2016-01-08(Fri)
アイカツ! #166 私が見つけた最初の風
歌でアイドルを究めたい。

凛としてステージの上、私 いばらの女王。

晴れ着姿の三人娘による新年挨拶で幕を開けたアイカツ2016、放映タイミング的にお正月描写が無い→せっかくの晴れ着がトビラだけってのはちょっと惜しかったかな。というわけで新年初回は冒頭っから学園マザーの「スターライトクイーンカップ」開催宣言、そしてクイーンカップ開催記念のイベント「スタートダッシュパーティ」の告知まで一気にまくし立てます。ペース早っ。
「さあスペシャルゲストの到着だ!」
シーンがパーティ会場にパッと変わり、いかにもなレッドカーペットの前に横付けされた白いリムジンはどんだけスペシャルなんだ!とちょっと笑った。ほどなくリムジンから降り立ったゲストは現クイーンのさくらちゃん、先代クイーンのおとめ先輩、そしてレジェンド美月さん…こう言ってはシマイだけれど、やはり美月さんのオーラが頭10個くらい突き抜けちゃってる感じです。もちろんおとめ&さくらも頑張っていたとは思いますが、何せ本編中の絶対的な「クイーン感」がほとんど無かったのは痛い。たまーに映るさくら荘シーンを見て「そういやさくらがクイーンだっけ」と思い出す程度?
そもそも第3期以降のクイーンカップ自体、群雄割拠がひしめくスタライにて中等部限定で競って「スターライト学園の頂点」と言われてもピンと来ず、平たく言うと後付けの高等部設定がいろいろ歪めちゃってる感じ。いろいろ言葉を飾ったトコで実際は学園の「クイーン」と言うより「プリンセス」、中等部の頂点は相撲で言えば十両優勝みたいなもので、横綱や役付がいない土俵で優勝しても「相撲界の頂点」と言えないのと同じでは? そんな諸々の事情により、作劇として1期ラストの「美月クイーンに挑むいちご」的な判りやすいアツさを作り難く、見ている側としてもイマイチ手に汗を握りづらいってのが正直なトコ。ともあれここでスミレはさくらの「どんなクイーンになりたいか?」という問い掛けに神妙な表情を覗かせて後への振りをチラリチラリ。

「よ~し、みんなで一緒にエントリーしようか?」
「ごめん、もうちょっと考えたいかも」
パーティが終わって意気上げ上げの中でスミレだけノリ切れていません。辛抱たまらず走り出すひなき、続いてダッシュのあかりに大きく遅れるスミレの各カットは、クイーンに対する覚悟や自信が二人に追いつけていない事を判りやすく描いています。諸先輩が語っていた「クイーンの重責」や「クイーン像」に対する自信が無い。こういうトコはマジメなスミレらしく、というわけで今回はそんなスミレが自分を見つめクイーンカップに臨む覚悟を決めるまでのお話でした。それはそうと相変わらずローアングル多いな(笑
「私が史上最高にかわいいスターライトクイーンになっちゃいますよ!」
「私だって最高にかっこいいクイーンになるんだから!」
「激アツなクイーンになる!」
一方バニチリの三者三様。方向性は違えどこちらは揃って「自らのクイーン像」に自信満々、メタ的に見ても各々のクイーン像はご尤もで、要するにバニチリのキャラ立ちを改めて感じさせるヒトコマでした。Luminasにはこういう判りやすい個性が無いためどうしても地味に映ってしまうのかも。というかかわいい子揃いのアイドル学校でここまで言い切っちゃうまどかの自信が凄い(笑

「私はもっと大勢の人たちに笑顔になってもらえる、そんなスターライトクイーンになりたいと思ってます!」
大空ぉ天気の中継で語られたあかりのクイーン像。思えば1年続いているお天気キャスターの仕事もその思いから始まったもので、さらに遡れば美月さん→いちごと続いた「人を元気にする、笑顔にする」という各御大のアイドル像の流れを汲む=Shining Lineの系譜を感じさせるものになっています。いちごに憧れてアイドルの階段を登り続け、ようやくいちごの姿が見えたと思ったらいちごはさらなる高みに行ってしまって後にまだまだ階段が続く…この階段イメージは果てしないアイドル坂の厳しさと、それに食らい付くあかりのしぶとさ(笑)を判りやすく描いていました。

