2014-11-14(Fri)
アイカツ! #108 想いはリンゴにこめて
鏡よ鏡よ鏡さん。

世界でいちばんLoLi GoThiCのドレスが好きなのは誰にゃあ?

前回ゲットしたプレミアムドレスを眺めてニマニマが止まらないあかり、そんな笑顔を見て羨ましいスミレ。前屈みになって緩んだ襟元の芸コマ描写からして今回の作画は気合い入ってる? そりゃ「美人」が売りのスミレ回で作画が死んだらシャレなりませんし(笑。
というわけで今回は立て続けにスミレのプレミアムドレスゲット回です。何をするにもまず情報って事で、事情通のひなきを交えてさっそく作戦会議…というテイでまずはLoLi GoThiCの紹介を軽く済ませ、ひなきがママルートで仕入れた新作プレミアム情報を伝えて今回のネタ振り完了。では会いに行きましょう! しかしトップデザイナーの魔夜さんは例の外見に加え「コウモリを食べる」なーんて噂もあってスタート前からビビリまくり、そんな噂はともかく「気難しい」と評判の魔夜さんに会ってもらうにはどうしたら?と悩める三人娘。こういう場合まず学園マザーに頼るのが定石ルートでしたが、今回はこれまでろくに接点が無いユリカ先輩(当のスミレも特にファンという訳ではない)を突然頼るという、見方によっては結構力技な展開であります。
「そうだ! あれを差し入れに持って行こう!」
スケジュール詰め詰めの売れっ子ユリカ様へ話を通すべく撮影現場へカチ込む三人。こんな爽やかな風景を背負って白日の下で朝食シリアルのCMってミスマッチ極まってます(笑。それはそうと甘々のシリアルにトマトジュースは合わない気がしなくなく(略。見物に集うファンのカットはレギュラーキャラとデザインが違いすぎててちょっと笑った。このカットだけ見ると別作品みたい。

休憩に入ったユリカ様がファンに振る手がぬるぬる動いて驚き。歩幅に合わせて日傘もきちんと揺れていたり、このシーンに限らず今回は一枚絵の画質に加えて動きが凄かった。ニンニクラーメンの匂いにピキーン!→来来軒の岡持ちを差し出すスミレ→ダッシュで駆け寄って連行のテンポも良し。岡持ちのカットでスミレの髪がサラッと流れる動きなどどんだけ拘ってんだ!? と思わずTV画面にツッコんでしまった。と思えば連行カットのコメディな動きも面白く、やはり今回の作画は無駄に気合いが入っているなあと(褒め言葉。関係ないけどモブを背負った岡持ちカットでスタライ制服のスカートの短さを再確認、アイカツワールドではあのスカート丈がデフォルト(笑)かと思っていたら一般人との差にイマサラながら驚いた。

そのまま控えテントに連行された三人娘はさっそくお説教です。そりゃそうだろう。吸血鬼キャラを通している所へ突然のニンニクテロは結構シャレになりません。一方これを「良かれ」と判断した三人娘の空気の読めなさ。天然娘のあかり&ひなきはともかく、それなりに頭が回りそうなスミレまでニンニクテロに乗っちゃってる辺りどうかと思うけれど…常に冷静なスミレが気遣いを忘れるほど必死だったと解釈しておきますか。まあ当のユリカ様は叱りながらも幸せそうに完食しちゃったからオケオケオッケー。
「で、今日はどうしたの?」
「はい! あの…私はLoLi GoThiCのファンで、それで…」
「それで?」
「それで、新しいプレミアムドレスが発表になるって聞いて…」
「つまりあなたもLoLi GoThiCのプレミアムドレスを狙っているってわけね」
緊張して言葉が上手く出て来ないスミレを上手くリードするユリカ様。元々自分も同じようなタイプなので、言いたい事を上手く言えないもどかしさが判るのでしょう。
「今度のLoLi GoThiCの新作プレミアムドレスのテーマは白雪姫」
ユリカ様からドレスのテーマを聞いたスミレはブランドイメージとのマッチングに期待上げ上げ、するとユリカ様も同じ事を考えていて、そんな所へ魔夜さんから新作プレミアム内覧のおしらせが届き――
「あなたにその気があるなら連れて行かない事もなくってよ」
自分に似ている性格に加え、先日のステージ&新作プレミアムへの理解度からスミレのLoLi GoThiCへの思いを感じ取ったユリカ様が、同じブランドを愛するかわいい後輩のため一肌脱ごうと考えるのも自然な流れと言えましょう。

