2015-11-17(Tue)
プリパラ #71 誕生日の約束、かしこまっ!
思い出に浸るなお。新しい思い出へ駆けるらぁら。

ずっとずっとず~っと、お誕生日は一緒にお祝いしようね!

「そういえばもうすぐよね、らぁらの誕生日」
「そっか、もうそんな時期か~」
「今年はどうするのカプレーゼ?」
「もちろんなおと一緒だよ」
アバン冒頭は真中家の朝食風景。11月生まれのらぁらが「もうそんな時期か~」とか…ふと気付けば今年も残り1ヶ月半を切ってしまい、結構本気で「もうそんな時期か!」と驚く次第でございます。1年が早すぎる。ともあれらぁらは当然のようになおちゃんと一緒に誕生日を過ごすつもりで、のんちゃんの「バースディライブイベントは?」との問い掛けに対し、ジーニアス騒動を理由に「プリパラは今 私の誕生日どころじゃない」と鼻息荒く全面否定。なるほどこの辺かららぁら自身の意識と周りの意識の差をさりげなく印象付けていますね。
「あっ! 誕生日ケーキか!」
ほどなく通学の道すがら、なおちゃんはケーキ屋のショーケースにあるバースディケーキを遠い目で見ていました。もうこの時点で切なさMAXリラックスであります。ってなトコへ合流したらぁらはケーキを見つけて大はしゃぎ、そこから思い浮かべた歴代お誕生会に映るちびらぁら&ちびなおちゃんがかわいすぎ。ほんとずっと一緒にお祝いしていたのだね。先のとおりらぁらは今年も一緒にお祝いするつもりで、しかしなおちゃんはらぁらの人気を気遣って――
「でもらぁら今年は…」
「今年は何ケーキがいいかなあ? なおは何がいい?」
「え? らぁら、一緒にお祝いできるの?」
「当たり前でしょ? 誕生日は幼稚園の頃からずっとなおと一緒なんだもん。ね?」
「うん!」
二人の意識差が浮き彫りになるも、らぁらの考えを知って喜ぶなおちゃんでしたが。

Aパート冒頭は盗まれたコーデチケット再発行が無理だったおしらせ。まあここで再発行できてしまったらお話にならないので当然ちゃ当然です(笑。いんぽっしぶる!
「夏秋冬そして春。各季節のプリンセスが決定する時点で全てのコーデが揃っている必要があります」
「つまり一つでもコーデが足りなければその先のパレードは中止です」
ここでまた後付けのルールがいきなり示されました。そんな話あったっけ? というかグランプリ自体のルールが曖昧MAXリラックス状態なので今後どんな後付けが来ても「そういうもの」として受け容れるしかないのでしょう。ただやはりこんな風に後付けルールでピンチを作ってもイマイチ燃えず、めが姉ぇの「システムですから」を聞いた後のように脱力苦笑いするしかなく、つまりキャラたちがチケット奪回にどんだけ張り切ろうと空回りに見えてしまう。そもそもグランプリ自体に興味が…(それは言わない
「らぁらバースディイベント実行委員会?」
シーン変わって東屋にてらぁら抜きの緊急会議の様子を暫し。まあお誕生イベントと言えば本人に秘密のサプライズがお約束ですものね。ってやっぱりイベントやるんじゃん。しかしその主目的は一致団結して開くイベントをジーニアスに見せ付けるため…もちろん祝う気持ちは本当だろうけど、シオンの言い方だとらぁらをダシに使ってるみたいでビミョーな感じかも。ううむ。続いてドロシーがジーニアスのバースディを想像してこき下ろし――
「寂しいナルシスト、はははは」
その「ナルシスト」からある人物を思い浮かべた頭脳組二人でしたがお約束どおり「まさかな」「ぷり」と呟いて思考の外へ。そしてドロシーの一声でドリームシアター貸し切りの盛大なバースディイベントがけってーい! そんな簡単に。

「え~、私の誕生日に貸し切りライブ?」
もちろん簡単に貸し切り許可は下り、戸惑うらぁらは告知CMの撮影に引っ張られ…いきなりサプライズ無しか!(笑。しかもどうせなら全国の11月生まれ全員とバースディを祝っちゃおう! とイベント規模はますます膨れあがるのでした。
一方らぁらとのバースディに向けてプレゼントを用意するなおちゃん。するとTVに映ったらぁらが件のイベント告知を始め…お誕生日は一緒にお祝いするはずだったのに何故? と一瞬戸惑うなおちゃんでしたが、カメラ越しの指名を聞いて再び笑顔に。ああ揺れる揺れる。

