2008-09-20(Sat)
マクロスFRONTIER #24 ラスト・フロンティア
超銀河歌合戦開幕。二人の歌声が銀河に響く!

そしてシェリルの流す涙の訳は?

アバンは第117船団で起きたバジュラ襲撃事件の顛末。なんとまあこれも思いつく限り最もシンプルな原因でありました。幼きランカが歌うアイモに引き寄せられたバジュラが船団を襲い以下略。以前から何度となく映されてきた「丸窓から見える船団の最期」はつまりこの脱出ポッドの窓から見た光景だったのですね。しかしランカの触れ込みが「第117船団の唯一の生き残り」ってことですがこの船団には脱出ポッドが1人分しか無かったのだろうか? 何かもっと強烈な理由によってランカだけ生き残ったのかと思っていたのに予想外にそのまんまで拍子抜け。ってまた同じことを書いている私。
脱出の間際、ランカはブレラから「このこと(ランカの歌がバジュラを引き寄せたこと)は誰にも言うな」と釘を刺しました。別れ際のこの言葉と窓から見えた惨劇の二重ショックでランカは記憶を失った?
グレイス17歳が冒頭から飛ばしてます。

オズマたち海賊船クォーターの面々はガリア4の空域に浮かぶ第117船団の残骸を調べてグレイスの計画を知りました。これほどの超シークレットな研究データがよく残っていたな(笑。この調査にて堰を切ったようにグレイスの野望が明らかになったわけですが、こういうネタバラシのシーンはそれっぽく見せるのが難しい。それは「何故今までわからなかったのか」ということも考慮に入れなければならないから。
さて今回のネタバラシ。人類にとってバジュラは脅威であり、その脅威を研究していた先人が存在して、現状でバジュラと戦っているみなさんが「その先人の名を知らない」なんてことが起こりえるのだろうか? V型感染症にしてもその筋の人なら誰でも知っている病気で、その治療法を先駆けて研究し論文も発表したチームのメンバーを医療関係者の誰一人知らないということがあるのだろうか? もちろんそれは「グレイス・オコナー」のことであり、オズマ曰く「本名で堂々とフロンティアへ乗り込んで来やがって…」と、しかもグレイスは名も顔も変えずに人前に出て行動していたわけであり、何故誰一人として彼女の正体に気付かなかったのか今となっては不思議でなりません。
そもそもオズマはランカがマオ役をやった時に「因縁」を感じていたわけで、要するにマオとランカの関連性を知っていたわけです。なのにそこにグレイスの情報だけ抜けている道理がわからない。
閑話休題。グレイスの考えた人類補完計画はネットワークに繋がったみなさんが完全に並列ではありませんでした。ネットワークの結節点に優位性が発生し、さらに集約すると完全上位のポイントが出来上がる。ここにグレイスが位置すれば全銀河を支配できてしまうというカラクリ。ランカを媒体にすることでバジュラネットワークのプロトコル解析も完了し、いよいよ野望実現に燃えるグレイス17歳でありました。…って誰だあんた(笑
「ランシェ、ドクター・マオ、もうすぐよ。お前達の血が互いを傷つけ殺し合いを始める」
ランシェの血はランカ、するとマオの血は? ってドクター・マオのフルネームはマオ・ノームなのでまさかこれまでそのまんまですか。でもシェリルってグレイスがスラムから拾ってきた子だよねえ? 後で出てくるイヤリングの一件でシェリルはマオの孫娘であることが明らかになりますがでは何故シェリルはスラムに住んでいたのだろう。グレイスがスラムで拾ったボロボロの女の子が“偶然にも”マオの孫だったってわけ? んなアホな。
またシェリルのイヤリングは母親の形見ということでしたが、この出所がマオであることも判明。これはつまり捕獲すら難しかったバジュラ個体からしか取れない貴重なサンプルを勝手に持ち出してイヤリングに加工し娘(シェリルの母)にあげちゃったわけだよねえ? 研究者としてそんなことが許されるのだろうか? なんだか考えれば考えるほど粗が出てきてしまう感じ。
「それは押し付けた善意だ!」
どこかの若皇帝が言ったセリフと同じベクトルの感情にてオズマたちはこの計画を阻止すべく動き始めました。ってどさくさ紛れに若い娘に手を出すな艦長!(笑