初めて会うトップデザイナー様の所へ手ぶらで行くわけには! 甘いモノが好きと聞いてドーナツを買い込むスミレは気が効いてるけどちょっと買いすぎ(笑。というかこれまでの同パターンで手土産持って行った子っていたっけ? それはそうと前屈みでドーナツを選ぶスミレのミニスカがキワキワすぎてどうしたものか(そういう所ばかり見ない
「リンゴを少し分けていただけませんか?」
大量のドーナツを受け取ったスミレは身を乗り出して今回のキーアイテムである「焼きリンゴ」の材料を追加注文。ここは話の要点らしく、スミレの熱意(勢い)を示すように揺れる髪の描写が印象的どころか思わず目が点。今回は他カットでもスミレの髪揺れに拘りまくり、正統派美少女の要であるサラサラロングの魅力を存分にアピールしていました。
「白雪姫に出てくるのって毒リンゴだよね? ドレスに付けるかなあ?」
「白雪姫は毒リンゴを食べて倒れちゃうんだもんね」
「でも、LoLi GoThiCには付いてる気がするんだ」
二人の意見に反し、白雪姫の毒リンゴをLoLi GoThiCのブランドイメージに重ねて確信=ブランドポリシーへの理解を判りやすく描いています。と同時にLoLi GoThiCを好きになったきっかけであるお姉ちゃんとのエピソードをサラリと絡ませ、キーアイテムであるリンゴにもう一つの意味を持たせる流れはなかなか。LoLi GoThiCが好きなお姉ちゃんが受験前夜に焼いてくれた思い出の焼きリンゴ、スタライ合格への最後のひと押しとなった=今の自分へ至るきっかけの象徴である焼きリンゴを憧れのデザイナーさんに食べてもらえたら「お姉ちゃんも嬉しいんじゃないかな」と語るスミレの優しさ・お姉ちゃんへの思いが伝わるヒトコマです。
というわけで手土産も揃っていざ魔夜さんの屋敷へ! 例によって妖気に包まれた洋館を前にビビリまくる三人娘、一方紅いカーテン越しにジッと見下ろす魔夜さんはいかにもコウモリを食べていそうな妖しさです(食べません

「ここからはあなたたちだけで行きなさい」
LoLi GoThiCのドレスは魔夜さんの魂。そのプレミアムドレスを着ていいのはこのブランドを愛し、理解し、その世界の住人になれる者だけ。だからその証明をしなければ、自分の力で魔夜さんの所へ行かなければプレミアムドレスを着る事はできない。そんな信念の下、会うためのお膳立てはしてあげても肝心の所はきっちり締め&エールを贈るユリカ様はホント良き先輩になりました。この横顔に惚れる。
いかにも不気味な屋敷の中で黒ネコの陰にキャー! 続いて妖しい髪飾り売りと遭遇し、妖しい七人の小人と遭遇し…などなどの仕掛けに全く動じないスミレあっぱれ、その都度きっちりフォローを入れるあかり&ひなきおつか~(笑。襲いくる仕掛け人がファンだったり、絵の裏で声優が待ち構えていたりの仕掛けが第20話マンマってのはちょっと笑った。