学園マザーに呼び出され、雑誌取材のテイで「クイーン像」に関する〆切を言い渡されたスミレ。ってなトコへひなきのインタビュー「どんなクイーンになりたいか?」が流れてきました。
「私はスターライトクイーンになってもっと有名になりたいんです」
「有名になったら今よりいろんなお仕事ができますよね?」
「私、ライブもテレビもモデルもいろんな事をして、たくさんの人に楽しくなってもらえるクイーンになりたいんです!」
モデル業がメインと思いきや実際のひなきはライブやバラエティ番組もこなすオールラウンダーで、多岐に渡るカツドウでみんなを楽しませたい! という辺り彼女らしいアイドル像と言えましょう。まあ作中ではそれが仇となり器用貧乏的な子になってしまい、キャラ性を活かしきれていない節もあるような。クイーンの座すら手段の一つとする強かさとか臨機応変なバイタリティとかもっと練り込めばキャラも立つのにもったいない。特にLuminasで固まると「ですなですな」の頷き要員で終わってしまう事も多く、ひなきに関しては珠璃と組んだ情ハラの方がキャラを活かしていると思えます。
「私らしい答えって何だろう?」
などなど二人のクイーン像を聞いたスミレは未だ目標を見据えられない自分に焦り始めるのでした。

自らのクイーン像が見えない=先が見えないアイドル階段を頭に浮かべてアイ!カツ!アイ!カツ!してるトコへあかり&ひなきが合流。すると未だ五里霧中なスミレに対し、各々が浮かべるクイーン像=アイドルへの思いについて、グラウンドに吹いた「風」をキーワードに語り始めます。あかりは子どもの頃に見たいちごの姿に「風」を感じ、ひなきは子どもの頃の両親との会話で「風」を感じた。一方お姉ちゃんに勧められるままスタライに入ったスミレは「風」を感じる前にアイドルになってしまった。だから「アイドルになりたいきっかけ」が無い=確固たる目標を見据えられないのですね。
「でもね、あかりちゃんたちと出会って、競うことで新しい自分に近付ける事がわかったの」
「それが私に吹いた最初の風」
一人占いの本を抱えていた少女は仲間と出会い競い合って初めての「風」を感じた。その風をきっかけに自分の原点である「歌」を見つめ直したスミレは歌への思いを強め、それはやがて「歌でトップを目指す」ほどに強まり――
「私は歌でアイドルを究める! そんなスターライトクイーンになりたい!」
人を笑顔にしたいと言うあかり、人を楽しませたいと言うひなき…に対し、最も控え目なスミレだけ自己完結しているのは面白いかもしれない。一見クールな氷の華は誰よりも闘志に溢れていたということか、と思ったら。

クイーンカップへのインタビューで力強く「歌でアイドルを究める」と言い切ったスミレを暗い部屋で見ていた妖しいおっさん(笑)は、その言葉に口元をニヤリと浮かべるとさっそく館へ呼び出します。
「世界で一番LoLi GoThiCのドレスが好きなのはだ~れ?」
「それは…私!」
「お入り。言ってくれたね」
相変わらずおどろしい件の館へ単身乗り込んだスミレは以前と違って自信に溢れ、鏡からの問いかけにも堂々と答えて魔夜さんの部屋へ。このシーンは第108話の同シーンを思い返すとなかなか感慨深いものがあります。強くなったなあ(しみじみ。ただその成長過程がメインのLuminasカツドウよりもソロ&ダンディヴァでのカツドウに多く感じてしまう辺り少々残念かも。まあLuminasカツドウの時はスミレの歌にスポットを当てにくいので仕方ないのだけれど。
「進む道も荊なら、スミレの心の奥にもまだ恐れの棘があるでしょう?」
「それでも進もうとする意志の強さをドレスで表したい」
人間そう簡単に強靱な精神力を備えられるものではなく、「歌」を支えに自信を付けたスミレもまた無敵の闘志を持ち合わせているわけではなかった。そんな心の奥に潜んだ「弱さ」を見抜き、それさえ魅力の一つに数える魔夜さんに感服。見た目もシュミも逝っちゃってるのに最もアイドルを大切に見守ってる人です。
「着るからにはクイーンになってよ」
「はい」
心血注いだドレスを預けるヒトコトがまた粋でした。デザイナーとして誰にも負けないドレスを作る、後はあなた次第と。対するスミレの力強い答えも良かった。


