2015-01-09(Fri)
アイカツ! #115 ほっこり☆和正月
グラシアス! つまりあけましておめでとう。

目指せ! 土を極めたアイドル!?
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目指せ! 土を極めたアイドル!?
イマサラですがあけましておめでとうございます。
今年もダラダラ書いていく予定なのでテキトウにお付き合いくださいまし。

というわけでアイカツ!3回目のお正月明けは晴れ着姿のいちご&あかりによる新年挨拶から。いかにも少女アニメの年始めトビラっぽく、そういや前年まではどうだっけ?と思って見直してみたら意外にも今回が初めて。というかこれがトビラいちごの見納めかも? そこから始まった大空家の正月風景には予告どおり珠璃の姿が。新年早々いつものキメでグラシアス!な珠璃、すると――
「そうそう珠璃ちゃん。お父さんの故郷のスペインには行ったことあるのかい?」
珠璃パパの故郷話を振ったあかりパパはいつしか「土」の話に全力全開、あかりママの説明によればパパは地質学者との事で何かにつけて「土」の話を始めてしまう人でした。久しぶりに可愛い娘が帰ってきてのお正月、しかもこんな可愛い友達まで連れてきてテンション上がりまくりのお父さんは、しかして娘世代との共通の話題も無く、だけどたくさんお話をしたい! の結果が得意分野の一方的な知識出力なのですね。また何かとこじつけて話題を得意分野へ舵取りしちゃうのも専門家によくある話。今回しつこいくらい繰り返された土コント(笑)は何かオチが付くかと思ったらそうでもなく、とはいえ全ての土台となる「土」への拘りは一発ネタでは無さげ=この先足元をグラ付かせたあかりへの解答的な回収に期待しときます。
そんな深読みの一方であかりは所構わぬお父さんの熱弁が恥ずかしくてたまらない。ただでさえ友達にお父さんを見せるのは恥ずかしい年頃でしょうし、そのお父さんがお正月っから土!土!言うてる変人と思われたら恥ずかしい事この上なし。ともあれいつもぽよ~んとしているあかりが即々ツッコむ場面は珍しく&微笑ましく、その必死さと家族間の遠慮の無さにはニマニマが止まりません。しかし学生時代から陶芸を嗜み、それが地質学者のパパとの出会いのきっかけとは、あかりママってばデーハーな見た目に反していろんな意味で趣味が渋いな(笑
「何だかあかりちゃんの事が判ってきそうですっごく嬉しい」
「え?」
なーんて父子のドタバタを眺めていた珠璃は「あかりの熱さ」の根っこに気付き始めて満面笑顔を向け、一方みっともない所を見られた的な意識のあかりは珠璃の反応に戸惑うばかり。

「ママ、最近パパに似てきたかも」
「あら、あかりだってパパに似てるとこあるわよ」
パパ絡みの話題にジト目、続いて「ドニャーナ砂丘」の資料を持って目ぇキラキラさせて寄ってきた本人へもジト目を向けるあかりかわいい。そんなあかりの地味な抵抗に関わらず隣の珠璃は土の話題に興味を示し…満面笑顔の珠璃、キラッキラ☆のパパ、項垂れるあかりの三者三様がまたいい味です(笑
ここで正月っから大空家へ珠璃が来た経緯をチラリと。ポンクレの仕事納めが29日でそれが終われば冬休みのあかり、29日まで収録で30日から家族旅行のひなき、27日まで仕事でその夜からおばあちゃんちへ行くスミレ、そして年明け2日のファッションショー&31日までリハと年末年始も仕事が詰まってる珠璃。いやいやみなさん30日の紅白アイカツ合戦に出てたじゃん?(ヤボ。などなどナチュラルに「○○日まで仕事」と年末の仕事予定を話してる辺り改めてアイドル学校生(プロアイドル=普通の中学生ではない)なのだなあと。スミレだけ仕事納めが早いってのは妙にリアルかも。
「珠璃ちゃん、もしよければうちに泊まりにくる?」
年末年始も仕事が入っている娘を置いて両親は海外バカンスへ、つまり珠璃は誰もいないスタライ寮で一人寂しくお正月を迎えることに…ってなところで思わず自宅へ招くあかりの表情描写が芸コマでした。「一人」と聞いた瞬間からこの心配顔ですもの。思わぬ申し出にビックリ喜ぶ珠璃の表情も良し良し。というわけでひなき&スミレの出番は終了、ところでユウちゃんの年末年始は(略