「誕生日ライブだって? お気楽なものだな、冬のグランプリも近いというのに」
例によって生徒会日誌を届けにプリンス部屋を訪れた委員長はプリンス様の物言いに火花ビシビシ! 校則を盾に言い返す委員長を鼻で笑うプリンス様、ってな態度に激高しドアをバタンと閉めて帰る委員長。もはやお互い感情を隠さなくなってきました。
一方プリパラでは告知した噴水前に11月生まれの子が続々と集まり始めて思いの外の大盛況…どころではなかった! そりゃ概算で全人口の1/12は11月生まれなのだから全国規模で考えれば噴水広場を埋め尽くすくらい押しかけても不思議ではありません(笑
「ら…らぁら?」
ってなトコへ例のプレゼントを手に現れたなおちゃんは、群衆の中心で担ぎ上げられ揉みくちゃにされる様子を見て改めてらぁらの人気を思い知り、立場の違いを突き付けられて孤独の淵へ。これはキッツイ。

Bパートはドリームシアターにて始まったバースディイベントの様子をつらつらっと。あじみ先生のゲージツネタに続いてふわりのヤギ合唱隊、世にも不幸なトリコの話、ハム先輩のヒマワリの種演奏、ファルルによるガァルルのモノマネなどなど…バースディイベントっていうか隠し芸大会じゃん?(笑。松原禎子ユニットによる「ハッピーバースディ恋人岬」の一節から、例によって衣装に同化しているNew&Mewへサインをねだるあろまの一幕はちょっといい話でした。今でもファンなのね。
「本日の限定ユニット! その名も南みれぃとプール5! 曲は『東京ゴビ砂漠』ぷり!」
その曲名どおり(?)メンバーは、ニュウ! ミュウ! きゅぴこ~ん! ちゃんこ! ルノワールーベンスーラーンジェロダ・ヴィンチ! と語尾キャラのてんこ盛りで――
「くだらない、くだらなすぎる!」
「なぜだ…こんな無駄な事に力を注ぐとは、何故なんだ?」
そりゃ中継を見ていたプリンス様もカップを落とします(笑。しかもプリンス様的に誕生日など何の役にも立たないものらしく、らぁらたちの盛り上がりを全く理解できずどよんどするばかり。そういう点ではシオンの宣言は正解だったのかも。

カメラは再び大賑わいのドリームシアターへ。みんなに囲まれプレゼントの列に笑顔を向けるらぁら、しかし列が進んでもなおちゃんは現れませんでした。きゅぴこーん☆。それはそうと栄子ちゃんの手彫りカップに込められた愛が重すぎる。どうすんだこれ。
「らぁら、よかったね。みんなにお祝いしてもらって。おめでとう」
その頃なおちゃんは自宅で一人アルバムを眺め思い出に浸っていました。二人で過ごした時間を振り返り、今や近付く事すらできない人気者のらぁらを遠くから見つめる様子はじつに切ない。一方らぁらは忘れ物を口実に現場を抜け出してなおちゃんを探し始め、しかしプリパラのドコを探しても姿は無く――
「もしかして!」
走りながらふと思い付いた先は娑婆の家、ここは走りながらの変身解除&風景変化が絶妙でした。駆け抜ける商店街の駄菓子屋も妙にリアルです(笑。それはそうと会場を後にするらぁらの背景モブの作画に唖然、作画監修のみなさんはこれを修正するのか…。

