2014-11-09(Sun)

プリパラ #19 みれぃとクマ、運命の出会いぷりクマ!

みれぃ、プリパラデビュー1周年おめでとう!

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ケンカするほど仲が良い? みれぃ&クマの馴れ初め話。

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「みれぃさん、プリパラデビュー1周年おめでとうございます」
「これといって記念品はありませんが、プリパラ事務局を代表してお祝いのご挨拶に参りました」
「ではほんの気持ちではございましたが失礼します」
「ほんとに気持ちだけぷり…」

アバンはSoLaMi SMILEの楽屋を訪れためが姉ぇからのご挨拶から。まるでSNSや店舗サイトのログイン直後に機械的に表示される「入会1周年ありがとうございます」的な、いかにもシステムチックな挨拶はめが姉ぇの立ち位置を的確に表しているようでいつもながら少々戦慄。一方そんな挨拶にボーゼンとするみれぃが良い味でした(笑。でもおそらくめが姉ぇの言葉には「気持ち」すら無いと思う。

「ん? でもあれ? みれぃは今 中一だよね?」

現在中一のみれぃがデビュー一周年、つまり小学六年生の時にデビューしたって事? ってな重大事案の発覚にキョドったみれぃはプリチケファイルを落としてしまい、床に散らばったプリチケを必死に隠すも小学生時代のプリチケを見られてしまってチェックメイト! あらかわいい。プリに写っているとおりみれぃは小学部っからパプリカ学園へ通っていたらしく、つまり校長先生とのプリチケバトル(笑)の経験者であり…なのでらぁらが小学生と知っても「校則じゃない」とあっさりスルーしたのですね。

鼻が利く校長先生への対策はみれぃらしく徹底したもので、三重のビニール袋&備長炭&ファブ○ーズで臭いを漏らさず缶に密封、さらに生徒会長の立場を活かして持ち物検査を把握し真面目さもアピール。さすがにここまで徹底すればバレないだろうけど…わざわざ学校へ持って来ては追いかけ回されてるらぁらには無理なお話でしょう。

ってなところへ買い出し帰りのクマが血相変えて飛び込んできて「みれぃのプリパス紛失」のおしらせ。ガガントス! 連絡手段&個人情報の塊であるスマホを失くした!となればリアルでも大事なれど、真っ先の危惧が「サイリウムチェンジができない!?」って辺り本作らしいと申しましょうか。思わず「そこなのか!?」とツッコんでしまった(笑

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みれぃに責められ楽屋を飛び出したクマ、を追ったらぁらのお約束早とちりから「みれぃ&クマ」の馴れ初め話が始まります。普段から仲良くケンカしてばかりの二人がどう知り合って今の関係に至ったのか? 作品ファンとして非常に興味深い話とはいえ、それを延々と回想(思い出話)だけで見せてしまったのは本作にしては少々芸が無かったかもしれない。一応「プリパラデビュー1周年」に係る思い出話、またプリパス紛失事件を記念の花籠(クマの本心発露)へリンクさせてはいたものの、取って付けたような振り&回収&延々回想は一本のストーリーとしての面白さに欠けていたような。

そんなこんなでここから暫く回想へ。当時マネージャー予備軍だったクマは「マスコットの墓場」へ送られる期限が迫ってもスカウトが成功せず、絶望のズンドコを彷徨ってボロボロ状態でした。あらら。てな所へプリパラを始めたばかりのみれぃと出会います。この時からプリパラでのみれぃは金髪碧眼げっちゅうモードで、それはもちろん当初から言われる「ギャップ狙い」の計算ありきですが…娑婆との姿を変える事で正体(小学生)を隠す狙いもあったのではなかろうか。関係無いけど「マスコットの墓場」で倒れている緑色の鳥類ががが! シリーズ皆勤おめでとうございます。

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「人に名前を聞く時はまず自分から名乗るものよ!」
「クラウス・ヘンリック・ポンシェッター・フォン・ボーゲル・シュトローベル・キャッシュ・デ・ラ・マネッチャ三世クマ」

初対面から礼儀に厳しいみれぃへ長々と名乗るクマ。きちんと両手を添えて名刺を渡すも、ボロボロのみすぼらしい風体はいかにも怪しく、カリスマ的なアイドル仕掛け人を求めるみれぃのメガネに適いません。あらら。続いてそんなやり取りを聞きつけ近寄ってきたウサギがいつもの調子で甘言を囁きます。名刺の作りからしてクマとのマネージャーランク差が窺え、ボロボロのクマに比べて小綺麗な風体&自信満々の態度は「カリスマ的な仕掛け人」に見えなくなくも。ところがみれぃはウサギを一斬。

