2008-09-15(Mon)
コードギアス 反逆のルルーシュR2 #23 シュナイゼルの仮面
シュナイゼル殿下の野望がついに明らかに。

ラストに向けていろいろ大忙しです。

冒頭にて咲世子さん生還。予告で見ていたとはいえナナリーと共に思いっきりフレイヤの光に包まれていたはずの咲世子さんが無事だったのは嬉しいような理不尽なような複雑な感覚であります。ナナリー生還も合わせて生還の種明かしですがこれがもう何と申しましょうか…、「じつは囮を使って脱出していた」とのことでありました。件のシーンを見返してみるとローマイヤーさんの乗った脱出艇をロロが発見し、その直後に咲世子さんが「総督を発見」と通信、スザクvsカレンの戦闘シーンの後に脱出艇を強襲した咲世子さんがナナリーを保護、そしてフレイヤが発動し咲世子さん&ナナリー→ローマイヤーさん→ナナリーの順で光に包まれます。
脱出艇出現以降ローマイヤーさんとナナリーが同じフレームに入っていないのが囮作戦の証拠? 要するにロロが発見した脱出艇は囮であり、咲世子さんはロロと別ルートでナナリーを発見していたと。「ロロが脱出艇を発見」→「咲世子さんがナナリーを発見」という通信とカット割を組み合わせることでいかにも「ロロが発見した脱出艇に咲世子さんが強襲、そのままフレイヤで消滅」と勘違いさせたわけです。実際にはローマイヤーさんの乗った脱出艇にナナリーは乗っておらず、あの描写時点でナナリーたちは別の脱出艇に乗り既にフレイヤ範囲外へ脱出を済ませていたということなのでしょう。
どんな理屈でナナリー生還を理由付けるのか楽しみにしていただけにこの種明かしにはちょっと脱力。引田天功の脱出劇のほうがマシです。「フレイヤは爆発ではなく有効範囲内の物質を転送するシステムなので死ぬことはない」「フレイヤ発動前に映った皇帝によって助けられたに違いない」、挙句に「生還したナナリーはじつは影武者」「もしかしたらアーニャによる変装?」とあれこれ考えたのがあほらしくなるようなオチでありました。いつものことだけど。こんなのが通用するならばユフィもシャーリーもロロも死んだのは全部「影武者」ってことにして最終回で全員復活カーテンコールでもやっていただきたい。それくらいやってくれりゃ諦めも付く(笑
ともかくあのナナリーは正真正銘本物のナナリーのようです。しかしその言動はとてもナナリーとは思えないもの、シュナイゼル殿下に上手いこと言いくるめられた?という予想も斜め上の「ナナリーの本心」でした。確かにシュナイゼル殿下にとって都合のいい情報しか与えられていない様子ではありますがナナリーはもっと思慮深い子だと思っていたのに見ていて愕然です。挙句にはフレイヤの発射スイッチを預かってみたり、この時点では「預かるけれど絶対に撃たない」と思っていたのですが…。
そんなナナリーに対して取り乱すこともなく不敵に笑い、冷徹な仮面を被り続けたルルーシュ。手の震えが心中を表していましたね。無理をしているのが丸わかりですがその無理を通せるようになったのは大きな成長でしょう。しかもそれはその場のハッタリではなく「ナナリーだけを特別扱いできない」と覚悟を持った上での言葉でした。目の中で月面宙返りをされても痛くないほど溺愛していたナナリーよりも優先すべくゼロレクイエム、その行き着く先は未だ明らかにされませんが上手いこといくといいね。
シュナイゼル殿下の嘘に気付いたコーネリア殿下はタイマン勝負を仕掛けます。

ナナリーの出現にやはり凹んでいるルルーシュ。しかし凹みながらも決意は変えず、そんなルルーシュにスザクは気合を注入。まあこの辺は予告を見て予想できた流れです。ここではスザクの覚悟も表現されていました。しかしあれほど敵対していたはずの二人が固い絆で結ばれた経緯、要するに空白の一ヶ月はまさか説明されるんでしょうね?
ニーナは帝都を消失させたフレイヤのデータを聞いてびっくり、ようやくシュナイゼル殿下の腹黒さに気付いた様子です。研究段階で厚遇されていたのはフレイヤの技術が欲しかっただけでありニーナの人格には何の価値も無い。おそらくゼロへの憎しみすら利用されていたと悟ったか、ニーナは憎きゼロの元で必死に何かを研究しております。大方の予想は「アンチフレイヤ」の開発であり私も同意見ではありますがそれでは当たり前すぎて面白くないかもしれません。と、、ここでまた余計な予想をしてもおそらく大ハズレなのでもう無駄なことはやめよう(笑

