2016-01-25(Mon)

Go! プリンセスプリキュア #49 決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!

私たちは夢の導き手、絶望には屈しない! 

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さあ、お覚悟はよろしくて?

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前回ラストの「時は来た」との宣言どおりいよいよ最終決戦に突入です。まずは何やかんやで離反したシャットさん&ロックくんを「失敗作」と斬り捨てつつ、最後に残ったクローズさんへ寵愛の言葉を掛けるディスピア様。それを聞いたクローズさんのこの上なきシアワセ顔から両者の関係性が窺えますね。するとディスピア様は万感の思いに震えるクローズさんをギュッと抱き締め…と同時に例の荊が急成長し、現場をうろうろしていたストフリも取り込まれ――

「愚かな夢を抱く者どもよ、お前たちの夢は終わる」

あれよあれよと言う間にモードチェンジを済ませていざ最終決戦へ。本編中 大した働きをしなかったストフリでしたがこの局面では阿吽の如く前門を固め、最終形態では意外にも重要ポジションっぽい?

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巨大化したディスピア様は胸の鍵穴を光らせて絶望ビームをぶっ放し、迎え撃つプリキュア衆もまた各々お城技をぶっ放して決戦バトル開幕。そんな次から次へとお城を酷使しちゃトワの実家がボロボロになっちゃう!ってのは余計な心配か(笑。ところが渾身のお城販促技はあっさり跳ね返され、返す刀でぶっ放された黒羽根波状攻撃をモロに食らって吹っ飛ばされてしまいます。ってなうちにふと気付くとディスピア様の浸食はノーブル島を越え、夢ヶ浜を越え、あっという間に娑婆全土が絶望の荊に覆われてしまいました。仕事早っ。川越の春野一家やきらら事務所の社長さん&りんりんも絶望檻に閉じ込められてさあ大変です。あありんりんかわいい(それどころでは

「夢のある所には必ず闇が生まれる。叶わぬ夢、失われた希望、挫折、後悔…それは全て絶望となる」
「そうして王国に生まれた絶望がいつしか荊の森となり私となった」
「そう私は絶望そのもの。あらゆる夢を閉ざし続ける存在」

そしてついにディスピア様の正体が明らかになりました。異世界からの侵略者とか、謎の秘密結社とか、そういう振りが全く無かったので「人の心の闇の具現」ってのはまあ大体予想どおりなれど…これってスイートのノイズ様と同パターンっぽい? というかノイズ様の正体が明らかになったスイートプリキュア 第47話は当時新進気鋭の若手演出家だったタナカリオン氏がコンテ・演出を担当していたのでした。これは偶然ではありますまい。ともあれ正体を示したディスピア様はますますメートルを上げて攻撃を仕掛け、咄嗟に張られたカナタバリアをもその強大な絶望パワーによって砕き…東映バリアは割られるために張られるのです。

「ディスピアを倒せるのは真のプリンセスだけ。4人がグランプリンセスにならなければ…」
「なら早くそれに!」
「どうすればなれるんです?」
「判らないわ。あの子たちはあんなにも立派に成長したというのに…まだ何かが足りてないというの?」

破られる前のバリア内でのミスシャムールのお言葉。ドレスアップキーはとっくに全て揃い、これまでご覧のとおり各々成長を見せているのに何故か未だグランプリンセスになれない。いったい何が足りないのか?

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「大丈夫。みんなの夢は私たちが守るから」

バリアが破られ無防備となったみなさんに襲い掛かるディスピア様! の眼前にパッと割って入るフローラが思いっきり男前です。絶対にみんなを守る! その気合いは他キュアも同様で、うねうねと伸びる分身触手(?)にやられてもやられても立ち上がってディスピア様本体へカチ込み続け…一方プリキュアたちの尋常ならざる闘志を目の当たりにしたみなさんはその力の源が不思議でならない。もうボロボロなのに、何であそこまで、あんな顔で戦えるのか?