「片手で名刺を渡すような礼儀知らずなマネージャーじゃこの先思いやられるぷり」

さすがみれぃは人を見る目があります(笑。とはいえここでウサギが付けばらぁらより先にそふぃと出会っていたはず…らぁら抜きで出会った二人はどうなるのか? その世界線も見てみたいような気がする。

さて単独でプリパラカツドウを始めたみれぃは組んだ仲間とトラブル続きでした。曰く「腕を上げるタイミングが0.48秒ズレてる」「センター占有率が1.82倍も多い」「ピッチがズレてる」「笑顔がぎこちない」「背中が丸まってる」「鯛焼きはシッポから」などなど厳しい注意の連続はカンペキを目指すゆえなれど、ビビってしまった仲間たちは次第に離れてしまってみれぃは一人に。

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たった一人でベンチに佇むみれぃへ話し掛けるも聞く耳持たず、するとクマはこれまで見守ってきたレッスン風景から「今のみれぃに足りないもの」をアドバイスします。歌やダンスをカンペキにするのは大切だけれどそれだけじゃ固い。

「みんなが求めているのは柔らかい…ハートがこもったライブクマよ」

一方プリパス探しに回っていたみれぃ&そふぃは結局見つからずトボトボ。てな所で通りがかったプライズゲームのクマぐるみに目をやり…今度はみれぃサイドの回想へ。クマからもらったアドバイスをぬいぐるみの柔らかさに重ね、その癒し効果を理解し考えを改めた小っさいみれぃ。なるほど第6話で抱いていたぬいぐるみにはこんな曰くがあったのですね。自宅でもクマなんてどんだけツンデレ!と第6話当時は思いましたが(笑

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クマのアドバイスどおり柔らかさを身に着けたみれぃのライブは大盛況&初優勝。キャッチフレーズの「ホップ・ステップ・ゲッチュー!」も出来上がり、アイドルとして羽ばたき始めたみれぃをクマは客席から見守り、ステージのみれぃも応え、これにてオールオケオケオッケー! と思いきや…スッと現れた黒めが姉ぇ(笑)に身柄を確保され、そのままマスコットの墓場行きが執行されてしまいます。抵抗するクマの叫びを一切気にせず粛々と連行するめが姉ぇ怖すぎ!

「私のマネージャーをどこへ連れて行くぷり?」

地下へ続く階段の入り口に立つ足、逆光を背負った「待って!」の次のセリフは九分九厘予想が付いたけれど、まさに予想ドンズバのセリフが放たれるとニマニマが止まらなかった。様式美の極みというか。

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顛末を知られてテレるみれぃは照れ隠しにクマと仲良くケンカ、なーんて様子を暖かく見守るそふぃ&らぁらがまた良し良し。などと和んだ所でライブ予定を思い出したのがそふぃってのも良いな。意外としっかりしてる? ライブスタートまで残り5分となり、結局プリパスは見つからず、このままではみれぃだけサイリウムチェンジ無しでいくか? それともライブをキャンセルするか? せっかくのデビュー1周年なのにそんな…

「みれぃ デビュー1周年おめでとう」

ってな所へめが姉ぇがクマからの花籠を持って登場し、花屋に忘れたプリパスも返ってきてあっさり一件落着。さりげなくお祝いするクマの優しさ&感謝の気持ちが伝わるヒトコマでしたが…ストーリーとしていいのかそれで。ともあれ普段はケンカばかりのみれぃ&クマですが、ケンカするほど仲が良いの格言どおり心はきっちり繋がっていたという一席でした。

「クマはマネージャー失格ぷり」
「本番前のアイドルを泣かせてどうするぷり」
「今日のライブはクマへプレゼントするぷり」
「まばたき禁止ぷり!」

対するみれぃは良いツンデレ。何より「まばたき禁止」が懐かしい&ニマニマが止まらなかった。まさかべる様の名セリフを再び聞く事になろうとは。

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今回メインのみれぃに合わせてコーデはキャンディアラモードの「カエルちゃんコーデ」、これシルエットはかわいいんだけど配色&服地デザインが目に厳しい、というか蓮コラみたいな(以下自重。曲はいつもの「Pretty Prism Pradise!!!」で、曲も振り付けも良いんだけど初出の第12話から今回で6回目なのでさすがにそろそろ新曲が欲しい。

せっかくなのでみれぃのショットをぺたぺた。計算ずく(笑)の狙ったポージングは何度見ても目を引きますね。かわいい。メイキングドラマは「もぎたてスイーツパーク」改メ、秋の食材を散らした「実りのオータムスイーツ」。キメショットは「1周年おめでとう!!」の文字が入った特別仕様でした。プリパスが無事に戻ったのでサイリウムチェンジも無事にクリア、とはいえ輝く衣装よりもついつい絶対領域に目が行ってしまう(笑

