2008-09-19(Fri)
ストライクウィッチーズ #12 ストライクウィッチーズ
いよいよ最終回のストライクウィッチーズ。

暴走するウォーロックを止められるか? そして物語の結末は?

こんなこともあろうかと車椅子にストライカーユニットを仕込んでおいた少佐。芳佳曰く「死のうとしている」とのことで、それはつまりこの状態で飛んだらどうなるか本人もわかっているようでした。そんな少佐を見た芳佳は「守りたい!」と飛ぶ気まんまん、何かにつけて反戦思想だった芳佳ですが毎度毎度追い詰められると簡単に銃を構えるようです。まあ無抵抗主義やら九条を守れだの言ってるみなさんにしても目の前で家族が敵国兵に襲われればコロッと掌を返すでしょう。要するにこの作品、というか芳佳の言動はそういう連中への皮肉なのかもしれません。そこまで考えてないか。っていうか当然のように九十九式を構えて飛び出しましたがどこに隠してた?
飛び出した途端にウォーロックのビームを被弾、その拍子に九十九式を落としてしまいましたがオーラをまとった少佐がキャッチ。魔力によって足の機能を回復させた? 少佐ってそんな能力があったのか。各個人の魔力がどういう機能なのか明示されないまま最終回へ来てしまったのでよくわかりません。

一方の独逸三人娘は司令部を襲撃しいつの間にか主導権を確保してます。大の男(しかも軍人)が詰めているというに小娘三人、というか実質バルクホルンさん一人にやられちゃったようですね。いちおう軍事施設だろうにそんな脆弱でいいの? 見たところバルクホルンさんの魔力は「馬鹿力」でしょうか。隊長はそこらの資料をパラパラと眺めながらマロニーの悪行を列挙、隊長を前にしてマロニーは空軍大将とは思えない小物っぷりを遺憾なく発揮しております。なんなんだこの組織は…。兵装や股間描写は必要以上にリアルだというにこのような組織関連のリアリティがまったく無いのが残念。ウォーロックの背景については思いつく限り最もシンプルな成り行きでありました。全然捻りが無いのね。と、このところ同じようなことばかり書いているような気がする(笑
ウォーロックと芳佳が空中戦を繰り広げていることを知り、しかしそのストライカーユニットが少佐のものと感知した隊長。隊長はそんな能力もあったのか。

芳佳が落とした九十九式を投げ渡すペリーヌ。すげえ肩(笑。ウォーロックと対峙した芳佳はまたしてもコアを剥き出しにする相手に惑わされ、先日の人型ネウロイを相手にした時と同様に手を伸ばしますが途端に攻撃を受けてしまいました。呑気な芳佳もこれをしてさすがに敵と認識し再び戦闘に。しかしあのままコアに触れていたらどうなったのだろう?

一人戦う芳佳を援護するため独逸三人娘はストライカーユニットの封印されたハンガーへ。するとそこに北国組が待っておりました。戻ってきたことをサーニャの居眠りのせいにするエイラがかわいい。けれどもこの状況で照れ隠しすることも無かろうに…。ハンガーを囲むH鋼バリケード、バルクホルンさんはここでまた馬鹿力魔法を発動させて引っこ抜いてます。半分くらいは芳佳への愛の力?(笑
赤城の甲板から落ちそうなペリーヌ&少佐。この辺はお約束どおりグラマラスシャーリーに助けられました。一歩間違えたらペラに巻き込まれて肉片化でありますが当然そんなこともなく無事に救出。救出前にルッキーニが魔法を発動させてましたがこれは何? 加速魔法ですかね。
ハンガーへ駆けつけるリーネのシーンは作画に気合入りすぎ(笑

というわけで駆け付けたリーネの一撃にてウォーロックは撃墜されました(あっさり)。と同時に空へ集合するウィッチーズのみなさん。芳佳のストライカーを抱えて参上のバルクホルンさんは自らの手で換装しちゃったりお姉ちゃんモード全開、どんだけ芳佳ラヴなんだ(笑
さてウォーロックを撃墜したはいいけれど当然ながらそれで終了というわけにはいきません。何と赤城と同化して甦ってまいりました。もう何でもありだなあ。

