2014-11-30(Sun)

プリパラ #22 学園祭でライブクマ~!

SoLaMi SMILE vs Dressing Pafe 学園祭ライブ対決!?

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揃って新曲初披露です。

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いつの間にかイーブンになっているSoLaMi SMILE vs Dressing Pafeの戦績に白黒付けるべく「パプリカ祭での決着イベント」を申し出るみれぃ。後姿で対峙したセリフを鏡越しに見せるアングルは冒頭っからなかなか凝ってます。こういうの好き。その言葉を受けたシオンは大神田校長への懸念を示しますが、グラウンドは中学部のイベントスペースだから小学部校長は関係ないぷり!→合点承知! とトントン拍子に学園祭ライブ対決が決定しました。テンションMAXレットイットげっちゅうかしこま!なOP前の重ねセリフを聞き取ろうと思ったけれどそふぃとレオナの声が聞き取れない。まーたいきなりカオスなシナリオ…と思ったら今回はふでやす氏担当でした。なるほど。

OPが明けるとめが兄ぃから唐突に新曲プレゼント×2。ほとんど形式だけの新曲ゲットイベントですが、新曲の根拠(出所)について一応説明を押さえているのはシリーズの伝統かな。まあレインボーライブと違って作曲者が絡むストーリーが無いため、プリパラではほぼ無意味なイベントのような気がするけれど。めが兄ぃを出したいだけ? そんなシーンで相変わらずめが兄ぃに頬を染めてるレオナ。仄かに微笑ましい胸キュンカットなれど素直な目で見られなくなったのはツライ(笑

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新曲といえば新衣装、って事で今度はめが姉ぇによるサービスサービス。たくさん登録された新衣装を次々と試着するシーンでは、キリンドレスの「ぱお~ん!」からペンギンモコモコドレスの「ぱお~ん!」が反則すぎた(笑。こんなんやられたら吹くしかない。ふでやすシナリオがキレキレです。続いて「レインボーダイヤドレス」「森ガールドレス」「ドリームアテンダントドレス」「星のドレス」「アニマルドレス」「ラムネキラキラドレス」といかにも一般公募のデザインドレスをパッパと試着。頭が固まってる大人では浮かばない自由な発想には毎度驚かされます。尺を使った割りに本番ライブでは無かった事になっててちょっと残念。飛行機ドレスでのライブを見てみたかった。ぱお~ん!(違

「私としてはピンクアクトレスのライブがよかったんだけど」

寝転がって「にゃお」を読みつつライブ中継の話をするのんちゃん、続くカットはベッドに俯せてスマホをいじりながら答えるらぁら。なんて二人の様子は別段おかしい絵面ではないのだけれど…ベッド全景を映して二人の位置が明らかになると一気にカオスなヒトコマに。あはははは。らぁらの上でゴロゴロするのんちゃんかわいすぎ、そんな妹を全く気にせず「かしこまっ☆」と返すらぁら大物すぎ。ともあれのんちゃんご執心のピンクアクトレスのライブを一度見てみたい。きゅぴこーん☆

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というわけでパプリカ学園では「SoLaMi SMILE vs Dressing Pafe」のライブ対決を報せるポスターが貼られ、掲示板に集った生徒たちは早くも大盛り上がり。てな様子を遠目から見守りテンション上げ上げのらぁら&なおちゃん…そんな堂々と話してて良いの?

Dressing Pafeの三人とそふぃは外見マンマ=アイドルバレ済み、みれぃは未だバレてませんが中学部なので良しとして、バレたら困る子が一人いるのに学園内で対決イベントなんて大丈夫? ここぞとばかり校長先生がらぁらの居場所を嗅ぎ回るんじゃ? と、らぁら&なおちゃんのヒトコマからここまで予想したけど完全に大ハズレでちょっと笑った。

さて先のみれぃはああ言ったものの、当然ながら大神田校長が黙って見逃すはずもなく、風紀委員兼パプリカ祭実行委員のみなさんを呼び出して「プリパラ ライブ中継の中止」を言い渡します。理屈がある委員長はもちろん毅然とお断り、すると校長先生は「校則第八十七条」を翳してドヤ顔を見せ、しかし委員長が暗唱した「八十七条」はこの騒動と無縁の内容で――

「私の言っている校則とは、その名も校長先生則!」

机の天板から現れた分厚い校則手帳を片手にグッとキメると稲妻がピカッと光って雷鳴どどーん! の一連は何と無駄に劇的な演出か。全ての校則条文を記憶している委員長にとって、まさか「校則」を盾に反撃を食らうとは、確かにこのくらいの衝撃だったかもしれません(笑。とはいえ生徒に周知されていない規則を盾に却下とは筋が通らず、文字どおり「そんなん知らんわ!」ってな話ですが…どんだけご都合とて規則は規則、生真面目な委員長としては「規則」と言われたら逆らえないって事でしょう。無理くりな展開を上手くハメたものです。というか何を食ったら「長先生」なんて発想が浮かぶのだろう。

