2008-09-13(Sat)
マクロスFRONTIER #23 トゥルー・ビギン
残り話数も僅かとなり伏線回収に忙しいマクロスF。

はたしてキレイに収まりますやら。

アバンはランカ幼少期、第117船団のランシェ、グレイスの研究室でしょうか。バジュラの浮かぶ標本槽を覗き込むランカ、そこでは何やらランシェとグレイスが口論しております。咳き込むランシェに対し「そんな病気になってまで何故バジュラを庇う?」と問うグレイス、会話の様子から研究の主導はグレイスが執っている? インプラントネットワーク理論とバジュラのゼロタイムフォールド通信を組み合わせる? それはつまり個人意識をみなさんで共有して人類皆兄弟理論、要するに…
また人類補完計画か!
さながらグレイスがやろうとしている事はラグナレクの接続? 半ば宗教的なものではなくハイテクを駆使した人類補完計画。思えば以前ガリア4のディメンションイーター発動時だったっけ?グレイスの体が吹っ飛んだ時、意識体のグレイスがネットワーク経由で他の意識体と会話しているシーンがありました。グレイスはあの通信網をバジュラのゼロタイム通信に乗せて物理距離に囚われない完全同期、まさに個々の意識が一つとなる世界を目指しているのでしょう。
なにやらアルトは隊長となったようで、ストーリーも大詰めとなったこのタイミングで唐突に柿崎ポジションのキャラが出てきました。女の噂もそうだけどとりあえず焼肉は自重しとけ!(笑
いろいろ疲弊しまくっているフロンティアはアイランドを切り離しながら延命を図っております。この現状を打破すべく策がレオンにあるようですが回を重ねるごとに小物臭がぷんぷんの彼、前回グレイス暗殺に失敗したことに危機感を持っていないのだろうか?


というわけでデレデレのシェリル。包丁仕事で指先を切ると慌ててアルトから離れるのは感染を気にしているのでしょう。しかしどうすりゃこんな切り方をするんだ?(笑。おでんを煮ているのかと思ったらテーブルに載った料理はガチンコの日本料理であり、どう見てもその料理にシャンパンは合わないだろう? あと豪快な箸使いに笑った。
愛する人との温かい食卓に憧れたホームレス時代のシェリル。ようやくその願いが叶って心底嬉しそう。さらに酔いつぶれたシェリルはアルトに甘えまくりであります。しかしシェリルはアルトの優しさが「同情」であることにしっかり気付いていて切ないったら。

いよいよバジュラ母星に接近したランカ組、それに気付いたバジュラが出現しますが毎度おなじみのアイモを歌ってバジュラを牽制、ランカの歌声をキャッチしたクォーターのみなさんは現場へ急行です。とはいえ星の数ほどバジュラの棲む所へ馳せ参じてもどうにもならないような気がしますが…。バジュラに対して有効な武装がクオーターに残ってたっけ?
次々と現れるバジュラに愛くんが連れ去られてしまいました。まあ当初の目的は「愛くんを仲間の所へ帰す」ことだったのでこれでよし? 並行してランカはブレラのハーモニカをトリガーに記憶が戻りつつあるようです。ていうかいい加減気づけよ!(笑

アルトはレオンに呼び出され、さらにオーナー氏も同席してバジュラの何たるか、そしてランカの立ち位置等々を説明されました。脳の無いバジュラが生息・活動できる秘密は彼らの持つ腸内細菌。フォールド波を放つ腸内細菌によってバジュラ個体のすべてにネットワークを張り巡らせ、それがまるで脳の神経伝達の如く機能していると。これはバジュラの群全体で一つの脳を形成しているということであり、つまり各個体ごとの意思というものは存在しない。言ってみれば天然で人類補完計画を達成している生物です。その割りに愛くんはランカに懐いていました。これは突然変異なのか新たなる可能性なのか?
件の腸内細菌に人間が感染すると腸には定着せず、次第に脳髄を冒し死に至る。これが現在進行形でシェリルを苦しめている「V型感染症」の正体。しかし「腸に定着云々」というならば感染経路は経口のような気がしますが…。そもそも腸内細菌を血液感染したら即時に健康被害が起きそうな。なぜ腸内細菌なのだろう? プロット考えてるときにヨーグルトでも食ってたのかね?(笑
バジュラの正体についてはともかくランカについてはかなりバイアスがかかっているような? 事実上のランカ抹殺指令なわけですがバジュラのクィーンたるランカを殺してしまったら結構ヤバイことになると思いますよ。この人たちはその辺の想像力が働かないのだろうか? どうでもいいけど今回はアルトの作画がまるで別人で笑った。誰だこれ(笑
再びバジュラの群れと戯れているランカ組のシーン。その中に愛くんの姿を見つけて思わずコクピットから飛び出たランカでしたが愛くんはもはや愛くんではありませんでした。目を赤く光らせた愛くんはランカを触手で捕獲しそのままどこかへ。

