2015-01-23(Fri)

アイカツ! #117 歌声はスミレ色

本当にやりたい事は「歌」or「モデル」? 

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自分の気持ちを信じて。

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まずはお天気キャスター初仕事の朝の様子。まだ暗いうちから大あくびでの起床は朝帯レギュラーの洗礼か(笑。ちゃんとここから描くのだね。そんなあかりを見送るべく一緒に起きたスミレ、ピョンと跳ねたあかりの寝癖を直してあげる流れにて今回ネタの「髪の美しさ」を軽く振ります。出動準備完了してのお出掛け前に「大空お天気」のキメセリフをもじった「いってきまーす!」、やりたい事・得意な事を見つけ張り切って出掛けるあかりを見送ったスミレは「私も見つけなきゃ…」と今回テーマを呟いてOPへ。

OP明けて朝食を摂りながらあかりの出番を待つ三人。いよいよ出番になると乗り出して注目する珠璃がノリノリかわいい(笑。ほどなく始まった「大空お天気」はさすが初回の緊張がありありと映り…堅い動きや表情を見事に再現する作画、そしてひっくり返る寸前まで緊張した声演技などなど、ガッチガチの緊張が痛いほど伝わってくる映像には思わず引き込まれてしまった。劇場明けの効果(?)か最近の本作は作画も安定し、今回はさらにいちいち芸コマな演出にニヤマリが止まらない…と思ったら絵コンテにベテラン佐山聖子氏が入っていました。近作では「ハナヤマタ」の各話演出で見せた手腕(映像美)が印象に残っています。最近の本作ってば有名ドコロの演出家が続々参加してて何だか怖い(笑

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引き続き「大空お天気」の中継では段取りがスポーンと抜けてのピンチを「おおぞラッコくん」に助けられて乗り切ったり、ラッコくんの登場で流れを取り戻したあかりの小芝居、そしてキメセリフから「いってらっしゃーい!」まで、いちいち芸コマなアクションを絶品作画で彩る全てのカットに頬が緩みっぱなし。凄いな。これホントに朝帯でやってくれないかな(笑。どうでもいいけど気温&湿度が表示されてるプレートっておしゃもじモチーフだったのね。毎朝さりげなくいちごリスペクト!?

「あの笑顔でいってらっしゃいって言われたら朝から熱くなれる!」

いつものキメから思わず踊り出す珠璃はどんどん変な子になっていく(笑。そして地味に脚をアピールしまくる作画に敬礼。

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さてあかりの活躍を見たスミレは自身の「得意な事」について強く意識し、その筆頭である「歌」の個人レッスンに向かうも喉を痛めて咳き込んでしまって今日の所はお休みに。あらら。気ばかり焦っているところへ思わぬブレーキを掛けられてしょんぼり落ち込む表情描写が絶妙。すると学園マザーから呼び出しされて学園長室へ。

「今度新しく出るシャンプーのイメージモデルのオーディションよ」
「じつは有力な候補としてあなたの名前が挙がっているの」
「スポンサーがあなたの凜とした美しさを気に入っているそうなの」

それならオーディションなど開催せず普通にモデルのオファーで良いような気がしますが段取りの都合とかあるのでしょう。出来レースとか言わない! ともあれその話を聞いたスミレは相変わらず容姿の美しさだけが評価されている(本来やりたい歌の仕事が来ない)現実に落胆し…これって文章にするとえらい贅沢な悩みかも(笑。そんなスミレへ学園マザーは「いろいろな経験を経て自分だけの道を見つける」=広い視野を持つ事をアドバイスし、自分の目標(方向性)を自身で判断する大切さを説きます。結局は「自分がやりたい事」と「周りが求める事」のどちらを優先すべきか?という二択なれど、スミレの場合は容姿の評価が飛び抜けているだけに判断が難しい。これで容姿が十人並み(特段の評価点が無い子)だったなら遠慮なく己の道を邁進すれば良いわけで。それはそうとお辞儀をするスミレの後姿が(そういう所ばかり見ない

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部屋に戻ったスミレは件のオーディション画面を眺めてボーッと思案、ってな所へ帰ってきたあかりは話を聞くや稲や「スミレちゃん髪きれいだもんね! ぴったりだよ!」

ああ、やっぱり私はそういう風に見られているんだ。やっぱり歌よりモデルの方が合ってるのかな? あかりの言葉に目を丸くし次の瞬間逸らすアクションはスミレのフクザツな胸中をズバリ描いていました。さらに咳き込むカットを続けて歌への遠い道程をさりげなく強調する念の入れよう。こういう何気ない所作を細かく描く事でキャラの心境が伝わる丁寧な作りは非常に好感が持てますね。これぞアニメーションならでは。なんて流れからお姉ちゃんの特製ハーブティの振りをサラリと描き…このお姉ちゃんがただただ「優しい」だけの人では無い事もチラリと窺わせます。