少佐と隊長は仲良く手を繋いでランデブー飛行。少佐の魔眼によって黒赤城を見ると敵の本拠は機関部とのことで、船内構造を知る少佐が自ら討つと。いやいや危ないって。結局突入組は芳佳、リーネ、ペリーヌに決まり、その他の皆さんは外から援護ということに。ここで今度はエーリカの魔法が発動しましたが機能がよくわかりません。俊敏さを増す魔法? さすが最終回にて出し惜しみ無しなのか空戦シーンは動く動く、ぼんやり見てると追いつけません(笑

せっかくなので繋ぎを少々。フリーガーハマーを構えるサーニャ、先読み能力を発揮しつつサーニャに抱きつき移動指示を出すエイラが素晴らしくニマニマなシーン。エイラは全力で好き好きオーラを放出しておりますがサーニャはいつもの調子を崩さず(笑。最初はエイラの棒読みセリフが気になっていたのだけれど今となってはこの口調じゃないとダメですね。「サーニャ、ネムクナイカー?」
一方の独逸組は軍人として正しい方向で協調。このところ少々壊れ気味なバルクホルンさんですが銃を構えて空へ出れば凛々しい顔に戻ります。エーリカは相変わらずのゆるいノリでもやるときゃやるよ!

ルッキーニはこんなときでもおっぱいおっぱい。そういえばルッキーニの生い立ちやら過去話などの掘り下げはついに触れらず終わってしまいました。メインを取ったのはズボン盗難事件のときだけ? まあキャラ的にかき回し役というかトラブルの起爆剤なのであまり過去にこだわることもありませんか。そういやシャーリーは音速突破したメイン回以外あまり活躍しませんでしたね。ルッキーニのお守りに忙しくて芳佳と絡むヒマが無かった?
ノンストップポジティブペアの必殺技はドラゴンロケットならぬルッキーニロケット。シャーリーに射出されたルッキーニは前面にシールドを展開して人間魚雷よろしく赤城艦首に体当たりです。赤城に対し質量的に考えると蚊が止まった程度でしょうがそれなりのダメージを与えられるのは魔法の力? ←便利な言葉

というわけで赤城艦内へカチ込む三人娘。ラストなのでディティール十分なズボンのアップも惜しみなくサービスサービス。九十九式をぶっ放しながら進む芳佳、援護するリーネの表情も凛々しいです。実戦では銃を構えることすらできなかったリーネが少しずつ実戦に慣れ、ついにはこの厳しい状況にてビビることなく芳佳を援護し進む雄姿を見せるようになりました。成長したね、うんうん。
艦内を進むうち芳佳は敵のビーム攻撃により得物を落としてしまい最終防壁の突破はペリーヌによる最後の手段であります。さんざん報われぬいじられキャラで3ヶ月を通したペリーヌ最大の見せ場! ペリーヌの電撃により防壁を破ったみなさんは赤城の機関部に鎮座する巨大コアを前にして息を飲みます。でっけー!

ここまでたどり着いたはいいけれど得物が無い状態でさてどうやって壊すのやら?と思っていたら芳佳は自らのストライカーユニットを逆転させコアへ向かって射出、なるほど零戦だけに最後は特攻ですか(笑。まあ今までの描写からむき出しのコアはそれほど強固なものでもない感じですし、何よりストライカーユニットという「魔力の塊」の直撃により結構あっさりとコアは破壊され、と同時に赤城全体も粉砕終了です。その際に結構な爆発がありましたがキラキラの破片が舞う中三人娘はもちろん無傷で帰還、すると空中にそびえていたネウロイの巣も見る見る消滅してしまいこれにて一件落着。これって結果的にはマロニーのやったことも無駄ではなかった、というかマロニーがウォーロックを飛ばしたおかげでネウロイを殲滅できたと言えなくもない(笑
巣が消えてガリア地方のネウロイは完全消滅。これにより第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズは正式に解散し各ウィッチーズは各々の生活に戻りました。ってこれでオシマイなのかよ! 意味ありげだった人型ネウロイとの接触や巣の中で芳佳に映像を見せた理由は? ウォーロックは何故暴走した? 暴走したウォーロックが赤城を乗っ取れたのは何故? そもそもネウロイって何? 何故ネウロイは人間の真似をしてきたのだ? その辺すべて投げっ放しで終了ですか?
わざわざ「ガリア地方の~」と言っているということは他方面にはまだネウロイが存在するのだろうか? それならば対ネウロイの貴重な戦力であるウィッチーズは「解散」というより他の前線へ「異動」するのが普通のような気がするけれどもこの辺の設定がよくわからないのでどうにも…。