シュナイゼル殿下とタイマン勝負のコーネリア殿下。ここでシュナイゼル殿下の目的が明らかになりました。地上300kmから全世界を監視し不穏な地域にはフレイヤを撃ち込んで粛清し天下統一を図ると。世界から争いを無くすための最適解らしいですがそれは押し付けの平和、力で押さえ込み恐怖を前提とした平和など何の価値もありません。彼はギアスによる統治を良しとしませんでしたがやっていることは同じでしょう。反抗する術を持たない者を相手に高みから超絶殺傷兵器をチラ付かせ「争いをやめろ」と言うのはギアスをかけるのと同じこと、それは偽りの平和です。
コーネリア殿下はそれを良しとせず反抗、すると有無を言わさず背後から銃殺ですよ。え? まさかこれで退場なの? 大丈夫大丈夫、撃たれたコーネリア殿下はきっと影武者で最終回あたりに突然復活しますよ。このまま死んで終了では彼女が無価値すぎ。そんなはずがあるわけない。
落ち込むルルーシュに対しC.C.は優しかったですね。
体に悪そうな紫ケチャップのホットドッグを食らいつつ研究を急ぐニーナ。何やら先週からニーナの作画が異常に良いような気がします。ここへ来てストーリーのキーマンに急浮上の彼女ですがまさかこの展開は予想できなかった。人類を生かすも殺すも彼女次第。

ピンクのランスロットはどうコメントしていいのやら…。まさかスザクがこれ乗んの?と思いましたけど正解はC.C.の機体のようです。ピンク好きだったのか(笑
さてここから在庫整理の如く忙しく死亡フラグを立てまくってます。ほぼ全員が忘れていたであろう星刻の喀血、彼の罹患設定はいったい何の意味があったのか? 中華vs騎士団の時はあまりに完璧すぎる星刻のウィークポイントとして描かれていたわけですが結局それもろくに生かせず、流れのままにシュナイゼル殿下の駒に成り下がり、この局面へ来て病死では星刻いいとこ無いですよ。ラクシャータさんと共に馬鹿な騎士団に活を入れる役だと思っていたのに残念。
長いこと引っ張った千葉ちゃん&藤堂もようやく決着→どちらか死亡ですか。流れ的に千葉ちゃんが死にそう。死ぬ前に戦闘服の下に隠れたダイナマイツバディを一度でいいから晒していただきたい。とりあえず戦闘前に風呂でも入るがいい(笑
ジノは結局スザク側には行かなかった。しかしこう言っては何だけどこのままだと彼も存在意義があまり無いキャラで終わりそう。最期に一花咲かせるか?

この人たちはもうどうでもよろしい。

というわけでシュナイゼル殿下と決着を付けるべく立ち上がったルルーシュ陛下であります。どこに立ってんだ(笑 立ち位置が微妙と思われたアーニャは普通にシュナイゼル殿下の元に。普通って言うなあ! いやきっと何かどんでん返しがあるはず(希望的推測。シュナイゼル殿下がアーニャに対し「記憶を戻す」とか何とか言っていたのが僅かな伏線?
超合集国最高評議会に集まっていた各国のお偉いさんを人質に仕立てたルルーシュでしたがシュナイゼル殿下には屁のつっぱりにもなりません。各国共代行を立てたので人質に意味は無い、と言われても星刻にとって天子さまの代わりはいないのでそれが突破口、駒からの離反スイッチとなりますか。この人質作戦をしてカレンは「そこまでするのか」とか嘆いてましたがそっちの親分は全人類を人質に取っているわけでそこんとこよろしく。
モニタのルルーシュを見るディードハルトの視線がナントモ微妙。わざとらしくシュナイゼル殿下を崇拝しているようにも見えますしこれは裏で繋がっているのか、はたまた何かのきっかけで発動するギアスでもかけてあるのか?