続いて廊下にずらりと並んだ肖像のコーデ名クイズはLoLi GoThiC好きならたいてい正解しちゃいそう? まあここは久々にミチル様のお姿を見られたので良しとします(笑。などなどクイズに答えながらLoLi GoThiC好きのお姉ちゃんとの思い出回想をチラリ。ここのポイントは回想シーン全てで顔を見せないスーパーお針子さん(笑)の存在でしょう。いかにも手が掛かりそうなLoLi GoThiCのドレスをきっちり再現する腕前はシロウトとは思えず、つまりスミレのママは昔…と安直な予想が捗ってしまいそう、あまりやりすぎるとプリズムの輝きが発動しそうなのでこの辺で。
「世界でいちばんLoLi GoThiCのドレスが好きなのは誰?」
そして最後の関門は設問自体が難しかった。今の実力は東堂先輩に敵わないけどLoLi GoThiCを好きな気持ちは誰にも負けません! とか言うベタな流れと思ったら、拳をギュッと握って決意の口元アップで答えた言葉は「今は敵わないけどいつかはきっと」…ユリカ様のLoLi GoThiCへの思いの強さを理解し、今の自分がその域に達していない事も理解し、だからこそユリカ様を超えるためには世界でいちばん「このブランドを愛し、理解し、その世界の住人になれる者」にならなけらばならない。安易に「好きな気持ちは誰にも負けない」と言わさないシナリオはなかなか奥深いけれど、小さいお友達にこれを読み解けと言うのは結構無理があるような。そもそもスミレはユリカ様の事をそれほど深く理解していなかったような。LoLi GoThiCは好きだけどユリカ様の大ファンって訳でもなさそうでしたし。

最後のドアを抜けて最奧の部屋へ入ると魔夜さん&ユリカ様が待ち構えていました。すると戸惑うスミレへ「自己紹介しなさい」とピシャリと告げるユリカ先輩、凜とした立ち姿を含めてじつに格好よろしいな。続いて魔夜さんの指パッチンから新作プレミアムドレスが露わとなり、想像どおりのリンゴモチーフを見つけて喜ぶスミレ。
「実はそのリンゴ、付けるかどうか最後まで迷ったんだ」
「だって物語の中では白雪姫を危機に陥れる毒リンゴ」
「白雪姫のドレスに付けるのはどうかな?って」
「氷上はどう思う?」
「正直に言っていいんだよ」
「変じゃ…変じゃありません!」
矢継ぎ早の質問にテンパって上手く答えられないスミレは言葉の代わりに持参の焼きリンゴで答えます。遅れて部屋へ入って来たあかり&ひなきのリアクションを含め、ユリカ様はその意味にすぐ気付き――
「私、氷上スミレがあのドレスを着てるところが見てみたい」
「魔夜さんもそう思ってるんでしょ?」
自らが認めた後輩へ新作ドレスを託すオトナモードのユリカ様を見ていると、先輩としての成長が喜ばしいやら寂しいやらフクザツな心境だったり。これまた綺麗に世代交代してしまったなあ。シーズン変わって旧キャラはご意見番程度の出番で十分とも思いつつ、いざ退き際を目の当たりにするとナントモ言えない感情ががが。

「スノープリンセスコーデ」のキメはプレミアムらしく通常とポーズ違いで、前回あかりのキメと同様にカードのモチーフが飾られます。曲は「タルトタタン」で、コーデ以外振り付けもステージ演出のほぼ第3話マンマ、違いといえばスペシャルアピールのタイミングが違うため第3話で映らなかったパートが映ったり、ラストに鏡ウインクが追加されたくらいでした。
スペシャルアピール「クロックサーカス」はプレミアムで鏡増量&黄金化。サビ入りで発生したアイドルオーラがSA発動のタイミングで消える=鏡の中のスミレと入れ替わり、ステージ際に2枚あった鏡が中央1枚になり、ラストの鏡像対面で再び元に戻る演出は幻想的かつ意味深で、ここまでがSAとすればタルトタタンのクロックサーカスは歴代最強かもしれない。曲調やステージの雰囲気も相まってついつい魅入ってしまいます。
初めてのプレミアムドレスライブを終えてニマニマが止まらないスミレ。冒頭のあかりとリンクする綺麗な締めでした。これにてプレミアムドレスは一段落し、次回は早くも噂の紅いヤツが登場!? 予告を見る分には予想以上に濃そう&暑苦しそうな子で、オトナっぽいキャラデザも好みですが何より「お待ちなさい!」に惚れそう(笑
※2ndシーズン終了記念に2ndシーズン曲の人気投票を開催します。
お気に入り曲に1票どうぞ♪
曲名がようわからん方はステージソングまとめを参考に。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

世界でいちばんLoLi GoThiCのドレスが好きなのは誰にゃあ?