そしてアルバムを眺めるなおちゃんの回想によって二人の出会いと歴史が描かれていきます。幼稚園の年中さんに転入してきたなおちゃんに誕生日をきっかけに話し掛けるちびらぁら、奇しくも同じ日と知ってさっそく仲良しとなり、それ以来毎年一緒にお誕生日をお祝いするようになった。ソファに掴まって手を振るちびのんちゃんかわいい。7年前なので2~3歳くらい? この時かららぁらには手作りリボン、なおちゃんには手作りパラカッパ(笑)をお互いプレゼントし合うのが恒例になったようです。こんな小さい頃からパラカッパが好きだったのね。
「なお、これからもずっと、ずっと、ず~っと、お誕生日は一緒にお祝いしようね!」
これこそ今回のサブタイトル「誕生日の約束」で、清々しいほどストレートな約束に二人の純粋さが見えてほっこりが止まらない。棚に飾られた歴代のパラカッパが年を追うごとに上手くなってるのもほっこり。この棚を事前にチラリと映しておけば今回エピソードがもっとアツかったかも?
「なお、いた~!」
ってなトコでなおちゃん宅に到着したらぁらとのご対面へ。ドアを開けるなり思いっきり抱きつくらぁらに気持ちが乗りすぎていて、このヒトコマだけで画面が滲んで大変です。とはいえ感激の対面が済むとらぁらは「なんで?」と訴え、するとなおちゃんは理由を話すのでした。
「らぁら人気者になっちゃったから今までみたいにはいかないのかなって…」
「だから一人で誕生日やってた」
「なんでそういう事 勝手に決めちゃうかな!」
「だってバースディイベントは? ライブだって…」
「ライブも大事だけどなおはもっと大事だもん!」
らぁらの人気に遠慮して身を引いたなおちゃんと、そんなの関係なく以前と変わらぬらぁらとのすれ違い。まあよくあるシンプルな話っちゃそうですが、お互いにお互いを大切にしている事がストレートに伝わってくるこのシーンに画面が滲んでさあ大変。これはズルいわ。お互いの気持ちを吐き出したトコでらぁらは恒例の手作りパラカッパをプレゼント…ドコから出した!?(笑。返す刀で手作りリボンをプレゼントしたなおちゃんはそのままらぁらの手を引いて、みんなが待ってるプリパラへレッツイゴー!


「じゃあらぁら頑張ってね!」
「かしこまっ☆ 世界中に届くように歌うよ!」
そのまま二人でデュオライブ!? と思いきや当然のようにステージと客席に別れてあら残念。別れたらぁらはシアター前で待ち構えていた仲間とともにシアターへ入り…今回は6人いますよ! 5人ライブがデフォのシアターにて6人ってのはいったい? と思ってもどうせ「システムですから」と返されるだけなのでいちいち深く考えない。
始まったライブは第48話以来の「ラッキー!サプライズ☆バースデイ」、赤カーテンが開いての導入部に黒板絵があったり、メンバー変更に伴うキャラ入れ替わり・追加があったり、あろま仕様の小道具(笑)が消えてたりしますが、映像そのものは第48話分の使い回しです。まあいつもの事とはいえバースディイベントのライブが使い回しってのは何だかちょっと残念な気が。
以前マンマにケーキの箱がパッと開いてステージチェンジ。ここに6人はちょっと狭い?(笑。続いてサイリウムエアリーが発動するとみなさん一斉にシアター内を飛び回り、そしてここでまさかまさかの演出ががが!
「なお!」
「わぁ!」
みなさんに続いてケーキを飛び立ったらぁらは客席に手を伸ばすとなおちゃんの手を取って宙へ昇っていきます。何というサプライズ。
「届いたよらぁらの気持ち。今までで一番ステキな誕生日だった。ありがとう!」
仲良く着地し顔を寄せ、笑顔を交わしてフィニッシュは何よりの思い出になったことでしょう。しかしせっかくなおちゃんのモデルがあるのならEDの新曲でデュオライブを見てみたかったかも。この1シーンだけの出番なんてもったいなさすぎ。

