2016-02-01(Mon)

Go! プリンセスプリキュア #50 はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!

いつまでも 強く 優しく 美しく。

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羽ばたけプリンセス まっすぐ夢へ進め。

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ディスピア様を片付けて一息も束の間、怪しい雰囲気にパッと振り返るとそこには不敵に嗤うクローズさんの姿ががが。前回の引きからしてクローズさんラスボス化は既定事項なれどこんな間髪入れず出てらっしゃるとは。そしてディスピア様の力を全権委譲された証として最終形態へモードチェンジ、例によって凶悪全開の表情に白髪化+ディスピア様モチーフの全身タイツ風コスチュームはパッと見 カブキマンとモエルンバを足しっぱなしにしたような印象だったり(笑

「絶望は消えない」

何度浄化してもディスダークは蘇る。すなわちクローズさんの復活は「夢がある限り絶望もあり続ける」という本作敵方のレゾンデートルの具現であり、今回最終回は消しても消しても蘇ってくる負の感情をどう解決するか?がポイントになります。と言ったトコでこれまでプリキュアシリーズを見続けて来た人なら落とし所は大概予想が付いてしまうため、ここに至る経緯を踏まえて本作ならではの纏め方を期待しつつOPへ。いつもどおりのナレーションから始まるOPもこれで見納めか…としみじみ眺めていたら歌詞が1番ですよ! さらに「はるかかなた」のカットがグランプリンセスに変わっていたり、ラスボスクローズさんの目が光っていたり、まさかまさかの最終回仕様でした。芸が細かすぎる。

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「お前たちと相容れる事は無い。俺たちは戦い続ける運命なんだぜ」

Aパートは冒頭っから全力全壊。青空に聳えるストフリの荊がバッと展開すると再び絶望の闇に包まれ、「運命」の名の下に容赦無い攻撃を浴びせるクローズさん。一方フローラはその言葉に眉を顰め、迎撃に逸るトゥインクルを抑えて単身対話に向かうのでした。このまま戦っても何も変わらない、どうすればいいのかも判らない、だから話さなきゃ…という思考はじつにフローラらしく、一年間に渡る因縁の相手とサシで決着ってのもドラマ的に盛り上がります。フローラを心配するスカーレット、信じて託すマーメイドの立ち位置も絶妙でした。クローズさんの攻撃を例のレース環で受け流し、次の瞬間 環を突き抜けてバトルモードにチェンジする仕掛けは実利と視覚効果のユニゾンに思わず声が出た。ラストバトルのヒロインをこれでもかの勢いで格好良く描いてくれます。でもこれはまだまだ序の口でした。

「俺とお前だけのステージだ。さあ踊ろうぜ!」
「ディスピアを倒しても絶望は消えなかった。それじゃあ…」

荊の玉に包まれた邪魔が入らぬタイマンバトルがスタート。ここからの近接戦闘は瞬きすら惜しいというか、瞬きしてたら見逃してしまうほどの超速バトルでした。脚のラインを見るに藤井作画がちらほら? こういう映像を見ると放送2日前 完パケってのも判ります。ほんとギリギリまで頑張ってくれたのだなあ。上がりはほとんど劇場版レベルと言っても過言ではありますまい。などとメタな視点はさておき、クローズさんと対峙したフローラは必死の形相で拳を交わし、しかし手練れを相手に防戦一方となり、一撃を食らって荊に叩き付けられてしまいます。

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落ちたフローラへ追撃の手を緩めないクローズさん。するとフローラは次の瞬間クルッと立ち上がってグラン環を展開しリィストルビヨンを複数同時発動…この一連も格好良すぎてさぶいぼが止まらない。しかしその後も休まず続く攻撃を受け止めるだけで精一杯のフローラ、激しい攻防戦の中でサブリミナルの如くカットインされる表情は苦悶に歪み…トドメの一発を食らう瞬間の緊迫感と食らった後の絶望感も凄い。凄いとしか言いようが無い。

「夢がある限り絶望は消えない。永遠にな」

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「絶望は消えない…絶望って何?」

いい一発を食らって爆煙を漂うフローラは消えゆく意識の中で「絶望」への自問を繰り返します。ディスダークが繰り広げてきた数々の絶望を思い浮かべ、するとフローラは自分自身もこれまでたくさんの絶望や挫折を体験した事に気付き…プリンセスの夢を否定されて涙した日、手作りドレスの危機、トワとのすれ違い、身分違いを突き付けられた悲しみ、ファッションショーでのビンチ、演劇でのピンチ、そして記憶喪失の王子から突き付けられた夢の否定などなど、思い返せばはるはるってば試練の一年を過ごしてきたのだなあ。しかしその都度はるはるは試練を乗り越え笑顔を取り戻してきた。どうして自分は乗り越えられたのか? その答えをフローラは――

「そう、絶望は消せない」

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「絶望はどこにでもある。今までずっと辛い事はたくさんあった。でもそれを無かった事になんてできない。ううん…なくしたくない」
「楽しい事と辛い事は背中合わせ。でもだから今の私がいる」

絶望を否定するのではなく、絶望の存在を認め、それら全てを自分の糧とする。そう悟ったフローラはそれまでの苦渋顔から一変、まるで憑き物が落ちたように笑顔を輝かせ、まるで優雅に踊るようにクローズさんの猛攻を受け流し始めます。などとサラッと書いてますが、笑顔を湛える覚醒フローラと闘志全開のクローズさんとのバトル作画は、両極の温度差を含めてこれまた瞬きすら惜しいほどの出来でした。この辺は大田氏の仕事かな。

