2015-11-23(Mon)
Go! プリンセスプリキュア #41 ゆいの夢!想いはキャンバスの中に…!
プリキュア五人目の戦士 七瀬ゆい。

夢の力をたくさんの人に伝えたい。
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夢の力をたくさんの人に伝えたい。
今回はファン待望のゆいゆい回、お話も佳境に差し掛かったこの時期にメイン回をもらえるなんてサブキャラとしては破格の扱いです。それだけに何か大ドンデン返し的なものを期待してしまいましたが…普通にいい話で纏めてしまって少々肩透かしだったかも?(笑

「そういえばちょうど夢ヶ浜美術館で絵画コンクールをやっているからゆいも出品してみたらどうかしら?」
ゆいゆいと言えば絵本作家が夢。その感性から先の炎の城を絵に描き、絵を見たみなさんは出来の良さに大盛り上がり。するとみなみん&トワが絵画コンクールへの出品を勧め、ゆいゆいも自分の夢への第一歩として張り切るも――
「コンクールって事はきっと他の人のレベルも高いだろうし、いい加減な物は描けない」
「上手で完璧じゃないといけないよね?」
「私にできるかなあ…」
いざ出品作に取りかかろうとすると上手く描く事へのプレッシャーから筆が止まってしまって今回の振りが完了です。まあ判りやすい。

そんなゆいゆいを見守りつつ、みなさんはカナタ王子の話題をチラリ。彼は単独でホープキングダムへ戻って何やら調べものをしているとか。絶望の森に覆われたホープキングダムと娑婆のルートが開通してしまって大丈夫? と思いきや、どうやら炎の城は安全地帯との事でオールオケオケオッケーのようです。とはいえディスピア勢が本気で攻め込んできたらアウトのような気がしなくなくも(略。それよりこの情況で単身王国へ戻った王子の身が気が気でならない。
ほどなくみなさん揃ってお料理のレッスンに出掛けてしまい、一人残ったゆいゆいは画用紙を前にあれこれ考え続け、寮部屋に戻っても模索を繰り返し、考えれば考えるほどドツボにハマるお約束から机に突っ伏して寝入ってしまいます。あらら。ここは部屋に戻ったはるはるの優しさが光りますが…この季節だと一旦起こして布団で寝かせたほうが親切だったかもしれない。逆に風邪ひかないくらいの気候だとしたら手作りケーキを一晩置いたらヤバいような。

「そんな顔をしていたら見える物も見えなくなってしまうわ。あまり思い詰めないようにね」
はるはるケーキを食らいつつ画用紙に向かうもやっぱり筆は進まず、ってなトコへやってきた望月先生はゆいゆいの白いワニを見つけて鋭いお言葉をサラリ。上手く描こうと焦るばかりに表情は曇り、その後 他のノーブル生たちの夢への姿勢を目の当たりにすると自身の不甲斐なさを痛感し――
「私やっぱり今回はコンクールに出すのやめる事にしたんだ…」
基地に戻って応援に包まれたゆいゆいは、みんなの意に反してコンクールへの出品を諦めてしまうのでした。もちろんみんなに悪気はなく、純粋に応援しているのだけれど、ぐるぐる考えちゃっているゆいゆいにとっては追い詰めのダメ押しだったかもしれない。難しいトコです。

「絵 描くの好きなの?」
「大好き、だって楽しいんだもん!」
居心地が急速悪化したゆいゆいは席を外していつもの丘へ。すると望月先生&子供たちによる青空絵画教室に遭遇し、サイケなお花を描く子供の絵を見て触れ合い、結果や出来に囚われない絵に対する素直な気持ち=絵を描く楽しさを思い出す…というほとんどテンプレの流れへ。せっかく望月先生が出てきたのだから同じ結果へ導くにしても「花のプリンセス」制作秘話みたいな、「あのお話を描いた時も最初は『上手に描こう完璧に描こう』と肩に力が入ってしまって全然描けなかったのよ」みたいなエピソードにすればキャラも立って深みが出たような気がする。ともあれ絵を描く事の本質を思い出したゆいゆいでしたが描きたい物はまだ見つからず、ってなトコへストフリが現れてストフリユアドリーム! ここで子供たちの前に割って入って身を呈して守るゆいゆいの勇ましいこと。その気概は他の4人に決して引けを取りません。
「あなたたちの思いどおりにはならない!」
しかもゆいゆいは夢を覗くいつものシーケンスにて絶望の鍵穴をギュッと締めて抵抗しています。スゲー。対するストフリはハイっ!と力を込め、強まった絶望パワーがゆいゆいを攻め…ここで画面暗転→扉が閉まって謎の爆発音の演出はゆいゆいの身に何が!的な、さらに言うなら無理に抵抗したせいでまさか絶望姫への転身? みたいな期待(?)をしてしまった。この終盤でゆいゆい悪堕ちとかアツすぎ!美味しすぎ!とか勝手に盛り上がってた(笑