ライブを終えると会場のみんなにケーキを配ってイベントの締め。ってな様子を眺めていたみれぃ&シオンが巨大モニタを見上げるとそこには生まれたばかりのらぁらが映し出され、生後まもなくからのんちゃんとの砂場遊び、入学式、そしてプリパラでの日々と、らぁらの思い出を綴る特殊EDが始まります。流れる曲のタイトルは「Thank You Birthday」といかにも誕生日仕様で…返す返すもこの曲で新ライブを見たかった。ううう。それにしてもこんな風に振り返られると最終回の走馬灯みたいで何だかフクザツな気分。
「みーんな友達! みーんなアイドル!」
「消せ」
満面笑顔のらぁらで締めると思いきや、カットがパッと変わって一瞥斬り捨てのプリンス様へ。この落差・温度差は強烈でした。そしてBAKA箱の縁から落ちたドールを受け止めると厳しい口調でらぁらの属性を語り――
「こいつは天才でもバカでも語尾でもない、僕の敵だ!」
これまで様子を窺っていた風でしたが決定的に敵認定、らぁらドールを「敵箱」に放り込んでの締めはいい感じに穏やかじゃありません。
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「そういえばもうすぐよね、らぁらの誕生日」
「そっか、もうそんな時期か~」
「今年はどうするのカプレーゼ?」
「もちろんなおと一緒だよ」
アバン冒頭は真中家の朝食風景。11月生まれのらぁらが「もうそんな時期か~」とか…ふと気付けば今年も残り1ヶ月半を切ってしまい、結構本気で「もうそんな時期か!」と驚く次第でございます。1年が早すぎる。ともあれらぁらは当然のようになおちゃんと一緒に誕生日を過ごすつもりで、のんちゃんの「バースディライブイベントは?」との問い掛けに対し、ジーニアス騒動を理由に「プリパラは今 私の誕生日どころじゃない」と鼻息荒く全面否定。なるほどこの辺かららぁら自身の意識と周りの意識の差をさりげなく印象付けていますね。
「あっ! 誕生日ケーキか!」
ほどなく通学の道すがら、なおちゃんはケーキ屋のショーケースにあるバースディケーキを遠い目で見ていました。もうこの時点で切なさMAXリラックスであります。ってなトコへ合流したらぁらはケーキを見つけて大はしゃぎ、そこから思い浮かべた歴代お誕生会に映るちびらぁら&ちびなおちゃんがかわいすぎ。ほんとずっと一緒にお祝いしていたのだね。先のとおりらぁらは今年も一緒にお祝いするつもりで、しかしなおちゃんはらぁらの人気を気遣って――
「でもらぁら今年は…」
「今年は何ケーキがいいかなあ? なおは何がいい?」
「え? らぁら、一緒にお祝いできるの?」
「当たり前でしょ? 誕生日は幼稚園の頃からずっとなおと一緒なんだもん。ね?」
「うん!」
二人の意識差が浮き彫りになるも、らぁらの考えを知って喜ぶなおちゃんでしたが。

Aパート冒頭は盗まれたコーデチケット再発行が無理だったおしらせ。まあここで再発行できてしまったらお話にならないので当然ちゃ当然です(笑。いんぽっしぶる!
「夏秋冬そして春。各季節のプリンセスが決定する時点で全てのコーデが揃っている必要があります」
「つまり一つでもコーデが足りなければその先のパレードは中止です」
ここでまた後付けのルールがいきなり示されました。そんな話あったっけ? というかグランプリ自体のルールが曖昧MAXリラックス状態なので今後どんな後付けが来ても「そういうもの」として受け容れるしかないのでしょう。ただやはりこんな風に後付けルールでピンチを作ってもイマイチ燃えず、めが姉ぇの「システムですから」を聞いた後のように脱力苦笑いするしかなく、つまりキャラたちがチケット奪回にどんだけ張り切ろうと空回りに見えてしまう。そもそもグランプリ自体に興味が…(それは言わない
「らぁらバースディイベント実行委員会?」
シーン変わって東屋にてらぁら抜きの緊急会議の様子を暫し。まあお誕生イベントと言えば本人に秘密のサプライズがお約束ですものね。ってやっぱりイベントやるんじゃん。しかしその主目的は一致団結して開くイベントをジーニアスに見せ付けるため…もちろん祝う気持ちは本当だろうけど、シオンの言い方だとらぁらをダシに使ってるみたいでビミョーな感じかも。ううむ。続いてドロシーがジーニアスのバースディを想像してこき下ろし――
「寂しいナルシスト、はははは」
その「ナルシスト」からある人物を思い浮かべた頭脳組二人でしたがお約束どおり「まさかな」「ぷり」と呟いて思考の外へ。そしてドロシーの一声でドリームシアター貸し切りの盛大なバースディイベントがけってーい! そんな簡単に。

「え~、私の誕生日に貸し切りライブ?」
もちろん簡単に貸し切り許可は下り、戸惑うらぁらは告知CMの撮影に引っ張られ…いきなりサプライズ無しか!(笑。しかもどうせなら全国の11月生まれ全員とバースディを祝っちゃおう! とイベント規模はますます膨れあがるのでした。
一方らぁらとのバースディに向けてプレゼントを用意するなおちゃん。するとTVに映ったらぁらが件のイベント告知を始め…お誕生日は一緒にお祝いするはずだったのに何故? と一瞬戸惑うなおちゃんでしたが、カメラ越しの指名を聞いて再び笑顔に。ああ揺れる揺れる。

