2016-05-06(Fri)
アイカツスターズ! #05 マイ ドレスメイク!
初めてのドレスメイクで四苦八苦!

ドレスの使命って何?

アバン冒頭は例によってロケンロールアンナ先生による告知から。超判りやすいストーリー導入ですがいつもこのパターンだと芸が無いな(笑。さて入学一ヶ月の新入生たちへ修得見極めのテストが行われる事になり、課題は「ダンスステージ」そして今回サブタイの「ドレスメイク」であります。要するに新DCDのセールスポイントをアピールして正式稼働へ勢いを付ける算段でしょう(実も蓋も。私はゲームをやらないのでそっちとのシンクロは判りませんがこの新機能がアニメ的にどう活かされるか?は興味アリアリ、また現状ブランドは設定されているもののデザイナーの姿が見えないためその辺の描写がどうなっていくのかも気になるトコロ。
ともあれ突然のテストを聞いたゆめはいつになく神妙な表情でやる気マシマシ、髪の量もマシマシ(笑。このワンカットでも判るように今回は睫毛の描き方や表情付けが個性的で、なるほど総作監無しの作画体制は本当のようです。などなど作画の特徴に加えて今回はとにかくよく動いていました。特にBパートのダンスシーンはゆずの見せ場だけあってぐるぐるぐるぐるいつもより多く回っております的な。というか実原氏までアイカツに参加するようになったのか。コマネズミの如く動き回るゆず回には打って付けの起用で、また氏の作画は画面から滲み出る色気がいちいちけしからん。じつにけしからんので今後もローテで入ってほしい。
Aパート冒頭はS4のみなさんのティータイム…優雅にカップを傾ける傍らでスコーンに齧り付くゆずがアイドルがしてはイケナイ顔になってていきなり笑えます。S4で唯一人年下設定のゆずはなるほどこういうポジションなのかと一瞬で理解。めっちゃかわいい。そして相変わらず夜空様の色気が異常(笑。などなど茶を啜りつつ新入生の印象を語るみなさんはいつしかゆめの話題へ。まあ虹ブーストが掛かったとはいえ新入生お披露目ステージであれだけ目立てば否が応でも目に付きますし。特に「面白い子が大好き」を自認するゆずはゆめに興味津々です。
「ゆめちゃんはもしかしたら私と同じかもしれない」
「確かに。キュートでふんわりしている所が似てるかもね」
「…」
するとひめ様が超意味深な一言。第1話ライブにて倒れたゆめへの見舞い、そして第2話での意味深な引きを鑑みると、以来続報がほとんど無いため全く断言はできませんがおそらく例の虹ブーストに関連する話っぽい? ひょっとしたらひめ様は虹ブースト的な何かによって今のポジションに収まっているのかも。夜空様の言葉に無言で微笑むカットも意味深で、さらにその微笑みをじっと見つめるゆずもまた意味深。
「私たちは星」
「アイカツ界を照らす四つの星」
「絶えず、空に煌めく道しるべ」
「S4の輝きは…」
「永遠に!」
ミューズミュージックスタート!(違。的な円陣のキメは星のモチーフがご尤もで、回しセリフの掛け声も学園トップの姿勢が窺えるものでしたが、ポーズのマンマカブリにはちょっと笑ってしまった。まあそれより何より円陣に向かう脚のアップ=絶対領域を見せるためだけに特化されたアングル取り・肉感に感心するやら感動するやら。いい仕事してます。