爆発音を聞いたみなさんはさっそくプリンセスエンゲージ! から現場へゴー! したはいいけれど。
「あなたたち! ここは危ないわよ!」
「望月先生…逃げてください!」
「あなたどこかで…」
「気のせいです! さあ子供たちを安全な場所へ! ここは私たちに任せてください!」
「ダメよ! もう誰も犠牲になんてさせないわ!」
逃げて!と言われて食い下がる望月先生が良き大人すぎて辛い。教育者の立場からして年端もいかぬオンナノコたちをあんな怪物と戦わせるわけにはいきませんし。ここでフローラは正体バレフラグを上手くかわしたけどこれが後々効いてくるかも? とはいえ特に隠している風でもない(隠せるシステムでもない、身バレのデメリットの提示も無い)ため見ていてどうにもモヤモヤする(笑。結局トゥインクルの実力行使で先生は渋々納得し現場を離脱、ようやく反撃体勢を整えたトコで空中の絶望檻を見つめるみなさん。
「ゆい…また無理をしたのね」
ゆいゆいが捕らわれるのはこれで4回目? 正確に言うと絶望檻に閉じ込められたのは3回目ですが、第18話にてトワイライト様の絶望鏡に閉じ込められていますから。しかしプリキュアと行動を共にしている=危ない目に遭いやすいとはいえゆいゆいってば経験値を重ねすぎです。過去これほど何度も敵に捕まった子もおりますまい。

一方ゆいゆいの意識は膝を抱えて顔を伏せ、まさに絶望の真っ最中でした。ところがふと顔を上げて目を開くとゼツボーグと戦うプリキュアたちが映し出され、その戦う姿を見ると瞳に輝きを戻し、絶望檻から自力で脱出すべく立ち上がるのでした。魔物に捕らわれた一般人が自力で脱出を試みるとは、さすがゆいゆいはこれまでの一般人ポジションと格が違った。
「そうだ。私の描きたいものは、私にしか描けない、強く優しく美しいプリキュアの姿」
「出なきゃ、ここから!」
意識下のゆいゆいが立ち上がると同時にリアルのゆいゆいも意識を戻し始め、動かないはずの体が動き始めるとゼツボーグのパワーが一気に弱まり…このまま本当に自力脱出して天元突破→その勢いで5人目戦士爆誕!まで想像したけどそこまで行かなくて残念無念。いや一般人キャラが敵方のコントロールを脱しただけで革新的、これだけでも立派な「五人目の戦士」なのですが、これまで重ねた数々の描写ゆえにゆいゆいにはさらなる一歩を期待してしまったのです(笑。というわけでゆいゆい決死の抵抗によってゼツボーグの力が弱まり、生じた隙にお城を発動させキラキラ処刑台へ送ってフィナーレ。ゆいゆいよく頑張った!

「自分にしか描けない物語を描いて、夢の力と夢を守る事の大切さを伝えたい」
上手く描く事を意識しすぎて追い詰められ、子供との触れ合いで大切な事を思い出し、そしてプリキュアの闘いを目の当たりにした事で彼女たちの思いを受け止め、ゆいゆいはついに「描きたい事」に辿り着いた。お話の構成は至極シンプル王道でしたが、見失っていた自らの道を再び見出し踏み出す心理変化描写はなかなか読後感が良かった。絶望に落とされながら自力で立ち上がり、一般人にも関わらず檻(異能による拘束)からの脱出に挑み、その結果ゼツボーグの動きを止めてしまったのも凄い。もはや彼女は紛う事なく五人目の戦士でありましょう。それはそうとバトル終了後にやってきた白金さんと先生の会話がフラグ立てに見えて仕方がない。特に白金さんはラストまでに何か大きな見せ場が欲しいなあ。
「少しでも多くの人に、輝く夢の力を届けられますように」
と言うわけで思いを込めて描き上げた絵は見事佳作に入選。おめでとうゆいゆい!

