2015-10-09(Fri)

アイカツ! #154 ジャガイモをマイクにもちかえて

本当のアイドルになりたい! 

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一緒なら大丈夫。どこまでも行ける。

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「なまら凄いな、アイドルって」
「いっつも落ち着いてるリサっぺをこんなにドキドキさせちゃうんだもん」

Luminasとの触れ合い&ライブ観戦を経て「本物のアイドル」への憧れに火が着いたリサ、その様子にシンクロして盛り上がるのの。ツアーグッズを景気よく買い込んだ(笑)二人は戦利品を前にアイドルの力を再認識し、ツアーパンフを眺めながら漠然と「なりたい」と思っていた事へ具体的な道筋を見つけます。てっきりあかりたちから(スタライへの)お誘いが掛かると思っていましたがこの子たちは「自分」で道を見つけたんですね。何だかこのワンカットだけで画面が滲みそう。

「大空ぉ天気、イン北海道!」

Aパート早々の大空ぉ天気 イン北海道。考えてみれば北海道にだってTV局はあるわけで、懸念(?)だった「大空ぉ天気」はロケ班を連れて回らずともご当地局から中継すればいいんですよね。なるほど。確かに先のツアー案にて会場候補だった札幌・東京・名古屋・大阪・福岡はリアルでのTXN系列局がある都市で、TVせとうち(岡山・香川)を飛ばす代わりに沖縄を入れて話の幅を広げる作戦か。

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さて件の二人はいつもの納屋で「ジャガカツ!」「イモカツ!」「にゃんぱす!(違」と仕事を片付け、今回はリサの部屋にて仕事後のリラックスタイムへ。大地家と比べてこぢんまりした家は家業の違いを思わせ、本がたくさんある落ち着いた部屋からリサの性格が見て取れます。ここでリサはスタライの資料を示し、オーディションや上京(入寮)などアイドルになるための具体的な方法を自力で調べて両親への説得に備えていました。リサの本気度(覚悟)と真面目さがよく判るヒトコマです。一方ののは軽~く「私もう言っちゃった」と――

「私、アイドルになる!」
「あら、いいじゃない?」

本人たちが自覚したとおりの本気にされなさに笑った。そんなリアクションに苦笑いしながら夢の実現のためにはきちんと話さなければならない事も判っていて…慎重路線で着実に足場を固めるリサに対してののは「何て言うか決めた」と思い切りの良さが光ってます(笑

「大丈夫! リサっぺと一緒だから!」

アイドルそのものについて、オーディションについて、果ては入寮後の生活まで全て「リサっぺと一緒だから!」と笑顔で貫くのの。これは単なる依存ではなく「リサと一緒なら大丈夫」という意識の表れでしょう。どんだけリサが好きなのか(笑。やんちゃ娘を諫める母親&見守る父親&興味が無い弟(笑)の図も良かった。一方リサも両親に話を始め、こちらはこちらで短いやり取りにきちんとした親子関係が見られて良し良し。

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明けて翌朝のチャリ通シーンはいかにも田舎の中学生っぽく、スタライ制服の華やかさに比べて超地味な制服&膝丈スカートが目を引きます。これでヘルメット+下ジャージだったらカンペキだったのに(笑。今回ののが自転車の左側に立っていて一安心(前回は右側に立っていて気になっていた)。そこからのチャリ通シーンは二人のペダリングの違いが妙にリアルで感心。芸コマすぎる。

「やっぱりそう簡単にオーケーしてもらえないよね」
「私ももっとちゃんと話して判ってもらわなきゃ」
「よし、やろう! 歌と踊りの練習も!」
「説得もお手伝いも全部!」

最初はリサの熱意に追従していた形のののでしたが、この辺りから思いの加速を始め、自転車の並びと同じくアイカツへの道もののがリードし始めます。などとこういう二人の関係性も今後の見どころになりそう。

