2014-10-26(Sun)
プリパラ #17 恐怖のハロウィン!ジャック・OH!蘭たん!?
カボチャと仮装でいつもと違うプリパラへ!

とてもおいしそうですね~! うぉ~ん!
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とてもおいしそうですね~! うぉ~ん!
今回は子供アニメらしく季節ネタのハロウィン回。もちろんオトナ向け深夜アニメでもハロウィンやクリスマスなど季節イベントが描かれる例は多々ありますが、近年主流の1クール構成だと放映時期とネタの季節がズレてしまいがち(真夏にクリスマスだったり真冬に海水浴だったり)で、こんな風にリアルと映像の季節がきっちりシンクロする楽しさは通年放映の子供アニメならではでしょう。そういや本シリーズお約束のイースターネタが今年は無かった…と思ったらそういやイースターの時期は総集編(ASS)やってたんだっけ。

というわけでアバン冒頭っからハロウィンらしくおどろかわいらしいオバケ(笑)が登場、シーツを被ったのんちゃんによる「脅かしレッスン」に超悲鳴を上げながら逃げ惑うらぁらはかなり怖がりのようです。あははは。のんちゃん容赦無ぇ! 抜けかけたへっぴり腰でバタバタ逃げるカットがいかにも。なーんて脅かし方を教わるはずのらぁらは逃げて叫んで怖がるばかりでどうにもこうにも…と思いきや、お約束の下から懐中電灯・コンニャク攻め・手影による脅かしなどなど、ここで得た知識がプリパラ内での脅かし役シーンできちんと使われていてちょっと笑った。

明けて翌朝の学校もまたハロウィンモードで大賑わいでした(校長先生が)。魔法の箒に乗って背中のブースターを吹かしてプリチケ回収にますますお盛んであります。というか魔女コスに違和感無ぇぇぇ! そんな様子を遠目に眺めるらぁら&久々出番のなおちゃん。プリパラハロウィンの話題から「オバケ屋敷のオバケ当番」に涙するらぁらへ「らぁら怖がりなのに怖がらせるなんてできるの?」とアバン補足&今回エピソードの前振り完了です。その流れからオバケを怖がるらぁらへ「校則第31条。生徒は非科学的な事を言ってはならない」と199枚目の校則違反チケットを切る委員長ってば容赦無ぇ! というかそんな校則はアリなの?(笑。これにて噂のゴールデンチケットまであと1枚となりましたが、晴れて200枚達成の暁にはいったい何が起きるのやら。リーチ宣言の後天宮くんがワクテカ顔で話していたのが気になります。
「ハッピーハロウィン!」
というわけでシーンはハロウィンイベントで盛り上がるプリパラへ。梅干し頭に梅干し瓶を帽子代わりにちょんと乗せ、トドメに梅干しランタンを下げるそふぃのハロウィンコスかわいい。猫コスのみれぃは狙ってるなあ(笑。続いてエンジェルコスのクマが登場、パンダコスと悩んでエンジェルに決めた経緯にて描かれたイメージ映像のシオンがかわいすぎて何事かと。本編内でもシオンのこんなオンナノコ顔を見てみたいものです(笑
などなど盛り上がっている所でらぁらはジャックオーランタンの見事な仮装を見つけ、ところが次の瞬間その仮装はスッと消えてしまいます。OH! 「本当にオバケが出たらどうしよう」と怯えていたらぁらはガクブル全開でみれぃへ訴えるも先の会話どおり「非科学的」と一蹴され…後に登場する蘭たんの前振り&天丼の仕込みをサクサクと済ませます。