「夢を追ってきたから。はるかちゃんたちはこれまでもずっとあんな風に頑張り続けてきたんです」

ここで解説者ゆいゆいがまたしても良い仕事。みんなが知らない所でずっと戦ってきた、みんなの夢を守ってきたプリキュアたちの事をみんなに伝える…まさに彼女が夢描いていた事をこのクライマックスできっちりこなしてくれました。そしてプリキュアたちの頑張りを見た妖精ズも参戦し、いつものパターンでトワの実家を出すとモードエレガントからグランプランタンをぶち込み…ところがあっさり跳ね返されて荊に襲われ、プリキュア最終決戦の定石どおり強制変身解除でKO寸前の大ピンチに。

「もはやお前たちなど相手にならん」

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地に伏せたプリキュアたちを嘲笑うようにディスピア様は絶望の扉を開き、先に閉じ込めた絶望一般人たちを次々と吸い込んでいきます。身動き取れないプリキュアたちはその様子を悲しげに見つめるのみ。ほどなく回収が終わると扉が閉じて錠前が掛けられ、次の瞬間 世界は絶望の闇に覆われ――

「夢と希望は潰えた。草木は枯れ果て、空は闇に呑まれ、海は輝きを失った」
「そんな…夢が…守れなかった」
「絶望せよ」

圧倒的な絶望パワーに為す術無く全てを奪われ、大上段からの勝利宣言を浴びせられ泣き崩れるプリキュアたち。これはキツい。闇に染まった空が映ったはるはるの黒い瞳がまたキツい。そしてこの瞬間のディスピア様がいい表情してるのだなあ。アニメーターの芝居心を感じさせるヒトコマです。無情にもブラックアウトしたA終わりの演出も容赦なくキッツい。

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力を失い静寂の中で横たわるプリキュアたち。残っているのは丸腰のノーブル学園関係者だけとなり、ディスピア様にとってもはや赤子の手を捻るようなもの…と思いきや。

「まだボクらがいるロマ!」
「はるか! みなみ! きらら! トワ様! 元気出すパフ!」
「プリンセスをお助けするのがロイヤルフェアリーロマ!」
「それがパフたちパフ! だから負けないパフ!」

プリキュアたちが手も足も出なかった相手へ勇猛果敢に立ち向かう妖精ズのアツさったら。プリキュアでの妖精さんは大抵戦力にならず、むしろ保護の対象になるパターンが多いのですが、本作の妖精ズは常に一生懸命で全編に渡って印象が良かった。それはそうとやはり河野作画は妖精ズの動きから表情からめっさかわいい。この画力を何故美少女顔に転用できないのか不思議でなりません(笑。閑話休題、そんな妖精ズの心意気は見上げたものの戦闘力の差はどうにもならず、結局触手に吹っ飛ばされてしまいますが――

「そうよね。例え世界がこんなになってても、私たちの気持ちはここにある」
「春野! お前格好良すぎだぜ」
「凄いよ、四人とも」
「内緒にしてたのは水くさいけどね」
「今までありがとう」
「これからは戦いましょう。私たちも」

パフの勇気を受け止めた如月さんをトリガーに、強い思いを奮い立たせた一般生徒たちが次々と最前線に歩み始めます。自分たちのために戦ってくれたプリキュアたちに労いの言葉を掛けつつ、しかし「自分の事は自分でやる」校風どおり、自分の夢は自分で守るべく、恐ろしい魔物相手に立ち上がったのです。その中にはシャットさんや、例のボロ布を抱えたクロロの姿もあり…自らの非力さを嘆くクロロへロックの目玉が応え、後のサプライズへの布石もオッケー。前回助けてもらったロックのツンデレチックなお返しみたいな、ここに至る経緯を綺麗に精算すべくなかなか粋な仕込みでした。

「友達が守ってくれた私たちの夢。絶対に諦めない。何度檻に閉じ込められたって破ってみせる!」

みなさんのセンターでアツい啖呵を切るゆいゆい。前回今回と五人目の戦士すぎて、ゆいゆい好きとしてこのクライマックスは感慨が絶えません。何しろ「何度檻に閉じ込められたって~」のくだりはゆいゆいが言うと説得力がありすぎる(笑。しかしこれはまだ序章でした。

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一般人相手でも容赦無く触手を伸ばすディスピア様、しかしゆいゆいはその攻撃が迫っても眉一つ動かさず強い瞳で――