「誕生日ライブだって? お気楽なものだな、冬のグランプリも近いというのに」
例によって生徒会日誌を届けにプリンス部屋を訪れた委員長はプリンス様の物言いに火花ビシビシ! 校則を盾に言い返す委員長を鼻で笑うプリンス様、ってな態度に激高しドアをバタンと閉めて帰る委員長。もはやお互い感情を隠さなくなってきました。
一方プリパラでは告知した噴水前に11月生まれの子が続々と集まり始めて思いの外の大盛況…どころではなかった! そりゃ概算で全人口の1/12は11月生まれなのだから全国規模で考えれば噴水広場を埋め尽くすくらい押しかけても不思議ではありません(笑
「ら…らぁら?」
ってなトコへ例のプレゼントを手に現れたなおちゃんは、群衆の中心で担ぎ上げられ揉みくちゃにされる様子を見て改めてらぁらの人気を思い知り、立場の違いを突き付けられて孤独の淵へ。これはキッツイ。

Bパートはドリームシアターにて始まったバースディイベントの様子をつらつらっと。あじみ先生のゲージツネタに続いてふわりのヤギ合唱隊、世にも不幸なトリコの話、ハム先輩のヒマワリの種演奏、ファルルによるガァルルのモノマネなどなど…バースディイベントっていうか隠し芸大会じゃん?(笑。松原禎子ユニットによる「ハッピーバースディ恋人岬」の一節から、例によって衣装に同化しているNew&Mewへサインをねだるあろまの一幕はちょっといい話でした。今でもファンなのね。
「本日の限定ユニット! その名も南みれぃとプール5! 曲は『東京ゴビ砂漠』ぷり!」
その曲名どおり(?)メンバーは、ニュウ! ミュウ! きゅぴこ~ん! ちゃんこ! ルノワールーベンスーラーンジェロダ・ヴィンチ! と語尾キャラのてんこ盛りで――
「くだらない、くだらなすぎる!」
「なぜだ…こんな無駄な事に力を注ぐとは、何故なんだ?」
そりゃ中継を見ていたプリンス様もカップを落とします(笑。しかもプリンス様的に誕生日など何の役にも立たないものらしく、らぁらたちの盛り上がりを全く理解できずどよんどするばかり。そういう点ではシオンの宣言は正解だったのかも。

カメラは再び大賑わいのドリームシアターへ。みんなに囲まれプレゼントの列に笑顔を向けるらぁら、しかし列が進んでもなおちゃんは現れませんでした。きゅぴこーん☆。それはそうと栄子ちゃんの手彫りカップに込められた愛が重すぎる。どうすんだこれ。
「らぁら、よかったね。みんなにお祝いしてもらって。おめでとう」
その頃なおちゃんは自宅で一人アルバムを眺め思い出に浸っていました。二人で過ごした時間を振り返り、今や近付く事すらできない人気者のらぁらを遠くから見つめる様子はじつに切ない。一方らぁらは忘れ物を口実に現場を抜け出してなおちゃんを探し始め、しかしプリパラのドコを探しても姿は無く――
「もしかして!」
走りながらふと思い付いた先は娑婆の家、ここは走りながらの変身解除&風景変化が絶妙でした。駆け抜ける商店街の駄菓子屋も妙にリアルです(笑。それはそうと会場を後にするらぁらの背景モブの作画に唖然、作画監修のみなさんはこれを修正するのか…。

