2015-05-31(Sun)
プリパラ #47 あろまにはナイショなの♪
天使と悪魔が天地を分かつ!

もう汝の事は一瞬たりとも呪いもせぬ!

アロマゲドンとのドリームチーム結成にノリノリのらぁら&そふぃ、しかしみれぃは諸々の因縁からどうしても納得いかず受け容れられずバーニング! その炎でちゃっかり焼き芋焼いてるそふぃがいきなりシュールすぎて笑った。前回目撃したあろまの本質に感じ入る所はあれど、聡明が売りの委員長が小六に言い負かされたままでは…さらに言えばさんざ見下されたままチームを組んでも上手くいくはずがない、とみれぃが考えるのも無理は無いでしょう。
「まるでケンカした事も無いみたいだったね」
「あの二人がケンカ? まさか~、あははは」
天敵同士のキャラ作りに反して本当は超仲良しのアロマゲドンに対するそふぃ&らぁらのセリフが思いっきり前振りになってますね。わかりやすい(笑
グズるみれぃを置いてアロマゲドンへのアプローチに走る SoLaMi SMILE サイドの行動を地獄耳でキャッチしたウサギは Dressing Pafe のみなさんへ警報を発令! というわけでこちらはこちらで SoLaMi SMILE に先んじるべく迅速に行動を開始します。しかしついこないだまでマトモに相手していなかったアロマゲドンがいつの間にか争奪対象になっているのも不思議な気分だったり。

図書室の一角にて部カツドウを終えたあろま。いつも一緒のみかんは何やら用事で先に帰ったとの事で、珍しくあろま一人でとぼとぼと帰宅の途へ。するといつもの銅像前でヘチャっているみかんを発見! 先に帰ったはずなのに何故? と思いきや腹が減って動けないとか…あろまの予言書をサンドイッチと見間違えて思いっきり食い付くカットはほとんど人間の領域を越えています。ああ元々天使=人間じゃないから別にいいのか。よくないよくない。そしてこの人知を越えた食欲がほんのプロローグであることをオンタイムの私はまだ知らなかった。
「仕方ない。我が白き皮にくるまれた豚の屍でも買ってくる」
というわけであろまは肉まんを買いにその場を離れ、餌を待つ犬の如くみかんがおっちんしている所へネコ姐さんから入電。曰く―
「明日はあろまの誕生日。パーティの打ち合わせをするから早く来るネコ~ン」
つまりみかんの「用事」とはお誕生パーティの打ち合わせで、そのため早く帰ったのに腹が減って動かれず今に至ると。空腹MAXなれどあろまのためなら!と頑張ってプリパラへ歩き出すみかん、この時点であろまが肉まん買って(戻って)くる事をスポーンと忘れている? みかんの行動を見る限り二つの事を同時に考えられる子ではないとは思いますが(笑
「肉まんください。5個」
「あ~ しまった! 7円しかない!」
外の大人に対しては普通に喋るんだ? ていうか5個も! 毎度毎度無尽蔵に食べまくるみかんの食料はあろまがこうして買ってあげてるのか…と思ったらサイフの中身を見ていきなりピンチに。手持ち7円ではどうにもならず、腹を空かせて待っているみかんを助けてあげられない。さてどうしたものか。
「サマーグランプリももう数週間後に迫っている。そこで私たち Dressing Pafe と組んで5人組のドリームチームにならないか?」
ってなトコへ通りがかった Dressing Pafe のみなさん。いきなり降って湧いた「サマーグランプリ」の話を振りながらドリームチームの話を持ち掛け、もちろんあろまは快諾するも、それより何より干物寸前のみかんの窮地をどうにかせねば…という流れからみなさん揃ってウエスト家のお好み焼き屋へレッツイゴー!