呆気に取られているうちにED入り。今回は最終回らしく解散後のウィッチーズの風景が描かれていました。バルクホルンさんは妹デレが加速しているようで何とも微笑ましい。これを見ると最初の取っ付きにくさは何だったんだ?と思わなくもありませんがデレてるバルクホルンさんは必要以上にかわいいので良し。
シャーリー&ルッキーニは相変わらずペアで行動、エイラ&サーニャもペアのままみたいですね。各々祖国へ帰らなくていいのか? ネウロイから解放されたガリアを復興させているシンボルでしょうかペリーヌはリーネと一緒に苗を植えています。日常もこの2人で暮らしているようで、これはお互いの想い人が揃って扶桑へ帰ってしまった者同士で寄り添っているのでしょうか? せつねー!
少佐はどこへ行っても少佐のまま。はっはっは!

さて問題のCパート。扶桑へ戻った芳佳は軍属から離れ、実家の治療院を手伝いつつ以前の生活に戻ったようです。そこへ1話以来のみっちゃん登場。あきたこまちの萌えパッケージに描かれている鳥を手にしたみっちゃん、その弱っている様子を見た芳佳は魔法をかけてあっさり治療完了です。元気になった鳥が空へ飛び立つのを見届け、すると入れ替わりに何か落ちてきました。
ここへ来て新キャラ登場って…。
豪快なV字開脚を見せたメガネ娘の脚には見慣れたものが装着されております。陸軍ウィッチの彼女から手渡された手紙の差出人は宮藤博士、え?生きてたの??? いや生きている可能性は常に想定していたけれどもまさか最終回ラスト1分でそんな卓袱台返しが出てくるとは…。そしてこれだけ見せた次の瞬間無情にも「おわり」の文字。なにこれ続きはDVDで見てねってこと? いわゆる「あのね」ですか? それともまさか2期フラグなのだろうか? 謎のほとんどを投げっ放しで終わってしまうのはある程度想定内だったけれどもこの締め方は酷い。まさかこれで本当に終わるわけないよね?
なんだか全力でモヤモヤする締め方でありましたがとりあえず今回にて放送終了です。12話に収めるため無理やりな収束にて締めた感じを拭えませんが、「人型ネウロイとの対話」など張った伏線くらいシリーズ内で回収していただきたかった。個性的なキャラはどの子もかわいく、アクションシーンも見ごたえあり、「ぱんつじゃないから以下略」というシュールな設定も見ているうちに慣れた(笑。兵装のリアリティや各エピソードのまとまりも良かった。今回にしてもこれが24話中の12話だったら100点満点で120点の出来でしょう。
しかし全12話のシリーズトータルで見ると「結局何だったのこれ?」と思わざるを得ません。終わり良ければ全て良し、その逆もまた然り。先へ繋がる終わり方と言えば耳ざわりが良いけれども結局何もわからないまま、さらに最終回で謎が増えたまま終わってしまってモヤモヤが止まりません。このモヤモヤにより番組終了後の空虚感を味わわずに済んでいますがそれは良いことなのだろうか。
来週から発売されるDVDシリーズの修正検証でもやりながら続編の制作を期待しましょう。

というわけでまだまだ終わらんのじゃよ~
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

暴走するウォーロックを止められるか? そして物語の結末は?

