2014-11-28(Fri)

アイカツ! #110 情熱のサングリアロッサ

花屋では決して買う事のできない薔薇、

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本物のサングリアロッサを秘めた少女のお話。

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怒濤の勢いで登場した紅林珠璃のプレミアムドレスゲット回。登場即プレミアムとはペース早っ!と思ったけれど、よう考えたらユリカ様とかドリアカ娘とか同例はいくらでもあるので気にしない気にしない。そんなわけでアバン冒頭は前回ドラマオーディションで勝ち取った「アイカツ先生」での活躍をチラリ、いかにもな生徒たちを背負いながら「副理事長の野望と戦ってみせる!」とかなかなか穏やかじゃないドラマみたいです(笑。主役である珠璃の演技は巷でも評判となり、その盛り上がりは普段物静かなスミレを饒舌にさせるほどの熱量で――

「北海より漂い来た氷山に似たパウダーシュガーオールドファッションを1つ」
「どうしたのかな? いつも焦げちゃうくらい熱くドーナツ選ぶのに…」

ところが当の本人は何故かすっかり冷え冷えの様子。見るからにしょんぼりしているのはともかく、ドーナツの選び方で心境を語るってのはさすがあかりは新しい(笑。などなどアバン早々普通のようでナチュラルにキているシナリオ運びに期待が高まります。

珠璃が沈んでいる理由は今度撮影する山場シーンの演技について自分自身が納得できないから。周囲の評価がどれほど高くてもこのままでは山場を乗り切れない、いくら稽古を重ねても堂々巡りの泥沼に沈んでいたのでした。評判は良いので演技力には問題がない=あくまで本人のココロの問題であり、引っ掛かっている何かを解き放つ「きっかけ」さえあれば乗り越えられる類のもの。とはいえ珠璃自身が納得いかない部分を見てみないとナントモ…というわけでみなさん揃ってレッスン室へ向かい、問題のシーンを見せてもらう事に。寒杉校長役に大抜擢(笑)されたスミレのまんざらでもなさそうな笑顔が良し。さすが原作から追ってる作品ファンだけの事はありますね。というか「アイカツ先生」って原作モノだったのか。

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トレーニングウェアに着替えたみなさんはさっそく立ち稽古を始め、例によって薔薇を散らした熱いキメをダンダンダン!と披露するも、次の瞬間珠璃は「ダメ!」と叫んで床に突っ伏してしまいます。というかドラマでもいちいちこのキメやるんだ(笑。見学のあかり&ひなきは熱い演技を褒めるけれどやはり本人的に納得がいかず、難の解決も見ぬまましょんぼりと立ち去ってしまいます。あらら。グラシアス、つまり稽古に付き合ってくれてありがとう…この後も何度か出てくる「グラシアス」の意訳が戸田奈津子を超えていて笑う。とりあえずグラシアス言っとけばオケオケオッケー!みたいな。

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「そういえば珠璃が幼い頃、ママもお芝居の事でとても悩んでいた時があったな」

お悩み中の珠璃が茶をシバいていた店は実家のスペイン料理店でした。店の外観もほどなく登場した父ちゃんも極めてフツーでちょっと拍子抜け。悩める娘へプリンを出しつつ同じ悩みの前例をチラ付かせ、すると悩みを乗り越えたご本人が登場→相談する流れは、珠璃の家庭環境&家族の顔見せをストーリー展開に上手く絡めた感じ。兄弟姉妹はいないのかな。

「ママを救ってくれたのは、主役の衣装として採用されたサングリアロッサのプレミアムドレス」

若き日の可憐さんは今の珠璃と同じように演技に悩んでいた。何度も何度も稽古をしたけど、すればするほどわからなくなって落ち込むばかりの日々。「トマト祭りの日に生まれて」という地味にキているタイトルからして演技の悩みは不可避のような気がしますがそれはそれ、この回想シーンで描かれたトマト畑の少女がかわいすぎてどうしたものか。珠璃より可憐さんの過去をクローズアップしてほしいくらい(笑。ロングドレスの裾がはだけて脚チラもピンポイントで美味しすぎる。むしろミニスカよりキます。ほんと本作のママキャラは美人揃いで困った。まあ元トップアイドルや現役大女優(本人談)なので当然ちゃ当然だけれど…そういや可憐さんと学園マザーの繋がりが前回軽く描かれましたが、という事はりんごさんとも知り合いである可能性が高く、ついでに言えばあかりやスミレの母ちゃんもド素人ではなさそうで、つまりマスカレード復活祭みたいな親世代イベントを期待したい。ママカツ!(約一名独身