一方プリパラに到着したみかんはネコ姐さんから餌を与えられてとりあえず一息。もうこの時点で「みかんは我があげたものしか食わぬ」というあろまの思い込みが的外れである事が判ります。そりゃそーだけど。ってなトコへらぁら&そふぃ合流。強烈すぎるそふぃのクラゲコーデはともかく、そこに誰もツッコまない辺り本作の狂気を感じざるを得ない(笑。そんなこんなでこちらもまたドリームチームのお誘いを持ち掛け、みかんも姐さんも当然快諾し「もちろんあろまも異議無しと思うネコ」とすれ違いの種を蒔きつつ、みなさん仲良く一緒にサプライズパーティの準備を行う事になりました。これにてこっちサイドの意識に残るハードルはみれぃだけ→それを隠れ蓑にあろまの意思・行動を確認しないまま話が進むシナリオの妙と共に、しかも「サプライズ」が前提なので秘密裏でも仕方がないというお墨付きを得てすれ違いへの道を着実に進むことになります。


「赤鬼! 青鬼! 牛鬼!」
「ジャンルが違う」
お好み焼き屋に到着したみなさんはさっそくあろまに合わせたコスに着替えるもあっさり一斬。あはは。それはともかく食物を待ってるみかんのために早くお好み焼きを焼かねば! というわけでレオナが持ってきた豚モチスペシャルの椀をサッと取り上げるあろま。
「我が作る! みかんは我があげたものしか食わぬのだ」
するとそのまま鉄板へぶちまけてしまいます。あらら。
「えっ!? 混ぜないの?」
「あろまちゃん、もしかしてお好み焼き初めて?」
「なめるでない! 66万11歳の我が知らぬものなどこの世のどこにも無いわ」
知らない事を指摘されても意地で認めず自分で作るプライドの高さかわいい。それは先の思い込み「我があげたものしか食わぬ」にも繋がっていて…その理屈なら肉まんも何もかもみかんに与える食物はあろまが作らないといけない訳だけどそこはオッケーなのか。他人が握ったおむすびは食べられないけどプロが握ったおむすびは平気、みたいな線引きに似てる?(笑。いや表現したい事は判るのだけれど何となく気になったので。
そのころみかんサイドはサプライズパーティのケーキを作り始めていました。こちらもまた相方のために一生懸命って辺りハートウォーミングな一幕でしたが…誰かそふぃのクラゲコーデにツッコんで!(笑。おどろしいトッピング&カラーリングで完成した試作壱号はいまいちオシャレ度が足りず、しかしみかんはそんなの関係無しにヨダレを垂らして食う気まんまんです。どんだけ。それはそうとあろまサイド⇔みかんサイドの切り替えで入るデフォルメキャラがやたらかわいい。

そしてそのデフォルメキャラがみれぃに移り、ドリームチーム結成に関する最大最後のハードル(であったはず)みれぃの陥落シーンへ。あろまとのチームをどうしても納得出来ないみれぃは図書室の例の一角へ赴き、書架に詰まったあろまの予言書を開き…六冊の学習帳(らくがきちょう)をファイルして一冊の予言書とするのはいかにも小学生っぽい感じ。その予言書・びっしり書き込まれた悪魔キャラの文言を読むにつれあろまの長年に渡る努力を理解するも、ならばなおのこそ「底が浅い」としたみれぃに対しチーム入りを持ち掛けた意味が判らない。軽んじている相手に何故? その真相はこれまた予言書にありました。
「みれぃはぷりぷり言うしか脳がない」
「我が呪いで『ぷり』を『ぶり』に変えてやりたい」
「だがライブはすばらしかった」
予言書に書かれていたみれぃ評はパッと見辛辣なれど、「最高のポップアイドル」「我もまた見ていて血湧き肉躍った」「最高の努力アイドルでもある」などなど読み進めるうちにみれぃのアイドル性についてきちんと評価されたものと判ります。表向きは「底が浅いキャラ」と罵倒しつつ実は一目置いていた、だからあろまはドリームチームに誘ったのでした。あろまの本心を知った委員長はぷしゅ~と力が抜けて座り込み、ってなトコへらぁらからかかってきた催促電話へ「いいわよ」と答えてあっさり一件落着。ううむ。あろまのトレードマークである予言書を使った陥落劇は悪くないけれど、あろまと直接やり取り無しで、直接ココロをぶつけ合わないで意外とあっさり納得してしまったのは何というか少々アツさが足りない。予言書を見て真相を知り、そこからもうひと押し何か欲しかった気がする。

