2015-11-03(Tue)
プリパラ #69 あぶないプリパラポリス最前線にほえろ
怪盗ジーニアスを捕まえる!

盗まれたコーデと心を取り戻す!

アバン冒頭はこれまでのグランプリシリーズ戦歴かららぁらの力を意識し始めるプリンス様から。放り込んだBAKA箱からフィギュアを取り出して一孝、そのフィギュアを不安定な箱の縁へ立てるのは当落の際という意味かな? 続くカットはいきなりSoLaMi SMILEのライブシーン、なるほど毎回のストーリーと別のトコでも日常的にライブカツドウをしているようです。
「真中らぁら、皆が絶望しない理由は君なのか?」
そのライブを眺めつつ呟くジーニアス。着実に天才チーム入りのフラグを立ててる? ってなトコで客に気付かれて会場は一転大騒ぎ、しかし慌てず騒がずミラーボールからカサブランカの花を散らしてサッサと逃げてしまいます。っていうかジーニアスってば普通にプリパラに潜入してるけどめが兄ぃさんも警備員も何やってんの?(笑。大騒ぎの客の中には例によって黄色い声を上げる者もいて、着実にプリパラ客のココロを掴んで(盗んで)いるのも判ります。
「また現れたぷり!」
「働き者さんね」
「怪盗ジーニアス、絶対に捕まえてみせる! かしこまっ!」
ジーニアス出没に対する三者三様のリアクションがまた。そふぃは相変わらずマイペースだなあ。そして「かしこま」の使い方が最近よく判らなくなってきた。

そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました。
「近頃、プリパラタウンの通りという通り、店という店では、ふたり以上の女の子が顔をあわせさせすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪盗ジーニアスの噂をしています」
サブタイ明けのAパート冒頭のらぁらのナレーションが既視感というか既聴感アリアリで何だっけ? と5秒くらい考えたら「怪人二十面相」の書き出しマンマと気付いて笑った。いやはや懐かしい。
そんなナレからパッと映ったプリパラタウンはジーニアス様(笑)に熱を上げる女子がわらわら、プリパラ客のココロを順調に盗んでいってます。プリパラの根底を揺るがす危機だってのにそれがイケメンの仕業と知るとこの様子、まったく女の子ってば呑気なものです(偏見
「プリパラポリスとしてなんとかしな伊藤若冲!」
ジーニアスを想うばかりにハートを浮かべてふよふよしている女の子たちを見たあじみ先生はその侵攻に危機感を高め、ジーニアスの逮捕と女の子のココロ奪還を強く誓う!…けれど実際どうしたらいいのか判らない(笑。ってなトコでお約束の回し車がカラカラと現れ、お約束の瞳スパーク!から浮かんだアイデアは「プリパラポリスを増やすダ・ヴィンチ!」。
というわけでポリスコーデへコーデチェンジのカットが入り、OPどおりらぁら・ドロシー・みかんがプリパラポリスとなってジーニアスを追うことに。何これ何? 何の前振りも脈絡もなくこの三人がポリスになっちゃう? あじみ先生は例によって訳の判らない供述を繰り返し、らぁらもドロシーも意味が判らず唖然ボーゼン…の中でみかんだけは意を汲んでる辺り、さすが普段からあろま語の翻訳を務めているだけの事はある?

どう見ても大人の事情的な、各キャラの意向を完全無視した唐突なチーム結成について一応選抜理由の説明をチラリ。
「らぁらちゃんは『怪盗ジーニアスが出たかしこま~かしこま~』と怪盗ジーニアスが現れたら大きな声でみんなに知らせることができるダ・ヴィンチ」
「みかんちゃんは運動神経抜群。怪盗ジーニアスをどこまでも追いかける才能を持っているダ・ヴィンチ」
そういやらぁらの大声設定ってあったなあ(懐。勢い余って追い抜いちゃうみかんはお約束。そしてドロシーの選抜理由はもちろん溢れ出る魅力で怪盗ジーニアスを虜にしちゃって…ではなく。
「ズケズケ情け容赦無く尋問する才能があるイメージダ・ヴィンチ」
マシンガンの如く詰め寄り謝罪を要求するドロシーが極めて自然で素晴らしい。対して激しい尋問にただただ俯き冷や汗をかくジーニアスが気の毒になってきます(笑。その扱いにズケズケと文句を言うドロシー、しかし人の話など全く聞かないあじみ先生には暖簾に腕押しであります。
「変わった語尾付ければそれで面白いとか想ってない?」
「ぷり?」
「今、何か、ものすごく失礼なことを言われた気がするぷり」
あじみ先生への文句を叫ぶドロシーに超反応のみれぃ。このカットはタイミングがズバリハマって思わず笑った。というかいつの間にかみれぃ&あろまがペアでレッスンを続けていて、こちらはこちらでフラグを立ててる感じ。