「有莉ちゃんのドレスメイク講座!」
シーン変わってゆめ&ローラのドレスメイク実践編へ。意気込んでドレスメイクルームへカチ込む二人を迎えたのは「芦田有莉(CV.古賀 葵)」先輩です。第1話の出撃シーンや前回の現場入りシーンを見るとどうやら有莉先輩はひめ様の付き人っぽい。ドレスメイクルームは美組の管轄かと思いきやそうでもないのかな。この有莉先輩がまた妙にノリが良い人(笑)で、説明フリップを自ら下ろしデフォルメキャラにて「ドレスメイクシステム」の説明をつらつらと。こないだローラが言いかけた「グリッター」の説明も入って着々と販促が進んでいきます。「ステージで素敵なパフォーマンスをするともらえる」とはつまり逆も真なり、システム説明後の実践で互いの画面を覗き合ってナニゲに優劣を窺わせたのはそういう事なのでしょう。膨れっ面の負けず嫌いローラかわいい。頑張れ!
「これに決めちゃおうかな」
「けど一度決めたら後戻りできないよ?」
ぴょんぴょん跳ねつつテンション上げ上げでドレスメイクを済ませたゆめはかわいいデザインにけってーい! ってなトコでローラからのブレーキが掛かります。そんなカンタンに決めちゃっていいの? やり直しできないと聞いてビビったゆめはとりあえず寮へお帰り。その帰り道にてデザインを自画自賛して浮かれてた辺り、今のゆめはドレスデザインについてそれほど深く考えていない事が判ります。
ほどなく部屋に戻ったゆめはTVを眺める小春ちゃんの隣へ。まーたここがやたらローアングル&脚強調のアングルばかりでナントモけしからん。そういやここの入室カットで判るように、ゆめの後の廊下にドアが2つ、すなわち四ツ星の寮部屋はスタライ寮のように各室にバストイレ&給湯設備があるようです。ここで始まった「夜空のファッションタイムです」は立て看人形相手のトーク番組…何だかどこかで見たような? 何だっけこれ。というか夜空様ってこんな制作費安そうな番組に出てるのか(笑
「ステージを作り上げる上ではドレスが持つ使命を考える事もあるけれど、みんなにはおしゃれを純粋に楽しんでもらいたいかな」
「ドレスの使命?」
「なるほど! もっといろいろ聞きたい所だけどそろそろ終わりみたい」
「また来週!」
「ちょっ! 待って! まだ全然…ああ終わっちゃった…ドレスの使命って何!?」
肝心の答えを聞けないまま番組が終わってしまって涙目のゆめかわいい。とはいえこれをきっかけにゆめは「ドレスの使命」について考え始める事になります。

一つの事が気になり始めると他の事が手に付かない。ローラとのレッスンも身が入らず気もそぞろ、そんなゆめへビシィ!と気合いを入れ励ますローラはいつの間にか限りなくリード役ですが…ローラ自身のドレスはどうなってんの? とふと思ったり。同様にゆめへ資料を手配して研究の手助けをする小春ちゃんも良い子だけれど、小春ちゃん自身のドレスメイクはどうしたのだろう。夜遅くまで机に齧り付いてるゆめをベッドから見守る絵面はいかにもでしたが、小春ちゃんは今回のテストを受けないのだろうか? 冒頭のテスト告知はクラスで行われていたのだから新入生全員が対象では? つまりどのシーンも「ゆめ一人だけ」悩んでいる=「ゆめ以外が余裕」だから不自然に思えるわけで、確かにゆめが自分自身で答えに辿り着くのは重要かもですが、今回の流れなら全員で協力し合って答えを見つけ出したほうが自然だった気がする。特に小春ちゃんは今回のキーワードである「ドレスの使命」を発信した番組を一緒に見ていたのだから。
これを「歌組新入生限定のテスト」とすれば小春ちゃん問題(笑)は解消されますが、すると今度は課題を「ダンスステージ」に設定する理由が無くなり、ひいてはゆずとの絡みが不自然になってしまう問題が。ムズカシイネ。まあそれ以前に組分けの意義が不明瞭なのでまずその辺から詰めていってほしい。というわけで「四ツ葉学園のシステム」について気にし始めたら他の事が頭に入らない(何とリアル連動


というわけで苦闘の末「最強ドレスノート」を完成させたゆめは気合い全開でドレスメイクに取りかかります。おりゃ~! ここは炎燃えるイメージカットと実際のぽちぽち音のギャップがいい味出しまくり(笑。ところが熱気マシマシで挑んだ割りに出来たドレスは何かが違う、かわいいにはかわいいけれど何かが違う、そして困った事に何が違うのか判らない。つまりいわゆるひとつの煮詰まり状態、考えれば考えるほど深くハマる泥沼であります。根を詰めた研究で判った気になっていただけ、いざドレスメイクをしてみたら何も変わっていなかった。キツい現実を真正面から突き付けられたゆめはさすがに凹んでドレスメイクルームを後に…ってな一部始終を見ている人がいました。


