2015-06-29(Mon)

響け!ユーフォニアム #12 わたしのユーフォニアム

悔しい…悔しくて死にそう。

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努力した者に神様が微笑むなんて嘘だ。でも…。

今回もまた強烈にアツかったので突発カンタンレビューをつらつらと。

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ソロパート再オーディションを終えて部内に漂っていた不穏な空気は一掃、吹部のみなさんは迫るコンクールに向けて練習フルスロットルの夏休みを送っていました。平時に比べれば絶対的な練習時間は相当延びているのに気分的には一瞬で終わる、要求されるパフォーマンスと期日との兼ね合いに焦り、またそれを達成すべく極度の集中によって時間経過が加速する…ああアツいな、青春だなあ。そのアツさの中心に据わる滝先生は指導熱&要求レベルをますます上げ、厳しい指導の声に生徒たちはますます熱を帯び、そんなスパイラル熱波はついに久美子を襲うのでありました。

「今のところ、ユーフォも入れますか?」

突然持ち掛けられた追加パートにあすか先輩は「黄前ちゃん、いける?」と久美子へ振り、すると久美子は「あっ、はい」と流され気味に了承してしまいます。言うてもユーフォ経験7年のベテランだけに「どうにかなるでしょ?」くらいの気持ちだったのでしょう。ところがみどりが持ってきたコンバスのパート譜を見た途端視界が歪んでクラクラと…16分音符がびっしり並んだ譜面を指で追ううち、指定された162小節目から白く飛んでるのは現実逃避の表れか。しかもコンバスとのユニゾンなので音外しなど言うに及ばず僅かなテンポズレすら許されないというキツさ。いや早弾きユニゾンの難易度って本気でシャレなんない、譜面密度以上の難しさ・緊張があるんですよ。

で、譜面を眺めてゼツボーするもアフターカーニバル。低音部屋に移動するとまずは初見上等あすか先輩のお手本を聴いて「すごい!」「ありがとうございました」と絶賛…無意識のうち逃避しちゃう気持ちも判ります(笑。ってなトコから久美子の初挑戦はド真剣な表情と裏腹に散々たる出来で、誰が聴いても判るほどグダグダの旋律をどうにかすべく、久美子は真夏のお外へ個人練に出るのでした。

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「ジリジリ」と音が聞こえるような真夏の日差し、落ちた影とのコントラストが強烈に「夏」を感じさせる校舎裏シーン。見上げた空の入道雲もいかにも真夏であります。見ているだけで暑い! 日陰の椅子に腰を下ろした久美子は真夏の太陽を恨めしげに見やりながらさっそく練習を始め、しかしなかなか上手く吹けず…何度か繰り返されるうちにパッと映った汗だくの横顔は上手く吹けない苛立ちを真夏の暑さがブーストして早くも朦朧気味? キッツイ。そんなユーフォの音が響く中で歩を進める女子のカットをチラり。それは久美子を気にしてわざわざ様子を見に来た麗奈の姿でした。どんだけ!

「良くなってる。でもコンクール的にはダメ」
「だよね」

黙って隣で聴いていた麗奈の忌憚なき感想を短いヒトコトで受け容れる久美子。麗奈の言葉は現時点の出来をズバリ示したもので、それを誰より痛感している久美子はシビアな言葉を受け容れるしかない。もちろんそれは互いの信頼関係あってのもので、逆に言うとこの短いやり取りに二人の信頼関係が凝縮されている感じ。

「私、上手くなりたい。麗奈みたいに」
「私、麗奈みたいに特別になりたい」
「じゃあ私はもっと特別になる」

先のソロ対決で見せ付けられた麗奈の「熱」にアテられて入った久美子のスイッチ。先ほどまで朦朧気味だった瞳は爛々と輝いて久美子の熱量を示し、すると麗奈がスッといなして涼しい横顔を見せ付ける。この情況でも負けず嫌いを貫き、自信に溢れる麗奈が眩しい。そして真横から映すとバストの盛り上がりが凄い。ひょっとして久美子はコレを見て目を逸らしたんじゃ?(そんな