さてルルーシュ陛下vsシュナイゼル殿下の巨大なチェスが始まりました。押しては引き、引いては押す。派手なドンパチは無いけれども丁々発止の陣営せめぎ合いは結構見せます。なるほど彼ら二人の戦いを見せるには効果的ではありますがどのような陣形を取ろうとフレイヤ一発撃てばチェックとわかっているのでじれったさが先行してしまいます(笑。我慢しきれず飛び出したカレンはルルーシュを殺す気まんまん。

なかなか善戦する騎士団は斑鳩の大ハドロンを発射、そこでルルーシュの隠し玉が炸裂しました。富士山地下のサクラダイトを利用した一掃作戦はルルーシュの十八番である地形利用の手。爆発に巻き込まれた騎士団の兵は一気にLOST、これにてルルーシュのチェックと思われましたがシュナイゼル殿下はそこまで読んで逆にチェックをかけました。

思えば1期の23話は「血染めのユフィ」でした。優しい世界を作りたいユフィがギアスの力によってイレブンを虐殺、翻って2期23話ではやはり優しい世界を作りたいはずのナナリーがシュナイゼル殿下の提唱する「力による正義」を根拠に大量殺戮を行なってしまうわけです。
迷いもなくあっさりフレイヤの発射スイッチを押してしまったナナリー。いくらシュナイゼル殿下に吹き込まれていたとしてもナナリーの敵はルルーシュとスザクの二人だけのはず。その二人を討つためならフレイヤによる大量殺戮も辞さないってことですか。これはもうナナリーじゃありませんよ…。ニーナのようにフレイヤの威力がわかってない? いや帝都に落としたときの会話内容はフレイヤの威力を知っている様子でした。つまりここで撃ったら多くの人数を巻き込んでしまうことを承知しているはず。なので「知らずに撃って後からガクブル」って線は無し。
これがマインドコントロール無しの自由意志でスイッチを押したとすれば作品の根本を揺るがしてしまう話です。いったいどうなってんだ?
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ラストに向けていろいろ大忙しです。

冒頭にて咲世子さん生還。予告で見ていたとはいえナナリーと共に思いっきりフレイヤの光に包まれていたはずの咲世子さんが無事だったのは嬉しいような理不尽なような複雑な感覚であります。ナナリー生還も合わせて生還の種明かしですがこれがもう何と申しましょうか…、「じつは囮を使って脱出していた」とのことでありました。件のシーンを見返してみるとローマイヤーさんの乗った脱出艇をロロが発見し、その直後に咲世子さんが「総督を発見」と通信、スザクvsカレンの戦闘シーンの後に脱出艇を強襲した咲世子さんがナナリーを保護、そしてフレイヤが発動し咲世子さん&ナナリー→ローマイヤーさん→ナナリーの順で光に包まれます。
脱出艇出現以降ローマイヤーさんとナナリーが同じフレームに入っていないのが囮作戦の証拠? 要するにロロが発見した脱出艇は囮であり、咲世子さんはロロと別ルートでナナリーを発見していたと。「ロロが脱出艇を発見」→「咲世子さんがナナリーを発見」という通信とカット割を組み合わせることでいかにも「ロロが発見した脱出艇に咲世子さんが強襲、そのままフレイヤで消滅」と勘違いさせたわけです。実際にはローマイヤーさんの乗った脱出艇にナナリーは乗っておらず、あの描写時点でナナリーたちは別の脱出艇に乗り既にフレイヤ範囲外へ脱出を済ませていたということなのでしょう。
どんな理屈でナナリー生還を理由付けるのか楽しみにしていただけにこの種明かしにはちょっと脱力。引田天功の脱出劇のほうがマシです。「フレイヤは爆発ではなく有効範囲内の物質を転送するシステムなので死ぬことはない」「フレイヤ発動前に映った皇帝によって助けられたに違いない」、挙句に「生還したナナリーはじつは影武者」「もしかしたらアーニャによる変装?」とあれこれ考えたのがあほらしくなるようなオチでありました。いつものことだけど。こんなのが通用するならばユフィもシャーリーもロロも死んだのは全部「影武者」ってことにして最終回で全員復活カーテンコールでもやっていただきたい。それくらいやってくれりゃ諦めも付く(笑
ともかくあのナナリーは正真正銘本物のナナリーのようです。しかしその言動はとてもナナリーとは思えないもの、シュナイゼル殿下に上手いこと言いくるめられた?という予想も斜め上の「ナナリーの本心」でした。確かにシュナイゼル殿下にとって都合のいい情報しか与えられていない様子ではありますがナナリーはもっと思慮深い子だと思っていたのに見ていて愕然です。挙句にはフレイヤの発射スイッチを預かってみたり、この時点では「預かるけれど絶対に撃たない」と思っていたのですが…。
そんなナナリーに対して取り乱すこともなく不敵に笑い、冷徹な仮面を被り続けたルルーシュ。手の震えが心中を表していましたね。無理をしているのが丸わかりですがその無理を通せるようになったのは大きな成長でしょう。しかもそれはその場のハッタリではなく「ナナリーだけを特別扱いできない」と覚悟を持った上での言葉でした。目の中で月面宙返りをされても痛くないほど溺愛していたナナリーよりも優先すべくゼロレクイエム、その行き着く先は未だ明らかにされませんが上手いこといくといいね。
シュナイゼル殿下の嘘に気付いたコーネリア殿下はタイマン勝負を仕掛けます。