「プリパラポリスアカデミー開校ダ・ヴィンチ!」
一方ポリスチームはドロシーをモデルにお絵描き描き描き。まあ美術教師らしい訓練メニューですが似顔絵の練習から始めるってのも新しいな。「滲み出す色気」と聞いたらぁらはキャンバスに水をぶっかけ、お腹が空いたみかんは消しパンをかじり、燃料補給をしたトコで今度はみんなで走って体力増強! 無茶なペースに呆れつつ、超速ハム警部の回し車に気を取られたドロシーは思いっきりコケてしまって膝をすりむいてしまいます。あらら。
「こんな事もアルチンボルド!」
サッと駆け寄ってきたあじみ先生は満面笑顔でポチッとな。するとナースコーデに身を包んだレオナ・ふわり・そふぃが現れ…こっちもこっちでなぜこの三人なのか?よう判らんまま定着しちゃってます。システムが勝手に組んでしまうドリームチームはともかく、システムが介入しない三人チームまでこの調子だと、本作に於ける「チーム」とは何ぞや?と思わなくなくも(略
「ドロシーこれで大丈夫だよ。も…問題ナイチンゲール」
「それ誰かに言わされてるの?」
OPの雰囲気からしてナースvsポリスは対立チームかと思いきや、レオナのセリフを聞く限りナースチームもあじみ先生の主導っぽく、そんな流れから今回ラストカットでもがっちり共闘を示していて、つまりこの3vs3の今後の扱いが読めない。その後そふぃの「痛いの痛いの飛んでいけ~」、さらにふわりのヤギミルク、さらにさらにナースコスのチアガールというカオス空間を過ぎると、今度はヒマワリの種を貪り食う集団が描かれ――

「今度こそ! 今度こそみれぃが鐘を打ち鳴らすぷり!」
「悪魔としていつも以上に地獄巡りである」
「全力で頑張るぷり!」
本編メイン組がそんなん遊んでいる一方であろま&みれぃはリベンジを狙って地道にレッスンを重ねているのでした。普通のことやってるだけなのにこちら二人の好感度がガンガン上がってます。

CM明けてBパートはポリス&ナースチームがステージに勢揃いして怪盗逮捕を宣言からポリスチームのライブが始まります。曲は新曲「ぱぴぷぺ☆POLICE!」…もう曲名からしてプリパラ2ndシーズンのスタンスを表しているような感じなれど、いざ始まったライブ映像は脱力気味の曲名に反してカッと目を見開くほどの出来映えでありました。
シルエット気味に浮かぶ引きアングルからアップの三人がパッパッパとカットイン、その直後に斜め気味の回り込みでウインク×3、そして「悪い奴は誰だドコだ、ダレDa Da Da Da」の歌詞に合わせて射撃アクション→三人ジャンプで照明オン!の流れに一瞬でさぶいぼが立ち、その後の全員バラけたフォーメーションアクションで思わず声が出た。続く振り付けもいつものようなコピーモーションではなく三人別々に動いてる! 何これ今までとレベルが違う?
演出的にも斜めアングル・ズーム・俯瞰回り込みをタイミング良く駆使してボーカルを際立たせ、また要所要所にキャッチーなカットを入れて視線を釘付けにするこの手法は、古くからこのシリーズを見続けている者にとってどことなく覚えがある…EDロールで確認するとやはり今回ライブ演出に京極氏が入っていました。ドロシーのアップからカメラが引いてらぁらがフレームイン→脚のアップ、そこからサビ入りまでの細かいカット割りなど思いっきりラブライブっぽくてちょっと笑ってしまった。