「だって私はあの時からサングリアロッサが大好きになったから」

件のドレスを着た可憐さんを憶えていた珠璃。つまりトマト娘を演じている可憐さんはこの時点で子持ちって事か! 女優おそるべし。というわけで珠璃がサングリアロッサを好きな理由をサラリと示し、同じ悩みを抱えていた母親の後を追って悩み乗り越えを目指す=プレミアムドレスをゲットする理由が示されます。女優キャラにプレミアムドレスの必要性をどう絡めるか? と思っていたけれど結構自然に流れに乗せました。

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ところがサングリアロッサのトップデザイナーが行方をくらましさあ大変。幸いブランドと懇意の母ちゃんが心当たりの街を提示するもその内のどこにいるかは判らない。なら全部の街を探すしか、それは無謀な、でもそうするしか…という流れからスミレの占いキャラが発動。死に設定じゃなかった!

 ひたすら迷い
 ひたすら翻弄され
 延々の迷路から
 抜け出せない

いかにもな風に煽られページがめくられ、出た目はナントモ不吉なものでしたがそこは「いいこと占い」で万事解決。あれこれ悩んでいるから道に迷う、つまり最初の直感を信じるのがいちばんの近道。なるほどモノは言いようです(笑。ってなアドバイスを聞いた珠璃はパッと駆け出し、取り残された三人娘がパッと追いかけ、済し崩し的に四人揃って流浪の旅へゴー。一人でチャッチャと進める孤高の子のようで「一人じゃ心細かった」と素直に喜ぶ珠璃、ダンダンダン!とグラシアス(笑)以外は外見に反して極めて普通のほんわかした子です。それはそうとキミら学校は?(ヤボなツッコミ

「トップデザイナーのエンシエロ篤さんは作るドレスに負けず劣らずと~っても熱い人なんだって!」
「その情熱と滾る血潮はアトリエの布を時折燃え上がらせるとか」
「危なくないの?」

車中での噂話に素でツッコむスミレかわいい。こういうのでいいんですよ(笑。そんなこんなでほどなく横浜の街に降り立つも風の匂いの違いを感じた珠璃はサッサと次の街へ向かい、続けてマコトさんの街へ降り立つも同様に風の匂いでボツ。街中をうろうろ探さず「直感で判断」という占いを守り、そして辿り着いた三つ目の街にて珠璃センサーは「アンダルシアの熱い風」をついに捕らえ…移動のバス車中で話した「フラメンコギター」を脇に置いた冴えないおっさん(笑)を偶然見つけるのでした。

「サングリアロッサのトップデザイナー、エンシエロ篤さんではありませんか?」
「ああ、そうだけど…」
「突然お邪魔した上、誠に不躾なのですが、お願いです! 私にプレミアムドレスを作ってはもらえませんか?」
「プレミアム? ごめん、今ちょっとそういう気分じゃないんだ」

何の繋がりもない初対面から即プレミアム頂戴!とは確かに不躾であります(笑。仮に篤さんが通常状態だったとしても断られる流れでしょう。いきなり何? ていうかキミ誰? みたいな。ともあれ熱いと噂の篤さんはご覧のとおり冷え冷えで取り付く島もなく…珠璃としては断られた事以上に篤さんの冷えっぷりにボーゼンとしている感じ。それはそうと何故これほどローアングルに拘るのか。冷えてるシーンだけに少しでも熱い絵面を!という仏心か(笑

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「僕にはもう灼熱の太陽光線をドレスに織り込む事はできない」

サングリアロッサのアトリエへ移動しての事情聴取にてすっかり燃え尽き症候群の顔を見せる篤さん。若い娘たちに詰め寄られしょんぼり肩を落とす冴えないおっさん(笑)はトップデザイナーのオーラなど微塵もなく…呟くような「灼熱の太陽光線を~」のくだりは篤さんの今の胸中を見事に表したセリフだったと思います。この表情でこんなん言われたらさすがの珠璃も前へ出られず、お断りを受け入れるしかありません。こっちはこっちで良い表情してますね。一縷の望みは「本気をぶつけられる相手が見つからなくなった」、つまり相手さえ見つかれば熱さを取り戻せるということ。