こんなこともあろうかと車椅子にストライカーユニットを仕込んでおいた少佐。芳佳曰く「死のうとしている」とのことで、それはつまりこの状態で飛んだらどうなるか本人もわかっているようでした。そんな少佐を見た芳佳は「守りたい!」と飛ぶ気まんまん、何かにつけて反戦思想だった芳佳ですが毎度毎度追い詰められると簡単に銃を構えるようです。まあ無抵抗主義やら九条を守れだの言ってるみなさんにしても目の前で家族が敵国兵に襲われればコロッと掌を返すでしょう。要するにこの作品、というか芳佳の言動はそういう連中への皮肉なのかもしれません。そこまで考えてないか。っていうか当然のように九十九式を構えて飛び出しましたがどこに隠してた?
飛び出した途端にウォーロックのビームを被弾、その拍子に九十九式を落としてしまいましたがオーラをまとった少佐がキャッチ。魔力によって足の機能を回復させた? 少佐ってそんな能力があったのか。各個人の魔力がどういう機能なのか明示されないまま最終回へ来てしまったのでよくわかりません。

一方の独逸三人娘は司令部を襲撃しいつの間にか主導権を確保してます。大の男(しかも軍人)が詰めているというに小娘三人、というか実質バルクホルンさん一人にやられちゃったようですね。いちおう軍事施設だろうにそんな脆弱でいいの? 見たところバルクホルンさんの魔力は「馬鹿力」でしょうか。隊長はそこらの資料をパラパラと眺めながらマロニーの悪行を列挙、隊長を前にしてマロニーは空軍大将とは思えない小物っぷりを遺憾なく発揮しております。なんなんだこの組織は…。兵装や股間描写は必要以上にリアルだというにこのような組織関連のリアリティがまったく無いのが残念。ウォーロックの背景については思いつく限り最もシンプルな成り行きでありました。全然捻りが無いのね。と、このところ同じようなことばかり書いているような気がする(笑
ウォーロックと芳佳が空中戦を繰り広げていることを知り、しかしそのストライカーユニットが少佐のものと感知した隊長。隊長はそんな能力もあったのか。

芳佳が落とした九十九式を投げ渡すペリーヌ。すげえ肩(笑。ウォーロックと対峙した芳佳はまたしてもコアを剥き出しにする相手に惑わされ、先日の人型ネウロイを相手にした時と同様に手を伸ばしますが途端に攻撃を受けてしまいました。呑気な芳佳もこれをしてさすがに敵と認識し再び戦闘に。しかしあのままコアに触れていたらどうなったのだろう?

一人戦う芳佳を援護するため独逸三人娘はストライカーユニットの封印されたハンガーへ。するとそこに北国組が待っておりました。戻ってきたことをサーニャの居眠りのせいにするエイラがかわいい。けれどもこの状況で照れ隠しすることも無かろうに…。ハンガーを囲むH鋼バリケード、バルクホルンさんはここでまた馬鹿力魔法を発動させて引っこ抜いてます。半分くらいは芳佳への愛の力?(笑
赤城の甲板から落ちそうなペリーヌ&少佐。この辺はお約束どおりグラマラスシャーリーに助けられました。一歩間違えたらペラに巻き込まれて肉片化でありますが当然そんなこともなく無事に救出。救出前にルッキーニが魔法を発動させてましたがこれは何? 加速魔法ですかね。
ハンガーへ駆けつけるリーネのシーンは作画に気合入りすぎ(笑

というわけで駆け付けたリーネの一撃にてウォーロックは撃墜されました(あっさり)。と同時に空へ集合するウィッチーズのみなさん。芳佳のストライカーを抱えて参上のバルクホルンさんは自らの手で換装しちゃったりお姉ちゃんモード全開、どんだけ芳佳ラヴなんだ(笑
さてウォーロックを撃墜したはいいけれど当然ながらそれで終了というわけにはいきません。何と赤城と同化して甦ってまいりました。もう何でもありだなあ。