前回ゲットしたプレミアムドレスを眺めてニマニマが止まらないあかり、そんな笑顔を見て羨ましいスミレ。前屈みになって緩んだ襟元の芸コマ描写からして今回の作画は気合い入ってる? そりゃ「美人」が売りのスミレ回で作画が死んだらシャレなりませんし(笑。
というわけで今回は立て続けにスミレのプレミアムドレスゲット回です。何をするにもまず情報って事で、事情通のひなきを交えてさっそく作戦会議…というテイでまずはLoLi GoThiCの紹介を軽く済ませ、ひなきがママルートで仕入れた新作プレミアム情報を伝えて今回のネタ振り完了。では会いに行きましょう! しかしトップデザイナーの魔夜さんは例の外見に加え「コウモリを食べる」なーんて噂もあってスタート前からビビリまくり、そんな噂はともかく「気難しい」と評判の魔夜さんに会ってもらうにはどうしたら?と悩める三人娘。こういう場合まず学園マザーに頼るのが定石ルートでしたが、今回はこれまでろくに接点が無いユリカ先輩(当のスミレも特にファンという訳ではない)を突然頼るという、見方によっては結構力技な展開であります。
「そうだ! あれを差し入れに持って行こう!」
スケジュール詰め詰めの売れっ子ユリカ様へ話を通すべく撮影現場へカチ込む三人。こんな爽やかな風景を背負って白日の下で朝食シリアルのCMってミスマッチ極まってます(笑。それはそうと甘々のシリアルにトマトジュースは合わない気がしなくなく(略。見物に集うファンのカットはレギュラーキャラとデザインが違いすぎててちょっと笑った。このカットだけ見ると別作品みたい。

休憩に入ったユリカ様がファンに振る手がぬるぬる動いて驚き。歩幅に合わせて日傘もきちんと揺れていたり、このシーンに限らず今回は一枚絵の画質に加えて動きが凄かった。ニンニクラーメンの匂いにピキーン!→来来軒の岡持ちを差し出すスミレ→ダッシュで駆け寄って連行のテンポも良し。岡持ちのカットでスミレの髪がサラッと流れる動きなどどんだけ拘ってんだ!? と思わずTV画面にツッコんでしまった。と思えば連行カットのコメディな動きも面白く、やはり今回の作画は無駄に気合いが入っているなあと(褒め言葉。関係ないけどモブを背負った岡持ちカットでスタライ制服のスカートの短さを再確認、アイカツワールドではあのスカート丈がデフォルト(笑)かと思っていたら一般人との差にイマサラながら驚いた。

そのまま控えテントに連行された三人娘はさっそくお説教です。そりゃそうだろう。吸血鬼キャラを通している所へ突然のニンニクテロは結構シャレになりません。一方これを「良かれ」と判断した三人娘の空気の読めなさ。天然娘のあかり&ひなきはともかく、それなりに頭が回りそうなスミレまでニンニクテロに乗っちゃってる辺りどうかと思うけれど…常に冷静なスミレが気遣いを忘れるほど必死だったと解釈しておきますか。まあ当のユリカ様は叱りながらも幸せそうに完食しちゃったからオケオケオッケー。
「で、今日はどうしたの?」
「はい! あの…私はLoLi GoThiCのファンで、それで…」
「それで?」
「それで、新しいプレミアムドレスが発表になるって聞いて…」
「つまりあなたもLoLi GoThiCのプレミアムドレスを狙っているってわけね」
緊張して言葉が上手く出て来ないスミレを上手くリードするユリカ様。元々自分も同じようなタイプなので、言いたい事を上手く言えないもどかしさが判るのでしょう。
「今度のLoLi GoThiCの新作プレミアムドレスのテーマは白雪姫」
ユリカ様からドレスのテーマを聞いたスミレはブランドイメージとのマッチングに期待上げ上げ、するとユリカ様も同じ事を考えていて、そんな所へ魔夜さんから新作プレミアム内覧のおしらせが届き――
「あなたにその気があるなら連れて行かない事もなくってよ」
自分に似ている性格に加え、先日のステージ&新作プレミアムへの理解度からスミレのLoLi GoThiCへの思いを感じ取ったユリカ様が、同じブランドを愛するかわいい後輩のため一肌脱ごうと考えるのも自然な流れと言えましょう。