「私にはこの風はあなたが…」

帰り際のドアにて交わされた短い会話シーンがまた良い良い。この街に吹くアンダルシアの熱い風を感じ取った珠璃は自ら感じた「風の在処」を必死にアピールするも、燻っている心を見透かされたくない篤さんは珠璃の言葉を遮るようにドアを閉めてしまう。ああツライ。

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だから珠璃は諦めない負けない。篤さんが今だこの街に住んでいる意味を信じ、心に燻っている熱さを信じ、ドレスと向き合う情熱を取り戻したい…冷えた心に再び火を着けて燃え上がらせたいという珠璃の思いは後に語られる篤さんの信念に通じていて、だからこそ今の篤さんを放っておけず立ち上がったのでしょう。それはそうと浜辺でお山座りのスカートが反重力すぎてちょっと笑った。そもそも砂浜に白いスカートで直座りって時点で無理が。何故これほどお山座りに拘ったのか? そんなに裏ももを描きたかったのか?(笑

「キッチンをお借りしてもよろしいですか?」

というわけで篤さん復活作戦その1。スペイン料理の食材をいっぱい抱えて直撃し、熱い料理を食べてもらえば以前の熱さを思い出してくれるかも!?作戦です。というかどんだけプロ仕様の厨房なのかと(笑。仲間との宴のためにこんな設備を整えちゃう篤さんパねえ! ほどなく料理が出来上がり、色とりどりの料理を喜んでくれたものの熱量は戻りません。あらら。ならば次なる手は闘牛チャレンジ!…いきなり何事かと(笑。この突拍子のない無茶ノリこそアイカツならではか。目を細めてミニスカ闘牛を眺めている篤さんってばそれなりに楽しんでいるような?

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最後の手段は熱いロッサのプレゼント。街中を駆け回って花屋を探し、色とりどりのロッサの花束を渡すも…やはり篤さんの元気は戻りません。そこは「夏樹グリーニングガーデン」の出番でしょうけど今日本にいないからダメか。

「やっぱり私には心を凍らせてしまった人を暖めるなんてできないのかな…」

などなど万策尽きた珠璃は肩を落として俯いて、しかし心に溢れる熱を止められず、思いの丈を体で表現するべく立ち上がり――

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夕陽の空を背景に熱きフラメンコを踊り始めるのでした。その姿を遠くから見ていた篤さんは珠璃の熱さにいつしか引き寄せられ、冷えた心に再び火を着けた。このシーンは本作では珍しい2D作画の激しいダンスが見どころ。手をパパン!と鳴らして始まったフラメンコダンスは2D作画ならではの迫力・躍動感に溢れ、また無伴奏ゆえに響くステップの靴音が珠璃の気迫を倍加していた感じ。熱い! 事あるごとに熱い!熱い!と騒がしい珠璃への評価は若干ムリヤリ感を禁じ得なかったけれど、今回ばかりは本気で熱さが伝わってきました。それにしてもミニスカから伸びる脚が(そういう所ばかり見ない(見るなと言う方が無理。ちなみにこのフラメンコシーン、EDテロップを見て石川氏作画? と思っていたら正解で何だかちょっと気持ちが良い。

「あなたの炎はまだ消えていない」
「なぜなら私はアンダルシアの熱い風があなたから吹き付けるのを確かに感じたのだから!」

熱いセリフと共に浮かんだ薔薇をくわえた珠璃のイメージは篤さん再着火の表れ。自分の感性を信じ、篤さんを信じた珠璃の情熱は、冷えていた篤さんの心をついに解かし、再び燃え上がらせたのです。

「僕は確かに見た。花屋では決して買う事のできない薔薇、本物のサングリアロッサを!」

かつての熱い心を取り戻し、かつての信念を思い出した篤さんは、珠璃姫(笑)へ跪いてプレミアムドレス制作を自ら申し出ます。この情熱的な告白シーン(?)は夕陽のシルエットがじつにドラマチックで、またこれまでのアイドル&デザイナーの関係性と一線を画す描写が印象的でした。何が凄いってこのラテンノリがブランド色としてスッと収まってしまったのが凄い(笑。というか私もカルメン珠璃に射貫かれてしまった。