ナナリーの出現にやはり凹んでいるルルーシュ。しかし凹みながらも決意は変えず、そんなルルーシュにスザクは気合を注入。まあこの辺は予告を見て予想できた流れです。ここではスザクの覚悟も表現されていました。しかしあれほど敵対していたはずの二人が固い絆で結ばれた経緯、要するに空白の一ヶ月はまさか説明されるんでしょうね?
ニーナは帝都を消失させたフレイヤのデータを聞いてびっくり、ようやくシュナイゼル殿下の腹黒さに気付いた様子です。研究段階で厚遇されていたのはフレイヤの技術が欲しかっただけでありニーナの人格には何の価値も無い。おそらくゼロへの憎しみすら利用されていたと悟ったか、ニーナは憎きゼロの元で必死に何かを研究しております。大方の予想は「アンチフレイヤ」の開発であり私も同意見ではありますがそれでは当たり前すぎて面白くないかもしれません。と、、ここでまた余計な予想をしてもおそらく大ハズレなのでもう無駄なことはやめよう(笑

シュナイゼル殿下とタイマン勝負のコーネリア殿下。ここでシュナイゼル殿下の目的が明らかになりました。地上300kmから全世界を監視し不穏な地域にはフレイヤを撃ち込んで粛清し天下統一を図ると。世界から争いを無くすための最適解らしいですがそれは押し付けの平和、力で押さえ込み恐怖を前提とした平和など何の価値もありません。彼はギアスによる統治を良しとしませんでしたがやっていることは同じでしょう。反抗する術を持たない者を相手に高みから超絶殺傷兵器をチラ付かせ「争いをやめろ」と言うのはギアスをかけるのと同じこと、それは偽りの平和です。
コーネリア殿下はそれを良しとせず反抗、すると有無を言わさず背後から銃殺ですよ。え? まさかこれで退場なの? 大丈夫大丈夫、撃たれたコーネリア殿下はきっと影武者で最終回あたりに突然復活しますよ。このまま死んで終了では彼女が無価値すぎ。そんなはずがあるわけない。
落ち込むルルーシュに対しC.C.は優しかったですね。
体に悪そうな紫ケチャップのホットドッグを食らいつつ研究を急ぐニーナ。何やら先週からニーナの作画が異常に良いような気がします。ここへ来てストーリーのキーマンに急浮上の彼女ですがまさかこの展開は予想できなかった。人類を生かすも殺すも彼女次第。