少佐と隊長は仲良く手を繋いでランデブー飛行。少佐の魔眼によって黒赤城を見ると敵の本拠は機関部とのことで、船内構造を知る少佐が自ら討つと。いやいや危ないって。結局突入組は芳佳、リーネ、ペリーヌに決まり、その他の皆さんは外から援護ということに。ここで今度はエーリカの魔法が発動しましたが機能がよくわかりません。俊敏さを増す魔法? さすが最終回にて出し惜しみ無しなのか空戦シーンは動く動く、ぼんやり見てると追いつけません(笑

せっかくなので繋ぎを少々。フリーガーハマーを構えるサーニャ、先読み能力を発揮しつつサーニャに抱きつき移動指示を出すエイラが素晴らしくニマニマなシーン。エイラは全力で好き好きオーラを放出しておりますがサーニャはいつもの調子を崩さず(笑。最初はエイラの棒読みセリフが気になっていたのだけれど今となってはこの口調じゃないとダメですね。「サーニャ、ネムクナイカー?」
一方の独逸組は軍人として正しい方向で協調。このところ少々壊れ気味なバルクホルンさんですが銃を構えて空へ出れば凛々しい顔に戻ります。エーリカは相変わらずのゆるいノリでもやるときゃやるよ!

ルッキーニはこんなときでもおっぱいおっぱい。そういえばルッキーニの生い立ちやら過去話などの掘り下げはついに触れらず終わってしまいました。メインを取ったのはズボン盗難事件のときだけ? まあキャラ的にかき回し役というかトラブルの起爆剤なのであまり過去にこだわることもありませんか。そういやシャーリーは音速突破したメイン回以外あまり活躍しませんでしたね。ルッキーニのお守りに忙しくて芳佳と絡むヒマが無かった?
ノンストップポジティブペアの必殺技はドラゴンロケットならぬルッキーニロケット。シャーリーに射出されたルッキーニは前面にシールドを展開して人間魚雷よろしく赤城艦首に体当たりです。赤城に対し質量的に考えると蚊が止まった程度でしょうがそれなりのダメージを与えられるのは魔法の力? ←便利な言葉

というわけで赤城艦内へカチ込む三人娘。ラストなのでディティール十分なズボンのアップも惜しみなくサービスサービス。九十九式をぶっ放しながら進む芳佳、援護するリーネの表情も凛々しいです。実戦では銃を構えることすらできなかったリーネが少しずつ実戦に慣れ、ついにはこの厳しい状況にてビビることなく芳佳を援護し進む雄姿を見せるようになりました。成長したね、うんうん。
艦内を進むうち芳佳は敵のビーム攻撃により得物を落としてしまい最終防壁の突破はペリーヌによる最後の手段であります。さんざん報われぬいじられキャラで3ヶ月を通したペリーヌ最大の見せ場! ペリーヌの電撃により防壁を破ったみなさんは赤城の機関部に鎮座する巨大コアを前にして息を飲みます。でっけー!

ここまでたどり着いたはいいけれど得物が無い状態でさてどうやって壊すのやら?と思っていたら芳佳は自らのストライカーユニットを逆転させコアへ向かって射出、なるほど零戦だけに最後は特攻ですか(笑。まあ今までの描写からむき出しのコアはそれほど強固なものでもない感じですし、何よりストライカーユニットという「魔力の塊」の直撃により結構あっさりとコアは破壊され、と同時に赤城全体も粉砕終了です。その際に結構な爆発がありましたがキラキラの破片が舞う中三人娘はもちろん無傷で帰還、すると空中にそびえていたネウロイの巣も見る見る消滅してしまいこれにて一件落着。これって結果的にはマロニーのやったことも無駄ではなかった、というかマロニーがウォーロックを飛ばしたおかげでネウロイを殲滅できたと言えなくもない(笑
巣が消えてガリア地方のネウロイは完全消滅。これにより第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズは正式に解散し各ウィッチーズは各々の生活に戻りました。ってこれでオシマイなのかよ! 意味ありげだった人型ネウロイとの接触や巣の中で芳佳に映像を見せた理由は? ウォーロックは何故暴走した? 暴走したウォーロックが赤城を乗っ取れたのは何故? そもそもネウロイって何? 何故ネウロイは人間の真似をしてきたのだ? その辺すべて投げっ放しで終了ですか?
わざわざ「ガリア地方の~」と言っているということは他方面にはまだネウロイが存在するのだろうか? それならば対ネウロイの貴重な戦力であるウィッチーズは「解散」というより他の前線へ「異動」するのが普通のような気がするけれどもこの辺の設定がよくわからないのでどうにも…。

