2014-11-02(Sun)
プリパラ #18 レオナ、全力ダッシュなの!
ドロシー&レオナがパプリカ学園へ。

そして明かされた衝撃の事実!?
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そして明かされた衝撃の事実!?
レギュラーキャラ中ただ一人だけ睫毛が描かれていなかったり、公式資料では「双子」の表記はあれど「姉妹」の表記が無かったり、一部ファンの間でいろいろ憶測を呼んでいたレオナの性別問題(?)。かく言う私も以前から睫毛の件は気になっていて、資料表記の絶妙さを含めて上手く掻き回すなあと思いながら、まあさんざ憶測を呼んだ挙げ句「当然オンナノコですよ?」という無難なオチだろう…まで予想していたのですが、まさかまさか本当に。



アバン冒頭は噂のゴールデンチケット絡みで盛り上がるいつもの面々、てな所へパプリカ学園の制服を着たドロシーがまず登場します。いつもの調子で軽く挨拶の後、正体をバラしたらぁらをからかい、続いてみれぃの正体を知らされてガラカメばりの衝撃カットと通り一遍のリアクションを見せ…正体バラシで照れるみれぃかわいい(笑。というか登校中の生徒がゾロゾロ歩いている前で堂々とバラしちゃっていいの?と思わなくなくも。
「レオナは一緒じゃないのか?」
「いるよ、ねっ、レオナ!」
「うん」
というわけで現れたレオナは青いネクタイにズボン姿、よくよく見るとジャケットの合わせも女子と逆なのね。かしこまっ☆芸コマ。縦スク全身カットでは後ろに立つ男子生徒との体型差や内股の脚がいわゆる「普通の男子」との違いをアピール…いやこりゃどう見てもオンナノコっぽい男子というより男装女子でしょう。こんなかわいいのに男って!? と言った所で、これまで容姿言動全てオンナノコとして描かれてきたキャラを「設定上」男としただけなのだから男に見えなくて当然であります。とはいえ全キャラ中最も女の子らしいレオナとボクっ子のドロシーの性別が逆ってのは双子設定と合わせて上手い仕掛けで、また絶妙にヒントを散らして仕込まれた男子設定も謎解きの面白さがありました。やられた。
なーんて冷静に書いてますがオンタイム時にはリアルで茶を吹いた「男子制服」での登場シーン。今回はレオナ回って事でボカしながらも少しは触れるかな?と思っていた性別疑惑に開始1分で終止符を打ち込むとは。おそるべし。あまりの衝撃でハイライトが飛んでる委員長が他人事とは思えません(笑

それにしてもまさかホントに男の娘だったとは。女の子しか入れない(プリチケが届かない)はずのプリパラへレオナが何故入れるの? こんなの根本から卓袱台返しじゃ? どうすんのこれ? に対する答えが暫し続きます。
「いいんだよ。僕がいいって言うんだから」
「それに…プリチケも届いてるしね」
「プリパラ憲章第12条 プリチケの届いた者は何人もプリパラに出入りして良い」
「そうか、じゃ一件落着」
というわけでプリチケ問題はあっさり落着…いやいやそうじゃなくて、何故「性別:男」の所にプリチケが届いたのか? が問題なんだけど。性別とは無関係に「心が女の子」ならオッケー? とすれば逆にレオナのような男脳(笑)には届かないはず。まあこの辺について明確な説明はおそらく行われないでしょうし、それならそれで構わないけれど、レオナを「男」とした意味をきちんと作中に活かしていってほしいとは思います。
「ななな…なぬ~! 男がプリパラですって!?」
などなど大騒ぎの所へ校長先生が登場するとみなさんサッサと校舎へゴー。何というスルー体制(笑。ゾロゾロ歩く生徒たちの会話からレオナが男と知って卒倒するヒトコマはコメディタッチに見せながら意外な伏線だったり? 幼い頃の友達は当然全員プリパラに招かれ、一方校長先生の所には男にすら来る(笑)プリチケが何故か届かず、その結果自分を置いてプリパラを楽しんでいる友達たちに恨みを…みたいな?