シーン戻ってお正月の大空家。珠璃から「秘めたる熱い部分」と言われて戸惑うあかり、その言葉にうんうん頷く両親はさすがあかりの事がよく判ってる? たった一人で黙々と続けたトランポリンでのスペシャルアピール特訓の件から「自分と違うタイプの熱さ」を感じ取った珠璃はあかりの存在にますます刺激を受け、ってな所へパパさんがまた土の話で割り込んで…呆れるあかりの一方で「うんうん」と同意する珠璃へジト目を送るあかりかわいい(笑
「いっつもこの調子なの、あかりとパパは」
「仲良しですね!」
「え~全然だよ?」
珠璃から「仲良し」と言われて喜んだパパを突き落とすあかりの言葉。あはは。しかしパパさんは次の瞬間「もっと楽しんでもらう話題を考えるぞ!」と諦めない負けない。この不屈の闘志(笑)こそあかりが持つ熱さと共通するものでした。それにしてもあかり&パパさんの表情描写がいちいち良いなあ。特にあかりは寮や仕事場で見せる表情幅と全く違って、まさに素の表情を見せている感じ。

「あぁ珠璃ちゃん、あれやってもらえないかな?」
例の三段キメでの「私を見て!」はアイカツ先生のキメゼリフ? せっかくなので繋いでみたけどやっぱり珠璃はスタイルいいな。これで中学一年生だってんだから以下略。というかこういう情況でも躊躇なく、むしろ進んでリクエストに応えちゃう辺り、アイドル紅林珠璃のアイデンティティ=自分への自信が溢れていて清々しさすら覚えます。

アイドルになった途端に年賀状が倍増とか生々しい話(笑)から子供時代のアルバム見物へ。突然の振りに慌てて「えっ!?」と戸惑うあかり、すると子犬のような目で「ダメ?」と乞う珠璃…友達の頼みを断り切れない表情・間がまた絶品でした。あはは。
「あかりちゃんの頑張り屋な所って、こういうお父さんとお母さんがいるからなのかも…」
そのアルバムを眺めながらの会話は部屋一面に並べられた積み木や砂のお城の再建エピソード、そしてお馴染みのスタライ不合格エピソードなどなど、あかりの「飽きずにコツコツ」「諦めが悪い(褒め言葉)」を改めて浮かび上がらせ、と同時に親子関係の良さも自然に描写。「失敗」を「大切な経験」と諭し、例え失敗しても諦めず続ける娘を優しく見守ってきた両親あればこその今のあかり…今回は珠璃回と思いきやすっかりご両親回であります。それにしてもスタライ不合格時の絶妙な泣き笑い写真(を撮ったママ)がここへ繋がるとは、種を蒔いた第76話が2014/4/4放送なので約9ヶ月ぶりの回収とは。こういうロングスパンでの回収は長シリーズならではの醍醐味ですね。だから本作は1シーン1カットを見逃せない(笑

Bパートは晴れ着に着替えて初詣へ。あかりの振り袖はともかく珠璃にドンズバデザインの振り袖まで在庫している大空家おそるべし(笑。ポックリさんのあかりに対してブーツを履いた珠璃の個性も良し良し。どちらもよく似合っています。かわいい。