シーン変わってフロンティア。バジュラ母星への総攻撃を前に気合を入れるみなさんです。アルト隊長の顔も心なしか引き締まって見えますね。常にこのレベルの作画だったら…と思わなくもありませんがその辺はTVシリーズのお約束。
ミハエルの遺品に語りかけるクラン。いろいろ覚悟を語っておりますがおっぱいしか目に入りません。おそらく今までのアニメキャラで最大の巨乳でしょう、メガネのサイズから推測すると直径3mくらい? アンダーとトップの差が5mくらいありそうですがこれって何カップになるんだろ(笑
一方マイクローンの巨乳キャラでありますナナセは相変わらず意識が戻らず入院中。出撃前に見舞うルカは意識が無いのをいいことに…。いやキスで済んでよかったよ(笑
対バジュラの切り札でありMDE弾を装備し出撃準備は着々と。数万と言われるバジュラ軍団を相手にこれで足りるのか?と思わなくもありませんが無印マクロスの対ゼントラ決戦を思えばマシなほう?
オーナー氏はまた別の目的がありそうな。時間を越えて誰に会いたいのでしょう?

出撃前のアルトはシェリルを訪ねて死亡フラグ立て。立場や運命をわかっていながらキスをせずにはいられないシェリルが何とも切ないです。ここでシェリルは例のイヤリングをアルトに。ってそのイヤリングでフォールド波を増幅しているんじゃなかったっけ? 決戦前にあげちゃったらマズいんじゃないの? そんな設定などドラマの前では華麗にスルー?
キスの後の「言わないで。今言われたらそれがどんな言葉でもきっと私は歌えなくなる」というセリフはグッときたなあ。続けて「ランカちゃんを助けなさい」と。シェリルは強い子です。こんないい女はめったにいないよ。

というわけでシェリルが大胆なダイブを見せてステージ&戦闘開始。もってっけーの歌詞に乗ったバトルシーンは最初に比べれば見慣れたといえばそうなのだけど何度見てもイイものはイイ。色よし張りよしのシェリルの歌声には納豆ミサイルがよく合う。
ライブ開始と共に出撃するアルトを見て、アルト父がなし崩し的に認めちゃってる雰囲気でした。結局このお家騒動は何だったんだ?
戦果を眺めつつテンション上げ上げなレオン。全力で死臭を振りまいてますね。

いよいよ今回のハイライト「超銀河歌合戦」の開幕であります。全人類を救った「愛・おぼえていますか」がまさか敵方の曲として使われるとは。巨大化したレイプ目ランカはバジュラを操り攻撃はますます激しくなるばかり。確かにバジュラ側から見たら人類は「侵略者」であり自らの存続を脅かす者なのですよね。これはもう戦争モノの永遠のテーマではあります。

激しい戦いの一方、グレイスは覇権を手にするべく母星の深層部へ。その奥へ鎮座していたものは…「鳥の人」ですかこれ? 鳥の人がバジュラの根源なのだろうか? これが原因ならばサラ姉ちゃんを呼んで一節歌ってもらえば万事丸く収まるんじゃ?(笑
そうこうしているうちに気合入りすぎのブレラによってアルトが撃墜されてしまいましたよ! とはいえコクピットの直撃は避けていたので爆発前に脱出している可能性は大きい、というかここでこんな死に方をしてしまったらあまりにトホホなので100%生きているでしょう。機体の爆発を目の当たりにして泣き崩れるシェリル、俺の信じたお前を信じろ!
さて泣いても笑っても来週の最終回を残すのみ。はたしてすっきりカタが付きますか。

そういえば予告映像が無印マクロスのED風でしたね。思わず「ランナー」が脳内再生されました(笑
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そしてシェリルの流す涙の訳は?

