2014-12-07(Sun)

プリパラ #23 プリパラ最後の日でっすわ!

プリパラなんて百害あって一利なし! 

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ついに全校生徒プリパラ禁止!?

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アバンは大盛り上がりだったパプリカ祭ライブの余韻に浸って登校する中学部の朝の風景から。脚しか映ってないのに誰だか判る存在感(笑)はともかく、その誰もが笑顔を浮かべ、アイドル/観客の違いはあれどプリパラの当事者として楽しさを満喫していました。一方なおちゃんはそんな中学部を羨ましげに眺め「早く中学生になりたい」とポツリ。中学生になれば自由にプリパラへ行ける、理不尽なプリパラ禁止令は時が解決してくれる。そう信じていたのだけれど。

「この中学部校長の薄井は、突然ですが育児に専念するため退職する事になりました」

ほんと突然(笑。予告からして中学部校長が退任するのは判っていたため、これまで完全スルーだった中学部校長の満を持しての登場に期待し、また退任について大神田校長が罠を仕込むか懐柔するか脅迫するかはたまた? などなど考えていたのにまさか名前どおり影の薄い人物がフェードアウトの如く即消えて行くだけとは。生徒たちの薄っすいリアクションからして、完全に大神田校長君臨のため用意されたカキワリ程度の存在のようです。まあ「育児のために校長を辞める」ってのは近年の教員に対する高度なギャグと思えなくもないけれど。

「今後一切プリパラへの出入りを禁止いたしまっす!」

というわけで晴れてパプリカ学園全体を掌握した大神田校長はさっそくプリパラ禁止を宣言し、遠目から朝会を見物していたらぁら&なおちゃんは「中学部へ進めば自由にプリパラへ行ける」という望みが突然絶たれて唖然ボーゼン。いやそれより切実なのは現役の中学部生徒でしょう。とはいえ降って湧いたプリパラ禁止令への動揺は、小学部へのそれを他人事としてきた表れとも思えます。自分の身に降りかかって初めて気付く理不尽さ。

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次の瞬間リナちゃんを起動した大神田校長は中学部生徒たちのプリチケを片っ端から吸い取っていきます。本体が強化(?)されたリナちゃんの吸引力はハンパ無く、バインダーやカバンごとごっそり吸い尽くし…強風にはためくミニスカを押さえる仕草がなかなかキます。特にシオン&ドロシーがこんなオンナノコっぽい仕草を見せるとは。

「やだやだ!」
「校長先生は僕たちみたいなかわいいアイドルになれないから嫉妬してるんだ!」

横暴なやり口への抗議は良いけどコドモのわがままっぽくてちょっとイラッとするドロシーの声。今回は過剰なほどドロシーの自己中思考を強調し、それは成長への溜めと判りながら、さらに言えば「嫉妬」のワードが意外と真理だったり?と思いつつ、それでもやっぱりちょっとイラッとする(笑

続いてシオンは肩と思考の凝り固まりを頭の重さのせいとして髪のカットを提案…よくこんなセリフを思いつくものです。いつもの習慣(三重パック)が幸いして強制回収を免れた委員長は真正面から抗議を向けるも全く効かず、逆に風紀委員の立場を突かれて迫られ、一方大神田校長は自宅に置いてあるプリチケの提出を高らかに命じ――

みれぃと対峙していた大神田校長がグッと顔を向け、と同時に超ロングショットのらぁらがカットインされ高速ズームでガガントス! の流れはいかにも次なる獲物のロックオン。らぁらの大ピンチを予感させすぎます。というからぁらを見つめる強い表情を見ると、中学部でのプリパラ禁止令すららぁら攻略に関する一工程のような気がしてならない。

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「ひとつ、プリパラ禁止で皆の精気をすすり」
「ふたつ、無慈悲にプリチケ取り上げ三昧」
「みっつ、にっくき掃除機共々退治てくれよう、東堂シオン!」