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再び一人で練習を続ける久美子。ここはまず日差しの傾き一つで時間経過を感じさせる演出に感心。などと久美子は結構な時間練習に集中していたようで、滴る汗が制服に落ち、続いて赤い液体がポツリポツリと落ち…迎えに来たみどりはそんな久美子にびっくりくり! あらかわいい(そんなん言うてる場合か。鼻血にすら気付かないほどの集中力は先のとおり時間経過を忘れさせ=日陰とはいえ真夏の盛りに水分を摂る事を忘れて集中していた事の結果でありましょう。いやはや集中するのは良いけれど下手すりゃ死んじゃうのでほどほどに。

「久美子、最近熱いよね」
「今は月に全力で手を伸ばすぜ!って感じです」

運び込まれた保健室にて水をグビグビ飲み干して、鼻血が止まったトコで再び練習に向かう久美子。何かに取り憑かれたように練習に励む久美子をして葉月は「熱い」と評し…やはり「冷めてる所があった」って判っていたのだな。続いてみどりも久美子の変化を全身で表現。ここは一瞬のヘソチラよりジャージのケツがインパクトありすぎてちょっと笑った。ムネぺったんの安産型とはじつに日本人らしい(大きなお世話

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川を挟んで秀一と競った(?)個人練の帰り道にて行き会った葵ちゃんとの会話シーン。受験が理由とはいえ例のゴタゴタ真っ最中に決裂状態で退部した彼女でしたが、久美子とは幼馴染みという事もあって、退部後の動向など屈託なく訊いては話し、そして短い会話も終わった別れ際。

「吹部辞めた事、後悔してない?」
「してないよ。全然してない」
「私には続ける理由が無かったから」

不意な問い掛けに目を見開き、続いて視線を逸らして「後悔してない」「続ける理由が無い」と答える葵ちゃん。言葉と裏腹の演出は葵ちゃんのフクザツな心境が表れていますね。あんな形で終わった吹部についての感情などきっちり白黒付けられるものもなく、「受験」という大義名分によって燻る気持ちを抑え付けているようにも見えます。とはいえ受験と引き替えに続けるほどの思いも無かった、ってのもまた本音なのでしょう。

帰宅後のお姉ちゃんとの会話にも「挫折」に対するフクザツな感情が表されていました。葵ちゃん同様受験を理由に楽器を辞めてしまったお姉ちゃんは、今や楽器を邪魔物扱いするほど離れてしまった。その割りにやたら絡んでくるのは今だ続けている久美子への意識ゆえでしょう。

これらを久美子から見ると自分を置いてあっさり離れていった二人への苛立ちが止まらない。現実との兼ね合いとはいえどうしてそんな簡単に辞められるの? 一生懸命やってきた楽器を捨てられるの? 今や全力でアツい久美子にとって二人の態度は自分を否定されたように感じたのかもしれません。その怒りをマッピに向けちゃう辺りじつに青春のバクハツだけど近所迷惑なのでほどほどに(笑

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迫る期日に厳しさを増す全体練の指導の声に曇る秀一。以前から言われている課題を未だクリアできない、練習を重ねても上手く吹けない自分への苛立ちが着実に溜まってきてます。きっつー。それにしても全体練のカットは1フレームに収まる人数が尋常じゃありません。しかもややこしい形状の小道具を全員が構えていて、個々の描画も手を抜けないというシャレにならなさ。私は別に京アニ信奉者ではありませんが、現実としてこんな映像は京アニ以外じゃ作れないと思う。単純に凄いと思います。しかし全体練1カットの原画単価が通常カットと同じだったらシャレならんな(笑

「黄前さん、そこ難しいですか?」
「…」
「本番までに出来るようになりますか?」
「はい」
「本番で出来ないという事は、全員に迷惑を掛けるという事になりますよ」

再開された全体練にて例のパートでストップが掛かり、単独演奏を指名された瞬間の久美子の焦りはどれほどだっただろう。上手く吹けていない事を自分で判っていて、もちろんそんな演奏など滝先生には通用せず、全員の前でその現実を突き付けられるのだから。そして一人吹き始めた久美子の音はコンクールの水準に未だ達しなかった。係る演奏について滝先生は最初遠回しに打診するも、次第に語気を強めて久美子の覚悟を問う。

「もう一度訊きます。出来ますか?」
「はい、出来ます!」

追い詰められた久美子は現時点の実力に沈みながらも、先のとおり麗奈の影響による熱病から強い意志を示した。いいねえアツいねえ青春だねえ。向こう見ずの勢いで突っ走るのは若者の特権であります。もちろんそこには七年の経験による自信(プライド)もあったでしょうし、今はできなくても練習を重ねれば…という算段があったはず。