今回はメイキングドラマも一味違う、どころか二味も三味も違う? 怪盗を追う三者三様のアクションは各々の表情も思いっきり描かれています。特にワッパ構えるらぁらの表情とか目を疑った。これまでもドラマパートではライブ振り付けと違ったアクションや表情描写が見られましたが今回ほどカトゥーンライクな描写は無かったような気がする。あまりの凄さに思わずポカーン。ううむ、プリティーリズムの頃から業界をリードし続けてきた3DCGライブもついにここまで進化したのか。

そのライブにもジーニアスが来ていて、気付いたハム部長の一閃からあじみ先生の号令で捕り物スタート! スパイダーマンの如く空中を駆けるジーニアス、追うプリパラポリス。先の評判どおり運動能力にモノを言わせて一気に追い付き手を伸ばしたみかんは、しかし食べ物に釣られてあっさり墜落(笑。ここでドロシーは痛めた足をさらに痛めて脱落、ってなトコへ追い付いてきたあじみ先生が加わってジーニアスを追え! そこから三方の分かれ道にて手分けをすればもちろんらぁらが当たりクジを引いて、というか誘われるようにジーニアスが待つ赤の部屋に入ってご対面。
「カサブランカの花言葉は威厳 高貴 そして大いなる愛。私のためにあるような花さ」
「はぁ…」
「ようこそ私の秘密の場所、赤の部屋へ」
「あっ、お邪魔します。プリパラにこんな部屋があったんですね」
「君と少し話がしたくてね」
「え、お話? 何ですか? じゃなくて!」
いざ対面したらぁらが普通のやり取りしてて笑った。そして我に返ったらぁらは代紋を構えてプリパラポリスの名乗りダ・ヴィンチ! の次の瞬間お約束どおりカップを落とすジーニアスに腹を抱えた。これは美味しかった(笑。
「私を恐れないのか?」
「ちょっとは怖いけど…大好きなものを守りたい!」
「恐れを忘れるほど好きなのか?」
「大好き!」
「ほぉ…」
らぁらの真剣な表情と強い言葉に息を呑むジーニアス。そしてワッパを掛けんと迫るらぁらをひらりとかわし、華麗な着地をキメると振り返りざまにヒトコト。
「真中らぁら。君はひょっとしたら資格があるかもしれない」
これにてフラグ立て完了? まあメインヒロインとして当然ちゃ当然だけれど、やはりらぁらはプリンス様率いる天才チームに加わる事になるのか。この流れからウインタードリームでまた勝ってしまったらいくら何でも優遇が極端すぎてシラけてしまいそう。

