2015-02-07(Sat)

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS #05 I don't want to become a wallflower

壁の花にはなりたくない。

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待機組の焦り、デビュー組の戸惑い。

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シンデレラプロジェクト14人中5人のCDデビューが突然発表されてびっくり!&おめでとう! 特にメイン三人娘は先のライブデビューに続いてトントン拍子の大抜擢に喜びを弾けさせています。しかし一方あっさり追い抜かれた形の既存組は面白くありません。後から来た三人があれほど順調にアイドル道を爆進しているのに自分たちには何故チャンスさえ与えてもらえないのか? 焦る莉嘉&みくの叫びに部屋の空気は先ほどまでの賑わいから一転、その矛先が向けられたP氏は相変わらずの無愛想で「企画検討中です」と繰り返すばかり。

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その後部長さんとのやり取りにてシンデレラプロジェクトのユニット企画書が示され、先のP氏の言葉がその場限りの誤魔化しではなかった事がサラリと明かされます。企画書表紙に押された「社外秘」の印のとおり表に出せない状態であり、おそらく未だ詳細の決定に至らないためメンバーにも伝えられない=本決まりの前に伝える事を良しとせず、ゆえにP氏は問い詰められても文字どおりの意味で「企画検討中です」と答えていた。とはいえ後発組に追い抜かれ、先が見えない焦りに囚われた十代の女の子にそんな理屈は通用しません。

焦れたみく&ネコミミ小学生ズ(笑)はエレベータの前で待ち伏せて例によってしょうもない勝負を挑み、今回はめでたく勝ちを収めてP氏にデビューを迫るものの、ゲームで勝った所でどうにかなるはずもなく。いやトレーナーからの呼び出しに素直に応じる辺り、おそらくみくだってそんな事は判っているはず。ただ焦りに焦る現状に耐えられない、先が見えない日々をじっと繰り返すのが辛い。だからとにかく何かしらのアクションを起こし続けているのでしょう。「デビューに繋がらない無駄な足掻き」の記号としてコメディタッチなしょうもない勝負が当てられているだけで。

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他の待機組三名と合流してデビュー組へカチ込んだみくの今度の作戦はペアデビューのアナスタシア&美波さん枠へもう一人ネジ込んでデビューを果たすというもの。まずは二人を巻き込んでネコミミモードでアピールアピール、ああネコスタシアの肉球を(以下自重。というかつり目のアナスタシアは本家(?)のみくよりネコミミが似合っちゃって困る。困らない。続くなんちゃってロッカーのバンド構想はギターのネックが長すぎて笑った。要するにこの程度の知識(イメージ)って事なのね(笑。莉嘉主導のミニ丈セーラーは肌も露わなセクシーMAX、なれどその絵面と「かわいいシールがなんちゃらなんちゃら」のセリフがズレすぎててもう。セクシーアイドルに憧れる莉嘉の精一杯の背伸びというか、付き合う二人の「見た目は大人・頭は子供」っぷりがイケナイ感じに拍車を掛けてます。続いてみりあはアナスタシアに正面からしがみ付いて無邪気な瞳でユニット加入をお願い。ってな情況を前にしたP氏は一瞬目を伏せ思考の後――

「新田さん、アナスタシアさんはこのまま二人ユニットでいきます」

いつもの無愛想にて待機組の希望をバッサリ斬って捨て。まあそりゃそうです。というかP氏の立場ではそう言うしかありませんし。おそらくこれまでの流れからしてユニット調整を含めたデビューに関する決定権はP氏に無く、立場上 件の部長さん(&上層部)の決定に従って動くしかないため、既決の事項をそのまま伝えて諦めてもらうしかない。こういう所にP氏の実直さが表れているとは思いますが、前述のとおりそんな「理屈」じゃ女の子は納得しないんですよね。

いつまで経ってもハシゴを掛けてもらえない待機組の焦れ。一方彼女たちの焦れは判るもののどうしようもなく、言うなれば上から下から突かれる中間管理職の辛さを一手に引き受け飲み込んでいるP氏。どちらも辛いトコです。

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一方デビュー組の三人はユニット名決めの宿題を言い渡されてデビューを実感&上げ上げ気分に。特に未央はライブ直前のド緊張などすっかり忘れて二人をいじりまくり調子に乗りまくり(笑。そんな未央を傍目に凛は素朴な疑問をぶつけます。

「あのさ、どうして私たち三人なの?」

自らオーディションを受けるほどアイドルに憧れていた卯月&未央はともかく、凛はついこないだまで歌もダンスも完全ド素人・アイドルに興味ゼロの普通の女子高生だったわけで、そんな自分が「本気でアイドルを目指している他の子」に先んじる理由・意味を知りたいのは当然の流れでしょう。まあ平たく言うとメイン組優遇の理由付け(実も蓋も