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「その指、息の強さとタイミング。求めるべき音はちゃんと頭で鳴っているのに実際にその音が出ないもどかしさ。次々と、確実に狙った力加減で、狙った息の強さで、狙った音をリズムに合わせて出していく事が、いかに難しいか、私は思い知らされていた」

再び校舎裏にて個人練に励む久美子の語りが楽器奏者に切実すぎてココロに刺さる。ほんと頭の中のイメージをそのままアウトプットできたらどんだけラクか嬉しいか。私はエレキベースだからまだマシなものの、本作の題材である管楽器は奏者のフィジカルに依存する部分が多いため、情況の過酷さと合わせて久美子の苦悶が痛いほど伝わってくるヒトコマでした。良い感じに楽器アニメになってきた! と思ったらまだまだこれはイントロでした。ひえー。

ってなトコへ再び現れた麗奈は久美子のデコにペット水を当てて「まず飲んで」とピシャリ。熱中症で鼻血を出した件をドコかで聞いたんだろうなあ。愛が重い!(笑。逆光に煌めく汗と流れ込むペット水の波がいかにも真夏の水分補給でいい感じ。

「合わせよう」
「うん」

一頻りの水分補給から阿吽の呼吸で始まった音合わせ。今の二人に余計な言葉など要らないのですね。難しさを思い知らされて落ち気味だった久美子は瞳の輝きを戻して見事復活、いやはや麗奈は毎度いいタイミングで訪れる…というか久美子のメンタルを全てお見通しなのかも。そして始まったペット&ユーフォの合奏は猛練習の割りに散々で、単独ではそれなりに吹けていても他パートと合わせるとあっさりボロが出る=合奏のシビアさをズバリ突き付け、久美子の現実をまざまざと見せ付けるヒトコマとなりました。きっつー。

「最初に比べるとずいぶん良くなったね」
「じゃあ一丁、黄前ちゃんに稽古付けてやっか」

低音部屋にて鳴らした久美子の音は暖かく評価され、ジョイナス先輩もいつになく優しく…おそらく久美子自身もそれなりに鳴らせると思ってきた頃でしょうし、低音部屋の空気感からして「その時はまだ十日ある、このまま練習を続ければ何とかなる、そう思っていた」という希望的推測も判ろうというもの。

「トロンボーン塚本くん。今のを常に吹けるように」

全体練習が始まり、相変わらず滝先生の檄が飛ぶ中、猛練習の甲斐があったか秀一の音に合格点が示されました。川を挟んだ個人練シーンに表れているようにこの二人は「難題をひたむきな練習で克服する」描写が並んでいて、ここで一方に合格が告げられた、つまり…というこの先の展開を予想させる演出はなかなかキッツイ。もう辛い。

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「では行きます。158小節目から」

そして運命の例のパートが始まります。獲物を追う猛禽の如く瞳が並ぶ緊張MAXリラックス(してねえ!)な演奏シーンはほどなく162小節を迎え、ユーフォの音が重なって暫し。

「はい、そこまで」

演奏を止めた滝先生はペット、ホルンに注意を飛ばし、続いて――

「それからユーフォ。ここは田中さん一人でやってください」

これまでの猛練習を一瞬で水泡に帰す冷徹なヒトコトを放ちます。反論の隙や猶予も無く完全否定されてしまった久美子の胸中は幾何か。これには低音部の面々に加えて麗奈もポカーン、さすがのあすか先輩すら言葉を失っています。滝先生に促されて返事をするあすか先輩からグルッと回り込んだ久美子の表情描写、そこから何事も無かったように再開される全体練に一人残されて拳を握り締めるカットなどなど秀逸すぎて見てられん。なるほどここまでやりますか。沸き立つ暗い雲は太陽を隠し、空を自由に飛んでいた蝶は蜘蛛の巣に掛かって最期の時を待つばかり。一瞬の急変を示唆する心象カットも効いてます。

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非情な戦力外通知に肩を落とす久美子へ「甘い物」を口実に引っ張り出して励ます葉月&みどり。いいトコあるけど実力をガチンコで評価された後だけに、しかも久美子は自分の実力不足が判っているだけに、今何を言われても慰めにならないのだなあ。そしてトドメはみどりのセリフ。