ってなトコへ飛び込んできたハム部長の種乱射(笑)に続いてゾロゾロとやってきたみなさん。ヤギさんズまできちんと付いてきてる! と思ったら、逆にヤギさんの導きによってここまで来たのね。というか穴が開いた袋からこぼれたヒマワリの種を追ってなんて古典的すぎる(笑。眼前のジーニアスに迫りつつ、ヒマワリの種をむさぼり食う連中を蹴散らすツッコミ四天王、続くお小言にてみれぃの「ぷり」にそしてあじみ先生の「ダ・ヴィンチ」に吐き気を催すジーニアス…そんなにダメなのか? いったい何がそこまで? そろそろヒントくらいほしいトコです。
語尾攻撃にやられたジーニアスは速攻で退散し、例によってみなさん揃って地下鉄乗り場へドタバタと追うけれど、例によってジーニアスは途中で姿をくらまし追跡終了。そろそろ謎のエレベータに気付いて!(笑。そういやシアターへの地下鉄は「プリレール」って言うのね。
「そろそろ心を盗みに行く時だ」
夕暮れの川沿いでポリス&ナースチームがジーニアス逮捕を誓う頃、プリンス様は不安定に立つらぁらのフィギュアを突きつつ次のターゲットをロックオン。次回ついにファルルに魔の手が伸びる? しかしそれはそれとしてシオンとそふぃのココロをどう盗むつもりなのだろう。
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アバン冒頭はこれまでのグランプリシリーズ戦歴かららぁらの力を意識し始めるプリンス様から。放り込んだBAKA箱からフィギュアを取り出して一孝、そのフィギュアを不安定な箱の縁へ立てるのは当落の際という意味かな? 続くカットはいきなりSoLaMi SMILEのライブシーン、なるほど毎回のストーリーと別のトコでも日常的にライブカツドウをしているようです。
「真中らぁら、皆が絶望しない理由は君なのか?」
そのライブを眺めつつ呟くジーニアス。着実に天才チーム入りのフラグを立ててる? ってなトコで客に気付かれて会場は一転大騒ぎ、しかし慌てず騒がずミラーボールからカサブランカの花を散らしてサッサと逃げてしまいます。っていうかジーニアスってば普通にプリパラに潜入してるけどめが兄ぃさんも警備員も何やってんの?(笑。大騒ぎの客の中には例によって黄色い声を上げる者もいて、着実にプリパラ客のココロを掴んで(盗んで)いるのも判ります。
「また現れたぷり!」
「働き者さんね」
「怪盗ジーニアス、絶対に捕まえてみせる! かしこまっ!」
ジーニアス出没に対する三者三様のリアクションがまた。そふぃは相変わらずマイペースだなあ。そして「かしこま」の使い方が最近よく判らなくなってきた。

そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました。
「近頃、プリパラタウンの通りという通り、店という店では、ふたり以上の女の子が顔をあわせさせすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪盗ジーニアスの噂をしています」
サブタイ明けのAパート冒頭のらぁらのナレーションが既視感というか既聴感アリアリで何だっけ? と5秒くらい考えたら「怪人二十面相」の書き出しマンマと気付いて笑った。いやはや懐かしい。
そんなナレからパッと映ったプリパラタウンはジーニアス様(笑)に熱を上げる女子がわらわら、プリパラ客のココロを順調に盗んでいってます。プリパラの根底を揺るがす危機だってのにそれがイケメンの仕業と知るとこの様子、まったく女の子ってば呑気なものです(偏見
「プリパラポリスとしてなんとかしな伊藤若冲!」
ジーニアスを想うばかりにハートを浮かべてふよふよしている女の子たちを見たあじみ先生はその侵攻に危機感を高め、ジーニアスの逮捕と女の子のココロ奪還を強く誓う!…けれど実際どうしたらいいのか判らない(笑。ってなトコでお約束の回し車がカラカラと現れ、お約束の瞳スパーク!から浮かんだアイデアは「プリパラポリスを増やすダ・ヴィンチ!」。
というわけでポリスコーデへコーデチェンジのカットが入り、OPどおりらぁら・ドロシー・みかんがプリパラポリスとなってジーニアスを追うことに。何これ何? 何の前振りも脈絡もなくこの三人がポリスになっちゃう? あじみ先生は例によって訳の判らない供述を繰り返し、らぁらもドロシーも意味が判らず唖然ボーゼン…の中でみかんだけは意を汲んでる辺り、さすが普段からあろま語の翻訳を務めているだけの事はある?

どう見ても大人の事情的な、各キャラの意向を完全無視した唐突なチーム結成について一応選抜理由の説明をチラリ。
「らぁらちゃんは『怪盗ジーニアスが出たかしこま~かしこま~』と怪盗ジーニアスが現れたら大きな声でみんなに知らせることができるダ・ヴィンチ」
「みかんちゃんは運動神経抜群。怪盗ジーニアスをどこまでも追いかける才能を持っているダ・ヴィンチ」
そういやらぁらの大声設定ってあったなあ(懐。勢い余って追い抜いちゃうみかんはお約束。そしてドロシーの選抜理由はもちろん溢れ出る魅力で怪盗ジーニアスを虜にしちゃって…ではなく。
「ズケズケ情け容赦無く尋問する才能があるイメージダ・ヴィンチ」
マシンガンの如く詰め寄り謝罪を要求するドロシーが極めて自然で素晴らしい。対して激しい尋問にただただ俯き冷や汗をかくジーニアスが気の毒になってきます(笑。その扱いにズケズケと文句を言うドロシー、しかし人の話など全く聞かないあじみ先生には暖簾に腕押しであります。
「変わった語尾付ければそれで面白いとか想ってない?」
「ぷり?」
「今、何か、ものすごく失礼なことを言われた気がするぷり」
あじみ先生への文句を叫ぶドロシーに超反応のみれぃ。このカットはタイミングがズバリハマって思わず笑った。というかいつの間にかみれぃ&あろまがペアでレッスンを続けていて、こちらはこちらでフラグを立ててる感じ。