そんなこんなでスミレのソロライブへ。さっそく届いた「ブルーエンプレスコーデ」に気合いマシマシでコーデチェンジを済ませて始まった曲は新曲「いばらの女王」、独創的な曲調はやはり作曲:NARASAKI氏、アレンジは「リルビーリルウィン♪」のWATCHMAN氏であります。ゆったりした頭サビの入りは妖しく輝く月灯りに照らされたステージと相まって雰囲気アリアリ。そこから月を背負ってパッと振り返った瞬間照明柱に灯りが点き、世にも幻想的なライブが始まります。
スミレのライブは照明に凝っている事が多く、基本的に暗いステージに妖しく光る照明(しかも月灯りがメイン)と白い肌が非常に映え、ゴシック調の荘厳なステージを強く印象付けます。パントマイムを取り入れたダンサブルな振り付けはダンディヴァの経験を窺わせ、キメキメの表情付けと相まってつい見入ってしまう。カットカットの視覚的快感が凄いのだなあ。などなどステージの雰囲気や曲調に対しアレンジがちょっと軽め?と思わなくなくも(略)ですが、アイドルソングとしてはこのくらいがちょうど良いのかも?とも思ったりして難しいトコ。マイナーのまま終わるのは良いな。おっさんの好みを言うならもう少し重いドライブを掛けて、ボーカルも重くしてほしいけれど、そうするとスミレの歌じゃなくなっちゃうので難(以下同文
Bサビの盛り上がりに合わせてフィーバーアピールが発動。アイドルオーラが弾けて背景が一転し時計塔&羽根が現れ消える一連はじつに格好よろしい。もうライブ中に羽根付けないんね(笑
というわけでまずは覚悟を決めたスミレのスタートダッシュ。次回以降もこの調子でクイーンカップに向けての個人回が続くのでしょう。予告を見る限り次回はあかりがプレミアムゲット? 主役は後に来そうだけれど意外と早かった? というかバニチリとののリサを早く見たい(そんな
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凛としてステージの上、私 いばらの女王。

晴れ着姿の三人娘による新年挨拶で幕を開けたアイカツ2016、放映タイミング的にお正月描写が無い→せっかくの晴れ着がトビラだけってのはちょっと惜しかったかな。というわけで新年初回は冒頭っから学園マザーの「スターライトクイーンカップ」開催宣言、そしてクイーンカップ開催記念のイベント「スタートダッシュパーティ」の告知まで一気にまくし立てます。ペース早っ。
「さあスペシャルゲストの到着だ!」
シーンがパーティ会場にパッと変わり、いかにもなレッドカーペットの前に横付けされた白いリムジンはどんだけスペシャルなんだ!とちょっと笑った。ほどなくリムジンから降り立ったゲストは現クイーンのさくらちゃん、先代クイーンのおとめ先輩、そしてレジェンド美月さん…こう言ってはシマイだけれど、やはり美月さんのオーラが頭10個くらい突き抜けちゃってる感じです。もちろんおとめ&さくらも頑張っていたとは思いますが、何せ本編中の絶対的な「クイーン感」がほとんど無かったのは痛い。たまーに映るさくら荘シーンを見て「そういやさくらがクイーンだっけ」と思い出す程度?
そもそも第3期以降のクイーンカップ自体、群雄割拠がひしめくスタライにて中等部限定で競って「スターライト学園の頂点」と言われてもピンと来ず、平たく言うと後付けの高等部設定がいろいろ歪めちゃってる感じ。いろいろ言葉を飾ったトコで実際は学園の「クイーン」と言うより「プリンセス」、中等部の頂点は相撲で言えば十両優勝みたいなもので、横綱や役付がいない土俵で優勝しても「相撲界の頂点」と言えないのと同じでは? そんな諸々の事情により、作劇として1期ラストの「美月クイーンに挑むいちご」的な判りやすいアツさを作り難く、見ている側としてもイマイチ手に汗を握りづらいってのが正直なトコ。ともあれここでスミレはさくらの「どんなクイーンになりたいか?」という問い掛けに神妙な表情を覗かせて後への振りをチラリチラリ。