お正月にも関わらず人がまばらな神社にて初詣に参じるみなさん。この閑散っぷりは何かのネタ振り?と思いきや投げっぱなしで逆に驚いた。今後(例の和風アイドル登場時?)に回収されるかも? そしてまた懲りずに土の話を始めるパパ→即ツッコミのあかりによるコントが続き、「土を極めたアイドル」の可能性を説き…いやいや、手作りラーメンを小麦栽培から始めるアイドルグループが現存しますから! というツッコミが日本中から入ったに違いない。
などなどパパの熱い語りを華麗にスルーした女性軍は揃って大吉の御籤を引いて幸先良し、なーんて様子を遠目に眺めるパパさんに男親の哀愁を感じたり(笑

初詣の後は甘味処に寄ってお汁粉で一服。運ばれてきたお汁粉をふーふーやって、熱いお餅に揃って(><)顔の二人はやっぱり親子だなあ。てな様子を見た珠璃は思わず「ディベルティード!」つまり面白いと吹き出し、やっぱり似てる!…するとあかりは即座に否定→パパしょんぼり→いつも見ていてくれる良いお父さん→半復活のパパが熱いお餅を食べてあつつつ!→似てるとこもあるかな?→大復活→あかり照れ笑顔の流れがベタベタだけどほっこりが止まらない。ニマニマが止まらない。今回のアイカツは顔面の筋肉が緩みすぎて困る。

次のシーンはいきなり風呂上がりの珠璃。髪を下ろした珠璃がかわいすぎてどうしましょう。上気した肌がまた良い良い。そして今回お呼ばれして知った「失敗してもめげずに頑張る」あかりの熱さの源、それに対するリスペクトを改めて語り…生まれ育った生活環境に触れる事で相手を深く知る=家族描写によるキャラの掘り下げは子供アニメではスタンダードな手法ですが、意外にも本作ではこれまでほとんど行われていなかったため逆に新鮮に感じたり。その役割が登場間も無い珠璃ってのは先人二人(スミレ&ひなき)との親密度差を埋めるべく狙いとは思うものの、効きすぎて逆転してしまった感が無きにしも非ず。なにしろ――
「珠璃ちゃん、どっちで寝る?」
と、寝る間際に問われたら普通はベッドか床(またはソファ?)かの二択でしょうに
「私、壁際でいい? 寝相悪いから」
一切惑わず一緒のベッド前提のポジション話をツーカーでやっちゃうくらい仲が良いのですから。しかも夜中の大声(笑)を自己申告するアクション&あかりのリアクションといい、キミらこの1日でどんだけ仲良くなってんの!?

明けて2日の仕事始め、ファッションショーのステージはコーデ(ローズガラスプリンセスコーデ)も曲(Passion flower)も振り付けも演出も第110話マンマでした。まあ元々完成度が高いのでイジる必要も無さげだけれど、せっかくの新年一発目だけに何かお年玉が欲しかった、と言ったら贅沢か。早くフルで聴きたい。この曲のCD(Beautiful Song
)はシングル扱いなのでOFF VOCALがあるのも良し。もちろん歌入りを否定する訳じゃないけれど、アイカツ曲のOFF VOCALって子供アニメの挿入歌とは思えない作り込み(拘り)がダイレクトに感じられて好きなんですよ。「Passion flower」のOFF VOCALもかっこよさそうなので発売が楽しみ。そして「ブロッサムアモーレ」は相変わらず熱い。入りのタイミングから歌舞伎の見得を思わせるキメまで文句の付け所がないアピールで、おそらくこれを越えるものは…と思わせてさらなる高みを見せてくる本作はホント油断ならん。
ステージ後もまた土コントを繰り広げる仲良し家族、ってな様子を覗いていた珠璃はテーブル上の楽屋見舞いを振り返って自分の家族への感謝&思いを馳せて締め。美味しいおせちをたくさん食べたせいか脚が太(そういう所ばかり見ない
もちろんアイ!カツ!に燃えるお話も面白いのだけれど、こういう「何てコトない」お話の面白さは本作ならではかもしれない。兎角ないがしろにされがちな父親にスポットを当て、ビミョーなお年頃のオトメゴコロ溢るるあかりのリアクションも微笑ましく、仲の良さが滲み出る絶妙な匙加減には始終頬が緩みっぱなし。前述のようにあかりの意外な一面も見え、珠璃の素直な良い子っぷりも立ち、サブタイどおりひたすら「ほっこり」させられた新年一本目でした。
今年もダラダラ書いていく予定なのでテキトウにお付き合いくださいまし。