消灯後のベッドにてスミレへ話し掛けるあかり。先の会話でのリアクションに加え、スミレの歌を聴いたお姉ちゃんがスタライへの入学を勧めてくれた=スミレは本当はモデルよりも歌の仕事をしたい?と察して問い掛けるも、スミレは自分と周囲の温度差を冷静に見つめ――

「歌は好き。でも私にとってお仕事のオファーをもらうのはとっても嬉しい。一生懸命やりたい」
「プロの人たちが私にそれが向いてるって言ってくれるなら、それが私の得意な事なのかもしれない」

本意でなくとも周りのプロが認めてくれる道こそ正しい道と悟り、一方あかりは淡々と語る横顔から本心を見つけてしまって心配が止まらない。

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明けて翌日スタジオでのモデル撮影をこなすスミレ。撮影チェックの評判も上々で、件のシャンプーモデルの話題も続けてスミレのモデル道を絶賛しまくっていました。そんな会話をふくざつな表情で聞いてたスミレは休憩中に見ていたアイカツフォンにて「新人歌手発掘オーディション(そのまんまだ)」の開催を知って色めき立つも、オーディション日がシャンプーモデルオーディション日と重なっちゃっててガガントス! せっかくのチャンスだけど期待されてる仕事を放り出せない、でも歌いたい。

帰りの車中でも未練全開葛藤全開でスマホ画面を見つめるスミレ。そこまで思い詰めてもモデルオーディション優先の意思を変えない=周囲の期待に応える事を最優先するスタンスはある意味「アイドル」としての完成形であり、また(良くも悪くも)オトナの考え方であります。思えば今回テーマは「自身の希望と周囲の評価(期待)との乖離・葛藤・その解決」という、誰しも経験がある(またはこれから経験する)普遍的な話で、だからこそ悩めるスミレに感情移入しやすいのかもしれない。しかもいちいちかわいい(それを言っちゃ

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その頃あかりはお姉ちゃんを直撃していました。門の脇に佇むいかにもな変装姿からターゲットを補足するや稲や飼い主を見つけた子犬の如く駆け寄ってご挨拶。帽子娘の素顔を見た姉友が「天気予報の!」と気付くリアクションは朝帯のプロモーション効果の高さを窺わせます。こんな風に地味に顔を広げつつ人気を集めていくのかな。というかこういう地道なやり方ってあかりにドンピシャのような気がする。などと姉友の動き一つでここまで想像させちゃう演出レベルの高さに感心。

「あの子ああ見えて自分の事は自分で決める子だから」

悩めるスミレが歌の道へ進めるよう背中を押してあげてほしい。そう頼むあかりに対してお姉ちゃんはやんわり断り、そして長い付き合いゆえに知り尽くした妹の性分を語り、黙って見守るスタンスを守るのでした。ベタベタに優しい=甘いお姉ちゃんではなく、姉として気に掛けつつも干渉しすぎない距離感を持つ関係は結構理想的だけれど…先の寮での回想後会話にてお姉ちゃんの優しさを褒めるあかりへ「うん、優しいよ…」と言葉を濁したスミレの反応がちょっと気になったり。ひょっとしてお姉ちゃんがスミレに対して抱く実際以上のオトナ評価に重圧や距離感(ってほどでも無いだろうけど)を感じているのかもしれない。平たく言うと大好きなお姉ちゃんにもっと甘えたい! みたいな?

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その頃スミレは学園長室に呼び出されて件のシャンプーモデルのプッシュを受けまくり。担当者が直々に参じて褒めちぎり、オーディションへの参加を熱望するってのは…もうオーディションやらなくていいんじゃね?としか思えず。主催側がこの状態では日程のダブりなど微々たる問題のような気もします(笑。そしてやっぱり曇っちゃうスミレかわいい、というか半ば諦めたような表情は絶妙だなあ。

オミヤゲのシャンプーを手にしょんぼりと部屋へ戻ったスミレ。続いて帰ってきたあかりは「ちょっと待ってて!」とヒトコト残してそそくさとキッチンへ走り、お姉ちゃん直伝の特製ハーブティで元気付け。一口飲んですぐに気付き、顛末を聞いて大感激&お姉ちゃんへの思いを馳せる一連はスミレのお姉ちゃんっ子っぷりがよく判ります。一人で歌っていたスミレをこっそり見ていてアイドルへの道を進める回想のヒトコマもほっこり。というか全カットいちいちかわいい&美人すぎるため目が乾いてたまらない。