「プリパラも友達も必要無いものです。却下と言ったら!」
「…却下ですわ」

このタメに痺れた。大神田校長ってばキャラが強すぎる。

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対決ライブ中継中止のお知らせを聞いて相変わらずゲスいドロシーが良い良い。やはりこの子はこうでないと。万策尽きたシオンデスクも厳しい表情でその場から立ち去り、残されたSoLaMi SMILEの三人もまた鈍く曇った空のような表情を浮かべ…そんな一部始終を明子姉さん状態で見ていた者あり。

ほどなく雨が落ち始めた帰り道にて碁盤モードが発動したシオンは踊る雨粒から打開策を読み取り、一方みれぃは電柱上の「めが弟(笑)」による不器用な励ましを受けると俯いていた顔を上げて計算開始! 暫し超計算の後、打開策を見つけたみれぃは清々しい表情で前を向き、柱上の彼に気付かぬ振りで立ち去りつつ感謝の気持ちを呟く一連は、メガネペアの不器用な繋がりがじつに良い味でした。でもその登り方は危険が危ないので良い子はマネをしてはいけません。というかパースのせいかもだけど電柱ってこんなに高くないよ(笑。住宅街の電柱なのに低圧線も電電も無いし、どうせ描くならきちんと描いてくれないと。

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そんなこんなで始まった「パプリカ祭」はこれまでのゲストキャラ総出演(?)で大賑わい。ラブさんの後ろにはななちゃんの姿まで。楽しい祭の時間はサクサクと進み、ほどなく日が傾いた頃、雨宮くんによるアナウンスが校内に響きました。

「まもなくスペシャルイベントが始まります」
「校門前でプリパラライブを中継します」
「みんなで盛り上がりましょう!」

校内にてこの世の春を謳歌していた大神田校長はアナウンスの声にもちろん瞬間フットーです。却下したはずのイベントを堂々と行うとは何事!? 大神田校長の制止の声も虚しく客たちは一斉に校門へ向かい始め…本シリーズ名物であるグラデーションモブの次世代モデルに笑った。昭和ギャグチックな校長煎餅を含め、今の時代にこれを放送に乗せてしまう度胸を見習いたい(いや別に。

道路を封鎖し、のんちゃん・なおちゃん・そふぃ親衛隊などなどがニンジン振って観客を誘導。ほどなく大観衆が校門前の階段に収まるも、さてここからどうするのか…と思ったら。

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「許可は取ってあります」

まずは大神田校長へのネタバラシ。当然ながら許可を出した覚えなど無い大神田校長は目を剥き、すると雨宮くんは「学園の敷地外なので校長先生則は及ばない」と告げると共に「道路使用許可証」を掲げ…権力による横暴をさらなる権力で跳ね返すという、なかなか理に適った逆転劇であります(笑。そして「道路使用」というフレーズからまさかの予感がまさか大当たり。

「プリパラトレーラー到着ちゃんこ!」

シリーズファンにはお馴染みであるピンク色のニクいやつ、DJ.Cooさんの運転で日本中を走り回ったご意見無用のプリズムストーントレーラーがまさかの登場であります。作り込まれたギミックによりトランスフォーム(笑)されたトレーラは、在りし日のプリズムリンクこそ広がらないもののプリパラ中継を映す大型ビジョンが聳え立ち、鈴なりの観客へ対決ライブをお届けする準備が見事整いました。こりゃやられた、感動した(笑

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というわけで対決ライブが始まります。先攻のDressing Pafeの新曲は「CHANGE! MY WORLD」、ハイテンポでノリの良い曲調は三人のキャラにぴったりです。BPM180で弾ける曲を盛り立てるダンスはこれまたノンストップの勢いで、激しい振り付けと共に小気味良いフォーメーションチェンジを見せるステージングは疾走感が凄い。一瞬も目を離せない感じ。そういや3人同じ振り付けの時でも別々のモーションを使うようになった?

両脚を伸ばして広げてのステップはリアルでやるとふくらはぎが痙りそう。ともあれ今回の新曲ダンスはDressing Pafe / SoLaMi SMILE 共に「脚」の運び方にアクセントがあるようです。それにしてもローアングルが多いな(笑。メイキングドラマは旗を掲げて全力ダッシュ! サイリウムコーデは変わらないものの振り付けはもちろん変わり、やはりローアングルが(そういう所ばかり見ない

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続いてSoLaMi SMILEの新曲は「HAPPY ぱ LUCKY」。静かなイントロ入りにてステージセンターに一人立つらぁら、すると上手下手からリズムに合わせて「けんけんぱっ」と集まるみれぃ&そふぃ…疾走感溢れるDressing Pafeに対し楽しさ方向へ全力で振った曲調は、振り付けアクションもじつに明るく楽しげ。パッパと入るキャッチーなカットは言うまでもなくかわいさ特盛りで、特に今回はイントロ終わりでターンをキメるそふぃのしなやかな髪の流れに目を奪われました。こりゃ凄いとしか言い様が無い。