「みれぃが加わったらいきなり心強くなった!」
そんなこんなでサプライズパーティの準備にみれぃが加わってらぁらのセリフが説得力ありすぎて笑った。そりゃ他のメンツがそふぃとみかんだもの(笑。さっそく準備を始めるぷり! まず卵を入れるぷり! ビスケットを砕くぷり!…ってな端から食材を食い尽くしてしまうみかんがさすがに異常すぎて適切なコメントが浮かばない。いや浮かぶけど書けない。食いしん坊ってレベルではなく、あまつさえ出来上がったケーキ本体まで食べてしまってどうにもこうにも。厳しく言いつけても作り直したケーキを前にすると逝った目でふらふら~っと吸い寄せられ…ってなトコへクラゲモードのそふぃからレッドフラッシュ入りのおにぎりをもらってとりあえず一段落。コメディタッチで見せていますがみかんもそふぃもナチュラルに逝っちゃってます。あと半歩踏み込んだら放送してはいけないレベルかも。
「これで我慢できるの…きっと」
何だこの絵面は(笑

「みかんは我があげたものしか食わぬのだ」
その頃あろまはみかんのために慣れぬお好み焼きを一生懸命焼いていました。飢えた天使を救えるのは私しかいない…それがあろまの思い込みでしかないと、みかんサイドでさんざ描かれているだけにこのセリフは少々切なかった。ってな奮闘の末ついにお好み焼きが完成し、と同時にみかんサイドはサプライズケーキがほぼ完成して両サイド共ホッと一息。
「べっ、別にあろまのためとかじゃないぷりっ!」
「うふっ。そういうトコあろまに似てるの」
定番のツンデレセリフをあろまとの共通点とからかわれて苦笑いのお約束からチャームが鳴って仄かな光…四人のハートのシンクロが示されるもまだイマイチ光が弱い、つまり少なくとも SoLaMi SMILE とみかんの合流は既定って事でしょうか。ってなトコで SoLaMi SMILE のみなさんはネコ姐さんに急かされてライブステージへレッツイゴー!

ライブ曲はもはや耳慣れた「ドリームパレード」でコーデも振り付けもマンマでしたが、通常ステージでの3人ライブは初なので意外と新鮮だったかも。そこから発動したドラマは新作の「仲良しスイーツパーティー」。お腹を空かしてぷしゅ~の二人へ天から舞い降りたみれぃが色とりどりのスイーツを降り注ぐ一連は今回の本編内容をなぞった作りでなかなか。こんな風に本編にシンクロしたドラマを見せてくれれば曲の使い回しも気にならなくなるでしょう…けれどフルCDで新ドラマを作るなら既存曲の演出をアレンジした方がラクそうなので難しい所。DMFのプリズムアクトのようにドラマパートを2Dで起こせば万事解決っぽいけど今となっては…。