消えたカボチャを取りあえず忘れてハロウィンを楽しむ三人娘、というかカボチャアイス→パンプキンパイ→カボチャの煮物と食ってばっかじゃん!(笑。お話にあまり絡まないそふぃがここぞとばかり存在を主張していて笑った。続いてらぁらはコウモリ風船とツーショットの自撮りかしこまっ☆、すると暗い路地の奥から…第1話のライブシーン以来チラチラ姿を見せていた緑髪の謎少女がついにらぁらの前へ現れます。なるほどこんな路地へほいほい現れたって事はあのライブ空間から出られない訳では無いらしい。でもおそらくプリパラワールドからは出られないんだろうなあ。
さて注目の「ファルル(CV.赤﨑千夏)」はらぁらが話し掛けても全てオウム返しで要領を得ず、虚空を見つめる瞳もまた「普通ではない」感がアリアリでした。らぁらの言葉だけではなく動きも真似し、目に付くモノにいちいち興味を示し、指をチュパる様子はまるで「赤ん坊」=生涯の全記憶がリセットされた状態っぽい? 続いて現れたお付きの妖精は通例どおり性格が悪そう(笑。などと今回の出番は顔見せ程度でしたが、まさかこのタイミングで、ハロウィンのお遊び回だと思っていた所で重要キャラが登場するとは予想しなかった。これだから本シリーズは油断ならんのです。

「めが兄ぃさんに食べられちゃう~!」
「とてもおいしそうですね~! うぉ~ん!」
オバケ当番に連行されたらぁら以外のプリパラハロウィン。黄色い声を上げる栄子ちゃん組は何を喜んでいるのか?と思ったら狼男コスのめが兄ぃとかなりキているおっかけっこ…めが兄ぃが危ない人すぎていいコメントが浮かばない。イケメン無双! くるくるターンしながら逃げるキチっぷりも地味に凄いな。続いて定子が貞子のネタは判りやすいのかにくいのか。ってな定子迫真の演技を華麗にスルーのみれぃ&そふぃ。まあこの二人はオバケ屋敷を怖がるタマではありますまい(笑。クマに促されてアイドルらしく怖がるヒトコマはいかにも。
「ドスコイちゃんこ! ドスコイちゃんこ!」
「ラブリー…」
そして森の奥から響く轟音に身構えるラブさんが捉えた猛々しい後姿…もはやドコがオバケ屋敷なのかようわかりません。あはははは。ひたすらテッポウを打ち込むちゃんこちゃんさんへ潤んだ瞳を向けるラブさんが美人すぎるけど、情況を考えると素直に感動しにくい(笑

さてオバケ当番のらぁらはドキドキしながら脅かしに飛び出すも、通りがかっためが姉ぇは1mmたりとも驚かず「おつとめご苦労さま」と涼しい笑顔で華麗にスルー。いやこれはどう見ても相手が悪い(笑。例え本物のオバケが現れてもめが姉ぇのリアクションは変わらないような気がする。
「ほら~、怖がるにゃあ!」
「かわいい~」
落ち込むらぁらは外から聞こえてきた賑やかな声に引かれ、するとそこには先に目撃→消失したジャックオーランタンが! 一方件のカボチャ娘は怖がらせようと必死に声を上げるも客は笑顔で喜ぶばかり、確かにコスの出来は良いけどどう見ても「怖い」より「かわいい」が先に来てしまう風体です。ところが客が退けた次の瞬間カボチャ娘は先と同様サッと姿を消し…タダでさえ怖がりのらぁらは二度目の消失に「やっぱり本当のオバケ!?」と顔はこわばり恐怖に震え。


と思ったら件のカボチャ娘はコケていただけ。あははは。するとらぁらの前へ降り立ったカボチャ娘は再び「怖がるにゃあ! オバケだにゃあ!」と頑張るも今度はらぁらが華麗にスルー、1mmたりとも驚かず無邪気な笑顔で「私もオバケ役なの」と自己紹介、そして――
「どうしてお客さんを怖がらせるんじゃなくて笑わせているの?」
「ほら~ 私、怖がらせようとしてたんだけどにゃ~」
怖がらせようとしても笑われてしまう、それは仮装の出来が悪いせい? 立派なオバケになりたくて一生懸命勉強したのに上手くいかない、このままでは夢であるオバケの天国「HORIWOOD」へ行けない…この蘭たんは「かわいいゆえに怖がらせられない子」としてコメディチックに描かれながら、得体が知れない物言い&ベタ塗りされた瞳デザインなど「ひょっとして本当にオバケなんじゃ?」と深読みさせる面白いキャラで、これがきちんと機能してオチへ繋がる上手さもありました。芸コマ。
「蘭たん 怖がらせるのに向いてないんだと思うよ。だってかわいいもん」
仮装の出来は良いのに怖がらせられないのは何故? その答えを迫る蘭たんへらぁらは何とも的確な…こんな返答は思いつかなかった。グゥの音も出ない正解を聞いて暫し止まって項垂れる数秒の間から蘭たんのショックの大きさが伝わってきます。何事にも向き不向きはあるよね。とはいえ突然ピカッと光って脅かす仮装の出来は間違い無く、らぁらは自らへの仮装を頼み、自信を失っていた蘭たんの腕前を証明する事に。例え向かない要素に気付いてもそれだけで夢を全て諦める必要は無く、可能性が残された方向からアプローチすれば良いのです。