「嬉しい事、悲しい事、全部ひっくるめて『夢』ってことなのかな?」

ふわりひらりと猛攻をかわしながら真理を探るフローラにクローズさんはテンション上げ上げ、そのイライラはほどなく頂点に達し、目を剥き 歯を剥き 猛り狂って襲い掛かる。一方フローラは突撃してきたクローズさんを受け止めるように両手を構え、そのまま胸の鍵穴に花のプリンセスの思いをぶち込みます。うひゃー。この演出・作画も素晴らしかった。

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「絶望は消えない…」
「そうだ。これからも現れ続けるぜ」
「乗り越えていくよ。時々負けちゃうことだってあるけど、何度でも前を向ける。だって私たちには…」
「夢があるから?」
「うふっ。夢だって消せないよ? 絶望がある限り夢だって輝き続ける。いつまでも…」
「強く、優しく、美しく…か」
「ヤメだ、お前の相手は。これ以上やってらんねえぜ」
「消えてやるよ、今はな。あばよ」
「クローズ…」
「またな」
「ごきげんよう」

おそらく当のクローズさんはこの結末に薄々気付いていて、鍵穴にぶち込まれたフローラの鋼鉄メンタル(笑)がトドメとなって全てを理解したのでしょう。夢と絶望は表裏一体、だからどちらかだけを選ぶ事はできない。夢があるから絶望し、しかし絶望があるからこそ人は夢に向かって立ち上がれる。その全てを受け容れ、強く優しく美しく生きていくのがはるはるの「夢」そのもの…ここまで言い切られたらこの戦いの無意味さに気付くのも道理です。絶望は何度倒しても消えない、つまり夢もまた何度倒しても消えない。仮にここでフローラを倒しても、それをきっかけにまた立ち上がってくるのは目に見えているのですから。この落とし所は前回記事でも書いたとおりスイートプリキュアの結末にかなり近いのですが、これまで積み重ねてきたフローラ(はるはる)のキャラ性も効いて、より懐深く綺麗にまとめてくれた印象でした。

「開け、夢への扉!」

クローズさんとカタが付いた後はグランプリンセスの黄金ドレスアップキーを使って絶望の扉を開き、閉じ込められてたみなさんを元に戻して一件落着です。りんりんも帰ってきました。というか例の猫たちも閉じ込められていたのね(笑。開放とともに絶望の扉は消え、プリキュアとしての戦いはこれにてミッションコンプリート。青空を背負った笑顔が清々しい。

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同様にホープキングダムの民も扉から解放され、使い倒したトワの実家(笑)もお城の姿に戻り、もちろんご両親も復活して全てが元通りに。それにしてもまだ幼かった愛娘を失って絶望に囚われ、次に目を覚ましたら件の娘が立派に育ったどころかグランプリンセスになっていたご両親の戸惑いは幾何でありましょう。この両親がディスダークの根源に関わっている? ディスピア様はカナタ王子の母ちゃんに違いない! とお約束予想をしていた私としては正直少々拍子抜けな結末でしたが…まさか本当に純粋被害者のまま終わっちゃうとは。ともあれその親子対面を見たカナタ王子の男泣きはかなり来ました。妹は行方不明、両親は絶望に囚われ、王国そのものも絶望に囚われ、たった一人残された王子はそれらを取り戻すべく頑張っていたのですから。報われてよかったよかった。

「おそらく役目を終えたキーは眠りにつこうとしているんだ」
「そっか。もう戦いは終わったから…」
「ということは、キーとパフュームはホープキングダムに返さなければいけないのね」
「でもそうなれば、他の世界と行き来できなくなる…」

思ったより多いホープキングダム民の前にお出ましして復興宣言の王族&グランプリンセス。ってな式典がサッサと終わった王宮内にて暫し談笑するうち、グランプリンセスキーがパッと弾けて突然の変身解除…ついにお別れへのプロローグが始まってしまいます。ううう。

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王宮からシーンは一転して桜舞う修了式のノーブル学園。しんみりした雰囲気も一転していつもどおりドーナツを頬ばりながら談笑するみなさん…お別れの時が近付いても、頑張って頑張っていつもどおりを通しているのが丸わかりでじつに辛い。しかしそんな無理はあっさり破綻してしまうのだなあ。

「もう泣かないと決めていましたのに…」

気丈に別れの挨拶をしていたトワはいつしか涙声となり、その涙にみなさんの涙腺も緩み、結局涙ナミダのお別れに。どんなに気を張っても別れは辛く悲しい、でもいつまでも悲しさに囚われていてはいけない。はるはるは抱き締めたトワに再会を誓い、ひとしきり泣いた後はみんな笑顔を輝かせ、円陣を組んで最後のキメへ。

「強く、 優しく、美しく。Go! プリンセスプリキュア!」

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そこから先は夢に向かって走り続けるみなさんの様子をパパパッと映していきます。こういうシーンを見るといよいよ終わりだなあとしみじみしてしまいますね。らんこ先輩は相変わらずアイドルを目指して公園ライブ、呆れ顔の観客の後で座間先生が見守っているのが印象的でした。絡みは少なかったけどいい先生でしたね。りんりんもきちんとフォローがあって私的にテンション上げ上げ、ゼータク言うならもう少し早く登場させてきららとの絡みをもっと見せてほしかったなああ。

終戦後の身の振り方が心配だったシャットさん&ロックくんは娑婆に取り残されて流浪の民に? てっきりホープキングダムに戻って更正の日々を送ると思っていたのでこのオチは意外でした。無類の世話好き(?)である学園長に拾われて学園の庭師として第二の人生を送っていくのかな。そしてプリンセスプリキュアの絵本を描く伝道師ゆいゆいをチラリ…これがまさかラストへの仕込みとは!