さて無事に焼き上がったお好み焼きを抱え、あろまは大急ぎで銅像前へ走るもみかんの姿はありません。まさか野犬にさらわれた? それはない! と短いコントからみかんを探して走り回るみなさん。体力が無いあろまが休まず走り続けている辺りみかんへの思いが伝わってきます。ここで Dressing Pafe とあろまのチャームがほんのり光ってこちらはこちらでチーム決定っぽい?
「あ~! 食べちゃった! 食べちゃったなの!」
一方みかんは後はイチゴを並べるだけだったケーキを思いっきり食べてしまってさあ大変です。ライブから戻ってきた SoLaMi SMILE のみなさんはみかんの食欲に呆気に取られ、とはいえ泣いてゴメンナサイしても覆水盆に返らないため、大急ぎで作り直す事になりました。寛大だなあ。というかさすがにここまで来るとみかんの異常さが浮いてしまいます。純真無垢の許容範囲を越えてると言うか、こう何度も繰り返されるとあろまへの思いすら疑わしいレベル。ともあれケーキは作り直すとして、その前に残ったケーキをみんなで食べちゃいましょう!
「みかん…SoLaMi SMILE と何を…?」
みなさん賑やかにケーキを食べているジャストタイミングであろまが現れてさあ大変。みかんはサプライズのケーキを知られるわけにはいかず必死に隠し、一方あろまはみんなと仲良くケーキを食べているみかんをボーゼンと見つめ、慌てるみかんの言葉を遮り――
「我以外の者から食物をもらうのか!?」
「みかんはお腹が空いたら誰からでももらうの」
ケーキの如何より先に「我以外の者から~」と言う辺りあろまの優先順位が判ろうというもの。ケーキの秘密がどうこう以前にみかんが他の者から食べ物をもらっていた事を認められない許せない。それは「みかんの世話は全て自分が見ている」という自負の否定、すなわち「みかんはあろまに依存している」事に依存していたあろまの自我が崩壊し、天使&悪魔のすれ違いは最悪の展開を迎えます。
「アロマゲドンを解散する!」
あろう事か肌身離さず持ち歩いていた大切な絵をビリッと破いて解散を叫ぶあろま。お互いがお互いのため一生懸命だったのに…とはいえ歪んだ依存関係が続いてきた二人にとって、お互いの在り方を知る良い機会かもしれません。パフュームの光り方からしてこのまま別離の方向なのか? それとも? と言ったトコで次回放送6/6=あろまの誕生日当日に決着(?)という構成はいい感じに1クール目クライマックスを煽ります。放送日ドンピシャの日付が判っているのにわざわざ1週前の今回に誕生日ネタを持ってきたのはまさかの前振り回だったという。なるほど。
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もう汝の事は一瞬たりとも呪いもせぬ!

アロマゲドンとのドリームチーム結成にノリノリのらぁら&そふぃ、しかしみれぃは諸々の因縁からどうしても納得いかず受け容れられずバーニング! その炎でちゃっかり焼き芋焼いてるそふぃがいきなりシュールすぎて笑った。前回目撃したあろまの本質に感じ入る所はあれど、聡明が売りの委員長が小六に言い負かされたままでは…さらに言えばさんざ見下されたままチームを組んでも上手くいくはずがない、とみれぃが考えるのも無理は無いでしょう。
「まるでケンカした事も無いみたいだったね」
「あの二人がケンカ? まさか~、あははは」
天敵同士のキャラ作りに反して本当は超仲良しのアロマゲドンに対するそふぃ&らぁらのセリフが思いっきり前振りになってますね。わかりやすい(笑
グズるみれぃを置いてアロマゲドンへのアプローチに走る SoLaMi SMILE サイドの行動を地獄耳でキャッチしたウサギは Dressing Pafe のみなさんへ警報を発令! というわけでこちらはこちらで SoLaMi SMILE に先んじるべく迅速に行動を開始します。しかしついこないだまでマトモに相手していなかったアロマゲドンがいつの間にか争奪対象になっているのも不思議な気分だったり。