てな所へ現れたDressing Pafeの三人。先頭のシオンは当然ながらオバケを怖がるタマではなく、しかして続くドロシーはレオナの手前精一杯虚勢を張るもどう見てもいっぱいいっぱいであります。そんな怖がりドロシーを判っていながら温かく見守るレオナがまた。
ほどなく始まったらぁら&蘭たんによる怖がらせ作戦は前述どおりアバンでの学習成果を存分に活かしたものでした。お約束どおり全力で怖がってくれるドロシーが愛しい(笑。腰を抜かして目ぇ回して気を失うドロシーへ「ドロシーが気絶するなら私も…」と並んで倒れるレオナ、ここでドロシーを助けず「同じ」を選ぶ辺りコメディタッチで描かれながら結構深いヒトコマのような気がする。

続いて現れたみれぃ&そふぃへ同じ手で驚かそうとするもあっさり終了、というか逆に怖がってるし(笑。そんなドタバタを尻目に我が道を行く、ぶら下がってるコンニャクにかぶりつくそふぃのブレなさが凄い。結局脅かせたのは怖がりドロシーだけでしたが蘭たんは仮装作りの自信を取り戻し、続くハロウィンライブへ衣装デザインを提供…デザインスケッチがめが姉ぇに渡ると一瞬でコーデ登録されるシステムは凄い。まあプリティーリズムもそんな感じだったけれど、あちらはいかにもコーデに特化した特殊空間でしたし。
例によってプリチケ&トモチケを通し、らぁらは「魔女っ子ピンキーハロウィン」、みれぃは「魔女っ子ファンキーハロウィン」、そふぃは「魔女っ子トリッキーハロウィン」へコーデチェンジ。脇・ウエスト・太ももと衣装の隙間から覗く肌色が眩しいコーデであります。そういう所ばかり見ない。

ほどなく始まったライブはいつもどおり「Pretty Prism Pradise!!!」、ハロウィン仕様のステージにハロウィンのコーデがよく映えます。かわいい! じつはハロウィン大好きなんですよ。ネズミ-ランドのハロウィンも混むの判ってて毎年行くほど。なので同じ曲でも今回はあまり気にならなかった(笑。コーデチェンジで少々残念気分だったパンプキンパンツも動いてるの見たらめっちゃかわいい。
メイキングドラマもまたハロウィン仕様の「トリトリ ハロウィンパーティー」です。1回きりのイベント用に手間掛けるなあ、と思いつつ何だかデジャブったと思ったらこれはオーロラドリームの「ドキドキハロウィンナイト」の進化版ですね。AD版と見比べるとCGの進化にクラクラしそう。当時から本シリーズのCG映像は素晴らしかったけれど、さすがに丸三年の時間は技術の差を感じさせるに十二分でした。ともあれこんな風に過去のプリズムジャンプをメイキングドラマにリメイクするのはいろんな意味で良い手法だと思うので、今後もテーマさえ合えばガンガン使い回して新作ドラマを見せていってほしい。