夢を叶えるため歌に踊りにお手伝いに頑張り始めた二人。カラオケでの練習や納屋でのダンスレッスンは第1話にて編入試験に備えるいちご&姐さんに重なって思わず頬が緩みます。思えば本作第1話の放送日は2012年10月8日、つまりジャスト3年後に同じ道を辿るエピソードが巡ってきたのですね。当時をオンタイムで見ていた私としてはナントモ感慨深い描写でした。ともあれこの一連は私服と野良着と制服のコントラストが彼女たちの人と形をさりげなく映し出して良し良し。ああダサ制服かわいい。それはそうとののリサの私服が色気を放散しすぎていて困った(困らない。部屋着のミニスカから後のライブも含めての脚線アピールはさすが業界きっての脚アニメであります(そういう所ばかり見ない

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「遊びじゃなくて本当にアイドルになりたいんです」
「リサが自分から何かやりたいって言うなんてあの時みたい」
「歌を習いたいって言った時、ののっちと一緒にね」

その後 母親同士の連携から二家族合同での話し合いが設けられます。ゲームのふりして聞き耳を立てている弟くんがいい味(笑。ここでリサはド直球のアツい思いをぶつけ、対するお母さんはリサの真剣な気持ちをきちんと受け止め、また過去の事例から「リサとののの関係性」を補強。ののが「リサと一緒だから大丈夫」と言ったと同じくリサも「ののと一緒」である事に大きな意味を持っているのですね。そんなこんなで両親からオーケーをもらっていざオーディションへ! 夢と希望を抱いて旅立つ二人と見送る家族、そんな門出シーンは何だかじんわり来ちゃいます。

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Bパートは無事スタライに到着したののリサから。校門前で記念写真を撮り、中へ入るとアイドルの園らしい華やかさにテンション上げ上げ…これまたいちご&姐さんの初登校の時を思い出します。懐かしい。ってな二人を熱烈歓迎するツアーガイドがアツく登場。

「あなたたち、スターライト学園へようこそ!」
「あーっ! 紅林珠璃!」「…さん!」

芸能人を思わず呼び捨てるのの、慌ててさん付けするリサ。初対面でのお約束をきっちり押さえていますね。一方ファイルを投げ上げて三段キメの後シュタっとキャッチする珠璃もいい味出しすぎ、というかいきなり珠璃の洗礼はハードル高くね?(笑。ここから暫しツアーガイド珠璃による学園内の案内、のテイで今期から見始めたお友達への説明か。そんなこんなで学園を一回りすると寮の一室に案内され…上京受験の前乗りは判るとして、校内ツアーやら寮での宿泊やら今回の編入試験は妙に待遇が良いなあ。千人単位が押し寄せる編入試験のはずがののリサ以外の受験生が全く描かれなかったのも不思議っちゃ不思議でした。まあしきりに「オーディション」と言っていたのでいちごたちが受けた編入試験と別枠(別システム)の選抜試験なのかも?

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アイカラの販促をチラリと入れて寮部屋でのひとときを暫し。なるほど特訓のカラオケやアイカラの曲目にて今回のライブ曲(オーディション曲)が示されていたのだなあ。一方ののはカードバインダーを広げてオーディション用のドレスをキャッキャと選び「Dolly devil」に目を止めるも、堅実一路のリサは「私たちには派手?」と及び腰で、さらにはオーディションステージへの不安も口にし始めます。

ってなトコへLuminasのみなさんが登場。やはりLuminasツアーは出掛けっぱなしではなく地方ライブ開催時以外はスタライに戻る方式でした。現実の全国ツアーもこんな感じですし、この方式ならツアーと学園のお話を両立できるけれど…大空ぉ天気の後の車中にて「次の街に出発!」と気勢を上げた次の出番がスタライ寮ってのはどうなのか(笑

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「アイドルの部屋だ~!」
「アイドルのお茶だ~!」

あかりの部屋へ通されて素直に感激するののかわいい(笑。そして来るオーディションへの緊張・不安を伝えるとあかり先輩は自分の経験やスターミヤ先輩の話を交えながら「大丈夫、変われるから」と励まし…あかりも立派になったものよのう(お父さんの気持ち。そもそも地方でアイドルごっこをしていた二人が現実のアイドルに挑戦する気になった、これだけで大きな変化であり――