図書室の一角にて部カツドウを終えたあろま。いつも一緒のみかんは何やら用事で先に帰ったとの事で、珍しくあろま一人でとぼとぼと帰宅の途へ。するといつもの銅像前でヘチャっているみかんを発見! 先に帰ったはずなのに何故? と思いきや腹が減って動けないとか…あろまの予言書をサンドイッチと見間違えて思いっきり食い付くカットはほとんど人間の領域を越えています。ああ元々天使=人間じゃないから別にいいのか。よくないよくない。そしてこの人知を越えた食欲がほんのプロローグであることをオンタイムの私はまだ知らなかった。
「仕方ない。我が白き皮にくるまれた豚の屍でも買ってくる」
というわけであろまは肉まんを買いにその場を離れ、餌を待つ犬の如くみかんがおっちんしている所へネコ姐さんから入電。曰く―
「明日はあろまの誕生日。パーティの打ち合わせをするから早く来るネコ~ン」
つまりみかんの「用事」とはお誕生パーティの打ち合わせで、そのため早く帰ったのに腹が減って動かれず今に至ると。空腹MAXなれどあろまのためなら!と頑張ってプリパラへ歩き出すみかん、この時点であろまが肉まん買って(戻って)くる事をスポーンと忘れている? みかんの行動を見る限り二つの事を同時に考えられる子ではないとは思いますが(笑
「肉まんください。5個」
「あ~ しまった! 7円しかない!」
外の大人に対しては普通に喋るんだ? ていうか5個も! 毎度毎度無尽蔵に食べまくるみかんの食料はあろまがこうして買ってあげてるのか…と思ったらサイフの中身を見ていきなりピンチに。手持ち7円ではどうにもならず、腹を空かせて待っているみかんを助けてあげられない。さてどうしたものか。
「サマーグランプリももう数週間後に迫っている。そこで私たち Dressing Pafe と組んで5人組のドリームチームにならないか?」
ってなトコへ通りがかった Dressing Pafe のみなさん。いきなり降って湧いた「サマーグランプリ」の話を振りながらドリームチームの話を持ち掛け、もちろんあろまは快諾するも、それより何より干物寸前のみかんの窮地をどうにかせねば…という流れからみなさん揃ってウエスト家のお好み焼き屋へレッツイゴー!

一方プリパラに到着したみかんはネコ姐さんから餌を与えられてとりあえず一息。もうこの時点で「みかんは我があげたものしか食わぬ」というあろまの思い込みが的外れである事が判ります。そりゃそーだけど。ってなトコへらぁら&そふぃ合流。強烈すぎるそふぃのクラゲコーデはともかく、そこに誰もツッコまない辺り本作の狂気を感じざるを得ない(笑。そんなこんなでこちらもまたドリームチームのお誘いを持ち掛け、みかんも姐さんも当然快諾し「もちろんあろまも異議無しと思うネコ」とすれ違いの種を蒔きつつ、みなさん仲良く一緒にサプライズパーティの準備を行う事になりました。これにてこっちサイドの意識に残るハードルはみれぃだけ→それを隠れ蓑にあろまの意思・行動を確認しないまま話が進むシナリオの妙と共に、しかも「サプライズ」が前提なので秘密裏でも仕方がないというお墨付きを得てすれ違いへの道を着実に進むことになります。


「赤鬼! 青鬼! 牛鬼!」
「ジャンルが違う」
お好み焼き屋に到着したみなさんはさっそくあろまに合わせたコスに着替えるもあっさり一斬。あはは。それはともかく食物を待ってるみかんのために早くお好み焼きを焼かねば! というわけでレオナが持ってきた豚モチスペシャルの椀をサッと取り上げるあろま。
「我が作る! みかんは我があげたものしか食わぬのだ」
するとそのまま鉄板へぶちまけてしまいます。あらら。
「えっ!? 混ぜないの?」
「あろまちゃん、もしかしてお好み焼き初めて?」
「なめるでない! 66万11歳の我が知らぬものなどこの世のどこにも無いわ」
知らない事を指摘されても意地で認めず自分で作るプライドの高さかわいい。それは先の思い込み「我があげたものしか食わぬ」にも繋がっていて…その理屈なら肉まんも何もかもみかんに与える食物はあろまが作らないといけない訳だけどそこはオッケーなのか。他人が握ったおむすびは食べられないけどプロが握ったおむすびは平気、みたいな線引きに似てる?(笑。いや表現したい事は判るのだけれど何となく気になったので。
そのころみかんサイドはサプライズパーティのケーキを作り始めていました。こちらもまた相方のために一生懸命って辺りハートウォーミングな一幕でしたが…誰かそふぃのクラゲコーデにツッコんで!(笑。おどろしいトッピング&カラーリングで完成した試作壱号はいまいちオシャレ度が足りず、しかしみかんはそんなの関係無しにヨダレを垂らして食う気まんまんです。どんだけ。それはそうとあろまサイド⇔みかんサイドの切り替えで入るデフォルメキャラがやたらかわいい。