始業と共にまずは転入生のお約束、新しいクラスでの挨拶シーンです。いつも一緒の双子なのにクラスは別々になっちゃったみたいですね。複数クラスなら当然の処置か。まずは1-Bの教室にていつもどおりタカビー&自己主張が激しいドロシーの転入挨拶。鼻持ちならない転入生へさっそくイヤミを放つひねくれ男子がベッタベタすぎてちょっと笑った。まあアイドルに興味が無ければいきなり馴れ馴れしい&上から目線のナマイキな口調に反発するのも無理はありません。するとドロシーは件の男子につかつかと歩み寄ってドアップのかわいさアピール…顔近いって! というか至近距離でこんなんやられたらかわいい以前にちょっと怖い、と思ったら園児シーンの前振りだった? 全身が生殖器の中学生男子にはパッと見のかわいさが通用しても、真実を見通す幼い瞳には通用しないという事か。
続いて1-Aに転入したレオナの挨拶シーン。相変わらず小さい声で恥ずかしそうに名乗るかわいいかわいい「レオナくん」を、クラスのみなさんは少々の疑問を挟みつつも普通に受け入れていました。パプリカ学園に性差別なんて存在しません。というかこの展開があればこそ女子校ではなく男女共学だったのかもしれない。勝手になるほど。
「委員長は彼を見ていた…委員長は彼を見ていた…委員長は…」
ほどなくレオナは委員長の隣席に収まり=クラスメイトとして中等部のエピソードを盛り上げていくのかな。それはともかく後席で呟く雨宮くんが不穏すぎ…早くも盛り上がってまいりました(笑。ちなみにシオンは1-C。つまりDressing Pafeの三人は全て別クラスなので教室(授業中)の絡みは無さそう。逆にクラスマッチは燃えそう。

ランチタイムの渡り廊下で繰り広げられるレオナの取り合い。こういう場合先に手を離した方が本当の愛情を持つ者なのだけど、ガイジンのドロシーは大岡裁きを知らないのか強引ぐマイウェイにレオナを横取り。間に挟まるレオナもレオナでドロシーの言いなりです。このシーンの会話によればレオナは昼食前に友達と約束をしていて、なのにドロシーに誘われるとそちらを選び、約束した友達が現れるとそちらを選び、結局ドロシーの強引さに引っ張られてしまう。常に誘われる方へ方へ靡く、つまり昼食一つ取ってもレオナは自分の意思(誰と食べたいか)を表さないんですね。てな様子を遠目に見ていたシオンが「白か黒かはっきりしろ!」と嘆くのも判ります。
シオンのイライラはプリパラのレッスン室で爆発寸前! というか爆発。対SoLaMi SMILEへの気合いを入れるも呑気なドロシーに同調するレオナ、対抗策として新メイキングドラマを提案しても「みんながいいほうで」とやはり自分の意見を言いません。周囲に流されるばかりで自分を表さない、人の言う事を聞くばかり、これでは互いに高め合う事などできない。そんな態度を叱責してもレオナは庇いに割り込むドロシーの陰で何も言えず――
「そうやっていつもドロシーの陰に隠れているような人間にアイドルとしての輝きはあるのか?」
ここまで言われても黙り込んで俯くばかり。後から思えばこれらはレオナの良い所そのものなのだけれど、現状の傍目からすると自分が無い優柔不断な子にしか見えませんし。するとシオンは「自分の思い」を表現させるべく新メイキングドラマの制作をレオナ一人に命じます。スパルタキビシー!

「群れない心が芽生えたのなら一歩前進だ」
Bパート明けはシオンの教室へカチ込み、元気が無く自分の所へも来ないレオナを心配するドロシーのヒトコマから。そんなドロシーの言葉を黙って聞き、レオナ自立の兆しを感じ取るシオンが男前すぎる。そして見上げた昼の月、同じ月を木陰から見ていたレオナのシーンへ。
「く、くらげ!?」
ふと見た芝生に寝転ぶクラゲに驚くレオナ。あははは。しかしそれをよく見ると疲れてクラゲ化&地面と同化して休んでいるそふぃで…「地面は私のお布団なの」はさりげなく名言かも。ここはパッと見でクラゲに見えた=そふぃの本質を知らずに見抜いたとすれば、レオナの洞察力・他者センサーの鋭さを表すヒトコマと言えそう。
「私は月で、明るい太陽がドロシーで、照らしてもらって輝ける」
「あなたと私、似てるかも」
空の月と海の月。太陽に照らされて輝く空の月と、海水に浮かんで輝く海の月。この「海水」を周囲を支えるコスモさんや親衛隊とすれば確かに例えが合いますね。まあ単に月繋がりの洒落かもしれませんが(笑
するとシーンがパッと変わって大くしゃみのらぁら。「校則第192条 学園創立者の像の前でくしゃみは厳禁である」の違反として、これにて通算200枚目の違反チケットが交付され祝ゴールデンチケット! の流れです。あははは。毎度ながらどんだけピンポイントな校則だ(笑。大仰なアクションでゴールデンチケットをビターン!と貼り付け、さていったいどんな特典(?)が? と思ったら「幼稚園児と小学生の交流会のお世話ボランティア」…らぁらじゃないけど「えっ? それでいいの?」と少々拍子抜け。別に無闇に艱難辛苦へ放り込めとは言いませんが、前振りまくったゴールデンチケットはもう少しネタとして使えたんじゃ?と思わなくなくも。
「今のままじゃダメかなと思った時はもう変わり始めてるから」
ゴールデンチケットを巡るドタバタを遠目に見ながらそふぃのお言葉。らぁら&みれぃと出会った事でダメな自分に気付き、自分を変えられた体験を今のシオンに重ねるそふぃ。変わるためにはまず問題点に気付かなければならないわけで、しかし今のレオナはその事に気付いている…先のシオン同様にレオナ変化の兆しを急かさず見守る好シーンでした。