続いてメインキャラたちのその後。みなみんはあすか博士のお手伝い、きららはキラキラのステージに立ち、パフ&アロマはメイドと執事に頑張っています。久々の人間モードはやっぱりかわいい、というかアロマ立派になったなあ(しみじみ。白馬の王子は森の視察=絶望が消滅したわけではないって辺り 本筋の流れがきちんと反映されていて感心のヒトコマでした。

「心配いりませんわ。きっと未来のプリンセスも絶望に立ち向かえるはずです」

視察を終えた王子を迎えるトワのセリフもしみじみ響きます。はるはるを思い浮かべながらのこのセリフは、きっとTVの前ではるはるの活躍を見ていたお友達へのメッセージなのでしょう。そして城に収まったドレスアップキーが映され、フローラの変身キーがアップになり――

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時間がちょっと戻ってはるはると王子のお別れシーンへ。幼い日にカナタと出会い、キーを受け取った花咲く丘でのお別れはなかなか心に響きます。またこれまで心の支えとなっていたキーを同じ場所で同じ人に返す=キーが無くてももう大丈夫=自立した大人への第一歩という意味でも感慨深い。それにしてもカナタってば最後の最後までイケメンでした。ここまでカンペキに役目を果たした男キャラは本シリーズでは珍しいかも? 穏やかな口調のまま別れの挨拶を続ける王子、一方はるはるは笑顔でお別れしようと頑張っているのが丸わかりでこれまた辛い。BGMの盛り上がりと共にカナタへ花吹雪が重なり、これが吹き抜けたら消えてるんだろうなあと思って見ていたら、見送った直後に大粒の涙を落として嗚咽…スカートをギュッと握って我慢する芸コマ演出も効いています。よくここまで我慢した。立派だったよはるはる。

「これは遙か彼方へ走り続ける少女たちの物語。夢へ向かってGo! プリンセスプリキュア!」

一しきり泣いた後は涙を拭ってリスタート。この一連シーンで泣き顔を決して見せないってのもホントにホントに気が利いてます。そして笑顔を戻したはるはるは足を踏み出し、OPテーマに合わせて一人駆け出すラストはこの上なく綺麗な締めでした。もう画面が見えない。ズルいわこんなの。

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「こうしてプリンセスたちの夢の旅は続くのでした」
「プリンセスたちはもう会えないのかなあ?」

最後のEDをしみじみ見ていたら突如始まったCパート。例の丘で絵本を読んでいる少女はTVの前のお友達代表かな。ななせゆい先生による「プリンセスと夢の鍵」のラストは本編どおり各々の夢を追うお別れエンドのようで、はっきり書かれていない結末に戸惑う少女の図はかつてのはるはるの姿に重なります。夢の旅を続けるプリンセスたちはどうなったのか? もう会えないのか?

「大丈夫、夢に向かって走り続ければ、その心の中にまたキーは生まれる」
「そのキーがあれば、きっと…」

その少女を丘の上から見守る女性はクリスタルキーを陽光に掲げ、と同時に見覚えある容姿の女性たちが世界各地で同じキーを掲げ…みんな各々の夢を追って走り続けているのだなあ。しみじみ。パリのきららだけ夜ってのも芸コマです(笑。後姿だけってのも想像の余地があって良い良い。そして花吹雪に振り返った先の相手は…というトコでプリンセスプリキュア一席のおしまい。

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ラストの余韻に浸る間も無く次なるプリキュア「魔法つかいプリキュア!」へのバトンタッチムービーが始まります。並ぶと配色マンマだなあ(笑。宮本氏によるキャラデはまさに正統派美少女!ってな感じでかわいらしさは文句なし、とはいえ下世話な話だけれどこの画質がドコまで維持できるか?気になる所だったりします。こういうキラキラ顔は崩れ始めると目も当てられないので総作監は一年間大変そう。しかし毎年の事とはいえ、一年間の思い入れがある作品から間髪入れず次作に変わってしまうのは諸行無常を感じて止まない。

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キャラデ担当 中谷友紀子氏による最終回仕様のエンドカード。お別れの寂しさを吹き飛ばす笑顔満開の「ごきげんよう」に癒されつつ、それでもやはり次回が無い寂しさはどうにもこうにも。今回最終回を見事に纏めてくれたため喪失感がそれほどでも無いのが救いか。


もうプリキュアの記事は書かないと決めていたのに第4話のきららにぶっ飛ばされて思わず書いてしまったプリキュアレビュー、突発的に1話限りで済ませるつもりがふと気付けばそれ以降の全話完走してしまいました。何だかんだプリキュアシリーズは毎年楽しく見ていますが今年はまさにドハマリで、ヒロインはるはるの魅力はもちろん、サブを固めるキャラたちも適度な個性が存分に活かされ、一年間 中弛みなく楽しめた作品でした。全体のストーリー面でも各話エピソードを一年間コツコツ積み上げての最終決着は説得力も高く、今やプリキュアスタンダードとなった「人の負の感情」たる敵方設定へのカウンターとして上手くハマったと思います。まあ「夢と絶望の共存」ってのは未就学児のお友達には少々難しいテーマかな?と思わなくなくもありませんが、それは私が心配するコトではないのであまり気にしていません。それよりも肝心の敵方首領・ディスピア様がほぼ置物のまま終わってしまったのは残念至極。声&デザインによる存在感はシリーズ随一と思えるほどだったので、溜めに溜めた最終決戦での大活躍をかーなーり期待していたんですけどね。不満らしい不満はこの程度かも。

作画的には要求レベルが上がっているのか目に見えて崩れている回も無く、それどころか劇場版レベルの作画を見せてくれた回も多々あり、子供アニメも大変な時代になったなあと痛感する次第。ともあれこの素晴らしき作品を世に送り出してくれた制作スタッフ各位に感謝が絶えません。一年間本当に楽しかった。今後これ以上面白いプリキュアを作れるのか?と思うほど。