ランカを追おうとバジュラ相手に奮闘するブレラ、するとそこへグレイス17歳が登場です。自分の守るべき者の正体をようやく知ったブレラに対しグレイス17歳は無情にも強制モードを発動、この人も救われんねえ。
シェリルの通院に付き添ったアルトの所へ歌舞伎兄さんが登場。って父ちゃんいつの間に車椅子状態になってんだ? なるほどそれでシェリルが居候している間に父ちゃんの姿が見えなかったのね、と無理やり納得してみる。それはそうとこの期に及んで「役者へ戻れ」と兄さん何言うてますのん? アルトに対し「その場その場で演じているだけ」との指摘は的を射ていますがそれとこれとは話が別。アルトが好む好まないに関わらず戦ってくれないとフロンティアどころか人類が全滅しちゃうよ? 芝居どころじゃありませんよ? 大丈夫か兄さん。
ランカは母星のグルグル部分に横たわっていました。さらに記憶が戻ったようで、パッと見の印象だと幼少期のランカがアイモを歌っていたらバジュラが暴れ出して117船団が全滅ってな流れ? なんというそのまんまな…。本当に原因はそれだけなのか?

ランカの腹が怪しく光り、その姿を見たグレイスの表情は怪しい歓喜。バジュラを制御下に置いたという判断かもですがランカの意思はグレイスの思惑どおりに行くのでしょうか。
一方のアルトはランカへの思いを整理し、出した結論は「ランカを殺す」というものでありました。な、なぜいきなりそんな? バジュラvs人類の生存競争において敵方の大将たるランカを倒すのは道理であり、また「ランカを守るために空を飛んだ」と確信したアルトにとって現在のランカを殺すことがすなわち彼女を守ることになるという理屈は百歩譲ってアリだとしても、作品のヒーローならば「バジュラの元から救い出す」という選択肢が普通でしょう。普通って言うなあ! というか今までのアルトの行動パターンから想像するに「レオンに上手いこと言いくるめられてランカ殺害を決めた」ようにしか見えないのが残念。結論が極端なんだよね。結果的に大団円を迎えても今回のアルトの選択を思い出すとスッキリしないような気がします。
そんな会話を陰から聞いてたシェリル。切ないねえ…。飛ばした紙飛行機がストンと落ちたのは今後の運命を表しているのだろうか。
クォーターはバジュラ母星へフォールドを行ないいよいよ決戦。しかし何も居住スペースごと火薬庫へ突っ込まなくても…。結局レオン&オーナーが何をしたいのか未だようわかりません。こんなんできちんと決着付くのかしらん?
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はたしてキレイに収まりますやら。

アバンはランカ幼少期、第117船団のランシェ、グレイスの研究室でしょうか。バジュラの浮かぶ標本槽を覗き込むランカ、そこでは何やらランシェとグレイスが口論しております。咳き込むランシェに対し「そんな病気になってまで何故バジュラを庇う?」と問うグレイス、会話の様子から研究の主導はグレイスが執っている? インプラントネットワーク理論とバジュラのゼロタイムフォールド通信を組み合わせる? それはつまり個人意識をみなさんで共有して人類皆兄弟理論、要するに…
また人類補完計画か!
さながらグレイスがやろうとしている事はラグナレクの接続? 半ば宗教的なものではなくハイテクを駆使した人類補完計画。思えば以前ガリア4のディメンションイーター発動時だったっけ?グレイスの体が吹っ飛んだ時、意識体のグレイスがネットワーク経由で他の意識体と会話しているシーンがありました。グレイスはあの通信網をバジュラのゼロタイム通信に乗せて物理距離に囚われない完全同期、まさに個々の意識が一つとなる世界を目指しているのでしょう。
なにやらアルトは隊長となったようで、ストーリーも大詰めとなったこのタイミングで唐突に柿崎ポジションのキャラが出てきました。女の噂もそうだけどとりあえず焼肉は自重しとけ!(笑
いろいろ疲弊しまくっているフロンティアはアイランドを切り離しながら延命を図っております。この現状を打破すべく策がレオンにあるようですが回を重ねるごとに小物臭がぷんぷんの彼、前回グレイス暗殺に失敗したことに危機感を持っていないのだろうか?


というわけでデレデレのシェリル。包丁仕事で指先を切ると慌ててアルトから離れるのは感染を気にしているのでしょう。しかしどうすりゃこんな切り方をするんだ?(笑。おでんを煮ているのかと思ったらテーブルに載った料理はガチンコの日本料理であり、どう見てもその料理にシャンパンは合わないだろう? あと豪快な箸使いに笑った。
愛する人との温かい食卓に憧れたホームレス時代のシェリル。ようやくその願いが叶って心底嬉しそう。さらに酔いつぶれたシェリルはアルトに甘えまくりであります。しかしシェリルはアルトの優しさが「同情」であることにしっかり気付いていて切ないったら。

