゃんかわいそう。そんな扱いにも怒らずしょんぼりの父ちゃんってばホント甘々です(笑
「最近私ってお父さんから見て何か変わったかなあ?」
「女の子らしくなったというか、前に比べて笑顔が華々しくて素敵になった…かな」
アバンでの振りどおり最近の変化に気付いていた父ちゃんは感じたままの言葉を伝え、するとなるはピーンと閃いて部屋へゴー! バタン!とドアを閉めて描き上げたテーマイメージはよさこい部メンバーの華々しさをデザインしたものでした。図案が変わってもハートへの拘りを通している辺りなるらしいかも。
そして今回の衝撃はお母さんの若さ。いや中学生の母親として特に若いわけではないけれど旦那が56歳で嫁が3917歳、そこへ14歳の娘とは父ちゃん勝ち組すぎる(笑

部のテーマが決まり、多美さんが曲制作を名乗り出、しかし目標たる花彩祭りまで残り2ヶ月を切った昨今この調子でいいのか? ぶっつけ本番でいけるのか? ここでヤヤは件のバンドでの初ステージボロボロ体験を語って心配顔、するとハナはこんな事もあろうかと見つけておいたイベント「東中百貨店20周年祭り」のチラシを掲げてサリーちゃん先生の所へゴー! ところが先生は話も聞かずにチラシを丸めて即却下! ガガントス!
見物と参加では責任の重さが違う、正式な教師でも無しそんな責任は負えない、テストも近い、しかも元々顧問をやる気が無い(笑。取り付く島なく却下の流れにさすがのハナもしょんぼり俯き、おっとりおっぱいさんも押し黙り、なんてビミョーな時間になるが楔を打ち込みます。
「私たちみんなで力を合わせてよさこいをしたいって気持ちは本当に真剣なんです!」
あの内気で口下手でおとなしかったなるがこれほど自分の気持ちを言えるようになった、その必死の訴えにサリーちゃん先生は心を動かされ…何だかんだで生徒の話を聞いてあげちゃう辺り生徒に人気なのも判ります(笑。脚キャラ揃いの生徒たちに対しオトナらしいグラマラスボディも良し良し(関係なし。
などとサリーちゃん先生の恩情に大喜びのハナでしたがそう簡単には問屋が卸さず、イベント出場にあたって「1ヶ月後のイベント前にちゃんとよさこいを作って先生に見せる事」「学力テストで全員平均80点」と二つの条件が提示される運びに。いやはやサリーちゃん先生いい顔してます。

平均80点のボーダーに全く動じない優等生ヤヤの関心はテストよりオーディションという余裕、合格後の事を聞かれて持ち上げられていい気持ちになっちゃうチョロさもまた彼女らしい。あはは。そのオーディションにしても「一次審査」って事で余裕のよっちゃん…という前振りがキツい。
学力的に不安が残る二人へ優等生組によるお勉強会が開催されるもいきなり爆睡のハナ…OPにある本カド起こしはここでしたか(笑
「うちのバンドだって別に部活動ってわけじゃないしね」
ここで誰しも思うであろう疑問をヤヤが代弁、件のイベントは別に部活に拘らず個人で出れば学校は関係ない=余計な苦労をしなくて良いと。まあそれを言ってしまうと練習場所(屋上)使用禁止やメンバー集めのイザコザなど全て無意味になっちゃう訳ですが。しかも話の流れでヤヤのバンドが部活では無い事が明らかに…部活じゃないのに学校設備(音楽室)を使っているという、よさこい部に対する生徒会のスタンスと矛盾する事例が発覚してしまいました。何コレ? バンドが部活では無かったゆえによさこい部へ入部できたとも取れますが、生徒会の堂々たるダブスタにはポカーンとしてしまった。
一方ハナはヤヤの提案を一蹴しあくまでよさこい部としての参加に拘ります。そうしないと今までの気持ちや思い出を否定しているような気がする…ハナは「よさこい部」を作る事が目標だったのか? 仲間とよさこいをやる事が目標ではなかったのか? 仲間との時間を過ごした事でそれを大切に思う気持ちは判るし、そうしないとストーリーが成り立たない事も判るけれど、シナリオ(セリフ)が悪いのかハナの言葉に説得力を感じなかった。
「せっかくみんなで作ったよさこい部だもん、ちゃんと私たちが面倒見てあげなきゃかわいそうだもんね!」
「みんなでいれば何でもできる、それが私たちよさこい部だよ」
ハナの言葉を受けたなるのセリフは飾らず直球、なるは「よさこい部」への思いの比重が高いためセリフに説得力があります。何せ多美さん&ヤヤを勧誘したのはなる自身ですから。例によってクサいセリフの混ぜっ返しはモニョモニョするけどもう慣れた。事あるごとにすぐ真っ赤になるしもう照れ屋さん揃いって事で良いです(笑