「もっと変われるかも」

あかりの話に目を輝かせた二人は部屋に戻ると自分たちの変化の原点を確かめます。それは小さい頃に体験した「一緒に歌う楽しさ」と「もっと上手くなりたい」という思いを持った時で、つまり幼いながら人前で歌う事の意味=見てくれる人をいかに楽しませられるか?を意識し始め、それこそが二人の変化の原点となった。傍目には「アイドルごっこ」なれど本人たちの意識としては既に「遊び」ではなかった。だからこの大一番でもう一段変わりたい、田舎のアイドルごっこからもう一段の高みへ…という意識変化の象徴が「自分たちには派手すぎる」とした「Dolly devil」への挑戦なのですね。綺麗に繋がった。

スターミヤ先輩のエピソードに絡めた「おしゃもじをマイクに」→「ジャガイモをマイクに」の流れもベタながら良い感じ。というかオーディションに至るまでの超王道な流れからして登場二話目にも関わらずののリサの主役オーラがハンパありません。特殊なキャラ(笑)でもないのにこれほどのキャラ立て=個性が見えるのは素直に上手いと思います。

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ののは「ベイビーデビルコーデ」、リサは「シークレットデビルコーデ」にコーデチェンジしてオーディションライブが始まります。やばいコーデチェンジのキメからして二人ともかわいすぎる。イモっぽい制服(笑)からのコーデチェンジってのも華やかさをブーストしていた感じ。そして始まった曲は新ED「lucky train!」が早々に登場、先週聴いた時点で早くライブで見たい!と思っていましたがさっそく実現してしまうとは。しかもののリサが醸し出す健康セクシーな雰囲気と曲調が見事にマッチし、私的に期待以上のライブステージとなりました。さすが小さい頃から一緒に歌っていただけあって息もぴったり、EDと違いキャラどおりの二人ボーカル(みほ・ななせ)もいい感じ…みほさんは珠璃担当、ななせさんは凛担当なのでクール系の楽曲と相性が良いのかも? ソウルフルなメロに激しすぎない振り付け+アダルティなコーデが良いバランスだったと思います。ヒョウ柄の柱もそれっぽい。

初体験のアイカツステージに一瞬戸惑う表情を見せ、しかし次の瞬間「一緒だから大丈夫」「がんばろう!」と言わんばかりに視線を送り合う繊細な描写にいきなりニヤマリが止まらず。曲中も幾度となく視線を交わして互いの意識を表現、歌詞に合わせた表情付けも細かく描かれています。初ステージなのにウインクしまくっちゃったり、さすが人前で歌う事に慣れてる二人は堂々としたもの(笑。サビ入りで発動したアイドルオーラはビギナーらしく、フェブリスメーターの上がり方も結構リアル? とはいえ編入オーディションライブでこれほどのパフォーマンスとはアイカツ業界の底上げを感じさせます。今となってはあかりみたいな子は入って来られんだろうな(笑

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「オーディションは……二人とも合格よ」

もちろん(?)合格した二人は学園マザー直々にアイカツフォンルックを戴き…プロフィール公開やスケジュール管理など説明する先生二人が通販番組の人みたいでちょっと笑った。続いて各々スクールドレスを戴き、のの&リサのアツいアイドルカツドウが始まります! ぴろりーん☆

さて予告窓によれば次回からさっそくスタライでのレッスン開始? あかりたちも普通にスタライにいるので予想よりツアー描写は少ないかも。いやそれはそれで構わない(むしろ歓迎)ですが、あまりスタライに常駐してると3rdシーズンの締めを「全国ツアー出発!」で飾った意味が薄れてしまうような。何せ絵面的には数週に一度地方に出掛けるだけなので、言ってしまえば通常の仕事描写と大差ない(ツアーを銘打つ意味がない)んですね。西日本方面は会場が多いので描き方が変わるかも?

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今回のアイキャッチはののバージョンでした。B頭はスクールドレスがお約束なのになぜ?