「プリパラポリスアカデミー開校ダ・ヴィンチ!」
一方ポリスチームはドロシーをモデルにお絵描き描き描き。まあ美術教師らしい訓練メニューですが似顔絵の練習から始めるってのも新しいな。「滲み出す色気」と聞いたらぁらはキャンバスに水をぶっかけ、お腹が空いたみかんは消しパンをかじり、燃料補給をしたトコで今度はみんなで走って体力増強! 無茶なペースに呆れつつ、超速ハム警部の回し車に気を取られたドロシーは思いっきりコケてしまって膝をすりむいてしまいます。あらら。
「こんな事もアルチンボルド!」
サッと駆け寄ってきたあじみ先生は満面笑顔でポチッとな。するとナースコーデに身を包んだレオナ・ふわり・そふぃが現れ…こっちもこっちでなぜこの三人なのか?よう判らんまま定着しちゃってます。システムが勝手に組んでしまうドリームチームはともかく、システムが介入しない三人チームまでこの調子だと、本作に於ける「チーム」とは何ぞや?と思わなくなくも(略
「ドロシーこれで大丈夫だよ。も…問題ナイチンゲール」
「それ誰かに言わされてるの?」
OPの雰囲気からしてナースvsポリスは対立チームかと思いきや、レオナのセリフを聞く限りナースチームもあじみ先生の主導っぽく、そんな流れから今回ラストカットでもがっちり共闘を示していて、つまりこの3vs3の今後の扱いが読めない。その後そふぃの「痛いの痛いの飛んでいけ~」、さらにふわりのヤギミルク、さらにさらにナースコスのチアガールというカオス空間を過ぎると、今度はヒマワリの種を貪り食う集団が描かれ――

「今度こそ! 今度こそみれぃが鐘を打ち鳴らすぷり!」
「悪魔としていつも以上に地獄巡りである」
「全力で頑張るぷり!」
本編メイン組がそんなん遊んでいる一方であろま&みれぃはリベンジを狙って地道にレッスンを重ねているのでした。普通のことやってるだけなのにこちら二人の好感度がガンガン上がってます。

CM明けてBパートはポリス&ナースチームがステージに勢揃いして怪盗逮捕を宣言からポリスチームのライブが始まります。曲は新曲「ぱぴぷぺ☆POLICE!」…もう曲名からしてプリパラ2ndシーズンのスタンスを表しているような感じなれど、いざ始まったライブ映像は脱力気味の曲名に反してカッと目を見開くほどの出来映えでありました。
シルエット気味に浮かぶ引きアングルからアップの三人がパッパッパとカットイン、その直後に斜め気味の回り込みでウインク×3、そして「悪い奴は誰だドコだ、ダレDa Da Da Da」の歌詞に合わせて射撃アクション→三人ジャンプで照明オン!の流れに一瞬でさぶいぼが立ち、その後の全員バラけたフォーメーションアクションで思わず声が出た。続く振り付けもいつものようなコピーモーションではなく三人別々に動いてる! 何これ今までとレベルが違う?
演出的にも斜めアングル・ズーム・俯瞰回り込みをタイミング良く駆使してボーカルを際立たせ、また要所要所にキャッチーなカットを入れて視線を釘付けにするこの手法は、古くからこのシリーズを見続けている者にとってどことなく覚えがある…EDロールで確認するとやはり今回ライブ演出に京極氏が入っていました。ドロシーのアップからカメラが引いてらぁらがフレームイン→脚のアップ、そこからサビ入りまでの細かいカット割りなど思いっきりラブライブっぽくてちょっと笑ってしまった。