アバンは第117船団で起きたバジュラ襲撃事件の顛末。なんとまあこれも思いつく限り最もシンプルな原因でありました。幼きランカが歌うアイモに引き寄せられたバジュラが船団を襲い以下略。以前から何度となく映されてきた「丸窓から見える船団の最期」はつまりこの脱出ポッドの窓から見た光景だったのですね。しかしランカの触れ込みが「第117船団の唯一の生き残り」ってことですがこの船団には脱出ポッドが1人分しか無かったのだろうか? 何かもっと強烈な理由によってランカだけ生き残ったのかと思っていたのに予想外にそのまんまで拍子抜け。ってまた同じことを書いている私。
脱出の間際、ランカはブレラから「このこと(ランカの歌がバジュラを引き寄せたこと)は誰にも言うな」と釘を刺しました。別れ際のこの言葉と窓から見えた惨劇の二重ショックでランカは記憶を失った?
グレイス17歳が冒頭から飛ばしてます。

オズマたち海賊船クォーターの面々はガリア4の空域に浮かぶ第117船団の残骸を調べてグレイスの計画を知りました。これほどの超シークレットな研究データがよく残っていたな(笑。この調査にて堰を切ったようにグレイスの野望が明らかになったわけですが、こういうネタバラシのシーンはそれっぽく見せるのが難しい。それは「何故今までわからなかったのか」ということも考慮に入れなければならないから。
さて今回のネタバラシ。人類にとってバジュラは脅威であり、その脅威を研究していた先人が存在して、現状でバジュラと戦っているみなさんが「その先人の名を知らない」なんてことが起こりえるのだろうか? V型感染症にしてもその筋の人なら誰でも知っている病気で、その治療法を先駆けて研究し論文も発表したチームのメンバーを医療関係者の誰一人知らないということがあるのだろうか? もちろんそれは「グレイス・オコナー」のことであり、オズマ曰く「本名で堂々とフロンティアへ乗り込んで来やがって…」と、しかもグレイスは名も顔も変えずに人前に出て行動していたわけであり、何故誰一人として彼女の正体に気付かなかったのか今となっては不思議でなりません。
そもそもオズマはランカがマオ役をやった時に「因縁」を感じていたわけで、要するにマオとランカの関連性を知っていたわけです。なのにそこにグレイスの情報だけ抜けている道理がわからない。
閑話休題。グレイスの考えた人類補完計画はネットワークに繋がったみなさんが完全に並列ではありませんでした。ネットワークの結節点に優位性が発生し、さらに集約すると完全上位のポイントが出来上がる。ここにグレイスが位置すれば全銀河を支配できてしまうというカラクリ。ランカを媒体にすることでバジュラネットワークのプロトコル解析も完了し、いよいよ野望実現に燃えるグレイス17歳でありました。…って誰だあんた(笑
「ランシェ、ドクター・マオ、もうすぐよ。お前達の血が互いを傷つけ殺し合いを始める」
ランシェの血はランカ、するとマオの血は? ってドクター・マオのフルネームはマオ・ノームなのでまさかこれまでそのまんまですか。でもシェリルってグレイスがスラムから拾ってきた子だよねえ? 後で出てくるイヤリングの一件でシェリルはマオの孫娘であることが明らかになりますがでは何故シェリルはスラムに住んでいたのだろう。グレイスがスラムで拾ったボロボロの女の子が“偶然にも”マオの孫だったってわけ? んなアホな。
またシェリルのイヤリングは母親の形見ということでしたが、この出所がマオであることも判明。これはつまり捕獲すら難しかったバジュラ個体からしか取れない貴重なサンプルを勝手に持ち出してイヤリングに加工し娘(シェリルの母)にあげちゃったわけだよねえ? 研究者としてそんなことが許されるのだろうか? なんだか考えれば考えるほど粗が出てきてしまう感じ。
「それは押し付けた善意だ!」
どこかの若皇帝が言ったセリフと同じベクトルの感情にてオズマたちはこの計画を阻止すべく動き始めました。ってどさくさ紛れに若い娘に手を出すな艦長!(笑