というわけでアイカツ!3回目のお正月明けは晴れ着姿のいちご&あかりによる新年挨拶から。いかにも少女アニメの年始めトビラっぽく、そういや前年まではどうだっけ?と思って見直してみたら意外にも今回が初めて。というかこれがトビラいちごの見納めかも? そこから始まった大空家の正月風景には予告どおり珠璃の姿が。新年早々いつものキメでグラシアス!な珠璃、すると――
「そうそう珠璃ちゃん。お父さんの故郷のスペインには行ったことあるのかい?」
珠璃パパの故郷話を振ったあかりパパはいつしか「土」の話に全力全開、あかりママの説明によればパパは地質学者との事で何かにつけて「土」の話を始めてしまう人でした。久しぶりに可愛い娘が帰ってきてのお正月、しかもこんな可愛い友達まで連れてきてテンション上がりまくりのお父さんは、しかして娘世代との共通の話題も無く、だけどたくさんお話をしたい! の結果が得意分野の一方的な知識出力なのですね。また何かとこじつけて話題を得意分野へ舵取りしちゃうのも専門家によくある話。今回しつこいくらい繰り返された土コント(笑)は何かオチが付くかと思ったらそうでもなく、とはいえ全ての土台となる「土」への拘りは一発ネタでは無さげ=この先足元をグラ付かせたあかりへの解答的な回収に期待しときます。
そんな深読みの一方であかりは所構わぬお父さんの熱弁が恥ずかしくてたまらない。ただでさえ友達にお父さんを見せるのは恥ずかしい年頃でしょうし、そのお父さんがお正月っから土!土!言うてる変人と思われたら恥ずかしい事この上なし。ともあれいつもぽよ~んとしているあかりが即々ツッコむ場面は珍しく&微笑ましく、その必死さと家族間の遠慮の無さにはニマニマが止まりません。しかし学生時代から陶芸を嗜み、それが地質学者のパパとの出会いのきっかけとは、あかりママってばデーハーな見た目に反していろんな意味で趣味が渋いな(笑
「何だかあかりちゃんの事が判ってきそうですっごく嬉しい」
「え?」
なーんて父子のドタバタを眺めていた珠璃は「あかりの熱さ」の根っこに気付き始めて満面笑顔を向け、一方みっともない所を見られた的な意識のあかりは珠璃の反応に戸惑うばかり。

「ママ、最近パパに似てきたかも」
「あら、あかりだってパパに似てるとこあるわよ」
パパ絡みの話題にジト目、続いて「ドニャーナ砂丘」の資料を持って目ぇキラキラさせて寄ってきた本人へもジト目を向けるあかりかわいい。そんなあかりの地味な抵抗に関わらず隣の珠璃は土の話題に興味を示し…満面笑顔の珠璃、キラッキラ☆のパパ、項垂れるあかりの三者三様がまたいい味です(笑
ここで正月っから大空家へ珠璃が来た経緯をチラリと。ポンクレの仕事納めが29日でそれが終われば冬休みのあかり、29日まで収録で30日から家族旅行のひなき、27日まで仕事でその夜からおばあちゃんちへ行くスミレ、そして年明け2日のファッションショー&31日までリハと年末年始も仕事が詰まってる珠璃。いやいやみなさん30日の紅白アイカツ合戦に出てたじゃん?(ヤボ。などなどナチュラルに「○○日まで仕事」と年末の仕事予定を話してる辺り改めてアイドル学校生(プロアイドル=普通の中学生ではない)なのだなあと。スミレだけ仕事納めが早いってのは妙にリアルかも。
「珠璃ちゃん、もしよければうちに泊まりにくる?」
年末年始も仕事が入っている娘を置いて両親は海外バカンスへ、つまり珠璃は誰もいないスタライ寮で一人寂しくお正月を迎えることに…ってなところで思わず自宅へ招くあかりの表情描写が芸コマでした。「一人」と聞いた瞬間からこの心配顔ですもの。思わぬ申し出にビックリ喜ぶ珠璃の表情も良し良し。というわけでひなき&スミレの出番は終了、ところでユウちゃんの年末年始は(略