「よっつ、良い子だねんねしな」
「リナちゃんの刀の錆にしてくれようぞ」

ドロシーが放つガード不能技「マックス光線」を事もなく跳ね返し、シオンの魔剣・桃太郎侍攻撃もあっさり退けてしまう大神田校長。容赦ねえええ! というかシオンは桃太郎侍の口上の韻をもう少し研究すべき。敗因はおそらくそれ。

「そんな生半可な太刀筋じゃ、東堂シオンさん、プリ券もチョキれませんことよ?」
「私の20年分の思いをナメてもらっては困りますわ」

チャンバラ勝負の鍔迫り合いにて大神田校長が放った、たった一言で「20年前のプリパラ通い」を仄めかす絶妙なセリフに感心。なるほど20年前のプリパラではプリチケならぬ「プリ券」で、パキる素材がまだ無かったためハサミで「チョキ」っていたのでしょう。そのセリフを聞いていたみれぃは何か勘付いたか後に「気になることがある」「少し調べてみる」と言っており、一方らぁらは今回ラストでいきなり物証を手にし、つまりこの両者を合わせて解答が示される流れっぽい?

「やだやだやだ、そんなの絶対やだー!」

プリパラへ行けなくなる不安を浮かべるレオナに対し子供のように駄々をこねるドロシー。イヤなものはイヤ、No!と言える米国人は結構だけれどやっぱりちょっとイラッとする。そして落ちてきた葉っぱに付いてたミノムシを見たドロシーは事態打開の策を思いつく…のだけれど、またこれがろくでもなくて(笑

「真中らぁら、今度こそシッポを掴んでみせますわ」

一方その頃大神田校長は回収したプリチケを一枚一枚単年にチェックしていました。僅かな匂いだけでプリチケの所在を感知できるほどの嗅覚ゆえ、これだけ大量のプリチケを扱うには完全密封&マスク装備でガードする必要があるのですね。中学部から回収したプリチケ(トモチケ)を調べて「らぁらのプリパラ通い」に迫るってのは遠回しながら理に適っていて、とはいえこうまでして追い詰めるとは…このタダならぬ執念の源泉にはらぁらに対して何か「因果の直感」みたいなものがあるのかも。

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なんじゃもんじゃの壁に掛かった忍者のオブジェ(?)から忍び装束を外すと忍者モードにコーデチェンジスタート! と思ったら突然アヒル村長が大写しになり、そこからカメラがサッと引くと何故か入浴中のドロシー&レオナの図…女忍者の意味のない入浴シーンは某時代劇の定番シーンのパロディ? 判りやすいけど判り難い小ネタです。コーデチェンジのシーンではめが姉ぇの語りを模したドロシーがいい味。こういうセルフパロも面白い。

さて女忍者となった二人(片方は男だけど)は校長室へ忍び込み、リナちゃんにコショウを振ってプリチケを強制排出させ、床に散らばった中から自分のプリチケを嬉々と回収。子供番組にも関わらずメインキャラにこんな役をやらせちゃう辺り、相変わらず本シリーズはいろいろ肝が据わっています。良い子はマネしないでね!

自分の欲求を通すためなら手段を選ばない、罪の意識など覚えない。ある意味純粋すぎるゆえの行動は全く褒められたものではありませんが、「プリパラが好き」という気持ちを貫き、自分たちが大好きなプリパラライブを見せれば大神田校長も好きになってくれるはずと信じ、その思いを最後まで疑わない正直さは返って清々しさすら感じたり。むしろ「悪い事」と思いながら言われるままプリチケを持って行ったレオナの方が罪深く見えます。ここでそふぃのプリチケを回収してSoLaMi SMILEのライブをさりげなく仕込み。

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ドロシー&レオナの忍者コーデチェンジ。ナレーションだけではなく絵面までプリパラチェンジに準拠していて笑えます。とはいえせっかく着替えた忍び装束もこれだけ派手だと返って目立っちゃうような(笑。どうでもいいけどレオナの方が脚細いのね。