頑張って作った最強ノートを片付けてトボトボ歩くゆめはどこからともなく聞こえてきた歌声にキョロキョロ、そして次の瞬間頭上のゆずに気付き…そんなミニスカで木に登ってるといろいろ危ないよ? いや女同士だからいいのか(笑。木から飛び降りたゆずは第1話のゆめと違って華麗に着地、それはともかく降下中に全く翻らない鉄壁スカートにちょっと笑った。どんな素材やねん。
「全ての生き物にはリズムがあるんだよ」
木の葉のリズムに身を任せて休んでいたゆずはゆめに近づきクンクン嗅いで「アイドルの匂いがする!」もとい「ゆめちゃんのリズム、ひめちゃんに似てる」と…ダンサーだけに生体リズムにビンカンなのかも? それはそうと顔近いよ! いきなり顔を寄せられて「キャッ!」のゆめがかわいいというか正常。何だかS4のみなさんは他の子との距離感(物理的)がちょっとオカシイと思う(笑
「見つけましたよ、ゆず様!」
ってなトコへズンズンとやってきた上着付きの生徒二人。例に倣いこの二人はゆずの付き人なのでしょう。エース相手に一歩も怯まず、むしろ飼い主のテイ(笑)で引きずっていく辺り両者の関係性が窺えますね。名は体を表すと申しましょうか、風の舞組のエースは伊達じゃないって事か。放っておいたらどっか飛んで行っちゃうので凧糸役が必須なのですね(笑
「あっ、あの、私も見学していいですか?」
「もちろん!」
両腕を掴まれドレスのフィッティングに連行されていくゆずへゆめは見学をお願い、すると泣き叫んでいた子がもう笑って快諾。あはは。よほどゆめを気に入っているのだなあ。

「おはようございます!」
舞組の建物に着くと組員がずらっと並んでお出迎え。スターズはモブの作画も安定しているなあ。特に第一声の子はメインを張れそうなかわいさですよ。ここは盛大な出迎えの演出とは判っているものの整列した大根畑にクラクラ。拘りのローアングルが光ってます。隊列の中央を笑顔振りまき歩くゆず、の後ろであわあわしているゆめがいかにも(笑。そりゃ畏れ多いよねえ。
建物に入るとほどなく衣装を着たゆずが登場。指を鳴らして曲が始まり、瞑った目をカッと開き、スイッチが入って踊り始める一連はゆずの本気が伝わってきます。ステップを踏み始める脚のアップの肉感が凄い、続くダンス作画も気合い入ってます。そんなゆずのダンスを見たゆめは一瞬で引き込まれ――


「うーん、ちょっと違うかな」
「こんな感じだといいかも!」
ゆずはちょいと思案の後、スカートに大胆にハサミを入れ、プリーツを纏め、リボンを結び直し、ちょちょいとデザインを直して再びダンスを始めます。すると何ということでしょう! 手直しされたドレスはゆずのダンスをさらに引き立て、目映いばかりの煌めきを放つレベルに達したのです。
「こっちのほうが俄然ゆずのダンスに合ってる!」
「このドレスがあればステージは絶対盛り上がっちゃうぞ!」
ドレスの力に驚くゆめへゆずの答え、それはこれまで考え込んでいたゆめの悩みへの答えでもありました。パッと見のかわいさではなくステージ全体を見据えたデザイン、今回で言えば「ダンスステージ」で自分を最大に輝かせられる=ステージを盛り上げられる事こそが「ドレスの使命」なのですね。このダンスシーンは作画の気合いがさらに倍、若干のキャラデ逸脱やトレスミスは見られたもののこれだけ動かせば仕方ないとも思えます。
「ゆず様ってこんなに面倒見よかったでしたっけ?」
「え~、何の事だか全然…わかんないぞ!(テヘペロ」
答えを見つけたゆめは深々とお礼を告げてドレスメイクルームへゴー! 一方そんなゆめを温かい目で見送るゆずへ付き人からの厳しいツッコミ→ドン引きオチもゆずのキャラ性をよく表していました。ゆず愛されてるなあ(笑