そんなこんなでプレミアムドレスをゲットした珠璃はお披露目ライブのステージへ。新ドレスをもらってもドラマ展開ではいつ着るのか? まさかこのドレス着てアイカツ先生やんの? と思っていたけどなるほどそういう流れでしたか。

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サングリアロッサの新作プレミアムドレス「ローズガラスプリンセスコーデ」へコーデチェンジした珠璃。フィッティングシーケンスのキメではロマンスコーデお約束のドレスモチーフが浮かび上がり…フラメンコ娘にシンデレラってどんな組み合わせ? そもそもドレスのデザインも珠璃に合っていないような? などなど別にケチを付けるわけじゃないけれど、どうもロマンスコーデはキャラとのマッチングが取れていないような気がしてならない。どうせなら熱い童話にすれば…カチカチ山とか(違

記念すべき珠璃の初ライブ曲は「Passion flower 」、歌唱は みほさん、作曲:中野領太氏 / 編曲:高橋浩一郎氏。中野氏&高橋氏は共にonetrap所属との事で、アイカツのMONACA離れがまた一歩進みました(笑。フラメンコ調のアレンジは珠璃のキャラにドンズバで雰囲気アリアリの振り付けも良い感じなれど…やはりシンデレラワールドから浮いちゃってるような。「キャラ・歌・アクション・演出」と「ドレス・ステージ」を分けて見ると各々の出来は上々なだけにナントモ評価しづらかったり。

凛々しい表情のカルメンはアクションもそれっぽく、熱いステップと同時にガラスの靴をクローズアップするカットインも効いてます。そういえば3rdシーズンに入ってからの新曲映像はどの曲もcut数が少ない=長回しカットが多用されるようになりました。ちなみに2ndシーズン時には平均で30~40cutくらいでしたが、3rdシーズン新曲では20cut前後に減っています。CG技術の進化によって長回しに耐えられる映像を作れるようになったという事でしょうか。特にBサビの「想い放てば私が咲いていく~」からの長回しは約23秒(約13小節)にも渡り、珠璃の熱いダンスをじっくり見せてくれます。

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ガラスの薔薇をくわえたスペシャルアピールは「ブロッサムアモーレ」。これまた珠璃らしい情熱的なアピールです。カスタネットの響きと共にポーズをキメ、ガラスの靴をトンと打ち付けて現れたガラスの薔薇をバッと背負ってキメるアクションは純粋にかっこいい。でもこれ他の子がやったらどうなってしまうのだろう。

アピール後のアウトロでは照明を一気に変化させ、妖艶なダンスをスポットライトに浮かべてアダルティな雰囲気を演出しつつフィナーレのキメ。それにしても中学一年生とは思えない色気というか、珠璃とあかりが同い年ってのはヤボと知りつつヒトコト言わずにいられない(笑。いや下手すりゃいちごたちよりオトナっぽいかも。

そんなこんなでプレミアムドレスを着た珠璃はハートのボリュームを急上昇させ、懸念だったアイカツ先生の山場を無事に越えて一件落着。プレミアムドレスをライブの必勝アイテムとして使わず、女優業での意識改革のきっかけとした、ある意味贅沢なお話でした。



※2ndシーズン終了記念に2ndシーズン曲の人気投票を開催します。
 お気に入り曲に1票どうぞ♪
 曲名がようわからん方はステージソングまとめを参考に。







        

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アイカツ!「第110話 情熱のサングリアロッサ」

アイカツ!「第110話 情熱のサングリアロッサ」に関するアニログです。

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 本来女優が本分で、普通だったらプレミアムを貰いに行く理由が薄い珠璃に、あまり違和感無く話に絡めた良い回でした。冷えきった心を溶かすほどの熱い演技が出来ず、寒くなっていた珠璃が、本当に心が冷えきっていたエンシエロさんと出会い、熱さを取り戻す流れも良かったです。
 スミレの占いもちゃんと話のテーマに合ってたし、上手く話に絡めれば面白いと思うので、今後も死に設定にせずちょくちょく使って欲しいです。

 そしてライブシーンですが、3rdシーズンでは一番はまったってくらい、格好良かった。特にスペシャルアピール決めからのシーンは、初見で引き込まれました。オトナモードなみくるがセクシーポップなら珠璃はクールセクシーって感じです。
 ただ、cmで見た時から思ってましたが、情熱的でフラメンコなサングリアロッサと、シンデレラモチーフはミスマッチだなぁと。(白鳥の湖の曲がDu-Du-waだったり、まずどの童話を使うかが大前提に決まっていて、どのブランドや曲を使うかは後付けなのかなと邪推してしまいます。)
 