というわけで「Go! プリンセスプリキュア!」は今回でオシマイ、レビューもこれにてオシマイです。お疲れさまでした。それではみなさまごきげんよう。

       

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アニメ感想 『Go!プリンセスプリキュア』第50話「はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」

『Go!プリンセスプリキュア』最終回! プリキュアの感想って、「日曜の内に書かないと鮮度が落ちる(タイミングを逸する)」みたいな謎の強迫観念が(^^;) でも、今回ばかりは何かつぶやいておかないと年末の話数単位10選(「感想を書いた回から」の縛りで選定予定)で後悔しそう… そう思わせてくれるだけの、素晴らしい大団円でした(^^)

Go! プリンセスプリキュア「第50話 はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」

Go! プリンセスプリキュア「第50話 はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」に関するアニログです。

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No title

終わっちゃいましたね… 自分はフレッシュからプリキュアに入って頭身高いゴープリは非常に好みのキャラデザ 中でもきららは自分の趣味にマッチしててこう…興奮しちゃいましたね
しかしトワイライトがトワになった辺りから「今日も作画とプリキュアかわいかったなぁ 話もよく出来てた」以上の感想を持てず他の好きなシリーズのようにのめり込むことはできなくっていきました
ただ日曜の朝見るには爽やかで満足な内容なので文句は言いません(いってる) このまま最終回後腐れなくお別れしようと思ってたら不意打ちですよ
クローズさんかっこよすぎかよ裏主人公かよ! カナタやっと男泣き頑張ったな!
そんでもってCパート大人になるのは卑怯だよ〜!
ガンダム00みたいにはるかが振り向いた先にはメタルカナタがいたのかな?
なんというかプリキュア達に置いてかれたみたいで寂しさが心に吹き込む
とにかく胸が苦しいので早く魔法つかいプリキュアはじまってくれませんか耐えられません

プリンセスってこれだ!

プリティーリズムみたいに、前回が実質の総決算回かと思ったら違いましたね。というか、脚本にしろ作画にしろ、あまりの集大成感に涙が出そうになりました。

特に、最後のバトルシーンの迫力がすごかったですね。バトルシーンは各パート誰が原画担当だったか教えて欲しいくらいですね。太田氏が魂の会話シーンですかなるほど。スタッフロールを見るとトウィンクルバンクの板岡氏なんかも入ってるんですね。劇場版を間違って放送しちゃったんじゃないかと思うくらいで、思わず私も小学生くらいの心に戻るところだった(笑) まとめ方も綺麗で、クローズに放った「ごきげんよう」では、Goプリ初のしっくりくる「ごきげんよう」だった(笑)

今回のシリーズはどのキャラも粒揃いだったと思いますが、やっぱりはるはるの力強さが一番印象に残りました。これまでの良かった回を思い出すとどれもはるはるが絡んでいる気がします。
素朴に考えると庶民がプリンセスを目指すっていうのは土台不可能で、どう足掻いてもやはりフィクションにすぎないと思うのですが、それを可能だと思わせるくらい、っていうかはるはるこそが本物のプリンセスじゃん!と思わせるくらいのパワーを感じさせられるキャラでしたね。
掲げたテーマから逃げずに、かといってホープキングダムっていうリアル王国やリアル王子のカナタに依存しないところも含め、「プリキュアがプリンセスになるってこういうことだ!」っていうポリシーをはっきり出していて、かつそれが各話に徹底していたなあと思います。

・・・・・そういう意味では、もう少し他のキャラにも「私なりのプリンセスってこれ!」みたいなものがあってもよかったと思います。みんなナチュラルボーンにプリンセスすぎて、テーマの根幹に関わるドラマティックなところをすべてはるはるが持っていく形になったのは少々もったいなかったかも、と思います。
あとは、いや何回繰り返して言ってるんだって話ですが・・・、トワイライトの善転びは早すぎたんじゃないかと・・・・・・。百歩譲って、早いとこトワにせざるを得なかったにしても、水銀灯vs真紅じゃないけどトワのグランプリンセス観とはるはるのプリンセス観とがバチバチにぶつかる展開なんかも見たかった。仮にトワイライトがレジーナみたいに終盤まで敵サイドで登場していて、もうプリキュアサイドに3/4以上位絆されながら(笑)、はるはるに抗して自分なりのプリンセス観を貫こうとていたら・・・?
・・・・・・すいません、これ以降は自分の妄想にとっておきたいと思います(笑) 

いずれにしても、このブログを通じていろいろ教えていただきました。nobumaさんとのやりとりのおかげで1年楽しく見れました。どうもありがとうございました。

No title

ついに終わってしまいましたね。
いや、終わってなんかない!彼女たちの物語はまだまだ始まったばかり!ですよね。だからこそあのCパートがあるわけですし。
彼女たちの未来に思いを馳せると、最後のアバンタイトルのような果てのない青空を見るようで、晴れやかな、けれど切ない気持ちになりますね。
なんだか、全然関係ないんですけど、「CCさくら」のTVシリーズ最終回を思い出しました(笑)あれも、「またいつか会える」というところで余韻を残して終わっているからでしょうか。

さて、1年を振り返って。
7話でテニスについて「だって一番プリンセスっぽかったんだもん」と言ったりするのを見て、ダイジョーブかこの子、と苦笑していたのも今は昔。はるはるは本当に立派なプリンセスに成長しましたね。というか、もうプリンセスという枠を超えてますね。「絶望があってもいい」ではなくて、「絶望こそ希望と同じくかけがえのないものだ」なんて境地には並大抵のことではたどり着けませんよ!