呆気に取られているうちにED入り。今回は最終回らしく解散後のウィッチーズの風景が描かれていました。バルクホルンさんは妹デレが加速しているようで何とも微笑ましい。これを見ると最初の取っ付きにくさは何だったんだ?と思わなくもありませんがデレてるバルクホルンさんは必要以上にかわいいので良し。
シャーリー&ルッキーニは相変わらずペアで行動、エイラ&サーニャもペアのままみたいですね。各々祖国へ帰らなくていいのか? ネウロイから解放されたガリアを復興させているシンボルでしょうかペリーヌはリーネと一緒に苗を植えています。日常もこの2人で暮らしているようで、これはお互いの想い人が揃って扶桑へ帰ってしまった者同士で寄り添っているのでしょうか? せつねー!
少佐はどこへ行っても少佐のまま。はっはっは!

さて問題のCパート。扶桑へ戻った芳佳は軍属から離れ、実家の治療院を手伝いつつ以前の生活に戻ったようです。そこへ1話以来のみっちゃん登場。あきたこまちの萌えパッケージに描かれている鳥を手にしたみっちゃん、その弱っている様子を見た芳佳は魔法をかけてあっさり治療完了です。元気になった鳥が空へ飛び立つのを見届け、すると入れ替わりに何か落ちてきました。
ここへ来て新キャラ登場って…。
豪快なV字開脚を見せたメガネ娘の脚には見慣れたものが装着されております。陸軍ウィッチの彼女から手渡された手紙の差出人は宮藤博士、え?生きてたの??? いや生きている可能性は常に想定していたけれどもまさか最終回ラスト1分でそんな卓袱台返しが出てくるとは…。そしてこれだけ見せた次の瞬間無情にも「おわり」の文字。なにこれ続きはDVDで見てねってこと? いわゆる「あのね」ですか? それともまさか2期フラグなのだろうか? 謎のほとんどを投げっ放しで終わってしまうのはある程度想定内だったけれどもこの締め方は酷い。まさかこれで本当に終わるわけないよね?
なんだか全力でモヤモヤする締め方でありましたがとりあえず今回にて放送終了です。12話に収めるため無理やりな収束にて締めた感じを拭えませんが、「人型ネウロイとの対話」など張った伏線くらいシリーズ内で回収していただきたかった。個性的なキャラはどの子もかわいく、アクションシーンも見ごたえあり、「ぱんつじゃないから以下略」というシュールな設定も見ているうちに慣れた(笑。兵装のリアリティや各エピソードのまとまりも良かった。今回にしてもこれが24話中の12話だったら100点満点で120点の出来でしょう。
しかし全12話のシリーズトータルで見ると「結局何だったのこれ?」と思わざるを得ません。終わり良ければ全て良し、その逆もまた然り。先へ繋がる終わり方と言えば耳ざわりが良いけれども結局何もわからないまま、さらに最終回で謎が増えたまま終わってしまってモヤモヤが止まりません。このモヤモヤにより番組終了後の空虚感を味わわずに済んでいますがそれは良いことなのだろうか。
来週から発売されるDVDシリーズの修正検証でもやりながら続編の制作を期待しましょう。

というわけでまだまだ終わらんのじゃよ~
- 関連記事
-
- ストライクウィッチーズ2 #02 伝説の魔女達
- ストライクウィッチーズ2 #01 再び空へ
- ストライクウィッチーズ #12 ストライクウィッチーズ
- ストライクウィッチーズ #11 空へ…
- ストライクウィッチーズ #10 信じてほしい
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