ゆめ渾身の「リボンピンクハートコーデ」にコーデチェンジし、そして始まった新入生テストのステージは新曲「ハートがスキップ」。作詞:辻 純更氏、作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)氏、歌唱はキャラどおり せなさんです。岡部氏久しぶりの登板、弾むようなポップアレンジが楽しい、ゆめらしい元気いっぱいな曲を提供してくれました。せなさんの舌っ足らずな歌唱は「アイカツステップ!」では少々気になりましたがこの曲にはマッチしていたかも。ゆめの初々しさが良く出ていたと思います。
ステージに勢いよく飛び出して元気いっぱいなスタートから頭サビ早々にオーラ発動、ステージオン時のゲージは3割程度なのでオーラ発動の条件がまだよく判りません。また今回ライブはオーラ発動と同時に虹ブースト後の如く全身発光が見られました。この条件もよく判らんのだなあ。単に成長の証? ダンスに目を移すと歌詞に合わせた振り付けはかわいらしく、特にサビ入りからのキラキラステップは見ていて楽しくなります。そして何と言ってもショーパンから伸びる美脚を最大限にアピールするローアングルからのアオリ、これはひらひらミニスカよりけしからんかもしれない(笑。今回はモデル自体も脚の肉付きが良くなった? 揺れ物の動きや表情付け、そしてスタート当初はかなり厳しかったダンスモーションも着実に改善の跡が見えます。
ただ絵面の変化を求めるあまりドローンカメラぐるぐる&細かいカットチェンジの連続は返ってショボく見えてしまうかも。表情アップのタイミングが曲の流れからビミョーに外れているのは狙っているのか本当にハズしているのか、見ていて「何か違う」感に襲われるカットがいくつかありました(これまたリアル連動
「ドレスをステージで生かすのはアイドルの務め!」
「グッチョイスなドレスメイクだったぜ!」
いつものSpAからピッとキメてステージ終了。ほどなく発表されたテスト結果はもちろん合格で、影から見守っていたゆずもニッコリの閉幕でした。そして「べっ、別にあんたのためにやったんじゃないからねっ!」的なテンプレツンデレローラ、何も無いトコでコケるゆめを叱る保護者ローラで締め。そんな二人に重なる綿毛は飛び立ちのイメージでしょうか。この綿毛が地に根を張って花を咲かせるまでまだまだ時間が掛かりそうではありますけれど(笑
そういやローラや小春ちゃんのテストはどうだったんだろ。

次回はついに確変が来る? ていうか何なんだよこれ(笑。これまでチラチラ映っていたネコミミちゃんの本格登場も楽しみ。

アイキャッチはゆず先輩。
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ドレスの使命って何?

アバン冒頭は例によってロケンロールアンナ先生による告知から。超判りやすいストーリー導入ですがいつもこのパターンだと芸が無いな(笑。さて入学一ヶ月の新入生たちへ修得見極めのテストが行われる事になり、課題は「ダンスステージ」そして今回サブタイの「ドレスメイク」であります。要するに新DCDのセールスポイントをアピールして正式稼働へ勢いを付ける算段でしょう(実も蓋も。私はゲームをやらないのでそっちとのシンクロは判りませんがこの新機能がアニメ的にどう活かされるか?は興味アリアリ、また現状ブランドは設定されているもののデザイナーの姿が見えないためその辺の描写がどうなっていくのかも気になるトコロ。
ともあれ突然のテストを聞いたゆめはいつになく神妙な表情でやる気マシマシ、髪の量もマシマシ(笑。このワンカットでも判るように今回は睫毛の描き方や表情付けが個性的で、なるほど総作監無しの作画体制は本当のようです。などなど作画の特徴に加えて今回はとにかくよく動いていました。特にBパートのダンスシーンはゆずの見せ場だけあってぐるぐるぐるぐるいつもより多く回っております的な。というか実原氏までアイカツに参加するようになったのか。コマネズミの如く動き回るゆず回には打って付けの起用で、また氏の作画は画面から滲み出る色気がいちいちけしからん。じつにけしからんので今後もローテで入ってほしい。
Aパート冒頭はS4のみなさんのティータイム…優雅にカップを傾ける傍らでスコーンに齧り付くゆずがアイドルがしてはイケナイ顔になってていきなり笑えます。S4で唯一人年下設定のゆずはなるほどこういうポジションなのかと一瞬で理解。めっちゃかわいい。そして相変わらず夜空様の色気が異常(笑。などなど茶を啜りつつ新入生の印象を語るみなさんはいつしかゆめの話題へ。まあ虹ブーストが掛かったとはいえ新入生お披露目ステージであれだけ目立てば否が応でも目に付きますし。特に「面白い子が大好き」を自認するゆずはゆめに興味津々です。
「ゆめちゃんはもしかしたら私と同じかもしれない」
「確かに。キュートでふんわりしている所が似てるかもね」
「…」
するとひめ様が超意味深な一言。第1話ライブにて倒れたゆめへの見舞い、そして第2話での意味深な引きを鑑みると、以来続報がほとんど無いため全く断言はできませんがおそらく例の虹ブーストに関連する話っぽい? ひょっとしたらひめ様は虹ブースト的な何かによって今のポジションに収まっているのかも。夜空様の言葉に無言で微笑むカットも意味深で、さらにその微笑みをじっと見つめるゆずもまた意味深。
「私たちは星」
「アイカツ界を照らす四つの星」
「絶えず、空に煌めく道しるべ」
「S4の輝きは…」
「永遠に!」
ミューズミュージックスタート!(違。的な円陣のキメは星のモチーフがご尤もで、回しセリフの掛け声も学園トップの姿勢が窺えるものでしたが、ポーズのマンマカブリにはちょっと笑ってしまった。まあそれより何より円陣に向かう脚のアップ=絶対領域を見せるためだけに特化されたアングル取り・肉感に感心するやら感動するやら。いい仕事してます。