ピンクのランスロットはどうコメントしていいのやら…。まさかスザクがこれ乗んの?と思いましたけど正解はC.C.の機体のようです。ピンク好きだったのか(笑
さてここから在庫整理の如く忙しく死亡フラグを立てまくってます。ほぼ全員が忘れていたであろう星刻の喀血、彼の罹患設定はいったい何の意味があったのか? 中華vs騎士団の時はあまりに完璧すぎる星刻のウィークポイントとして描かれていたわけですが結局それもろくに生かせず、流れのままにシュナイゼル殿下の駒に成り下がり、この局面へ来て病死では星刻いいとこ無いですよ。ラクシャータさんと共に馬鹿な騎士団に活を入れる役だと思っていたのに残念。
長いこと引っ張った千葉ちゃん&藤堂もようやく決着→どちらか死亡ですか。流れ的に千葉ちゃんが死にそう。死ぬ前に戦闘服の下に隠れたダイナマイツバディを一度でいいから晒していただきたい。とりあえず戦闘前に風呂でも入るがいい(笑
ジノは結局スザク側には行かなかった。しかしこう言っては何だけどこのままだと彼も存在意義があまり無いキャラで終わりそう。最期に一花咲かせるか?

この人たちはもうどうでもよろしい。

というわけでシュナイゼル殿下と決着を付けるべく立ち上がったルルーシュ陛下であります。どこに立ってんだ(笑 立ち位置が微妙と思われたアーニャは普通にシュナイゼル殿下の元に。普通って言うなあ! いやきっと何かどんでん返しがあるはず(希望的推測。シュナイゼル殿下がアーニャに対し「記憶を戻す」とか何とか言っていたのが僅かな伏線?
超合集国最高評議会に集まっていた各国のお偉いさんを人質に仕立てたルルーシュでしたがシュナイゼル殿下には屁のつっぱりにもなりません。各国共代行を立てたので人質に意味は無い、と言われても星刻にとって天子さまの代わりはいないのでそれが突破口、駒からの離反スイッチとなりますか。この人質作戦をしてカレンは「そこまでするのか」とか嘆いてましたがそっちの親分は全人類を人質に取っているわけでそこんとこよろしく。
モニタのルルーシュを見るディードハルトの視線がナントモ微妙。わざとらしくシュナイゼル殿下を崇拝しているようにも見えますしこれは裏で繋がっているのか、はたまた何かのきっかけで発動するギアスでもかけてあるのか?

さてルルーシュ陛下vsシュナイゼル殿下の巨大なチェスが始まりました。押しては引き、引いては押す。派手なドンパチは無いけれども丁々発止の陣営せめぎ合いは結構見せます。なるほど彼ら二人の戦いを見せるには効果的ではありますがどのような陣形を取ろうとフレイヤ一発撃てばチェックとわかっているのでじれったさが先行してしまいます(笑。我慢しきれず飛び出したカレンはルルーシュを殺す気まんまん。

なかなか善戦する騎士団は斑鳩の大ハドロンを発射、そこでルルーシュの隠し玉が炸裂しました。富士山地下のサクラダイトを利用した一掃作戦はルルーシュの十八番である地形利用の手。爆発に巻き込まれた騎士団の兵は一気にLOST、これにてルルーシュのチェックと思われましたがシュナイゼル殿下はそこまで読んで逆にチェックをかけました。

思えば1期の23話は「血染めのユフィ」でした。優しい世界を作りたいユフィがギアスの力によってイレブンを虐殺、翻って2期23話ではやはり優しい世界を作りたいはずのナナリーがシュナイゼル殿下の提唱する「力による正義」を根拠に大量殺戮を行なってしまうわけです。
迷いもなくあっさりフレイヤの発射スイッチを押してしまったナナリー。いくらシュナイゼル殿下に吹き込まれていたとしてもナナリーの敵はルルーシュとスザクの二人だけのはず。その二人を討つためならフレイヤによる大量殺戮も辞さないってことですか。これはもうナナリーじゃありませんよ…。ニーナのようにフレイヤの威力がわかってない? いや帝都に落としたときの会話内容はフレイヤの威力を知っている様子でした。つまりここで撃ったら多くの人数を巻き込んでしまうことを承知しているはず。なので「知らずに撃って後からガクブル」って線は無し。
これがマインドコントロール無しの自由意志でスイッチを押したとすれば作品の根本を揺るがしてしまう話です。いったいどうなってんだ?
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