「私たちは負けない!」

こりゃ痺れる! 前回に続いて何というメンタルの強さ! と思った次の瞬間目映い光が輝き、その光は分身触手を一瞬で消滅させ、まさかまさかこの土壇場でホントにキュアゆいゆい爆誕!? と本気で考えてしまった(笑。というわけでプリンセスロッドの欠片が各々の夢と結びついて発動した夢キー(?)=みんなの夢の力がプリキュアに託され、すると闇に覆われていた空が目映く輝き、その温かく力強い光に包まれたプリキュアたちは再び立ち上がるのでした。四人並んでニコッと笑顔を交わした後の引き締まった表情がまた凛々しい。はるはる男前すぎる。

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はるはるがビシッとキメたタイミングで流れ始めた主題歌がもうズルい。お約束と判っちゃいてもこんなのアツくならざるを得ない。空っぽのまま地面に転がっていたパフュームに夢の力が満たされていく流れもアツい、というかこの段階で画面が滲んで何も見えず困った。続いて夢の力を噴射しながら宙を飛ぶパフュームはディスピア様の目の前で夢の扉と化し――

「4つの扉…」
「扉なら…」
「このキーで…」
「開けろって事だよね!」

輝くドレスアップキーを握り締めた4人は扉を開くべく夢の坂を駆け始めます。もちろんディスピア様の猛攻が坂の彼女たちを襲い始めますが、すかさずミスシャムール&王子のフォローが入り、そしてそしてシャットさん&復活ロックくんまで参戦…助けてもらった恩義からの参戦でしょうに「手を貸すのは今だけだね!」と悪ぶるロックくんかわいい。すっかりプリキュアサイドとなったシャットさんも凛々しかった。決戦のカタが付いた後も生き残ってくれるといいなあ。

「あの子たちがここまで心を磨いてきたのはこのためだったのね」
「夢を守るプリンセスから、全ての夢を希望に導くプリンセスに」

坂を駆け上がるうちにプリキュアの姿へ変わっていく4人。こういう見せ場も最終決戦のクライマックスらしい。ミスシャムール&王子の総括語りに重ねて現れたティアラで変身完了→ついに扉へ到着(グランプリンセスへ)!の流れも良かった。夢を守るだけではなく夢を導く存在となる、それこそがグランプリンセスの条件だった。どれほどの能力・資質があろうと民からの信頼やそれを背負い導く強い心が無ければプリンセスになり得ない。なるほどミスシャムールの言葉どおり、この一年間の総まとめとしてじつに感慨深いクライマックスです。

などと内容としてはじつにアツいのだけれど、この局面にて全然動かず地蔵モードで鎮座するだけのディスピア様が何だかなあな感じ。巨大化しすぎて動かれん?(笑。夢の坂を駆け上がるシーンも気持ちとしては感慨深かったけれど絵面的には少々退屈だったと言えなくもなく(略。平たく言うとクライマックスらしいアツいバトルアクションをもっと見たかったってのが正直なところ。

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「プリキュア プリンセスエンゲージ」

扉の鍵穴にキーを挿してガチャリと回すと目映い光に包まれ、みんなの夢の鍵が一転に集まるとついにグランプリンセスの爆誕であります。デザイン的には思ったよりシンプルというか、明度が高すぎて各キャラの違いが良くわからない(笑。ともあれ四人揃って最終形態ってのはなかなかアツいです。するとディスピア様は溜まりに溜まった絶望パワーを強烈な絶望砲としてぶっ放し、一方グランプリンセスズも高まった夢の力で押し返し、お約束の力比べは意外とあっさりプリキュア側が押し勝って――

「強く!」
「優しく!」
「美しく!」
「私たちの夢は絶望を乗り越える!」

17本のドレスアップキーが1つに集まり、巨大な鍵となってディスピア様の鍵穴を貫く、最終奥義「プリキュア グラン リベラシオン」が発動! 胸の鍵穴はずっと気になっていましたが、なるほどディスピア様自身が絶望扉の錠前だったという事か。そして意外とあっさりディスピア様は爆散し、闇に覆われていた世界は元の光を取り戻し…なのにストフリの荊が何故か残ったまま。