そしてそのデフォルメキャラがみれぃに移り、ドリームチーム結成に関する最大最後のハードル(であったはず)みれぃの陥落シーンへ。あろまとのチームをどうしても納得出来ないみれぃは図書室の例の一角へ赴き、書架に詰まったあろまの予言書を開き…六冊の学習帳(らくがきちょう)をファイルして一冊の予言書とするのはいかにも小学生っぽい感じ。その予言書・びっしり書き込まれた悪魔キャラの文言を読むにつれあろまの長年に渡る努力を理解するも、ならばなおのこそ「底が浅い」としたみれぃに対しチーム入りを持ち掛けた意味が判らない。軽んじている相手に何故? その真相はこれまた予言書にありました。
「みれぃはぷりぷり言うしか脳がない」
「我が呪いで『ぷり』を『ぶり』に変えてやりたい」
「だがライブはすばらしかった」
予言書に書かれていたみれぃ評はパッと見辛辣なれど、「最高のポップアイドル」「我もまた見ていて血湧き肉躍った」「最高の努力アイドルでもある」などなど読み進めるうちにみれぃのアイドル性についてきちんと評価されたものと判ります。表向きは「底が浅いキャラ」と罵倒しつつ実は一目置いていた、だからあろまはドリームチームに誘ったのでした。あろまの本心を知った委員長はぷしゅ~と力が抜けて座り込み、ってなトコへらぁらからかかってきた催促電話へ「いいわよ」と答えてあっさり一件落着。ううむ。あろまのトレードマークである予言書を使った陥落劇は悪くないけれど、あろまと直接やり取り無しで、直接ココロをぶつけ合わないで意外とあっさり納得してしまったのは何というか少々アツさが足りない。予言書を見て真相を知り、そこからもうひと押し何か欲しかった気がする。

「みれぃが加わったらいきなり心強くなった!」
そんなこんなでサプライズパーティの準備にみれぃが加わってらぁらのセリフが説得力ありすぎて笑った。そりゃ他のメンツがそふぃとみかんだもの(笑。さっそく準備を始めるぷり! まず卵を入れるぷり! ビスケットを砕くぷり!…ってな端から食材を食い尽くしてしまうみかんがさすがに異常すぎて適切なコメントが浮かばない。いや浮かぶけど書けない。食いしん坊ってレベルではなく、あまつさえ出来上がったケーキ本体まで食べてしまってどうにもこうにも。厳しく言いつけても作り直したケーキを前にすると逝った目でふらふら~っと吸い寄せられ…ってなトコへクラゲモードのそふぃからレッドフラッシュ入りのおにぎりをもらってとりあえず一段落。コメディタッチで見せていますがみかんもそふぃもナチュラルに逝っちゃってます。あと半歩踏み込んだら放送してはいけないレベルかも。
「これで我慢できるの…きっと」
何だこの絵面は(笑

「みかんは我があげたものしか食わぬのだ」
その頃あろまはみかんのために慣れぬお好み焼きを一生懸命焼いていました。飢えた天使を救えるのは私しかいない…それがあろまの思い込みでしかないと、みかんサイドでさんざ描かれているだけにこのセリフは少々切なかった。ってな奮闘の末ついにお好み焼きが完成し、と同時にみかんサイドはサプライズケーキがほぼ完成して両サイド共ホッと一息。
「べっ、別にあろまのためとかじゃないぷりっ!」
「うふっ。そういうトコあろまに似てるの」
定番のツンデレセリフをあろまとの共通点とからかわれて苦笑いのお約束からチャームが鳴って仄かな光…四人のハートのシンクロが示されるもまだイマイチ光が弱い、つまり少なくとも SoLaMi SMILE とみかんの合流は既定って事でしょうか。ってなトコで SoLaMi SMILE のみなさんはネコ姐さんに急かされてライブステージへレッツイゴー!