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何故か戻ってきたプリチケに不審感を覚えるも大儀の前には些細な問題、ってなシオンの考え方もレオナ同様罪深い。一方大神田校長は校長室に散らばったプリチケに驚き、コショウに倒れたリナちゃんに駆け寄るとドロシーが残した犯行声明カードを見つけ…わざわざこの内容を書き記して行く突き抜けた純粋さは呆れを通り越して感動的ですらありました。メタ的視点だと大神田校長がこれで転ぶなんて「絶対ありえない」と判っているだけになおさら。

ほどなく始まったDressing Pafeのライブ中継に学園中は大騒ぎとなり、真中姉妹も心配げに中継を見守っていました。てな所へ現れたママさん

「校長先生はどうしてプリパラを禁止にするの?」
「何か事情があるのかしら…」
「嫌いなんじゃないの?」

この会話からするとママは大神田校長の事情(?)を本当に知らないみたいですね。ああ頭がグルグルする(何。続いて「嫌いなんじゃないの」と即断するのんちゃんに笑いつつ、ママは「好き」と「嫌い」の関係をイタリア語講座のテイで子供たちに教えます。

「イタリアではね、キライって言葉が無いの」
「だからね、キライって言う時、『スキじゃない』って言うの」
「スキって言葉を使わないとキライって言えないの」
「だからね、キライの中にはスキが入っているのよ」

「好き」はともかく「嫌い」という感情は非常にフクザツで、しかし人間関係に於いて避けて通れぬ感情でもあります。「かわいさ余って憎さ百倍」なんて言葉があるとおり好きと嫌いは表裏一体、また「好きの反対は嫌いじゃなくて無関心」なんて言葉もあり、理屈では何となく判っているつもりのオトナでも悩ましい「嫌い」の正体について、イタリア語を例えて教えるこのシーンはなかなかセンスが良かった。でもここは日本だよ! というヤボなツッコミは無しで。

おそらくその感情を覚え始め、思い悩み始める年齢をターゲットにした本シリーズでは「嫌いは好きのすぐ近くにあるから、嫌いはいつでも好きに変わる(プリティーリズム オーロラドリーム 第33話)」という形で「嫌い」の正体に触れていた事を思い出します。

「か、体が毒されていく!」

一方Dressing Pafeのライブ中継を見た大神田校長は「毒される」と叫びながら電撃に苦悶していました。えらいこっちゃ。などと今回に限らず大神田校長はプリパラに関して大仰なリアクションを繰り返していますが、これらははたして演出上のイメージなのか? それとも現実として電撃を食らっているのか? もし現実ならば校長先生ってば何者なのか?

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ライブを終えて晴れ晴れしたのも束の間、Dressing Pafeの面々はさっそく校長室に呼び出されてお説教のターンへ。係る事態の深刻さが判っているシオン&レオナは神妙な表情を見せますが、自分が正しいと疑わないドロシーだけはドヤ顔で胸を張り、さらに証拠のカードを突き付けられると満面笑顔で「ライブ見てくれた?」と…ここまで自分を貫けるドロシー天晴れとしか。しかしお天道様が許しても大神田校長はもちろん許してくれません。共犯のシオン&レオナはお便所掃除一ヶ月、反省の色が無い主犯のドロシーは学校中の草むしり一年の刑に処されてトホホ。

「罰則チケット1000枚目!」

この季節にボーボーに生えた雑草を前に途方に暮れるドロシー。ってな所へ現れた委員長はいきなり4桁の罰則チケットを貼り付けて今回やらかした罪の重さを突き付け、ふて腐れて草むしりを始めたドロシーの手伝いを始めます。同じプリパラ仲間としてドロシーの気持ちは判るけれど罪は罪、罪は罪だけれどドロシーの気持ちは判るから草むしりを手伝う。その結果同罪扱いされても構わない。などなど罪を罪として認めながら自分を貫く委員長の強さは、これまで何かと突っかかってきたドロシーの態度を変えた=自分の幼さにようやく気付いたのでしょう。今のドロシーに必要な事を行動で示した委員長天晴れ、と同時にこの落とし所のため今回の劇中やたらジコチューなわがまま娘に描かれてしまったドロシーがちょっと気の毒に思えた。