「メイキングドラマに込めたい自分の思いって何だろう?」
さて変化の兆しがあるとはいえ二つ返事で変われるはずもなく、レオナはシオンからの宿題に頭を悩ませるばかり。流されるままの日常から「自分の思い」をさあ表せ!と言われてもそう簡単にはいきません。てな所へ先のゴールデンチケットの副賞を全うすべくらぁらが園児たちを連れてやってきました。子供が子供を!とはシオンじゃなくてもツッコまざるを得ない(笑
そのシオンはぶつかって転んで泣いた男の子へ「泣くな!」と一喝。男が泣いていいのはカーチャンが死んだ時とサイフを落とした時だけだ! 武士道あふるるシオンの気持ちは判るけど、小さい子供へそんなん言っても怖がるばかりでさらに大泣き。あらら。
「テンションマックス ドロシーだよ! マックス光線!」
クラスの男子には効いたかわいさの押し付け・マックス光線が子供には通じない。なるほど子供は正直って事か。呆れるらぁら&シオンを傍に意地になってマックス光線を照射するドロシーのドロ沼、光線を浴びた周囲の子供たちは怖がって泣き出し逃げ出してしまいます。

そんな怯えた子供たちを優しく包むレオナの微笑み。一方周りに集う子供たちは口々に「お姉ちゃん!」「お姉ちゃん!」と呼びかけ…子供の素直な瞳はレオナの本質を見抜いた?とも思えるヒトコマです。枝に引っ掛かった風船をサッと登って取ってあげたり、子供たちと一緒になって楽しく遊ぶ様子を見たシオンはレオナの献身的な優しさを認め――
「そうだ、これだ、この気持ちだ」
レオナは自分に向けられた子供たちの笑顔を見て「自分の思い・やりたい事」にようやく気付くのでした。

というわけでライブタイムへ。今回は SoLaMi SMILE vs Dressing Pafe の直接対決ライブ(?)で、まずは先攻SoLaMi SMILEが露払いステージ(笑)をササッと終え、シオンは「フレッシュマーチングスターコーデ」、ドロシーは「サファイアマーチングスターコーデ」」、そしてレオナが「アメジストマーチングスターコーデ」にチェンジしていざステージへ。コーデフィニッシュのキメポーズや、例によってローアングル多めのライブ描写はいつもどおりかわいいけれど、このミニスカから伸びる脚が男の脚と思うと少々複雑な…と思ったら負けか(笑
レオナが作ったメイクキングドラマは旗を掲げて応援ダッシュ!の「全力ダッシュ! 飛ばせバルーン!」、みんなの笑顔のために全力で頑張るレオナらしいドラマでした。注目の対決結果はもちろん(?)Dressing Pafeの初勝利、と同時にレオナはアイドルランクを「きたいのアイドル」に上げてドロシーとお揃いに。そんなレオナへシオンは賛辞を贈ると共にチームメイトの絆強化を実感するのでした。ライブ後の学園にてレオナ&そふぃのトモチケ交換も良し良し、もしシャッフルユニット編が来るならばこのペアで確定? みれぃの相方は当然シオンなので、するとらぁらはドロシー?(消去法
落ち着いて見直せば単なる依存体質と思われたレオナの掘り下げとして綺麗にまとめた今回。同じような境遇だったそふぃを自然に絡め、渇を入れるシオン、マックス光線のドロシー、他みれぃやらぁらの見せ場も満遍なく散らせた上手い構成だったけれど…ある程度心の準備をしていたとはいえ冒頭いきなりの男子発覚がインパクトありすぎ、オンタイム視聴時は呆けるやら笑うやらで構成の妙技まで頭が回らなかった(笑。今後この設定がどう活かされるか?によって作品の評価も変わるでしょうし、森脇監督におかれましてはぜひぜひ上手く回して頂きたいと切に思います。