ライブ曲はもはや耳慣れた「ドリームパレード」でコーデも振り付けもマンマでしたが、通常ステージでの3人ライブは初なので意外と新鮮だったかも。そこから発動したドラマは新作の「仲良しスイーツパーティー」。お腹を空かしてぷしゅ~の二人へ天から舞い降りたみれぃが色とりどりのスイーツを降り注ぐ一連は今回の本編内容をなぞった作りでなかなか。こんな風に本編にシンクロしたドラマを見せてくれれば曲の使い回しも気にならなくなるでしょう…けれどフルCDで新ドラマを作るなら既存曲の演出をアレンジした方がラクそうなので難しい所。DMFのプリズムアクトのようにドラマパートを2Dで起こせば万事解決っぽいけど今となっては…。

さて無事に焼き上がったお好み焼きを抱え、あろまは大急ぎで銅像前へ走るもみかんの姿はありません。まさか野犬にさらわれた? それはない! と短いコントからみかんを探して走り回るみなさん。体力が無いあろまが休まず走り続けている辺りみかんへの思いが伝わってきます。ここで Dressing Pafe とあろまのチャームがほんのり光ってこちらはこちらでチーム決定っぽい?
「あ~! 食べちゃった! 食べちゃったなの!」
一方みかんは後はイチゴを並べるだけだったケーキを思いっきり食べてしまってさあ大変です。ライブから戻ってきた SoLaMi SMILE のみなさんはみかんの食欲に呆気に取られ、とはいえ泣いてゴメンナサイしても覆水盆に返らないため、大急ぎで作り直す事になりました。寛大だなあ。というかさすがにここまで来るとみかんの異常さが浮いてしまいます。純真無垢の許容範囲を越えてると言うか、こう何度も繰り返されるとあろまへの思いすら疑わしいレベル。ともあれケーキは作り直すとして、その前に残ったケーキをみんなで食べちゃいましょう!
「みかん…SoLaMi SMILE と何を…?」
みなさん賑やかにケーキを食べているジャストタイミングであろまが現れてさあ大変。みかんはサプライズのケーキを知られるわけにはいかず必死に隠し、一方あろまはみんなと仲良くケーキを食べているみかんをボーゼンと見つめ、慌てるみかんの言葉を遮り――
「我以外の者から食物をもらうのか!?」
「みかんはお腹が空いたら誰からでももらうの」
ケーキの如何より先に「我以外の者から~」と言う辺りあろまの優先順位が判ろうというもの。ケーキの秘密がどうこう以前にみかんが他の者から食べ物をもらっていた事を認められない許せない。それは「みかんの世話は全て自分が見ている」という自負の否定、すなわち「みかんはあろまに依存している」事に依存していたあろまの自我が崩壊し、天使&悪魔のすれ違いは最悪の展開を迎えます。
「アロマゲドンを解散する!」
あろう事か肌身離さず持ち歩いていた大切な絵をビリッと破いて解散を叫ぶあろま。お互いがお互いのため一生懸命だったのに…とはいえ歪んだ依存関係が続いてきた二人にとって、お互いの在り方を知る良い機会かもしれません。パフュームの光り方からしてこのまま別離の方向なのか? それとも? と言ったトコで次回放送6/6=あろまの誕生日当日に決着(?)という構成はいい感じに1クール目クライマックスを煽ります。放送日ドンピシャの日付が判っているのにわざわざ1週前の今回に誕生日ネタを持ってきたのはまさかの前振り回だったという。なるほど。
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