「そういえばちょうど夢ヶ浜美術館で絵画コンクールをやっているからゆいも出品してみたらどうかしら?」
ゆいゆいと言えば絵本作家が夢。その感性から先の炎の城を絵に描き、絵を見たみなさんは出来の良さに大盛り上がり。するとみなみん&トワが絵画コンクールへの出品を勧め、ゆいゆいも自分の夢への第一歩として張り切るも――
「コンクールって事はきっと他の人のレベルも高いだろうし、いい加減な物は描けない」
「上手で完璧じゃないといけないよね?」
「私にできるかなあ…」
いざ出品作に取りかかろうとすると上手く描く事へのプレッシャーから筆が止まってしまって今回の振りが完了です。まあ判りやすい。

そんなゆいゆいを見守りつつ、みなさんはカナタ王子の話題をチラリ。彼は単独でホープキングダムへ戻って何やら調べものをしているとか。絶望の森に覆われたホープキングダムと娑婆のルートが開通してしまって大丈夫? と思いきや、どうやら炎の城は安全地帯との事でオールオケオケオッケーのようです。とはいえディスピア勢が本気で攻め込んできたらアウトのような気がしなくなくも(略。それよりこの情況で単身王国へ戻った王子の身が気が気でならない。
ほどなくみなさん揃ってお料理のレッスンに出掛けてしまい、一人残ったゆいゆいは画用紙を前にあれこれ考え続け、寮部屋に戻っても模索を繰り返し、考えれば考えるほどドツボにハマるお約束から机に突っ伏して寝入ってしまいます。あらら。ここは部屋に戻ったはるはるの優しさが光りますが…この季節だと一旦起こして布団で寝かせたほうが親切だったかもしれない。逆に風邪ひかないくらいの気候だとしたら手作りケーキを一晩置いたらヤバいような。

「そんな顔をしていたら見える物も見えなくなってしまうわ。あまり思い詰めないようにね」
はるはるケーキを食らいつつ画用紙に向かうもやっぱり筆は進まず、ってなトコへやってきた望月先生はゆいゆいの白いワニを見つけて鋭いお言葉をサラリ。上手く描こうと焦るばかりに表情は曇り、その後 他のノーブル生たちの夢への姿勢を目の当たりにすると自身の不甲斐なさを痛感し――
「私やっぱり今回はコンクールに出すのやめる事にしたんだ…」
基地に戻って応援に包まれたゆいゆいは、みんなの意に反してコンクールへの出品を諦めてしまうのでした。もちろんみんなに悪気はなく、純粋に応援しているのだけれど、ぐるぐる考えちゃっているゆいゆいにとっては追い詰めのダメ押しだったかもしれない。難しいトコです。

「絵 描くの好きなの?」
「大好き、だって楽しいんだもん!」
居心地が急速悪化したゆいゆいは席を外していつもの丘へ。すると望月先生&子供たちによる青空絵画教室に遭遇し、サイケなお花を描く子供の絵を見て触れ合い、結果や出来に囚われない絵に対する素直な気持ち=絵を描く楽しさを思い出す…というほとんどテンプレの流れへ。せっかく望月先生が出てきたのだから同じ結果へ導くにしても「花のプリンセス」制作秘話みたいな、「あのお話を描いた時も最初は『上手に描こう完璧に描こう』と肩に力が入ってしまって全然描けなかったのよ」みたいなエピソードにすればキャラも立って深みが出たような気がする。ともあれ絵を描く事の本質を思い出したゆいゆいでしたが描きたい物はまだ見つからず、ってなトコへストフリが現れてストフリユアドリーム! ここで子供たちの前に割って入って身を呈して守るゆいゆいの勇ましいこと。その気概は他の4人に決して引けを取りません。
「あなたたちの思いどおりにはならない!」
しかもゆいゆいは夢を覗くいつものシーケンスにて絶望の鍵穴をギュッと締めて抵抗しています。スゲー。対するストフリはハイっ!と力を込め、強まった絶望パワーがゆいゆいを攻め…ここで画面暗転→扉が閉まって謎の爆発音の演出はゆいゆいの身に何が!的な、さらに言うなら無理に抵抗したせいでまさか絶望姫への転身? みたいな期待(?)をしてしまった。この終盤でゆいゆい悪堕ちとかアツすぎ!美味しすぎ!とか勝手に盛り上がってた(笑