「久美子ちゃんは月に手を伸ばしたんです。それは素晴らしい事なんです」

目標に向かって頑張る事の素晴らしさ。それはもちろん否定されるものではなく、長い目で見ればいずれ糧になる事も判っている。よく頑張った、勝負は勝ち負けだけが全てじゃない、この負けはきっとあなたを一回り成長させる…なーんて青春モノのド王道は、しかし現実として結果が伴わなければ意味が無く、敗者のまっただ中にいる今の久美子にとっては「月に届かなかった」事の方が重要なのです。だから駅ホームの久美子はどこか他人事のように振る舞っていたのでしょう。気遣ってくれる二人の手前、アツくなる前の「どこか冷めた久美子」を装う事で感情の爆発を抑えていたとも思えます。

《上手くなりたい! 上手くなりたい! 上手くなりたい!》

ところが仲間と別れて一人になると努力の日々とその結果が頭を駆け巡り、感情の箍が外れ、どうしようもない感情が久美子を突き動かすのでした。この不条理を解決する唯一の方法を心で叫び続けながら、行き場のない感情を瞼から散らして走るこのシーンはほんとココロに刺さった。そして一頻り走って欄干を掴むと溜まりに溜まった心の叫びを川面へぶちまけます。「上手くなりたい!」と。

「そんなの俺だって上手くなりてえ!」
「私の方が上手くなりたい!」
「俺の方がもっと上手くなりてえ!」

ってなトコへ通りがかった秀一とのココロ温まる会話。川を挟んだ個人練のシーンから道路を挟んだ叫び合いへの進展(笑)が凄い。第一話でのベンチでの会話はほとんどゼロ距離にも関わらずお互いほとんど踏み込まず、その後電車やバスで乗り合わせて物理的距離が近くとも心の距離は詰まらず、ところが川辺での個人練でお互いの頑張りを認め合い、そしてここでついに本音を叫び合うようになった。距離が近すぎるゆえのハードルってのはままある事で、つまりこの二人は一度思いっきり離れたほうが上手くいくのかもしれない。近くにいなくなって初めて気付いたお互いのうんたらかんたら的な(お約束

「悔しい…悔しくて死にそう…」

そして今回のクライマックスへ。秀一との叫び合いでますます感情を昂ぶらせた久美子は今回結果に対する最もシンプルな感情を吐き出した。猛暑の中 水を飲むのも忘れるほど頑張って頑張って、いつになく本気で取り組んだ日々は思いがけずあっさり終わってしまった。本気で手を伸ばしたからこそ届かなかった時の悔しさ辛さは体を震わせ涙を溢れさせ…ここで「地獄のオルフェ」が流れ始めて第一話の麗奈を思い起こし、涙の意味に気付く流れには思わず声が出た。それは物事に本気で取り組んだ人間にしか流せない涙だったのです。ああ眩しい。今やすっかり枯れてしまったおっさんに久美子の涙は眩しすぎる。

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「だって、私ユーフォ好きだもん」

帰宅後のお姉ちゃんとの会話も良かった。受験のため楽器を辞めたのに希望校へ入れなかったお姉ちゃんは今だ続けている妹がどこか羨ましいのかもしれない。だから何かと突っかかってくる(笑)のかな。そしてお姉ちゃんとの丁々発止にて久美子はユーフォを続ける意味=これほど本気になった理由を自ら口に出すのでした。とはいえたったそれだけの理由で続ける意味があるのか? 売り言葉から買い言葉で言い放ったけれどこんな辛い思いをするユーフォが本当に好きなのか? 姿見に映る自分に問い掛けても答えは出ません。

「小さい頃は父と同じ仕事に就きたいなんて思った事もなかったのですが…でも選んだのはこの仕事でした」
「結局好きな事ってそういうものなのかもしれません」
「ですよね…好きってそれでいいんですよね?」

楽器室に忘れたスマホを取りに夜の学校を訪れた久美子は、滝先生の言葉からその答えを見つけます。特に意識せずとも自然に辿り着いてしまう、「好き」ってのはそういうもの。燻る感情をスッキリさせた久美子は満面笑顔で学校を後に…というタイミングで滝先生の粋なヒトコト