アバン冒頭は噂のゴールデンチケット絡みで盛り上がるいつもの面々、てな所へパプリカ学園の制服を着たドロシーがまず登場します。いつもの調子で軽く挨拶の後、正体をバラしたらぁらをからかい、続いてみれぃの正体を知らされてガラカメばりの衝撃カットと通り一遍のリアクションを見せ…正体バラシで照れるみれぃかわいい(笑。というか登校中の生徒がゾロゾロ歩いている前で堂々とバラしちゃっていいの?と思わなくなくも。
「レオナは一緒じゃないのか?」
「いるよ、ねっ、レオナ!」
「うん」
というわけで現れたレオナは青いネクタイにズボン姿、よくよく見るとジャケットの合わせも女子と逆なのね。かしこまっ☆芸コマ。縦スク全身カットでは後ろに立つ男子生徒との体型差や内股の脚がいわゆる「普通の男子」との違いをアピール…いやこりゃどう見てもオンナノコっぽい男子というより男装女子でしょう。こんなかわいいのに男って!? と言った所で、これまで容姿言動全てオンナノコとして描かれてきたキャラを「設定上」男としただけなのだから男に見えなくて当然であります。とはいえ全キャラ中最も女の子らしいレオナとボクっ子のドロシーの性別が逆ってのは双子設定と合わせて上手い仕掛けで、また絶妙にヒントを散らして仕込まれた男子設定も謎解きの面白さがありました。やられた。
なーんて冷静に書いてますがオンタイム時にはリアルで茶を吹いた「男子制服」での登場シーン。今回はレオナ回って事でボカしながらも少しは触れるかな?と思っていた性別疑惑に開始1分で終止符を打ち込むとは。おそるべし。あまりの衝撃でハイライトが飛んでる委員長が他人事とは思えません(笑

それにしてもまさかホントに男の娘だったとは。女の子しか入れない(プリチケが届かない)はずのプリパラへレオナが何故入れるの? こんなの根本から卓袱台返しじゃ? どうすんのこれ? に対する答えが暫し続きます。
「いいんだよ。僕がいいって言うんだから」
「それに…プリチケも届いてるしね」
「プリパラ憲章第12条 プリチケの届いた者は何人もプリパラに出入りして良い」
「そうか、じゃ一件落着」
というわけでプリチケ問題はあっさり落着…いやいやそうじゃなくて、何故「性別:男」の所にプリチケが届いたのか? が問題なんだけど。性別とは無関係に「心が女の子」ならオッケー? とすれば逆にレオナのような男脳(笑)には届かないはず。まあこの辺について明確な説明はおそらく行われないでしょうし、それならそれで構わないけれど、レオナを「男」とした意味をきちんと作中に活かしていってほしいとは思います。
「ななな…なぬ~! 男がプリパラですって!?」
などなど大騒ぎの所へ校長先生が登場するとみなさんサッサと校舎へゴー。何というスルー体制(笑。ゾロゾロ歩く生徒たちの会話からレオナが男と知って卒倒するヒトコマはコメディタッチに見せながら意外な伏線だったり? 幼い頃の友達は当然全員プリパラに招かれ、一方校長先生の所には男にすら来る(笑)プリチケが何故か届かず、その結果自分を置いてプリパラを楽しんでいる友達たちに恨みを…みたいな?