「よ~し、みんなで一緒にエントリーしようか?」
「ごめん、もうちょっと考えたいかも」
パーティが終わって意気上げ上げの中でスミレだけノリ切れていません。辛抱たまらず走り出すひなき、続いてダッシュのあかりに大きく遅れるスミレの各カットは、クイーンに対する覚悟や自信が二人に追いつけていない事を判りやすく描いています。諸先輩が語っていた「クイーンの重責」や「クイーン像」に対する自信が無い。こういうトコはマジメなスミレらしく、というわけで今回はそんなスミレが自分を見つめクイーンカップに臨む覚悟を決めるまでのお話でした。それはそうと相変わらずローアングル多いな(笑
「私が史上最高にかわいいスターライトクイーンになっちゃいますよ!」
「私だって最高にかっこいいクイーンになるんだから!」
「激アツなクイーンになる!」
一方バニチリの三者三様。方向性は違えどこちらは揃って「自らのクイーン像」に自信満々、メタ的に見ても各々のクイーン像はご尤もで、要するにバニチリのキャラ立ちを改めて感じさせるヒトコマでした。Luminasにはこういう判りやすい個性が無いためどうしても地味に映ってしまうのかも。というかかわいい子揃いのアイドル学校でここまで言い切っちゃうまどかの自信が凄い(笑

「私はもっと大勢の人たちに笑顔になってもらえる、そんなスターライトクイーンになりたいと思ってます!」
大空ぉ天気の中継で語られたあかりのクイーン像。思えば1年続いているお天気キャスターの仕事もその思いから始まったもので、さらに遡れば美月さん→いちごと続いた「人を元気にする、笑顔にする」という各御大のアイドル像の流れを汲む=Shining Lineの系譜を感じさせるものになっています。いちごに憧れてアイドルの階段を登り続け、ようやくいちごの姿が見えたと思ったらいちごはさらなる高みに行ってしまって後にまだまだ階段が続く…この階段イメージは果てしないアイドル坂の厳しさと、それに食らい付くあかりのしぶとさ(笑)を判りやすく描いていました。

学園マザーに呼び出され、雑誌取材のテイで「クイーン像」に関する〆切を言い渡されたスミレ。ってなトコへひなきのインタビュー「どんなクイーンになりたいか?」が流れてきました。
「私はスターライトクイーンになってもっと有名になりたいんです」
「有名になったら今よりいろんなお仕事ができますよね?」
「私、ライブもテレビもモデルもいろんな事をして、たくさんの人に楽しくなってもらえるクイーンになりたいんです!」
モデル業がメインと思いきや実際のひなきはライブやバラエティ番組もこなすオールラウンダーで、多岐に渡るカツドウでみんなを楽しませたい! という辺り彼女らしいアイドル像と言えましょう。まあ作中ではそれが仇となり器用貧乏的な子になってしまい、キャラ性を活かしきれていない節もあるような。クイーンの座すら手段の一つとする強かさとか臨機応変なバイタリティとかもっと練り込めばキャラも立つのにもったいない。特にLuminasで固まると「ですなですな」の頷き要員で終わってしまう事も多く、ひなきに関しては珠璃と組んだ情ハラの方がキャラを活かしていると思えます。
「私らしい答えって何だろう?」
などなど二人のクイーン像を聞いたスミレは未だ目標を見据えられない自分に焦り始めるのでした。

自らのクイーン像が見えない=先が見えないアイドル階段を頭に浮かべてアイ!カツ!アイ!カツ!してるトコへあかり&ひなきが合流。すると未だ五里霧中なスミレに対し、各々が浮かべるクイーン像=アイドルへの思いについて、グラウンドに吹いた「風」をキーワードに語り始めます。あかりは子どもの頃に見たいちごの姿に「風」を感じ、ひなきは子どもの頃の両親との会話で「風」を感じた。一方お姉ちゃんに勧められるままスタライに入ったスミレは「風」を感じる前にアイドルになってしまった。だから「アイドルになりたいきっかけ」が無い=確固たる目標を見据えられないのですね。
「でもね、あかりちゃんたちと出会って、競うことで新しい自分に近付ける事がわかったの」
「それが私に吹いた最初の風」
一人占いの本を抱えていた少女は仲間と出会い競い合って初めての「風」を感じた。その風をきっかけに自分の原点である「歌」を見つめ直したスミレは歌への思いを強め、それはやがて「歌でトップを目指す」ほどに強まり――
「私は歌でアイドルを究める! そんなスターライトクイーンになりたい!」
人を笑顔にしたいと言うあかり、人を楽しませたいと言うひなき…に対し、最も控え目なスミレだけ自己完結しているのは面白いかもしれない。一見クールな氷の華は誰よりも闘志に溢れていたということか、と思ったら。