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ライブを終えたSoLaMi SMILEが1周年パーティで盛り上がっている頃、Dressing Pafeはらぁらの家で偵察&作戦会議に集まっていました。山盛りフルーツパフェを美味しそうに食べるレオナかわいい! けど男なんだよなあ。これはどうしたものか。初披露のレオナの私服はドロシーと色違いの赤いパーカー+ショートパンツ。さすがに娑婆でスカートは履かないようです(笑。続いて店を訪れた校長先生からサッと身を隠す超反応は「面倒事を避けるため」…この判断はドロシーらしいかも。校長先生の権限は小学部だけとはいえ絡まれると確かに面倒くさそうです。というかレオナがいちいちかわいくて困る。

「でもプリパラってそんなに悪い所なのでしょうか?」

店へ入った校長先生はらぁらの留守を聞いて「まさかプリパラに?」と疑念を向け、「あんなおぞましい所!」と叫ぶも…対するお母さんはプリパラへの理解を示し、激高し店を出て行く校長先生をポカーンと見送り、まるで何事も無かったように店の奥へ戻るのでした。おそらくお母さんはらぁらのプリパラ行きを知っているでしょうし、お母さん自身もプリパラ経験者なのかもしれない。それを頭ごなしに悪く言われて呆れ返った(静かに怒っている)ゆえの表情でしょうか? もう一歩深読みするなら、もしかしたら校長先生が何故プリパラを嫌うのか知っているのかも? 大神田さんはあの頃から変わらないわね みたいな。

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次回はドロシー回? 予告ナレーションでさんざんイタリアンvsお好み焼き屋を煽った挙げ句のサブタイトル「パスタvs忍者」→「なんで忍者?」のコンボで吹いた。そういやSoLaMi SMILEの私服って久々? と言いつつ私服のレオナがかわいくて(でも男。校長先生vsお母さんの再戦(?)もありそうなので楽しみ。

      

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No title

今回は、あまり捻りはありませんでしたが、今よりちょっと幼いみれぃと、ボロいクマという素材を生かした、素直で良い話だったと思います。マネージャーになれないマスコットが薄汚れてボロくなるというのは、今回初めて、何か意味のある設定のように思えました。今回クマがボロくなかったら、ここまで良い話になったかどうかという感じがします。飾らない、飾れない者の方が、素直な言葉を出せる、みたいな。
そして今回、プリパラの(マスコットにとっての)暗面が初めてあらわになったのが印象的でした。当初からネタ半分と思われがちなマスコットの墓場ですが、実際の墓場描写と、めが姉ぇが黒眼鏡つけて連行というリアルさを伴うと、もうネタにはしがたいですね。
その上で、最後に出て来た校長が、明らかに今までと違う怖さと不穏さを持って現れたのが引っかかりました。単なるドレシ顔出しと尺埋めのシーンなのかもしれませんが、ひょっとしたら、校長はプリパラの暗面を知っているのかもしれないと思いました。

No title

ベタベタだけどいい話だった。らぁらとそふぃを送り出して振り返るみれぃが泣いてるところまで予想通りな感じでしたが、思わずこちらも泣いてしまいました(笑)

鉄板な展開とはいえ、名刺を渡す手つきの指摘とか、なかなか細かいなあと思いました。なんかビッグ〇ミック系に出て来る人みたいな目の付け所で、みれぃちゃん何歳ですか!?とは思いましたが。

しかし次回の敵は忍者ですか…。新しい敵の登場で、シリーズも佳境に入ってきましたね……(笑)

れすれす

>適当にフォローさん
そふぃに逃げられた(?)ウサギも一時期ボロボロでしたし、マネージャーとしての仕事が無い=ボロボロに落ちぶれていくってのは絵面以上にシビアさを感じさせたり。マスコットの墓場については墓場自体よりシステマチックに徹しためが姉ぇの無機質笑顔が怖かったです。顔は笑っているのに心がない、今やどのめが姉ぇを見ても不気味さの方が先に立ってしまいます(笑。今回ラストシーンは校長先生よりもお母さんの挙動が引っ掛かりました。前世代でプリパラの明暗を分けた存在同士とか?

>tamanoさん
今回は本作にしては珍しく全体的に直球ストレートなお話でしたね。ご指摘の振り返りシーンは鉄板ガチンコの流れから「まばたき禁止よ!」で吹きましたが(笑。そんなシリーズファンへの地味なサービスが織り交ぜられているのもニクい。ペンちゃん先生もシリーズ皆勤を果たせましたし(笑
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