 次回はファンがメインの回と言うことで、らいち&ノエルちゃんのアイドル記者コンビも登場。個人的には100話の描写からノエルちゃんも後々アイドルデビューすると勝手に思っているので、あかりとノエルちゃんがどう絡むのかが気になります。

ステージが凄かった

今回はステージシーンが抜群に良かったですね。仰る通り長廻しかつスピーディなアクションに、もともと良かった目線の演技もあいまって、ずっと目が離せませんでした。フラメンコ調歌謡曲(?)みたいなメロディもダンスに合ってたし。今回位のクオリティで毎回ステージやってくれるとしたら楽しみでなりません(プリパラもこれくらいのバリエーションでやってくれたら…)。

物語&ロマンスコーデなんですが、私は結構好きですね。というか今回は一番良かったかも。あかりの白鳥の湖もスミレの白雪姫も、キャラやブランドのイメージに合わせて元ネタに少しずれた解釈で演出してくれるのは個人的に逆に面白かったりします。ばっちりマッチしたストーリーに忠実にやるよりは、キャラの力で新しいイメージで演じきってくれた方が爽快な感じがしますね。まあ個人の感覚ですが…。

あと、反重力スカートは私も気になりました(笑) 針金でも入ってるのかな…・。あと登場キャラが仲良し&良い子すぎて、ちょっと起伏が欲しい感じも。美月さんみたいになひっかきまわし役(笑)が必要なのかも。

No title

今回のステージはCGの進化を目の当たりにしたように思いました。正直第1話から2年ちょっとでここまで良くなるとは予想外でした。しかしCGステージがリアルに近づけば近づくほど「影を完全に消しさることができる」「どんな距離でもピントをあわせられる」「激しい動きに完璧に追随する」等のCGならではの利点を放棄していっているとも考えられます。現実に近い表現をしているCGも良いですがCGらしいCGでなければできないステージも見てみたいです。

珠璃の両親やドーナツ屋さん含む3期になって登場したキャラのみでの物語はそれを感じさせないほど自然でしたしメインターゲットにとってとても使いやすい「グラシアス、つまり~」のセリフも秀逸でした。また優しい家庭で育てられた珠璃やスミレのプレミアムドレスが残酷な継母が出てくるシンデレラや白雪姫というのもおもしろいと思いました。ただ、ひとつだけ注文をつけさせていただくとするならば、アイカツ!なら闘牛シーンで本物の牛をつれてきて欲しかったです(笑)

今更ながら、あかりちゃんって1期から居たんですね。

1期最終の50話と2期初めの51話ですか……
画像検索したら、51話のなんてまんまあかりちゃんですね。

今回の話と関係ないけど、1年以上温められてた事を考えると、あの頃にはもう3期の構想が密かにあったのかなって思いました。

れすれす

>ユウさん
今回は珠璃の熱さが迸っていました。セリフだけではなく映像としてきちんと表現されると説得力が違います。石川氏によるフラメンコ作画は少女アニメではちょっとお目に掛かれない熱量で、係る演出と合わせて素晴らしい出来でした。というか3rdシーズンは有名アニメータ参加しすぎ(笑

ブロッサムアモーレはここだけ延々とリピートしてしまうほどキマってますね。カスタネットがタタタッ!と鳴ってガラスの靴がターン!と鳴ってキメの手拍子がパァーン!と弾ける三段攻撃は歌舞伎の見得に通じる小気味よさを感じました。伝統芸能同士共通する何かがあるのかも。童話モチーフとキャラ(ブランド)の紐付け基準については私もよう判りません。まず使う童話ありきってのは確かにそうでしょうね。星の数ほど童話はあれどターゲットである小学生低学年くらいから馴染みがある童話ってと結構限られそうですし。

>tamanoさん
「フラメンコ調歌謡曲」とは確かに。中森明菜辺りが歌ったらハマるだろうなあ…と思って見てました(笑。童話モチーフのミスマッチはポジティブに捕らえるのが吉と思うものの、例えば今回ステージがマヨール広場にて赤黒ドレスで舞い踊る珠璃だったらと思うとモヤモヤを禁じ得ません。これに合わせる童話が思いつきませんが(笑。ともあれこのクオリティの新曲映像を2年以上コンスタントに放送に乗せ続けているスタッフ諸氏には頭が下がります。