シーン戻ってお正月の大空家。珠璃から「秘めたる熱い部分」と言われて戸惑うあかり、その言葉にうんうん頷く両親はさすがあかりの事がよく判ってる? たった一人で黙々と続けたトランポリンでのスペシャルアピール特訓の件から「自分と違うタイプの熱さ」を感じ取った珠璃はあかりの存在にますます刺激を受け、ってな所へパパさんがまた土の話で割り込んで…呆れるあかりの一方で「うんうん」と同意する珠璃へジト目を送るあかりかわいい(笑
「いっつもこの調子なの、あかりとパパは」
「仲良しですね!」
「え~全然だよ?」
珠璃から「仲良し」と言われて喜んだパパを突き落とすあかりの言葉。あはは。しかしパパさんは次の瞬間「もっと楽しんでもらう話題を考えるぞ!」と諦めない負けない。この不屈の闘志(笑)こそあかりが持つ熱さと共通するものでした。それにしてもあかり&パパさんの表情描写がいちいち良いなあ。特にあかりは寮や仕事場で見せる表情幅と全く違って、まさに素の表情を見せている感じ。


「あぁ珠璃ちゃん、あれやってもらえないかな?」
例の三段キメでの「私を見て!」はアイカツ先生のキメゼリフ? せっかくなので繋いでみたけどやっぱり珠璃はスタイルいいな。これで中学一年生だってんだから以下略。というかこういう情況でも躊躇なく、むしろ進んでリクエストに応えちゃう辺り、アイドル紅林珠璃のアイデンティティ=自分への自信が溢れていて清々しさすら覚えます。

アイドルになった途端に年賀状が倍増とか生々しい話(笑)から子供時代のアルバム見物へ。突然の振りに慌てて「えっ!?」と戸惑うあかり、すると子犬のような目で「ダメ?」と乞う珠璃…友達の頼みを断り切れない表情・間がまた絶品でした。あはは。
「あかりちゃんの頑張り屋な所って、こういうお父さんとお母さんがいるからなのかも…」
そのアルバムを眺めながらの会話は部屋一面に並べられた積み木や砂のお城の再建エピソード、そしてお馴染みのスタライ不合格エピソードなどなど、あかりの「飽きずにコツコツ」「諦めが悪い(褒め言葉)」を改めて浮かび上がらせ、と同時に親子関係の良さも自然に描写。「失敗」を「大切な経験」と諭し、例え失敗しても諦めず続ける娘を優しく見守ってきた両親あればこその今のあかり…今回は珠璃回と思いきやすっかりご両親回であります。それにしてもスタライ不合格時の絶妙な泣き笑い写真(を撮ったママ)がここへ繋がるとは、種を蒔いた第76話が2014/4/4放送なので約9ヶ月ぶりの回収とは。こういうロングスパンでの回収は長シリーズならではの醍醐味ですね。だから本作は1シーン1カットを見逃せない(笑

Bパートは晴れ着に着替えて初詣へ。あかりの振り袖はともかく珠璃にドンズバデザインの振り袖まで在庫している大空家おそるべし(笑。ポックリさんのあかりに対してブーツを履いた珠璃の個性も良し良し。どちらもよく似合っています。かわいい。

