2015-01-29(Thu)

艦隊これくしょん -艦これ- #04 私たちの出番ネ!Follow me!

ヘイ! ワタシタチノカツヤクミテクレタ?

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頼りになるようでポンコツでやっぱり頼りになる金剛さん素敵。

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当然ながら轟沈の報は聞いているでしょうに突然の残酷な現実を受け入れられず、睦月は早朝の桟橋で帰らぬ如月を待ち続ける。輝きを失った瞳はココロの拒絶の表れで、受けたショックの大きさをありありと表していました。それだけにOP明けての教室はどんだけ沈痛?と思いきやみなさん通常営業でちょっと驚き。授業内容云々のセリフには「まさか記憶操作されてる?」と勘ぐってしまったほど。しかしそれら言動は死の悲しみを紛らわすため普段どおり振る舞っていただけで、授業内容を全て忘れ去るほど思考を空っぽにしないと精神的に耐えられない…如月の死(現実)を認識しながらあえて触れない事で(係る悲しみや恐怖によって)ココロが潰れないよう自衛している。現実でもよくある話です。

一方睦月は先のとおり「死」を受け入れていないため教室の士気が落ちている理由が判らない。だって如月ちゃんは帰ってくるんだよ? どうしてそんなにしょんぼりしてるの? ってなものでしょう。そう思い込む事でココロの平衡をかろうじて取っている。

吹雪はそんな睦月を不憫に思いながらも腫れ物に触るように言葉を濁す事しかできません。もちろん吹雪だって仲間の死は辛いに決まってますが、赴任直後だけに如月の事をまだよく知らない=友達の友達程度と思われ、超仲良しだった睦月とはショックの度合いが全く違うんですね。言うなれば一連の温度差は「当事者」と「傍観者」の違いであり、この時点の吹雪は(言葉は悪いけど)どこか「他人事」のような部分があって、だからココロを閉ざすほどのショックを受けている睦月を救う方法が思い浮かばない。どうしたらいいのか判らない、と言った方が正確か。

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などとビミョーに重い導入から一転して果てしなく賑々しい道化の限りを尽くす金剛四姉妹登場パートへ。前回作戦でも土壇場で助けられた、輝かしい戦歴を誇る戦艦のみなさま方と作戦を共にする緊張は計り知れず、対するイメージからキラキラ☆目映い凛々しいお姉さま像を想像し、緊張MAXの面持ちで待っていた吹雪でしたが…ドタバタと登場するや稲やのアクションにいきなり絶句。バーニング! あははは。金剛さんってこういうキャラだったのか(私も絶句。脇を見せるためにデザインされたとしか思えない巫女装束がじつにあざとい、と思ったら本作キャラってたいてい脇(&太もも)が無防備なのだな。

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英国で生まれた帰国子女! 金剛デース! ドーン!
同じく二番艦! 恋も戦いも負けません! 比叡です! ドーン!
同じく三番艦! 榛名 全力で参ります! ドーン!
同じく四番艦! 艦隊の頭脳! 霧島! ドーン!

くるっと回ってキメポーズでドーン! そして四人揃ってドーン! の流れはマンマ戦隊モノの名乗りです(笑。ベッタベタでアホらしいけどこういうノリは嫌いじゃないというか大好き。そうか金剛さんだけじゃなくて四人全員こういうノリなのか。メンツが揃った所で今回の作戦説明へ。ここでもまたポンコツ全開の金剛さんが脇全開で美味しい。ここに限らずカメラにグッと寄ってターンするカットなどでもやたら脇アップのコマが入っていたりして脇への拘りがハンパ無い。いちいちコマ送りで確認する私も私だが。姉妹相手に限らず吹雪&島風にもフレンドリー全開の金剛さん、「ぜかまし」の名付けは彼女だったの!? 帰国子女だけに横書きは左から読むのだろうか。でもそれなら吹雪のニックネームは「きぶふ」転じてナントヤラになりそうだけど。

などなどイメージ総崩れの金剛姉妹にぐったりの吹雪は件の桟橋から帰ってきた睦月へ今度こそ「現実」を撃ち込みそうでやっぱり言えない。本人を前にするとどうしても言葉に詰まり、わたわたしているうちに当の睦月は逃げるように寝所へ入ってしまいます。

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サクッと日が明けて作戦当日、ところが待っても待っても島風が来ません。あはは。どこにいるか判らないフリーダム島風を探し出すのは困難、ソレナラワタシニイイカンガエガアリマース! って事で盛り上がる姉妹vs戸惑う吹雪の絵面からして珍作戦を予想させましたが…CM明けからいきなり歌い出した時は何事かと思った。

居場所が判らないならあっちから出てくるように仕向ける。というわけでここから暫く島風誘き出し作戦のドタバタコメディが続きます。町内会のお祭りみたいなステージにて歌い踊る金剛四姉妹+吹雪(笑)、すると鎮守府のアイドル那珂ちゃんがマイク片手に現れてクイーン争いの火蓋を切り…良い膝裏してます。続いてユリ承認のアレコレが始まり(違)、スズメ罠にひえー!と引っ掛かる比叡(ベタ)のドタバタが描かれ、そうこうしているうちに帰国子女らしい英国式ティータイムが始まり、スコーンの匂いに釣られた島風が普通に合流してメンツ集合。いいのかそれで。島風に限らずいろんな意味で自由だなあ。