初めて会うトップデザイナー様の所へ手ぶらで行くわけには! 甘いモノが好きと聞いてドーナツを買い込むスミレは気が効いてるけどちょっと買いすぎ(笑。というかこれまでの同パターンで手土産持って行った子っていたっけ? それはそうと前屈みでドーナツを選ぶスミレのミニスカがキワキワすぎてどうしたものか(そういう所ばかり見ない
「リンゴを少し分けていただけませんか?」
大量のドーナツを受け取ったスミレは身を乗り出して今回のキーアイテムである「焼きリンゴ」の材料を追加注文。ここは話の要点らしく、スミレの熱意(勢い)を示すように揺れる髪の描写が印象的どころか思わず目が点。今回は他カットでもスミレの髪揺れに拘りまくり、正統派美少女の要であるサラサラロングの魅力を存分にアピールしていました。
「白雪姫に出てくるのって毒リンゴだよね? ドレスに付けるかなあ?」
「白雪姫は毒リンゴを食べて倒れちゃうんだもんね」
「でも、LoLi GoThiCには付いてる気がするんだ」
二人の意見に反し、白雪姫の毒リンゴをLoLi GoThiCのブランドイメージに重ねて確信=ブランドポリシーへの理解を判りやすく描いています。と同時にLoLi GoThiCを好きになったきっかけであるお姉ちゃんとのエピソードをサラリと絡ませ、キーアイテムであるリンゴにもう一つの意味を持たせる流れはなかなか。LoLi GoThiCが好きなお姉ちゃんが受験前夜に焼いてくれた思い出の焼きリンゴ、スタライ合格への最後のひと押しとなった=今の自分へ至るきっかけの象徴である焼きリンゴを憧れのデザイナーさんに食べてもらえたら「お姉ちゃんも嬉しいんじゃないかな」と語るスミレの優しさ・お姉ちゃんへの思いが伝わるヒトコマです。
というわけで手土産も揃っていざ魔夜さんの屋敷へ! 例によって妖気に包まれた洋館を前にビビリまくる三人娘、一方紅いカーテン越しにジッと見下ろす魔夜さんはいかにもコウモリを食べていそうな妖しさです(食べません

「ここからはあなたたちだけで行きなさい」
LoLi GoThiCのドレスは魔夜さんの魂。そのプレミアムドレスを着ていいのはこのブランドを愛し、理解し、その世界の住人になれる者だけ。だからその証明をしなければ、自分の力で魔夜さんの所へ行かなければプレミアムドレスを着る事はできない。そんな信念の下、会うためのお膳立てはしてあげても肝心の所はきっちり締め&エールを贈るユリカ様はホント良き先輩になりました。この横顔に惚れる。
いかにも不気味な屋敷の中で黒ネコの陰にキャー! 続いて妖しい髪飾り売りと遭遇し、妖しい七人の小人と遭遇し…などなどの仕掛けに全く動じないスミレあっぱれ、その都度きっちりフォローを入れるあかり&ひなきおつか~(笑。襲いくる仕掛け人がファンだったり、絵の裏で声優が待ち構えていたりの仕掛けが第20話マンマってのはちょっと笑った。