お正月にも関わらず人がまばらな神社にて初詣に参じるみなさん。この閑散っぷりは何かのネタ振り?と思いきや投げっぱなしで逆に驚いた。今後(例の和風アイドル登場時?)に回収されるかも? そしてまた懲りずに土の話を始めるパパ→即ツッコミのあかりによるコントが続き、「土を極めたアイドル」の可能性を説き…いやいや、手作りラーメンを小麦栽培から始めるアイドルグループが現存しますから! というツッコミが日本中から入ったに違いない。
などなどパパの熱い語りを華麗にスルーした女性軍は揃って大吉の御籤を引いて幸先良し、なーんて様子を遠目に眺めるパパさんに男親の哀愁を感じたり(笑

初詣の後は甘味処に寄ってお汁粉で一服。運ばれてきたお汁粉をふーふーやって、熱いお餅に揃って(><)顔の二人はやっぱり親子だなあ。てな様子を見た珠璃は思わず「ディベルティード!」つまり面白いと吹き出し、やっぱり似てる!…するとあかりは即座に否定→パパしょんぼり→いつも見ていてくれる良いお父さん→半復活のパパが熱いお餅を食べてあつつつ!→似てるとこもあるかな?→大復活→あかり照れ笑顔の流れがベタベタだけどほっこりが止まらない。ニマニマが止まらない。今回のアイカツは顔面の筋肉が緩みすぎて困る。

次のシーンはいきなり風呂上がりの珠璃。髪を下ろした珠璃がかわいすぎてどうしましょう。上気した肌がまた良い良い。そして今回お呼ばれして知った「失敗してもめげずに頑張る」あかりの熱さの源、それに対するリスペクトを改めて語り…生まれ育った生活環境に触れる事で相手を深く知る=家族描写によるキャラの掘り下げは子供アニメではスタンダードな手法ですが、意外にも本作ではこれまでほとんど行われていなかったため逆に新鮮に感じたり。その役割が登場間も無い珠璃ってのは先人二人(スミレ&ひなき)との親密度差を埋めるべく狙いとは思うものの、効きすぎて逆転してしまった感が無きにしも非ず。なにしろ――
「珠璃ちゃん、どっちで寝る?」
と、寝る間際に問われたら普通はベッドか床(またはソファ?)かの二択でしょうに
「私、壁際でいい? 寝相悪いから」
一切惑わず一緒のベッド前提のポジション話をツーカーでやっちゃうくらい仲が良いのですから。しかも夜中の大声(笑)を自己申告するアクション&あかりのリアクションといい、キミらこの1日でどんだけ仲良くなってんの!?

明けて2日の仕事始め、ファッションショーのステージはコーデ(ローズガラスプリンセスコーデ)も曲(Passion flower)も振り付けも演出も第110話マンマでした。まあ元々完成度が高いのでイジる必要も無さげだけれど、せっかくの新年一発目だけに何かお年玉が欲しかった、と言ったら贅沢か。早くフルで聴きたい。この曲のCD(Beautiful Song
ステージ後もまた土コントを繰り広げる仲良し家族、ってな様子を覗いていた珠璃はテーブル上の楽屋見舞いを振り返って自分の家族への感謝&思いを馳せて締め。美味しいおせちをたくさん食べたせいか脚が太(そういう所ばかり見ない
もちろんアイ!カツ!に燃えるお話も面白いのだけれど、こういう「何てコトない」お話の面白さは本作ならではかもしれない。兎角ないがしろにされがちな父親にスポットを当て、ビミョーなお年頃のオトメゴコロ溢るるあかりのリアクションも微笑ましく、仲の良さが滲み出る絶妙な匙加減には始終頬が緩みっぱなし。前述のようにあかりの意外な一面も見え、珠璃の素直な良い子っぷりも立ち、サブタイどおりひたすら「ほっこり」させられた新年一本目でした。
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