ともあれここで「自分が何故スタライに入ったのか?」を思い出し、それでも悩めるスミレは頼みの占いを見るも、出た目は「行く手には深い霧が立ちこめ、どの道を行けばいいのかわからない」という不穏なもの。しかしこれも例によって「いいこと占い」で解釈すると――

「先の事なんて誰にも判らない。だったら自分のやりたい事をやりなさいって事だと思う」

そしてお天気キャスターのオーディションを受けた時のあかりの言葉「自分の気持ちを信じて進んでみようと思う」と合わせ、いよいよスミレの腹は決まったようでした。

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さて腹を括ったものの期待されていた分のケジメはきっちり付けます。契約済みのオファーを破棄するわけでもなく、結果も知れぬオーディションを辞退するため直々に頭を下げに行くのは律儀すぎるとも思えますが、これがオトナのやり方というか、こういう真摯さから「信用」が培われるのだなあと妙に感心したり。スミレの意を汲み、付き添って頭を下げるジョニー先生も男前でした。

問題が片付いたところでスミレはいよいよ歌に向かって本格再始動。喉の痛みはいつしか治ってレッスンも再開され、そんなスミレを学園マザーは黙って見守り、いつもの仲間も余計な言葉は語らず、ただいつもどおり一緒に走るのでした。いい関係だなあ。これは四人組の友情がじんわり伝わる名シーンだったと思います。

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ほどなく始まった「新人歌手発掘オーディション」の最終選考に残ったのはスタライ三人、ドリアカ三人、そしてフリー(?)の子が一人の計七人。ああドリアカのみなさんはどうしていらっしゃるのか。たまにはそら&マリアの姿を見たい(声だけではなく。スタライ食堂で固唾を呑んで見つめるひなき&珠璃は何だかヒマそう?(笑。一方あかりは朝帯の帰りかスタライカーの車内にて中継を注視、ひょっとしなくてもあかりが一番忙しくなっちゃった?

カードを携えフィッティングボックスの前に立ったスミレは瞳を輝かせ、自分の好きな道へ駆け出せる喜びに溢れています。こういう細かいカットまできちんと描いてくれてホント嬉しい。そして「マジックミッドナイトコーデ」へコーデチェンジを済ませてステージへ。やはりスミレはこういう色が似合うような気がする。

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始まったライブステージはスミレの持ち曲「タルト・タタン」でしたが、前回のあかり同様 一皮剥けたスミレを表すようにカット割りやカメラワーク、そして表情付けなど演出を一新。同曲&同振り付けなのにこれほど印象が変わるとはちょっと驚きでした。音源的には以前よりちょっとリバーブ効かせてる?

これまでは長回し主体でじっくり見せていた本曲ですが、今回は結構頻繁にカットが変わります(通しで29cut(SpA除く))。とはいえ鏡を使った幻想的なカットを長回しでじっくり見せたり、キャッチーなショットをパパパッと続けたり、メリハリの効いたカット割りは馴染みの曲を飽かせず魅せてくれます。以前はロングからの回り込みが多かったけれど、アップ主体の今バージョンは表情がよく見えてスミレ好きには良し良し。回り込みで照明柱の影になっていた「万華鏡」のアクションもしっかり見えます。

SpAの位置が変わったため鏡の中と入れ替わるタイミングも若干変化。今バージョンではアウトロ入りのタイミング=瞳の超アップから入れ替わります(アイドルオーラが消える)。そして最も印象的な変化はラストの再入れ替わりパートで、鏡の中の自分(現実)と指を合わせるカットまでは同一なれど、今回は鏡枠をシュバッと回り込んで鏡の裏へカメラが回り、合わせ鏡に映った後姿がずらりと並び、しかもその鏡が割れずにフィニッシュ! これは弱い自分を認める強さを身に着けた?とでも解釈しておきましょうか。

そんなこんなでオーディションに見事したスミレは喜びを伝えるべくスタライへ駆け、校門を抜けると待ち構えていた三人へ飛び込んで笑顔満開の祝福。みんな良い笑顔です。特に普段は感情を抑え気味のスミレが見せた満面笑顔はひときわ輝いていました。何という破壊力。続いてお姉ちゃんへの報告シーンをチラリ。そわそわしながら連絡を待ってるお姉ちゃんかわいい! でも家のTVで中継見られなかったの?とふと思ったり(笑。黙って見守る緊張が解けて溢れた笑顔はこれまた極上、スタライ入学時に撮った写真を万感の思いで見つめる締めも良かった。今回はいろんなスミレを堪能できて満足しきり。