シーン変わってフロンティア。バジュラ母星への総攻撃を前に気合を入れるみなさんです。アルト隊長の顔も心なしか引き締まって見えますね。常にこのレベルの作画だったら…と思わなくもありませんがその辺はTVシリーズのお約束。
ミハエルの遺品に語りかけるクラン。いろいろ覚悟を語っておりますがおっぱいしか目に入りません。おそらく今までのアニメキャラで最大の巨乳でしょう、メガネのサイズから推測すると直径3mくらい? アンダーとトップの差が5mくらいありそうですがこれって何カップになるんだろ(笑
一方マイクローンの巨乳キャラでありますナナセは相変わらず意識が戻らず入院中。出撃前に見舞うルカは意識が無いのをいいことに…。いやキスで済んでよかったよ(笑
対バジュラの切り札でありMDE弾を装備し出撃準備は着々と。数万と言われるバジュラ軍団を相手にこれで足りるのか?と思わなくもありませんが無印マクロスの対ゼントラ決戦を思えばマシなほう?
オーナー氏はまた別の目的がありそうな。時間を越えて誰に会いたいのでしょう?

出撃前のアルトはシェリルを訪ねて死亡フラグ立て。立場や運命をわかっていながらキスをせずにはいられないシェリルが何とも切ないです。ここでシェリルは例のイヤリングをアルトに。ってそのイヤリングでフォールド波を増幅しているんじゃなかったっけ? 決戦前にあげちゃったらマズいんじゃないの? そんな設定などドラマの前では華麗にスルー?
キスの後の「言わないで。今言われたらそれがどんな言葉でもきっと私は歌えなくなる」というセリフはグッときたなあ。続けて「ランカちゃんを助けなさい」と。シェリルは強い子です。こんないい女はめったにいないよ。

というわけでシェリルが大胆なダイブを見せてステージ&戦闘開始。もってっけーの歌詞に乗ったバトルシーンは最初に比べれば見慣れたといえばそうなのだけど何度見てもイイものはイイ。色よし張りよしのシェリルの歌声には納豆ミサイルがよく合う。
ライブ開始と共に出撃するアルトを見て、アルト父がなし崩し的に認めちゃってる雰囲気でした。結局このお家騒動は何だったんだ?
戦果を眺めつつテンション上げ上げなレオン。全力で死臭を振りまいてますね。

いよいよ今回のハイライト「超銀河歌合戦」の開幕であります。全人類を救った「愛・おぼえていますか」がまさか敵方の曲として使われるとは。巨大化したレイプ目ランカはバジュラを操り攻撃はますます激しくなるばかり。確かにバジュラ側から見たら人類は「侵略者」であり自らの存続を脅かす者なのですよね。これはもう戦争モノの永遠のテーマではあります。

激しい戦いの一方、グレイスは覇権を手にするべく母星の深層部へ。その奥へ鎮座していたものは…「鳥の人」ですかこれ? 鳥の人がバジュラの根源なのだろうか? これが原因ならばサラ姉ちゃんを呼んで一節歌ってもらえば万事丸く収まるんじゃ?(笑
そうこうしているうちに気合入りすぎのブレラによってアルトが撃墜されてしまいましたよ! とはいえコクピットの直撃は避けていたので爆発前に脱出している可能性は大きい、というかここでこんな死に方をしてしまったらあまりにトホホなので100%生きているでしょう。機体の爆発を目の当たりにして泣き崩れるシェリル、俺の信じたお前を信じろ!
さて泣いても笑っても来週の最終回を残すのみ。はたしてすっきりカタが付きますか。

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