「天国へ…行ってきますにゃ!」
ライブが終わってトモチケ交換の後、蘭たんはベタな瞳を向けながら穏やかじゃないお別れの挨拶を。このアップ顔から姿を消した瞬間、らぁらじゃないけど本気で「本当はオバケなんじゃ?」と思ってしまった。まあ結局階段落ち→被り物を取って「明日の学校に遅れちゃうにゃあ」まで描かれたので視聴者的に真相が知れましたが、死角のまま逃げ出したらぁらはそれを知らず怯えたまま(笑。今だ箒で飛び続ける校長先生をチラリと映した夜の夜中、怖くて一人で寝られないらぁらを懐中電灯で脅すのんちゃんのループオチが綺麗にハマった締めでした。

というわけでアバン冒頭っからハロウィンらしくおどろかわいらしいオバケ(笑)が登場、シーツを被ったのんちゃんによる「脅かしレッスン」に超悲鳴を上げながら逃げ惑うらぁらはかなり怖がりのようです。あははは。のんちゃん容赦無ぇ! 抜けかけたへっぴり腰でバタバタ逃げるカットがいかにも。なーんて脅かし方を教わるはずのらぁらは逃げて叫んで怖がるばかりでどうにもこうにも…と思いきや、お約束の下から懐中電灯・コンニャク攻め・手影による脅かしなどなど、ここで得た知識がプリパラ内での脅かし役シーンできちんと使われていてちょっと笑った。

明けて翌朝の学校もまたハロウィンモードで大賑わいでした(校長先生が)。魔法の箒に乗って背中のブースターを吹かしてプリチケ回収にますますお盛んであります。というか魔女コスに違和感無ぇぇぇ! そんな様子を遠目に眺めるらぁら&久々出番のなおちゃん。プリパラハロウィンの話題から「オバケ屋敷のオバケ当番」に涙するらぁらへ「らぁら怖がりなのに怖がらせるなんてできるの?」とアバン補足&今回エピソードの前振り完了です。その流れからオバケを怖がるらぁらへ「校則第31条。生徒は非科学的な事を言ってはならない」と199枚目の校則違反チケットを切る委員長ってば容赦無ぇ! というかそんな校則はアリなの?(笑。これにて噂のゴールデンチケットまであと1枚となりましたが、晴れて200枚達成の暁にはいったい何が起きるのやら。リーチ宣言の後天宮くんがワクテカ顔で話していたのが気になります。
「ハッピーハロウィン!」
というわけでシーンはハロウィンイベントで盛り上がるプリパラへ。梅干し頭に梅干し瓶を帽子代わりにちょんと乗せ、トドメに梅干しランタンを下げるそふぃのハロウィンコスかわいい。猫コスのみれぃは狙ってるなあ(笑。続いてエンジェルコスのクマが登場、パンダコスと悩んでエンジェルに決めた経緯にて描かれたイメージ映像のシオンがかわいすぎて何事かと。本編内でもシオンのこんなオンナノコ顔を見てみたいものです(笑
などなど盛り上がっている所でらぁらはジャックオーランタンの見事な仮装を見つけ、ところが次の瞬間その仮装はスッと消えてしまいます。OH! 「本当にオバケが出たらどうしよう」と怯えていたらぁらはガクブル全開でみれぃへ訴えるも先の会話どおり「非科学的」と一蹴され…後に登場する蘭たんの前振り&天丼の仕込みをサクサクと済ませます。

消えたカボチャを取りあえず忘れてハロウィンを楽しむ三人娘、というかカボチャアイス→パンプキンパイ→カボチャの煮物と食ってばっかじゃん!(笑。お話にあまり絡まないそふぃがここぞとばかり存在を主張していて笑った。続いてらぁらはコウモリ風船とツーショットの自撮りかしこまっ☆、すると暗い路地の奥から…第1話のライブシーン以来チラチラ姿を見せていた緑髪の謎少女がついにらぁらの前へ現れます。なるほどこんな路地へほいほい現れたって事はあのライブ空間から出られない訳では無いらしい。でもおそらくプリパラワールドからは出られないんだろうなあ。
さて注目の「ファルル(CV.赤﨑千夏)」はらぁらが話し掛けても全てオウム返しで要領を得ず、虚空を見つめる瞳もまた「普通ではない」感がアリアリでした。らぁらの言葉だけではなく動きも真似し、目に付くモノにいちいち興味を示し、指をチュパる様子はまるで「赤ん坊」=生涯の全記憶がリセットされた状態っぽい? 続いて現れたお付きの妖精は通例どおり性格が悪そう(笑。などと今回の出番は顔見せ程度でしたが、まさかこのタイミングで、ハロウィンのお遊び回だと思っていた所で重要キャラが登場するとは予想しなかった。これだから本シリーズは油断ならんのです。