>アイカツパパさん
3DCGの進化到達点がアナログキャメラの忠実な再現ってのは皮肉な話です。現状で3DCG独自の撮影表現といえば、クレーンで撮れないダイナミックな回り込みくらいでしょうか。本作のライブムービーはいわゆる「ライブ」と「PV」の中間みたいな感じなので、例えば「Du-Du-Wa DO IT!!」の湖面や「タルトタタン」の鏡世界入れ替わりのようなイリュージョン要素(3Dエフェクト)で活かしていくのが当面の主流になりそう。

>通りすがりさん
あかりの仕込みはかなり早かったです。その時期から3rdシーズンの構想があったかは不明ですし、後付け設定の可能性も否定できませんが…木村監督自身が「50話、51話の劇中にあかりを出している」と言っていたので、少なくとも当時からモブではない「キャラクター」として存在していた事は確か。まあ正直なところ「もし3rdシーズンがあれば使えるかも?」ととりあえず置いといた布石程度のような気がしますけど(笑

No title

珠璃が篤さんへプレミアムドレスをお願いする時の挨拶が、しっかりしていて好感を持ちました。
小さい頃から大人と仕事をしてきて、両親の仕事ぶりも見てきて、色んなことを吸収してきたのでしょう。
あかりが瀬名くんに「来ちゃったのは~」と言っていた場面と対照的でした。
この2話で珠璃は数年の下積みを経てドラマの主役、ブランドのモデルと、新規メンバーの中では目立つ実績を一気に作り上げた形になりました。
主人公であるあかりについては、挨拶も仕事もこれから着実にステップアップしていく様を、ゆっくりじっくり描いていってもらいたいものです。

ステージCGは本当に素晴らしかったです。オーラが上から舞い降りる珍しいタイプで、量も多くそれはそれは豪華でした。
長回しカットの数は全然気づいていませんでした。記事を拝見して、もう1回CGを見ました。勉強になります!

次回あおいの出番が楽しみです。
私もあおい→いちごの視点(変な意味ではなくて)が好物です。
テレビアニメは世代交代してしまったので、そのあたりの描写を劇場版に是非とも期待したいところです。

珠璃回シリアスでいい話なんですが設定が面白すぎます♪
珠璃ママの過去作もいちいち面白いです(笑)
情熱ドラマシリーズ観たくて堪りません!

いちご達はコンプライアンス的に?(嘘ついて許可とってたからコンプライアンス的にもダメですね(笑))外出許可とってましたが、あかり達は普通にバックレてましたね(笑)

フラメンコギターってペグが縦巻きのガットギターを想像してましたが私の想像の及ぶところではありませんでした(笑)
珠璃は不躾なお願い以前にまず自分の名前を名乗るべき➡ひなきは大御所デザイナー捕まえて「キャラ」とか言わない、と失礼の被せ技で最後にすみれが「寒い」しかもジェスチャー付で(爆)こう言うとこ好きです♪
CGステージの照明の加減とサングリアロッサのドレスがマッチしててとても良かったです!
今回珠璃がいちご達に並んだ気がして私のなかで世代交代が成立致しました
薔薇をくわえた珠璃が可愛すぎます

れすれす

>アッサムCTCさん
大人との会話に於ける珠璃とあかりの差は確かに。そういう対比もキャラ立てに上手く機能していると思います。思えばいちごもこの2年(作中では3年間)でずいぶん大人になりましたし、今は子供まる出しのあかりも追々成長していくのでしょう(お父さんの気持ち。ライブステージの蘊蓄については別記事を上げましたのでヒマがあったら読んでみてくださいませ。

>かえで寿司さん
まず「トマト祭りの日に生まれて」というタイトルからして美味しすぎますね。可憐さんはその後のカルメンを含めてスペイン一色で女優道を歩んできたのでしょうか。というか旦那さんが普通のシェフでちょっと拍子抜け。娘以上に暑苦しいキャラだと思っていたのに(笑。ライブステージアウトロのライティングはあまりの美しさに溜息。アンニュイな珠璃の表情も極上でした。また記事本文で書いたように「ブロッサムアモーレ」がホント格好良い。私的にはシリーズで一番ハマったかも。
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