ディスピア様が存在感以上の働きををしなかったのは、確かに肩透かし感がありましたね。
ただ、今作のラスボスであったクローズは、実は11話で完全に退場させる予定だったと聞きました。けれど、声優さんの熱演が良かったために再登板となったのだと。
(つまり、クローズという名前のキャラが文字通り戦いの「幕引き役(クローザー)」というのも偶然の産物なんですね……)
ですので、当初構想ではディスダークの女王が、今回のクローズの立場に立ち、それこそハマーン様もかくやというほどの活躍ぶりだったかもしれません^^;

ゆいちゃんも、もしかしたら、こんなに活躍させる予定はなかったのではないでしょうか。
残念ながら、黒幕ではなかったようですが(ぉ
これほどの存在になるとは、うれしい誤算です。

そして、カナタ王子とはるか。
う~ん、本当にこういう感じの男女の絆を描いたプリキュアは(たぶん)初めてですよね。
アイでなく。恋でなく。
もしかしたら、小さなお友達には、もどかしいというか、掴みどころがない感じがしたかもしれませんね。
でも、だからこそ大人になってもう一度見返したら、きっと違った見え方がするんじゃないかなとも思います。

監督・脚本・演出の首脳陣の頑張りは文句なく素晴らしかったのですが、
作画・美術の皆さんの仕事ぶりもすごかったですね。
CGもどんどん進化していますし。
……ただ、その労に見合うだけの功が数字として表れているかというといろいろ厳しいようですね。
作品づくりに文字通り命を懸けておられる方々に多くの幸がありますように。

そして。
一年間プリキュアレビューお疲れ様でございました!私もGo!プリで久々にプリキュア視聴に戻ってきたクチでしたので、勝手ながらnobuma様に親近感を覚えながら毎週記事を拝見しておりました。楽しい記事をありがとうございました。
それでは、ごきげんよう(^^)/

敵ではあるけれど

ある意味クローズさんは敵ではあるけれど最終的には良きライバルキャラだったって事でしょうね
11話で一度敗れたが、舞い戻ってきた後の38話では第三者によってですが絶望させる事に成功した……けれども相手もまた立ち上がり、最後には拳を交えて結果そんな相手を認めて降参、でもそれは“今は”であって……と

れすれす

>エセウッドさん
中盤のヤマ場以降で視聴意欲が平坦化してしまう現象はプリキュアあるあるかも。いやプリキュアに限らず1年モノの大半はそんな感じかもしれません。私にしても記事書き無しのオンタイム視聴のみでは全体の展開などほとんど覚えていないでしょうし、実際いわゆる中弛み期間でフェードアウトしっちゃう作品も多々ありますから。ともあれ最終回後に「寂しい」と思わせたシリーズは当たりの範疇かと。次のプリキュアも1年後にそう思うシリーズになってほしい…寂しいのは辛いですけどね(笑

>tamanoさん
これまでの積み重ねを十二分に活かした見事な決着でした。作画面についてはコマ送りが楽しいバトルシーンはもちろん、特にBパートの情感溢れる作画も素晴らしく、1年間の締めを飾るに相応しい30分だったと思います。クローズさんへの「ごきげんよう」はこのカットのために1年間ごきげんようを続けたのでは?と思えるほど…というか他の言葉に置き換えようが無いほど「ごきげんよう」のニュアンスがハマってました。トワイライトについてはいろいろ大人の事情があったとは思いますが、気高く尊く麗しいディスダーク姫の悲劇&鍔迫り合いを私ももう少し見たかった。13話での登場時にはほんとテンション上がりましたし、おっしゃるとおりの対比も作品テーマへの良きスパイスになり得たと思いますし。ただカナタの曲とトワイライトの曲が同じ曲だったというオチには この数年無かったレベルの衝撃を感じました。そこへ至る一連を作り上げただけでもトワイライトの価値は私的に合格点かも。視聴仲間の存在はこちらこそお礼を申し上げたいです。ダラダラ書いてる割に抜けも多く、それを補完してくださるみなさまのコメントを含めて一つの記事になっていると思っています。

>そらみたけおさん
鮮やかすぎる幕引きは確かに清々しさすら感じます。完結が寂しいのは当然なのですが、おっしゃるとおりプリンセス坂を駆け上り続けるみんなの姿が何となく浮かぶというか、まさに作中で語られた、離れていてもナントヤラ状態とでも申しましょうか。作中キャラと視聴者の心のシンクロ!みたいな(笑。クローズさんの復活事情はなるほど。開始当初からフローラ(はるはる)の好敵手ポジションだっただけに、結果的には上手くハマって良かった…けれどディスピア様の超絶脅威を見たかったってのもあるので難しい。ゆいゆいは一般人ポジションとしてかつて無いほどの大活躍でした。悪堕ち(笑)はともかく、最後の最後まで一般人としてグランプリンセス発動のリード役を務めきった、掛け値無しに素晴らしいキャラだったと思います。ある意味ホープキングダムはゆいゆいに救われたと言っても過言ではありますまい。そういやこれだけ出来が良かったのに売上や視聴率は奮わなかったみたいですね。まあ言っちゃ何だけどトワの実家は売れる気がしませんでしたし、視聴率は視聴スタイルの変化もあるでしょうし、少子化の影響も少なからずあるでしょうし…マーケットに絡まない一視聴者が心配する事ではないにせよ、今後も厳しい時代が続きそうな気はします。そしてこちらこそ一年間ありがとうございました。ごきげんよう。