「総合的に判断して、です」
「よく判らないんだけど?」
「歌とかダンスとか度胸とか?」
「タイミングやバランスも」

P氏はそう答えると引き続きじゃれ合う未央たちを一瞥して溜息&視線外し。思えば卯月組のライブデビューに当時のP氏は乗り気ではなく、部長の鶴の一声(P氏の意に沿わない形)で決まったフライング気味のデビューをどうにか乗り切りホッと一息の所で、今度は巡り合わせが上手くいきすぎてCDデビューまで決まってしまった。もちろんP氏は彼女たちにデビューに足る実力が無い(時期尚早である)事が判っていて、とはいえ先の待機組への説明と同じく走り出したプロジェクトは止められず、目の前の笑顔が悲嘆に変わる可能性を案じ、そんな葛藤が渦巻いた挙げ句目を逸らしてしまったのではあるまいか。いや単に調子に乗ってはしゃいでる未央に呆れたのかもしれないけど(笑

三人組でのユニット名会議はなかなな上手く運ばず、食い物ばかりの未央案は総ボツ、凛が呟いた蒼すぎる案は未央にバカウケでボツ、なーんてやってるうちに日が暮れて疲れ果てても未だ決まらず。あらら。

「良かったらプロデューサーも考えてくれない?」

まさかこれがユニット名決定の伏線だったんか?(雑な…

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シーン変わってお仕事風景は一軍(?)の裏側で日が当たらぬ仕事に頑張る待機組の様子をチラリと。待機組は普段こんな風に地味な仕事を当てがわれているのだなあ。撮影の合間の休憩ではテーブル付きの休憩スペースでメイクを直してもらう一軍に対し薄暗いスタジオの壁際でぺたんこ座りで休む着ぐるみの中の人たち。これは辛い。顔も出ないような着ぐるみ仕事がアイドルデビューに繋がるの? こんな事を続けていて意味があるの? 自分たちが着ぐるみ仕事をしている間に美波さんたちはレコーディングを済ませ、それは羨ましいばかりか確実に広がっていく差への焦りが増すばかり。P氏に訴えてもどうせ「検討中」とはぐらかされて終わり。ならば自分で動くしか! と立ち上がるみくの気持ちも判ります。

続いて交通安全運動週間のステージに立つ一軍三人のお仕事風景。センターの子がムネおっきい!と思うや稲やボタンが弾けてコンニチハ!→まいっちんぐ! いいのかこれ! というかこの一瞬に12枚使う拘りや天晴れなり。そんなステージ下にてチラシを配ってる待機組。同じ衣装を着ていても誰からも注目されず、キャッキャ盛り上がるステージを見上げるのみ。

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そんな現状を打破すべくみくのアイデアはCDデビューに関する企画作りでした。と言えば聞こえが良いけれどやってる事は子供のお絵かきレベル…というか本当に子供のお絵かきです(笑。ネコに囲まれたにゃあ!にゃあ!ライブ、お外でみんなで歌うライブ、しぶやでゲリラライブ!、そして武道館でゲリラライブ!→会場押さえたらゲリラじゃ無いにゃ!の流れには不覚にも吹いた。

黒歴史ノート(笑)を取り出して高笑いしていた蘭子はきらりに覗かれるとこっそり隠して頬を染めて小声でぶつぶつ。ああ、ちゃんと恥ずかしいんだ。かわいい(笑。その後も各々思い思いのデビュー案をひねり出し、出揃った所でP氏に見せて期待の眼差し。

「ありがとうございます。検討させていただきます」
「…が、おそらくほぼ通らないと思ってください」

対するP氏はみなさんの気持ちを鑑みて一応受け取り一通り眺めたものの正直なところをピシャリ→即しょんぼり。余計な期待を持たせないってのはある意味気配りとも言えますが実も蓋もないというか容赦が無いというか。いやこれらデビュー案はあっさり総ボツのようで意外にも後のデビューシーンに繋がるかも? 関係無いけどこのカットのきらり小さいよ!

あれもダメこれもダメ、でもでもみくは諦めない負けない!