続いて廊下にずらりと並んだ肖像のコーデ名クイズはLoLi GoThiC好きならたいてい正解しちゃいそう? まあここは久々にミチル様のお姿を見られたので良しとします(笑。などなどクイズに答えながらLoLi GoThiC好きのお姉ちゃんとの思い出回想をチラリ。ここのポイントは回想シーン全てで顔を見せないスーパーお針子さん(笑)の存在でしょう。いかにも手が掛かりそうなLoLi GoThiCのドレスをきっちり再現する腕前はシロウトとは思えず、つまりスミレのママは昔…と安直な予想が捗ってしまいそう、あまりやりすぎるとプリズムの輝きが発動しそうなのでこの辺で。
「世界でいちばんLoLi GoThiCのドレスが好きなのは誰?」
そして最後の関門は設問自体が難しかった。今の実力は東堂先輩に敵わないけどLoLi GoThiCを好きな気持ちは誰にも負けません! とか言うベタな流れと思ったら、拳をギュッと握って決意の口元アップで答えた言葉は「今は敵わないけどいつかはきっと」…ユリカ様のLoLi GoThiCへの思いの強さを理解し、今の自分がその域に達していない事も理解し、だからこそユリカ様を超えるためには世界でいちばん「このブランドを愛し、理解し、その世界の住人になれる者」にならなけらばならない。安易に「好きな気持ちは誰にも負けない」と言わさないシナリオはなかなか奥深いけれど、小さいお友達にこれを読み解けと言うのは結構無理があるような。そもそもスミレはユリカ様の事をそれほど深く理解していなかったような。LoLi GoThiCは好きだけどユリカ様の大ファンって訳でもなさそうでしたし。

最後のドアを抜けて最奧の部屋へ入ると魔夜さん&ユリカ様が待ち構えていました。すると戸惑うスミレへ「自己紹介しなさい」とピシャリと告げるユリカ先輩、凜とした立ち姿を含めてじつに格好よろしいな。続いて魔夜さんの指パッチンから新作プレミアムドレスが露わとなり、想像どおりのリンゴモチーフを見つけて喜ぶスミレ。
「実はそのリンゴ、付けるかどうか最後まで迷ったんだ」
「だって物語の中では白雪姫を危機に陥れる毒リンゴ」
「白雪姫のドレスに付けるのはどうかな?って」
「氷上はどう思う?」
「正直に言っていいんだよ」
「変じゃ…変じゃありません!」
矢継ぎ早の質問にテンパって上手く答えられないスミレは言葉の代わりに持参の焼きリンゴで答えます。遅れて部屋へ入って来たあかり&ひなきのリアクションを含め、ユリカ様はその意味にすぐ気付き――
「私、氷上スミレがあのドレスを着てるところが見てみたい」
「魔夜さんもそう思ってるんでしょ?」
自らが認めた後輩へ新作ドレスを託すオトナモードのユリカ様を見ていると、先輩としての成長が喜ばしいやら寂しいやらフクザツな心境だったり。これまた綺麗に世代交代してしまったなあ。シーズン変わって旧キャラはご意見番程度の出番で十分とも思いつつ、いざ退き際を目の当たりにするとナントモ言えない感情ががが。

「スノープリンセスコーデ」のキメはプレミアムらしく通常とポーズ違いで、前回あかりのキメと同様にカードのモチーフが飾られます。曲は「タルトタタン」で、コーデ以外振り付けもステージ演出のほぼ第3話マンマ、違いといえばスペシャルアピールのタイミングが違うため第3話で映らなかったパートが映ったり、ラストに鏡ウインクが追加されたくらいでした。
スペシャルアピール「クロックサーカス」はプレミアムで鏡増量&黄金化。サビ入りで発生したアイドルオーラがSA発動のタイミングで消える=鏡の中のスミレと入れ替わり、ステージ際に2枚あった鏡が中央1枚になり、ラストの鏡像対面で再び元に戻る演出は幻想的かつ意味深で、ここまでがSAとすればタルトタタンのクロックサーカスは歴代最強かもしれない。曲調やステージの雰囲気も相まってついつい魅入ってしまいます。
初めてのプレミアムドレスライブを終えてニマニマが止まらないスミレ。冒頭のあかりとリンクする綺麗な締めでした。これにてプレミアムドレスは一段落し、次回は早くも噂の紅いヤツが登場!? 予告を見る分には予想以上に濃そう&暑苦しそうな子で、オトナっぽいキャラデザも好みですが何より「お待ちなさい!」に惚れそう(笑
※2ndシーズン終了記念に2ndシーズン曲の人気投票を開催します。
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