        

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No title

やっぱりアイカツ調子いいですね。1期序盤~中盤くらいのフレッシュな感じが戻ってきたと思います。

>ジョニー
こういうときのジョニーの描写はいつも良いですね。1期から通して見ていて、本当に優しくて誠実な人だというのが伝わってきます。
確か1期で人集めノルマを設定したソレイユライブで、規定の人数が集まっていないと勘違いしたジョニーが校長に直訴していましたね。あの回は勘違いとはいえジョニーの行動こそ神対応だと思って本当に泣きそうになりましたね。
松岡〇造が良い人だという評判を聞きますが、こんな感じなんですかね(適当

まあ地味に組織的に考えると、スターライトは担任が直属の監督責任者役だから失礼のないように、ということなのでしょうけど、にしてもふつうアニメだと適当に済まされがちな物事の筋みたいなところをきっちり描くスタッフの気配り力にはいつもながら感服させられます。いい物語だなあ。

>スミレ
スミレのライブ、演出が何か違うなあと思ったら、やっぱりいろいろ変わってたんですね。明確には表情に自信があるなということくらいしか気付きませんでしたが。
しかしいくら歌に本腰の入って気合いの入ったスミレでも、気合効果が歌というよりやっぱり美貌と所作に反映されているという感じが(笑) 個人が選んだ道を応援してあげたいのはありますが、固人的には美貌を活かした路線も捨ててほしくない…

あかりスミレは徐々に仲良くなっていく感じが良いですね。いちあお化もそう遠くない…(笑) 次回のみやびは今度こそ蘭ちゃんタイプのツッコミ役?まあ期待しましょうか。

No title

アイドルアニメであるアイカツでCDデビューという単語を始めて聞いた気がします。ここらでリアルでもキャラ毎のCDが欲しいですね。STAR☆ANISのわかやりすことしてではなく星宮いちごシングルや神崎美月ミニアルバムとして出せば、妖怪ウォッチがやりたくてもできないリアルとバーチャルの境目を無くした商品展開ができておもしろいと思います。

おとめは髪をセットする事で「おとめの完成です」となるのに対しジョニーはジャージや海賊等の衣装を着る事でジョニーの完成となるのかもしれません。キャラ作りとはこうやってやるんだと見本を示してくれているようにも感じます。

ここにきてあかり達の距離がぐっと近くなりました。白鳥=白鳥の湖=あかり、りす=木の実を割って食べる=ナッツクラッカー=くるみ割り人形=ひなき、白うさぎ=雪のように白い=白雪姫=スミレであるならばEDの”扉をあけて出会いにいくよ”の所ではさらに距離の近くなったスミレ達の様子を見ることができます(魚=人魚姫=ひなきを本人がかかえているのが深いですね)寝そべりながらなんでも話せるような親友になるのもそう遠くないと思います。

No title

3期の中で今回が一番良かったです。
「お姉ちゃんは妹を見守ることにする」
このシーンのためにこれまであずさを出してきていたのではないかと思うくらい、素晴らしいシーンでした。
あずさはこれまでの登場シーンで、優しく、スミレを導いてくれる存在として描かれていたように思えていました。
しかし、スミレに対しての距離をきちんと決めていたのですね。歌手への後押しはしない、それもまた応援の仕方のひとつです。
弱ったスミレにあかりの持ち帰った答えが、姉の愛情の象徴であるかのような特製ハーブティーだったというのも胸にぐっと来ました。小道具の使い方が上手すぎる!
ハーブティーを飲んだスミレが微笑んだ瞬間、スミレはあかりに陥落したのですね(笑)
こんなに自分のことを思って支えてくれる友達がいるなんて、オチるに決まってます。
あずさもまた、自分の目の届かない場所で頑張っている妹のために、行動を起こしてくれる友人の存在がどれだけ嬉しいことか。
あかりは着実に周りとの距離を縮めていっていますね。

オーディションに向かうシーン、ライブシーンと自分で結論を出したスミレの瞳が力強く印象的でした。
スミレと一緒に謝罪に向かい、きっちり筋を通したジョニーも格好良かったです。
主人公周辺の大人が大人としてしっかりと機能するアイカツは、安心して見ることができますね。

スミレはしばらく歌一色になるのでしょうか?そのうち、やっぱりモデルの仕事も舞い込んで…そんな展開でもいいと思います。
むしろ今のアイドルは多彩ですから、多方面で活躍する話も可能性大ですよね。