         

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アイカツ!「第154話 ジャガイモをマイクにもちかえて」

アイカツ!「第154話 ジャガイモをマイクにもちかえて」に関するアニログです。

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No title

美月ユリカ・美月蘭と新旧トライスターを思わせる髪型をした2人の初ステージ。プロアイドル歴は短くてもアイドル歴は長い2人はさすが息ぴったりでした。超遠距離自転車通学で鍛えた脚力と雪道で身につけたバランスの良さからくるキレも見事でしたし、初ステージでスペシャルアピールに挑戦し成功させた度胸と地力もすばらしかったです。東京駅よりも上野駅が似合うといった印象の2人ですが、曲中盤からの尋常ではないフェブリスメーターの伸びが穏やかじゃありません。

ステージの音楽も良かったですね。80年代のサンライズの時代におけるサンライズの音楽という感じで耳に心地よいです。ロボットアニメのように宇宙空間から見る地球から始まった4年目アイカツ!非常に楽しみです。

踏み出す一歩は小さくとも偉大

道産子コンビが挑戦する、「ごっこ」に留まらない本当のアイドル活動。
故郷の人たちとの交流も交えて、新たなsっ役への道へ躍り出る。
二人のスクールドレスもそのうち公開されるはず。

No title

故郷からの上京の描写がよかったですね。いかにも日本の田舎という感じの日常に、電車のシーンでちょっとウルッと来てしまった。みんな自宅が近いからか、上京アイドルって何気にアイカツにいなかったんだよなあ。というか、上京自体がそもそもあまりアニメでお目にかかる素材ではないような。ふつうだと進研○ミレベルで済まされがちな親の説得とかも、かなりリアルだったし、説得描写を通じて二人の素直さとまじめさが感じられてよかったです。(スターライトの編入試験の制度に一抹の謎が残りますが・・・笑)

珠璃はやっぱり可愛いなあ!今期の扱いが不安でしたが、今回の描写はスタッフからの「今期も安心」というメッセージとして解釈しておきたい。ルミナスの三人も悪くないのですが、三人だけだとやはりどうもアツさに欠けるというか・・・笑

れすれす

>ぼらさん
とりあえずチャリ通とジャガカツで鍛えた体力に不安は無さそう。堂々とした初ステージからしてメンタル面も大丈夫そうですが…ホームシックにかかって枕を濡らすようなシーンも見てみたかったり(笑。「lucky train!」は私的に大ヒット中。フルバージョンを早く聴きたい!

>オルタフォースさん
初ステージのブランドドレスはそのまま支給されたのか、それともオーディション後返却したのか? もし支給されたのならスクールドレスを着る機会が作りにくそう。珠璃のスクールドレスも登場までかなり掛かりましたから。

>tamanoさん
そういえばこれまでメインの子たちは(描かれた範囲では)みんな実家が近いんですよね。十分通学範囲だけれど管理上全寮制にしている感じ。実家から通えずに入寮してる子はかえでくらい?(笑。サブキャラ中に地方出身者がいればそれに絡めてツアー先のエピソードも組めそうですが、そういう仕込みが無かったのは惜しかった…あかりの父ちゃん辺りを急遽福岡出身にでもしましょうか(無茶振り。珠璃はもう「いる」だけで面白い子になってしまいましたね(笑。次回もスタライが舞台のようで、4thは出先メインと思いきや結構普通に進行しそう?

No title

新シリーズ頭ということでその世界観の説明や販促が目立つ回でしたが、その一方で1話を彷彿とさせるようなカットも多々あり、いつも以上にアイカツらしさを感じました。

ののリサはなまらめんこいですね。キャラも立ってましたが、両親への報告はそれ以上にキャラの個性が出てたような気がします。
DDのドレスを着せる動機付けも十分でした。

新ステージのlucky train!は、まだオーラなど新米アイドルであるぎこちなさが垣間見えていい感じです。曲もいいですが振付も簡潔ながら印象的で謎の中毒感が。
ステージに登場した時の表情の変化など芸が細かすぎて感服します。

2人のアイカツを暖かく見守っていきたいですね。
余談ですが、珠璃がいつも通りで安心しました(笑)

れすれす

>Makiさん
2話かけて作品の設定説明から新キャラ登場→参戦まできっちり見せた作りは新シリーズの導入としてかなり親切丁寧だったと思います。そういうチュートリアル的な部分は放送初期を思い起こさせ、何というか全体にほっこり気分で見られました。新キャラ・ののリサは予想以上になまらめんこく、ステージで見せたポテンシャルも相まって、4thシーズンの今後が楽しみでたまりません。三人娘の留守を守る珠璃アスシーザーサラダ…もはや「いる」だけで面白い存在に(笑
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