「めが兄ぃさんに食べられちゃう~!」
「とてもおいしそうですね~! うぉ~ん!」
オバケ当番に連行されたらぁら以外のプリパラハロウィン。黄色い声を上げる栄子ちゃん組は何を喜んでいるのか?と思ったら狼男コスのめが兄ぃとかなりキているおっかけっこ…めが兄ぃが危ない人すぎていいコメントが浮かばない。イケメン無双! くるくるターンしながら逃げるキチっぷりも地味に凄いな。続いて定子が貞子のネタは判りやすいのかにくいのか。ってな定子迫真の演技を華麗にスルーのみれぃ&そふぃ。まあこの二人はオバケ屋敷を怖がるタマではありますまい(笑。クマに促されてアイドルらしく怖がるヒトコマはいかにも。
「ドスコイちゃんこ! ドスコイちゃんこ!」
「ラブリー…」
そして森の奥から響く轟音に身構えるラブさんが捉えた猛々しい後姿…もはやドコがオバケ屋敷なのかようわかりません。あはははは。ひたすらテッポウを打ち込むちゃんこちゃんさんへ潤んだ瞳を向けるラブさんが美人すぎるけど、情況を考えると素直に感動しにくい(笑

さてオバケ当番のらぁらはドキドキしながら脅かしに飛び出すも、通りがかっためが姉ぇは1mmたりとも驚かず「おつとめご苦労さま」と涼しい笑顔で華麗にスルー。いやこれはどう見ても相手が悪い(笑。例え本物のオバケが現れてもめが姉ぇのリアクションは変わらないような気がする。
「ほら~、怖がるにゃあ!」
「かわいい~」
落ち込むらぁらは外から聞こえてきた賑やかな声に引かれ、するとそこには先に目撃→消失したジャックオーランタンが! 一方件のカボチャ娘は怖がらせようと必死に声を上げるも客は笑顔で喜ぶばかり、確かにコスの出来は良いけどどう見ても「怖い」より「かわいい」が先に来てしまう風体です。ところが客が退けた次の瞬間カボチャ娘は先と同様サッと姿を消し…タダでさえ怖がりのらぁらは二度目の消失に「やっぱり本当のオバケ!?」と顔はこわばり恐怖に震え。


と思ったら件のカボチャ娘はコケていただけ。あははは。するとらぁらの前へ降り立ったカボチャ娘は再び「怖がるにゃあ! オバケだにゃあ!」と頑張るも今度はらぁらが華麗にスルー、1mmたりとも驚かず無邪気な笑顔で「私もオバケ役なの」と自己紹介、そして――
「どうしてお客さんを怖がらせるんじゃなくて笑わせているの?」
「ほら~ 私、怖がらせようとしてたんだけどにゃ~」
怖がらせようとしても笑われてしまう、それは仮装の出来が悪いせい? 立派なオバケになりたくて一生懸命勉強したのに上手くいかない、このままでは夢であるオバケの天国「HORIWOOD」へ行けない…この蘭たんは「かわいいゆえに怖がらせられない子」としてコメディチックに描かれながら、得体が知れない物言い&ベタ塗りされた瞳デザインなど「ひょっとして本当にオバケなんじゃ?」と深読みさせる面白いキャラで、これがきちんと機能してオチへ繋がる上手さもありました。芸コマ。
「蘭たん 怖がらせるのに向いてないんだと思うよ。だってかわいいもん」
仮装の出来は良いのに怖がらせられないのは何故? その答えを迫る蘭たんへらぁらは何とも的確な…こんな返答は思いつかなかった。グゥの音も出ない正解を聞いて暫し止まって項垂れる数秒の間から蘭たんのショックの大きさが伝わってきます。何事にも向き不向きはあるよね。とはいえ突然ピカッと光って脅かす仮装の出来は間違い無く、らぁらは自らへの仮装を頼み、自信を失っていた蘭たんの腕前を証明する事に。例え向かない要素に気付いてもそれだけで夢を全て諦める必要は無く、可能性が残された方向からアプローチすれば良いのです。