制服が夏服に変わって身体測定の結果発表は多美さん94cm、ヤヤ92cm、なる81cm、そしてハナは72cm、多美さんはさすがおっぱいさんと言われただけのモノを持ってます。ヤヤも意外と立派なモノをお持ちで…じゃなくて実力テストの結果はハナ部長だけアウトというナントモ気まずいものでした。あらら。外国人が国語と歴史(と日本英語)が苦手ってのは仕方ないけど結果は結果、涙目で落ち込むハナを元気付けて一応サリーちゃん先生の所へ行くもやっぱりアウトでありました。とはいえ無下に却下ではなく、捨てられた子犬状態のハナに葛藤を駆け巡らせちゃう辺りサリーちゃん先生の人間味が窺えます。後の展開を含めてひょっとしたら本作で最も共感できるキャラクターかもしれない。
結局参加許可は下りなかったけれどいつまで落ち込んでいても仕方なし。こんな所で諦めちゃいけない、とりあえずイベントに出るつもりでよさこい完成させちゃおう! みなさんの励ましで復活したハナは振り付けを記した「よさこいちょう」を掲げ…この「よ」の字を見るに日本語をデザインとして捉えている外人視点が窺えて芸コマ。後の「納豆」の書き取りもそうですね。


そんなドタバタから一転してヤヤのオーディション現場へ。会場のモデルは一目で判るShibuya O-EASTですね。意外とデカい所でやるのだな。サッサと順番が回ってきてステージに乗ってヤヤのカウント直後にカット、演奏シーン無しで終わったのは意味深だったけれど…。
シーン一転してビールを飲んでぷはー!のサリーちゃん先生。いい顔してます(笑。長丁一枚で寛ぐ様子も良い良い。無性にエロい。まだまだイケますよ。そういやアイキャッチによればサリーちゃん先生は24歳、つまりなるの母ちゃんはこのくらいの年齢で40過ぎのおっさんと結婚してなるを生んだのだな。ともあれ昼間の事を思い出したかふと我に返ってテーブル上のノートをチラリ、それはハナがテストがダメだった国語の復習ノートと振り付けが描かれた「よさこいちょう」で、そこから伝わる頑張りにますます葛藤を巡らせてしまうのでした。いい先生です。

漢字って感じがしないハナの書き取りノートは前述どおり日本語を図案として覚えている感じ。こんな風に形で覚えているため読むだけなら何となく読めるけど正確には書けないってのは妙にリアルかも。そんなこんなからヤヤの鳴子がクラスメイトの目に留まり、その流れでクラス内にてよさこいの実演へ。突然の人前披露に固まっちゃうなるを押して始まったよさこい踊りはミニスカひらひら+ヘソチラまくり、曲はOPテーマ「花ハ踊レヤいろはにほ」のピアノバージョンで、もうこの曲一発で行くのか!と。余裕ゼロで必死に踊るなるに対してハナ&多美さんは満面の笑顔、鳴子だけと言っていたヤヤが結局大ノリなのも良かった。何だかんだ楽しんでます。
教室のよさこい部を廊下で見守るサリーちゃん先生。そこから曲サビに合わせて入った回想シーンは今に至る頑張りの証し、と同時に踊る彼女たちからサリーちゃん先生へのメッセージとも受け取れます。