始業と共にまずは転入生のお約束、新しいクラスでの挨拶シーンです。いつも一緒の双子なのにクラスは別々になっちゃったみたいですね。複数クラスなら当然の処置か。まずは1-Bの教室にていつもどおりタカビー&自己主張が激しいドロシーの転入挨拶。鼻持ちならない転入生へさっそくイヤミを放つひねくれ男子がベッタベタすぎてちょっと笑った。まあアイドルに興味が無ければいきなり馴れ馴れしい&上から目線のナマイキな口調に反発するのも無理はありません。するとドロシーは件の男子につかつかと歩み寄ってドアップのかわいさアピール…顔近いって! というか至近距離でこんなんやられたらかわいい以前にちょっと怖い、と思ったら園児シーンの前振りだった? 全身が生殖器の中学生男子にはパッと見のかわいさが通用しても、真実を見通す幼い瞳には通用しないという事か。
続いて1-Aに転入したレオナの挨拶シーン。相変わらず小さい声で恥ずかしそうに名乗るかわいいかわいい「レオナくん」を、クラスのみなさんは少々の疑問を挟みつつも普通に受け入れていました。パプリカ学園に性差別なんて存在しません。というかこの展開があればこそ女子校ではなく男女共学だったのかもしれない。勝手になるほど。
「委員長は彼を見ていた…委員長は彼を見ていた…委員長は…」
ほどなくレオナは委員長の隣席に収まり=クラスメイトとして中等部のエピソードを盛り上げていくのかな。それはともかく後席で呟く雨宮くんが不穏すぎ…早くも盛り上がってまいりました(笑。ちなみにシオンは1-C。つまりDressing Pafeの三人は全て別クラスなので教室(授業中)の絡みは無さそう。逆にクラスマッチは燃えそう。

ランチタイムの渡り廊下で繰り広げられるレオナの取り合い。こういう場合先に手を離した方が本当の愛情を持つ者なのだけど、ガイジンのドロシーは大岡裁きを知らないのか強引ぐマイウェイにレオナを横取り。間に挟まるレオナもレオナでドロシーの言いなりです。このシーンの会話によればレオナは昼食前に友達と約束をしていて、なのにドロシーに誘われるとそちらを選び、約束した友達が現れるとそちらを選び、結局ドロシーの強引さに引っ張られてしまう。常に誘われる方へ方へ靡く、つまり昼食一つ取ってもレオナは自分の意思(誰と食べたいか)を表さないんですね。てな様子を遠目に見ていたシオンが「白か黒かはっきりしろ!」と嘆くのも判ります。
シオンのイライラはプリパラのレッスン室で爆発寸前! というか爆発。対SoLaMi SMILEへの気合いを入れるも呑気なドロシーに同調するレオナ、対抗策として新メイキングドラマを提案しても「みんながいいほうで」とやはり自分の意見を言いません。周囲に流されるばかりで自分を表さない、人の言う事を聞くばかり、これでは互いに高め合う事などできない。そんな態度を叱責してもレオナは庇いに割り込むドロシーの陰で何も言えず――
「そうやっていつもドロシーの陰に隠れているような人間にアイドルとしての輝きはあるのか?」
ここまで言われても黙り込んで俯くばかり。後から思えばこれらはレオナの良い所そのものなのだけれど、現状の傍目からすると自分が無い優柔不断な子にしか見えませんし。するとシオンは「自分の思い」を表現させるべく新メイキングドラマの制作をレオナ一人に命じます。スパルタキビシー!

「群れない心が芽生えたのなら一歩前進だ」
Bパート明けはシオンの教室へカチ込み、元気が無く自分の所へも来ないレオナを心配するドロシーのヒトコマから。そんなドロシーの言葉を黙って聞き、レオナ自立の兆しを感じ取るシオンが男前すぎる。そして見上げた昼の月、同じ月を木陰から見ていたレオナのシーンへ。
「く、くらげ!?」
ふと見た芝生に寝転ぶクラゲに驚くレオナ。あははは。しかしそれをよく見ると疲れてクラゲ化&地面と同化して休んでいるそふぃで…「地面は私のお布団なの」はさりげなく名言かも。ここはパッと見でクラゲに見えた=そふぃの本質を知らずに見抜いたとすれば、レオナの洞察力・他者センサーの鋭さを表すヒトコマと言えそう。
「私は月で、明るい太陽がドロシーで、照らしてもらって輝ける」
「あなたと私、似てるかも」
空の月と海の月。太陽に照らされて輝く空の月と、海水に浮かんで輝く海の月。この「海水」を周囲を支えるコスモさんや親衛隊とすれば確かに例えが合いますね。まあ単に月繋がりの洒落かもしれませんが(笑
するとシーンがパッと変わって大くしゃみのらぁら。「校則第192条 学園創立者の像の前でくしゃみは厳禁である」の違反として、これにて通算200枚目の違反チケットが交付され祝ゴールデンチケット! の流れです。あははは。毎度ながらどんだけピンポイントな校則だ(笑。大仰なアクションでゴールデンチケットをビターン!と貼り付け、さていったいどんな特典(?)が? と思ったら「幼稚園児と小学生の交流会のお世話ボランティア」…らぁらじゃないけど「えっ? それでいいの?」と少々拍子抜け。別に無闇に艱難辛苦へ放り込めとは言いませんが、前振りまくったゴールデンチケットはもう少しネタとして使えたんじゃ?と思わなくなくも。
「今のままじゃダメかなと思った時はもう変わり始めてるから」
ゴールデンチケットを巡るドタバタを遠目に見ながらそふぃのお言葉。らぁら&みれぃと出会った事でダメな自分に気付き、自分を変えられた体験を今のシオンに重ねるそふぃ。変わるためにはまず問題点に気付かなければならないわけで、しかし今のレオナはその事に気付いている…先のシオン同様にレオナ変化の兆しを急かさず見守る好シーンでした。