>通りすがりさん
クローズさんはフローラにとって成長のリード役になっていた感じです。どの対戦でも食ってかかればかかるほどフローラがぐんぐん成長していく。つまり今回のゼロ距離フローラルトルビヨンでついにその事を悟り、「もうやってられん」と諦めて帰ったのかも?(笑

No title

歴代でも1、2を争う素晴らしい作品でした。

作画、演出、脚本、キャラの魅力・・・等、どれも高水準にまとまっていたと思います。
正直、画が荒れてるとか脚本が微妙みたいなことがあっても、プリキュアはそれを楽しむのが醍醐味みたいに自分は思ってますが、本作はほとんどその必要がありませんでした(笑)

強いて悪い所を挙げるなら、やっぱりバンクにCGは使って欲しくないという所ですかね。とどめは手描きがいいというか。
決して出来が悪いというわけではないですが、モデリング自体も前作の方が好みですね。最も、後半の技はエフェクトが派手なのもあり前半ほど気にはならなかったですが。

あとは、仰る通りディスピア様があっさりし過ぎなこと、tamanoさんが仰っているトワイライトをもっと見たかったということですかね。イースじゃないですが、こちらとの関係が深くなってからぶつかって欲しかった。

でも、本当に強いて言えば・・・なので、総合的には名作だったと思います。

一年間、レビューお疲れ様でした!

蛇足

何度もすいません、余韻に浸っているうちにいろいろ考えが湧いてきてしまって、ちょっとだけ長文&連投お許しを・・・。

最終回、はるかのカナタへの想いが叶わず泣いちゃう、っていう展開が少しだけ唐突な気がしたのですが、余韻を楽しもうと思って見ていた37話で、こっそり堂々と(形容矛盾!)同じテーマをやってたんだと驚きましたね。
何よりも脚本に「ロミオとジュリエット」という出生の違う男女の悲恋の劇が選ばれてますが、これはまさに「(同じく出自違いの)はるかのカナタへの想いが叶わない」ことの示唆だったんですね。放送当時も、カナタの「君のためなら名を捨てましょう」の台詞が意味深で、いろいろ深読みしましたが、わりとストレートに「カナタはいくらプリンスとはいえ別世界の人間なのだから、はるかはカナタのプリンセスにはなれない」ことが念頭にあったんですね。

これは部分的に連想が捗るという話ではなくて、37話のストーリー全体も最終話に至るはるかのカナタへの想いの流れに沿ったものだったと思います。つまり、37話ははるかが演劇に一時的に人の感情に入り込むことを通じて、誰かと出会って、恋して、別れに至る、という流れの中で、人の想いの丈を感じ取り尊重することを学ぶというお話でした。その中ではるはるは終始「ジュリエットはどんな子なんだろう、何を考えていたんだろう」という点にこだわって、見事な演技をやり遂げますが、この展開は単にはるかが演技を頑張ったという話ではなくて、ジュリエットという個人を理解しようと努力することを通じて「自分の思いを遂げる」ことの大事さをはるはるが学ぶということだったのだろうと思います。
もう少し具体的に言うと、最終回でカナタとのお別れ(=プリンスが居なくなり、「プリンセスになる」という夢の実現の一つの形が破綻すること)を、はるはるが涙とともに受け入れる結末までの心の流れは、すでに37話で事前にジュリエットを演じることを通じて言わばトレースされていたんではないかと思います。つまり37話で、はるかが叶わぬ悲恋の筋を、ジュリエットという人物が想いを遂げる過程として演じて学ぶという前段階を踏んでいたことで、最終話で自分自身がカナタとの別れに直面する時に、そこでの自分の感情を一つの想いの丈としてしっかりと受け止め、結果として悲恋の筋を成長物語へと昇華させることができた、という流れになっていたのではないか、ということです。
そうだとすると、最終話でのはるかの失恋描写は全く唐突ではなく、むしろそれまで堂々と展開されてたんと思います。特に37話は、メインライターの田中さんの担当ですし、すでにはるかとカナタの二人が、というか本作自体がどういう結末を迎えるかが念頭にないと書けない話ではないでしょうか。
またそう考えると、はるはるからカナタに対する想いの成り行きの描写は、(あまり表面化させすぎない所も含めて)非常に良く出来てたなあと思います。最終話のカナタの涙とかも「プリンスも、プリンセスですら推し量れない思いの丈を持つ、一人の人間なんだ」ということだったんだろうなあ。

最後に、「想いを遂げる」というテーマから敷衍して言うと、本作の出発点に「努力してプリンセスになろう!」っていうある種語義矛盾にすら思えるようなデタラメな目標設定が据えられていることも、かなり自然に思えます。というのも、別に登場人物が世間のイメージでのプリンセスに近づけるか近づけないかは実はどうでもよくて、むしろ「内容はデタラメでも不可能でも何でもいいから、とにかく自分の中にある思いを遂げることが大事なんだ」というのが本作のメッセージなのであって、だとすれば逆に「プリンセス」という傍目から見たらメチャクチャな目標設定を据えたはるかこそが想いの強さこそが大事だということを表現する上で主人公にピッタリだったと言えるのかも知れません。
そんなわけで、最終回まで見てきて、何か自分がはじめ思っていた以上に、シナリオ全体のコンセプトがしっかりした作品だったという思いを強くしました。売り上げが奮わなかったというのはあまりにもったいないですね。今からお城を買いに行こうかな(笑)

視聴時に頭をフル回転した、プリキュアでした。

1年間お疲れ様でした!