「有莉ちゃんのドレスメイク講座!」
シーン変わってゆめ&ローラのドレスメイク実践編へ。意気込んでドレスメイクルームへカチ込む二人を迎えたのは「芦田有莉(CV.古賀 葵)」先輩です。第1話の出撃シーンや前回の現場入りシーンを見るとどうやら有莉先輩はひめ様の付き人っぽい。ドレスメイクルームは美組の管轄かと思いきやそうでもないのかな。この有莉先輩がまた妙にノリが良い人(笑)で、説明フリップを自ら下ろしデフォルメキャラにて「ドレスメイクシステム」の説明をつらつらと。こないだローラが言いかけた「グリッター」の説明も入って着々と販促が進んでいきます。「ステージで素敵なパフォーマンスをするともらえる」とはつまり逆も真なり、システム説明後の実践で互いの画面を覗き合ってナニゲに優劣を窺わせたのはそういう事なのでしょう。膨れっ面の負けず嫌いローラかわいい。頑張れ!
「これに決めちゃおうかな」
「けど一度決めたら後戻りできないよ?」
ぴょんぴょん跳ねつつテンション上げ上げでドレスメイクを済ませたゆめはかわいいデザインにけってーい! ってなトコでローラからのブレーキが掛かります。そんなカンタンに決めちゃっていいの? やり直しできないと聞いてビビったゆめはとりあえず寮へお帰り。その帰り道にてデザインを自画自賛して浮かれてた辺り、今のゆめはドレスデザインについてそれほど深く考えていない事が判ります。
ほどなく部屋に戻ったゆめはTVを眺める小春ちゃんの隣へ。まーたここがやたらローアングル&脚強調のアングルばかりでナントモけしからん。そういやここの入室カットで判るように、ゆめの後の廊下にドアが2つ、すなわち四ツ星の寮部屋はスタライ寮のように各室にバストイレ&給湯設備があるようです。ここで始まった「夜空のファッションタイムです」は立て看人形相手のトーク番組…何だかどこかで見たような? 何だっけこれ。というか夜空様ってこんな制作費安そうな番組に出てるのか(笑
「ステージを作り上げる上ではドレスが持つ使命を考える事もあるけれど、みんなにはおしゃれを純粋に楽しんでもらいたいかな」
「ドレスの使命?」
「なるほど! もっといろいろ聞きたい所だけどそろそろ終わりみたい」
「また来週!」
「ちょっ! 待って! まだ全然…ああ終わっちゃった…ドレスの使命って何!?」
肝心の答えを聞けないまま番組が終わってしまって涙目のゆめかわいい。とはいえこれをきっかけにゆめは「ドレスの使命」について考え始める事になります。