爆発音を聞いたみなさんはさっそくプリンセスエンゲージ! から現場へゴー! したはいいけれど。
「あなたたち! ここは危ないわよ!」
「望月先生…逃げてください!」
「あなたどこかで…」
「気のせいです! さあ子供たちを安全な場所へ! ここは私たちに任せてください!」
「ダメよ! もう誰も犠牲になんてさせないわ!」
逃げて!と言われて食い下がる望月先生が良き大人すぎて辛い。教育者の立場からして年端もいかぬオンナノコたちをあんな怪物と戦わせるわけにはいきませんし。ここでフローラは正体バレフラグを上手くかわしたけどこれが後々効いてくるかも? とはいえ特に隠している風でもない(隠せるシステムでもない、身バレのデメリットの提示も無い)ため見ていてどうにもモヤモヤする(笑。結局トゥインクルの実力行使で先生は渋々納得し現場を離脱、ようやく反撃体勢を整えたトコで空中の絶望檻を見つめるみなさん。
「ゆい…また無理をしたのね」
ゆいゆいが捕らわれるのはこれで4回目? 正確に言うと絶望檻に閉じ込められたのは3回目ですが、第18話にてトワイライト様の絶望鏡に閉じ込められていますから。しかしプリキュアと行動を共にしている=危ない目に遭いやすいとはいえゆいゆいってば経験値を重ねすぎです。過去これほど何度も敵に捕まった子もおりますまい。

一方ゆいゆいの意識は膝を抱えて顔を伏せ、まさに絶望の真っ最中でした。ところがふと顔を上げて目を開くとゼツボーグと戦うプリキュアたちが映し出され、その戦う姿を見ると瞳に輝きを戻し、絶望檻から自力で脱出すべく立ち上がるのでした。魔物に捕らわれた一般人が自力で脱出を試みるとは、さすがゆいゆいはこれまでの一般人ポジションと格が違った。
「そうだ。私の描きたいものは、私にしか描けない、強く優しく美しいプリキュアの姿」
「出なきゃ、ここから!」
意識下のゆいゆいが立ち上がると同時にリアルのゆいゆいも意識を戻し始め、動かないはずの体が動き始めるとゼツボーグのパワーが一気に弱まり…このまま本当に自力脱出して天元突破→その勢いで5人目戦士爆誕!まで想像したけどそこまで行かなくて残念無念。いや一般人キャラが敵方のコントロールを脱しただけで革新的、これだけでも立派な「五人目の戦士」なのですが、これまで重ねた数々の描写ゆえにゆいゆいにはさらなる一歩を期待してしまったのです(笑。というわけでゆいゆい決死の抵抗によってゼツボーグの力が弱まり、生じた隙にお城を発動させキラキラ処刑台へ送ってフィナーレ。ゆいゆいよく頑張った!

「自分にしか描けない物語を描いて、夢の力と夢を守る事の大切さを伝えたい」
上手く描く事を意識しすぎて追い詰められ、子供との触れ合いで大切な事を思い出し、そしてプリキュアの闘いを目の当たりにした事で彼女たちの思いを受け止め、ゆいゆいはついに「描きたい事」に辿り着いた。お話の構成は至極シンプル王道でしたが、見失っていた自らの道を再び見出し踏み出す心理変化描写はなかなか読後感が良かった。絶望に落とされながら自力で立ち上がり、一般人にも関わらず檻(異能による拘束)からの脱出に挑み、その結果ゼツボーグの動きを止めてしまったのも凄い。もはや彼女は紛う事なく五人目の戦士でありましょう。それはそうとバトル終了後にやってきた白金さんと先生の会話がフラグ立てに見えて仕方がない。特に白金さんはラストまでに何か大きな見せ場が欲しいなあ。
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