そしてアルバムを眺めるなおちゃんの回想によって二人の出会いと歴史が描かれていきます。幼稚園の年中さんに転入してきたなおちゃんに誕生日をきっかけに話し掛けるちびらぁら、奇しくも同じ日と知ってさっそく仲良しとなり、それ以来毎年一緒にお誕生日をお祝いするようになった。ソファに掴まって手を振るちびのんちゃんかわいい。7年前なので2~3歳くらい? この時かららぁらには手作りリボン、なおちゃんには手作りパラカッパ(笑)をお互いプレゼントし合うのが恒例になったようです。こんな小さい頃からパラカッパが好きだったのね。
「なお、これからもずっと、ずっと、ず~っと、お誕生日は一緒にお祝いしようね!」
これこそ今回のサブタイトル「誕生日の約束」で、清々しいほどストレートな約束に二人の純粋さが見えてほっこりが止まらない。棚に飾られた歴代のパラカッパが年を追うごとに上手くなってるのもほっこり。この棚を事前にチラリと映しておけば今回エピソードがもっとアツかったかも?
「なお、いた~!」
ってなトコでなおちゃん宅に到着したらぁらとのご対面へ。ドアを開けるなり思いっきり抱きつくらぁらに気持ちが乗りすぎていて、このヒトコマだけで画面が滲んで大変です。とはいえ感激の対面が済むとらぁらは「なんで?」と訴え、するとなおちゃんは理由を話すのでした。
「らぁら人気者になっちゃったから今までみたいにはいかないのかなって…」
「だから一人で誕生日やってた」
「なんでそういう事 勝手に決めちゃうかな!」
「だってバースディイベントは? ライブだって…」
「ライブも大事だけどなおはもっと大事だもん!」
らぁらの人気に遠慮して身を引いたなおちゃんと、そんなの関係なく以前と変わらぬらぁらとのすれ違い。まあよくあるシンプルな話っちゃそうですが、お互いにお互いを大切にしている事がストレートに伝わってくるこのシーンに画面が滲んでさあ大変。これはズルいわ。お互いの気持ちを吐き出したトコでらぁらは恒例の手作りパラカッパをプレゼント…ドコから出した!?(笑。返す刀で手作りリボンをプレゼントしたなおちゃんはそのままらぁらの手を引いて、みんなが待ってるプリパラへレッツイゴー!


「じゃあらぁら頑張ってね!」
「かしこまっ☆ 世界中に届くように歌うよ!」
そのまま二人でデュオライブ!? と思いきや当然のようにステージと客席に別れてあら残念。別れたらぁらはシアター前で待ち構えていた仲間とともにシアターへ入り…今回は6人いますよ! 5人ライブがデフォのシアターにて6人ってのはいったい? と思ってもどうせ「システムですから」と返されるだけなのでいちいち深く考えない。
始まったライブは第48話以来の「ラッキー!サプライズ☆バースデイ」、赤カーテンが開いての導入部に黒板絵があったり、メンバー変更に伴うキャラ入れ替わり・追加があったり、あろま仕様の小道具(笑)が消えてたりしますが、映像そのものは第48話分の使い回しです。まあいつもの事とはいえバースディイベントのライブが使い回しってのは何だかちょっと残念な気が。
以前マンマにケーキの箱がパッと開いてステージチェンジ。ここに6人はちょっと狭い?(笑。続いてサイリウムエアリーが発動するとみなさん一斉にシアター内を飛び回り、そしてここでまさかまさかの演出ががが!
「なお!」
「わぁ!」
みなさんに続いてケーキを飛び立ったらぁらは客席に手を伸ばすとなおちゃんの手を取って宙へ昇っていきます。何というサプライズ。
「届いたよらぁらの気持ち。今までで一番ステキな誕生日だった。ありがとう!」
仲良く着地し顔を寄せ、笑顔を交わしてフィニッシュは何よりの思い出になったことでしょう。しかしせっかくなおちゃんのモデルがあるのならEDの新曲でデュオライブを見てみたかったかも。この1シーンだけの出番なんてもったいなさすぎ。

ライブを終えると会場のみんなにケーキを配ってイベントの締め。ってな様子を眺めていたみれぃ&シオンが巨大モニタを見上げるとそこには生まれたばかりのらぁらが映し出され、生後まもなくからのんちゃんとの砂場遊び、入学式、そしてプリパラでの日々と、らぁらの思い出を綴る特殊EDが始まります。流れる曲のタイトルは「Thank You Birthday」といかにも誕生日仕様で…返す返すもこの曲で新ライブを見たかった。ううう。それにしてもこんな風に振り返られると最終回の走馬灯みたいで何だかフクザツな気分。
「みーんな友達! みーんなアイドル!」
「消せ」
満面笑顔のらぁらで締めると思いきや、カットがパッと変わって一瞥斬り捨てのプリンス様へ。この落差・温度差は強烈でした。そしてBAKA箱の縁から落ちたドールを受け止めると厳しい口調でらぁらの属性を語り――
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