「こうなったらストライキにゃ!」
「!!!」

ストライキと聞いた瞬間飛び起きる杏に笑った。

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カフェの入り口にバリケードを築いての籠城ストライキは道義上どうなんだ? と思わなくなくもないけどオーダーがきちんと通ったり店の営業自体に見た目ほどの影響が無さそう(笑)なのでギリギリの線かな。そんな現場を見物していた1軍センターの子が自分のダジャレ(?)に自分で笑っておっさんみたいなヒトコマをチラリ。上品なお姉さんかと思いきやじつは天然さんなのだろうか。

籠城犯へのお約束「実家のお母さんが泣いているぞー!」に続く「美嘉姉も泣くぞ!」にてお姉ちゃん大好きの莉嘉があっさり陥落。そして「デビュー」を要求するみくの叫びにデビューなんてまっぴらな杏が陥落。ダメじゃん(笑。ってなところでたった一人で立ち続けるみくの心の叫びが始まります。

レッスン頑張って、小さいお仕事も頑張ってやってたらいつかデビューできるって信じてた。でもどんどん置いてかれて、放っとかれて。何が違うの? もっと頑張ればいいの? もっとってどれくらい? みく全然わかんない。このままはイヤ。みくもアイドルになりたい。デビューしたい!

デビューを夢見て頑張って頑張って頑張っても届かない、先が見えない日々の不安。それに加えて新入りに抜かれ置いていかれる焦り。P氏に相談してもはぐらかされるばかりで光は見えず、思いつく限りの手を打っても全て空回り。お遊び半分の託児キャラ(笑)と思いきやガラスのハートは砕け散る寸前だったのですね。大丈夫、おふざけシーンの合間でチラリと窺わせるデビューへの執念をおっさんはきちんと見ていましたから。というかみく大爆発が意外と早かった。熟成させるほど破壊力を増すであろうネタなので1クール目のヤマ場くらいまで引っ張ると思ってた。

ほぼ予想していたとはいえいつものおふざけキャラが涙ながらの訴えは私のハートを見事貫き、TV画面は歪み顔中からいろんな汁が流れ出てちょっと大変な事に。ちょろい! ともあれみくの叫びは不安な日々を過ごす待機組全員に共通していて、またちょっとした星回りの差で先行したデビュー組の心にも突き刺さり…ってな所へ意を決したP氏が飛び込みます。

「すみません、前川さん」

P氏の謝罪の言葉をどう受け取ったかみくは唇を噛み、しかし続けて

「前川さん。デビューについてはみなさん全員分考えています」

と聞いて放心。隣の莉嘉も立ち上がり、他の待機組も目を見開き

「まだ決定ではないので話せませんでしたが――」

全員がユニットでのデビューを文字どおり「検討中」だった事を語ります。

「なんだ…早く言ってにゃあ…」
「ほんとだよ…」

安心してへたり込み「にゃあ」が戻ったみくにまたしても涙腺大活躍。凄い破壊力です。ちょろいなホント。まあP氏にもいろいろ事情や計算があったでしょうが、杓子定規ではない対応があればここまで不安にさせずに済んだと思うと、まさに凛のセリフが的を射すぎていて脱力するやら苦笑うやら。ともあれこの一幕はセリフのやり取りによる感情の緩急がいい感じに伝わってきて思わず見入ってしまった。今回は全体のプロットはともかく要所要所で感情がダイレクトに伝わるセリフ選びは上手かったと思います。と思ったらゆにこ氏シナリオだったのか。なるほど。

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「若いっていいですよね~、あ゙! 違うんです! ななも若いんですけどね!」

ウエイトレスさん(なな?)が何を焦っているのか? 年齢自虐? っても見た目が他の子と変わらないからシロウトには笑いようがないのよね。それはそうとセンターさんのいたずらっぽい表情がかわいい。先のアイスティーはセンターさんのオーダーでしたか。ともあれ騒動が収まってのゴメンナサイ巡りや後片付けカットを見ると、籠城ストなんて手段はアレだったけれど何となく許しちゃうトコがあります。きちんと反省の色が見えましたし、こういう描写から普段のみくの性格が窺えるところ。

後片付けも終わって待機組の輪に戻り、同情や慰めの声に「ごめんなさい…」がまたかわいすぎた。大泣きした後だから微妙に鼻声なのね。一方デビュー組は声を掛けづらいのか少々離れて見守り、ってな所へみくは深く息を吸い込んで――

「そこの五人! みくたちはデビューの日まで頑張って力を付けるにゃ!」
「だから…ファイトにゃ!」

焦るあまり自分の事しか見えてなかった子の視界が広がった瞬間の描写も良かった。これまで溜め込んでいた弱さをさらけ出した事でみくは強くなれたのですね。というわけで精一杯のみくのエールに全員笑顔が戻って騒動は綺麗な幕引き。

エピローグは卯月組ユニット名の顛末。歌詞票にP氏が仮に付けたユニット名「new generations (仮)」にピン!と来てそのまま本決まり…いいのかそれで。

    

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