「メイキングドラマに込めたい自分の思いって何だろう?」
さて変化の兆しがあるとはいえ二つ返事で変われるはずもなく、レオナはシオンからの宿題に頭を悩ませるばかり。流されるままの日常から「自分の思い」をさあ表せ!と言われてもそう簡単にはいきません。てな所へ先のゴールデンチケットの副賞を全うすべくらぁらが園児たちを連れてやってきました。子供が子供を!とはシオンじゃなくてもツッコまざるを得ない(笑
そのシオンはぶつかって転んで泣いた男の子へ「泣くな!」と一喝。男が泣いていいのはカーチャンが死んだ時とサイフを落とした時だけだ! 武士道あふるるシオンの気持ちは判るけど、小さい子供へそんなん言っても怖がるばかりでさらに大泣き。あらら。
「テンションマックス ドロシーだよ! マックス光線!」
クラスの男子には効いたかわいさの押し付け・マックス光線が子供には通じない。なるほど子供は正直って事か。呆れるらぁら&シオンを傍に意地になってマックス光線を照射するドロシーのドロ沼、光線を浴びた周囲の子供たちは怖がって泣き出し逃げ出してしまいます。

そんな怯えた子供たちを優しく包むレオナの微笑み。一方周りに集う子供たちは口々に「お姉ちゃん!」「お姉ちゃん!」と呼びかけ…子供の素直な瞳はレオナの本質を見抜いた?とも思えるヒトコマです。枝に引っ掛かった風船をサッと登って取ってあげたり、子供たちと一緒になって楽しく遊ぶ様子を見たシオンはレオナの献身的な優しさを認め――
「そうだ、これだ、この気持ちだ」
レオナは自分に向けられた子供たちの笑顔を見て「自分の思い・やりたい事」にようやく気付くのでした。

というわけでライブタイムへ。今回は SoLaMi SMILE vs Dressing Pafe の直接対決ライブ(?)で、まずは先攻SoLaMi SMILEが露払いステージ(笑)をササッと終え、シオンは「フレッシュマーチングスターコーデ」、ドロシーは「サファイアマーチングスターコーデ」」、そしてレオナが「アメジストマーチングスターコーデ」にチェンジしていざステージへ。コーデフィニッシュのキメポーズや、例によってローアングル多めのライブ描写はいつもどおりかわいいけれど、このミニスカから伸びる脚が男の脚と思うと少々複雑な…と思ったら負けか(笑
レオナが作ったメイクキングドラマは旗を掲げて応援ダッシュ!の「全力ダッシュ! 飛ばせバルーン!」、みんなの笑顔のために全力で頑張るレオナらしいドラマでした。注目の対決結果はもちろん(?)Dressing Pafeの初勝利、と同時にレオナはアイドルランクを「きたいのアイドル」に上げてドロシーとお揃いに。そんなレオナへシオンは賛辞を贈ると共にチームメイトの絆強化を実感するのでした。ライブ後の学園にてレオナ&そふぃのトモチケ交換も良し良し、もしシャッフルユニット編が来るならばこのペアで確定? みれぃの相方は当然シオンなので、するとらぁらはドロシー?(消去法
落ち着いて見直せば単なる依存体質と思われたレオナの掘り下げとして綺麗にまとめた今回。同じような境遇だったそふぃを自然に絡め、渇を入れるシオン、マックス光線のドロシー、他みれぃやらぁらの見せ場も満遍なく散らせた上手い構成だったけれど…ある程度心の準備をしていたとはいえ冒頭いきなりの男子発覚がインパクトありすぎ、オンタイム視聴時は呆けるやら笑うやらで構成の妙技まで頭が回らなかった(笑。今後この設定がどう活かされるか?によって作品の評価も変わるでしょうし、森脇監督におかれましてはぜひぜひ上手く回して頂きたいと切に思います。
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