皆さまのコメントを見ていると、本作が好評だったことがますます実感できます。

私もアニメーションの迫力に不覚ながら負けました。話も綺麗にまとめられていましたが、せっかくなので少しだけ、「こういうものをできれば観たかった」と思う点を、書いてみようとおもいます。

はるはる以外の3人のプリキュアの描き方だと思います。

みなみんときららは性格が異なりますし、自分にとって譲れないものは何かしらあるはずです。
「常に優しくあり続けたい」とか「人の役に立ちたい」、「中途半端を許さない」、など…。夢を諦めかける理由にそれぞれの性格やこだわりが反映されているかと思います。

そんなとき、はるはるが本当によく動いていました。
私は、はるはるが中心になるのであれば、少しずつ彼女たちが、はるはるの夢をどのように理解を示していくのかが観たかったと思います。

グランプリンセスを目指す過程において、「私、子どもの頃はプリンセスのことどう考えていたのかな?なんで今でも、プリンセスになりたいのかな?」とか頭を悩ませるシーンが多少は必要だったのかもしれません。
正直、ゆうき君の似た感想をもっていました。「プリンセスってことは可愛いからなりたいのか?」と。

成長したはるはるが、「自立した女性」になりたいんだっていうことで、終わらない夢を追いたいんだなというのがわかります(笑)
プリンセスになる夢が叶ったからといって、それで追うのを止める、ということではないと。

他の皆様がおっしゃるとおり、早い段階において、
本物のプリンセスがいても、それでも自分がプリンセスを目指すことの意味は、掘り下げるべきだったと思います(トワの追加戦士、早いです(涙))。

ここまで書くと、他の方とコメントの内容がかぶりますが、
要は「はるはるが、何を言われようが、最初からプリンセスという夢を、迷わず追い続ける姿勢に驚かされた」ということですね。

3人プリキュアがはるかの夢をどう思うかが観たかったのは切実ですが…。補足してほしいなあ。

不要かもしれないし、毎回話がスムーズに運んで快適でした。
補足しなくても、視聴者に想像の余地を与えてくれるという意味で、良い作品だったと思います。

長文で失礼しました。

1年間お疲れさまでした。
レビューからも、管理人様の本作に対する熱意が、常に伝わってきていて、疲れたときに楽しんで読むことができました。

今後ともやりとりができればと思います。
よろしくお願いします。

No title

ほぼ丸1年のレビューお疲れ様でした。
nobumaさんがプリキュアレビューを再開されるだけの素晴らしい作品だった、としみじみ感じます…
随所の芸コマ描写を拾ったレビュー、楽しませて頂きました<(_ _)>

放送開始当初は作画面が目を引いた印象だった『プリンセスプリキュア』ですが、脚本面の厚みとテーマの一貫性にも唸らされる完成度でした(^^)
これだけ美しい大団円も近年稀に見る…という感じです♪

Bravo!

去年の春映画公開に合わせて発売されたプリキュア新聞で、本作のプロデューサー柴田氏はこんなコメントをしていました。
『作品を作りながら成長し続けるフレッシュなスタッフの力によって、ストーリーは僕の予想を越えたスケールになり始めています。この作品が最終的にどうなっていくのか、もはや僕自身読み切れません』
この時すでに良好な化学反応が起きつつあるのがうかがえますが、それがここまでの大輪を咲かせるとは誰にも予想し得なかったことでしょう。

プリキュアシリーズを完全に見ている訳ではない自分が言うのもなんですが、個人的にゴープリは、(内容的に)シリーズを代表する一作になったのではないかと思いました。
それというのは、やはりはるかが導いた答えに尽きますね。
自分は、「本家」の方はどうなんだろうと思いプリキュアを見始めるきっかけとなったのが「魔法少女まどか☆マギカ」でした。まどマギTV版(劇場版は違う方向に行き始めてる)も「希望と絶望」の話がテーマとしてありますが、本作が行きついた結論というのは、それよりも、もう一歩先に進んだ回答を示してしまったなという思いを持ちました。
また、プリキュアシリーズには共通して「女性が世の中で強くあるには?」といったテーマがあると思いますが、はるかの答えはそのテーマへのものすごーく真っ当な回答として、子供達はもちろん、今の現役世代の女性たちへも大きなエールとなり得るのではないでしょうか。
そういう意味で本作は、プリキュアシリーズとして果たすべき役割をきっちりこなした作品でもあると思いました。
物語の締めとして、そしてプリキュアシリーズとしてこれ以上ない結末に、なんだかちょっともう…震えましたね。

別れのシーンは本当につらかったです。ていうか、視聴開始当初ここまで感情移入させられるとは思わなかった…。はるかカナタの別れのシーンは寂しくもあり、清々しくもあり…。ここも、別れという「絶望」を乗り越えて強くなっていくということかな。

ラストシーンのはるかの「振り返って笑顔」の姿には最初、「はるかさん、いい人できたんすか(笑)」とか思ったんですけど、まとめサイト等を徘徊していたら「あーー!そういうことか!」と(笑) ガッデム!ゆとり!(それ関係あらへん) 本当に読解力のない自分を呪いたいと思いました…。

などなど(笑)示唆的な描写が多かった本作。大人視聴者は理解できても、やはり子供達には少々難しかった部分もあったかと。マーケティング的なことはわかりませんが、この作品に出会えたことはとても幸運なことだと思います。はるかのように、成長してどこかで再会した時に、また新たな発見をして欲しいなあ。

魔法使い、楽しみ!と思ってましたが、今回のあまりに綺麗すぎる幕引きに、今後のシリーズを受け入れられるかわからなくなってきました…。少なくとも、もうプリキュアを純粋な気持ちでは見れない。値踏みするような目でみてしまうかも知れません(笑)

何にしてもこの1年、素晴らしい作品を提供し続けてくれた制作スタッフたちに感謝の言葉を申し上げたいです。
プリキュアウォッチャーであることをまわりにカミングアウトするほどハマるとは思わなかったです(笑)