 今回一番印象に残ったシーンはやはり、ジョニー先生付き添いでスミレが謝罪に行くシーンでしょうか。こう言う所がしっかり書かれているだけで話の説得力が違う気がします。後、ジョニー先生が凄く良い先生だなと、改めて思いました。 
 
 それから、今回あずささんの台詞から思った事なんですが、スミレは元々一人が好きな引っ込み思案で、ハロウィンや、ファンとの一対一での握手会では凄く緊張していたのに、ステージに上がって大勢の人の前で歌を歌うのは平気なんですよね。
 大勢の人の前で歌を歌うなんて言うのはアイドルなら当たり前で、気にも止めていませんでしたが、スミレみたいなタイプの人間なら、苦手でも可笑しくない事です。
 そう言う面を感じさせないのは、スミレが元々歌うのが好きって事も有ると思うけれど、大好きなお姉ちゃんが後押ししてくれた夢を頑張りたい、という思いの強さから来るのかな、なんて思いました。

 次に、今回はあかりも光ってると思いました。冒頭の大空お天気が初々しくて凄く可愛いかったですし、また、映画も含め今までも再三書かれてきた、思い立ったら即動き出す行動力は、あかりならではの持ち味何だと感じます。
 そういったがむしゃらに前へ進んで行く所が、引っ込み思案なスミレや、芸歴が長いがゆえに尻込むひなきに、一歩踏み出す力を与え、元々行動的な珠璃を更に熱くさせる。 何て考えると、あかりはいちご以上にリーダーの素質があるかも知れません。

 後は、ひなきがファッションモデルを志望するのは、その話だけで1話作れそうなのにあっさり流して、少し勿体無かったです。(モデル関係の話なら、3年目ではいちごとあおいに比べて目立った出番の無い蘭も、活躍出来そうですし) 
 まぁ、何はともあれ新キャラ登場などで話が動き始める前に、四人の目標や仲が固まって良かったです。今後の展開にも期待が持てそうですね。

れすれす

みなさん思う所は共通してますね。
ジョニー先生アツい!

>tamanoさん
こういう二択で選ばなかったほうに真摯に頭を下げに行くってのは珍しい描写です。たいてい「やっぱり私は歌が好き!」から後は茶を濁して収めちゃうでしょうし。スミレのライブは以前とかなりの印象変化に「振り付けも変わった?」と思って何度も見比べてしまいました。アップ多めの今回バージョンも良いけど、引きメインでじっくり見せる前バージョンも好きなので困ります(笑

>アイカツパパさん
そういやこれまで「CDデビュー」というワードは出てきませんでしたね。Soleilとかダブルエムは決戦前に映ったCDショップに専用コーナーがあったりしましたが…スマホ内蔵ホログラムTVが実用化されているハイテク世界観にて音源供給媒体が「CD」ってのも妙な話ではありますけど。曲を聴く時もたいていアイカツフォンで聴いてますし。EDの白ウサギは白雪姫でしたか! 因幡の白ウサギかと(違。童話でウサギと言えばアリスのアレがパッと浮かびますが今のところロマンスコーデにアリスが無いんですよね。可能性としてウサギ=月=かぐや姫っぽい気もしますが(笑。魚は人魚姫だと思いますが傘は何でしょうね?

>アッサムCTCさん
思えば今回スミレが試された「自分の思い」vs「周囲の声」の答えをあずさ姉ちゃんは最初から実践していたんですね。妹の意志の強さを信じて余計な口出しをしない、けれど心配は募るばかり…そんな姉ゴコロが報われたラストシーンもまた良かったです。今回のスーツジョニーもそうですが、本作は変なオトナたちがたくさん出てくる割に各々きちんとオトナの役割を果たしてくれるので安心して見られますね。おっさんの視聴スタンスとしてアイドルたちよりオトナ側に感情移入してしまい、なのでついついお父さんの気持ちになっちゃうのかも(笑

>ユウさん
大空お天気デビューのパートは放送以来リピートしまくりです。緊張してテンパってそれでも頑張って段取りをこなし笑顔で手を振るあかりは何度見てもほっこりが止まりません。あんな天気予報を毎朝見られるアイカツワールドのみなさんが心底うらやましい!(笑。ひなきのモデル話は確かに。プレミアムドレス回でファッション云々は語られていたとはいえちょっとあっさりでした。まあその辺は追々描かれていくでしょうし、モデル話となれば蘭の出番も…最も身近なトップデザイナーであるそらの出番も欲しいなあ。

No title

この話のあかりの行為にはあまり賛同できないな・・・。
おせっかいな気がするしスミレが自分で解決するべき問題でしょう。
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