国語ノート&よさこいちょうを手に乗り込んできたサリーちゃん先生はいつになく厳しい表情・口調でノートを返し、対するハナは恐縮しきり…常にフリーダムなハナがシュンと俯く様子はアイキャッチではないけれど子犬の躾をしているように見えてならなかった(笑
「いいわよ、イベントへの出場は私が責任持ちます」
というわけでよさこい部は頑張りを認められてゴーサイン、大喜びの勢いでふかふかに顔を埋めるハナはいろいろスキンシップしすぎです。これも金髪幼女だから許される?(笑。そして認めた途端に一番張り切ってるサリーちゃん先生かわいい。
なんて盛り上がるよさこい部の面々は屋上へ走り、てなタイミングでバンド仲間から呼びだされたヤヤは一人音楽室へ向かい…待っていたのはどよんどMAXのバンド仲間、その理由は「不合格」のお祈り通知でした。「まだ一次審査なんだからさー♪」と余裕をかましていたのに思わぬ結果に大ショック! という所で今回の引きです。うぐぐ。次回はおそらく「よさこい部に構ってたせいで…」ってな流れになるでしょうし、定石とはいえ気を揉ませる所で終わるなあ。ドロドロドラマは大好物だけどこのキャラでやられたらちょっとキツイかも。
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咲かせましょう、花のように。

口下手でおとなしかった娘が最近妙に明るくなった。学校の帰りは遅くなり、休みとなればいそいそと出掛け、常に楽しそうにケータイをいじり、そしてトドメのラブレター!?を発見。意を決して遠回しにカマを掛けるも娘は赤面して「ないしょ!」と逃げられガガントス! などなど大切な娘の変化に気が気じゃないお父さん・関谷直正(56)のぐるぐるハートは年頃娘を持つ父親に共通の感情でしょう。ダークサイドに落ちっぱなしの演出も良い良い(笑。居合の師範にしては意外なトロトロ=少々過保護っぽいけれど厄年の時分に生まれた一人娘だけに目の中に入れても痛くない溺愛も道理、しかもなるのリアクションがいちいち紛らわしいのでなおさら。そんな繊細な父親視点はよくあるドタバタ描写だけではなく、後のよさこい部イメージのヒントに繋がる前振りになっていてなるほど。


CM明けてAパート冒頭はいつしか完成した部室の全景。OPで見せる部室風景からカメラをちょいと引くとそれが件の屋上踊り場だった事がよく判りますね。これにはやられた(笑。あとはマチが壁に花を掛ければ完成だけれどまだ暫くかかりそう?
そこから部のイメージを各々。なるはハートにクマ(?)、ハナは「夜殺弧威」と荒々しい当て字(笑)、そして多美さんは四葉が生えてるナマコ(?)とどれもなかなか個性的であります。あはは。なんてみなさんへドヤ顔ダメ出し&いつも通りツンツンのヤヤでしたがきちんとアイデア持ってきていてバレてテンパる所までテンプレかわいい(笑
「気弱なメルヘン少女と、おっとりおっぱいさんと、金髪幼女じゃないの?」
ヤヤが並べたよさこい部のコンセプトが的確すぎて笑った。おっとりおっぱいって(笑。多美さんはOPのスク水を見てもそれほどおっぱいキャラっぽくないけどこのメンツの中なら以下自重。いや今回を見るとサリーちゃん先生こそ以下自重。ヤヤ発のコンセプトは即ボツとなってみなさんやいのやいの、なんて様子を遠目に眺めるヤヤの脚が綺麗(そういう所ばかり見ない。あくまで名前を貸しただけと一歩距離を置いているようで、どっぷり入り込めない寂しさを感じさせるヤヤの距離感が相変わらずいい感じです。それにしても本作ってばやたら脚を映すね。


「今の私、人から見たらどんな感じなんだろう?」
さて自宅へ帰ったなるはパジャマに着替えてベッドに転がりあれこれ思案。輝いているよさこい衆に比べてイメージすら湧かない自分にしょんぼりであります。関係ないけどこの後父ちゃんが風呂を報せにくる辺り風呂の前からパジャマ着てるのか。そんな自分を打破すべくシーツを纏って鳴子を鳴らしてよさこいの真似事、踊り子になりきって満面笑顔を湛えるも突然父ちゃんが部屋に来て大慌て…一応ノックして入ったのに有無を言わさず怒られ追い出されちゃう父ちゃんかわいそう。そんな扱いにも怒らずしょんぼりの父ちゃんってばホント甘々です(笑
「最近私ってお父さんから見て何か変わったかなあ?」
「女の子らしくなったというか、前に比べて笑顔が華々しくて素敵になった…かな」
アバンでの振りどおり最近の変化に気付いていた父ちゃんは感じたままの言葉を伝え、するとなるはピーンと閃いて部屋へゴー! バタン!とドアを閉めて描き上げたテーマイメージはよさこい部メンバーの華々しさをデザインしたものでした。図案が変わってもハートへの拘りを通している辺りなるらしいかも。
そして今回の衝撃はお母さんの若さ。いや中学生の母親として特に若いわけではないけれど旦那が56歳で嫁が