いよいよバジュラ母星に接近したランカ組、それに気付いたバジュラが出現しますが毎度おなじみのアイモを歌ってバジュラを牽制、ランカの歌声をキャッチしたクォーターのみなさんは現場へ急行です。とはいえ星の数ほどバジュラの棲む所へ馳せ参じてもどうにもならないような気がしますが…。バジュラに対して有効な武装がクオーターに残ってたっけ?
次々と現れるバジュラに愛くんが連れ去られてしまいました。まあ当初の目的は「愛くんを仲間の所へ帰す」ことだったのでこれでよし? 並行してランカはブレラのハーモニカをトリガーに記憶が戻りつつあるようです。ていうかいい加減気づけよ!(笑

アルトはレオンに呼び出され、さらにオーナー氏も同席してバジュラの何たるか、そしてランカの立ち位置等々を説明されました。脳の無いバジュラが生息・活動できる秘密は彼らの持つ腸内細菌。フォールド波を放つ腸内細菌によってバジュラ個体のすべてにネットワークを張り巡らせ、それがまるで脳の神経伝達の如く機能していると。これはバジュラの群全体で一つの脳を形成しているということであり、つまり各個体ごとの意思というものは存在しない。言ってみれば天然で人類補完計画を達成している生物です。その割りに愛くんはランカに懐いていました。これは突然変異なのか新たなる可能性なのか?
件の腸内細菌に人間が感染すると腸には定着せず、次第に脳髄を冒し死に至る。これが現在進行形でシェリルを苦しめている「V型感染症」の正体。しかし「腸に定着云々」というならば感染経路は経口のような気がしますが…。そもそも腸内細菌を血液感染したら即時に健康被害が起きそうな。なぜ腸内細菌なのだろう? プロット考えてるときにヨーグルトでも食ってたのかね?(笑
バジュラの正体についてはともかくランカについてはかなりバイアスがかかっているような? 事実上のランカ抹殺指令なわけですがバジュラのクィーンたるランカを殺してしまったら結構ヤバイことになると思いますよ。この人たちはその辺の想像力が働かないのだろうか? どうでもいいけど今回はアルトの作画がまるで別人で笑った。誰だこれ(笑
再びバジュラの群れと戯れているランカ組のシーン。その中に愛くんの姿を見つけて思わずコクピットから飛び出たランカでしたが愛くんはもはや愛くんではありませんでした。目を赤く光らせた愛くんはランカを触手で捕獲しそのままどこかへ。

ランカを追おうとバジュラ相手に奮闘するブレラ、するとそこへグレイス17歳が登場です。自分の守るべき者の正体をようやく知ったブレラに対しグレイス17歳は無情にも強制モードを発動、この人も救われんねえ。
シェリルの通院に付き添ったアルトの所へ歌舞伎兄さんが登場。って父ちゃんいつの間に車椅子状態になってんだ? なるほどそれでシェリルが居候している間に父ちゃんの姿が見えなかったのね、と無理やり納得してみる。それはそうとこの期に及んで「役者へ戻れ」と兄さん何言うてますのん? アルトに対し「その場その場で演じているだけ」との指摘は的を射ていますがそれとこれとは話が別。アルトが好む好まないに関わらず戦ってくれないとフロンティアどころか人類が全滅しちゃうよ? 芝居どころじゃありませんよ? 大丈夫か兄さん。
ランカは母星のグルグル部分に横たわっていました。さらに記憶が戻ったようで、パッと見の印象だと幼少期のランカがアイモを歌っていたらバジュラが暴れ出して117船団が全滅ってな流れ? なんというそのまんまな…。本当に原因はそれだけなのか?

ランカの腹が怪しく光り、その姿を見たグレイスの表情は怪しい歓喜。バジュラを制御下に置いたという判断かもですがランカの意思はグレイスの思惑どおりに行くのでしょうか。
一方のアルトはランカへの思いを整理し、出した結論は「ランカを殺す」というものでありました。な、なぜいきなりそんな? バジュラvs人類の生存競争において敵方の大将たるランカを倒すのは道理であり、また「ランカを守るために空を飛んだ」と確信したアルトにとって現在のランカを殺すことがすなわち彼女を守ることになるという理屈は百歩譲ってアリだとしても、作品のヒーローならば「バジュラの元から救い出す」という選択肢が普通でしょう。普通って言うなあ! というか今までのアルトの行動パターンから想像するに「レオンに上手いこと言いくるめられてランカ殺害を決めた」ようにしか見えないのが残念。結論が極端なんだよね。結果的に大団円を迎えても今回のアルトの選択を思い出すとスッキリしないような気がします。
そんな会話を陰から聞いてたシェリル。切ないねえ…。飛ばした紙飛行機がストンと落ちたのは今後の運命を表しているのだろうか。
クォーターはバジュラ母星へフォールドを行ないいよいよ決戦。しかし何も居住スペースごと火薬庫へ突っ込まなくても…。結局レオン&オーナーが何をしたいのか未だようわかりません。こんなんできちんと決着付くのかしらん?
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