一つの事が気になり始めると他の事が手に付かない。ローラとのレッスンも身が入らず気もそぞろ、そんなゆめへビシィ!と気合いを入れ励ますローラはいつの間にか限りなくリード役ですが…ローラ自身のドレスはどうなってんの? とふと思ったり。同様にゆめへ資料を手配して研究の手助けをする小春ちゃんも良い子だけれど、小春ちゃん自身のドレスメイクはどうしたのだろう。夜遅くまで机に齧り付いてるゆめをベッドから見守る絵面はいかにもでしたが、小春ちゃんは今回のテストを受けないのだろうか? 冒頭のテスト告知はクラスで行われていたのだから新入生全員が対象では? つまりどのシーンも「ゆめ一人だけ」悩んでいる=「ゆめ以外が余裕」だから不自然に思えるわけで、確かにゆめが自分自身で答えに辿り着くのは重要かもですが、今回の流れなら全員で協力し合って答えを見つけ出したほうが自然だった気がする。特に小春ちゃんは今回のキーワードである「ドレスの使命」を発信した番組を一緒に見ていたのだから。
これを「歌組新入生限定のテスト」とすれば小春ちゃん問題(笑)は解消されますが、すると今度は課題を「ダンスステージ」に設定する理由が無くなり、ひいてはゆずとの絡みが不自然になってしまう問題が。ムズカシイネ。まあそれ以前に組分けの意義が不明瞭なのでまずその辺から詰めていってほしい。というわけで「四ツ葉学園のシステム」について気にし始めたら他の事が頭に入らない(何とリアル連動


というわけで苦闘の末「最強ドレスノート」を完成させたゆめは気合い全開でドレスメイクに取りかかります。おりゃ~! ここは炎燃えるイメージカットと実際のぽちぽち音のギャップがいい味出しまくり(笑。ところが熱気マシマシで挑んだ割りに出来たドレスは何かが違う、かわいいにはかわいいけれど何かが違う、そして困った事に何が違うのか判らない。つまりいわゆるひとつの煮詰まり状態、考えれば考えるほど深くハマる泥沼であります。根を詰めた研究で判った気になっていただけ、いざドレスメイクをしてみたら何も変わっていなかった。キツい現実を真正面から突き付けられたゆめはさすがに凹んでドレスメイクルームを後に…ってな一部始終を見ている人がいました。


頑張って作った最強ノートを片付けてトボトボ歩くゆめはどこからともなく聞こえてきた歌声にキョロキョロ、そして次の瞬間頭上のゆずに気付き…そんなミニスカで木に登ってるといろいろ危ないよ? いや女同士だからいいのか(笑。木から飛び降りたゆずは第1話のゆめと違って華麗に着地、それはともかく降下中に全く翻らない鉄壁スカートにちょっと笑った。どんな素材やねん。
「全ての生き物にはリズムがあるんだよ」
木の葉のリズムに身を任せて休んでいたゆずはゆめに近づきクンクン嗅いで「アイドルの匂いがする!」もとい「ゆめちゃんのリズム、ひめちゃんに似てる」と…ダンサーだけに生体リズムにビンカンなのかも? それはそうと顔近いよ! いきなり顔を寄せられて「キャッ!」のゆめがかわいいというか正常。何だかS4のみなさんは他の子との距離感(物理的)がちょっとオカシイと思う(笑
「見つけましたよ、ゆず様!」
ってなトコへズンズンとやってきた上着付きの生徒二人。例に倣いこの二人はゆずの付き人なのでしょう。エース相手に一歩も怯まず、むしろ飼い主のテイ(笑)で引きずっていく辺り両者の関係性が窺えますね。名は体を表すと申しましょうか、風の舞組のエースは伊達じゃないって事か。放っておいたらどっか飛んで行っちゃうので凧糸役が必須なのですね(笑
「あっ、あの、私も見学していいですか?」
「もちろん!」
両腕を掴まれドレスのフィッティングに連行されていくゆずへゆめは見学をお願い、すると泣き叫んでいた子がもう笑って快諾。あはは。よほどゆめを気に入っているのだなあ。

「おはようございます!」
舞組の建物に着くと組員がずらっと並んでお出迎え。スターズはモブの作画も安定しているなあ。特に第一声の子はメインを張れそうなかわいさですよ。ここは盛大な出迎えの演出とは判っているものの整列した大根畑にクラクラ。拘りのローアングルが光ってます。隊列の中央を笑顔振りまき歩くゆず、の後ろであわあわしているゆめがいかにも(笑。そりゃ畏れ多いよねえ。
建物に入るとほどなく衣装を着たゆずが登場。指を鳴らして曲が始まり、瞑った目をカッと開き、スイッチが入って踊り始める一連はゆずの本気が伝わってきます。ステップを踏み始める脚のアップの肉感が凄い、続くダンス作画も気合い入ってます。そんなゆずのダンスを見たゆめは一瞬で引き込まれ――