今回はメイキングドラマも一味違う、どころか二味も三味も違う? 怪盗を追う三者三様のアクションは各々の表情も思いっきり描かれています。特にワッパ構えるらぁらの表情とか目を疑った。これまでもドラマパートではライブ振り付けと違ったアクションや表情描写が見られましたが今回ほどカトゥーンライクな描写は無かったような気がする。あまりの凄さに思わずポカーン。ううむ、プリティーリズムの頃から業界をリードし続けてきた3DCGライブもついにここまで進化したのか。

そのライブにもジーニアスが来ていて、気付いたハム部長の一閃からあじみ先生の号令で捕り物スタート! スパイダーマンの如く空中を駆けるジーニアス、追うプリパラポリス。先の評判どおり運動能力にモノを言わせて一気に追い付き手を伸ばしたみかんは、しかし食べ物に釣られてあっさり墜落(笑。ここでドロシーは痛めた足をさらに痛めて脱落、ってなトコへ追い付いてきたあじみ先生が加わってジーニアスを追え! そこから三方の分かれ道にて手分けをすればもちろんらぁらが当たりクジを引いて、というか誘われるようにジーニアスが待つ赤の部屋に入ってご対面。
「カサブランカの花言葉は威厳 高貴 そして大いなる愛。私のためにあるような花さ」
「はぁ…」
「ようこそ私の秘密の場所、赤の部屋へ」
「あっ、お邪魔します。プリパラにこんな部屋があったんですね」
「君と少し話がしたくてね」
「え、お話? 何ですか? じゃなくて!」
いざ対面したらぁらが普通のやり取りしてて笑った。そして我に返ったらぁらは代紋を構えてプリパラポリスの名乗りダ・ヴィンチ! の次の瞬間お約束どおりカップを落とすジーニアスに腹を抱えた。これは美味しかった(笑。
「私を恐れないのか?」
「ちょっとは怖いけど…大好きなものを守りたい!」
「恐れを忘れるほど好きなのか?」
「大好き!」
「ほぉ…」
らぁらの真剣な表情と強い言葉に息を呑むジーニアス。そしてワッパを掛けんと迫るらぁらをひらりとかわし、華麗な着地をキメると振り返りざまにヒトコト。
「真中らぁら。君はひょっとしたら資格があるかもしれない」
これにてフラグ立て完了? まあメインヒロインとして当然ちゃ当然だけれど、やはりらぁらはプリンス様率いる天才チームに加わる事になるのか。この流れからウインタードリームでまた勝ってしまったらいくら何でも優遇が極端すぎてシラけてしまいそう。

ってなトコへ飛び込んできたハム部長の種乱射(笑)に続いてゾロゾロとやってきたみなさん。ヤギさんズまできちんと付いてきてる! と思ったら、逆にヤギさんの導きによってここまで来たのね。というか穴が開いた袋からこぼれたヒマワリの種を追ってなんて古典的すぎる(笑。眼前のジーニアスに迫りつつ、ヒマワリの種をむさぼり食う連中を蹴散らすツッコミ四天王、続くお小言にてみれぃの「ぷり」にそしてあじみ先生の「ダ・ヴィンチ」に吐き気を催すジーニアス…そんなにダメなのか? いったい何がそこまで? そろそろヒントくらいほしいトコです。
語尾攻撃にやられたジーニアスは速攻で退散し、例によってみなさん揃って地下鉄乗り場へドタバタと追うけれど、例によってジーニアスは途中で姿をくらまし追跡終了。そろそろ謎のエレベータに気付いて!(笑。そういやシアターへの地下鉄は「プリレール」って言うのね。
「そろそろ心を盗みに行く時だ」
夕暮れの川沿いでポリス&ナースチームがジーニアス逮捕を誓う頃、プリンス様は不安定に立つらぁらのフィギュアを突きつつ次のターゲットをロックオン。次回ついにファルルに魔の手が伸びる? しかしそれはそれとしてシオンとそふぃのココロをどう盗むつもりなのだろう。
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