「ああそれから、吹けなかった所練習しておいてください。次の関西大会に向けて」
「あなたの『できます』という言葉を私は忘れていませんよ」

次の関西大会=目前の府大会は当然通過するものとナチュラルに語っちゃう滝先生おそるべし。つまり先の戦力外通知は、未だ不出来な久美子を一時的に外し、府大会に向けて出来るパートの練度を上げるための措置だったという事。無慈悲な宣告と勘違いし落ち込み叫んだ全てが久美子の一人相撲だったというオチです。それならそうと先に言え! ってなトコですが、そこは不器用MAXリラックスな滝先生らしいって事で。ともあれ残り時間が限られた中で生徒の言葉を信頼して預ける先生はなかなか男前でした。いやはやドラマだなあ。

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学校を出た久美子がスマホを確認するとそこには「麗奈・麗奈・麗奈…」の名前が並び…心配して掛けてきたのだろうけど何という重さ!

「呼び出したのはその事?」
「実はね、今まで滝先生と二人っきりだったから…」
「それでね、滝先生が私の…はっ! ユーフォくん?」

というわけで麗奈を駅前に呼び出して今日の報告をヒトコトフタコト…からの切り替えが絶妙すぎた(笑。衝撃の事実を聞いて固まった麗奈は手のペットボトルを落として立ち尽くし、一方久美子は「楽器くん」の新弾ユーフォくんにテンションMAXリラックス。我に返った麗奈が問い詰めても久美子の耳には届かず、ユーフォくん一発ゲットで上がったテンションのまま「私、ユーフォが好き!」と宣言してちゃんちゃん。麗奈の問い詰めなんて聞いちゃいねえ!(笑。マイペースな麗奈に振り回されてた久美子がいつしか逆転している構図も面白いオチでした。

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などなどいろんなモノがココロに刺さった今回のインターミッションというか、癒やし役を買って出たのはやはりポニテ&リボンのお二人さんでした。再オーディション騒動での無礼についてきっちり頭を下げる麗奈。彼女は無愛想・不器用なだけで、通常時の部内では普通に新入生ポジションでカツドウしているんですよね。先輩の言う事をきちんと聞き、節目節目の挨拶もきちんとして、パートごとのランチタイムもご一緒しているようですし。ただ音楽に関しては絶対に引かない。特にあの時は実力で勝ち取ったソロを「贔屓」と決めつけられ、しかもそれは愛する先生の沽券に関わる事でもあり、だからキレてキッツイ事を言い放ってしまった。ともあれ頭を下げる麗奈へマドンナ先輩も下げ返して一件落着…香織先輩ってばトコトンいい人だなあ。などなど当事者同士があっさり和解してしまった中で間に挟まる騒動主・リボン先輩の居場所の無さがじつに良い味、ってなトコで――

「なーに一人で赤くなってんの~?」

通りがかったポニテ先輩がササッと駆け寄ってヒトコトからトム&ジェリーの流れはホント癒された。どんだけ仲良いのか! しかし窓際の憂鬱姫がまさかこんなキャラに化けるとは全く予想できなかった(笑。というかやっとキャラが立ってきたのにこれでオシマイなんてもったいなさすぎ。仲良くケンカしてるシーンをもっと見たいです。

というわけでようやくアツい吹部ストーリーになってきたと思ったら次回最終回です。そんな殺生な。

     

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響け!ユーフォニアム 第十二回「わたしのユーフォニアム」

評価 ★★★ うまくなりたい!            

響け!ユーフォニアム「第12話 わたしのユーフォニアム」

響け!ユーフォニアム「第12話 わたしのユーフォニアム」に関するアニログです。

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No title

おお、まさかのユーフォレビュー。1話から見たかったですよ~
イイですよね。特に京アニの綺麗な美術と相まってシーンの空気感が素晴らしかったです。オーディションの個人面接ではこっちも緊張しましたし、久美子と麗奈の中二っぽいセリフのやりとりや、部活動の雰囲気の一体感や高揚感は後にも先にもこの時期だけなんだよなぁとしみじみ感じます。
2期があれば、管理人さんのレビューを含め見たいですね。

れすれす

>ポークさん
これまでレビューを書かなかった言い訳(笑)は最新第13話の記事をご覧になって頂けるとありがたいです。今期の中ではダントツにハマった本作、最終回も素晴らしい出来で、終わってしまった今ユーフォロスが深刻であります。終了後にこんなに寂しい気分になったのは久しぶりかも。
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