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海面をスイスイ飛ばす島風を先頭に目的の海域へ向かった部隊はほどなく敵艦を捕捉し、切り込み隊長 比叡の一撃を口火に戦闘開始。海面をミズスマシの如く滑る島風の前傾姿勢はいかにも高速艇らしい、というか棒立ちのまま水平移動している他の子がおかしいのか。そして島風が引き連れる連装砲ちゃんかわいい。島風はこれのおかげで大きい艤装を背負わなくていいのね。背中に装着した魚雷発射管を構えるポーズはOPどおりケツを突き出したキワキワもので、このボトムでこのポーズはほとんど犯罪でありましょう。

島風の命中に負けじと以前とは別人のような動きで脚の魚雷をぶっ放す吹雪。それは見事に命中するも調子に乗って前に出すぎ、敵艦の砲撃を一斉に浴び始めちゃってさあ大変です。この時足が沈み始めてるのは被弾による浸水って事なのかな? というか直撃食らわなくても服が破けるんだ? 戦闘ルールがよく判らない。

敵艦からの砲撃に晒された吹雪はここで睦月のイメージを浮かべ、死への恐怖(会えなくなる恐怖・残された者の悲劇)を実体験し、「当事者」にクラスチェンジしたはいいけれどあまりの恐怖で身体がすくんで動けず急転直下の大ピンチに。艦娘って膝付いても沈まないんだ。どういう構造なんだろ? そもそも艦娘って何者? そういやその辺の説明が一切無いまま4話まで来てしまったけれどこの先説明が入るんだろうか?

固まって震える吹雪を一発の砲弾が直撃! の寸前に割って入った拳の一撃から、吹雪を強く抱き締める金剛さんが男前すぎた。身体を張って盾となり、初めて死に直面した吹雪の感情を全て受け容れてくれる絶対的な安心感。何があろうと守ってくれる存在の大きさは言葉ではなく行動や温もりから伝わるのですね。金剛さんに抱き締められ、それまで我慢していた涙が堰を切ったように溢れ出し、と同時にどんより暗い空は日が射して明るく。それは吹雪の胸中を表すように…まあベッタベタ定番の天候演出ですが悪くない。

おそらく金剛さんは今に至るまで何十人という娘を見送ってきて、自他共の立場で戦場の厳しさがココロに刻まれていて、明日をも知れぬ運命を受け容れている。だからこそ陵での日々は悔いが残らないよう思うままに過ごし、(方法の是非はともかく)元気がない娘がいたら放っておけず、それが如月轟沈の次回とは思えない異常テンションのコメディパートに表れている…とすればパッと見 場にそぐわないコメディ描写に意味を感じなくなくも(略。そしていざ戦場へ出れば誰よりも頼りになる長を務め、常日頃そんな長姉を見ているからこそ妹たちは公私共に笑顔でFollowしていくのでしょう。

吹雪が立ち直った事を見届けた金剛さんは最後の仕上げに出張ります。露払いの妹たちの前に出てトドメの一撃を食らわす流れは長姉の貫禄アリアリなれど、手や背中に装備されてる艤装の違和感も未だ慣れず、また棒立ちでドーン!ドーン!の戦闘スタイルの平坦さもあり、率直に言ってごっこ遊びの延長に見えてしまってどうにも気分が盛り上がらない。そもそもタダでさえ緊張感が無い戦闘で、棒立ちで突っ立ってて戦死とか大ピンチ!と言われてもなあ、と思わなくなくも。

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その点軽快に動き回ってアクション豊富な島風は見られる部類かも。能力的にも半リタイヤ状態だった吹雪に対したった一人で任務を片付けてしまった島風は見た目に反して高性能を窺わせます。吹雪たちが手で撃ってるマーブルチョコの筒みたいな砲塔より遥かに強力っぽい連装砲ちゃんかわいいっぽい。ぽい。でもこれ口径を見ると戦艦クラスっぽい? ぽい?(くどい

そんなこんなで戦闘が終わった後のエピローグ。桟橋にて相変わらず如月の帰りを待っていた睦月は夕暮れに包まれながらしょんぼりと帰路へ。すると背後に人の気配を察し、待ち続けたあの娘がやっと帰ってきてくれた!? と期待の笑顔の先に立っていたのは傷だらけの吹雪…そこからの抱擁→号泣は先の海上の再現で、幾百の言葉より無言の抱擁で伝わる生の実感・全てを受け容れてくれる安心感は停止していた睦月のココロを再び動かし、ついに「悲しみ」を認め吐き出す事ができた。そして睦月は桟橋へ行かなくなりました。

というわけで今回は吹雪自ら「死の恐怖の当事者」になった事で係る感情を深くココロに刻み、そんな時どうすれば救われるのか?を金剛さんに導かれ、その結果睦月が如月の死を受け入れる=泣けるようになるまでのお話。この単話だけ見れば大切な人を失った睦月の逃避行動、落ち込む駆逐級を元気付ける金剛姉妹のドタバタ、そしてここ一番の男前な金剛さんから吹雪→睦月の復活への流れなど(ツッコミ所は多々あろうとも)プロット自体は決して悪くなかったと思う。返す返すも前話までの仕込みさえ上手くいっていれば…と惜しまれて止まない。

   

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