てな所へ現れたDressing Pafeの三人。先頭のシオンは当然ながらオバケを怖がるタマではなく、しかして続くドロシーはレオナの手前精一杯虚勢を張るもどう見てもいっぱいいっぱいであります。そんな怖がりドロシーを判っていながら温かく見守るレオナがまた。
ほどなく始まったらぁら&蘭たんによる怖がらせ作戦は前述どおりアバンでの学習成果を存分に活かしたものでした。お約束どおり全力で怖がってくれるドロシーが愛しい(笑。腰を抜かして目ぇ回して気を失うドロシーへ「ドロシーが気絶するなら私も…」と並んで倒れるレオナ、ここでドロシーを助けず「同じ」を選ぶ辺りコメディタッチで描かれながら結構深いヒトコマのような気がする。

続いて現れたみれぃ&そふぃへ同じ手で驚かそうとするもあっさり終了、というか逆に怖がってるし(笑。そんなドタバタを尻目に我が道を行く、ぶら下がってるコンニャクにかぶりつくそふぃのブレなさが凄い。結局脅かせたのは怖がりドロシーだけでしたが蘭たんは仮装作りの自信を取り戻し、続くハロウィンライブへ衣装デザインを提供…デザインスケッチがめが姉ぇに渡ると一瞬でコーデ登録されるシステムは凄い。まあプリティーリズムもそんな感じだったけれど、あちらはいかにもコーデに特化した特殊空間でしたし。
例によってプリチケ&トモチケを通し、らぁらは「魔女っ子ピンキーハロウィン」、みれぃは「魔女っ子ファンキーハロウィン」、そふぃは「魔女っ子トリッキーハロウィン」へコーデチェンジ。脇・ウエスト・太ももと衣装の隙間から覗く肌色が眩しいコーデであります。そういう所ばかり見ない。

ほどなく始まったライブはいつもどおり「Pretty Prism Pradise!!!」、ハロウィン仕様のステージにハロウィンのコーデがよく映えます。かわいい! じつはハロウィン大好きなんですよ。ネズミ-ランドのハロウィンも混むの判ってて毎年行くほど。なので同じ曲でも今回はあまり気にならなかった(笑。コーデチェンジで少々残念気分だったパンプキンパンツも動いてるの見たらめっちゃかわいい。
メイキングドラマもまたハロウィン仕様の「トリトリ ハロウィンパーティー」です。1回きりのイベント用に手間掛けるなあ、と思いつつ何だかデジャブったと思ったらこれはオーロラドリームの「ドキドキハロウィンナイト」の進化版ですね。AD版と見比べるとCGの進化にクラクラしそう。当時から本シリーズのCG映像は素晴らしかったけれど、さすがに丸三年の時間は技術の差を感じさせるに十二分でした。ともあれこんな風に過去のプリズムジャンプをメイキングドラマにリメイクするのはいろんな意味で良い手法だと思うので、今後もテーマさえ合えばガンガン使い回して新作ドラマを見せていってほしい。

「天国へ…行ってきますにゃ!」
ライブが終わってトモチケ交換の後、蘭たんはベタな瞳を向けながら穏やかじゃないお別れの挨拶を。このアップ顔から姿を消した瞬間、らぁらじゃないけど本気で「本当はオバケなんじゃ?」と思ってしまった。まあ結局階段落ち→被り物を取って「明日の学校に遅れちゃうにゃあ」まで描かれたので視聴者的に真相が知れましたが、死角のまま逃げ出したらぁらはそれを知らず怯えたまま(笑。今だ箒で飛び続ける校長先生をチラリと映した夜の夜中、怖くて一人で寝られないらぁらを懐中電灯で脅すのんちゃんのループオチが綺麗にハマった締めでした。
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