クイーンカップへのインタビューで力強く「歌でアイドルを究める」と言い切ったスミレを暗い部屋で見ていた妖しいおっさん(笑)は、その言葉に口元をニヤリと浮かべるとさっそく館へ呼び出します。
「世界で一番LoLi GoThiCのドレスが好きなのはだ~れ?」
「それは…私!」
「お入り。言ってくれたね」
相変わらずおどろしい件の館へ単身乗り込んだスミレは以前と違って自信に溢れ、鏡からの問いかけにも堂々と答えて魔夜さんの部屋へ。このシーンは第108話の同シーンを思い返すとなかなか感慨深いものがあります。強くなったなあ(しみじみ。ただその成長過程がメインのLuminasカツドウよりもソロ&ダンディヴァでのカツドウに多く感じてしまう辺り少々残念かも。まあLuminasカツドウの時はスミレの歌にスポットを当てにくいので仕方ないのだけれど。
「進む道も荊なら、スミレの心の奥にもまだ恐れの棘があるでしょう?」
「それでも進もうとする意志の強さをドレスで表したい」
人間そう簡単に強靱な精神力を備えられるものではなく、「歌」を支えに自信を付けたスミレもまた無敵の闘志を持ち合わせているわけではなかった。そんな心の奥に潜んだ「弱さ」を見抜き、それさえ魅力の一つに数える魔夜さんに感服。見た目もシュミも逝っちゃってるのに最もアイドルを大切に見守ってる人です。
「着るからにはクイーンになってよ」
「はい」
心血注いだドレスを預けるヒトコトがまた粋でした。デザイナーとして誰にも負けないドレスを作る、後はあなた次第と。対するスミレの力強い答えも良かった。


そんなこんなでスミレのソロライブへ。さっそく届いた「ブルーエンプレスコーデ」に気合いマシマシでコーデチェンジを済ませて始まった曲は新曲「いばらの女王」、独創的な曲調はやはり作曲:NARASAKI氏、アレンジは「リルビーリルウィン♪」のWATCHMAN氏であります。ゆったりした頭サビの入りは妖しく輝く月灯りに照らされたステージと相まって雰囲気アリアリ。そこから月を背負ってパッと振り返った瞬間照明柱に灯りが点き、世にも幻想的なライブが始まります。
スミレのライブは照明に凝っている事が多く、基本的に暗いステージに妖しく光る照明(しかも月灯りがメイン)と白い肌が非常に映え、ゴシック調の荘厳なステージを強く印象付けます。パントマイムを取り入れたダンサブルな振り付けはダンディヴァの経験を窺わせ、キメキメの表情付けと相まってつい見入ってしまう。カットカットの視覚的快感が凄いのだなあ。などなどステージの雰囲気や曲調に対しアレンジがちょっと軽め?と思わなくなくも(略)ですが、アイドルソングとしてはこのくらいがちょうど良いのかも?とも思ったりして難しいトコ。マイナーのまま終わるのは良いな。おっさんの好みを言うならもう少し重いドライブを掛けて、ボーカルも重くしてほしいけれど、そうするとスミレの歌じゃなくなっちゃうので難(以下同文
Bサビの盛り上がりに合わせてフィーバーアピールが発動。アイドルオーラが弾けて背景が一転し時計塔&羽根が現れ消える一連はじつに格好よろしい。もうライブ中に羽根付けないんね(笑
というわけでまずは覚悟を決めたスミレのスタートダッシュ。次回以降もこの調子でクイーンカップに向けての個人回が続くのでしょう。予告を見る限り次回はあかりがプレミアムゲット? 主役は後に来そうだけれど意外と早かった? というかバニチリとののリサを早く見たい(そんな
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