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続いて草むらに現れた巨大らぁら(笑)は草むしりをメイキ!メイキ!と手伝いながら、この事態を打開すべく秘策を窺わせ…いったい何を? と思ったら特製ピザを届けて胃に訴える作戦とか(笑。ところがピザを持って入った校長室に大神田校長の姿は無く、待ってる間に室内を眺めていたらぁらは壁に掛けられた剣の先に「何か」を見つけるのでした。

「何これ? トモチケ? 古っ」

椅子に乗っかって手にしたそれは「ひめか」と書かれたトモチケのようなものでした。この髪型・髪色・瞳色を見ればこれが誰かは容易に想像つき、該当人物の固有名がこれまで表記されなかった意味も判り、なるほど大神田校長に「プリパラ」と「友情」を否定させた因縁の相手は予想どおり…なーんてド直球からどんだけ捻ってくれるかな。

ってなところで大神田校長に現認されたらぁら大ピンチの引き。次回はついにらぁらの正体バレ&大神田校長の過去話と、2クール目クライマックスを昇りまくる急展開に目が離せません。

      

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No title

下世話な疑問だとはわかっていますが言わせて貰います。

レオナに便所掃除させると言ってましたが、さすがに『男子便所を』ですよね?

いかに女子に見えるとはいえ、男子に『女子便所を』掃除させるのはまずいです。放置された生理用品とかがあるかもしれませんし。少なくともウチの中学では、そういった理由で、男子は男子便所だけ、女子は女子便所だけ掃除させられました。

まあ、女子に見える男子が、男子便所を掃除したら掃除したらで、いろいろと変なイメージがついてしまいそうですが……

あ、ひょっとしたら、これも校長の策なのかもしれませんね。レオナに変なイメージを持たせ、いじめのようなもの誘発させ、それにドロシーやシオンを巻き込み、彼女らをさらし者にする、と。

まあ、プリパラでそんな展開になるかはともかく、校長はそこまで考えた上で実行したと捉えることもできるので、その辺りはっきりさせて欲しいです。

No title

トップ絵が凄いですねw正面でなく、あえて聳え立つ校長の後ろ姿をチョイスするセンスの鋭さに感心しました。
お話の方は、怒涛の展開なれど「いやそれおかしいだろ」というツッコミが立て続けに入る展開に引き込まれました。シオンはやっぱり、真面目だけど根本的に思考・感性・行動が何かおかしいwそしてドロシーは、今回さらにキャラが掘り下げられた感じでよかったと思います。ヤンチャな悪ガキ・ガキ大将的なものを感じました。カードを残したのは、仲間をかばうためですね。
そして何より、古いトモチケが示した、らぁらママが校長に関わってくるとあらかじめ予見されてたのは慧眼だと思います。プリパラでも親世代のドラマがあるのでしょうか・・・プリ券にしろチョキるにしろ、製作側がプリパラの歴史というものをある程度設定していたのも驚きでした。

れすれす

>戦闘獣ムガリッサさん
学園でのレオナは制服含めて完全に男子扱いなのでお便所掃除も当然男子用だと思います。諸々のご心配には及ばないかと。

>適当にフォローさん
トップ絵はパースの絵面があまりに凛々しくて(笑。いろいろおかしいシナリオ(笑)にはホント毎回感心するやら大笑いやら。シビアなシーンでも常にどこかズレてる=シリアスを引きずらない作りは本作の特色でしょう。まあ私としては半年くらい引きずられても一向に構わないんですけどね。親世代ドラマについては予想的中!? と思わせといて、ここから予想も付かない大ヒネリが控えている気がしてなりません。
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