そしてそして。ほぼ1年間通してのレビューお疲れ様でした。
nobuma様がプリキュアレビュー再開と知り、「今年は一味違うのかも…」と一緒に追っていくことができました。本当にありがとうございました。

そんなこんなで、いろんな意味で、「ごきげんよう♪」

れすれす

まほう使いプリキュア第1話視聴。コメディ全振りの作風は賑やかで楽しいけれど、世界観などあまりにふわふわすぎて今のところ引力を感じず。とりあえず様子見かな。

>tamanoさん
ロミジュリは永遠の名作だけにいろんな作品のモチーフになってますね。特に本作のような筋立てにはマッチングが良さそう、というか本作の流れの中でロミジュリを扱う辺り極めて意図的と思わざるを得ませんし。恋愛感情についての解釈は私と少々異にしますが、演劇を通じてジュリエットの生き様を知った事は以降のはるはるにかなり影響を与えたと思います。かく言う私は本作について、記事中では一切触れませんでしたが、それこそ開始当初から今回ラストに至るまで常に「キャンディキャンディ」の影が頭から離れなくて…。

>けいさんちさん
はるはるが目指すプリンセスの形を描くにトワイライトの存在は非常に有用だったと思いますが、その辺を意外と(?)あっさり終えてしまったため、確かに不完全燃焼感というかモヤモヤが残った感じはありますね。まあ対象年齢を考えるとこのくらいボンヤリでも良いとも思うので難しいトコ、他3人の夢についてもはるはるのヒロイン描写とのバランスがあるのでこれも難しいトコと考えます。大友的にはもう一歩の斬り込みが欲しかった…と思わせるくらいが子供アニメとしてはちょうど良いのかもしれません。拙記事への賛辞ありがとうございます。でも疲れたときにうちの記事を読むと余計疲れませんでしたか?(笑

>taraさん
いやうちの記事はそんな大層なモノじゃありません(笑)が…作品の出来はおっしゃるとおり素晴らしく、1年間毎回の記事書きを楽しめました。読んだ方が少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。

>あすの予告先発さん
プリキュアシリーズもええ加減長いのでどうしてもマンネリ感が拭えず、私的にもそろそろ卒業?…ってなトコからどんだけハマったかはここに至る記事をご覧のとおり、まさか今さらこれほどハマるとは。まどかからのポロロッカとは意外です。確か大震災の年なので時期的にスイートの頃でしょうか? プリキュアシリーズはいわゆる「魔法少女」とは毛色が違いますが、思えば今の世に正統派魔法少女モノってほとんど見当たらないため、源流を辿ってプリキュアに行き着くのは一理あるかも。そしてドハマリしたシリーズの次キュアは採点が厳しくなりがちなのも判ります。上でも書きましたが新キュアの印象はやはりどこか物足りず…と言いつつ1ヶ月後にはドハマリしてるかもですが(笑

今更ですがお久しぶりです

ごきげんよう、ご無沙汰しておりました。

久々に感想書かれていたんですね、偶然見つけてずっと読ませて頂きました。私個人としても、久し振りに素直に好きと言えるプリキュアに出会えたと思っています。脇役も含めて、本当に人間力が高かったというか無神経なところがないキャラばっかりで。

ゆいの役割は初期から決まっていたそうですが、敵キャラのクローズやシャットの描写はかなりイレギュラーだったみたいなので、それをここまでまとめきったのが凄いなと思いますね。

できればホープキングダムの人々も自力で脱出して欲しかったなぁとか、はるかが自立し過ぎてカナタが割を食っちゃったのかなとか、ちょこちょこいろいろと思わなくはないのですが(シャットとロックの身の振り方については半分疑問で半分これしかないかなって感じで)、終わって放心状態になったのは久々でした。ネガティブな要素から一切逃げずに描き切ってくれたなと思います。

実は、まほプリは良くも悪くもスマプリ見た時の感覚に何故か似ていて個人的には少なからず不安が(遠い目)。設定とか展開とかは別に似ていないんですけどね。

魔プリは引き続き初代Pが関わってるようですね。


しかし4話地点で一言挙げれば、
姫プリの「ふっと思い出せる」ようなインパクトのあるシーンがあんまり…という印象。
3話に関してはまだ先週なのにも関わらず、どんな話だったかを忘れてしまいました(苦笑)

ただ次回は二人の喧嘩話みたいなので期待してます。


P.S.
姫プリの総売上は如何に…
ハピプリはWikipediaを見る限り過去2番目(スプラッシュスターに次ぎ)に売れなかったらしいですが。

れすれす

>Merciさん
ごきげんよう。本作はレビューする予定が無かったのですがふと気付いたらずっと続けてしまいました(笑。あまりにハマってしまったため今でもポッカリしています。きっちりとテーマを通したストーリー性とキャラの魅力、そして清々しいほど見事な締めはココロに深く刻まれました。私的に歴代でもかなり上位のプリキュアと言えます。まほプリは今のところ様子見ですね。コメディタッチの明るくかわいい作りは目を引きますがココロに響くお話はまだ来ない感じ。

>通りすがりさん
魔プリと略すと何やら面妖な(笑。第2話以降の舞台が魔法界なのでイマイチ入り込めないと申しましょうか、プリキュアの基本である「ご町内の平和を守る普通の女子中学生」っぽさが今のところ感じられない=プリキュアっぽくなく思えます。まあ魔法学校編が終わって娑婆へ帰ってからが本番でしょう。売上については数が出ない上に多機能搭載で単価が上がる→ますます売れないみたいなループに陥っているような気が。まあ不景気&少子化&コンテンツ多様化の世情を思えば、アニメがどれほどヒットしても全盛期に及ぶのは難しいでしょう。
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