「忘れるな、絶望は…」

などなど決戦自体はあっさりカタは付いたものの、ディスピア様断末魔の叫びどおり「夢がある所には絶望が生まれる」について根本的な解決は見られませんでした。まあ絶望の荊そのものであるストフリが残ったのもその布石でしょうし、次回最終回ではこの点をどうまとめてくれるか期待しときます。それはそーとグランプリンセスの頭上の円形レースは変身やキメの背景と思っていたら天使の輪的なモノ(グランプリンセスの象徴)だったのですね。個性的ではありますが少々邪魔くさいかも?(笑

というわけで次回はついに最終回です。一年が早いなああ。

    

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Go! プリンセスプリキュア「第49話 決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!」

Go! プリンセスプリキュア「第49話 決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!」に関するアニログです。

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No title

今まで、物語のターニングポイントでは熱いバトルシーンを入れていたこと
この話数の作画チームに河野組を当てたこと
監督のつぶやきから、尺入れに相当苦労した様子であったこと…等を考えると
コンテ段階でカットせざるを得なかったのかもしれません(あくまで想像ですが)

46話で「3,500枚規定に対して1,800枚オーバー」らしく
(最終的に削ったかどうか分かりませんが)
もしかしたらここで予算使いすぎたのかもしれません(笑)

夢叶わず絶望する者の存在にいついての根本的な解決がまだ見えない点については
私も引っかかりを覚えますが、もしかしたら『花のプリンセス』の
小鳥が謝る話のくだりになぞらえた、クローズとの絡みで語られるかもしれませんね。

もっとも、夢叶わず絶望する者の存在自体が幼児の共感を得にくいので、敢えてそこには触れず
「夢があるなら、プリキュアやゆいちゃん達みたいにくじけず頑張ろうね」
で締めるのも、小さい子向けの番組としては十分アリなのかもしれません。

アツいぜ(T-T)

人々の夢希望破れて絶望した形がディスピア様…って、ホープキングダム、現世よりもだいぶシビアな競争社会なんか(笑)

市民たちの思いや希望がひとつとなって力をもらうって流れは「仮面ライダーW」の映画を思い出しました。やっぱり戦いの端に民衆がいるとアツくなりますね。でもまぁ話的には前回とそれほど変わらなくなくもだけど(笑)

シャット、そしてクロロ&ロックが参戦してめでたくゴープリアベンジャーズの完成です。この2人が背中合わせに戦ってるのにはやられました。この短い出番での活躍というのは実に惜しいですね。

レビューのとおり決着は意外とあっさりでしたが、王国の方はどうなるのか。予告の黒い影はいったい!?あぁ、終わっちゃうよ~

れすれす

>peachiさん
以前の記事でも書いた気がしますが、クローズさんとの決着は例の絵本どおりの流れになりそうな? ともあれヒール側が判りやすい絶対悪ではないため最終決着の付け方が難しいですよね。悪の侵略者を退治してめでたしめでたし!で大団円だった時代が懐かしいです。

>あすの予告先発さん
生徒たちが手に手に夢キーを持ってるシーンは映画版によくあるミラクルライト的なものを感じました。見守る絵面もそれっぽかったし(笑。それにしてももう終わり…今年はドハマリだっただけに暫く空虚に襲われそう。

No title

ここまで来ると少し予定調和なところもありますね。もうあと1話で終わると言うのはちょっと信じられない。各キャラのエピソードをせめてもう1クールくらいやってほしい(笑) きららとりんりんの初ステージ回とか・・・ついでにトワもオンステージしちゃったりとか・・・そこまで行くともはやアイカツですが(笑)

ディスペア様・・・とかつてのボスを慮るシャットとか、次回予告に意味深なシーンがあったりとか、何か最終回の積み残しがあるんでしょうね。幹部組にもう少しフォローがあるといいなと。しかしここまで思い入れが残るとあと1話で消化すると言われても信じられない。せめて各キャラ1話ずつであと4話ほど・・・(いい加減にしろ

れすれす

>tamanoさん
まあ大筋で言えば毎年同じ事を繰り返している(笑)ので予定調和感も仕方ないかも。各キャラの掘り下げをもっと見たい!ってのは激しく同感、ハマった年の終わり間際はホント辛いです。きららとりんりんのお話はせめてもう1話見たかったですね。あれで終わりじゃもったいなさすぎ。
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