部のテーマが決まり、多美さんが曲制作を名乗り出、しかし目標たる花彩祭りまで残り2ヶ月を切った昨今この調子でいいのか? ぶっつけ本番でいけるのか? ここでヤヤは件のバンドでの初ステージボロボロ体験を語って心配顔、するとハナはこんな事もあろうかと見つけておいたイベント「東中百貨店20周年祭り」のチラシを掲げてサリーちゃん先生の所へゴー! ところが先生は話も聞かずにチラシを丸めて即却下! ガガントス!
見物と参加では責任の重さが違う、正式な教師でも無しそんな責任は負えない、テストも近い、しかも元々顧問をやる気が無い(笑。取り付く島なく却下の流れにさすがのハナもしょんぼり俯き、おっとりおっぱいさんも押し黙り、なんてビミョーな時間になるが楔を打ち込みます。
「私たちみんなで力を合わせてよさこいをしたいって気持ちは本当に真剣なんです!」
あの内気で口下手でおとなしかったなるがこれほど自分の気持ちを言えるようになった、その必死の訴えにサリーちゃん先生は心を動かされ…何だかんだで生徒の話を聞いてあげちゃう辺り生徒に人気なのも判ります(笑。脚キャラ揃いの生徒たちに対しオトナらしいグラマラスボディも良し良し(関係なし。
などとサリーちゃん先生の恩情に大喜びのハナでしたがそう簡単には問屋が卸さず、イベント出場にあたって「1ヶ月後のイベント前にちゃんとよさこいを作って先生に見せる事」「学力テストで全員平均80点」と二つの条件が提示される運びに。いやはやサリーちゃん先生いい顔してます。

平均80点のボーダーに全く動じない優等生ヤヤの関心はテストよりオーディションという余裕、合格後の事を聞かれて持ち上げられていい気持ちになっちゃうチョロさもまた彼女らしい。あはは。そのオーディションにしても「一次審査」って事で余裕のよっちゃん…という前振りがキツい。
学力的に不安が残る二人へ優等生組によるお勉強会が開催されるもいきなり爆睡のハナ…OPにある本カド起こしはここでしたか(笑
「うちのバンドだって別に部活動ってわけじゃないしね」
ここで誰しも思うであろう疑問をヤヤが代弁、件のイベントは別に部活に拘らず個人で出れば学校は関係ない=余計な苦労をしなくて良いと。まあそれを言ってしまうと練習場所(屋上)使用禁止やメンバー集めのイザコザなど全て無意味になっちゃう訳ですが。しかも話の流れでヤヤのバンドが部活では無い事が明らかに…部活じゃないのに学校設備(音楽室)を使っているという、よさこい部に対する生徒会のスタンスと矛盾する事例が発覚してしまいました。何コレ? バンドが部活では無かったゆえによさこい部へ入部できたとも取れますが、生徒会の堂々たるダブスタにはポカーンとしてしまった。
一方ハナはヤヤの提案を一蹴しあくまでよさこい部としての参加に拘ります。そうしないと今までの気持ちや思い出を否定しているような気がする…ハナは「よさこい部」を作る事が目標だったのか? 仲間とよさこいをやる事が目標ではなかったのか? 仲間との時間を過ごした事でそれを大切に思う気持ちは判るし、そうしないとストーリーが成り立たない事も判るけれど、シナリオ(セリフ)が悪いのかハナの言葉に説得力を感じなかった。
「せっかくみんなで作ったよさこい部だもん、ちゃんと私たちが面倒見てあげなきゃかわいそうだもんね!」
「みんなでいれば何でもできる、それが私たちよさこい部だよ」
ハナの言葉を受けたなるのセリフは飾らず直球、なるは「よさこい部」への思いの比重が高いためセリフに説得力があります。何せ多美さん&ヤヤを勧誘したのはなる自身ですから。例によってクサいセリフの混ぜっ返しはモニョモニョするけどもう慣れた。事あるごとにすぐ真っ赤になるしもう照れ屋さん揃いって事で良いです(笑