「うーん、ちょっと違うかな」
「こんな感じだといいかも!」
ゆずはちょいと思案の後、スカートに大胆にハサミを入れ、プリーツを纏め、リボンを結び直し、ちょちょいとデザインを直して再びダンスを始めます。すると何ということでしょう! 手直しされたドレスはゆずのダンスをさらに引き立て、目映いばかりの煌めきを放つレベルに達したのです。
「こっちのほうが俄然ゆずのダンスに合ってる!」
「このドレスがあればステージは絶対盛り上がっちゃうぞ!」
ドレスの力に驚くゆめへゆずの答え、それはこれまで考え込んでいたゆめの悩みへの答えでもありました。パッと見のかわいさではなくステージ全体を見据えたデザイン、今回で言えば「ダンスステージ」で自分を最大に輝かせられる=ステージを盛り上げられる事こそが「ドレスの使命」なのですね。このダンスシーンは作画の気合いがさらに倍、若干のキャラデ逸脱やトレスミスは見られたもののこれだけ動かせば仕方ないとも思えます。
「ゆず様ってこんなに面倒見よかったでしたっけ?」
「え~、何の事だか全然…わかんないぞ!(テヘペロ」
答えを見つけたゆめは深々とお礼を告げてドレスメイクルームへゴー! 一方そんなゆめを温かい目で見送るゆずへ付き人からの厳しいツッコミ→ドン引きオチもゆずのキャラ性をよく表していました。ゆず愛されてるなあ(笑


ゆめ渾身の「リボンピンクハートコーデ」にコーデチェンジし、そして始まった新入生テストのステージは新曲「ハートがスキップ」。作詞:辻 純更氏、作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)氏、歌唱はキャラどおり せなさんです。岡部氏久しぶりの登板、弾むようなポップアレンジが楽しい、ゆめらしい元気いっぱいな曲を提供してくれました。せなさんの舌っ足らずな歌唱は「アイカツステップ!」では少々気になりましたがこの曲にはマッチしていたかも。ゆめの初々しさが良く出ていたと思います。
ステージに勢いよく飛び出して元気いっぱいなスタートから頭サビ早々にオーラ発動、ステージオン時のゲージは3割程度なのでオーラ発動の条件がまだよく判りません。また今回ライブはオーラ発動と同時に虹ブースト後の如く全身発光が見られました。この条件もよく判らんのだなあ。単に成長の証? ダンスに目を移すと歌詞に合わせた振り付けはかわいらしく、特にサビ入りからのキラキラステップは見ていて楽しくなります。そして何と言ってもショーパンから伸びる美脚を最大限にアピールするローアングルからのアオリ、これはひらひらミニスカよりけしからんかもしれない(笑。今回はモデル自体も脚の肉付きが良くなった? 揺れ物の動きや表情付け、そしてスタート当初はかなり厳しかったダンスモーションも着実に改善の跡が見えます。
ただ絵面の変化を求めるあまりドローンカメラぐるぐる&細かいカットチェンジの連続は返ってショボく見えてしまうかも。表情アップのタイミングが曲の流れからビミョーに外れているのは狙っているのか本当にハズしているのか、見ていて「何か違う」感に襲われるカットがいくつかありました(これまたリアル連動
「ドレスをステージで生かすのはアイドルの務め!」
「グッチョイスなドレスメイクだったぜ!」
いつものSpAからピッとキメてステージ終了。ほどなく発表されたテスト結果はもちろん合格で、影から見守っていたゆずもニッコリの閉幕でした。そして「べっ、別にあんたのためにやったんじゃないからねっ!」的なテンプレツンデレローラ、何も無いトコでコケるゆめを叱る保護者ローラで締め。そんな二人に重なる綿毛は飛び立ちのイメージでしょうか。この綿毛が地に根を張って花を咲かせるまでまだまだ時間が掛かりそうではありますけれど(笑
そういやローラや小春ちゃんのテストはどうだったんだろ。

次回はついに確変が来る? ていうか何なんだよこれ(笑。これまでチラチラ映っていたネコミミちゃんの本格登場も楽しみ。

アイキャッチはゆず先輩。
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