前述どおり振り付けのアクセント、SoLaMi SMILE新曲のポイントはペッパー警部ばりのガニ股ダンスであります(例えが古い。まあリアルアイドルでも使われるアクションとはいえ、かわいらしさが至上命題であろうアイドルアニメのライブシーンでこれをやるのはどうなんだ? と思わなくなくも(略。というからぁら&みれぃはともかく、いくらキャラ性が緩まったとはいえステージ上のそふぃにこの振り付けをやらせてはいけないと思う。そこまで含めてのキャラ変革と言われれば返す言葉が無いけれど。

メイキングドラマは梅干しピザ。そふぃ自らがデリバリーってのはなかなかイケてるかも。揃ってのキメもかわいかったです。サイリウムチェンジ後はサビの「けんぱっ けんぱっ HAPPY HEART~」から…やっぱりガニ股ダンスはどんな顔して見たらいいのか判らない。サイリウムコーデでスカートが短くなる&ローアングルなのでなおさら気になってしまう(笑

結局対決ライブは引き分けで終了。両者新曲でいきなり優劣付けるわけにはいかないだろうし、「勝ち負けよりもみんなの笑顔が大切」という締めはこのテの作品のテンプレ教訓ではあるけれど、あまり引き分けを多用するとロクな事にならない(勝負自体がシラけてしまう)のも確か。今のところ勝負結果に大きい意味が無いためナァナァでも構わないけれど、「白黒付けてやる!」で始まった今回の結果がこれだとちょっと拍子抜けだったり。

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「リメンバー、プリパーラ!」

大盛り上がりの観客から一人弾き出され、沸き上がる歓声にココロを抉られ、制止しようと必死に手を伸ばすもちゃんこちゃんさんに吹っ飛ばされ…この大逆境が大神田校長の本気に火を着けてしまいました。何やら次回は大神田さんが中学部校長まで進出し、パプリカ学園全生徒をプリパラ禁止にしてしまう穏やかじゃない展開に!? 未だ姿を見せない中学部校長が解決の糸口たるか? それとも(私的に)いろいろ憶測を呼んだファルルがついにリミッターを解除するか? 2クール目クライマックスに向けて目が離せません。

      

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プリパラ「第22話 学園祭でライブクマ~!」

プリパラ「第22話 学園祭でライブクマ~!」に関するアニログです。

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No title

今回は、冒頭の対決要素から学園祭というイベント、天気を使った演出など・・・何か、今までと違う空気を感じました。校長とともに、物語が動き出す前触れの話となる可能性が高そうですね。
そんな中でも、笑わせる要素を常に絶やさないところは、このアニメ独特の美点だと思います。校長先生則とはwなぜ電柱に登る必要があるのかとかwお話を形作る個々の場面に笑いを仕込むのは流石だと思います。
新曲のステージは何度も繰り返し見てしまいます。曲調の違いはあれど、どっちも聴く者の心を、明るく楽しく優しくさせるものがあると思います。
ガニ股振り付けは・・・自分もこれはどうなのかなと思わないでもないのですが、見てて面白く楽しい振り付けであることは否定できませんwこの違和感・抵抗感は、ひょっとしたら自分が大人目線だからであり、子どもは案外、見たまま面白く楽しく見れてるのかなあとか、何となく思いました。

No title

ふでやす&ワタナベ回と知っていたので期待していたのですが、意外と普通の作りでしたね。秋色ラブリーライブ(10話)のの時のような切れ味を期待していたのですが、まあ新曲の披露がメインって感じかな。ただトレーラー懐かしかったですね。あの変形時のチープな音楽が忘れられない(笑) 

新曲は悪くなかったのですが、やはり曲を変えるならもうちょっと流れと、あとメイキングドラマも変えてほしかったですね。

今クールは校長の改心&ファルルの顔見せで〆るんですかね。ひっぱてきたネタだけにどういうオチが付くかが見所かな。

れすれす

>適当にフォローさん
天気演出は心の動きが判りやすかったけれど、そういえばプリパラでは珍しい手法ですね。校長先生の覚醒(?)はいかにも2クール目クライマックスへの加速を感じさせ…もう番組スタートから半年経っちゃうんだ!? ふと気付けば師走ですもん。恐ろしい。ガニ股ダンスはケンケンパッを含めて本作が子供向け番組である事を改めて突き付けられた感じ。でもあの絵面はやっぱり無いなあ(笑

>tamanoさん
Bパートなどほぼ新曲披露に割かれてしまったので今回はストーリー的な面白さはあまり感じませんでした。やはり1話で新曲2曲は尺的にキツいですね。プリズムストーントレーラーのお出ましは全く予想していなかったので、道路に突然現れた時には素で声を上げて笑ってしまいました。運転席を注視したけどCooさんの姿が見えず残念。せっかくの新曲なのにメイキングドラマが使い回しだったのも残念でした。言うほどカンタンじゃないとは思いますが、せめて新曲の時くらい新ドラマが欲しいですよね。
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