制服が夏服に変わって身体測定の結果発表は多美さん94cm、ヤヤ92cm、なる81cm、そしてハナは72cm、多美さんはさすがおっぱいさんと言われただけのモノを持ってます。ヤヤも意外と立派なモノをお持ちで…じゃなくて実力テストの結果はハナ部長だけアウトというナントモ気まずいものでした。あらら。外国人が国語と歴史(と日本英語)が苦手ってのは仕方ないけど結果は結果、涙目で落ち込むハナを元気付けて一応サリーちゃん先生の所へ行くもやっぱりアウトでありました。とはいえ無下に却下ではなく、捨てられた子犬状態のハナに葛藤を駆け巡らせちゃう辺りサリーちゃん先生の人間味が窺えます。後の展開を含めてひょっとしたら本作で最も共感できるキャラクターかもしれない。
結局参加許可は下りなかったけれどいつまで落ち込んでいても仕方なし。こんな所で諦めちゃいけない、とりあえずイベントに出るつもりでよさこい完成させちゃおう! みなさんの励ましで復活したハナは振り付けを記した「よさこいちょう」を掲げ…この「よ」の字を見るに日本語をデザインとして捉えている外人視点が窺えて芸コマ。後の「納豆」の書き取りもそうですね。


そんなドタバタから一転してヤヤのオーディション現場へ。会場のモデルは一目で判るShibuya O-EASTですね。意外とデカい所でやるのだな。サッサと順番が回ってきてステージに乗ってヤヤのカウント直後にカット、演奏シーン無しで終わったのは意味深だったけれど…。
シーン一転してビールを飲んでぷはー!のサリーちゃん先生。いい顔してます(笑。長丁一枚で寛ぐ様子も良い良い。無性にエロい。まだまだイケますよ。そういやアイキャッチによればサリーちゃん先生は24歳、つまりなるの母ちゃんはこのくらいの年齢で40過ぎのおっさんと結婚してなるを生んだのだな。ともあれ昼間の事を思い出したかふと我に返ってテーブル上のノートをチラリ、それはハナがテストがダメだった国語の復習ノートと振り付けが描かれた「よさこいちょう」で、そこから伝わる頑張りにますます葛藤を巡らせてしまうのでした。いい先生です。

漢字って感じがしないハナの書き取りノートは前述どおり日本語を図案として覚えている感じ。こんな風に形で覚えているため読むだけなら何となく読めるけど正確には書けないってのは妙にリアルかも。そんなこんなからヤヤの鳴子がクラスメイトの目に留まり、その流れでクラス内にてよさこいの実演へ。突然の人前披露に固まっちゃうなるを押して始まったよさこい踊りはミニスカひらひら+ヘソチラまくり、曲はOPテーマ「花ハ踊レヤいろはにほ」のピアノバージョンで、もうこの曲一発で行くのか!と。余裕ゼロで必死に踊るなるに対してハナ&多美さんは満面の笑顔、鳴子だけと言っていたヤヤが結局大ノリなのも良かった。何だかんだ楽しんでます。
教室のよさこい部を廊下で見守るサリーちゃん先生。そこから曲サビに合わせて入った回想シーンは今に至る頑張りの証し、と同時に踊る彼女たちからサリーちゃん先生へのメッセージとも受け取れます。

国語ノート&よさこいちょうを手に乗り込んできたサリーちゃん先生はいつになく厳しい表情・口調でノートを返し、対するハナは恐縮しきり…常にフリーダムなハナがシュンと俯く様子はアイキャッチではないけれど子犬の躾をしているように見えてならなかった(笑
「いいわよ、イベントへの出場は私が責任持ちます」
というわけでよさこい部は頑張りを認められてゴーサイン、大喜びの勢いでふかふかに顔を埋めるハナはいろいろスキンシップしすぎです。これも金髪幼女だから許される?(笑。そして認めた途端に一番張り切ってるサリーちゃん先生かわいい。
なんて盛り上がるよさこい部の面々は屋上へ走り、てなタイミングでバンド仲間から呼びだされたヤヤは一人音楽室へ向かい…待っていたのはどよんどMAXのバンド仲間、その理由は「不合格」のお祈り通知でした。「まだ一次審査なんだからさー♪」と余裕をかましていたのに思わぬ結果に大ショック! という所で今回の引きです。うぐぐ。次回はおそらく「よさこい部に構ってたせいで…」ってな流れになるでしょうし、定石とはいえ気を揉ませる所で終わるなあ。ドロドロドラマは大好物だけどこのキャラでやられたらちょっとキツイかも。
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